JP3024212B2 - 電子部品挿入装置 - Google Patents

電子部品挿入装置

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JP3024212B2 JP2328699A JP32869990A JP3024212B2 JP 3024212 B2 JP3024212 B2 JP 3024212B2 JP 2328699 A JP2328699 A JP 2328699A JP 32869990 A JP32869990 A JP 32869990A JP 3024212 B2 JP3024212 B2 JP 3024212B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は線材を所定寸法に切断・成形して所定位置に
挿入する電子部品挿入装置に関するものである。
従来の技術 従来の電子部品挿入装置は、第7図に示すように構成
されていた。即ち、線材41を巻回したリール42と、リー
ル42から供給された線材41直進性を高めるストレーナ43
と、線材41を送り出し方向に対して左右から挟持して互
いに反対方向に回転することによって線材41を所定長さ
ずつ送出する一対のローラ44とを有する供給部45と、線
材41を切断する固定刃46と可動刃47から成る切断部48
と、線材41を受容してその送出方向に対して左右方向の
位置を規制するV溝49を下端に有し成形された線材41を
基板50の所定の穴51に押し込んで挿入するプッシャー52
と、線材41を成形する時にV溝49から線材41が脱落する
のを防止する開閉可能な成形レバー53と線材41を成形す
るとともに線材41の挿入時の案内をする挿入ガイド54と
を有する挿入部55と、挿入された線材41の両端を所定の
長さに切断する基板下固定刃56と基板下可動刃57とを有
する基板下切断部58から構成されていた。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記のような構成では、線材41の送り
方向に対して、切断部48の刃面59と成形レバー53の端面
60の距離sが一定であるため切断され所定の形状に成形
された線材41の折り曲げ長さも一定となる。一方、所定
の形状に成形された線材41を基板50に挿入した状態で基
板下面61から線材41の先端までの長さaは、近年の高密
度回路形成においては隣接する線材と接触しないために
も所定量にしなければならないが、様々な基板厚さtに
対応するためにはそれぞれに最適な折り曲げ長さa+t
が必要である。そのため最初の線材41の切断時にs>a
+tなるようにsに余裕を持たせて切断しておき挿入後
に線材41の両端を基板下面61から所定の長さaに切断し
ていた。このように挿入後に線材41を切断するために基
板下切断部58が必要となり、さらに挿入の度に切り屑62
が生じるために切り屑62を吸引処理する仕掛け(図示せ
ず)等が必要となり装置のコストアップとなる。また線
材41の有効利用という面からみても不要線材の切断があ
るということで無駄があるという問題があった。
本発明は上記従来の問題点に鑑み、基板厚さtが変化
しても挿入後の線材41の先端の切断を不要とし、基板下
切断部58、切り屑62の処理等を廃止することにより、低
コストで信頼性の高い電子部品挿入装置を提供すること
を目的とする。
課題を解決するための手段 本発明は、上記目的を達成するため、挿入する基板の
挿入ピッチ及び基板の厚さに応じて適正な長さの線材を
供給する供給部と、供給された線材を切断する切断部
と、切断された線材を所定の形状に成形し挿入する挿入
部とを有し、挿入する基板の厚さに応じて、前記切断部
と挿入部の距離を設定することを特徴とする。
作用 本発明の上記構成によれば、線材の送り方向に対し
て、切断部と挿入部の距離を可変できるため、基板厚が
変化しても、線材を基板に挿入した状態で基板下面から
線材の先端までの長さを所定量にすることが可能とな
る。そのため、挿入後の線材の先端の切断が不要とな
り、基板下切断部、切り屑処理等を廃止することによ
り、低コストで信頼性の高い電子部品挿入装置を提供す
ることが可能となる。
実施例 以下、本発明の一実施例の電子部品挿入装置を第1図
〜第6図を参照しながら説明する。
第1図〜第4図において、線材1を巻き回したリール
2が回転自在に支持され、このリール2から引き出され
た線材1はストレーナ3にて直進性を高められ、供給部
4にて挿入部5に向けて送出される。
供給部4は、第2図に示すように、線材1をその送出
方向に対して左右方向から挟持するように配設された一
対のローラ6,7から成り、一方のローラ6がパルスモー
タ8にて回転駆動されるとともに、両ローラ6,7が互い
に噛み合っている連動ギア9a,9bにて同期して回転する
ように構成されている。
供給部4から送出された線材1は、挿入部5に向けて
線材1を案内するノズル10に挿通される。このノズル10
は線材1の線径より僅かに大きな内径を有している。
挿入部5は、基板11における線材1の挿入穴12のピッ
チよりその線径だけ小さい幅を有するプッシャー13を備
え、その下端面には線材1を受容可能なV溝14が形成さ
れている。プッシャー13は、基板11から最も遠ざかった
状態で、ノズル10でガイドされて送出されてくる線材1
より所定距離上方に位置するように配設されており、ガ
イド枠15にて上下動可能に支持され、かつ複動型シリン
ダ16にて上下動するように構成されている。
17は、プッシャー13の線材1送出方向の外幅寸法を内
幅に持った挿入ガイドであり、その内側面18をプッシャ
ー13がしゅう動するように構成され、かつプッシャー13
と同じくガイド枠15にて上下動可能に支持されるととも
にシリンダ19にて上下移動するように構成されている。
そして、プッシャー13と同様に基板11から最も遠ざかっ
た状態で、ノズル10でガイドされて送出されてくる線材
1より所定距離上方に位置するように配設されている。
この挿入ガイド17の内側面18には、プッシャー13のV溝
14の中心を通る垂直面上、即ちプッシャー13の移動方向
に沿った平面上に中心が位置するようにV溝20が形成さ
れ、このV溝20内に第5図,第6図に示すように、線材
1を成形して形成された線材1の折り曲げ部1aの受容す
るように構成されている。
21は、プッシャー13と同寸法の幅を有しかつノズル10
にて案内されて供給される線材1を間に挟んでプッシャ
ー13と下側から対向するように配設された成形レバーで
あり、第4図に示すように、線材1の成形後プッシャー
13が基板11に向かって下向きに移動する際に干渉しない
ようにガイド枠15に固定された支点22にて揺動可能に支
持されている。23は、成形レバー21をロッド24を介して
支点22回りに揺動させるシリンダである。
25は線材1を所定長さに切断する切断部で、線材1の
下側にてベース26に固定された固定刃27と、線材1の上
側に配設されベース26にて上下動可能に案内された可動
刃28と、この可動刃28を上下駆動するシリンダ29にて構
成されている。
さらに切断部25は、ベース26に雌ねじ30が切ってあ
り、パルスモータ31にて送りねじ32を回転することによ
りベース26全体が線材1の送出方向に対して前後に移動
可能であり、固定刃27の刃面27aと成形レバー21の端面2
1aの距離sを所定値に設定することができる。また、第
1図において、線材1を挿入する基板11の厚さをt、挿
入後に基板11下にて出ている線材1の所定長さをaとし
た時、線材1の折り曲げ部の所定長さをt+aとする。
次に、動作を説明する。まず、動作の原点状態を説明
すると、切断部25は、s=t+aとなるようにベース26
を位置設定してある。リール2から引き出された線材1
はストレーナ3、ローラ6,7、ノズル10を通過し、その
先端が固定刃27の位置にある。可動刃28は線材1の上方
に位置しており、線材1は固定刃27と可動刃28の隙間を
干渉することなく通過可能である。又、フッシャー13及
び挿入ガイド17は、第1図,第4図に示すように、基板
11から最も離れて位置し、成形レバー21はプッシャー13
の下端面に対向した位置にある。次に、線材1の送出動
作を説明すると、パルスモータ8により線材1の送出方
向に対して左側のローラ6が回転駆動され、連動ギア9
a,9bを介して右側のローラ7も同期して回転し、これら
ローラ6,7間に挟持された線材1が送出される。線材1
の送り量はパルスモータ8に送られるパルス量により制
御されており、成形レバー21の線材1の送出方向の幅を
wとすると、所定量w+s×2だけ送出される。
次に、送出された線材1を成形して基板11の穴12に挿
入する動作を説明する。複動型シリンダ16にてプッシャ
ー13が基板11に向かって移動を開始し、V溝14内に線材
1が受容される。プッシャー13はV溝14内に線材1を受
容したまま移動を続け、成形レバー21と当接した位置で
中間停止をする。それと同時に、シリンダ29により可動
刃28が基板11に向かって移動し、固定刃27との間で線材
1が所定の寸法で切断される。次いで、シリンダ19によ
り挿入ガイド17が基板11にほぼ当接する位置まで移動
し、その間に挿入ガイド17に形成されたV溝20にて線材
1が規制されて成形レバー21との間で成形され、第5図
に示すように折り曲げ部1aを有する線材1が成形され
る。次に、第6図に示すようにシリンダ23にて成形レバ
ー21がプッシャー13に対向する位置から退避した位置に
揺動し、続いて複動型シリンダ16にて再度プッシャー13
が基板11に当接する位置まで移動し、線材1の折り曲げ
部1aが基板11の挿入穴12に挿入される。最後にプッシャ
ー13、挿入ガイド17、成形レバー21、可動刃28がそれぞ
れの原点状態に復帰する。
以上のサイクルを繰り返すことにより線材1を成形し
て基板11の挿入穴12に連続して挿入することができる。
また、基板11厚さtがt′に変化した際には、パルス
モータ31にて送りねじ30を回転することにより切断部25
のベース26全体を線材1の送出方向に対してs=t′+
aとなるように前後に移動させ、さらに供給部4による
線材1の送出量を所定量w+s×2に設定することによ
り基板厚さt′に最適な条件を満たすことが可能とな
る。
発明の効果 本発明によれば、線材を任意の長さだけ供給する供給
部と、供給された線材を切断する切断部と、切断された
線材を所定の形状に成形し挿入する挿入部とを有し、線
材の送り方向に対して、前記切断部と挿入部の距離を可
変できるため、基板厚さが変化しても挿入後の線の先端
の切断を不要とし、基板下切断部、切り屑処理等を廃止
することにより、低コストで信頼性の高い電子部品挿入
装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における電子部品挿入装置の
縦断正面図、第2図は第1図のII−II線断面図、第3図
は第1図のIII−III矢視図、第4図は第1図の右側面
図、第5図(a),(b)は線材の成形時の状態を示す
縦断正面図と縦断側面図、第6図(a),(b)は線材
の挿入時の状態を示す縦断正面図と縦断側面図、第7図
は従来例の電子部品挿入装置の縦断正面図である。 1……線材、4……供給部、5……挿入部、25……切断
部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−151100(JP,A) 特開 昭53−32383(JP,A) 特開 昭60−104620(JP,A) 特開 昭59−172300(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05K 13/04 H05K 13/06 B23P 21/00 305

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】挿入する基板の挿入ピッチ及び基板の厚さ
    に応じて適正な長さの線材を供給する供給部と、供給さ
    れた線材を切断する切断部と、切断された線材を所定の
    形状に成形し挿入する挿入部とを有し、挿入する基板の
    厚さに応じて、前記切断部と挿入部の距離を設定するこ
    とを特徴とした電子部品挿入装置。
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