JP3024166B2 - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JP3024166B2
JP3024166B2 JP2136629A JP13662990A JP3024166B2 JP 3024166 B2 JP3024166 B2 JP 3024166B2 JP 2136629 A JP2136629 A JP 2136629A JP 13662990 A JP13662990 A JP 13662990A JP 3024166 B2 JP3024166 B2 JP 3024166B2
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、撮像装置、例えばカメラ一体型VTRに関
する。
[発明の概要] この発明は、撮像装置本体を把持するグリップと、該
撮像装置本体の湾曲した面にカメラ部を操作する釦を配
置した撮像装置において、 上記撮像装置本体の湾曲した面に開口部を形成し、こ
の開口部に操作釦を突設した基台を取付け、この基台の
上下端面に形成した一対の第1の内溝と、該内溝と平行
に該内溝より離れた位置に配置された第2の溝と、上記
撮像装置本体の湾曲した面に沿うように湾曲する板状に
形成されたカバーと、該カバーの後方内面に配置された
L字状の一対の第1の突起と、該カバーの内面に配置さ
れたT字状の第2の突起とを有し、上記第2の溝に第2
の突起を、上記カバーのスライド方向に挿入係合し、一
対の第1の内溝に一対の第1の突起を挿入係合し、上記
撮像装置本体に沿って上記カバーをスライド自在に設
け、このカバーにより上記開口部を開閉させて上記操作
釦を隠蔽、露出自在にしたことにより、 上記操作釦を操作し易くすることができると共に、上
記カバーの一対の第1の突起が基台の第1の内溝に係合
され、第2の突起が第2の溝に係合されて外部から見え
ないので、カバー開、閉状態のいずれの状態でも操作釦
の回りに凹凸ができることがなく、撮像装置本体の美的
外観をより向上させることができるようにしたものであ
る。
[従来の技術] 例えば、8ミリのカメラ一体型VTRが知られている。
これを、第16,17図によって具体的に説明すると、100は
カメラ一体型VTRであり、そのVTR本体101の右側が該VTR
本体101を保持するグリップ部102になっていると共に、
その反対側が図示しない周知のカセットホルダー,テー
プローディング機構,回転ヘッドドラム等から成るVTR
デッキ部103になっている。また、このVTR本体101の前
部101aの前面にはカメラ・レンズ部104及びマイクロフ
ォン105を配設してあると共に、VTR本体101のグリップ
部102側の上部から後方にかけてビューファインダー106
を配設してある。
上記ビューファインダー106は、上下一対のケースか
ら成るビューファインダー本体107と、このビューファ
インダー本体107内に収納されている図示しないCRT(陰
極線管)と、視度調整手段108,アイキャップ109等を有
した接眼鏡筒体110等で大略構成されている。
さらに、第17図に示すように、上記VTR本体101のグリ
ップ部102の背面102aの親指が当たる位置にはスタート
/ストップ型のプッシュ式の録画釦111を配設してあ
る。この録画釦111は、上記グリップ部102の背面102aに
形成された縦長の凹部102bの上下方向にスライドするス
ライド釦(操作釦)112のスライドにより見え隠れする
ようになっており、このスライド釦112で上記録画釦111
を覆うことにより不要な録画撮りを防止できるようにな
っている。尚、第17図中符号113は上記グリップ部102の
側面に設けられたグリップベルトである。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来の上記カメラ一体型VTR100では、
VTR本体101のグリップ部102と反対側にVTRデッキ部103
を設け、グリップ部102側には録画釦111の外には何も設
けられておらず、各種の操作釦類は、VTR本体101の前方
に段差を有して突出した前部101aの上面やVTRデッキ部1
03側の側面等に多数設けられているので、上記各種操作
釦類の操作がしずらかった。
また、上記操作釦の誤操作を防止する等の目的で、操
作釦をカバーで隠蔽,露出自在にしたものがあるが、カ
バーの上下縁部をVTR本体に突設したL字形の一対のフ
ック部に係合させて該カバーをスライド自在にしたもの
等であるので、カバーを開いて操作釦を露出させた場合
に上記一対のフック部がVTR本体より出っ張ってしまい
美観が損なわれた。
そこで、この発明は、操作釦の操作性及び撮像装置本
体の美的外観をより向上させることができる撮像装置を
提供するものである。
[課題を解決するための手段] 撮像装置本体を把持するグリップと、該撮像装置本体
の湾曲した面にカメラ部を操作する釦を配置した撮像装
置において、上記撮像装置本体の湾曲した面に開口部を
形成し、この開口部に操作釦を突設した基台を取付け、
この基台の上下端面に形成した一対の第1の内溝と、該
内溝と平行に該内溝より離れた位置に配置された第2の
溝と、上記撮像装置本体の湾曲した面に沿うように湾曲
する板状に形成されたカバーと、該カバーの後方内面に
配置されたL字状の一対の第1の突起と、該カバーの内
面に配置されたT字状の第2の突起とを有し、上記第2
の溝に第2の突起を、上記カバーのスライド方向に挿入
係合し、一対の第1の内溝に一対の第1の突起を挿入係
合し、上記撮像装置本体に沿って上記カバーをスライド
自在に設け、このカバーにより上記開口部を開閉させて
上記操作釦を隠蔽、露出自在にしてある。
[作用] カバーの一対の第1の突起は基台の第1の内溝に係合
され、第2の突起は第2の溝に係合されて外部に突出す
ることがないので、カバーの開,閉状態のいずれの状態
でも操作釦の回りに凹凸ができることがなく、美観がよ
く、操作釦の操作性が良い。
[実施例] 以下、この発明の一実施例を図面と共に詳述する。
第1〜6図において、1は8ミリのカメラ一体型VTR
であり、そのVTR本体2は略直方体に形成してある。こ
のVTR本体2の右側面側が該VTR本体2を保持するグリッ
プ部3になっていると共に、このグリップ部3の反対側
の左側面(他側部)4の略中央部4aが半円筒状に横にな
って突出成形形成してある。そして、上記グリップ部3
の下部から上部にVTRデッキ部5を配設してある。ま
た、上記左側面4の略中央部4a内にカメラ・レンズ部6
を内蔵し、このカメラ・レンズ部6のズームレンズ7を
有したレンズ鏡筒部8の前部を前方に突出してあると共
に、この左側面4上部の前側から後方にかけて録画中の
画像を確認するビューファイダー9を配設してある。
上記グリップ部3の上部、即ち上記VTRデッキ部5の
上部には、テープカセット10を出し入れする開口部11を
設けてある。この開口部11は、断面略L字型の蓋体12に
より開閉自在になっている。詳述すると、上記蓋体12
は、VTR本体2の上面2aより内側の所定位置に所定距離
隔てて配置された棒状の一対のピン13,13、及び上記開
口部11の前側に配置されたリンク14を介して約90°の範
囲で上方に手動で回動するようになっている。また、上
記蓋体12はロック機構15により開口部11を閉じた状態を
保持できるようになっている。このロック機構15は、蓋
体12の側面12aに形成された矩形の孔12bから操作部16a
を外側に突出させ、蓋体12の内面側に設けられた一対の
ガイド17a,17bを介して該内面に沿ってスライドするロ
ック釦16と、このロック釦16の先端係止部16bがVTR本体
2の開口部11の前側に形成された係合部2bに常時係止す
るように付勢するコイルバネ18とで構成されている。そ
して、第10図に示すように、ロック釦16の操作部16aを
コイルバネ18の付勢力に抗して同図中矢印の方向に押す
ことにより、該ロック釦16の先端係止部16bがVTR本体2
の係合部2bから離れることにより蓋体12のロック状態が
解除されるようになっている。また、ロック釦16の先端
係止部16bは少しテーパ面に成っているので、蓋体12の
上面12cを上から少し強く押すことにより、コイルバネ1
8により上記矢印と反対側に付勢されているロック釦16
が少し矢印の方向に移動してロック釦16の先端係止部16
bがVTR本体2の係合部2bに係合後戻ることにより蓋体12
の閉状態をロックするようになっている。
また、蓋体12の上面12cには、カメラ・レンズ部6の
ズームレンズ7を有したレンズ鏡筒部8を前後方向に移
動させるズーム操作釦20を配設してある。このズーム操
作釦20は上面が略V字形に傾斜した一対の操作面20a,20
bになっており、蓋体12の裏板19に突出された略M字型
の一対の支持板21,21間に架け渡された棒状の軸22によ
り所謂シーソーのように回動自在になっている。そし
て、このズーム操作釦20の一対の操作面20a,20bのいず
れか一方を押すことにより、各操作面20a,20bの裏面に
形成された突起20c,20dが上記裏板19に突設されたプシ
ュ式のズームアップ用及びズームダウン用の一対のスイ
ッチ23,24を押して上記各スイッチ23,24をオン/オフす
るようになっている。この場合、上記ズーム操作釦20の
一方の操作面20aが押されると、ズームアップ用のスイ
ッチ23を介して前記カメラ・レンズ部6のレンズ鏡筒部
8が前方に出てズームアップされるようになっている。
また、他方の操作面20bが押されると、ズームダウン用
のスイッチ24を介して上記カメラ・レンズ部6のレンズ
鏡筒部8がへこみズームダウンされるようになってい
る。
而して、前記VTRデッキ部5は、前記グリップ部3内
に配されたシャーシ30の一対のリール台31,31に前記テ
ープカセット10を保持して装着させるカセットホルダー
32と、図示しないテープローディング機構と、上記シャ
ーシ30に回転自在に支持された回転ヘッドドラム33等と
で大略構成されている。上記カセットホルダー32にはグ
リップ部3の側板を兼ねる矩形のカセット蓋34が取付け
られており、このカセット蓋34に設けられた透明窓35よ
り上記一方のリール台31が見えるようになっている。ま
た、これらカセットホルダー32及びカセット蓋34は、前
記VTR本体2の開口部11の一端寄りに配設され、上記蓋
体12が閉じられたときに外部より見えないカセット取出
し釦(イジェクト釦)36により駆動する図示しない駆動
機構を介して、第4図中1点鎖線,2点鎖線で示すように
上方に移動した後に外側に回動、或は外側に平行移動す
るように構成されており、テープカセット10を出し入れ
し易くなっている。
さらに、前記グリップ部3の背面3aの親指が当たる位
置には、スタート/ストップのプッシュ式の録画釦40を
配設してある。この録画釦40は、上記グリップ部3の背
面3aに一体成形された円筒状の凹部41に回動自在に支持
された操作レバー42によりロック/アンロック自在にな
っている。詳述すると、上記録画釦40は樹脂製であり、
円柱状に形成された操作部40aと、この操作部40aから下
方に一体に延びた軸部40bと、該操作部40aから下方に一
体に延びた一対の爪部40c,40cとを有している。上記凹
部41の底部41aの中央には円形の中央孔41bを形成してあ
ると共に、この中央孔41bの回りには大,小各一対の係
合孔41c,41c,41d,41dを90°隔ててそれぞれ形成してあ
る。また、上記操作レバー42は樹脂製により略環筒状に
形成してあり、その胴部42aの一部外側には操作部42bを
突出一体成形してあると共に、胴部42aの下面の下方に
は、上記録画釦40の軸部40bを挿入させる円筒状の軸部4
2cを一体突出成形してある。また、胴部42aの底部の軸
部42cの回りには上記録画釦40の一対の爪部40c,40cが挿
入,係止される一対の挿入係止孔42d,42dを形成してあ
る。そして、この録画釦40は、圧縮コイルバネ43を介し
て上記操作レバー42の胴部42a内で上方付勢されてその
一対の爪部40c,40cの先端鈎部が上記胴部42aの底部下面
に係止するまでの間を上下方向に移動自在になってい
る。また、操作レバー42の胴部42aの底面には一対のピ
ン部42e,42eを突出形成してある。この一対のピン部42
e,42eには、リング状の板バネ44の一対の孔44a,44aが嵌
合するようになっている。これら上記録画釦40と、操作
レバー42と、圧縮コイルバネ43と、板バネ44とでスター
ト/ストップ型の録画スイッチ機構45が大略構成されて
いる。
上記録画釦40,操作レバー42、圧縮コイルバネ43及び
板バネ44は組立てられ、操作レバー42の軸部42cが上記
凹部41の中央孔41bに挿入されるが、この際に軸部42cの
下部に突出一体成形された抜け止め用片42fが、上記凹
部41の下方に取付られた図示しないつまみホルダに係止
されることにより抜け止め自在になっている。そして、
上記板バネ44に逆V字状に形成された一対の係止部44b,
44bが上記凹部41の一対の小係合孔41d,41dに係止された
状態が録画釦40のロック状態であり(第11図中、操作レ
バー42に塗布された黒点aとグリップ部3の背面3aに塗
布された黒点bとが一致している時が録画釦40がロック
状態にある)、この状態から第11図に示すように操作レ
バー42を矢印の方向に回転させると、録画釦40がアンロ
ックの状態(操作レバー42に塗布された黒点aが背面3a
に塗布された黒点cと一致している時が録画釦40がアン
ロックの状態)となり、録画釦40の一対の爪部40c,40c
が凹部41の一対の大係合孔41c,41c内に入って録画釦40
の軸部40dが下方に移動できる状態となる。この状態が
録画のスタンバイ状態であり、この状態から録画釦40を
圧縮コイルバネ43の付勢力に抗して下方に押すと、その
軸部40bが図示しないプッシュ式のスタート/ストップ
タイプの録画スイッチをオン/オフすることにより録画
/録画停止されるようになっている。なお、この録画ス
イッチはワンプッシュで録画開始の指示を出すスタート
スイッチとして機能し、ツープッシュで録画停止の指示
を出すストップスイッチとして機能するスタート/スト
ップ型のものである。また、録画撮り不要な場合は第11
図に示す実線の状態に操作レバー42をしておくと、録画
釦40の一対の爪部40c,40cが凹部41の底部41aに当たり録
画釦40が下降して上記録画スイッチをオン/オフできな
いようになっている。さらに、前記グリップ部3の側面
の下部に一体形成された一対の係止部3b,3cにグリップ
ベルト46を架け渡してある。また、このグリップベルト
46には、前記カメラ・レンズ部6のレンズ鏡筒部8のズ
ームレンズ7を覆うレンズキャップ47を取付けてある。
また、前記電子ビューファインダー9は、VTR本体2
の左側面4の上部側に形成された段差部4bにおいて傾倒
(水平)状態から起立(垂直)状態と約90°回動するよ
う配設されている。詳述すると、この電子ビューファイ
ンダー9は、上下一対のキャビネット50a,50bから成る
円筒状のビューファインダー本体50と、このビューファ
インダー本体50内に収納され、その先端部50c側の前面
に形成された矩形の孔50dより管面が露出するCRT(陰極
線管)51と、上記ビューファインダー本体50の先端部50
cに対して進退動自在に配設された接眼鏡筒部60とで大
略構成されている。
上記ビューファインダー本体50は、その基部側面に突
出形成された軸部52を上記VTR本体2の左側面4に形成
された嵌合部4cに約90°の範囲で回動するように所定手
段を介して嵌合されている。また、ビューファインダー
本体50の下キャビネット50bの下部には凹部50eを形成し
てある。この凹部50eに対応する上記VTR本体2の段差部
4bの上面には略凸状の係止ピン4eが突設してある。そし
て、電子ビューファインダー9が傾倒状態の時に上記ビ
ューファインダー本体50の凹状の係部50eに上記段差部4
bに突設した略凸状の係止ピン4eが係合することによ
り、電子ビューファインダー9が外側に動かないように
なって傾倒状態が保持されるようになっている。また、
前記録画釦40の他に、第3図に示すように、上記VTR本
体2の左側面4の段差部4bの上面の電子ビューファイン
ダー9の傾倒状態時にビューファインダー本体50で隠れ
る部位には、スタート/ストップ型のプッシュ式の録画
釦55を配設してある。この録画釦55を下方に押すと、該
録画釦55が取付けられた樹脂製の取付板53の弾性付勢力
に抗して該取付板53の軸部53aがプッシュ式の録画スイ
ッチ59をオン/オフして録画開始/録画停止されるよう
になっている。即ち、この録画スイッチ59はワンプッシ
ュで録画開始の指示を出すスタートスイッチとして機能
し、ツープッシュで録画停止の指示を出すストップスイ
ッチとして機能するスタート/ストップ型のものであ
る。尚、上記取付板53は略中央部4aの内壁所定位置に溶
着等の手段により固定してある。また、第3図中符号56
はエデットスイッチ、57は日付釦、58は時刻送り釦であ
る。
前記接眼鏡筒部60は、第12図に示すように、ビューフ
ァインダー本体50の先端部50cの外周面に摺動自在に設
けられ、大径部61aに等間隔毎に4箇所形成されたL字
型のリード孔61bに上記先端部50cの外周面に突出した4
本のピン部54を挿入させた円筒状のファインダーホルダ
ー61と、このファインダーホルダー61の大径部61aに形
成された一対の鍔部61cの係止部61dに係止される一対の
孔部62a,62aを有し、上記ファインダーホルダー61を覆
う円筒状のファインダーカバー62と、上記ファインダー
ホルダー61の小径部61e内に回転自在に嵌合され、内部
にレンズ63を嵌合したレンズホルダー64と、上記ファイ
ンダーホルダー61の小径部61eの外周面に回転自在に嵌
合され、該小径部61eに形成された一対のT字状の切欠
部61fよりレンズホルダー64の外周面に斜めに一対形成
されたリード溝64a,64aに係止される一対のピン部65a,6
5aを内周面に突出させた視度調整リング(視度調整手
段)65と、上記ファインダーホルダー61の小径部61eの
外周面の先端に突出した一対の係止部61g,61gに係止さ
れる一対の係合孔66a,66aを有したアイキャップホルダ
ー66と、このアイキャップホルダー66に嵌合されるゴム
製のアイキャップ67とで構成されている。
上記ファインダーホルダー61は、ビューファインダー
本体50に対して退動(縮む)し終わった状態を各リード
孔61に形成された第1の突起部61b′がビューファイン
ダー本体50の各ピン54を係止することにより維持できる
ようになっていると共に、ビューファインダー本体50に
対して進動(伸びる)し終わった状態を各リード孔61に
形成された第2の突起部61b″がビューファインダー本
体50の各ピン54を係止することにより維持できるように
なっている。
また、上記レンズホルダー64の外周面には軸方向に延
びる一対のスラスト溝64b,64bを形成してあり、この各
スラスト溝64aが前記ファインダーホルダー61の小径部6
1eの内周面にスラスト方向に延びるように突出された一
対のスラスト突起61h,61hに係合されている。これによ
り、視度調節リング65を時計方向,反時計方向に回動さ
せると、レンズホルダー64がファインダーホルダー61に
対して前後方向に移動することにより、レンズ63のCRT5
1に対する焦点が合うようになっている。
また、前記VTR本体2の前面上部にはマイクロフォン7
0を取付けてあると共に、グリップ部3の前部には映像
入出力端子71及び音声入出力端子72を取付けてある。ま
た、VTR本体2の上面2aの中央にはVTR系各種操作釦類73
を取付けてあると共に、左側面4の半円筒状に湾曲して
突出した略中央部4aにはカメラ・レンズ系各種操作釦類
74を取付けてある。さらに、VTR本体2のR本体2の背
面にはバッテリー75を取付けてある。尚、第3図中符号
76はバッテリーロック解除釦であり、第6図中符号77は
VTR本体2の底面2cの中央に設けられた三脚取付用ネジ
穴である。
上記VTR本体2の左側面4の合成樹脂製の上記略中央
部4aに設けられた上記カメラ・レンズ系各種操作釦類74
のうち、該略中央部4aの後部に形成された略矩形の開口
部4fに嵌合した合成樹脂製の基台80に突設されたホワイ
トバランス操作釦81,シャッタースピード操作釦82,逆光
補正操作釦83,フォーカス操作釦84は、該略中央部4aに
スライド自在に設けられたカバー90により隠蔽,露出自
在になっている(各操作釦81〜84のカバー90による隠蔽
状態はカバー90が開口部4fを閉じた状態であり、各操作
釦81〜84の露出状態はカバー90が開口部4fを開いた状態
である。)。詳述すると、このカバー90は、合成樹脂に
より上記略中央部4aに沿うように湾曲した板状に形成し
てある。このカバー90の内面の中央には上記略中央部4a
のセンターに水平状に一体成形された断面逆T字凹状の
ガイド溝4gに嵌合するセンター突起91を一体突出成形し
てあると共に、内面の後方の上下縁部には上記基台80の
上,下端面中央に形成された凹状のガイド内溝80a,80a
にそれぞれ嵌合するL字状の一対の突起92,92をそれぞ
れ一体突出成形してある。上記センター突起91の先端部
91aはT字状に突出成形してあり、第15図に示すよう
に、上記ガイド溝4gの大径部4g′より挿入されてその小
径部4g″で係止され、かつ、該ガイド溝4g内に所定距離
隔てて取付けられた凸状の一対のバネ部4h,4hにロック
されて上記カバー90の開,閉状態を保持できるようにし
てある。また、上記一対の突起92,92は上記開口部4fの
上,下縁面と基台80の上,下端面間で形成される隙間よ
り挿入されて、上記一対のガイド内溝80a,80aにスライ
ド自在に係合され、さらに、上記一対の突起92,92の各
先端部92aは山状に突出一体成形してあり、上記一対の
ガイド内溝80a,80aに取付けられた凸状の各バネ部80bに
ロックされてカバー90の閉状態を保持できるようにして
ある。尚、上記基台80の上,下縁部80c,80cは上記略中
央部4aの内壁に溶着等の手段により固定してある。ま
た、カバー90の閉状態時にその一対の突起92,92は、開
口部4fより延びた一対の切欠4j,4j側に位置している。
さらに、第3図中符号4iは中央部4aにコ字形に突出一体
成形された突起部である。さらにまた、符号85,86,87は
カメラ・レンズ系各種操作釦類74の一部を構成する記憶
操作釦,色/モード操作釦,スーパインボーズ入/切操
作釦である。
以上実施例のカメラ一体型VTR1によれば、VTR本体2
のグリップ部3側にVTRデッキ部5を配設する一方、上
記VTR本体2のグリップ部3の反対側の前部にカメラ・
レンズ部6を配設すると共にその上部から後部にビュー
ファインダー9を配設したので、上記VTRデッキ部5,カ
メラ・レンズ部6,ビューファインダー9をよりコンパク
トにまとめることができると共に、従来のものに比較し
て全長を大幅に短くすることができる。従って、カメラ
一体型VTR1全体の小型化を大幅に図ることができる。
特に、上記ビューファインダー9の接眼鏡筒部60をビ
ューファインダー本体50に対して進退動自在に設け、不
使用時等には、第2図に示すようにアイキャップ67をVT
R本体2のバッテリー75側の近くまで縮めることがで
き、セット全体の寸法を従来のものより一層小さくする
ことができ、容易に持ち運びすることができる。
また、ローアングル撮影時には、ビューファインダー
9を垂直状態に起立させ、アイキャップ9より目を遠ざ
けても、接眼鏡筒部60をビューファインダー本体50に対
して少し進退動させるだけで、CRT51の視度調整を容易
に行うことができ、画角合わせを簡単に行うことができ
る。この場合、傾倒時のビューファインダー本体50で隠
れる部位である段差部4bにも録画釦55が設けられている
ので、ビューファインダー9を起立させると、グリップ
部3の背面3aの録画釦40よりも上記録画釦55の方が目に
入り易くて押し易く、簡単に録画することができて使い
勝手が良い。
また、VTR本体2のグリップ部3の反対の面である左
側面4に、各種操作釦類73,74を配置するに十分なスペ
ースを取ることができるので、各種操作釦類73,74の配
置,大きさの自由度を高くすることができ、操作のし易
い場所に配設することができる。特に、この操作釦類74
のうち、上記左側面4の略中央部4aに設けられた各操作
釦81〜84はカバー90で隠蔽,露出されるので、各操作釦
81〜84が不使用な場合にはカバー90を閉じることによ
り、各操作釦81〜84の誤操作を確実に防止することがで
きる。また、カバー90を閉じておくことにより、各操作
釦81〜84への塵,埃等の付着を防止することができる。
このカバー90の内面の中央には、上記略中央部4aのセン
ターに形成されたガイド溝4gに係合されるセンター突起
91を突設してあるので、カバー90は略中央部4aに沿って
スムーズにスライドされる。また、カバー90の一対の突
起92,92は、基台80の上,下端面のガイド内溝80a,80aに
係合されて外部に出っ張って露出することがないので、
カバー90を開閉したときの各操作釦81〜84の回りの美観
を良くすることができ、VTR本体2の左側面4の美的外
観をより向上させることができる。
また、グリップ部3の上面にズーム操作釦20を設けた
ので、操作性をより向上させることができ、使い勝手を
非常に良くすることができる。
さらに、第5図に示すように、録画時に録画釦40のロ
ックを解除する操作レバー42の操作部42bがスタンバイ
位置に来たときに、使用者の親指の位置に来るので、こ
の操作部42bを指休めとして使用でき、使い勝手が良
い。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、撮像装置本体の湾
曲した面に開口部を形成し、この開口部に操作釦を突設
した基台を取付け、この基台の上下端面に形成した一対
の第1の内溝と、該内溝と平行に該内溝より離れた位置
に配置された第2の溝と、上記撮像装置本体の湾曲した
面に沿うように湾曲する板状に形成されたカバーと、該
カバーの後方内面に配置されたL字状の一対の第1の突
起と、該カバーの内面に配置されたT字状の第2の突起
とを有し、上記第2の溝に第2の突起を、上記カバーの
スライド方向に挿入係合し、一対の第1の内溝に一対の
第1の突起を挿入係合し、上記撮像装置本体に沿って上
記カバーをスライド自在に設け、このカバーにより上記
開口部を開閉させて上記操作釦を隠蔽、露出自在にした
ので、上記操作釦の操作性をより向上させることができ
ると共に、上記カバーの一対の第1の突起が基台の第1
の内溝に係合され、第2の突起が第2の溝に係合されて
外部から見えず、カバーの開、閉状態のいずれの状態に
おいても操作釦の回りに不要な出っ張りが生ずることが
なく、上記撮像装置本体の美的外観をより一段とよくす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示すカメラ一体型VTRの
平面図、第2図は同右側面図、第3図は左側面図、第4
図は同正面図、第5図は同背面図、第6図は同底面図、
第7図は蓋体の正面図、第8図は蓋体の要部を一部断面
で示す側面図、第9図は蓋体を正面図、第10図は蓋体の
ロック機構の断面図、第11図は録画スイッチ構造の分解
斜視図、第12図はビューファインダーの要部分解斜視
図、第13図は接眼鏡筒部を一部断面で示す側面図、第14
図はグリップベルト及びホルダー及びレンズキャップの
取付状態を示す説明図、第15図は要部の分解斜視図、第
16図は従来のカメラ一体型VTRの斜視図、第17図は同背
面図である。 1…カメラ一体型VTR、2…VTR本体、3…グリップ部、
4f…開口部、80…基台、80a…内溝、81〜84…操作釦、9
0…カバー、92…突起。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/225 F G11B 15/10 G11B 33/02 301 X

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撮像装置本体を把持するグリップと、該撮
    像装置本体の湾曲した面にカメラ部を操作する釦を配置
    した撮像装置において、 上記撮像装置本体の湾曲した面に開口部を形成し、この
    開口部に操作釦を突設した基台を取付け、この基台の上
    下端面に形成した一対の第1の内溝と、該内溝と平行に
    該内溝より離れた位置に配置された第2の溝と、上記撮
    像装置本体の湾曲した面に沿うように湾曲する板状に形
    成されたカバーと、該カバーの後方内面に配置されたL
    字状の一対の第1の突起と、該カバーの内面に配置され
    たT字状の第2の突起とを有し、上記第2の溝に第2の
    突起を、上記カバーのスライド方向に挿入係合し、一対
    の第1の内溝に一対の第1の突起を挿入係合し、上記撮
    像装置本体に沿って上記カバーをスライド自在に設け、
    このカバーにより上記開口部を開閉させて上記操作釦を
    隠蔽、露出自在にしたことを特徴とする撮像装置。
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