JP3024015B2 - 製品積載装置 - Google Patents

製品積載装置

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JP3024015B2
JP3024015B2 JP3235912A JP23591291A JP3024015B2 JP 3024015 B2 JP3024015 B2 JP 3024015B2 JP 3235912 A JP3235912 A JP 3235912A JP 23591291 A JP23591291 A JP 23591291A JP 3024015 B2 JP3024015 B2 JP 3024015B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばベンディング
・ロボットで加工された製品を袋体等の膨縮部材を使用
して製品載置板を上下動する構成の装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の技術では、ベンディング
・ロボットで折曲げられた製品をバキュームアームに取
付けられたバキュームパッドによって吸着し、回転ヒン
ジを介して直接製品収納箱に集積していた、また、例え
ば蝶番などのように小物のように積載不可能の場合は、
アームに取付けられた回転自在のトレーに載せ、トレー
を製品収納箱の底下方にもってゆき落していた。
【0003】また、バキュームパッドで吸着した製品を
製品積載板に載せ、流体圧シリンダ装置を使用し、次々
と積載されてきた製品によって製品積載板を下降させ、
製品収納箱に積載する等が行なわれていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の技
術では、ベンディング・ロボットのローディング・アン
ローディング方式では、積載できる製品は特定形状のも
のしか扱かえなかった。
【0005】また、積載不可能の製品の場合は、どれだ
けアームを下にさげればよいか不明である。また、アー
ムを下げる量の検出方法は、とても複雑であり、高価な
ものとなる。
【0006】また、流体圧シリンダ装置を使用した場合
は、高価な設備が必要となり、製品収納箱の特注になっ
てしまうので、そのまま、出荷ができないなどの課題が
あった。
【0007】この発明の目的は、安価で、しかも搬送し
易いようにした製品積載装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述のごとき問題に鑑み
て、本発明は、上方を開放した箱形状の容器内に製品を
載置する製品載置板を上下動自在に備えた構成の製品積
載装置において、前記製品載置板と容器の底部との間
に、上記製品載置板を上下動するために空気圧で膨張さ
れる袋体を介在して設け、かつ前記製品載置板が最下降
した後に当該製品載置板と容器の底部との間に空間を形
成するための複数の足を前記製品載置板に設けると共
に、製品載置板が前記底部に下降したことを検出するセ
ンサを設け、かつ前記袋体を抜き取り可能に構成したも
のである。
【0009】
【実施例】以下、本発明を実施した一実施例を図面に基
づいて詳細に説明する。
【0010】まず、図5に示すように、紙面最右端のベ
ンディング・ロボット1によって折曲げ加工された製品
Gは、ベルトコンベア3によって搬送され、ひとまず製
品テーブル5上に載置される。
【0011】製品テーブル5に載置された製品Gは製品
搬送装置7によって容器9に移しかえられ、ここから次
工程へ運び出される。
【0012】製品搬送装置7は中央に直立した柱材11
と、柱材11の上部に取付けられた回転ヒンジ13に固
定された片持状の梁材15とによって構体17が構成さ
れている。
【0013】製品テーブル5の真上の梁材15にエアー
シリンダ装置19が取付けられている。このエアーシリ
ンダ装置19のピストンロッド21の下端には、バキュ
ームアーム23が固定されており、バキュームアーム2
3には複数のバキュームパッド25が取付けられてい
る。
【0014】また、前記柱材11の中心を介し製品テー
ブル5と対称位置に容器9が設置されており、柱材11
の回転ヒンジ13によって梁材15を水平に180°回
転させたとき、エアーシリンダ装置19が容器9の真上
に来るように配置されている。
【0015】容器9は図1に示すように、上方が開放さ
れた例えば立方体状の箱形を構成しており、この容器9
内に流体としての例えば空気で膨張させた、例えば、軟
質ゴムなどで作られた複数個の膨縮部材としての袋体2
7を挿入し、その袋体27の上に製品載置板29を直接
載置する。
【0016】製品載置板29は平板状で容器9の内壁に
接する広さをなしている。また、製品載置板29の各隅
には、前記袋体27を抜き取り易くするために、前記製
品載置板29と容器9の底部との間に空間を形成するた
めの複数の短い足31が付設されている。
【0017】前記袋体27にはゴムパイプ33の一端が
接続されており、このゴムパイプ33は容器9の外部に
導かれている。また、容器9の底部には適当な高さの複
数本の脚35が付設されており、容器9を搬出する際に
脚35間のすきま37に、例えば、スタッカクレーンの
つめ(いずれも図示省略)を挾み、容器9を持上げ、搬
出するものである。
【0018】容器9の上縁付近には例えばブラケットな
どで容器9の上面を投光する複数の光電センサなどのセ
ンサ39が配設され、製品Gの積載高さがこのセンサ3
9によって検知される。このセンサ39は信号によって
制御装置41に連結され、制御装置41はバルブ43に
連結されている。
【0019】このバルブ43には前記ゴムパイプ33の
他端が接続されており、バルブ43はエアー源45と放
出口47に繋がっている。また、容器9の底部付近に製
品載置板29が下までさがったことを検知する光電セン
サなどのセンサ49が付設されている。
【0020】以上の構成により、この製品載置装置は下
記のように作用される。
【0021】図1および図2に示すように、まず、バル
ブ43を開いてエアー源45よりエアーをゴムパイプ3
3を経て各袋体27内に送りこみ、袋体27を膨張させ
る。
【0022】次に袋体27の上に製品載置板29を載せ
る。
【0023】図3に示すように、ベンディング・ロボッ
ト1で曲げ加工された製品Gを製品載置板29の上に順
次積載してゆく。
【0024】製品Gが容器9上縁上の所定位置に達した
とき、センサ39が作動して、その積載高さを検知す
る。そうすると、バルブ43が開いて袋体27内からエ
アーが少し抜かれて放出口47から放出される。
【0025】製品Gは更に積載され、センサ39が検知
するごとに少しづつ製品載置板29が下ってゆく。図4
に示すように製品載置板29が下がりきったことをセン
サ49が検知したら製品の積載はやめる。
【0026】次に袋体27内に残留したエアーをすべて
抜くと、製品載置板29の足31が容器9の底板に当接
し、空間が形成される。その後、袋体27を上記空間か
ら抜き取る。
【0027】容器9の脚35間にフォークリフトのつめ
(図示省略)を差し込み、容器9を持上げて搬出し、例
えば自動倉庫内に搬入されることになる。以上を繰返す
ことによって連続集積を行なうようにすることができ
る。
【0028】したがって、容器9内に膨張させた膨縮部
材としての袋体27に足31のついた製品載置板29を
載せ、その上部に製品Gを順次積載してゆき、製品Gが
容器9上面に達したことをセンサ39が検知したら袋体
27内からエアを少しづつ抜き、製品Gの積載は連続し
てゆき、製品載置29が下がりきったことをセンサ49
が検知したら製品Gの積載を止め、袋体27のエアをす
べて抜き、かつ上記袋体27を抜き取って、容器9を所
定の場所に搬出するようにしたので、積載不可能な形状
の製品Gを容器9内に入れてゆくことで積載が可能にな
り、かつ、容器9が特注である必要がなく、積載終了と
ともに容器9を、そのまま移動させることが可能とな
る。
【0029】また、バキュームアーム23が製品Gとな
す高さが一定になるので、ベンディング・ロボット1か
ら製品Gを受取って、放すまでの時間が一定となり、曲
げ加工から製品積載までの時間が一定となるなどの効果
があげられる。
【0030】また、上記実施例では、製品Gを吊上げる
ものとしてバキュームパッド25を使用したが、なに
も、これに限るものではなく、電磁石などでも構わな
い。
【0031】なお、この発明は、上記実施例に限定され
ることなく、適宜の設計的変更を行なうことにより他の
態様でも実施しうるものである。例えば上記実施例では
膨張部材として軟質ゴム製の袋体27を使用したが、な
にも、これに限るものではなく皮革類あるいは樹脂製の
ものでもよい。
【0032】また、上記実施例では、袋体27に挿入す
るものにエアーを使用したが、なにもエアーに限るもの
ではなく、膨縮部材を膨縮自在とするものであればよ
い。
【0033】
【発明の効果】以上のごとき実施例の説明より理解され
るように、要するに本発明は、上方を開放した箱形状の
容器(9)内に製品を載置する製品載置板(29)を上
下動自在に備えた構成の製品積載装置において、前記製
品載置板(29)と容器(9)の底部との間に、上記製
品載置板(29)を上下動するために空気圧で膨張され
る袋体(27)を介在して設け、かつ前記製品載置板
(29)が最下降した後に当該製品載置板(29)と容
器(9)の底部との間に空間を形成するための複数の足
(31)を前記製品載置板(29)に設けると共に、製
品載置板(29)が前記底部に下降したことを検出する
センサ(49)を設け、かつ前記袋体(27)を抜き取
り可能に構成してある。
【0034】上記構成より明らかなように、本発明にお
いては、容器9内に上下動自在に備えた製品載置板29
と上記容器9の底部との間に配置した袋体27に対する
空気圧の供給、排出を制御することによって前記製品載
置板29を上下動することができ、製品載置板29上へ
の製品の載置を容易に行い得るものである。
【0035】そして、製品載置板29上に製品を載置し
製品載置板29を下降したときには、センサ49によっ
て検出されるので満杯を容易に知ることができ、かつ複
数の足31によって空間が保持されるので、その後に、
前記袋体27を容易に抜き取ることができる。したがっ
て、袋体27を抜き取った状態でもって容器9の搬送を
行うことができ、搬送先においては、例えば別個の袋体
27を製品載置板29の下側へ挿入し空気圧を供給する
ことによって製品載置板29を上下動することができる
ものである。この際、足31によって空間が保持されて
いることにより、袋体27の挿入を容易に行い得るもの
である。
【0036】すなわち本発明によれば、足31によって
空間が形成されることにより袋体27の着脱が容易であ
り、かつ袋体27を複数の容器9に対して共通に使用す
ることができ、全体的構成が簡単になると共により安価
な構成となるものである。また、製品載置板29の下降
をセンサ49によって検出するので、例えば袋体27に
空気を供給しても上昇しないときには袋体27の破損と
して検出できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製品積載装置の容器における一実施例
の斜視図である。
【図2】容器無負荷状態を説明する正面図である。
【図3】製品を容器に積載する状態を説明する正面図で
ある。
【図4】容器に製品積載を完了した時の状態を説明する
正面図である。
【図5】本発明の製品搬送装置全体を説明する正面図で
ある。
【符号の説明】
17 製品搬送装置 9 容器 27 袋体 29 製品載置板 31 足 39 センサ 35 脚 49 センサ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上方を開放した箱形状の容器(9)内に
    製品を載置する製品載置板(29)を上下動自在に備え
    た構成の製品積載装置において、前記製品載置板(2
    9)と容器(9)の底部との間に、上記製品載置板(2
    9)を上下動するために空気圧で膨張される袋体(2
    7)を介在して設け、かつ前記製品載置板(29)が最
    下降した後に当該製品載置板(29)と容器(9)の底
    部との間に空間を形成するための複数の足(31)を前
    記製品載置板(29)に設けると共に、製品載置板(2
    9)が前記底部に下降したことを検出するセンサ(4
    9)を設け、かつ前記袋体(27)を抜き取り可能に構
    成したことを特徴とする製品積載装置。
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JP2711792B2 (ja) * 1993-04-26 1998-02-10 サン商事株式会社 景品入り景品ケース用収納ケースの搬送装置

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