JPH10167268A - コンテナ - Google Patents

コンテナ

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Publication number
JPH10167268A
JPH10167268A JP34236996A JP34236996A JPH10167268A JP H10167268 A JPH10167268 A JP H10167268A JP 34236996 A JP34236996 A JP 34236996A JP 34236996 A JP34236996 A JP 34236996A JP H10167268 A JPH10167268 A JP H10167268A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
side wall
housed
height
pallet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP34236996A
Other languages
English (en)
Inventor
Sotaro Inai
宗太郎 稲井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OMI DORYOKU KK
OUMI DORIYOUKOU KK
Original Assignee
OMI DORYOKU KK
OUMI DORIYOUKOU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by OMI DORYOKU KK, OUMI DORIYOUKOU KK filed Critical OMI DORYOKU KK
Priority to JP34236996A priority Critical patent/JPH10167268A/ja
Publication of JPH10167268A publication Critical patent/JPH10167268A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被収納物の積み込み及び取出しが容易であ
り、被収納物の収納量に応じて高さを変更することがで
き、衝撃を吸収して内部の被収納物を保護することが可
能なコンテナを提供すること。 【解決手段】 コンテナ1は、複数のエアーチューブ5
を積み重ねて連結すると共に、各エアーチューブ5を気
密的に隔離し、エアーチューブ5にそれぞれ給排気口6
を形成して成る側壁3を、パレット2の上面周囲に沿っ
て立設して構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、西瓜等の比較的重
い物品を収納して輸送するのに好適なコンテナに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、西瓜等の大型果物は、木、金属等
を素材とする箱状のコンテナ内に、その上面に形成され
た開口部から多段に詰めて輸送していた。しかし、この
ような通常のコンテナは側壁の高さを変えることができ
ないので、被収納物が小量であってもコンテナは高いま
まであり、無駄なスペースを必要としていた。また、上
端の開口部から離れている底面近くに、重い被収納物を
積み込んだり取り出したりするのは大変であるばかり
か、作業途中で高い位置から被収納物を落として破損さ
せる虞があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、被収納物の
積み込み及び取出しが容易であり、被収納物の収納量に
応じて高さを変更することができ、衝撃を吸収して内部
の被収納物を保護することが可能なコンテナを提供する
ことを目的とする。
【0004】
【課題を達成するための手段】本発明のコンテナは、複
数のエアーチューブを積み重ねて連結すると共に、各エ
アーチューブを気密的に隔離し、前記エアーチューブに
それぞれ給排気口を形成して成る側壁を、パレットの上
面周囲に沿って立設して構成される。下方のエアーチュ
ーブに空気を注入して低い側壁を形成し、その内側に下
段の被収納物を積み込み、さらにその上方のエアーチュ
ーブに空気を注入して側壁の高さを追加し、その内側に
次段の被収納物を積み込み、順序これを繰り返して、必
要な高さの側壁を形成する。
【0005】被収納物を取り出すときは積み込みと逆の
作業を行い、上方のエアーチューブから順に排気し、取
り出す被収納物の高さに応じて次第に側壁の高さを低く
していく。また、エアーチューブが輸送の際の衝撃を吸
収して、内部の被収納物を保護する。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明のコンテナ1は、図1に示
すように、底板となるパレット2と、その上面周囲に沿
って立設される側壁3とを備える。パレット2は従来周
知のパレットと同様に中空の板体より成り、その中間層
にフォークリフトのフォーク先端部を差し込むことがで
きる空洞部4が形成される。
【0007】側壁3は、パレット2と同じ平面形状(通
常は矩形)を有する複数のエアーチューブ5を積み重ね
て連結して成り、各エアーチューブ5は気密的に隔離さ
れて相互に空気が流通しないようになっている。この側
壁3は、合成樹脂シート等の2枚の可撓性気密シートを
適宜間隔毎に水平方向に溶着し、溶着部の間にエアーチ
ューブ5を形成するか、あるいは、可撓性気密シートを
素材とする複数の独立したエアーチューブ5を積み重ね
てその接触面を溶着することによって構成される。
【0008】また、エアーチューブ5にはそれぞれ給排
気口6が形成されると共に、給排気口6に給排気バルブ
7が設けられ、この給排気バルブ7を通して各エアーチ
ューブ5ごとに空気を注入したり排出したりできるよう
になっている。従って、空気が注入されたエアーチュー
ブ5の部分では側壁3の剛性が高まって自立し、空気を
排出するとその部分の側壁3が自立性を失って縮むこと
になる。
【0009】このコンテナ1は次のように使用される。
コンテナ1内に被収納物8を積み込む時は、まず、パレ
ット2寄りの数段のエアーチューブ5に空気を注入し、
被収納物8の一段分の高さに相当する側壁3を形成す
る。最初に起立させた側壁3の内側において、パレット
2の上面に被収納物8を並べた後、次の数段のエアーチ
ューブ5に空気を注入して側壁3を高くし、その内側に
2段目の被収納物8を積み重ねる。
【0010】これを順次繰り返して必要な高さの側壁3
を形成し、その内側にすべての被収納物8を収納する。
この状態で被収納物8を輸送すると、エアーチューブ5
が衝撃を吸収するので、内部に収納された被収納物8の
破損を防ぐことができる。
【0011】目的地まで輸送したら、図1及び図2に示
すように、パレット2の空洞部4にフォークリフト9の
フォーク先端部を差し込んで、コンテナ1を排出用油圧
リフタ10の上に移し変える。次に、図2及び図3に示
すように、側壁3の平面形状と同じ四角形の押え棒11
を側壁3の直上において、荷受けコンベア12上に設置
されたクッション付き滑り台13とほぼ同じ高さに配置
する。押え棒11は、その四隅部に設けられた支持脚1
4によって基面に立設される。
【0012】次いで、最上段の被収納物8の周囲を囲む
エアーチューブ5の給排気バルブ7を開き、排出用油圧
リフタ9を操作して最上段の被収納物8の高さがクッシ
ョン付き滑り台13とほぼ同じ高さとなるようにコンテ
ナ1を上昇させる。すると、コンテナ1の上昇に伴っ
て、側壁3の上端が押え棒11に当接した後、さらに側
壁3が押え棒11によって相対的に下方に押圧され、こ
の結果、給排気バルブ7が開かれているエアーチューブ
5内の空気が排出されて、最上段の被収納物8に相当す
る高さだけ側壁3が低くなる。
【0013】ここで、排出用油圧リフタ10を停止させ
て、人手により最上段の被収納物8をクッション付き滑
り台13を経て荷受けコンベア12に移送する。この
時、最上段の被収納物8はクッション付き滑り台13と
ほぼ同じ高さに位置すると共に、最上段の被収納物8の
周囲は側壁3で囲まれていないので、作業が楽であるば
かりか、被収納物8を高い位置から落として破損させる
のを防ぐことができる。
【0014】最上段の被収納物8を移送し終わったら、
次の段の被収納物8を囲むエアーチューブ5の給排気バ
ルブ7を開き、再度排出用油圧リフタ9を操作して次段
の被収納物8をクッション付き滑り台13の高さまで上
昇させ、同じように次段の被収納物8を荷受けコンベア
12に移送する。これを順次繰り返して、最下段の被収
納物8までコンテナ1外へ排出させる。なお、速やかに
排気できるように、各エアーチューブ5に複数の給排気
口6を設けることもできる。
【0015】
【発明の効果】本発明のコンテナによれば、内部に積み
込まれる被収納物の量に応じて側壁の高さを変えること
が可能なので、無駄な空間を少なくすることができて輸
送効率が高まり、輸送途中においてエアーチューブが衝
撃を吸収するため、内部に収納した被収納物を保護する
ことができる。
【0016】また、積み込みや取り出しを行う段の被収
納物を囲む側壁を取り払うことができるため、作業員の
労力が少なくて済むばかりか、作業途中で被収納物を落
として破損させる事故を防ぐことができる。さらに、作
業を行う高さに合わせて側壁の高さを変えることができ
るので、コンテナを昇降させて被収納物の高さを積み込
み口や取り出し口の高さに合致させることが可能であ
り、この結果、被収納物をほぼ水平移動させるだけで積
み込み及び取り出し作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示すコンテナの断面図
【図2】コンテナ及び各種荷降ろし装置の側面図
【図3】コンテナ及び押え棒の平面図
【符号の説明】
1 コンテナ 2 パレット 3 側壁 4 空洞部 5 エアーチューブ 6 給排気口 7 給排気バルブ 8 被収納物 9 フォークリフト 10 排出用油圧リフタ 11 押え棒 12 荷受けコンベア 13 クッション付き滑り台 14 支持脚

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のエアーチューブを積み重ねて連結
    すると共に、各エアーチューブを気密的に隔離し、前記
    エアーチューブにそれぞれ給排気口を形成して成る側壁
    を、パレットの上面周囲に沿って立設したことを特徴と
    するコンテナ。
JP34236996A 1996-12-09 1996-12-09 コンテナ Pending JPH10167268A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34236996A JPH10167268A (ja) 1996-12-09 1996-12-09 コンテナ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34236996A JPH10167268A (ja) 1996-12-09 1996-12-09 コンテナ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10167268A true JPH10167268A (ja) 1998-06-23

Family

ID=18353201

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34236996A Pending JPH10167268A (ja) 1996-12-09 1996-12-09 コンテナ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10167268A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015030481A (ja) * 2013-07-31 2015-02-16 治彦 荒川 西瓜運搬用具
KR101504748B1 (ko) * 2013-04-30 2015-03-20 부영임업영농조합법인 포장 운반상자
KR20160001570U (ko) * 2014-10-29 2016-05-13 손희영 야채 절임 및 배합용 용기

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JP2015030481A (ja) * 2013-07-31 2015-02-16 治彦 荒川 西瓜運搬用具
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