JP3142206U - 自在密閉ケース装置及びそれを用いた物品の保管、搬送システム - Google Patents

自在密閉ケース装置及びそれを用いた物品の保管、搬送システム Download PDF

Info

Publication number
JP3142206U
JP3142206U JP2008001788U JP2008001788U JP3142206U JP 3142206 U JP3142206 U JP 3142206U JP 2008001788 U JP2008001788 U JP 2008001788U JP 2008001788 U JP2008001788 U JP 2008001788U JP 3142206 U JP3142206 U JP 3142206U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylindrical case
main body
opening
sealed
cradle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2008001788U
Other languages
English (en)
Inventor
憲明 宮田
政彦 白谷
一 馬場
Original Assignee
大江化学工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 大江化学工業株式会社 filed Critical 大江化学工業株式会社
Priority to JP2008001788U priority Critical patent/JP3142206U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3142206U publication Critical patent/JP3142206U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】密閉した収容スペースに物品を収容、保管し、かつ、物品の収容スペースへの投入、収容スペースからの排出を簡単な操作で短時間に行なえる自在密閉ケース装置及びそのシステムを提供する。
【解決手段】中空の筒形ケース本体12は、上部開口32を投入口とし下部開口34から物品を排出する。上部開口を開閉自在に密閉する蓋が被せられ、筒形ケース本体を載置離脱自在に載置する受台14と、筒形ケース本体の受台上への載置のみで筒形ケース本体の下部開口を密閉する密閉手段と、該筒形ケース本体の下部開口よりも上位に設けられ筒形ケース本体の底部を出没自在とした引き出し式の開閉底板50であり、その押し込み状態で筒形ケース本体の引き出し開口部を密閉する引き出し式開閉底板機構20と、を備える。瞬時、あるいは短時間に内部を密閉し、かつその内部への、あるいは内部からの物品の投入、排出を簡単に行う。
【選択図】図3

Description

本考案は、物品を内部収容状態で簡単に密封し、かつ収容物品を簡易に排出させることのできる自在密閉ケース装置並びにそれを用いて多機能に活用させることが可能な物品の保管、搬送システムに関する。
製品、あるいは半製品などについて、加工、組立て、パッケージングなどでそれらの製品あるいは半製品の大気接触による吸湿を防止するためにそれらを密閉した容器に収容して取扱いを行なう場合がある。例えば、食品を乾燥剤とともに容器に充填して市場提供する場合、乾燥剤の充填工程と、内容物としての食品の充填工程が量的に処理を行う場合に必要であり、この場合、乾燥剤の充填工程を完了した容器は、市場での商品の流通状態に応じて数日以上短期保管しておき、必要となったときに食品を充填するために食品工場へ運搬し、その食品工場で商品としての食品を個別にそれらの容器に詰め、密封して市場提供される。この場合、乾燥剤のみを充填した容器は該乾燥剤を空気中に暴露状態のままで数日間放置すれば、乾燥機能を低下させてしまう。このため、乾燥剤の機能低下を防止した状態で保管、運搬等を行なう必要がある。
従来、例えば食品が乾燥板状海苔のような場合、乾燥剤を充填した例えば直径10cm、高さ18cm程度の大きさの容器40個程度を大型のポリエチレン製袋にまとめて簡易包装して収容し、これを40リットル(L)容量コンテナに収容し、この状態で保管、運搬等を行なっていた。そして、搬送先の海苔工場において例えば40Lコンテナのポリエチレン袋を開封し、乾燥剤がセットされた食品容器としてのペットボトルを取りだし、加工された海苔をそのペットボトルに充填し、包装して製品とするものであった。この際、開封された時点でポリエチレン製袋は、廃棄物となっていた。一方、搬送用のコンテナについての装置として、特許文献1に示すコンテナが提案されている。
特開2000−309392号
上記のように、容器を大型のポリエチレン製袋に40個程度まとめて簡易包装する方法では、気密保持に劣り内部に湿気を侵入させて乾燥剤の乾燥機能を低下させるだけでなく、ポリエチレン製袋への容器の包装、封止作業、搬送時の多数のコンテナのトラック積み込み作業、食品工場での積み下ろし作業等が煩雑で労力並びに作業時間がかかるという問題があった。また、食品工場ではコンテナ開梱後のポリエチレン製袋の開封作業、コンテナの回収、整理作業等が必要でこれらについても多くの作業労力や時間がかかる問題があった。特に、食品工場に搬入後にコンテナの開梱、容器取り出し作業をコンテナごとに行なう必要があり、海苔の充填作業までの投入、立ち上げ時間がかかるものであった。さらに、開封後廃棄されるポリエチレン製袋などについてのコストがかかり、省資源の点からもより好ましい提案が望まれていた。さらに、例えば特許文献1のフレキシブルコンテナを用いてこのような気密保持容器の一次保管、運搬、製品充填工程での作業立ち上げシステムに用いるとしても、フレーム内に配置した塩化ビニル製等の貯留袋部の上下開口を紐体で縛ったり緩めたりすることにより開閉使用するものであり、貯留袋部内の気密保持が困難である。また、フレーム内に可撓性の袋が収容保持されているので、容器が袋内に詰まりやすく、いったん詰まった場合にはその排出作業に多くの時間を要する。また、塩化ビニル製等の貯留袋は外部からの何らかの外力で傷つきやすく、気密保持容器としては適当でないばかりか、破損、損傷しやすく容器自体としての機能を長期に保持することは困難である。
本考案は、上記従来の課題に鑑みてなされたものであり、その一つの目的は、収容スペースに物品を収容して密閉、保管し、かつ、物品の収容スペースへの投入、収容スペースからの排出を簡単な操作で短時間に行なえる自在密閉ケース装置を提供することにある。また、本考案の他の目的は、多量の物品の密閉スペースへの収容状態のままで保管し、運搬し、かつ排出して多用途に用いることのできる自在密閉ケース装置を提供することである。さらに、本考案の他の目的は、物品の保管、運搬、取扱における廃棄資材をなくしてコスト節約、良好な環境保持に寄与しうる自在密閉ケース装置を提供することである。さらに、本考案の他の目的は、多量の物品を密閉スペースへの収容状態のままで保管し、運搬し、かつ排出して多用途に用いることのできる物品の保管、搬送システムを提供することである。
上記の目的を達成するために、本考案は、上部開口32を投入口とし下部開口34から物品Jを排出する中空の筒形ケース本体12と、上部開口32を開閉自在に密閉する蓋16と、筒形ケース本体12を載置離脱自在に載置する受台14と、筒形ケース本体の受台上14への載置のみで筒形ケース本体12の下部開口34を密閉する密閉手段18と、該筒形ケース本体12の下部開口34よりも上位に設けられ筒形ケース本体12の底部を出没自在とした引き出し式の開閉底板50であり、その押し込み状態で筒形ケース本体12の引き出し開口部54を密閉する引き出し式開閉底板機構20と、を備えた自在密閉ケース装置10から構成される。物品は、食品容器のほか、食品自体、食品分野に限らず種々の成形品、その他、大気遮断下での保管等が必要な物品について適用できる。
その際、受台14下部には転動輪80が取り付けられるとともに、転動輪により形成された受台14の下部空隙14Uが昇降装置のフォーク部の差し入れ支持部とされるとよい。
また、筒形ケース本体12の受台14上への載置と、その離脱に対応して引き出し式開閉底板50の閉鎖ロック状態と、引き出し可能状態と、を保持させる引き出しロック機構82が設けられるとよい。
また、本考案は、蓋16により開閉自在に密閉される上部開口32を投入口とし下部開口34から物品Jを排出する中空の筒形ケース本体12であり、下部開口34端より上位に設けられて筒形ケース本体12の底部を出没自在とした引き出し式の開閉底板機構20を有する筒形ケース本体12と、筒形ケース本体12を載置離脱自在に載置する受台14と、筒形ケース本体12の受台14への載置状態で筒形ケース本体12の下部開口34を密閉して該ケース本体内部Nを外部から封止する封止手段18と、を備えた自在密閉ケース装置10から構成される。
また、本考案は、保管場所から密閉状態の筒形ケース本体12に物品を収容した請求項1ないし4のいずれかに記載の自在密閉ケース装置10を受台14ごと搭載して搬送させる搬送手段(106)と、搬送先で筒形ケース本体12を吊り上げて受台14から離脱させる吊り上げ手段108と、を含み、筒形ケース本体12の吊り上げ状態で引き出し式開閉底板50を引き出して内部収容物品Jを全排出する物品の保管、搬送システム100から構成される。
本考案の自在密閉ケース装置によれば、上部開口を投入口とし下部開口から物品を排出する中空の筒形ケース本体と、上部開口を開閉自在に密閉する蓋と、筒形ケース本体を載置離脱自在に載置する受台と、筒形ケース本体の受台上への載置のみで筒形ケース本体の下部開口を密閉する密閉手段と、該筒形ケース本体の下部開口よりも上位に設けられ筒形ケース本体の底部を出没自在とした引き出し式の開閉底板であり、その押し込み状態で筒形ケース本体の引き出し開口部を密閉する引き出し式開閉底板機構と、を備えた構成であるから、密閉した収容スペースに物品を収容、保管し、かつ、物品の収容スペースへの投入、収容スペースからの排出を簡単な操作で短時間に行なえる。また、多量の物品を密閉スペースへの収容状態のままで保管し、運搬し、かつ排出して多用途に用いることが可能である。さらに、物品の保管、運搬、取扱における廃棄資材をなくしてコスト節約、良好な環境保持に寄与しうる。特に、瞬時、あるいは短時間に装置の内部を密閉し、かつその内部への、あるいは内部からの物品の投入、排出を簡単かつ短時間に行なうことができる。
また、受台下部には転動輪が取り付けられるとともに、転動輪により形成された受台の下部空隙が昇降装置のフォーク部の差し入れ支持部とされる構成であるから、筒形ケース本体の下部側を密閉状態で上部からケース本体内に物品を投入し、投入後、蓋等を閉鎖してそのまま移動でき、工場や倉庫等への近距離移動や整理、保管を容易に行える。
また、筒形ケース本体の受台上への載置と、その離脱に対応して引き出し式開閉底板の閉鎖ロック状態と、引き出し可能状態と、を保持させる引き出しロック機構が設けられた構成であるから、受台への載置だけでケース本体内の密閉と、ケース本体を受ける状態とした支持と、物品を内部の開閉底板で受けた状態をロック保持する機能を実現でき、少ない部品点数と部材により安価に装置を製作することが可能である。
また、本考案の自在密閉ケース装置によれば、蓋により開閉自在に密閉される上部開口を投入口とし下部開口から物品を排出する中空の筒形ケース本体であり、下部開口端より上位に設けられて筒形ケース本体の底部を出没自在とした引き出し式の開閉底板機構を有する筒形ケース本体と、筒形ケース本体を載置離脱自在に載置する受台と、筒形ケース本体の受台への載置状態で筒形ケース本体の下部開口を密閉して該ケース本体内部を外部から封止する封止手段と、を備えた構成であるから、密閉した収容スペースに物品を収容、保管し、かつ、物品の収容スペースへの投入、収容スペースからの排出を簡単な操作で短時間に行なえる。また、多量の物品の密閉スペースへの収容状態のままで保管し、運搬し、かつ排出して多用途に用いることが可能である。さらに、物品の保管、運搬、取扱における廃棄資材をなくしてコスト節約、良好な環境保持に寄与しうる。特に、瞬時、あるいは短時間に装置の内部を密閉し、かつその内部への、あるいは内部からの物品の投入、排出を簡単かつ短時間に行なうことができる。
また、本考案の物品の保管、搬送システムによれば、保管場所から密閉状態の筒形ケース本体に物品を収容した上記のいずれかの自在密閉ケース装置を受台ごと搭載して搬送させる搬送手段と、搬送先で筒形ケース本体を吊り上げて受台から離脱させる吊り上げ手段と、を含み、筒形ケース本体の吊り上げ状態で引き出し式開閉底板を引き出して内部収容物品を全排出する構成であるから、多量の物品を密閉スペースへの収容状態のままで保管し、運搬し、かつ排出して多用途に用いることが可能であり、特に、物品の製造、中間製造工程、組立て、搬送、製品充填工程等において、内部密封保持状態での一次保管、トラック積み込み、搬送、物品排出等の諸作業において、労力を要して煩雑である作業を軽易かつ高効率に行うことができる。
以下、添付図面を参照しつつ本考案を実施するための最良の形態について説明する。なお、本考案は、物品を収容するケース本体内部を気密状に密閉した状態で、しかも簡易にそのケース体内部への物品の投入並びにケース体からの排出を可能とする自在密閉ケース装置であり、本実施形態では、内部に収容する物品を例えば図5に示すようなPET(ポリエチレンテレフタラート;Polyethylene terephthalate)ボトルとした例を示す。図1ないし図6は、本考案の自在密閉ケース装置10の一実施形態を示しており、図において、この自在密閉ケース装置10は、大きく分けると下部を開口した筒形ケース本体12と、受台14と、で形成され、筒形ケース本体12を受台14上に載置させるだけで下部開口が気密閉鎖される。
より詳しくは、本実施形態の自在密閉ケース装置10は、上下を開口した筒形ケース本体12と、上部開口を密閉する蓋16と、受台14と、筒形ケース本体12を受台14上へ載置させた際に筒形ケース本体の下部開口を密閉する密閉手段(18)と、開閉底板機構20と、を含む。
図1、2において、筒形ケース本体12は、離隔した一対の平行縦フレームを対向配置して4個の平行縦フレーム22a、22b、22c、22dを構成し、これらの平行縦フレームに天板24、中間連結横枠26、下部連結横枠28とを接合させて一体化させた中空ケース体で構成される。すなわち、4個の平行縦フレーム22a、22b、22c、22dのそれぞれの上端側は天板24と結合され、中間部と下部において、それぞれ中間連結横枠26、下部連結横枠28とに溶接等により連結して一体化し、これらの縦フレーム22と、中間連結横枠26、下部連結横枠28とにより形成される枠内側すべてに壁板30を嵌合させて四周壁と天壁とで内部を閉鎖状とし上下面に開口32,34を有する中空直方体状のケース体であり、例えばステンレス製のL字アングルと、天板材を用いて一体的に組み付けられている。筒形ケース本体12の上部開口32は、天板の一部を開口するとともに、下部開口34は、略横断面全体を開口して形成されている。実施形態において、筒形ケース本体12は、例えば正面の横×縦×奥行きが660mm×1800mm×840mm程度のサイズであり、矩形の天板24の中央部に該天板の外形よりやや小さい例えば450mm×750mm程度の上部開口32が設けられている。この上部開口32は、物品の投入口とされ、物品をある程度の個数まとめて筒形ケース本体内に投入可能な程度の大きさに設定されている。実施形態において、上部開口32は短い高さの枠材を四角形状に連結した立ち上がり枠38を含む。上部開口32の開口形状は、四角形のほか、円形、その他の多角形形状とすることができる。壁板30は、たとえば透明な硬質プラスチック板から形成されている。半透明、不透明板材で材質も金属製、木製等でもよいが、ケース本体内への物品の充填状態を外部から監視できる点から透明部材が好ましい。なお、筒形ケース本体の上端寄り位置において、図3に示すように一面から対向面側に向けて離隔した2つの挿入筒37がケース本体12の中空内部に横方向に突入して平行に配置されている。この挿入筒37は、該筒形ケース本体全体の昇降時の吊支受け部として機能するものであり、例えばこの挿入筒37内に吊支用の平行バーを挿入し、そのまま平行バーをホイストクレーン等で上下動させるように駆動することにより、簡単にケース本体を吊支し、かつ昇降移動させることができる。この挿入筒37はケース本体の外部に取り付けても良い。また、ホイストクレーン等の吊支装置の把持部としては、ワイヤ掛け、フック掛けなどで吊支してもよい。
図3において、筒形ケース本体12の下部連結横枠28は、筒側ケース本体12の下端からある程度の高さ幅で下端から立ち上がって各縦フレームと連結して幅広枠壁281を形成し四辺側に環状に接合されている。さらに筒形ケース本体12の下端部は、図4、図6に示すように、4辺でそれぞれ内側に直角状に曲折した曲折部40が形成されており、この曲折部40の下端面が後述する弾性マット42との密着面となり、その密着状態で筒形ケース本体の内部空間を密閉する。したがって、筒形ケース本体12の下端の曲折部40は、弾性マット42上への載置状態で充分な密着状態を確保し得る密着面であるように、ある程度の密着面大きさを確保し得る程度の曲折部大きさで設けられている。なお、44は、引き出し式開閉底板の倒伏抑え突片である。
図3において、蓋16は、筒形ケース本体12の上部開口32を開閉自在に閉鎖する。該蓋16は立ち上がり枠38よりも大きな外形を有する閉鎖板46とその周囲の被嵌保持枠48とで構成されており、特にその閉鎖板46の裏面には図示しないゴム板等の弾性密着部材が張設されている。単に蓋16を上部開口32に被せるだけで立ち上がり枠38の上端と閉鎖板46の裏面の弾性密着部材が密着し、筒形ケース本体12の上部開口が密閉される。
図1、図4、図6において、開閉底板機構20は、筒形ケース本体12の下部開口端よりも上位に設けられ筒形ケース本体12の底部を出没自在とした筒形ケース本体の底部出没手段であり、引き出し式の開閉底板50と、密閉保持装置52と、を含む。
図4,6において、筒形ケース本体12の一側面、すなわち正面の下部である幅広枠壁281には、その幅広枠壁281の横幅よりその2側壁板厚ぶん短い横幅サイズの長四角形の引き出し開口54が開口されている。この引き出し開口54は、図に示すように、下部開口34よりも上位に設けられこの引き出し開口54に矢示kに示すように水平方向に押し込み、引き出し自在に開閉底板50が設けられている。開閉底板50の押し込み状態で筒形ケース本体12の底部が形成されるとともに、開閉底板50の引き出し状態で開閉底板の底部シャッタ機能が解除されて、収容していた物品等を一気に排出させる。図6の筒形ケース本体の断面の円形拡大部分にも示すように、開閉底板50の底面側は筒形ケース本体側に取り付けたそれぞれ左右、前後等に設置した複数のベアリング56上に載置されて転動自在に支持されている。このため、開閉底板50は、楽に押し込み、引き出し操作を行え、円滑に下部開口の直上部の筒型ケース本体12の内部を開閉する。これによって、短時間あるいは瞬時に筒形ケース本体12の底部が出没し、特に、開放の場合にはケース本体内に充填していたPETボトルJは停滞なく一気に下方に排出されることとなる。なお、本実施形態では物品は乾燥剤Yのみをその底部に嵌着し上部を開口した中空円筒形PETボトルからなり、例えば弾性の容器自体の付勢力で乾燥剤Yは容易には容器から離脱しないようになっている。乾燥剤Yはその乾燥機能を保持するために筒形ケース本体内での密閉性が必要とされる。
図6の筒形ケース本体の断面の円形拡大部分に示すように、開閉底板50は、引き出し開口54を含む筒形ケース本体12の外面部分を外部から密着当接して引き出し開口54を閉鎖する外部閉鎖板60を付設している。開閉底板50は、筒形ケース本体内に完全に押し込んだ状態で外側に少許突設した突設部502を形成しており、この突設部502に外部閉鎖板60がL字状に連結されている。外部閉鎖板60には左右二箇所に操作用の凹部62が形成されており、この凹部62に作業者が指を下から差し入れた状態で開閉底板50の押し込み、引き出し操作を行う。筒形ケース本体12内に完全に開閉底板50を押し込んだ状態で、外部閉鎖板60と筒形ケース本体12表面との対向面側には突設部502により形成された隙間Sが形成され、この隙間Sを充填するように、マグネットシート64、並びに板状ゴムパッキン66が順に貼着配置されている。板状ゴムパッキン66は引き出し開口54を含む筒形ケース本体12の外面部分に外部から密着当接して引き出し開口54を閉鎖密閉する。マグネットシート64は、筒形ケース本体12の外板部分に磁力吸着して板状ゴムパッキンからなる弾性密閉部材により開口54を閉鎖保持させる手段である。ここに、密閉保持装置52は、弾性密閉部材と、マグネットシート等の磁力吸着部材を含む。開閉底板50の押し込み、引き出し操作に際しては、前述した倒伏抑え突片44により開閉底板の水平スライド移動が安定的に行われる。
図1、3、6において、外部閉鎖板60には引き出しロック板68が外嵌されてビス等の固定手段により固定されている。引き出しロック板68は、外部閉鎖板60の外面から外嵌され、その下部側に、段差状に奥側に曲げられてさらに筒形ケース本体12の外面に当着するように下方に垂下した垂下部70を有している。したがって、図4に示すように開閉底板50を引き出す場合にはこの外部閉鎖板60の下端より下方に垂下部70を垂下した状態で押し込み、引き出し移動する。
図1,2,3,6において、受台14は、筒形ケース本体12を上部に載置離脱自在に載置する台手段であり、特にこの台手段は、筒形ケース本体12の載置、離脱操作自体で筒形ケース本体内の物品の密封と、ケース本体からの排出を筒形ケース本体と協働して行なわせる。実施形態において、受台14は、図3に示すように、矩形の台板72と、その四周に短い高さで立ち上がる止縁74と、台板72上に着脱自在に装着される弾性マット42と、を含む。弾性マット42は、止縁74で形成される四角形部分よりやや小さい矩形サイズで内側に嵌まる程度の大きさの面状気密部材であり、本実施形態において、例えばゴム製マットで構成されている。この弾性マット42の上に筒形ケース本体12を載置させると重量物である筒形ケース本体12の下端の曲折部40の下面がゴムマットからなる弾性マット42上へ密着し、筒型ケース本体12の内部空間を密閉する。密閉手段18は、台板72上の弾性マット42を含み、筒形ケース本体12の下部開口34をその載置状態で密閉し、例えば吊支して離開させると内部の気密閉鎖状態を解放させる。受台14の下面には金属角パイプ等の補強材78を介してキャスタ等の転動輪80が支持ブラケットにより対向四隅位置に取り付けられている。台板72の下面側で転動輪80の軸支により形成された受台14の下部空隙14Uが例えばリフトなどの昇降装置のフォークの差し入れ支持部とされる。フォークの差し入れは、例えば図2の金属角パイプの端部の孔からフォーク先端を挿入して昇降させると、昇降装置による本装置10への位置決めが確実に行なわれ、好適である。また、フォークの差し入れは補強材78と干渉しない適宜の位置、例えば2つの補強材78の中間位置や、図1の転動輪の支持ブラケットの中間位置などで、地面よりも高位置の台板下面に例えばフォークリフト等のフォーク部を差し入れて筒型ケース本体12全体を昇降させるようにしてもよい。筒形ケース本体12全体は、転動輪80を介して軽く横方向に押すだけで作業者が軽易に移動できるようになっている。
図1,2,6において、開閉底板50を押し込んでケース本体の底部を形成させた状態(開閉底板を完全に押し込んで筒型ケース本体12の内部に物品Jを受けている状態)で、受台14の所定位置に載置すると、受台14の止縁74の内側に筒形ケース本体12の下端曲折部の隅部が位置し配置される。このとき、外部閉鎖板60の垂下部70も止縁74に形成される四角形部分の内側に挿入され、同垂下部70の外面が例えば止縁74の内面と対向あるいは当接配置される。これによって、いったん受台14上に筒形ケース本体12を載置すると、引き出しロック板68は抜け止めが規制される。ここに、引き出しロック機構82は、引き出しロック板68と、受台の止縁74と、を含む。引き出しロック機構82は、筒形ケース本体12の受台14上への載置とその離脱に対応して、引き出し式開閉底板50の閉鎖ロック状態と、引き出し可能状態と、を保持させるロック手段である。
上記のように、本実施形態の自在密閉ケース装置10は、蓋16により開閉自在に密閉される上部開口32を投入口とし下部開口34から物品を排出する中空の筒形ケース本体12であり、下部開口端より上位に設けられて筒形ケース本体の底部を出没自在とした引き出し式の開閉底板機構20を有する筒形ケース本体12と、筒形ケース本体12を載置離脱自在に載置する受台14と、筒形ケース本体12の受台14への載置状態で筒形ケース本体12の下部開口34を密閉して該ケース本体内部Nを外部から封止する封止手段(76)と、を備えた構成である。
次に、実施形態の自在密閉ケース装置10を使用するに際しては、外部閉鎖板60を横方向に押して開閉底板50を押し込み操作し、完全に開閉底板50を筒形ケース本体の胴側部を横断するように押し入れて筒形ケース本体の底部を形成させる。この状態では筒形ケース本体12の底部が形成されて物品の収容は可能であるが、さらにその下側の下部開口34は密閉されていない。次に、受台14上の止縁74内側の所定位置に例えば筒形ケース本体12の下端部を位置決めして載置させると、ケース本体下端側の曲折部40の下面が弾性マット42上に配置されて密着し、同ケース本体12の下端開口34が密閉される。このとき、開閉底板50の外部閉鎖板60は引き出しロック板68の垂下部70が止縁74の内側に配置されているので、開閉底板50の引き出し方向への移動を規制し、抜け止めしている。この状態で上部開口32を閉鎖する蓋16を開放し、例えば図5に示すような乾燥剤YをPET容器に充填する。この場合、例えば乾燥剤の充填工程でコンベア搬送により多量のPET容器を連続的にケース本体12内に投入できる。そして、PET容器の所定量をケース本体内に充填した後、蓋16を立ち上がり枠38に被せると、蓋16の閉鎖板46の裏面に張設したゴム板等の弾性密着部材が立ち上がり枠38の上端縁に密着して上部開口32を密閉させる。この状態で、自在密閉ケース装置10は、その筒形ケース本体内部Nがケース本体外部と密閉遮断されているから、多湿空気や水分をケース本体12内に導入することがなく、乾燥剤Yによる乾燥機能を維持させることができる。さらに、この状態で転動輪80を介して自在密閉ケース装置を簡単に移動させることができ、例えば、工場や倉庫内で保管させることができ、また、必要に応じて出庫させることができる。さらに、この全体移動可能な自在密閉ケース装置10は、その台板72の下面側にフォークリフトのフォークを差し入れてそのまま上昇させ、トラック等の搬送車に積載し、例えば整列積み込みすることによりケース体数十基を同時に収容すべき食品の充填工場、あるいは充填工程へ移送させることができる。このように、該自在密閉ケース装置10は、物品の簡単な充填と短時間での密閉、並びに密閉維持を行うことができる結果、物品のケース本体内への密閉状態での保管、搬送を簡易に行なうことができる上に、それらの物品の排出は例えば筒形ケース本体12を吊り上げて、引き出しロック機構82のロックを解除した状態で開閉底板機構20の開閉底板を引き出して筒形ケース本体の上端の蓋より下方の一方方向を貫通状に全開放するだけで一気に排出させることができ、その排出作業も極めて簡単かつ短時間に行うことができる。この間、物品の保管や運搬用時の密閉のための合成樹脂製袋を不要として、また、その袋詰め作業並びに取り出し作業を不要として資材コストを節減し、作業コストを低減させることが可能である。
次に、この自在密閉ケース装置10を用いた物品の保管、搬送システム100について、図7ないし図10を参照して説明する。図7において、102は、乾燥雰囲気中に保管すべき物品Jの前工程からの搬送コンベア104の端部に取り付けられたホッパ、106は、転動輪80により移動自在とした受台14を含む自在密閉ケース10ごとに積み込み、搬送する搬送手段としての搬送トラック、108は、搬送先における筒形ケース本体12を吊り上げてその状態で移動させる吊り上げ移動装置であり、物品の保管、搬送システムにおいて、吊り上げ手段として機能する。
この物品の保管、搬送システム100において、図7の左端側の図(a)部では、物品Jのホッパ102からの筒形ケース本体12内への充填、及びケース本体内密閉状態での保管工程を実現する。図(b)部においては、ケース本体内密閉状態を維持したままでのキャスタ付き受台上の筒形ケース本体全体の搬送トラックへの積み込み及び搬送工程を実現する。さらに、図(c)部においては、搬送先での吊り上げ移動装置108による筒形ケース本体12の吊り上げ、移動を行なって開閉底板50の引き出し操作準備を行い、物品の排出を瞬時に実現させる。
図8ないし図10は、搬送先における吊り上げ移動装置108の一つの実施形態を示しており、図8は、吊り上げ移動装置108の作用説明兼側面図、図9、図10は、同装置108の作用説明兼正面図である。図において、吊り上げ移動装置108は、物体を吊支して昇降移動させつつ横移動するホイスト装置110と、案内レール112と、ホイスト装置に取り付けられて物体に対する係着、あるいは把持離脱を行なわせる係脱部114と、を含む。吊り上げ移動装置108は、物品を収容した密閉状態の筒形ケース本体を吊り上げて受台から離脱させ、引き出しロック機構を解除すると同時に下部開口34を開放して開閉底板50の引き出しによる収容物品の瞬時全排出準備を行なう吊り上げ手段であり、開閉底板の引き出し操作自体は、作業者が行なうので、基本的には、筒形ケース本体の昇降駆動のみで実現し得る。本実施形態では、吊支状態で横移動もできるように、ホイスト装置に筒形ケース本体を吊支させており、実施上ではより好ましい。
ホイスト装置110は案内レール112に案内されて横方向あるいは水平方向に移動しつつ係脱部114で把持した物体(本実施形態の自在密閉ケース装置10)を昇降移動させる昇降、水平移動手段であり、実施形態においてワイヤの巻き取り、巻き戻し用ウインチ116と、駆動モータ118とウインチに巻着されるワイヤ120と、を含む。ワイヤ120の下端には、筒形ケース本体12の把持離脱用の挿入ロッド122が取り付けられており、そのロッド122の水平部122Aを筒形ケース本体12の挿入筒37内に挿入、引き抜き自在に配置させて、その挿入状態でケース本体12を昇降、横移動させる。なお、実施形態において、案内レール112は、支持枠124の上部に固定されて横方向に長く配置されて固定されている。支持枠124には自在密閉ケース装置10の位置決め係止部200と、ホイスト装置110による筒形ケース本体12のみを吊支した状態での横移動後のケース体内からの物品Jの排出部202と、が空間として形成されている。位置決め係止部200は自在密閉ケース装置10をその部分に導入させてホイスト装置による吊り上げ位置で停止させる部分であり、本実施形態では同位置決め係止部200の手前に車輪レール126が敷設され、搬送トラックから積み降ろされた自在密閉ケース装置10が転動輪を介して乗架し、レール上を移動して所定の停止位置に停止する。128は、停止受け板である。また、停止位置では起立、倒伏部材130がシリンダ装置132を介して起立、倒伏自在に設けられており、自在密閉ケース装置10が所定の停止位置に停止したときに、起立して一部を受台14に当着し、自在密閉ケース装置の位置を移動しないように係止ロック保持させる。
次に、この物品の保管、搬送システムの作用について説明すると、開閉底板50を閉鎖して筒形ケース本体12内で底部を形成した状態で受台14上に筒形ケース本体を載置し、蓋16を開蓋して内部に例えばPET容器等の物品を連続的に充填する。必要量を筒形ケース本体内に充填する作業を終えて例えば近傍施設の工場や倉庫内に装置10ごと押ながら移動して配置保管させる。必要に応じてこの自在密閉ケース装置10を出庫し、搬送トラック106に転動輪を受台下面に取り付けた状態の装置10全体ごと積載する。搬送トラックの荷台に対応した充分な量の物品Jを目的地に搬送させる。また、何回かの目的地との往復により充分な量の物品を装置10に収容状態でまとめて搬送させることができる。搬送先では、車輪レール126に受台14の転動輪80を載せて自在密閉ケース装置10を乗架させる。このとき、挿入筒37の挿入口を位置決め係止部200側に対向するように自在密閉ケース装置10はセットされている。次に作業者は、操作盤134の操作ボタンを押すと図9のようにホイスト装置110を起動して位置決め係止部200の所定位置でワイヤ120を下降して挿入ロッドの水平部122Aが筒形ケース本体12の挿入筒37の高さ位置と一致する高さ位置で停止する。この状態で、作業者は装置10ごと軽い操作で押すと車輪レール126に案内されて自在密閉ケース装置10が移動し、挿入口122から吊支されて向けられている挿入ロッド122の先端が入り、そのままの移動により、挿入筒37内に挿入ロッド122の水平部122Aが入って、係止する(図9、図8)。作業者は、停止受け板128に当たるまで自在密閉ケース装置10を押して停止位置で停止させる。次に、位置決め装置の起立、倒伏部材130が起立し受台14に当たって、停止状態をロックする。次に、ホイスト装置110が起動して図10のようにワイヤ120下端の挿入ロッド122により筒形ケース本体12のみを上昇させ、密閉手段18による密閉状態を解除した状態で図10に示すように横移動させ、次工程への搬送用コンベア136上に配置した受け入れホッパ138内に下部開口34が向く位置で停止させる。この状態で、作業者は、図4のように、外部閉鎖板60を引き抜き状に引いて底部を開放すると、筒形ケース本体の上端の蓋より下方の一方方向を貫通状に全開放する結果、筒形ケース本体12内の胴側横断面と略同サイズの開放面を一気に形成するように開口し、このため収容された物品Jのすべてが瞬時に全排出され、ホッパ138を介して搬送用コンベア136に移乗されて搬送される。
本考案の自在密閉ケース装置及びそれを用いた物品の保管、搬送システムは、ある程度の期間において内部を密閉状態に保持した状態で、物品のケースへの充填、保管、搬送、排出等の作業を必要とする作業において、有効に機能できる。
以上説明した本考案の自在密閉ケース装置及びそれを用いた物品の保管、搬送システムは、上記した実施形態のみに限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲に記載した考案の本質を逸脱しない範囲において、任意の改変を行なっても本考案に含まれる。
本考案の実施形態に係る自在密閉ケース装置の正面図である。 本考案の実施形態に係る自在密閉ケース装置の側面図である。 図1の自在密閉ケース装置の分解斜視図である。 図1の装置の筒ケース本体の開閉底板を引き抜いて開放した状態の縦断面図である。 実施形態の乾燥剤充填したPET容器の分解斜視図である。 図2の筒型ケース本体内に物品を充填収容した状態の縦断面とその一部拡大断面を示す図である。 図1の自在密閉ケース装置を用いた物品の保管、搬送システムの説明図である。 図7のシステムの搬送先での吊り上げ移動装置の縦断面図である。 図7の吊り上げ移動装置の正面図である。 図7の吊り上げ移動装置の正面図作用説明図である。
符号の説明
10 自在密閉ケース装置
12 筒形ケース本体
14 受台
16 蓋
18 密閉手段
20 開閉底板機構
32 上部開口
34 下部開口
42 ゴムマット
50 開閉底板
52 密閉保持装置
60 外部閉鎖板
66 板状ゴムパッキン
72 台板
76 弾性マット
82 引き出しロック機構
100 物品の保管、搬送システム
108 吊り上げ移動装置
110 ホイスト装置
200 位置決め係止部
202 排出部
J 物品
Y 乾燥剤

Claims (5)

  1. 上部開口を投入口とし下部開口から物品を排出する中空の筒形ケース本体と、
    上部開口を開閉自在に密閉する蓋と、
    筒形ケース本体を載置離脱自在に載置する受台と、
    筒形ケース本体の受台上への載置のみで筒形ケース本体の下部開口を密閉する密閉手段と、
    該筒形ケース本体の下部開口よりも上位に設けられ筒形ケース本体の底部を出没自在とした引き出し式の開閉底板であり、その押し込み状態で筒形ケース本体の引き出し開口部を密閉する引き出し式開閉底板機構と、を備えたことを特徴とする自在密閉ケース装置。
  2. 受台下部には転動輪が取り付けられるとともに、転動輪により形成された受台の下部空隙が昇降装置のフォーク部の差し入れ支持部とされることを特徴とする請求項1記載の自在密閉ケース装置。
  3. 筒形ケース本体の受台上への載置と、その離脱に対応して引き出し式開閉底板の閉鎖ロック状態と、引き出し可能状態と、を保持させる引き出しロック機構が設けられたことを特徴とする請求項1又は2記載の自在密閉ケース装置。
  4. 蓋により開閉自在に密閉される上部開口を投入口とし下部開口から物品を排出する中空の筒形ケース本体であり、下部開口端より上位に設けられて筒形ケース本体の底部を出没自在とした引き出し式の開閉底板機構を有する筒形ケース本体と、
    筒形ケース本体を載置離脱自在に載置する受台と、
    筒形ケース本体の受台への載置状態で筒形ケース本体の下部開口を密閉して該ケース本体内部を外部から封止する封止手段と、を備えたことを特徴とする自在密閉ケース装置。
  5. 保管場所から密閉状態の筒形ケース本体に物品を収容した請求項1ないし4のいずれかに記載の自在密閉ケース装置を受台ごと搭載して搬送させる搬送手段と、
    搬送先で筒形ケース本体を吊り上げて受台から離脱させる吊り上げ手段と、を含み、
    筒形ケース本体の吊り上げ状態で引き出し式開閉底板を引き出して内部収容物品を全排出することを特徴とする物品の保管、搬送システム。
JP2008001788U 2008-03-26 2008-03-26 自在密閉ケース装置及びそれを用いた物品の保管、搬送システム Expired - Lifetime JP3142206U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008001788U JP3142206U (ja) 2008-03-26 2008-03-26 自在密閉ケース装置及びそれを用いた物品の保管、搬送システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008001788U JP3142206U (ja) 2008-03-26 2008-03-26 自在密閉ケース装置及びそれを用いた物品の保管、搬送システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3142206U true JP3142206U (ja) 2008-06-05

Family

ID=43292227

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008001788U Expired - Lifetime JP3142206U (ja) 2008-03-26 2008-03-26 自在密閉ケース装置及びそれを用いた物品の保管、搬送システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3142206U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016052900A (ja) * 2014-09-03 2016-04-14 寒河江商事株式会社 物品搬送箱
CN116620693A (zh) * 2023-05-30 2023-08-22 中拓生物有限公司 一种全自动生化分析仪用试剂瓶

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016052900A (ja) * 2014-09-03 2016-04-14 寒河江商事株式会社 物品搬送箱
CN116620693A (zh) * 2023-05-30 2023-08-22 中拓生物有限公司 一种全自动生化分析仪用试剂瓶
CN116620693B (zh) * 2023-05-30 2024-03-26 中拓生物有限公司 一种全自动生化分析仪用试剂瓶

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7366964B2 (ja) ピッキングシステムおよび方法
ES2920125T3 (es) Procedimiento y sistema para la preparación de pedidos de mercancías, situadas en recipientes de mercancía de detalle apilables sobre palés de artículos en un almacén de palés, sobre un palé de destino
US9926147B2 (en) Stacking device and stacking method
US8545161B2 (en) Unloading vehicle and combination of an unloading vehicle with a container
JPH0551042A (ja) コイル格納用容器
JP3142206U (ja) 自在密閉ケース装置及びそれを用いた物品の保管、搬送システム
US5515662A (en) Bulk packaging system
CN103395581A (zh) 便于运输的粮食存储装置
JP5262234B2 (ja) 物品の箱詰装置
KR200396854Y1 (ko) 암롤 차량에 탑재 및 분리 가능한 컨테이너
JP2724085B2 (ja) 箱体からの内収容物取出装置
KR101959997B1 (ko) 롤테이너 티퍼 장치
JP2004182368A (ja) 自動倉庫システム
CA2667746A1 (en) Unloading vehicle and combination of an unloading vehicle with a container
PT84054B (pt) Aparelho para empilhar contentores de carga intermedios, pilha de contentores de carga intermedios e respectivo involucro exterior
CN219884376U (zh) 物料运送托盘及物料运送装置
WO2004035390A3 (en) Storage and dispensing system
DE502004003935D1 (de) Verpackungssystem und -verfahren für den automatisierbaren Transport, die automatisierbare Handhabung und die Lagerung von Stückgut über eine Logistikkette
CN211495053U (zh) 一种用于包装运输的储存箱
ES2366719B1 (es) Llenador para envase de fruta de gran tamaño.
JPH05270546A (ja) 円筒物品収納用の箱型コンテナ
JP3024015B2 (ja) 製品積載装置
JP3593152B2 (ja) クランプハンド及びロボット
CN112777140A (zh) 一种智能对接样本存储库
JPS58162437A (ja) パレツト荷積装置

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110514

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120514

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20180514

Year of fee payment: 10

EXPY Cancellation because of completion of term