JP3023603U - 食品包装容器 - Google Patents

食品包装容器

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JP3023603U
JP3023603U JP1995011664U JP1166495U JP3023603U JP 3023603 U JP3023603 U JP 3023603U JP 1995011664 U JP1995011664 U JP 1995011664U JP 1166495 U JP1166495 U JP 1166495U JP 3023603 U JP3023603 U JP 3023603U
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JP
Japan
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moisture
adhesive portion
sheet member
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lid
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JP1995011664U
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English (en)
Inventor
雅彦 山崎
Original Assignee
株式会社協和パック
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  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本考案は、食品包装容器の蓋体の裏面に形成
された収容部から箸や手拭きが不用意に脱落するのを防
止できる食品包装容器を提供することである。 【解決手段】 食品包装容器10の蓋本体部24の裏面
26には防湿シート部材28が蓋本体部24の略全域を
覆うように配設されている。この防湿シート部材28の
第1辺28Aには帯状の第1接着部30が、第2辺28
Bには帯状の第2接着部32が形成されている。蓋本体
部24と防湿シート部材28との間には箸36等を収容
できる収容部40が形成されている。防湿シート部材2
8の第1接着部30と第2接着部32との間にも帯状の
中間接着部42が形成され、防湿シート部材28と蓋本
体部24が接着されている。防湿シート部材28には第
1接着部30,第2接着部32及び中間接着部42と直
交方向にスリット44が形成され、スリット44から収
容部40に箸36等を挿入できるようになっている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、食品包装容器に関し、詳しくは蓋体の裏側に箸や手拭き等を収容す ることができる食品包装容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
使い捨て弁当容器や駅弁容器等の中には蓋体の裏面に箸や手拭き等を収容する ためのポケットを設けた食品包装容器がある。 従来、この種の食品包装容器の蓋体の裏面にはシート部材を配設し、シート部 材の3辺又は4辺を蓋体に接着し、シート部材の1辺に開口部を形成してポケッ トを設けている。 しかし、前記ポケットはシート部材の縁部の3辺又は4辺を接着剤で蓋体に接 着しただけであるので、ポケットに箸や手拭きを収容した場合蓋体とシート部材 の挟持力が弱い。 このため、運搬時等に生じる振動等によりポケットから箸や手拭きが脱落する 虞がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記事実に鑑みなされたものであり、食品包装容器の蓋体の裏面に形 成された収容部から箸や手拭きが不用意に脱落するのを防止することができる食 品包装容器を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、食品を収容する箱体と、この箱体の開放部を閉じる蓋体と 、からなる食品包装容器であって、前記蓋体の裏面の略全域を覆うように配設さ れた防湿シート部材と、この防湿シート部材の第1辺に形成され第1辺と前記蓋 体を接着する第1接着部と、前記防湿シート部材の第1辺に対向する第2辺に形 成されて第2辺と前記蓋体を接着する第2接着部と、前記蓋体と防湿シート部材 との間に形成されて箸や手拭きを収容する収容部と、前記第1接着部と第2接着 部との間に形成され前記防湿シート部材と前記蓋体とを接着する第3接着部と、 前記防湿シート部材に前記第1接着部,第2接着部,第3接着部と交差方向に形 成されて前記収容部に箸や手拭きを挿入できるスリットと、を有することを特徴 としている。
【0005】
【考案の実施の形態】
図1乃至図3には本考案に係る食品包装容器10の一実施例が示されている。 図3に示されるように食品包装容器10は食品を収容する箱体12と箱体12 の開放部(図示せず)を閉じる蓋体14により構成されている。これら箱体12 及び蓋体14は厚紙で形成されている。 図1に示すように、前記蓋体12は前側面部16,後側面部18,右側面部2 0,左側面部22及び蓋本体部24によって箱状に形成されている。 図2に示すように、前記前側面部16は外側壁部16A,内側壁部16B及び 支持片部16Cが折曲線を介して連続形成されている。前記後側面部18は外側 壁部18A,内側壁部18B及び支持片部18Cが折曲線を介して連続形成され ている。また、前記右側面部20は外側壁部20A,内側壁部20B及び支持片 部20Cが折曲線を介して連続形成されている。これら外側壁部20A及び内側 壁部20Bの両端部にはそれぞれ舌片20Dが突設形成されている。また、前記 左側面部22は外側壁部22A,内側壁部22B及び支持片部22Cが折曲線を 介して連続形成されている。これら外側壁部22A及び内側壁部22Bの両端部 にはそれぞれ舌片22Dが突設形成されている。 前記蓋本体部24の裏面26にはポリエチレンフィルム等の適宜防湿材によっ て蓋本体部24と略同じ面積に形成された防湿シート部材28が蓋本体部24の 略全域を覆うように配設されている。この防湿シート部材28の第1辺28Aに は帯状の第1接着部30が形成されている。また、前記第1辺28Aと対向する 第2辺28Bにも帯状の第2接着部32が形成されている。前記第1接着部30 と前記第2接着部32は共に接着剤34によって前記蓋本体部24と防湿シート 部材28を接着している。図1に示すように、前記蓋本体部24と防湿シート部 材28との間には箸36や手拭き38を収容できる収容部40が形成されている 。 図2に示すように、前記防湿シート部材28の第1接着部30と第2接着部3 2との間にも第3接着部としての帯状の中間接着部42が形成され、接着剤34 で前記防湿シート部材28と蓋本体部24が接着されている。この中間接着部4 2は前記第1接着部30及び第2接着部32と同一長さに形成されている。 前記防湿シート部材28には第1接着部30,第2接着部32及び中間接着部 42と直交方向に向かってスリット44が形成されている。従って、図1に示す ように、スリット44から前記収容部40に箸36や手拭き38を挿入すること ができるようになっている。 なお、図2に示すように、前記防湿シート部材28の第3辺28Cと第4辺2 8Dは共に蓋本体部24と接着されていない。このため、防湿シート部材28の 第3辺28Cと第4辺28Dは開口状態となっているが、蓋体12を組み立てる と図1に示すように、第3辺28Cは右側面部20の支持片部20Cによって、 第4辺28Dは左側面部22の支持片部22Cによって、それぞれ押さえ付けら れて閉鎖されるようになっている。このため、第3辺28C及び第4辺28Dか ら箸36や手拭き38が脱落することはない。
【0006】 次に、第1実施例の作用について説明する。 本考案に係る食品包装容器10の収容部40に箸36や手拭き38を収容する 場合は、防湿シート部材28にスリット44が形成されているので、作業者はス リット44から収容部40に箸36や手拭き38を挿入することができる。 また、前記蓋本体部24の第1接着部30と第2接着部32との間には中間接 着部42が形成されているので、防湿シート部材28の張力が高くなるため収容 部40に収容されている箸36や手拭き38は防湿シート部材28と蓋本体部2 4によって強く挟持され、運搬時による振動等で箸36や手拭き38が収容部4 0内を移動したり、収容部40から脱落することを確実に防止できる。 また、前記中間接着部42を形成したことにより、収容部40に箸36や手拭 き38を収容しても蓋本体部24が丸くなることを防いで食品包装容器10の気 密性低下及び見栄えの低下を防止することができる。 なお、本考案では前記蓋本体部24の裏面26に蓋本体部24の裏面26の略 全域を覆うように防湿シート部材28を配設したので箱体12に入れた食品から の湿気が蓋本体部24に伝わるのを防止することができる。
【0007】 なお、実施例では中間接着部42を一つだけ形成したが、中間貼着部42を二 以上形成してもよいことは勿論である。 また、実施例では中間接着部42を直線状に形成したがこれに限定するもので はなく、例えば円弧状やく字形状に形成したり、或は第1接着部30,第2接着 部32に対して傾斜するように形成してもよい。 なお、実施例では中間接着部42を第1接着部30,第2接着部32と同一長 さに形成したが、これに限定されないことは勿論である。 また、実施例ではスリット44を第1接着部30,第2接着部32及び中間接 着部42と直交方向に形成したが、第1接着部30,第2接着部32及び中間接 着部42と交差する方向であれば直交方向に限定されないことは勿論である。 なお、実施例では箱体12と蓋体14が別個に形成された食品包装容器10を 用いて本考案を説明したが、箱体12と蓋体14が一体の食品包装容器に適用し てもよいことは勿論である。
【0008】
【考案の効果】
以上説明した如く、本考案に係る食品包装容器は蓋本体部に中間接着部を形成 したので、防湿シート部材の張力が高くなるため収容部に収容された箸や手拭き を防湿シート部材と蓋本体部が確実に挟持することができるという優れた効果を 有する。 また、前記中間接着部を形成したので、収容部に箸や手拭きを収容しても蓋本 体部が丸くなることを防止して食品包装容器の見栄えの低下及び食品包装容器の 気密性が低下することを防止できるという優れた効果を有する。 さらに、防湿シート部材を蓋本体部の裏面に蓋本体部の略全域を覆うように配 設したので箱体に入れた食品からの湿気が蓋本体部に伝わるのを防止できるとい う優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】食品包装容器の蓋体を内側から見た全体斜視図
である。
【図2】食品包装容器の蓋体の展開図である。
【図3】食品包装容器の全体斜視図である。
【符号の説明】
10・・・食品包装容器 12・・・箱体 14・・・蓋体 24・・・蓋本体部 28・・・防湿シート部材 30・・・第1接着部 32・・・第2接着部 34・・・接着剤 40・・・収容部 42・・・中間接着部 44・・・スリット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食品を収容する箱体と、この箱体の開放
    部を閉じる蓋体と、からなる食品包装容器であって、前
    記蓋体の裏面の略全域を覆うように配設された防湿シー
    ト部材と、この防湿シート部材の第1辺に形成され第1
    辺と前記蓋体を接着する第1接着部と、前記防湿シート
    部材の第1辺に対向する第2辺に形成されて第2辺と前
    記蓋体を接着する第2接着部と、前記蓋体と防湿シート
    部材との間に形成されて箸や手拭きを収容する収容部
    と、前記第1接着部と第2接着部との間に形成され前記
    防湿シート部材と前記蓋体とを接着する第3接着部と、
    前記防湿シート部材に前記第1接着部,第2接着部,第
    3接着部と交差方向に形成されて前記収容部に箸や手拭
    きを挿入できるスリットと、を有することを特徴とする
    食品包装容器。
JP1995011664U 1995-10-06 1995-10-06 食品包装容器 Expired - Lifetime JP3023603U (ja)

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