JP3023435U - 座席カバー収納ケース - Google Patents

座席カバー収納ケース

Info

Publication number
JP3023435U
JP3023435U JP1995011518U JP1151895U JP3023435U JP 3023435 U JP3023435 U JP 3023435U JP 1995011518 U JP1995011518 U JP 1995011518U JP 1151895 U JP1151895 U JP 1151895U JP 3023435 U JP3023435 U JP 3023435U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
seat cover
pair
storage case
cover storage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1995011518U
Other languages
English (en)
Inventor
正男 吉原
Original Assignee
株式会社三裕商会
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社三裕商会 filed Critical 株式会社三裕商会
Priority to JP1995011518U priority Critical patent/JP3023435U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3023435U publication Critical patent/JP3023435U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cartons (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 商品陳列棚の大小棚板間隔に応じて商品を陳
列し得ない点、カバー収納ケース内のカバーのデザイン
模様が良く認識し得ない等の技術的課題を解決する。 【解決手段】 上面が透明で収納する折り畳みシートカ
バー4、4aの模様を透視し得る分離した一対のカバー
収納体1、2と、この分離した一対のカバー収納体1、
2の隣接面適所に配備され、一対のカバー収納体1、2
を上面透明部分が外面となるように折り重ね可能にする
接続部3とから成る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、例えば自動車座席カバーの包装用に使用される座席カバー収納ケ ースに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の自動車座席カバー収納ケースは、上面の面内に窓孔を開口した直方体形 状の厚紙製箱体と、この箱体を収納するビニール製の軟質透明袋体とから成る( 図示せず)。 使用に際しては、厚紙製箱体の蓋板部を開き、折り畳んだシートカバーを収納 する。この後、この箱体をビニール製透明袋体に収納する。この時、箱体の窓孔 に位置する折り畳みシートカバーの模様が透明袋体を通して外観し得る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
自動車座席カバーは、フロント側座席用カバーと、リヤ側座席用カバーとから なる。つまり、前側2座席を覆うカバーと後側の大きな座席を被覆するカバーと で構成される。従って、自動車座席カバーを折り畳んで収納するケースも大型と なる。また、需要者にカバーのデザイン模様を良く認識して貰うため、外観し得 る窓孔面を大きくする必要があり、結局、現在の座席カバー収納ケースは、大型 なものとなっている。 一方、量販店等における商品陳列棚の棚間隔は、大小まちまちであり、仮に棚 間隔が狭いと、大径の座席カバー収納ケースを立てた状態(窓孔透明部分が前面 となる状態)で陳列し得ない。 ところで、小さい棚間隔でも使用し得るように、カバー収納ケースの厚みを大 きくし、且つカバー収納ケースの前面面積を小さく設定することも考えられるが 、この場合は、商品デザインを目視し得る面積も小さくなり、需要者がデザイン 模様を充分に認識し得ない不利がある。
【0004】 この考案は、以上のような課題を解消させ、カバー収納ケースを二つ折り重ね 可能とすることで、棚板間隔がまちまちな大小陳列棚に陳列使用し得、しかも需 要者がカバーのデザイン模様を充分に認識し得る座席カバー収納ケースを提供す ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成させるために、この考案の座席カバー収納ケースでは、次のよ うな構成としている。 座席カバー収納ケースは、上面が透明で収納した折り畳みシートカバーの模様 を透視し得る分離した一対のカバー収納体と、この分離した一対のカバー収納体 の隣接面適所に配備され、一対のカバー収納体を上面透明部分が外面となるよう に折り重ね可能にする接続部とから成ることを特徴としている。
【0006】 このような構成を有する座席カバー収納ケースでは、例えば一方のカバー収納 体にはフロント側座席カバーを折り畳み収納し、他方のカバー収納体にはリヤ側 座席カバーを折り畳み収納する。両カバー収納体は接着テープ(接続部)で折り 重ね可能に連接してある。 従って、棚板間隔の大きい陳列棚では、一対のカバー収納体を面一状に展開し た状態、つまり上面透明部分が面一状に並ぶように立てた状態で陳列し得る。従 って、カバーデザインの目視面積が大きく、需要者はカバーのデザイン模様を良 く認識できる。 一方、棚板間隔の狭い陳列棚では、一対のカバー収納体を接続部を介して折り 曲げ、二つの上面透明部分が表裏に位置するように折り重ねる。これにより、カ バー収納ケースは一つのカバー収納体の大きさ(高さ)となり、狭い棚板間に立 てた状態で陳列し得る。この場合、カバーデザインの目視面積は小さいが、陳列 棚から二つ重ねのケースを取り出し、一対のカバー収納体を展開することで需要 者はデザインを充分に認識し得る。
【0007】
【考案の実施の形態】 以下、図面に基づき本考案の座席カバー収納ケースの具体的な実施の形態を説 明する。
【0008】 図1は、この考案の座席カバー収納ケースの分解斜視図であり、図2は断面図 である。 座席カバー収納ケース(シートカバーケース)Aは、分離した一対のカバー収 納体1、2と、一対のカバー収納体1、2を折り重ね可能に連接する接続部3と から成る。
【0009】 カバー収納体1及び2は、いずれも内ケース11(21)と、透明外ケース1 2(22)とから成る。内ケース11(21)は、上面11a(21a)を開口 した有底の偏平な紙製箱体である。透明外ケース12(22)は、例えば透明ビ ニール製の袋体で、内ケース11(21)に対応した大きさの直方体形状に形成 され、一端部が開口してある。開口部12a(22a)には、側壁部に連続する 折り曲げ開閉蓋部12b(22b)と、上面部に連続する折り曲げ閉じ蓋部12 c(22c)が設けてあり、閉じ蓋部12c(22c)の面内には接着テープ1 2d(22d)が取付けてある。
【0010】 上記接続部3は、一定幅長さを有する接着ビニールテープで、分離した透明外 ケース12と透明外ケース22との一側壁面を接面させた状態(接合面部a)で 、隣接する両底外面に亘って接着配備してある。この接続部3により、一対のカ バー収納体(両透明外ケース12、22)1、2は、それぞれ上面(閉じ蓋部1 2c、22cが連続する面)が、外面となるように二つ折り重ね可能となる。
【0011】 このような構成を有する座席カバー収納ケースでは、例えば内ケース11に、 折り畳んだフロント側座席カバー4を収納し、内ケース21に折り畳んだリヤ側 座席カバー4aを収納する。そして、この内ケース11を透明外ケース12に嵌 入すると共に、内ケース21aを透明外ケース22に嵌入した後、開閉蓋部12 b(22b)、閉じ蓋部12c(22c)により、開口部12a(22a)を閉 成する。 図2で示すように、収納されたカバー4、4aは内ケース11(21)の上開 口面11a(21a)に位置する部分が、透明外ケース12(22)の上面を通 して、カバーのデザイン模様を外観し得る。
【0012】 この座席カバー収納ケースAの陳列は、図4のように実行する。 陳列棚板5と棚板5aのように棚板間隔が大きい場合は、二つのカバー収納体1 、2を展開した状態、つまり接続部3で連接されたカバー収納体1、2の上面( 内ケース11、12の上開口面11a、21aの面)が、面一状となるように立 てた状態で陳列する。 この場合、外観し得る商品(ガバー)デザイン模様の面積が大きく、需要者は 容易にカバーデザインを認識できる。 一方、陳列棚板5aと棚板5bのように棚板間隔が小さい場合は、図3で示す ように、二つのカバー収納体1、2を接続部3を介して二つ折りに折り曲げて重 ねる。これにより、シートカバーケースAの高さが半分(一つのカバー収納体1 の高さ)となり、狭い棚板5a、5b間に陳列し得る。しかも、陳列状態におい て、内ケース11(21)の上開口面11a(21a)の面が、表裏面に位置す る。従って、図4で示すように、例えばフロント側座席カバー4のデザイン模様 を需要者は認識できる。この場合、デザインを外観し得る面積は小さいが、陳列 棚5aからシートカバーケースAを取り出すことで、極めて容易に展開状態とな し得るから、デザイン模様を充分に認識し得る。
【0013】 図5は、この考案の他の実施の形態を示す分解斜視図である。 先の実施の形態では、透明外カバー12(22)の一端面を開口12a(22a )し、上面部に閉じ蓋部12c(22c)を連続した例を示したが、この実施の 形態では、上面部を開口し、接合面部aと反対側の側壁に上面開閉蓋部12e( 22e)を連続状に設けている。また、上面開閉蓋部12e(22e)の先端部 には折り曲げ部12f(22f)を設け、この折り曲げ部12f(22f)を接 合面部a側の側壁内へ嵌入させるようにしている。 この実施の形態では、先の実施の形態(図1)に比較して、開口面積が大きい ため、カバーを収納した内ケース11、21の挿脱作業が一層容易となる。
【0014】 図6は、この考案の更に他の実施の形態を示す斜視図である。 先の実施の形態(図1及び図5)では、カバー収納体1、2を透明外ケース12 (22)と、内ケース11(21)とから成る例を示したが、この実施の形態の カバー収納体1、2は、内ケース11(21)を省略している。つまり、カバー 収納体1、2はそれぞれ分離した厚紙製の上開口有底の箱体で、接合面部aの隣 接壁(側壁16b、26b)の下端部に一定長さの切欠き開口部3aを設け、こ の切欠き開口部3aの下部、つまり両カバー収納体1、2の隣接底面16a、2 6aに一定幅の接着ビニールテープ3bを接着して、両カバー収納体1、2を接 続する接続部3としている。また、カバー収納体1、2の一端壁には上面開閉蓋 15(25)を連接している。上面開閉蓋15(25)の面内には透明シート部 15b(25b)を設け、先端部には折り曲げ接着部15a(25a)を設けて いる。この実施の形態のケースでは、内カバー11、21を省略し得る。
【0015】 更に、この実施の形態では、カバー収納体1、2の底面16a、26a中央、 及び両側壁16b、16c(26b、26c)の長さに亘る3本の折り目線17 a、17b、17cを設け、両側壁16c、26cには三角形状の折り目線を設 けて、コンパクト折り畳み線17を構成している。これにより、シートカバー4 、4aを収納する前段階(接続部3を取付ける前段階)において、箱体業者から 搬送されるカバー収納体1、2は、コンパクト折り畳み線17を内向きに折り畳 むことで、カバー収納体1、2の長さを約半分の長さに設定し得、且つカバー収 納体1とカバー収納体2とを食い違い位置に段重ねすることで、極めてコンパク トに搬送し得る。
【0016】
【考案の効果】
この考案では、以上のように、分離した二つのカバー収納体を接続部を介して 二つ折り重ね可能に連接することとしたから、上下棚板間の間隔が小さい場合に は、2つのカバー収納体を二つ折り重ねとした状態で陳列し、棚板間隔が大きい 場合は二つのカバー収納体を展開した状態で陳列し得る。 しかも、二つのカバー収納体を展開することで、需要者は収納されるカバーの デザイン模様を充分に外観し得る等、考案目的を達成した優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】座席カバー収納ケースの実施の形態を示す分解
斜視図である。
【図2】座席カバー収納ケースの実施の形態を示す断面
図である。
【図3】座席カバー収納ケースの折り畳み状態を示す斜
視図である。
【図4】座席カバー収納ケースの陳列状態を示す説明正
面図である。
【図5】座席カバー収納ケースの他の実施の形態を示す
分解斜視図である。
【図6】座席カバー収納ケースの他の実施の形態を示す
斜視図である。
【符号の説明】
1 カバー収納体 2 カバー収納体 3 接続部 11 内ケース 12 透明外ケース

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面が透明で収納する折り畳みシートカ
    バーの模様を透視し得る分離した一対のカバー収納体
    と、この分離した一対のカバー収納体の隣接面適所に配
    備され、一対のカバー収納体を上面透明部分が外面とな
    るように折り重ね可能にする接続部とから成ることを特
    徴とする座席カバー収納ケース。
  2. 【請求項2】 前記一対のカバー収納体は、隣接する底
    外面が上記接続部で連接された二つの収納部を持つ軟質
    性透明外ケースと、この軟質性透明外ケースの各収納部
    に挿脱可能に配備される上開口有底の内ケースとから成
    ることを特徴とする請求項1記載の座席カバー収納ケー
    ス。
  3. 【請求項3】 前記一対のカバー収納体は、上面透明部
    を開閉蓋とした二つの硬質性収納ボックスと、各硬質性
    収納ボックスの隣接壁に切欠き部を設け、この切欠き部
    に上記接続部を配備したことを特徴とする請求項1記載
    の座席カバー収納ケース。
JP1995011518U 1995-10-03 1995-10-03 座席カバー収納ケース Expired - Lifetime JP3023435U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1995011518U JP3023435U (ja) 1995-10-03 1995-10-03 座席カバー収納ケース

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1995011518U JP3023435U (ja) 1995-10-03 1995-10-03 座席カバー収納ケース

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3023435U true JP3023435U (ja) 1996-04-16

Family

ID=43158706

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1995011518U Expired - Lifetime JP3023435U (ja) 1995-10-03 1995-10-03 座席カバー収納ケース

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3023435U (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6032220B2 (ja) * 1980-07-07 1985-07-26 日本電気株式会社 情報処理装置
JPS6357219B2 (ja) * 1983-06-29 1988-11-10 Japan Steel Works Ltd
JPH0535721U (ja) * 1991-06-17 1993-05-14 株式会社吉野工業所 液体注出容器

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6032220B2 (ja) * 1980-07-07 1985-07-26 日本電気株式会社 情報処理装置
JPS6357219B2 (ja) * 1983-06-29 1988-11-10 Japan Steel Works Ltd
JPH0535721U (ja) * 1991-06-17 1993-05-14 株式会社吉野工業所 液体注出容器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4700831A (en) Compartmented packaging box for commodity and accessory
US20150344216A1 (en) Folding cupcake box
JP2008517846A (ja) 食品を保持するパックにおけるまたはそれに関する改良
JP2018535152A (ja) 消費財用のパック
KR200392828Y1 (ko) 포장박스
JP3023435U (ja) 座席カバー収納ケース
CN1321865C (zh) 带有可折叠式底壳的烟草制品包装
JP4128003B2 (ja) 包装箱
US20010006152A1 (en) Box
JP4515595B2 (ja) 紙箱
JP2930938B1 (ja) 紙製容器
JP6672807B2 (ja) 吊り下げ包装箱
JP3021864U (ja) 包装箱
JP2002293319A (ja) 梱包箱
JPH01198396A (ja) ファイルボックス
JP2009096513A (ja) キャリーカートン
JPH0447062Y2 (ja)
JPH0635939Y2 (ja) 包装箱
JP3032375U (ja) ポケットティッシュ収容ケース
EP1272394A1 (en) Collapsible carton box, method and blank for making same
JPH0518261Y2 (ja)
JPH0443467Y2 (ja)
JPH0144159Y2 (ja)
JP2005119715A (ja) 手提げ型紙製組み立て箱
KR200345026Y1 (ko) 수납박스의 트레이형 포장구조