JP3023005B2 - 照度検査装置 - Google Patents

照度検査装置

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JP3023005B2
JP3023005B2 JP3067219A JP6721991A JP3023005B2 JP 3023005 B2 JP3023005 B2 JP 3023005B2 JP 3067219 A JP3067219 A JP 3067219A JP 6721991 A JP6721991 A JP 6721991A JP 3023005 B2 JP3023005 B2 JP 3023005B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、照度検査装置に関し、
更に詳しくは、筒状体の内面を撮像して検査する筒状体
の内面検査装置の照度検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ラミネートチューブのような筒状
体の内面を撮像する内面検査装置はこれまでになく、あ
えて内面検査を行なうとすれば人間が目視検査を行なわ
なければならなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この方
式では、検査の能率に限度があり、この検査工程で全体
の工程の速度が制限され、また完全な自動化も図れない
という問題点があった。また、自動化された筒状体
面検査装置において、筒状体の内面検査を確実に行なう
ことができるかどうかについては困難な問題であった。
【0004】しかも、内面検査装置の光源の照度にばら
つきがある場合には、検査結果が正確に得られず、自動
化する上で問題となる。本発明の目的は、筒状体の内面
を高速かつ自動的に撮像、検査しうる筒状体内面検査
装置が備える照度検査装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、筒状
体を回転保持部上に保持しつつ回転させると共に、前記
筒状体を所定角度に亘って断続的に自転させる移送手段
と、前記筒状体の内面に光を照射するための光源を有す
る内面検査手段とからなる筒状体内面検査装置に備えら
れる照度検査装置において、前記光源の照度を検査する
照度計を有し、前記光源が移動して前記筒状体の内部に
挿入される際に、前記照度計によって前記光源の照度の
ピークがとらえられ、そのピーク値の大きさにより照度
判定を行うことに特徴を有する。 この発明によれば、光
源の照度を検査する照度計によって、その光源の照度の
ピークがとらえられ、そのピーク値の大きさにより照度
判定が行われるので、照度が適正でない光源を、識別す
ることができる。その結果、適正でない光源の取り換え
等をすることができる。さらに、光源が移動して筒状体
の内部に挿入される際に光源の適否に関する照度判定が
なされるので、そうした光源によって検査される筒状体
の内面検査結果が妥当かどうかを判断するのに便利であ
る。
【0006】請求項2の発明は、前記移送手段によって
連続的に搬送される前記筒状体を複数の光源で内面検査
する筒状体内面検査装置に備えられる請求項1に記載の
照度検査装置において、前記複数の光源の全てについて
前記照度判定が行なわれることに特徴を有する。 この発
明によれば、筒状体の内面検査に使用される複数の光源
の全てすべてについて上記の照度判定がなされるので、
そうした光源によって検査される筒状体の内面検査結果
が妥当かどうかを判断するのに便利であると共に、照度
が適正でない光源の取り換え等をすることができる。
【0007】請求項3の発明は、請求項1または請求項
2に記載の照度検査装置において、前記ピーク値が所定
の基準値の範囲を超ると、照度判定信号が送信されるこ
とに特徴を有する。 この発明によれば、ピーク値が所定
の基準値の範囲を超ると、照度判定信号が送信されるの
で、そのピークがどのレベル内にあるかによって光源の
照度のチェックが行われ、その照度が正常でなければそ
の旨の照度判定信号を外部に送信し、その光源により検
査された筒状体に対してNG信号を送信する。このよう
に、筒状体の内面検査前にその都度光源の照度がチェッ
クされるので、そうした検査結果の妥当性を容易且つ正
確に判断することができる。
【0008】
【実施例】次に本発明の好適な実施例を図面に基づいて
説明する。本実施例は、本発明の撮像対象又は検査対象
である筒状体をラミネートチューブTとした例について
開示したものである本発明の照度検査装置が備えられ
筒状体内底面検査装置の構成について図1及び図2
参照して説明する。この筒状体内底面検査装置2
は、基台35と、モータ36と、回転軸37と、回転検
査台12と、カム46と、カムフォロア47と、ホルダ
ー昇降回転軸48と、センタリング治具38と、チュー
ブ内検査装置39と、カメラセレクタ43と、ミキサ
有する画像送信ユニット44と、アンテナ部45と、回
転レゾルバ49と、固定レゾルバ50と、光量チェッカ
51と、カムポジショナ(図示しない。)と、判別装置
(図示しない。)と、を備えている。ここに、モータ3
6、回転軸37及び回転検査台12は移送手段を構成し
ている。チューブ内検査装置39は撮像手段を構成して
いる。また、以上は筒状体内底面撮像装置を構成してい
る。さらに、アンテナ部45は信号授受手段を構成して
いる。そして、判別装は判別手段を構成している。
【0009】基台35上には図示しない固定軸が設けら
れ、管状の回転軸37が固定軸と軸心を共有し、かつ固
定軸を被うように設けられている。回転軸37はモータ
36により回転駆動されるように構成されている。また
固定軸と回転軸37の角度位置を計測するために回転レ
ゾルバ49と固定レゾルバ50とが設けられている。回
転検査台12は回転軸37に結合されており、回転軸3
7の回転に伴って回転する。回転検査台12上にはホル
ダーHが載置可能となっている。ホルダーHはホルダー
昇降回転軸48により昇降及び回転駆動される。ホルダ
ー昇降回転軸48の昇降動作はカム46とホルダー昇降
回転軸48の下端に設けられたカムフォロア47によっ
て行われる。ホルダーHにはラミネートチューブTの絞
り出し口側が嵌挿可能となっている。また、ラミネート
チューブTの尾部側を円形に保持するセンタリング治具
38がホルダーHの上方に支持されている。ラミネート
チューブTの内部を検査するチューブ内検査装置39
は、チューブ内挿入部40と、ボアスコープ41と、C
CDカメラ42と、を有している。ボアスコープ41
は、ボアスコープ本体52とボアスコープ挿入部53と
を含んでいる。チューブ内挿入部40はボアスコープ挿
入部53と、発光ダイオード部54と、フォトセンサ部
55と、を含んでいる。このうち、ボアスコープ挿入部
53はラミネートチューブTの図上内底面側、すなわち
絞り出し口側を主として検査し、発光ダイオード部54
及びフォトセンサ部55はラミネートチューブTの内側
面を主として検査する。ロータリー式チューブ検査機2
には12個のチューブ内検査装置39が設けられてお
り、カムフォロア47及びホルダー昇降回転軸48も1
2個設けられている。これらの個数は12個には限定さ
れず他の数であってもよい。各チューブ内検査装置39
はリード線によりカメラセレクタ43に接続され、カメ
ラセレクタ43はミキサを有する画像送信ユニット44
に接続されている。画像送信ユニット44はアンテナ部
45に接続されている。アンテナ部45は判別装置(図
示しない。)に接続されている。
【0010】次に、ロータリー式チューブ検査機2の動
作を図1及び図2を参照して説明する。図1において、
ラミネートチューブTはホルダーH上に載置され搬送コ
ンベア9等によりスターホイル11に搬送される。スタ
ーホイル11はラミネートチューブTをホルダーHごと
ロータリー式チューブ検査機2の回転検査台12上に取
り込む。回転する回転検査台12上に取り込まれた後、
ホルダーHはカム46のカム曲線にしたがいホルダー昇
降回転軸48の昇降に伴って上昇し、かつホルダー昇降
回転軸48の軸のまわりに間欠回転運動を行う。すなわ
ち、図3に示すように、回転検査台12の回転方向に公
転しながら自転を行うが、その際に図上P1 、P2 、P
3 、P4 の点においては回転を所定の時間一時停止す
る。ホルダーHの上昇によりラミネートチューブTも上
昇し、センタリング治具38により円形に保持されたチ
ューブ内部にチューブ内検査装置39のチューブ内挿入
部40が挿入される(図2及び図4を参照。)。このよ
うに、チューブ内部にチューブ内挿入部40が挿入され
た状態で、ラミネートチューブTは点P1 〜P4 間にお
いて間欠的に自転運動を行うことにより、チューブ内検
査装置39を用いてこの区間でチューブ内底面及びチュ
ーブ内側面の検査を行うことができる。この間欠的自転
運動は、筒状体と撮像手段との間の相対的平面移動に相
当している。1つのチューブについて検査が終了する
と、不良品のラミネートチューブTが排出される。
【0011】本発明の照度検査装置においては、チュー
ブ内挿入部40ラミネートチューブTの内部に挿入
前に光量チェッカ51によって、光源用ファイバ部
59からなる発光部の光量チェックされる。その結果
はデータ処理時に反映され、光量が基準値からはずれて
いる場合は、警報を発し、光量チェッカ51により検査
されたラミネートチューブを排除し、部品の取換等も行
なうことができる。
【0012】次に、チューブ内挿入部40のさらに詳細
な構成を図4に基づいて説明する。図4(A)は、ラミ
ネートチューブT内に挿入された状態のチューブ内挿入
部40のI−I方向の断面を示している。また、図4
(C)はII−II方向の断面図、図4(D)はIII −III
方向の断面図である。チューブ内挿入部40は、ボアス
コープ挿入部53が、接合金具56ボルト57を介し
て取り付けられ、接合金具56に発光ダイオード部54
とフォトセンサ55a、55b、55c、55d、55
e、55fとが取り付けられている。
【0013】ボアスコープ挿入部53の断面図を図4
(B)に示す。ボアスコープ挿入部53は、ステンレス
チューブ58の内部に画像を撮像するレンズ部60が設
けられ、その周囲に細いグラスファイバを含む光源用フ
ァイバ部59が設けられている。この光源用ファイバ部
59の照度が前述した光量チェッカ51によって検出さ
れる。
【0014】これを、さらに図8を参照して説明する
本発明の照度検査装置において、照度検査する光量チェ
ッカ51は照度計51aを有し、照度計51aは、アイ
ソレータ60に接続され、アイソレータ60からのデー
タはアナログピークホルダ61に送られ、その後アナロ
グピークホルダ61によって保持されたピーク値につい
ての判定回路であるデジタルメータリレー62に送られ
る。ここで、このアナログピークホルダ61とデジタル
メータリレー62にはカムポジショナ87bからどのラ
ミネートチューブTなのかを特定する信号が送られる。
デジタルメータリレー62からのデータは照度判定表
63及び照度判定出力64を介して外部へと送られるよ
うになっている。照度検査手段は照度計51aからの信
号を、アイソレータ60にうけ各チューブ挿入部40の
照度を検出し、検出された照度の最大値をアナログピー
クホルダ61で保持する。次に、アナログピークホルダ
61で保持された値をデジタルメータリレー62によっ
て判定する。これを図6(c)〜(e)によって説明す
ると、照度のピーク値が下限値Lと、上限値Uとの間に
あれば基準を満たしているとして、上限値Uよりも大き
いか下限値Lよりも小さい場合には、光源としての光フ
ァイバ59の光量が適当でなく、下限値L以下の場合に
は、フォトセンサ部55への光が弱すぎ、上限値U以上
の場合には、フォトセンサ部55への光が強すぎること
を示す。従って、これら2つの場合には、その被検査体
としての筒状体の検査そのものについて正常でないもの
とし照度判定表63で異常を表示するとともに、その
信号を内面検査結果とともに回転部シーケンサ102に
送り、その光源を有するチューブ内挿入部40に該当す
る検査した筒状体を排除する。
【0015】次に、図7を参照して説明すると、ボアス
コープ41と光量チェッカ51との間をhとし、その位
置関係を図7(a)に示し、光量チェッカ51とボアス
コープ41との間の距離hを横軸とし、縦軸に照度(L
x)を示す。このグラフからわかるように、hが小さけ
れば照度は大きくなり、hが大きくなれば照度は小さく
なるという反比例の関係を有している。図4では、ボア
スコープ挿入部53の端面Sはボアスコープ挿入部53
の軸心に垂直であるが、これは軸心に対しある角度をも
つように斜めにカットされた形状であってもよい。この
場合には垂直下方のみならず斜め方向にも視野が拡大す
る。また、ボアスコープ挿入部53はラミネートチュー
ブTの軸心から偏心しているが、その位置関係を図5
(A)及び図5(C)に示す。すなわち、この場合のボ
アスコープ挿入部53の検査可能領域F1 は、正方形状
のカメラ視野からマスク部(ハッチ部分)を除いた4分
円形の部分となる。ラミネートチューブTは、図3に示
したように間欠的に自転運動を行い点P1 、P2 、P3
、P4 において一時停止するから、点P1 の停止時に
図5(C)における検査可能領域F1 を検査することが
でき、点P2 の停止時には検査可能領域F2 を検査する
ことができる。以下、同様にして点P3 の停止時に検査
可能領域F3 を、点P4 の停止時に検査可能領域F4
を、それぞれ検査することができる。このように、図5
(A)及び(C)に示すように検査領域を分割し、かつ
内底面に接近して撮像、検査することにより、図5
(B)及び(D)に示すようにラミネートチューブTの
軸心にボアスコープ挿入部53をすえ1つの検査領域と
して検査するのに比べ、さらに解像度を向上させること
ができ、より微細な混入物、キズ等の不良を検出するこ
とが可能となる。検査領域の分割は4分割に限定され
ず、他の数であってもかまわない。
【0016】一方、発光ダイオード部54は、図2に示
すように、ラミネートチューブTの内底面から上部開口
面までをカバーする長さを有しており、内側面を上端か
ら下端まで照らすことができる。各フォトセンサ55a
〜55fは、発光ダイオード部54をはさんで両側に3
個ずつ設けられ、図5(C)に示すように検査領域がオ
ーバラップするように設けられている。このように構成
することにより、フォトセンサ55a〜55fは、ラミ
ネートチューブTが自転している期間、すなわち図3に
おいて点P1 、P2 、P3 、P4 で停止している期間を
除いた期間中、内側面を検査することができる。ここに
おいて、フォトセンサ55a〜55fは1列に設けられ
てもよく、あるいは、フォトセンサ以外の他の光電変換
素子、例えばCCD素子等であってもよい。
【0017】次に、チューブ内検査装置39において検
出した検査情報の処理について説明する。CCDカメラ
42において検出されたラミネートチューブTの内底面
の画像情報はビデオ信号化され、フォトセンサ部55に
おいて検出されたラミネートチューブTの内側面の検査
情報は音声信号化されて、両者が混合され、外部に伝送
されて不良の可否が判別される。図8は、CCDカメラ
42において検出されたラミネートチューブTの内底面
の画像情報処理の流れを示すブロック図である。
【0018】図8は、回転ブロック85と固定ブロック
86とに大別される。回転ブロック85は、12個のC
CDカメラ42a、42b、42c、42d、42e、
42f、42g、42h、42i、42j、42k、4
2lと、カメラセレクタ43と、4つのカメラから得た
画像をミキシングするミキサを有する画像送信ユニット
44と、アンテナ部45を構成する電磁シールド用カバ
ー及び送信アンテナを有する画像アンテナユニット7
4と、カムポジショナ87aと、回転レゾルバ49と、
を含んでいる。
【0019】さらに、ラミネートチューブTの外面を検
査する光ファイバセンサ100からの信号は、シーケン
サ101を介し、シーケンサ101によって選択された
4つの外面検査ユニット103により外面の検査が行な
われるようになっている。固定ブロック86は、アンテ
ナ部45を構成する電磁シールド用カバー及び受信アン
テナを有する同期信号用アンテナユニット75と、2つ
の分配器と、4つのチューナとからなる画像受信ユニッ
ト89と、画像をチェックするイメージチェッカ90
、検査判定回路84と、検査判定表91と、検査判
定出力92bと、を含んでいる。一方、イメージチェッ
カ90から、水平、垂直同期信号が送られ、同期信号送
信ユニット92aにより同期信号用アンテナユニット7
5を介して送信され、同期信号受信ユニット93によっ
て受信され、CCDカメラ42に送信される。また、固
定レゾルバ50からの信号はカムポジョナ87bによっ
てカムの位置をイメージチェッカー90に送るようにな
っている。
【0020】光源としてのコールドライト42Kの光で
各CCDカメラ42a〜42lからのラミネートチュー
ブTの内底面を照射して得られた画像情報は、回転レゾ
ルバ49の検出した回転検査台12の角度位置から情報
を取り入れるべきCCDカメラをカメラセレクタ43が
特定し、特定されたCCDカメラからの画像情報を選択
して取り入れ、ミキサを有する画像送信ユニット44に
伝達する。図3から明らかなように、あるラミネートチ
ューブTが点P4 に達した時には、既に点P3、点P2
、点P1 にも後続のラミネートチューブTが達してい
るため、同時に4つのCCDカメラからの画像情報が取
り込まれる。ミキサを有する画像送信ユニット44はこ
れらの4つの画像情報をそれぞれ所定の搬送波で変調し
て混合して画像アンテナユニット74に出力する。混
合された画像情報は画像アンテナユニット74から画
像受信ユニット89に送信される。画像受信ユニット8
9により受信された混合画像情報は、画像受信ユニット
74の分配器により、周波数帯域を分割されて各チュ
ーナに送られ情報信号が検波される。4つのチューナの
うち、半分のチューナからの情報信号は2つのうち一方
のイメージチェッカに送られる。また、もう半分のチュ
ーナからの情報信号は他のイメージチェッカに送られ
る。検出した回転検査台12の角度位置からカムポジシ
ョナ87bがCCDカメラの番号を特定して検査判定回
路84に伝達する一方、カムポジショナ87bが2つの
イメージチェッカにセレクト信号を発して各チューナか
らの情報信号のうち検査判定回路84に送るべき信号を
選択する。検査判定回路84は、各CCDカメラからの
画像情報信号に基づき、不良か否かを判定して外部に出
力する。良・不良の判別は、例えば画像情報信号を明度
により2値化して、暗部の画素の個数により判別する。
また、前述したようにカムポジショナ87bからの信号
は、アナログピークホルダ61とデジタルメータリレー
62とに送られる。このように、あるラミネートチュー
ブに関する検査判定出力92bと同時に照度判定出力6
4から検査結果が出力され回転部シーケンサ102に送
られ回転部シーケンサ102によって不良ラミネートチ
ューブを排出するようになっている。
【0021】アンテナ部45の構成の例について、図8
及び図9を用いて説明する。アンテナ部45は、画像用
アンテナユニット74と同期信号用アンテナユニット7
5とで構成され、送信アンテナ74及び受信アンテナ
75と、これらを電磁シールドする電磁シールド用カ
バー、電磁シールド用カバーと、各アンテナの取付金具
76、77と、信号を供給するリード線81、82とを
有している。なお、送信アンテナ74は回転ブロック
85側に取り付けられ受信アンテナ75は固定ブロ
ック86側に取り付けられる。送信アンテナ74と受
信アンテナ75は非接触状態で、回転ブロック85
回転しても互いに常に対向するように取り付けられ、
報信号を安定的に授受できる。さらに、送信アンテナ7
4aと受信アンテナ75aは、電磁シールド用カバ
び電磁シールド用カバにより電磁シールドされている
(図示しない。)ので外部からのノイズの影響を受け
ることがなく、外部への雑音源とならない。
【0022】回転レゾルバ49、固定レゾルバ50の構
成の例を図1に示す。レゾルバとは回転軸の角度位置情
報を電気信号で与える装置である。図示のように、回転
レゾルバ49は回転ブロック側の角度位置情報を検出す
るためのレゾルバであり、レゾルバ本体は回転ブロック
側に取り付けられている
【0023】図10は、各角度位置におけるCCDカメ
ラとコントローラ90A及び90Bの動作状況を示す図
であり、各欄の数字が1の場合はON状態、0の場合は
OFF状態であることを示すと共に、CCDカメラに
対し使用されているコントローラの遷移を示している。
図11は、CCDカメラとコントローラの動作タイミン
グチャートである。
【0024】このように動作させることにより、高価な
コントローラの数を減らし、少ないコントローラを効率
的に動作させることができる。なお、本発明は上記の実
施例に限定されるものではない。上記実施例では、筒状
体であるラミネーチューブTがホルダーHにより間欠的
に自転し、CCDカメラ42自体は回転ブロックに固定
されていたが、これは逆にCCDカメラ42自体が間欠
的に自転し、ラミネートチューブT自体は自転しない構
成としてもよい。ただし、この場合は、CCDカメラ4
2の画像信号を回転するカメラ側とカメラに対しては固
定側である回転ブロックとの間で送受信するための送受
信アンテナ(例えばアンテナ部45の小型のもの)を各
CCDカメラごとに設ける必要がある。また、CCDカ
メラ42の動き方は回転(自転)運動でなくても、全内
底面をカバーできれば、他の動き方、例えばジグザグ運
動などでもよい。
【0025】また、本実施例ではラミネートチューブT
を間欠的に自転させ、静止時の画像により品質を検査し
ているが、これは連続的に回転させ画像情報を取り込み
処理、判別を行うことも可能である。ラミネートチュー
ブの動き方が自転運動でなく、ジグザグ運動などでもよ
いことは上記と同様である。また、本実施例では、ラミ
ネートチューブTは公転運動もしている。このようにす
ることにより、直線的な製造ラインの中間に小さなスペ
ースで検査工程を設置することが可能となるからであ
る。しかし、これは必ずしも公転運動に限られず、一方
向に移動中に間欠的に自転しカメラを挿入できれば直線
運動などであってもよい。
【0026】さらに、本実施例では、ラミネートチュー
ブTを昇降させてCCDカメラ42をラミネートチュー
ブTの内部に挿入せしめているが、これは、逆にCCD
カメラ42を昇降させてラミネートチューブTの内部に
挿入せしめてもよい。また、上記実施例は、底部の先端
がテーパ状に絞られその一部に開口面を有する筒状体で
あるラミネートチューブTについて説明したが、これは
一方端が閉じられたビンや缶のような有底筒状体でもか
まわない。
【0027】
【発明の効果】以上のように、本発明の照度検査装置に
よれば、照度が適正でない光源を容易に識別することが
できるので、適正でない光源の取り換え等をすることが
できる。さらに、そうした光源によって検査される筒状
体の内面検査結果が妥当かどうかを判断するのに便利で
ある。また、光源の照度のピークがどのレベル内にある
かによって光源の照度のチェックが行われ、その照度が
正常でなければその旨の照度判定信号を外部に送信し、
その光源により検査された筒状体に対してNG信号を送
信することができるので、そうした検査結果の妥当性を
容易且つ正確に判断することができる。 従って、こうし
た本発明の照度検査装置を備える筒状体内面検査装置
は、高速で、正確に筒状体の内部を撮像、検査すること
ができ、筒状体製造ライン全体の高能率化および自動化
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の照度検査装置を備えた内面検査装置の
構成図である。
【図2】本発明の照度検査装置を備えた内面検査装置の
構成図である。
【図3】本発明の照度検査装置を備えた内面検査装置の
動作説明図である。
【図4】ラミネートチューブ内に挿入されるチューブ内
挿入部を示す断面図である。
【図5】本発明のチューブ内挿入部のカメラ視野を説明
する説明図である。
【図6】本発明の照度検出手段の動作説明図である。
【図7】ボアスコープと照度の関係を示すグラフであ
【図8】画像情報処理を示すブロック図である。
【図9】アンテナの構成を示す構成図である。
【図10】本発明の各CCDカメラに対し使用されるコ
ントローラの遷移を示す説明図である。
【図11】本発明のCCDカメラのコントローラの動作
タイミングチャートである。
【符号の説明】
35…基台 36…モータ 37…回転軸 38…センタリング治具 39…チューブ内検査装置 40…チューブ内挿入部 41…ボアスコープ 42、42a〜42l…CCDカメラ 43…カメラセレクタ 44…画像送信ユニット 45…アンテナ部 46…カム 47…カムフォロア 48…ホルダー昇降回転軸 49…回転レゾルバ 50…固定レゾルバ 51…光量チェッカ 52…ボアスコープ本体 53…ボアスコープ挿入部 54…発光ダイオード部 55…フォトセンサ部 55a〜55f…フォトセンサ 56…接合金具 57…ボルト 58…ステンレスチューブ 59…光源用ファイバ部 60…レンズ部 74…画像用アンテナユニット74a…送信アンテナ 75…同期信号用アンテナユニット75a…受信アンテナ 85…回転ブロック 86…固定ブロック F1 …検査可能領域 H…ホルダー P1 …回転検査台上でのチューブ位置 S…ボアスコー挿入部端面 T…ラミネートチューブ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 21/90 G01B 11/24 G01N 21/84 H04N 7/18

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状体を回転保持部上に保持しつつ回転
    させると共に、前記筒状体を所定角度に亘って断続的に
    自転させる移送手段と、前記筒状体の内面に光を照射す
    るための光源を有する内面検査手段とからなる筒状体内
    面検査装置に備えられる照度検査装置において、 前記光源の照度を検査する照度計を有し、前記光源が移
    動して前記筒状体の内部に挿入される際に、前記照度計
    によって前記光源の照度のピークがとらえられ、そのピ
    ーク値の大きさにより照度判定を行うことを特徴とする
    照度検査装置。
  2. 【請求項2】 前記移送手段によって連続的に搬送され
    る前記筒状体を複数の光源で内面検査する筒状体内面検
    査装置に備えられる照度検査装置において、 前記複数の
    光源の全てについて前記照度判定が行なわれることを特
    徴とする請求項1に記載の照度検査装置。
  3. 【請求項3】 前記ピーク値が所定の基準値の範囲を超
    えると、照度判定信号が送信されることを特徴とする請
    求項1または請求項2に記載の照度検査装置。
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