JP3022793U - 発熱パイプヒーター並び施工装置 - Google Patents

発熱パイプヒーター並び施工装置

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明敏 新部
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有限会社テクノ総研
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    • E01—CONSTRUCTION OF ROADS, RAILWAYS, OR BRIDGES
    • E01C—CONSTRUCTION OF, OR SURFACES FOR, ROADS, SPORTS GROUNDS, OR THE LIKE; MACHINES OR AUXILIARY TOOLS FOR CONSTRUCTION OR REPAIR
    • E01C11/00—Details of pavings
    • E01C11/24—Methods or arrangements for preventing slipperiness or protecting against influences of the weather
    • E01C11/26—Permanently installed heating or blowing devices ; Mounting thereof
    • E01C11/265—Embedded electrical heating elements ; Mounting thereof
    • A—HUMAN NECESSITIES
    • A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01G—HORTICULTURE; CULTIVATION OF VEGETABLES, FLOWERS, RICE, FRUIT, VINES, HOPS OR SEAWEED; FORESTRY; WATERING
    • A01G9/00—Cultivation in receptacles, forcing-frames or greenhouses; Edging for beds, lawn or the like
    • A01G9/24—Devices or systems for heating, ventilating, regulating temperature, illuminating, or watering, in greenhouses, forcing-frames, or the like
    • A01G9/26—Electric devices
    • Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/25—Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】 雪国の道路融雪並び飛行場、作物の育苗育成
及びゴルフ場のグリーンの外各方面の用途に応用可能な
発熱パイプヒーターの構造並びに施工法を提供する。 【構成】 道路舗装面下に埋設する発熱パイプヒータＡ
は強度が必要であり、金属パイプ１の内面に塩ビパイプ
２を密着内蔵することでその強度は保てる。又広面積で
もパイプの連結と共に簡単に挿入出来、しかも断熱劣化
等の心配のないカーボン面発熱シートａを用い、パイプ
空間内に５０〜６０℃のこもり温度を発生させる方式で
ある。しかもパイプ周辺にもたらした蓋熱層に温度を充
満させた後、地上面に上昇させるシステムでありパイプ
間隔を広くすることができる最も省エネルギー構造であ
る。農業用の育苗並び育成施工法も基本的な考え方と効
果は前述と同様で広面発熱体を敷き込む方式と異なり散
水等の浸水等の浸透を考慮した最も省エネで有効な施工
法である。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
請求項１は機械的荷重を要する融雪用舗装ヒーターに関する。請求項２は、請求 項１の発熱パイプヒーターを有効に熱を発生させる施工法に関する。請求項３は 発熱パイプヒーターを農業用育苗並び育成に適応する施工法に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来パイプを用いて地熱を発生させる方法として温水又は地下水を循環させる方 法又は金属パイプ内面に発熱体を内蔵し、その発熱体を固定するため円筒又は円 柱を挿入させた発熱パイプは考案されている。しかし温水又は地下水方式はボイ ラー並びポンプ設備が高い上、均等な熱を広面に供給するには問題がある。 又、金属パイプに発熱体を接触させる方法の発熱パイプは、広面積に使用すれば リーク電流が発生する問題がある。更に構造的にも広面積に使用するには連結困 難で実用性がなく、不経済な方法であった。
【０００３】
【考案が解決しようとしている課題】
本考案は実用性に富み、施工が簡便で耐久性、省エネルギー性等を有効に組み合 わせた上、安全性、経済性を考慮した発熱パイプヒーター並びその施工システム を提供するものである。
【０００４】
【課題が解決するための手段】
舗装内に埋設する電気式パイプ構造は機械的荷重と漏電保護を主体に考案される べきで、その上実用可能で、経済的にも安価で施工性が良好な上、耐久性を要す る構造が必要である。本考案の発熱パイプヒーターは金属パイプの内面に絶縁性 の樹脂パイプを内蔵し、そのパイプ空間内に絶縁防水された長尺の可撓性面発熱 シートを挿入する方法が採用されており漏電の心配がまったくない。そのパイプ 内こもり温度をパイプ周辺並び舗装内に有効に分散発生させる施工法を適応して いるため発熱パイプの間隔を広くさせ省エネルギー配列としていることにある。 又こもり熱はパイプ空間内に感熱センサーを内蔵しコントローラーで６０℃以下 に制御することによりカーボン系発熱体でも６０℃以下でＯＮ，ＯＦ出来れば実 績上１５年の耐久性がある。さらに直射日光に照射されないよう、樹脂パイプで 保護されている構造であるため舗装内電気式発熱パイプ方式として最もすぐれた 構造といえる。 本考案の請求項１〜３は、舗装用並び育苗用共地中内に埋設するパイプ内こもり 温度をパイプ埋設間に分散させ広面積に均等な熱を上昇させるシステムを採用し ていることにある。パイプ内こもり熱を６０℃にするためのカーボン発熱体は面 状こもりであるため１０〜１５ｄａｇの抵抗体でよく０．１Ａ／Ｍ程度の省エネ ルギーヒーターでよい。又、初期通電で地熱を満足すれば放熱温度分を補給すれ ばよくコントローラーの制御で発熱時間は１／３〜１／５ですむ。さらに発熱体 はカーボン抵抗を塩ビシートで真空状態にラミネートしているため、耐久性に優 れておりニクロム線のように断線することがない。施工もパイプ連結と共に簡単 に挿入でき長尺でも不便でなく万一故障してもヒーター交換も可能であり、舗装 面の一部を掘削するだけで良く経済的である。
【０００５】
【作 用】
広面積の融雪舗装面並び広面積のパイプハウス内の育苗並び育成に必要な発熱パ イプこもり温度分散施工法は、従来の単一温熱パイプの埋設方式と異なり、用途 により強度と安全性、耐久性、省エネルギー性、施工性に富んだ方式のパイプ構 造で組み込みが簡単であり、雪国の道路並び飛行場等に適応できる。
【０００６】
【実施例】
図１は、道路融雪用発熱パイプのヒーター断面図である。金属又は強硬樹脂パイ プ１の内面部に密着してなる塩ビパイプ２を挿入する。このパイプ２は絶縁物の 役割を持ち電流等の漏電防止と腐触防止の役割と強度補強の役割を持つ。 このパイプ２の内空面Ｂに可撓性カーボン面発熱シートＡを長尺に挿入する。 こもり熱はＢ全体に充満される。発熱体Ａのリード線４と感熱センサー３はコン トローラー５によって適温に制御される。樹脂パイプ２の末端部は蓋６で完全に 防水処理された後更に金属パイプ１のジョイント板７によって長尺に連結できる 構造とした。 図２は融雪道路の発熱パイプヒーターの埋設工法の断面図である。路面基盤下に 石灰等の断熱層８を敷き込む。その上部に砕石並び砂利を敷いたこもり温度蓋熱 層９を設け、その上部にアスファルト層１０の中に発熱パイプヒーターＡを並列 に設置固定する。更に発熱パイプヒーターＡまたは蓋熱層９からの温度を広面に 伝導する特殊アスファルト層１１を敷き詰め完成する発熱パイプヒーターＡの施 工法である。 図３はパイプハウス内の育苗、育成に樹脂パイプ内に可撓性カーボン面発熱体Ａ を挿入した発熱パイプヒーターＢの施工断面図である。凹字型発砲スチロールの 底面に発熱パイプヒーターＢを３０〜６０ｃｍの間隔で設置する。パイプＢ間又 は側面までには砂利または蓋熱材１３をパイプ大の厚みに装填する。 その上部は塩ビシート１４を張りその上部に砂又は土壌層１５を設けた後、最後 に塩ビシート１６を張り設けてなる育苗又は育成用の発熱パイプヒーターＢの埋 設施行法である。
【０００７】
【考案の効果】
本考案は、長尺のカーボン発熱体を使用目的に対応できる円筒パイプに内蔵し、 広面積でも施工が簡便にできると共にこもり熱を広面に放射する。こもり蓋熱層 を設けることで省エネルギーであり実用性が高い工法と言える。耐久性、安全性 、補修性もよく雪国の舗装面下並び功面積のハウス内育苗、育成には最も有効で ある。
【提出日】平成６年８月２６日
【手続補正５】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００１
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００１】
【産業上の利用分野】請求項１は広面積で機械的荷重を要するパイプヒーターの
構造に関する。請求項２は 広面積で融雪舗装用の発熱パイプヒーターの装置に
関する。請求項３は発熱パイプヒーターを農業用育苗床並び育成床に適応する発
熱パイプヒーターの装置に関する。
【図面の簡単な説明】
【図１】道路融雪用発熱パイプヒーターの断面図であ
る。
【図２】融雪道路の発熱パイプヒーターの埋設工法の断
面図である。
【図３】パイプハウス内の育苗、育成に樹脂パイプ内に
可撓性カーボン面発熱体を挿入した発熱パイプヒーター
の施工断面図である。
【符号の説明】
Ａ 融雪道路用発熱パイプヒーター Ｂ こもり層 ａ カーボン面発熱シート １ 金属パイプ ２ 樹脂塩ビパイプ ３ 感熱センサー ４ リード線 ５ コントローラー ６ 蓋 ７ ジョイントベルト ８ 断熱層 ９ 砂利層 １０ アスファルト層 １１ 特殊アスファルト層 １２ 凹字型発泡スチロール １３ 蓋熱層 １４ 塩ビシート １５ 砂層 １６ 塩ビシート
【手続補正書】
【提出日】平成６年８月２６日
【手続補正２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項１
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正３】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項２
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正４】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項３
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正６】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図１】道路融雪用発熱パイプヒーターの断面図であ
る。
【図２】融雪道路用発熱パイプヒーターの埋設部分断面
図である。
【図３】パイプハウス内の育苗，育成用に、塩ビパイプ
内に可撓性カーボン面発熱体を挿入した発熱パイプヒー
ターの施工断面図である。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成７年１０月２７日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】考案の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【考案の名称】 発熱パイプヒーター並び施工
装置
【手続補正６】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図１】 道路融雪用発熱パイプヒーターの断面図で
ある。
【図２】 融雪道路用発熱パイプヒーターの埋没部分
断面図である。
【図３】 パイプハウス内の育苗、育成用に、塩ビパ
イプ内に可撓制カーボン面発熱体を挿入した発熱パイプ
ヒーターの施工断面図である。
【符号の説明】 Ａ 融雪道路用発熱パイプヒーター Ｂ こもり層 ａ カーボン面発熱シート １ 金属パイプ ２ 樹脂塩ビパイプ ３ 感熱センサー ４ リード線 ５ コントローラー ６ 蓋 ７ ジョイントベルト ８ 断熱層 ９ 砂利層 １０ アスファルト層 １１ 特殊アスファルト層 １２ 凹字型発泡スチロール １３ こもり層（砂利又は藁等） １４ 塩ビシート １５ 砂層 １６ 塩ビシート

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】パイプに発熱部を内蔵する方法において、
    金属又は強硬樹脂パイプの内面に塩ビ樹脂パイプを内蔵
    し、その塩ビパイプの空間に絶縁防水加工した可撓性カ
    ーボン面発熱シートを長尺ベルト状に挿入可能な構造に
    し、パイプの連結と共に現場で組み立てて出来る発熱パ
    イプヒーター。
  2. 【請求項２】舗装基盤の底面に石灰等の断熱材を装填
    し、その上部に砂利または砕石層を設け、その上部にア
    スファルト層を設ける際、請求項１の発熱パイプヒータ
    ーを並列に３０〜１００ｃｍ間隔にアスファルト層内に
    埋設した後、その上部を金属粒子等の熱伝導性の高い素
    材が混入した特殊アスファルト層を設けてなる融雪発熱
    パイプヒーターの施工法。
  3. 【請求項３】凹字型に加工した発泡スチロールの底面に
    塩ビパイプの空間に絶縁防水加工した可撓性カーボン面
    発熱シートを内蔵した発熱パイプを３０〜５０ｃｍ間隔
    に並列に設置し、パイプ間と壁面にパイプの厚み大の砂
    利層又は畜熱素材を装填した後その上部を塩ビシートで
    覆った後砂等を装備し、その上部を更に塩ビシートを覆
    い設けてなる植物用育苗床の発熱パイプヒーターの施工
    法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5841689B1 (ja) * 2015-08-05 2016-01-13 株式会社アサヒ建設コンサルタント 温室
JP2019083806A (ja) * 2017-11-01 2019-06-06 三菱ケミカルインフラテック株式会社 植物栽培装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5841689B1 (ja) * 2015-08-05 2016-01-13 株式会社アサヒ建設コンサルタント 温室
JP2019083806A (ja) * 2017-11-01 2019-06-06 三菱ケミカルインフラテック株式会社 植物栽培装置
JP7146344B2 (ja) 2017-11-01 2022-10-04 三菱ケミカルインフラテック株式会社 植物栽培装置

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