JPH07106057A - 発熱装置 - Google Patents
発熱装置Info
- Publication number
- JPH07106057A JPH07106057A JP25068793A JP25068793A JPH07106057A JP H07106057 A JPH07106057 A JP H07106057A JP 25068793 A JP25068793 A JP 25068793A JP 25068793 A JP25068793 A JP 25068793A JP H07106057 A JPH07106057 A JP H07106057A
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- JP
- Japan
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- heating
- heat
- layer
- generating device
- floor
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- Surface Heating Bodies (AREA)
- Resistance Heating (AREA)
- Central Heating Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 極めて効率がよく、コンパクトかつ軽便な使
用が可能な発熱装置を提供する。 【構成】 カーボン系セラミックスを主体とする熱伝導
部と、該熱伝導部を加熱する加熱手段とからなる発熱装
置。
用が可能な発熱装置を提供する。 【構成】 カーボン系セラミックスを主体とする熱伝導
部と、該熱伝導部を加熱する加熱手段とからなる発熱装
置。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、広範囲にわたって効果
的に発熱を行わせることができ、多方面の用途に適用可
能な新規な発熱装置及び該発熱装置を用いた暖房構造に
関する。
的に発熱を行わせることができ、多方面の用途に適用可
能な新規な発熱装置及び該発熱装置を用いた暖房構造に
関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、寒冷地や冬場においては、屋外の
駐車場、階段、通路等に雪が降り積もる為に、使用不能
になってしまうことが多く、またその積雪を排除する作
業も大変に手間のかかるものであった。このような事態
を解消するためには、駐車場等の地面を加熱する手段を
設置したり、又は撒水することにより積雪の融解を行う
ことも考えられる。従来公知の加熱手段を設置したとし
ても、積雪を融解するだけの熱を放射するには相当量の
エネルギーが必要であり、コスト的に実現不可能であっ
た。
駐車場、階段、通路等に雪が降り積もる為に、使用不能
になってしまうことが多く、またその積雪を排除する作
業も大変に手間のかかるものであった。このような事態
を解消するためには、駐車場等の地面を加熱する手段を
設置したり、又は撒水することにより積雪の融解を行う
ことも考えられる。従来公知の加熱手段を設置したとし
ても、積雪を融解するだけの熱を放射するには相当量の
エネルギーが必要であり、コスト的に実現不可能であっ
た。
【０００３】一方、撒水手段を設置したとしても、冬場
では水が再氷結して危険であるし、水を常時撒水するこ
とにより水中の鉄分が酸化して撒水部分が汚れてしまう
という不都合があった。このような屋外でも使用可能な
コンパクトで効率のよい発熱装置が待望されている。
では水が再氷結して危険であるし、水を常時撒水するこ
とにより水中の鉄分が酸化して撒水部分が汚れてしまう
という不都合があった。このような屋外でも使用可能な
コンパクトで効率のよい発熱装置が待望されている。
【０００４】また、床暖房の加熱手段としても、現在の
集中暖房方式は、大規模でコストがかかり、低廉で効率
のよい暖房手段が求められている。さらに、ビニールハ
ウスや温室においては、日照が足らない場合に、重油等
を燃焼させて保温を行うことも多いが、このような燃焼
方式では効率が悪く、やはり効率のよい発熱装置の出現
が待たれている。
集中暖房方式は、大規模でコストがかかり、低廉で効率
のよい暖房手段が求められている。さらに、ビニールハ
ウスや温室においては、日照が足らない場合に、重油等
を燃焼させて保温を行うことも多いが、このような燃焼
方式では効率が悪く、やはり効率のよい発熱装置の出現
が待たれている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した従
来技術の問題点に鑑みてなされたもので、極めて効率が
よく、コンパクトかつ軽便な使用が可能な発熱装置及び
該発熱装置を用いた暖房構造を提供することを目的とす
る。
来技術の問題点に鑑みてなされたもので、極めて効率が
よく、コンパクトかつ軽便な使用が可能な発熱装置及び
該発熱装置を用いた暖房構造を提供することを目的とす
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明装置は、カーボン系セラミックスを主体とす
る熱伝導部と、該熱伝導部を加熱する加熱手段とから構
成するようにした。
に、本発明装置は、カーボン系セラミックスを主体とす
る熱伝導部と、該熱伝導部を加熱する加熱手段とから構
成するようにした。
【０００７】該基部面上にカーボン系セラミックスと混
合補助材との混合体を主体とする熱伝導部を設け、該基
面と該熱伝導部の間に加熱手段を配設する構成とするこ
ともできる。
合補助材との混合体を主体とする熱伝導部を設け、該基
面と該熱伝導部の間に加熱手段を配設する構成とするこ
ともできる。
【０００８】上記基部の下面側に断熱材層を設ければ、
熱の放散を防止することができる。
熱の放散を防止することができる。
【０００９】該混合補助材としては、耐熱性材料であれ
ば使用可能であるが、アスファルト及び／又はコンクリ
ート及び／又は耐熱性プラスチック材料等が好適であ
る。これらの混合補助材料に対するカーボン系セラミッ
クスの添加量は、３０〜５０重量％程度が好適である。
ば使用可能であるが、アスファルト及び／又はコンクリ
ート及び／又は耐熱性プラスチック材料等が好適であ
る。これらの混合補助材料に対するカーボン系セラミッ
クスの添加量は、３０〜５０重量％程度が好適である。
【００１０】上記加熱手段としては、ヒータ手段又は温
水等の公知の加熱手段が使用可能であることは勿論であ
るが、発熱線と該発熱線を被覆する絶縁体層と、該絶縁
体層を包囲するステンレス線を編組して形成されたシー
ルドからなるコード状ヒータを用いると丈夫で屈曲性が
あり、本発明の実施に好適である。
水等の公知の加熱手段が使用可能であることは勿論であ
るが、発熱線と該発熱線を被覆する絶縁体層と、該絶縁
体層を包囲するステンレス線を編組して形成されたシー
ルドからなるコード状ヒータを用いると丈夫で屈曲性が
あり、本発明の実施に好適である。
【００１１】上記発熱装置を用い、上記基部面を駐車
場、階段、通路等の屋外基部面とすれば、寒冷地や冬場
での降雪の際の融雪手段として好適に用いられる。ま
た、子豚、子牛、ヒヨコ等の飼育に用いられる家畜舎の
床部分に適用すれば、これら家畜の飼育が好適に行われ
る利点がある。
場、階段、通路等の屋外基部面とすれば、寒冷地や冬場
での降雪の際の融雪手段として好適に用いられる。ま
た、子豚、子牛、ヒヨコ等の飼育に用いられる家畜舎の
床部分に適用すれば、これら家畜の飼育が好適に行われ
る利点がある。
【００１２】上記発熱装置を用い、該基部が基礎コンク
リートと断熱材と床面コンクリートとからなり、該床面
コンクリート面を上記基部面とし、かつ上記熱伝導部の
上面に床材等の表皮部材を設ければ、床暖房構造とする
ことができる。
リートと断熱材と床面コンクリートとからなり、該床面
コンクリート面を上記基部面とし、かつ上記熱伝導部の
上面に床材等の表皮部材を設ければ、床暖房構造とする
ことができる。
【００１３】上記発熱装置を用い、上記基部面上に土を
載置して栽培用土壌とすれば、温室又はビニールハウス
の暖房構造として好適である。
載置して栽培用土壌とすれば、温室又はビニールハウス
の暖房構造として好適である。
【００１４】上記熱伝導部の形状としては、特別の制限
はなく、通常は面状に形成すればよいが、例えばタイル
状に予め成形しておけば、その取扱いが簡便となる利点
がある。
はなく、通常は面状に形成すればよいが、例えばタイル
状に予め成形しておけば、その取扱いが簡便となる利点
がある。
【００１５】本発明の特徴の一つは、上記熱伝導部の構
造であるが、特にそこに包含される熱伝導性の高いセラ
ミックス、特にカーボン系セラミックスを用いることに
ある。このカーボン系セラミックスは、従来のシリカ、
アルミナ等の公知のセラミックス材料にカーボンを５０
〜８０重量％程度添加してなるものである。このカーボ
ン系セラミックスは、熱伝導性が高く、導電性もあり、
電磁波の放射率も高いという特性を有している。
造であるが、特にそこに包含される熱伝導性の高いセラ
ミックス、特にカーボン系セラミックスを用いることに
ある。このカーボン系セラミックスは、従来のシリカ、
アルミナ等の公知のセラミックス材料にカーボンを５０
〜８０重量％程度添加してなるものである。このカーボ
ン系セラミックスは、熱伝導性が高く、導電性もあり、
電磁波の放射率も高いという特性を有している。
【００１６】
【実施例】以下に本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。図１には、本発明の発熱装置１２を屋外基
部面、例えば駐車場のコンクリート層１４の上面に配設
し、暖房構造とした場合を図示する。該駐車場のコンク
リート層１４は、既設のものでも、新設のものでも、い
ずれでもよい。このコンクリート層１４は、土層１６、
砂利層（通常、２０〜３０ｃｍ程度）１８及び上部コン
クリート層（通常、１０ｃｍ程度）２０から構成される
のが通常である。
て説明する。図１には、本発明の発熱装置１２を屋外基
部面、例えば駐車場のコンクリート層１４の上面に配設
し、暖房構造とした場合を図示する。該駐車場のコンク
リート層１４は、既設のものでも、新設のものでも、い
ずれでもよい。このコンクリート層１４は、土層１６、
砂利層（通常、２０〜３０ｃｍ程度）１８及び上部コン
クリート層（通常、１０ｃｍ程度）２０から構成される
のが通常である。
【００１７】このコンクリート層１４の上面、即ち上部
コンクリート層２０の上面にまずコード状ヒータ２２を
蛇腹状に配設する。このコード状ヒータ２２及び該上部
コンクリート層２０の上にカーボン系セラミックスを３
０〜５０重量％程度混入したコンクリート又はアスファ
ルトからなる熱伝導層２４を５〜１０ｃｍ程度の厚さで
配置形成する。
コンクリート層２０の上面にまずコード状ヒータ２２を
蛇腹状に配設する。このコード状ヒータ２２及び該上部
コンクリート層２０の上にカーボン系セラミックスを３
０〜５０重量％程度混入したコンクリート又はアスファ
ルトからなる熱伝導層２４を５〜１０ｃｍ程度の厚さで
配置形成する。
【００１８】このカーボン系セラミックスは、従来のシ
リカ、アルミナ等の公知のセラミックス材料にカーボン
を５０〜８０％程度添加してなるものである。このカー
ボン系セラミックスは、熱伝導性が高く、導電性もあ
り、電磁波の放射率も高いという特性を有している。
リカ、アルミナ等の公知のセラミックス材料にカーボン
を５０〜８０％程度添加してなるものである。このカー
ボン系セラミックスは、熱伝導性が高く、導電性もあ
り、電磁波の放射率も高いという特性を有している。
【００１９】上記コード状ヒータ２２は、図２に示すご
とく、発熱線２６と該発熱線２６を被覆するけい素ゴム
コンパウンドの絶縁体層２８と、該絶縁体層２８を包囲
するステンレス線を編組してなるシールド３０を有して
いる。このような構造とすることによって、このコード
状ヒータ２２は、丈夫で屈曲性を有することとなり、自
由自在な形状で配置でき、かつ容易に断線することはな
く、確実な加熱作用を行う。
とく、発熱線２６と該発熱線２６を被覆するけい素ゴム
コンパウンドの絶縁体層２８と、該絶縁体層２８を包囲
するステンレス線を編組してなるシールド３０を有して
いる。このような構造とすることによって、このコード
状ヒータ２２は、丈夫で屈曲性を有することとなり、自
由自在な形状で配置でき、かつ容易に断線することはな
く、確実な加熱作用を行う。
【００２０】このコード状ヒータ２２は、電源Ｄに接続
され、電熱により発熱を行うことができる。このコード
状ヒータ２２のオンオフは、スイッチ手段Ｓによって行
ってもよいし、降雪センサーに連動させて、雪を感知す
ると、スイッチが自動的にオンし、降雪がなくなると、
自動的にオフとなる機構を採用することもできる。
され、電熱により発熱を行うことができる。このコード
状ヒータ２２のオンオフは、スイッチ手段Ｓによって行
ってもよいし、降雪センサーに連動させて、雪を感知す
ると、スイッチが自動的にオンし、降雪がなくなると、
自動的にオフとなる機構を採用することもできる。
【００２１】このコード状ヒータ２２には、サーモスタ
ット等の公知の温度調整器Ｔが設置され、例えば５０℃
に発熱温度を設定できるようになっている。この設定温
度は、融雪の為には、通常５０℃で充分であるが、大雪
の場合には、例えば６０℃というように多少高めに設定
しておくのがよい。
ット等の公知の温度調整器Ｔが設置され、例えば５０℃
に発熱温度を設定できるようになっている。この設定温
度は、融雪の為には、通常５０℃で充分であるが、大雪
の場合には、例えば６０℃というように多少高めに設定
しておくのがよい。
【００２２】なお、上記熱伝導層２４を加熱する手段と
しては、上記したコード状ヒータ２２が好適であるが、
他の公知の加熱手段、例えば温水パイプ等を使用するこ
とも可能である。
しては、上記したコード状ヒータ２２が好適であるが、
他の公知の加熱手段、例えば温水パイプ等を使用するこ
とも可能である。
【００２３】本発明の発熱装置１２は、上記した例のよ
うな融雪の他にも種々の応用が可能であり、以下にその
他の応用例について説明する。図３には、本発明の発熱
装置１２を床面コンクリート層３２の上面に配設し、床
暖房構造とした場合を図示する。該床面コンクリート層
３２は、断熱材層３４を介在させて基礎コンクリート３
６上に設けられている。３６は砂利層、３９は土層４０
である。
うな融雪の他にも種々の応用が可能であり、以下にその
他の応用例について説明する。図３には、本発明の発熱
装置１２を床面コンクリート層３２の上面に配設し、床
暖房構造とした場合を図示する。該床面コンクリート層
３２は、断熱材層３４を介在させて基礎コンクリート３
６上に設けられている。３６は砂利層、３９は土層４０
である。
【００２４】該床面コンクリート層３２は、通常３〜１
０ｃｍ程度の厚さを有している。この床面コンクリート
層３２の上面に、図１の場合と同様に、コード状ヒータ
２２を蛇腹状に配設する。このコード状ヒータ２２及び
該床面コンクリート層３２の上にカーボン系セラミック
スを３０〜５０重量％程度混入したコンクリート又はア
スファルトからなる熱伝導層２４を３〜５ｃｍ程度の厚
さで配置形成する。該熱伝導層２４の上面には、床材等
の表皮部材３８が設けられる。
０ｃｍ程度の厚さを有している。この床面コンクリート
層３２の上面に、図１の場合と同様に、コード状ヒータ
２２を蛇腹状に配設する。このコード状ヒータ２２及び
該床面コンクリート層３２の上にカーボン系セラミック
スを３０〜５０重量％程度混入したコンクリート又はア
スファルトからなる熱伝導層２４を３〜５ｃｍ程度の厚
さで配置形成する。該熱伝導層２４の上面には、床材等
の表皮部材３８が設けられる。
【００２５】このような床暖房構造とすることによっ
て、従来のような大掛かりな設備を要することなく、簡
便に床暖房構造を構築することができる。
て、従来のような大掛かりな設備を要することなく、簡
便に床暖房構造を構築することができる。
【００２６】図４には、本発明の発熱装置１２を温室又
はビニールハウスに適用した場合を図示する。まず、温
室又はビニールハウスの地面に、土層４０、砂利層（通
常、２０〜３０ｃｍ程度）４２及び上部コンクリート層
（通常、１０ｃｍ程度）４４から構成される基礎層４６
を形成する。
はビニールハウスに適用した場合を図示する。まず、温
室又はビニールハウスの地面に、土層４０、砂利層（通
常、２０〜３０ｃｍ程度）４２及び上部コンクリート層
（通常、１０ｃｍ程度）４４から構成される基礎層４６
を形成する。
【００２７】この基礎層４６の上面、即ち上部コンクリ
ート層４４の上面に、図１と同様に、コード状ヒータ２
２を蛇腹状に配設する。このコード状ヒータ２２及び該
上部コンクリート層４４の上にカーボン系セラミックス
を３０〜５０重量％程度混入したコンクリート又はアス
ファルトからなる熱伝導層２４を５〜１０ｃｍ程度の厚
さで配置形成する。
ート層４４の上面に、図１と同様に、コード状ヒータ２
２を蛇腹状に配設する。このコード状ヒータ２２及び該
上部コンクリート層４４の上にカーボン系セラミックス
を３０〜５０重量％程度混入したコンクリート又はアス
ファルトからなる熱伝導層２４を５〜１０ｃｍ程度の厚
さで配置形成する。
【００２８】該熱伝導層２４の上面には、土を載置して
栽培用土壌４８とする。この栽培用土壌４８は該コード
状ヒータ２２のオンにより、該熱伝導層２４が加熱され
ることによって、簡単に所望の温度に到達する。従っ
て、温室又はビニールハウス内の室温が低下した場合に
は、簡単に温度上昇を図ることができる。キャベツやホ
ウレンソウ等の栽培には好適である。
栽培用土壌４８とする。この栽培用土壌４８は該コード
状ヒータ２２のオンにより、該熱伝導層２４が加熱され
ることによって、簡単に所望の温度に到達する。従っ
て、温室又はビニールハウス内の室温が低下した場合に
は、簡単に温度上昇を図ることができる。キャベツやホ
ウレンソウ等の栽培には好適である。
【００２９】本発明の発熱装置１２に用いられる熱伝導
層２４は、上記の各例では、現場にて基部面上に配置形
成する場合について説明したが、図５に示すごとく、タ
イル状に形成しておき、現場では配設するだけの作業を
行うように構成することも可能である。この場合、該熱
伝導層２４には、予めコード状ヒータ２２等の加熱手段
を取り付けておいてもよいし、該コード状ヒータ２２は
別途配置することもできる。
層２４は、上記の各例では、現場にて基部面上に配置形
成する場合について説明したが、図５に示すごとく、タ
イル状に形成しておき、現場では配設するだけの作業を
行うように構成することも可能である。この場合、該熱
伝導層２４には、予めコード状ヒータ２２等の加熱手段
を取り付けておいてもよいし、該コード状ヒータ２２は
別途配置することもできる。
【００３０】なお、上記実施例では、床暖房構造の場合
には、断熱材層２８を形成した例を示し、他の例の場合
には、断熱材層を設けない例を示したが、断熱材層を設
定することによって、コード状ヒータ２２等の加熱装置
から発する熱は下方に逃げることが少なくなり、熱の効
率利用を図れるものであり、他の例の場合にも、所望に
より断熱材層を形成する構成を採用できることはいうま
でもない。
には、断熱材層２８を形成した例を示し、他の例の場合
には、断熱材層を設けない例を示したが、断熱材層を設
定することによって、コード状ヒータ２２等の加熱装置
から発する熱は下方に逃げることが少なくなり、熱の効
率利用を図れるものであり、他の例の場合にも、所望に
より断熱材層を形成する構成を採用できることはいうま
でもない。
【００３１】また、本発明の発熱装置は、上記した応用
の他に、子豚、子牛、ヒヨコ等の飼育に用いられる家畜
舎の床部分に適用すれば、これら家畜の飼育が好適に行
われる利点がある。
の他に、子豚、子牛、ヒヨコ等の飼育に用いられる家畜
舎の床部分に適用すれば、これら家畜の飼育が好適に行
われる利点がある。
【００３２】
【発明の効果】以上のべたごとく、本発明によれば、極
めて効率がよく、コンパクトかつ軽便な使用が可能であ
り、寒冷地の駐車場等の融雪設備、床暖房、温室やビニ
ールハウスの温度調整等の広い応用を行うことができ
る。
めて効率がよく、コンパクトかつ軽便な使用が可能であ
り、寒冷地の駐車場等の融雪設備、床暖房、温室やビニ
ールハウスの温度調整等の広い応用を行うことができ
る。
【図１】本発明の発熱装置を駐車場の敷地面に適用した
場合の一例を示す断面的説明図である。
場合の一例を示す断面的説明図である。
【図２】本発明の発熱装置に用いられるコード状ヒータ
の一例を示す部分的に切り欠いた拡大斜視図である。
の一例を示す部分的に切り欠いた拡大斜視図である。
【図３】本発明の発熱装置を床暖房として適用した場合
の一例を示す断面的説明図である。
の一例を示す断面的説明図である。
【図４】本発明の発熱装置を温室又はビニールハウスの
栽培土壌に適用した場合の一例を示す断面的説明図であ
る。
栽培土壌に適用した場合の一例を示す断面的説明図であ
る。
【図５】本発明の熱伝導層をタイル状に形成した場合の
一例を示す斜視図である。
一例を示す斜視図である。
１２ 発熱装置 １４ コンクリート層 １６ 土層 １８ 砂利層 ２０ 上部コンクリート層 ２２ コード状ヒータ ２４ 熱伝導層 ２６ 発熱線 ２８ 絶縁体層 ３０ シールド ３２ 床面コンクリート層 ３４ 断熱材層 ３６ 基礎コンクリート ３８ 表皮部材 ４０ 土層 ４２ 砂利層 ４４ 上部コンクリート層 ４６ 基礎層 ４８ 栽培用土壌
Claims (9)
- 【請求項１】 カーボン系セラミックスを主体とする熱
伝導部と、該熱伝導部を加熱する加熱手段とからなるこ
とを特徴とする発熱装置。 - 【請求項２】 基部面上にカーボン系セラミックスと混
合補助材との混合体を主体とする熱伝導部を設け、該基
部面と該熱伝導部の間に加熱手段を配設したことを特徴
とする発熱装置。 - 【請求項３】 上記基部の下面側に断熱材層を設けるこ
とを特徴とする請求項２記載の発熱装置。 - 【請求項４】 該混合補助材がアスファルト及び／又は
コンクリート及び／又は耐熱性プラスチック材料である
ことを特徴とする請求項１、２又は３記載の発熱装置。 - 【請求項５】 上記加熱手段が、発熱線と該発熱線を被
覆する絶縁体層と、該絶縁体層を包囲するステンレス線
を編組して形成されたシールドからなるコード状ヒータ
であることを特徴とする請求項１、２、３又は４記載の
発熱装置。 - 【請求項６】 請求項１〜５のいずれか１項に記載の発
熱装置を用い、上記基部面を駐車場、階段、通路等の屋
外基部面又は家畜舎の床基部面とすることを特徴とする
暖房構造。 - 【請求項７】 請求項３に記載の発熱装置を用い、該基
部が基礎コンクリートと断熱材と床面コンクリートとか
らなり、該床面コンクリート面を上記基部面とし、かつ
上記熱伝導部の上面に床材等の表皮部材を設けたことを
特徴とする床暖房構造。 - 【請求項８】 請求項１〜５のいずれか１項に記載の発
熱装置を用い、上記基部面上に土を載置して栽培用土壌
とすることを特徴とする温室又はビニールハウスの暖房
構造。 - 【請求項９】 請求項４記載の発熱装置に用いられ、上
記熱伝導部をタイル状に成形したことを特徴とする熱伝
導用タイル材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25068793A JPH07106057A (ja) | 1993-10-06 | 1993-10-06 | 発熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25068793A JPH07106057A (ja) | 1993-10-06 | 1993-10-06 | 発熱装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07106057A true JPH07106057A (ja) | 1995-04-21 |
Family
ID=17211559
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25068793A Pending JPH07106057A (ja) | 1993-10-06 | 1993-10-06 | 発熱装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07106057A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0947636A3 (en) * | 1998-04-01 | 2000-06-14 | Scandinavia Home Co., Ltd | Method of improving durability of a building, building, far-infrared radiation therman storage floor heating system, and method of improving soil of building lot. |
| EP1344988A2 (de) | 2002-03-12 | 2003-09-17 | Sgl Carbon Ag | Kohlenstoffhaltiger Formkörper zur Beheizung von Räumen |
| CN109661047A (zh) * | 2019-01-29 | 2019-04-19 | 苏州卡尔玛智能暖居科技有限公司 | 碳纤维发热布线模块及发热系统及发热系统的安装方法 |
-
1993
- 1993-10-06 JP JP25068793A patent/JPH07106057A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0947636A3 (en) * | 1998-04-01 | 2000-06-14 | Scandinavia Home Co., Ltd | Method of improving durability of a building, building, far-infrared radiation therman storage floor heating system, and method of improving soil of building lot. |
| US6195954B1 (en) | 1998-04-01 | 2001-03-06 | Scandanavia Home Co. Ltd. | Method of improving durability of a building, building, far-infrared radiation thermal storage floor heating system, and method of improving soil of building lot |
| EP1344988A2 (de) | 2002-03-12 | 2003-09-17 | Sgl Carbon Ag | Kohlenstoffhaltiger Formkörper zur Beheizung von Räumen |
| CN109661047A (zh) * | 2019-01-29 | 2019-04-19 | 苏州卡尔玛智能暖居科技有限公司 | 碳纤维发热布线模块及发热系统及发热系统的安装方法 |
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