JP3022354U - ハンドプレス機 - Google Patents

ハンドプレス機

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JP3022354U
JP3022354U JP1995009336U JP933695U JP3022354U JP 3022354 U JP3022354 U JP 3022354U JP 1995009336 U JP1995009336 U JP 1995009336U JP 933695 U JP933695 U JP 933695U JP 3022354 U JP3022354 U JP 3022354U
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JP
Japan
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press machine
stopper bolt
plunger
hook
press
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JP1995009336U
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English (en)
Inventor
稔 柏木
茂正 鈴木
Original Assignee
アディロン株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ストッパボルトの高さ調整にスパナ等の工具を
用いることなく、初心者でも手指で簡単に微調整できる
ハンドプレス機を提供する。 【解決手段】プレス機本体1に上下動可能に保持された
プランジャ3の上端を、プレス機本体1に回動自在に設
けられた操作レバー8により押圧してホックを革製品等
に装着するハンドプレス機において、前記プレス機本体
1の上面にねじ穴を設け、このねじ穴に前記操作レバー
8による前記プランジャ3への押圧量を規制するストッ
パボルト11を螺嵌するとともに、このストッパボルト
11に該ストッパボルト11の高さを調整するための回
転操作部材11bを設けたことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は止め具としてのホックを革製品や布製品等(例えばバック、財布等 )に取付ける場合に用いられるハンドプレス機に関する。
【0002】
【従来の技術】
止め具としてのホックは、一般に、一対の雄型金具と雌型金具とで構成されて いる。そして、このようなホックの雄型金具は、図5に示すように、例えば「盲 ホソ」と称される第1の構成部品31と「ゲンコ」と称される第2の構成部品3 1とで構成され、第1の構成部品31に形成された細長の円筒部31aを例えば 革製品に形成されたホック取付け孔に挿入した後、ホック取付け孔から突出した 円筒部31aの先端部に第2の構成部品32に形成された凹部32aを圧入して 革製品等に取付けられている。
【0003】 一方、ホックの雌型金具は、図6に示すように、例えば「アタマ」と称される 第1の構成部品41と「バネ」と称される第2の構成部品42とで構成され、第 1の構成部品41に形成された細長の円筒部41aを例えば革製品に形成された ホック取付け孔に挿入した後、ホック取付け孔から突出した円筒部41aの先端 部を第2の構成部品42に形成された円筒状の受け部42aに挿入し、円筒部4 1aの先端部を図7のように加圧変形させて革製品等に取付けられている。
【0004】 ところで、このようなホックの取付け作業に用いられる従来のハンドプレス機 は、プレス機本体と、このプレス機本体に上下動可能に保持されたプランジャと 、同プレス機本体に回動自在に設けられた操作レバーとからなり、プレス機本体 から突出したプランジャの上端を操作レバーの回動操作によって押圧してプラン ジャを下降させ、プランジャの下端に設けられた加圧治具と加圧治具の下方に設 けられたホック受けとでホックの構成部品を加圧する構成となっている。
【0005】 また、前記プレス機本体には操作レバーの回動量を規制するストッパ機構が設 けられており、操作レバーを押し下げた時、操作レバーがストッパ機構に当接し 、プランジャが過剰に押し下げられてホックの構成部品に割れ等の損傷を与える のを防止している。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記のような従来のハンドプレス機におけるストッパ機構は、プレス 機本体の上面に垂直方向に穿設されたボルト穴にストッパボルトをねじ込み、こ のストッパボルトをロックナットによって固定した構造である。そして、ストッ パボルトの高さを調整する際には、スパナ等の工具を用いてロックナットを弛め 、ストッパボルトを同工具を用いて回転させることにより高さを設定する。また 、設定後、ストッパボルトの頭部を一方の手で持って回り止めした状態で、他方 の手で同工具を用いてロックナットを締め付けている。
【0007】 したがって、ストッパボルトの高さを調整するセッティング作業時に、スパナ 等の工具を必要とし、その作業が煩わしく、初心者では微調整を行うことは困難 で、その都度、熟練者の手を借りざるを得なかった。
【0008】 この考案は上記のような問題点に鑑みてなされたもので、ストッパボルトの高 さ調整にスパナ等の工具を用いることなく、初心者でも手指で簡単に微調整でき るハンドプレス機を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための手段として、請求項1の考案は、プレス機本体に上 下動可能に保持されたプランジャの上端を、プレス機本体に回動自在に設けられ た操作レバーにより押圧してホックを革製品等に装着するハンドプレス機におい て、前記プレス機本体の上面にねじ穴を設け、このねじ穴に前記操作レバーによ る前記プランジャへの押圧量を規制するストッパボルトを螺嵌するとともに、こ のストッパボルトに該ストッパボルトの高さを調整するための回転操作部材を設 けたことを特徴とする。
【0010】 請求項2は、プレス機本体に上下動可能に保持されたプランジャの上端を、プ レス機本体に回動自在に設けられた操作レバーにより押圧してホックを革製品等 に装着するハンドプレス機において、前記プレス機本体の上面にねじ穴を設け、 このねじ穴に前記操作レバーによる前記プランジャへの押圧量を規制するストッ パボルトを螺嵌するとともに、このストッパボルトに該ストッパボルトの高さを 調整するための回転操作部材を設け、かつ前記プレス機本体にワークテーブルを 着脱自在にねじ止めしたことを特徴とする。
【0011】
【考案の実施の形態】
以下、この考案の一実施形態を図1乃至図4を参照して説明する。 図1はこの考案の一実施形態に係るハンドプレス機の斜視図であり、図中1は 鉄等の金属材料からなるプレス機本体を示している。このプレス機本体1は板状 の台座部1aと、この台座部1aの上面後部に立設された角柱状の支柱部1bと 、この支柱部1bの上端から台座部1aの前方に向かってほぼ水平に突出したア ーム部1cと、このアーム部1cの前端下部から台座部1aの前方に向かってほ ぼ水平に突出した下部フレーム部1dとを有しており、この下部フレーム部1d には貫通孔2aが垂直方向に沿って形成されている。
【0012】 また、プレス機本体1はアーム部1cの前端上部から台座部1aの前方に向か ってほぼ水平に突出した上部フレーム部1eと、この上部フレーム部1eと下部 フレーム部1dの前端部同士を連結するブロック状の連結部1fとを有しており 、前記上部フレーム部1eには貫通孔2bが垂直方向に沿って形成されている。
【0013】 さらに、プレス機本体1は支柱部1bの中途部から台座部1aの前方に向かっ てほぼ水平に突出したアーム状の突出部1gを有しており、この突出部1gの先 端にはリング状のホック受け保持部1hが設けられている。
【0014】 前記貫通孔2a,2bはプランジャ4を上下方向に摺動自在に保持するための もので、下部フレーム部1dに形成された貫通孔2aは上部フレーム部1eに形 成された貫通孔2bよりも孔径が小さくなっている。
【0015】 前記プランジャ3は、鉄等の金属材料で形成されている。また、このプランジ ャ3は、図2に示すように、貫通孔2aを挿通する小径のロッド部3aと、この ロッド部3aの上端に連設された大径のロッド部3bとを有し、前記ロッド部3 aの下端には加圧治具4が螺着されている。
【0016】 前記加圧治具4は鉄等の金属材料からなり、この加圧治具4の下方には鉄等の 金属材料からなるホック受け5が設けられている。このホック受け5は加圧治具 4と協働してホックの構成部品を加圧するためのもので、前述したプレス機本体 1のホック受け保持部1hに着脱自在に保持されている。
【0017】 また、前記ロッド部3aの外周にはコイル状の復帰ばね6が設けられている。 この復帰ばね6の下端はプレス機本体1の下部フレーム1dの上面に当接してい る。そして、復帰ばね6の上端はプランジャ3のロッド部3bの下端に当接して おり、プランジャ3のロッド部3bが貫通孔2bを挿通して上部フレーム部1e の上面から突出するようにプランジャ3を上方に付勢している。
【0018】 前記プレス機本体1の連結部1fの前端上部には、枢支軸7が設けられている 。この枢支軸7には操作レバー8の一端部が上下方向に回動自在に枢支され、操 作レバー8の他端部にはグリップ8aが設けられている。
【0019】 前記操作レバー8の枢支部近傍に位置する下面には、円弧状の押圧部8bが設 けられ、この押圧部8bはプランジャ3の上端面に当接している。そして、操作 レバー8を下方向に回動操作することによってプランジャ3が復帰ばね6の付勢 力に抗して下降するようになっている。
【0020】 前記プレス機本体1のアーム部1cの上面には、ストッパ機構9がプランジャ 3と隣接して設けられている。このストッパ機構9は操作レバー8によるプラン ジャ3への押圧量を規制するためのもので、アーム部1cの上面に形成されたね じ穴10(図2参照)にストッパボルト11をねじ込んで構成されている。
【0021】 前記ストッパボルト11は上端に六角形状のストッパ部11aを有しており、 このストッパ部11aに操作レバー8が当接することによって操作レバー8によ るプランジャ3への押圧量が規制されるようになっている。また、ストッパボル ト11はストッパ部11aの下部に円板状の回転操作部材11bを有しており、 この回転操作部材11bを手指で回転操作することによりアーム部1cの上面か ら突出するストッパボルト11の高さを任意に調整できるようになっている。そ して、回転操作部材11bの上面には図3に示す如く「1」から「6」までの数 字12が回転操作部材11bの周方向に沿って等間隔で付されており、これらの 数字12をアーム部1cの上面に設けられた指標13に合わせることによりスト ッパボルト11の高さを所望の高さに設定できるようになっている。
【0022】 また、前記ストッパ機構9はロックナット14を備えており、このロックナッ ト14でストッパボルト11を締付けることによりストッパボルト11の高さを 設定した高さにロックできるようになっている。
【0023】 前記プレス機本体1の台座部1aの上面には、ねじ穴15a,15bが穿設さ れている。そして、これらのねじ穴15a,15bを利用してプレス機本体1に は、ワークテーブル16が着脱自在に取付けられている。すなわち、ワークテー ブル16の端部における下面には取付板17が固定されている。この取付板17 の一端部には支持脚17aが設けられ、この支持脚17aには台座1aのねじ穴 15a,15bに対応するU字状の切欠部18a,18bが穿設されている。そ して、ねじ穴15a,15bには取付ねじ19a,19bが螺挿されており、取 付ねじ19a,19bを弛めた状態で、取付ねじ19a,19bに前記切欠部1 8a,18bを係合し、取付ねじ19a,19bを締め付けることにより、台座 部1aにワークテーブル16が着脱自在に取付けられている。また、ワークテー ブル16の一部にはプレス機本体1のホック受け保持部1hに保持されたホック 受け5に対向する開口部20が設けられている。
【0024】 上記のように構成されるハンドプレス機では、操作レバー8を操作してプラン ジャ3を押し下げると、プランジャ3の下端に設けられた加圧治具4が下降し、 ホック受け5の上に置かれたホックの構成部品を加圧する。このとき、プランジ ャ3が所定位置まで下降すると、図4に示すように、操作レバー8がストッパボ ルト11の上端に設けられたストッパ部11aに当接する。これにより操作レバ ー8をこれ以上操作してもプランジャ3が下降することはないので、操作レバー 8を操作する力量が強過ぎたり弱過ぎたりしてもプランジャ3の下端に設けられ た加圧治具4を常に所定位置で停止させることができ、止め具としてのホックを 熟練を要することなく革製品や布製品等に容易に取付けることができる。
【0025】 また、上記のように構成されるハンドプレス機では、ストッパボルト11に設 けられた回転操作部材11bを回転操作することにより、ストッパボルト11の 高さを任意に調整することができる。
【0026】 また、上記のように構成されるハンドプレス機では、ストッパボルト11にロ ックナット14を設けることにより、ストッパボルト11の高さを設定した高さ にロックすることができ、ロックナット14をプレス機本体1の上面に締付ける ことによりストッパボルト11の高さをロックでき、ホックの取付け作業中にス トッパボルト11の高さが振動等により変動することを防止できる。
【0027】 さらに、上記のように構成されるハンドプレス機では、プレス機本体1にワー クテーブル16をねじ止めしたことにより、ワークテーブル16をプレス機本体 1に容易に取付けることができるとともに、ホックが装着される製品をワークテ ーブル16の上に置いてホックの取付け作業が行うことができる。
【0028】
【考案の効果】
以上説明したように、請求項1の考案によれば、ストッパボルトの高さ調整に スパナ等の工具を用いることなく、初心者でも手指で簡単に微調整でき、従来の ような煩わしい作業が不要となる。
【0029】 請求項2の考案によれば、ストッパボルトの高さ調整にスパナ等の工具を用い ることなく、初心者でも手指で簡単に微調整できるとともに、ワークテーブルを プレス機本体に対して簡単に着脱でき、革、布製品がシート状の場合にはワーク テーブルを設置してワークテーブル上で作業でき、筒状の場合にはワークテーブ ルを取り外して作業でき、ワークテーブルが邪魔になることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施形態に係るハンドプレス機の
斜視図。
【図2】この考案の一実施形態に係るハンドプレス機の
要部を示す一部断面した側面図。
【図3】この考案の一実施形態に係るハンドプレス機の
ストッパ機構の平面図。
【図4】この考案の一実施形態に係るハンドプレス機の
作用を示す一部断面した側面図。
【図5】ホックの雄型金具を構成する構成部品の断面
図。
【図6】ホックの雌型金具を構成する構成部品の断面
図。
【図7】ホックの雌型金具の一部を示す断面図。
【符号の説明】
1…プレス機本体 3…プランジャ 4…加圧治具 5…ホック受け 6…復帰ばね 8…操作レバー 9…ストッパ機構 11…ストッパボルト 11b…回転操作部材 14…ロックナット 16…ワークテーブル

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プレス機本体に上下動可能に保持された
    プランジャの上端を、プレス機本体に回動自在に設けら
    れた操作レバーにより押圧してホックを革製品等に装着
    するハンドプレス機において、前記プレス機本体の上面
    にねじ穴を設け、このねじ穴に前記操作レバーによる前
    記プランジャへの押圧量を規制するストッパボルトを螺
    嵌するとともに、このストッパボルトに該ストッパボル
    トの高さを調整するための回転操作部材を設けたことを
    特徴とするハンドプレス機。
  2. 【請求項2】 プレス機本体に上下動可能に保持された
    プランジャの上端を、プレス機本体に回動自在に設けら
    れた操作レバーにより押圧してホックを革製品等に装着
    するハンドプレス機において、前記プレス機本体の上面
    にねじ穴を設け、このねじ穴に前記操作レバーによる前
    記プランジャへの押圧量を規制するストッパボルトを螺
    嵌するとともに、このストッパボルトに該ストッパボル
    トの高さを調整するための回転操作部材を設け、かつ前
    記プレス機本体にワークテーブルを着脱自在にねじ止め
    したことを特徴とするハンドプレス機。
JP1995009336U 1995-09-04 1995-09-04 ハンドプレス機 Expired - Lifetime JP3022354U (ja)

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ID=43157665

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