JP3022083B2 - 偽造防止用紙 - Google Patents
偽造防止用紙Info
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Description
より詳しくは、高度の印刷適性を有し、かつカラー複写
機によるコピーで偽造を試みたものでも、原稿(本物)
とは全く異なった色調の複写物しか得らず、真贋が容易
に判別できる偽造防止用紙に関する。
電子写真方式のカラー複写機の普及は各種の有価証券類
等の偽造を容易にしており、社会問題化されている。こ
れを防止するため種々の偽造防止手段が考えられている
が、その一つに、現在の複写機では光輝性を有するも
の、例えば金属色や干渉色を再現することが出来ないこ
とを利用したものがある。
されているように、基紙上面に、金属色調顕著なアルミ
箔などの光輝版を設け、且つ該光輝版表面に文字図柄を
施してなる複写機によるコピー不能用紙の提案がある。
これをコピーすると、用紙面に施された文字図柄は複写
機の光線照射があると箔表面が黒ずんでコピーされるの
で読みとり不可能となる。この用紙は複写そのものが不
可能(複写物の読みとりが出来ない)という長所はある
が、光輝版の用紙に占める面積が大きいために金属色が
強調されすぎて違和感があることが欠点である。また用
紙の製造工程が複雑となり、必然的にコスト高になるこ
と、古紙からの製紙用繊維の回収が困難等の別の問題点
もある。
とを目的に検討を進めた。本発明者らは発想を転換し
て、カラー複写機で複写しても元の原稿と異なった色相
に複写されるか、あるいは全く複写されなければ本物か
否かの判定が出来ることに着目した。
アルミニウム蒸着ポリエステルフィルムを細片化して、
それを紙に抄き込むことを検討した。こうして製造した
用紙はカラー複写機では金属光輝感が再現できないの
で、細片の混在した部分は単に黒色に複写され、偽造防
止能があることが判った。しかしながら、このようにし
て製造した用紙では細片が用紙に強固に密着せず、印刷
時に細片の脱落が起こり大きな問題を起こすことが判っ
た。
を解決した偽造防止用紙を、特願平5−114009号
として提案した。この発明の要旨とするところは、基紙
の表面に光輝性を有する細片を遍在させた偽造防止用紙
において、該細片が抄紙工程において基紙と接着可能な
性能を有すことを特徴とする偽造防止用紙である。
片を使用したものが、細片を表面に遍在させることによ
る違和感が無いことが記載されている。この偽造防止用
紙は偽造防止能力は優れているが、高度の印刷適性は備
えていない。例えばオフセット印刷による高級多色刷り
を施すと、網点の再現性が顔料塗工紙より劣ることが問
題点として指摘された。また細片を遍在させた面の全面
に印刷を施すと、細片の光輝性がかなり低下し、それだ
け偽造防止能が低下することも問題点である。本発明は
これらの問題点を解決することを課題とする。
ために、表面にカオリンや炭酸カルシウム等の白色顔料
とバインダーを主体とする顔料塗工層を設けることは公
知であり、アート紙やコート紙等と呼ばれ大量に生産さ
れている。
009号で提案した特定の構成の偽造防止用紙の片面に
印刷適性良好な顔料塗工層を設けた構成の偽造防止用紙
である。本発明を図1に基づき説明する。図1は本発明
の偽造防止用紙の一例の一部拡大断面図であり、本発明
の要旨とするところは、真珠顔料とバインダーを主体と
する塗工液を塗工した真珠顔料塗工紙を細片化してなる
細片1を基紙2の一方の面の表面近くに遍在させ、反対
の面には印刷適性良好な顔料塗工層3を形成させた偽造
防止用紙を得ることにある。
エッセンスや、雲母粉末、酸化チタン被覆雲母粉末、塩
基性炭酸塩、魚鱗箔等公知の真珠顔料がいずれも使用で
きる。これらの製法等は特公昭35−5367号、特公
昭39−28885号、特公昭48−23179号、特
公昭47−29569号、特公昭53−47375号、
特公昭56−39669号、特公昭58−7674号、
特公平1−22873号、特公平4−48812号、特
開昭58−174449号、特開昭58−180561
号、特開昭58−219226号、特開昭59−782
65号、特開昭60−92359号、特開昭62−34
962号、特開昭62−285956号、特開平4−2
27666号、等に記載されている技術がいずれも使用
できる。真珠顔料には虹彩色を発するものがあり、見る
角度で色相が変化することが特徴である。本発明で用い
る真珠顔料はこの虹彩色を発する真珠顔料を用いること
が特に好ましい。異なる虹彩色を発する細片を基紙に遍
在させることで偽造防止能が高まり、また意匠的な効果
が高まるからである。
ン共重合ラテックス,メチルメタクリレート・ブタジエ
ン共重合ラテックス等の合成ゴムラテックスやポリアク
リル酸エステルエマルジョン,ポリ酢酸ビニルエマルジ
ョン等の合成樹脂エマルジョン、澱粉、カゼイン、ポリ
ビニルアルコール等の天然糊剤若しくは合成糊剤等が使
用できる。
で、かつ50℃以上の熱水に可溶であるバインダーを使
用することが特に好ましい。このような性質をもつバイ
ンダーの好適な例としてはポリビニルアルコールが挙げ
られる。ポリビニルアルコールは重合度と鹸化度を変化
させて合成することが出来、水に対する溶解温度を変化
できる。このようなバインダーを使用して作製した細片
は後に詳しく述べるように、抄紙工程のウエットパート
では細片からバインダーが溶出せず、ドライパートの熱
により溶出し、用紙と密着する性質を持つようになる。
部、以下同じ)に対して、バインダーを通常80〜30
0重量部混合した塗工液を調製する。この際、消泡剤、
防腐剤、防黴剤、粘度調整剤等の副資材を本発明を阻害
しない程度に適宜混合することもできる。このように調
製した塗工液を通常坪量20〜100g/m2(乾燥重
量、以下同じ)、好ましくは30〜50g/m2の原紙
に塗工量2〜10g/m2、好ましくは3〜5g/m2塗
工する。原紙は真珠顔料の光輝感を出すためにはなるべ
く表面平滑性に優れるものが好ましい。白色顔料塗工紙
が好ましい例であるが、本発明者らが検討した結果で
は、上質紙でも本発明の目的は十分達せられた。原紙は
塗工液の浸透を防止するためにある程度サイズがあるこ
とが好ましく、また湿潤耐水強度もあることが好まし
い。
外線で蛍光色を発する蛍光発色剤を併用することもでき
る。また真珠顔料塗工液に紫外線で蛍光色を発する蛍光
発色剤を併用することもできる。これらの場合には基紙
は蛍光色を発する蛍光発色剤を併用しないことが好まし
い。このようにすることで、細片は紫外線を照射すると
蛍光色を発するようになるが、普通の光源下で見た場合
は、蛍光発色剤を併用しないときと外観はほとんど変わ
らない。こうすることで用紙の偽造防止性能をより高め
ることができる。用紙に紫外線を照射することで細片は
蛍光色を発し真贋を容易に判定できる。
クマリン系,オキサゾール系,ピラゾリン系,チアジア
ゾール系,スピロピラン系,ピレンスルホン酸系,ベン
ゾイミダゾール系,ジアミノスチルベン系等の蛍光染料
や硫化亜鉛/銅活性顔料等の硫化物系や酸化物系の無機
蛍光剤等をいずれも利用できる。
アーナイフコーター,ロールコーター等の塗工機やグラ
ビア印刷機を使用して設ける。塗工は片面若しくは両面
に施すが、両面に施すことが好ましい。
を使用した場合には、基紙への接着を向上させる目的
で、真珠顔料塗工層の上にさらにポリビニルアルコール
等冷水には不溶で、かつ熱水溶解性のバインダーを塗工
することもできる。
方形、矩形、星形など任意の形状が選択できる。その方
法は上記形状の歯形を使用して打ち抜く方法や、あるい
はマイクロスリッターでスリット化し、それを切断して
細片化する方法、断裁機を使用して断裁する方法など任
意の方法が採用できる。細片化する大きさは通常は0.
2〜10mm程度である。
(NBKP),広葉樹晒クラフトパルプ(LBKP),
針葉樹晒サルファイトパルプ(NBSP),サーモメカ
ニカルパルプ(TMP)等の製紙用パルプを主体としこ
れに乾燥紙力増強剤、湿潤紙力増強剤、サイズ剤、定着
剤、歩留り向上剤、濾水性向上剤、消泡剤、染料、着色
顔料、蛍光剤などを適宜併用し、通常フリーネス550
〜250mlC.S.F.で長網抄紙機や円網抄紙機等
の公知の抄紙機を使用して抄紙する。本発明ではさら
に、抄紙途上で紙面に澱粉、ポリビニルアルコール、各
種表面サイズ剤等をサイズプレス装置等で塗工すること
も可能である。この方法は真珠顔料塗工層を構成するバ
インダーが熱水可溶性でない場合に、細片と基紙との接
着性を向上するのに効果がある。さらに必要に応じ、マ
シンカレンダー処理やスーパーカレンダー処理を施し、
表面平滑性を向上させることも適宜行われる。
に遍在するように抄き込むが、この方法は次に述べるよ
うな方法を採用できる。 1)長網抄紙機や円網抄紙機上の紙匹に細片を振りかけ
る。 2)長網抄紙機のスライス直前または直後の位置で細片
入りの紙料や水を巾方向数カ所よりノズルにより吹き出
す。 3)円網抄紙機のバットのシリンダーに細片をふりかけ
る。 4)プレスロール直前で湿紙に細片を振りかける。 5)サイズプレス装置の塗工液に細片を混入し塗工する こうすることで細片は基紙の表面近くに遍在する。即
ち、細片は基紙の表面に露出し、他の一部は表面近くに
もぐり込み、表面近くに遍在するようになる。
ードライヤーやヤンキードライヤー等の抄紙機の乾燥ゾ
ーンで熱を与えられて乾燥される。乾燥初期には紙匹に
は多量の水分が含まれているので細片にも熱水が接触
し、熱水可溶性バインダーを使用した細片は、バインダ
ーが膨潤またはその一部が溶解し用紙と強固に接着す
る。
と併用することができる。例えば、透き入れ、染色繊維
との混抄、スレッドの抄込み等である。これにより偽造
防止効果をより高めることができる。
細片が遍在した面と反対の面に印刷適性良好な顔料塗工
層を設ける。この顔料塗工層は公知の処方がいずれも利
用できる。例えば、カオリン,炭酸カルシウムなどの白
色顔料を水に分散させ、これに澱粉,カゼイン,合成ゴ
ムラテックス等のバインダーと必要に応じて塗工用の副
資材を適宜併用して、ブレードコーターやエアーナイフ
コーター等の公知の塗工機を使用して、通常5〜25g
/m2塗工し、スーパーキャレンダー処理する。
製造される。本発明の構成の偽造防止用紙を製造するに
は高度の技術が必要であり、細片の光輝感と質感は他の
手段では得られない。この用紙を使用して例えばチケッ
トを製造するには、先ず所定事項を顔料塗工層側に印刷
する。本発明の偽造防止用紙は高度の印刷適性を有する
ので多色高級印刷を容易に行うことができる。用紙の反
対面には真珠光輝感を発する細片が遍在している。この
面にも印刷を施すことができるが、その場合は細片が露
出している部分を多くするために、白抜き部分の多い印
刷を施すことが好ましい。次いで所定の大きさに裁断し
てチケットを製造する。このようにして得られたチケッ
トをカラー複写機で複写すると、細片を遍在させた面の
細片の光輝色は複写物には全くと言ってよいほど再現さ
れないので、チケットの真贋を極めて容易に判定でき
る。真珠顔料の光輝感が複写されない理由は、以下によ
るものと推定した。真珠顔料は板状の結晶構造の粒子よ
りなり、真珠光輝色は表面から入射した光の多重反射で
発生し、金属蒸着面のようなギラギラした光輝感では無
く、穏やかな光輝感である。カラー複写機は原稿への照
射光の入射は45度前後であり、90度前後の反射光で
感光ドラムを露光する方式を採用している。この角度で
は真珠光輝感はほとんど失われ、複写物には真珠顔料の
色は再現されない。
母粉末の乳白色真珠顔料(商品名「イリオジン10
0」、メルク・ジャパン(株)製造)100重量部、熱
水溶解温度約60℃のポリビニルアルコール(クラレ
(株)製造)100重量部より成る塗料を用い、エアー
ナイフコーターを使用して片面5g/m2ずつ塗工し
た。ついで断裁機を使用して1mm×1.5mmの長方
形の細片を多数製造した。 基紙の処方、及び基紙の製造 NBKP20重量部,LBKP80重量部を350ml
C.S.F.に叩解し、これに白土10重量部、紙力増
強剤(商品名「ポリストロン191」、荒川化学工業
(株)製)0.3重量部、サイズ剤(商品名「サイズパ
インE」、荒川化学工業(株)製)1.0重量部、硫酸
バンドを適量加え紙料を調製した。長網抄紙機を使用し
て坪量110g/m2の用紙を抄造時に上記構成の細片
をスライス直後に振りかけた。後は常法に従い製造した
(乾燥は多筒式シリンダードライヤーで行った)。得ら
れた用紙は1m2当たり平均1400個の細片が混入さ
れており、表面若しくは表面近くに遍在しており基紙と
強固に接着していた。 顔料塗工液の塗工 カオリン(商品名「UW90」、エンゲルハード(株)
製造)50重量部、炭酸カルシウム(商品名「タマパー
ルTP222H」、奥多摩工業(株)製造)50重量
部、分散剤(トリポリリン酸ナトリウム)0.25重量
部、酸化澱粉(日澱化学(株)製造)6重量部、スチレ
ン・ブタジエン共重合ラテックス(商品名「ニポールL
X407C」、日本ゼオン(株)製造)14重量部より
なる塗工液を上記基紙の細片の遍在面と反対の面にエア
ーナイフコーターを使用して15g/m2設け、次いで
スーパーキャレンダー処理し偽造防止用紙を製造した。
(商品名「マーリン・ラスター・ピグメンツ、ハイライ
ト・スーパーレツド9430Z」、マール・コーポレー
ション製造)、緑色の虹彩色を発する真珠顔料(商品名
「マーリン・ラスター・ピグメンツ、ハイライト・スー
パーグリーン18430Z」、マール・コーポレーショ
ン製造)に替え、それぞれ別々の塗工液を調製し、他は
実施例1と同一の真珠顔料塗工紙を製造した。次いで打
ち抜き機を使用して直径2mmの円形の細片を多数製造
した。この細片を同量ずつ混合し、実施例1と同一の基
紙の製造時に水と共に100mm間隔に配置した配管か
ら滴下した。得られた用紙は約100mm間隔に帯状に
円形の細片が混入されており、表面に遍在しており基紙
と強固に接着していた。次いでこの用紙の細片が遍在し
ている面の反対面に、実施例1と同一の顔料塗工層を設
け、スーパーキャレンダー処理を行い偽造防止用紙を製
造した。
回収試験を行った。用紙5重量部、水95重量部(即ち
パルプ濃度5%)、カセイソーダを0.1重量部の割合
でパルパーに仕込み、生蒸気を吹き込みながら回転さ
せ、温度60℃に上昇させたところ、細片は完全に離解
した。真珠顔料は微細化されパルプ中に完全に分散して
おり、含まれる割合も極めて少量なので、回収パルプを
使用して抄紙してもこの影響は全く認められなかった。
紙は製造され、下記に述べるような顕著な効果を有す
る。 1)高度の印刷適性があり、高級多色印刷を容易に施す
ことが出きる。 2)用いる細片の光輝感は、真珠顔料の光輝感であるの
で、目で見た時に違和感が全く無い。 3)カラー複写機で複写を試みても、用紙に混入された
細片の真珠顔料の光輝色は再現できないため、偽造した
ものであるか否かの判定が即座に可能となる。 4)特に虹彩色を発する真珠顔料を使用した細片を使用
することで、意匠性も優れた偽造防止用紙を得ることが
できる。 5)真珠顔料塗工層に使用するバインダーを熱水可溶性
のバインダーにすることで、抄紙機のウェットパートで
溶解せずに、ドライヤーパートで基紙に強固に接着させ
ることが出き、この面にも印刷を施す場合には印刷時に
細片が 脱落する問題が起こらない。 6)損紙、古紙からの製紙用繊維の回収が容易に行え
る。 7)このような特性を生かし、本発明の偽造防止用紙
は、表面に高度の印刷を施し、偽造防止能を要求される
用途、例えば野球,サッカー,遊園地,映画,コンサー
ト等の各種チケット用紙、乗車券などに好適に使用でき
る。
る。
Claims (5)
- 【請求項1】 真珠顔料とバインダーを主体とする塗工
液を塗工した真珠顔料塗工紙を細片化してなる細片1を
基紙2の一方の面の表面近くに遍在させ、反対の面には
印刷適性良好な顔料塗工層3を形成させたことを特徴と
する偽造防止用紙。 - 【請求項2】 前記バインダーが冷水には不溶で、かつ
50℃以上の熱水に可溶であることを特徴とする請求項
1記載の偽造防止用紙。 - 【請求項3】 上記真珠顔料が虹彩色を有する真珠顔料
であることを特徴とする請求項1記載の偽造防止用紙。 - 【請求項4】 真珠顔料とバインダーを主体とする塗工
液を塗工する原紙が、蛍光発色剤を併用してあることを
特徴とする請求項1記載の偽造防止用紙。 - 【請求項5】 真珠顔料とバインダーを主体とする塗工
液に蛍光発色剤を併用することを特徴とする請求項1記
載の偽造防止用紙。
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Country Status (1)
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1993
- 1993-08-10 JP JP21816193A patent/JP3022083B2/ja not_active Expired - Lifetime
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