JP3021727U - 差込みプラグ - Google Patents

差込みプラグ

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JP3021727U
JP3021727U JP1995009620U JP962095U JP3021727U JP 3021727 U JP3021727 U JP 3021727U JP 1995009620 U JP1995009620 U JP 1995009620U JP 962095 U JP962095 U JP 962095U JP 3021727 U JP3021727 U JP 3021727U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plug
thermosetting resin
terminals
front surface
resin portion
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1995009620U
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English (en)
Inventor
昌樹 水野
真一 辻野
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Fuji Electric Wire Industries Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Wire Industries Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】トラッキング現象の発生を阻止して、安全性を
高めること。 【解決手段】プラグ本体2の前面に複数の端子3,3を
突設した差込みプラグ1であって、前記プラグ本体2の
前面側全体に、適宜厚の、炭化しにくい熱硬化性樹脂部
7を形成するとともに、該熱硬化性樹脂部7の端子3,
3間に、沿面距離を大きくするための凹部8を形成した
差込みプラグ1。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、差込みプラグの技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
差込みプラグには、図6に示すように、2本の端子11,11を保持する端子 保持部材12と、これの前面を除く外周囲を覆う被覆部材13とからなるものが あり、端子保持部材12は熱硬化性樹脂で、被覆部材13は軟質の合成樹脂で形 成されている。
【0003】 しかし、差込みプラグでは、2本の端子間でトラッキング現象が起こることが あり、その場合上述の差込みプラグでは、炭化しやすい塩化ビニル樹脂等からな る被覆部材13が、軟化したり発火したりする可能性があった。
【0004】
【解決すべき課題及びそのための手段】
そこでこの考案は、上述のような不測の事態を未然に防ぎ、きわめて安全性の 高い差込みプラグの提供を課題とする。
【0005】 そのための手段を実施例の図1を用いて説明すると、その構成は、プラグ本体 2の前面に複数の端子3,3を突設した差込みプラグ1であって、前記プラグ本 体2の前面側の少なくとも前記端子3,3間に、適宜厚の、炭化しにくい熱硬化 性樹脂部7を形成した差込みプラグ1であることを特徴とする。
【0006】 また、端子3,3を保持する熱硬化性樹脂製の端子保持部材4に他の軟質合成 樹脂からなる被覆部材6を被覆して形成したプラグ本体2の前面に、複数の端子 3,3を突設した差込みプラグ1であって、前記プラグ本体2の前面側の少なく とも前記端子3,3間に、適宜厚の、炭化しにくい熱硬化性樹脂部7を前記端子 保持部材4と一体形成した差込みプラグ1であることを特徴とする。
【0007】 なお、前記熱硬化性樹脂部7は、プラグ本体2の前面側全体に形成するもよい 。 また、前記熱硬化性樹脂部7には、沿面距離を大きくすべく凹部8を形成する もよい。 さらに、ゴミや水分の付着を防止すべく、前記凹部8を、端子3,3間を分断 する上下方向に貫通形成するもよい。
【0008】
【作用及び効果】
上述の結果、この考案によると、プラグ本体の前面側の適宜厚の部分を、炭化 しにくい熱硬化性樹脂部で形成しているので、従来のように端子保持部材と被覆 部材とがプラグ本体の前面において面一になっているのとは異なり、トラッキン グ現象の発生を極力抑えることができる。
【0009】 また、請求項4や請求項5の差込みプラグでは、沿面距離を大きくすべく熱硬 化性樹脂部に凹部を形成しているので、トラッキング現象の発生をより完全に阻 止することができる。特に、請求項5の差込みプラグでは、その凹部を端子間を 分断する上下方向に貫通させているので、使用状態において、差込みプラグとコ ンセントとの間におちるゴミや水滴などを円滑に落下させることができ、端子部 分をゴミや水分の付着から守り、確実な効果を得られる。
【0010】
【実施例】
この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。 図1は、差込みプラグ1の斜視図であり、この差込みプラグ1は、プラグ本体 2の前面に2本の端子3,3を突設している。プラグ本体2は、図2の縦断面図 にも示すように、後側から挿入した端子3,3を保持する端子保持部材4と、こ れの後側を被覆して一体となり、端子3,3に接続したコード5,5を保持する 被覆部材6とで構成される。
【0011】 端子保持部材4は、メラミンフェノールや不飽和ポリエステル等の熱硬化性樹 脂により形成し、被覆部材6は塩化ビニル等で形成している。
【0012】 そしてプラグ本体2の平面底面および両側面において、前面側の適宜厚の部分 を熱硬化性樹脂部7に設定している。つまり、プラグ本体2の前面はすべて熱硬 化性樹脂部7であり、平面底面および両側面において、プラグ本体2の前面から 適宜厚の部分は熱硬化性樹脂部7である。図面上は熱硬化性樹脂部7と被覆部材 6との外周面は面一に設定したが、面一に設定せず、例えば熱硬化性樹脂部7の 方を大径に設定するもよい。
【0013】 そしてまた、このような熱硬化性樹脂部7には、2本の端子3,3間を分断す るように上下方向に貫通した凹部8を形成し、端子3,3間の沿面距離を大きく するとともに、コンセント(図示せず)に差し込んだ使用状態で、コンセントと の間に溜まろうとするゴミや水滴などを積極的に落下させるようにしている。
【0014】 このように構成した差込みプラグ1では、プラグ本体2の前面側の適宜厚の部 分を、炭化しにくい熱硬化性樹脂部7に設定しているので、トラッキング現象の 発生を極力抑えることができる。
【0015】 その上、その熱硬化性樹脂部7に凹部8を形成して沿面距離を大きくしている ので、トラッキング現象の発生をより完全に阻止することができるとともに、そ の凹部8は端子3,3間を分断する上下方向に貫通させているので、使用状態に おいて、端子3,3部分をゴミや水分の付着から守り、確実な効果を得られる。 (他の実施例) 上述の実施例においては、熱硬化性樹脂部7をプラグ本体2の前面側全体に形 成したが、図3に示すように、少なくとも2本の端子3,3間を覆うものであれ ばよい。
【0016】 また、熱硬化性樹脂部7に形成する凹部8は、図4や図5に示すように上下に 貫通しないものであるもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】差込みプラグの斜視図。
【図2】差込みプラグの縦断面図。
【図3】他の実施例に係る差込みプラグの斜視図。
【図4】他の実施例に係る差込みプラグの斜視図。
【図5】他の実施例に係る差込みプラグの斜視図。
【図6】従来技術の斜視図。
【符号の説明】
1…差込みプラグ 2…プラグ本体 3…端子 4…端子保持部材 6…被覆部材 7…熱硬化性樹脂部 8…凹部

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラグ本体の前面に複数の端子を突設した
    差込みプラグであって、前記プラグ本体の前面側の少な
    くとも前記端子間に、適宜厚の、炭化しにくい熱硬化性
    樹脂部を形成した差込みプラグ。
  2. 【請求項2】端子を保持する熱硬化性樹脂製の端子保持
    部材に他の軟質合成樹脂からなる被覆部材を被覆して形
    成したプラグ本体の前面に、複数の端子を突設した差込
    みプラグであって、前記プラグ本体の前面側の少なくと
    も前記端子間に、適宜厚の、炭化しにくい熱硬化性樹脂
    部を前記端子保持部材と一体形成した差込みプラグ。
  3. 【請求項3】前記熱硬化性樹脂部を、プラグ本体の前面
    側全体に形成した請求項1または請求項2記載の差込み
    プラグ。
  4. 【請求項4】前記熱硬化性樹脂部に、沿面距離を大きく
    すべく凹部を形成した請求項1から請求項3のうちのい
    ずれか一項に記載の差込みプラグ。
  5. 【請求項5】前記凹部を、端子間を分断する上下方向に
    貫通形成した請求項4記載の差込みプラグ。
JP1995009620U 1995-08-18 1995-08-18 差込みプラグ Expired - Lifetime JP3021727U (ja)

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