JP3021414B2 - 交通信号制御機 - Google Patents

交通信号制御機

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JP3021414B2
JP3021414B2 JP10037262A JP3726298A JP3021414B2 JP 3021414 B2 JP3021414 B2 JP 3021414B2 JP 10037262 A JP10037262 A JP 10037262A JP 3726298 A JP3726298 A JP 3726298A JP 3021414 B2 JP3021414 B2 JP 3021414B2
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崇人 城
宏夫 松井
雅一 外山
一芳 高山
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Panasonic Corp
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Panasonic Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は交通信号灯器の信
号灯の点滅を制御するための交通信号制御機に関し、特
に、信号灯点滅を制御するための情報を容易に変更する
ことのできる交通信号制御機に関する。
【0002】
【従来の技術】交通の流れを円滑にし、また交通の安全
を確保するために交通信号機がさまざまな街路の交差点
に配置される。交通信号機は、通常、青、黄および赤の
3つの色灯を点滅させる交通信号灯器と、3色灯器の点
滅を制御するための交通信号制御機とにより構成され
る。十字交差路などにおいて設けられる複数の交通信号
灯器は、共通の交通信号制御機からの制御情報に従って
信号灯の点滅が制御される。
【0003】図7は、例えば特開平7−160998号
公報に示される従来の交通信号制御機の構成を概略的に
示すブロック図である。図7において、従来の交通信号
制御機40は、交通信号灯の点滅を制御するための制御
信号を発生する信号制御部41を含む。この信号制御部
41は、読出専用メモリ(リード・オンリ・メモリ(R
OM))で構成される現示データ格納部41aに格納さ
れる現示データに従って交通信号灯の点滅を制御するた
めの信号を生成する。ここで、現示データは、この交通
信号制御機が設けられる地点におけるいずれの道路に対
して通行権が与えられているかを示すデータである。こ
の信号現示の設定状況を定量的に示す信号パラメータと
しては、信号現示が一巡するのに必要とされる時間
(秒)を示すサイクル、この信号1周期中に占める各現
示の時間的比率を示すスプリット、および同じ周期を有
する信号機群の間での信号の位相のずれを表わすオフセ
ットを含む。この交通量を最適に制御するために、この
信号パラメータは最適化され、この最適化された信号パ
ラメータが現示データ格納部41aに格納される。
【0004】信号制御部41は、また自動車の通行量な
どを感知するためのセンサの出力などを入力するための
入出力部41bを含む。信号制御部41は、この入出力
部41bを介して与えられたセンサ出力、およびこの信
号制御部41の現在の信号制御状態を示す情報を、送受
信部43を介して交通管制センターへ転送する。送受信
部43は、また交通管制センターからの制御情報および
監視信号を受けて、その現示方法が制御される。
【0005】交通信号制御機40は、さらに、この信号
制御部41からの信号灯点滅制御情報である灯器出力信
号に従って、対応の交通信号灯器へ信号灯の点滅を制御
する信号を出力する灯器開閉部42と、交通信号灯器に
おける禁止された青色灯点灯指示信号の組合せが指定さ
れたか否かを検出する青−青出力検出部44と、この青
−青出力検出部44からの、禁止された青−青色灯点灯
指示の検出を示す青信号切断信号に従って、交通信号灯
器の青色灯すべてを滅灯させる青信号切断部45を含
む。
【0006】青−青出力検出部44は、青−青組合せダ
イオードマトリクス部49に格納された禁止された青色
灯点灯表示指示信号の組合せに基づいて、この灯器開閉
部42からの青色灯点灯指示信号が、禁止された組合せ
を含んでいるか否かを検出する。この青−青出力検出部
44は、交差部において、1つの道路とこれと交差する
道路それぞれに対して設けられた交通信号灯器が同時に
青色灯点灯状態となるのを防止するために設けられる。
【0007】この交通信号制御機40は、さらに、信号
機故障時または青−青表示異常時(青信号切断信号の活
性化時)、交通信号灯器の赤色灯および黄色灯いずれの
信号灯を閃光動作させるかを示す情報を格納する閃光灯
色指定ダイオードマトリクス部50を含む。この閃光灯
色指定ダイオードマトリクス部50は、信号制御部41
が、青−青出力検出部44からの青−青信号異常信号を
受けると活性化され、灯器開閉部42に対し、交通信号
灯器のいずれの信号灯(青色灯を除く)を閃光動作させ
るかを指定する。ここで、閃光動作は、青色灯が滅灯状
態にあり、赤色灯または黄色灯が点滅する動作を示す。
【0008】この交通信号制御機40は、また交通信号
制御機の保守時に、交通信号灯の点滅(閃光動作)を行
なわすための情報を出力するための情報を入出力する保
守用コネクタ48を含む。
【0009】通常時においては、現示データ格納部41
aに格納される現示データに従って信号制御部41は、
交通信号灯点滅制御を行なうための灯器出力信号を灯器
開閉部42へ与える。灯器開閉部42は、この信号制御
部41からの灯器出力信号に従って、信号灯の点滅を制
御するための灯器出力を出力する。青信号切断部45
は、通常動作時において、この灯器開閉部42からの灯
器出力をそのまま交通信号灯へ与えて、交通信号灯の点
滅を行なわせる。
【0010】一方、信号制御部41は、送受信部43を
介して、現在の表示階梯を交通管制センターへ送信する
とともに、現在表示中の現示方法を示す情報を交通管制
センターへ転送する。この信号制御部41は、また入出
力部41bを介して与えられるセンサからの感知入力を
送受信部43を介して交通管制センターへ伝達する。交
通管制センターは、この送受信部43を介して送られて
きた情報に基づいて、道路における交通信号機の表示状
況を把握するとともに、交通量をも把握し、必要な場合
には、交通管制センターの制御の下に、この信号制御機
40の現示方法を変更して、交通管制センターから遠隔
制御を行なう。これにより、交通量の円滑な流れを実現
することを図る。
【0011】青−青出力検出部44は、灯器開閉部42
からの青色灯点灯指示信号の組を受け、青−青組合せダ
イオードマトリクス49に格納された、禁止された青色
灯点灯指示信号と比較し、この灯器開閉部42から禁止
された青色灯点灯指示信号の組合せが出力されているこ
とが検出された場合には、青信号切断信号を青信号切断
部45へ与えるとともに、青−青信号異常信号を信号制
御部41へ与える。これにより、青信号切断部45は、
灯器開閉部42の灯器出力の状態にかかわらず、各交通
信号灯器の青色灯を完全に滅灯状態とする。信号制御部
41は、閃光灯色指定ダイオードマトリクス50に対
し、閃光灯色を指定する情報を灯器開閉部42へ与え
る。灯器開閉部42は、この閃光灯色指定情報に従っ
て、交通信号灯器の指定された信号灯のみを点滅させ
る。この青−青信号異常信号は、信号制御部41から、
送受信部43を介して交通管制センターへ伝送されて異
常が発生したことが交通管制センターへ知らされる。
【0012】上述のように、青−青出力検出部44によ
り、たとえば交差する道路に対して設けられた交通信号
灯器の青色灯が同時に点灯する状態を防止し、交通の安
全を確保する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】交通信号制御機の保守
点検時、一時的に灯色を固定するかまたは3色制御を行
なうことは、図7に示す保守用コネクタ48を介して外
部から比較的容易に行なうことができる。この保守点検
時においては、保守用コネクタ48からの制御情報に従
って、閃光動作、手動動作および単独動作へ切換えるこ
とができる。
【0014】一方、この交通信号制御機が設けられてい
る道路の交通状況の変化または三叉路から十字路への変
更などのような道路構造の変更が生じた場合、現示デー
タを変更する必要がある。現示データには、1種類の現
示データ(1種類の信号パラメータの組合せ)のみでな
く、時刻ごと、曜日ごと、および車両通行量などに応じ
て複数の制御パターン(現示データの組合せ)が準備さ
れることがある。この周囲の環境の変化に応じて交通の
流れが最適となるように現示データを変更する必要があ
る。この現示データは、図7に示す現示データ格納部4
1aに格納されている。
【0015】この現示データ格納部41aは、価格およ
び電源断時における記憶データの保持などの観点から、
不揮発的に情報を記憶する読出専用メモリ(リード・オ
ンリ・メモリ(ROM))で構成される。ROMは、そ
の記憶内容は固定されており、電気的に書換えることは
できない。したがって、現示データを変更するために
は、新たな現示データが格納されたROMと交換する必
要がある。このROMの交換時においては、交通信号制
御機の電源を遮断して、このROMが実装された信号制
御部41を取出して、このROMを交換する必要があ
る。したがって、この間、信号灯の点滅制御を行なうこ
とができず、信号灯が滅灯状態となる。交通事情によ
り、この信号灯の滅灯を行なうことができない場合、保
守用信号機を準備し、保守用コネクタ48から信号灯の
点滅制御を行なう。各交通信号制御機ごとに、この保守
用信号機を代替的に用いて現示データ格納ROMを交換
する必要がある。このため、保守用信号機を正常に動作
させるためには、各交差点ごとに現示方法、表示時間等
の現示データを設定する必要があり、その準備に多大な
時間が必要となるという問題が生じる。
【0016】図8は、図7に示す青−青出力検出部44
および青−青組合せダイオードマトリクス部45の構成
を概略的に示す図である。図8において、青−青出力検
出部44は、灯器開閉部42からの灯器出力に含まれる
各交通信号灯器に対する青色灯信号を受けてそれらのハ
イレベル/ローレベルを判定し該判定結果に従った信号
をダイオードマトリクス49へ与える入力回路44a
と、このダイオードマトリクス49の出力信号に従っ
て、青−青組合せに異常があるか否かを判定する判定回
路44bを含む。この判定回路44bからの判定結果が
青信号切断信号として青信号切断部45へ与えられる。
【0017】ダイオードマトリクス49においては、各
交通信号灯器の青色灯に対する禁止された組合せがダイ
オードを用いてプログラムされる。このダイオードマト
リクス49の構成は、たとえばダイオードを用いるRO
Mと同様の構成であるが、以下、このダイオードマトリ
クスの具体的構成について説明する。
【0018】今、図9に示すように、十字交差点におけ
る4つの交通信号灯器S1、S2、S3およびS4に対
する青−青組合せを考える。交通信号灯器S1およびS
2が対向して配置され、交通信号灯器S3およびS4が
対向して配置される。交通信号灯器S1の青色信号灯
は、交通信号灯器S3およびS4の青色信号灯を同時に
点灯することは許されない。同様、交通信号灯器S2
は、交通信号灯器S3およびS4とは、同時に青色信号
灯を点灯することは許されない。この4つの交通信号灯
器に対するダイオードマトリクスの構成を図10に示
す。
【0019】図10において、入力回路44aは、青色
信号灯信号B1、B2、B3、B4それぞれを受けるイ
ンバータバッファIB1〜IB4を含む。青色灯信号B
1〜B4は、交通信号灯器S1〜S4それぞれの青色信
号灯に対する点灯指示信号であり、Hレベルのときに活
性状態とされる。
【0020】ダイオードマトリクス49は、このインバ
ータバッファIB1〜IB4それぞれの出力信号線OL
1〜OL4と交差する方向に配置されかつこれらの出力
信号線にそれぞれ接続されるプログラム信号線OOL
1、OOL2、OOL3、およびOOL4と、それぞれ
がプルアップ抵抗素子R1〜R3により電源電圧レベル
にプルアップされる制御信号線CL1、CL2およびC
L3を含む。このプログラム信号線OOL1〜OOL4
と制御信号線CL1〜CL3の交差部に対応して、選択
的にダイオード素子が配置される。図10においては、
交通信号灯器S1およびS2は、交通信号灯器S3およ
びS4と同時に青色信号灯を点灯することができないた
め、制御信号線CL1とプログラム信号線OOL3およ
びOOL4の交差部に対応してダイオード素子D1およ
びD2が接続され、また制御信号線CL2とプログラム
信号線OOL3およびOOL4の交差部に対応してダイ
オード素子D3およびD4が配置される。ダイオード素
子D1〜D4は、それぞれのアノードが対応の制御信号
線CL1およびCL2に接続される。
【0021】判定回路44bは、制御信号線CL1上の
信号と出力信号線OL1上の信号とを受けるOR回路G
1と、出力信号線OL2と制御信号線CL2上の信号を
受けるOR回路G2と、出力信号線OL3と制御信号線
CL3上の信号を受けるOR回路G3と、出力信号線O
L4上の信号を受けるインバータIV1と、OR回路G
1〜G3のそれぞれの出力部にカソードが接続されるダ
イオードDD1、DD2およびDD3を含む。ダイオー
ドDD1〜DD3のアノードは共通に出力ノードODに
接続される。出力ノードODは、プルアップ抵抗R4を
介して電源ノードに接続される。この出力ノードODか
ら、判定結果を示す信号Eが出力される。また、インバ
ータIV1の出力信号はインバータIV2を介して信号
Fとして出力され、青色信号灯B4に対する点灯指示が
あったか否かが判定される。次に動作について簡単に説
明する。
【0022】今、青色信号灯信号B1およびB2が活性
状態のHレベルにあり、青色灯信号B3およびB4が非
活性状態のLレベルの状態を考える。インバータバッフ
ァIB1およびIB2の出力信号がLレベルとなり、一
方、インバータバッファIB3およびIB4の出力信号
はHレベルとなる。したがって、この状態においては、
OR回路G3の出力信号およびインバータ回路IV1の
出力信号はそれぞれHレベルおよびLレベルとなる。出
力信号線OL3およびOL4はHレベルであるため、プ
ログラム信号線OOL3およびOOL4の電位もHレベ
ルであり、ダイオードD1〜D4は、すべて非導通状態
にあり、制御信号線CL1およびCL2の電位はHレベ
ルである(抵抗R1およびR2によりそれぞれ電源電圧
レベルにプルアップされる)。したがって、OR回路G
1およびG2の出力信号はHレベルであり、ダイオード
DD1〜DD3はすべて非導通状態にあり、出力ノード
ODからの判定結果指示信号Eは、Hレベルを維持す
る。
【0023】一方、交通信号灯器S1に対する青色灯信
号B1と、交通信号灯器S3に対する青色灯信号B3が
同時にHレベルの活性状態となった場合を考える。この
場合においては、プログラム信号線OOL3の電位が、
インバータバッファIB3によりLレベルに駆動され
る。制御信号線CL1はHレベルであり、ダイオードD
1が導通し、制御信号線CL1をLレベルに駆動する。
インバータバッファIB1の出力信号はLレベルであ
り、したがって、OR回路G1の出力信号がLレベルと
なり、ダイオードDD1が導通し、出力ノードODから
の判定結果指示信号EがLレベルとなる。これにより、
青−青組合せにおいて異常が発生したことを知ることが
できる。
【0024】このようなダイオードマトリクスは、基板
上に配設され、設置される場所に応じて、青−青の組合
せがプログラムされる。しかしながら、通常、十字交差
路などにおいて、交通信号灯器は、単純に4つではな
く、歩行者のための信号灯、および右折/左折指示のた
めの信号灯などがあり、青色灯信号の数はさらに増加す
る。したがって、青−青組合せのためのダイオードの数
がさらに多くなる。
【0025】前述のように、現示データを変更した場
合、交通状況または道路状況が変更されており、したが
って、青−青の組合せを変更する必要が生じる。このよ
うな禁止された青色灯信号の組合せの変更には、青−青
組合せダイオードマトリクス部49を取外し(ダイオー
ドマトリクスは基板ボード上に接続されており、そのプ
ログラムが変更可能なようにされている)、このダイオ
ードを、半田付けにより、新たにその組合せをプログラ
ムし直す必要がある。ダイオード素子の数が多くなるた
め、この青−青組合せの変更のために手間および時間を
要するという問題が生じる。またこのとき、半田付けな
どが、手作業で行なわれるため、ダイオードマトリクス
のプログラムにおけるエラーが生じる可能性もある。
【0026】さらに、閃光灯色指定ダイオードマトリク
ス部50(図7参照)も、道路状況の変更に応じて、そ
の閃光動作をすべき信号灯色の指定を変更し直す必要が
生じる。通常、主道路側においては黄色信号灯、従道路
側に赤色信号灯を閃光動作時点滅させることが行なわれ
る。したがって、道路状況が変更されるか道路構造が変
更され、この主従道路が変更された場合、閃光動作すべ
き信号灯色を指定し直す必要がある。この場合において
も、各交通信号灯器に対して、いずれの信号灯を点滅動
作させるかは、ダイオードマトリクス部50においてダ
イオードによりプログラムされており、信号制御部41
からの青−青信号異常信号検出時、この信号制御部41
からの制御信号の下に、ダイオードマトリクス部から各
信号灯器に対する点滅すべき信号灯色を指定する情報が
出力される。したがって、この場合においても、交通信
号灯の数が多ければ、ダイオードの数も多くなり、その
閃光灯色指定データの変更のために、閃光灯色指定ダイ
オードマトリクス部の基板を取外して、ダイオードを半
田付けで組合す必要が生じ、青−青組合せダイオードマ
トリクス部49が有する問題点と同様の問題が生じる。
【0027】それゆえ、この発明の目的は、必要なデー
タの変更を容易に行なうことのできる交通信号制御機を
提供することである。
【0028】この発明の特定的な目的は、現示データの
変更を容易に行なうことのできる交通信号制御機を提供
することである。
【0029】この発明の他の特定的な目的は、青−青組
合せデータを容易に変更することのできる交通信号制御
機を提供することである。
【0030】この発明のさらに他の特定的な目的は、閃
光灯色指定データを容易に変更することのできる交通信
号制御機を提供することである。
【0031】この発明のさらに他の目的は、所定のデー
タを、簡易な回路構成で、容易かつ短時間で、信号灯を
滅灯させることなく変更することのできる交通信号制御
機を提供することである。
【0032】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る交通信号
制御機は、予め定められた動作モード時、交通信号灯の
点滅を制御するためのデータを格納するための、電気的
にその記憶内容が書換可能である情報格納部と、予め定
められた動作モード時、この情報格納部に格納されたデ
ータに従って交通信号灯の点滅を制御するための制御部
を備える。情報格納部は、それぞれ現示データを格納す
るためのメインデータ格納部およびサブデータ格納部を
含む。制御部は、これらのメインデータ格納部およびサ
ブデータ格納部の一方に格納された現示データに従って
点滅動作を制御する。
【0033】
【0034】
【0035】請求項に係る交通信号制御機は、請求項
1の情報格納部が、さらに、複数の交通信号灯器に対す
る禁止された青色灯表示指示の組合せを表わす青−青デ
ータを格納する青−青データ格納部を備える。制御部
は、青色灯表示指示と青−青データ格納部に格納された
青−青データを比較し、この青色灯表示指示が禁止さ
れた組合せの信号灯器に対して与えられるとき、複数の
信号灯器の青色灯を滅灯状態とする手段をさらに含む。
【0036】請求項に係る交通信号制御機は、請求項
1または2の情報格納部が、さらに、異常発生時に信号
灯器の閃光動作を行なうべき交通信号灯を指定する閃光
制御データを格納する閃光データ格納部を含む。制御部
は、異常発生時に、閃光制御データに従って対応の信号
灯に閃光動作をさせるための手段を含む。
【0037】請求項に係る交通信号制御機は、異常発
生時に交通信号灯器の信号灯の閃光動作を行なうべき交
通信号灯を指定する閃光制御データを格納しかつその記
憶内容が電気的に書換可能な情報格納部と、異常発生時
にこの情報格納部に格納された閃光制御データに従って
対応の交通信号灯に閃光動作をさせるための制御部を含
む。この制御部は、異常発生時交通信号灯器の青色灯を
滅灯させるための手段を含み、閃制御データは交通
信号灯器の赤色灯および黄色灯の一方を指定するデータ
を含む。
【0038】所定の動作モード時に必要とされる情報
を、その記憶内容が電気的に書換可能な情報格納部に格
納することにより、必要なデータのダウンロードを行な
うことにより、容易にその記憶情報を書換えることがで
き、情報変更時に要する時間および労力を大幅に低減す
ることができる。
【0039】
【発明の実施の形態】[実施の形態1]図1は、この発
明の実施の形態1に従う交通信号制御機の全体の構成を
概略的に示す図である。図1において、交通信号制御機
10は、交通信号灯の点滅に必要な信号を発生する信号
制御部11と、この信号制御部11の出力する灯器出力
信号に従って、交通信号灯の開閉を制御するための灯器
出力を出力する灯器開閉部12と、交通管制センターと
信号制御部11の間で通信を行なうための送受信部13
と、青−青組合せ異常発生時、この信号制御部11から
の青信号切断信号に従って、交通信号灯の青色灯をすべ
て滅灯状態に設定する青信号切断部14とを含む。
【0040】信号制御部11は、信号灯点滅および情報
送受信などの必要な制御を行なう制御処理部11aと、
この交通信号制御機10に対して設けられる交通信号灯
器の現示データを格納する現示データ格納部15と、灯
器開閉部12からの灯器出力に従って青−青組合せに異
常があるか否かを検出する青−青出力検出部16と、走
行車両量を感知する感知器などの信号と、押ボタン式交
通信号機に設けられた押ボタン箱が押圧されたか否かを
示す押ボタン箱感知入力と、この押ボタン箱感知入力の
状態に従って押ボタン箱に対し、押ボタン押圧確認など
の信号を出力する押ボタン箱信号出力を出力する入出力
部17を含む。現示データ格納部15、青−青出力検出
部16および入出力部17は、制御処理部11aに結合
される。
【0041】現示データ格納部15は、その記憶内容が
電気的に書換可能であり、並列に設けられる現示データ
マスタ格納部15aと、現示データサブ格納部15bを
含む。これらの現示データマスタ格納部15aおよび1
5bは、携帯情報処理器としてのパーソナルコンピュー
タ19によりダウンロードして、その記憶データを書換
えることができる。
【0042】次に、この図1に示す交通信号制御機の動
作について説明する。通常動作時においては、制御処理
部11aは、入出力部17を介して与えられる感知器の
感知信号を入力し、その感知情報を、送受信部13を介
して交通管制センターへ送出する。この感知器の出力
は、この交通信号制御機が設けられる道路の車両通行量
等を示す。この制御処理部11aは、またこの交通信号
灯器の現示状態を示す情報を送受信部13を介して交通
管制センターへ転送する。交通管制センターにおいて
は、この送受信部13を介して与えられた情報に基づい
て、現示方法を変更する必要があるか否かなどの判定を
行ない、その送信された情報に基づいて、交通信号灯の
開閉(点滅)の制御を行なう。この交通信号灯の開閉制
御において、制御処理部11aは、現示データ格納部1
5に格納された現示データに基づいて、その階梯を歩進
する。この通常状態時において、現示データ格納部15
に格納された現示データに従って階梯歩進が行なわれ、
灯器開閉部12は、この信号制御部11からの灯器出力
信号に従って交通信号灯の開閉(点滅)を制御する。
【0043】青−青組合せの異常が生じた場合、信号制
御部11に含まれる青−青出力検出部16により、異常
が検出され、この異常が制御処理部11aに知らされ
る。制御処理部11aは、異常発生を送受信部13を介
して交通管制センターへ転送し、異常発生を知らせると
ともに、遠隔操作から切り離され、交通信号灯器に対し
所定の色で閃光動作を行なわせる。また、青−青出力検
出部16からの青信号切断信号により、青信号切断部1
4が、交通信号灯器の青色信号灯を完全に滅灯状態へ駆
動する。
【0044】押ボタン箱のスイッチが押圧された場合、
入出力部17を介してこの押ボタン式交通信号機のため
の処理が制御処理部11aにおいて行なわれる。すなわ
ち、入出力部17を介して、押ボタン箱信号出力が送出
され、押ボタン箱に対し、青色灯表示待機状態であるこ
とを示す情報が表示されるとともに、制御処理部11a
は、現示データ格納部15に格納された現示データに基
づき、所定の条件が満たされたときに、この押ボタン式
交通信号機の青色信号灯の点灯動作を行なうように、灯
器開閉部12に対し、灯器出力信号を出力する。
【0045】パーソナルコンピュータ19は、この交通
信号機に必要とされる各種情報、すなわち遠隔情報時に
おける交通信号機の特定情報などを制御処理部11aに
設定する。保守時においては、このパーソナルコンピュ
ータ19は、保守のためのテスト条件データを設定し、
信号制御部11が正常に動作しているか否かを判定する
ために、信号制御部11の内部の状態を示す情報をその
表示画面上に表示する。このパーソナルコンピュータ1
9上の表示画面の表示データに基づき、この信号制御部
11が、正常に動作しているか否か、および保守処理
(部品の取換えなど)が必要であるか否かなどの判定を
行なう。
【0046】現示データ変更時においては、パーソナル
コンピュータ19から現示データを現示データ格納部1
5に含まれる現示データマスタ格納部15aおよび現示
データサブ格納部15bにダウンロードする。このダウ
ンロード時、まず、現示データサブ格納部15bに対
し、現示データのダウンロードが行なわれる。現示デー
タマスタ格納部15aは、制御処理部11aと接続され
ており、このダウンロード時、制御処理部11aは、現
示データマスタ格納部15aに格納された現示データに
従って交通信号灯器の3色制御を行なう。現示データサ
ブ格納部15bへの現示データのダウンロードが完了す
ると、次いで、現示データサブ格納部15bが制御処理
部11aに接続され、現示データマスタ格納部15aに
対し、新たな現示データのダウンロードが行なわれる。
この場合においても、制御処理部11aは、現示データ
サブ格納部15bに格納された現示データに従って、3
色制御を実行する。したがって、この現示データ変更時
において、信号制御部11は、常時動作し、交通信号灯
を滅灯させることなく3色制御を行なうことができ、ま
た保守用の別の交通信号機などを用いる必要もなく、短
時間で現示データを更新することができる。
【0047】図2は、図1に示す制御処理部11aおよ
び現示データ格納部15の構成をより詳細に示す図であ
る。図2において、制御処理部11aは、入出力部17
を介して外部と情報の授受を行なうとともに、インター
フェイス11bを介してパーソナルコンピュータと情報
の授受を行ない、かつ現示データ格納部15に格納され
た現示データに従って信号灯の点滅動作を制御する現示
データ制御部11aaと、現示データ変更時、主制御部
11abの制御が起動され、インターフェイス11bを
介してパーソナルコンピュータからの現示データを受
け、現示データ格納部15に格納された現示データの書
換を行なう。現示データ制御部11aaは、バス11c
に接続され、主制御部11abは、バス11dに接続さ
れる。
【0048】現示データマスタ格納部15aは、たとえ
ば一括消去型EEPROM(電気的に書換消去可能な読
出専用メモリ:フラッシュメモリ)で構成され、現示デ
ータを格納するメモリ15aaと、メモリ15aaをバ
ス11cおよび11dのいずれかに接続する切換器(M
UX)15abを含む。現示データサブ格納部15b
も、同様、現示データを格納するための、その記憶内容
が電気的に書換が可能なメモリ15baと、メモリ15
baをバス11cおよび11dのいずれかに接続する切
換器15bbを含む。切換器15abおよび15bb
は、主制御部11abの制御の下にその接続態様が設定
される。次に、この図2に示す現示データ格納部15の
格納する現示データの変更動作を図3に示すフロー図を
参照して説明する。
【0049】現示データマスタ格納部15aに含まれる
切換器15abは、メモリ15aaをバス11cに接続
しており、また現示データサブ格納部15bの切換器1
5bbはメモリ15baをバス11dに接続している。
この状態において、現示データ制御部11aaは、メモ
リ15aaに格納された現示データに従って信号灯の点
滅動作を制御するための灯器出力信号を出力する。主制
御部11abは、またインターフェイス11bを介して
現示データ変更指示が与えられたか否かを監視する。こ
の現示データ変更指示が与えられると、主制御部11a
bは現示データ変更制御を起動する。現示データ変更制
御は、起動時インターフェイス11bを介してパーソナ
ルコンピュータと情報の通信を行なうことが可能な状態
に設定される。切換器15bbは、メモリ15baをバ
ス11dに接続しており、主制御部11abは、インタ
ーフェイス11bを介して与えられる現示データを受
け、次いで、この現示データサブ格納部15bに対する
データ書込に必要な制御信号をバス11dおよび切換器
15bを介してメモリ15baへ与えるとともに、イン
ターフェイス11bを介して与えられた現示データをメ
モリ15baへ与える。この現示データサブ格納部15
bにおける現示データの変更時すなわちメモリ15ba
への現示データ書込時、バス11cには、メモリ15a
aが切換器15abを介して接続されている。したがっ
て現示データ制御部11aaは、このバス11cを介し
てメモリ15aaにアクセスして必要な現示データを読
出し、信号灯器の制御動作を実行する(ステップS
2)。
【0050】次いで、必要な現示データがすべて転送さ
れたことがパーソナルコンピュータから知らされると、
主制御部11abは、この転送された現示データをすべ
てメモリ15baに書込んだか否かを判定する(ステッ
プS3)。主制御部11abは、この現示データの書込
が完了すると、切換器15abおよび15bbの接続態
様を変更する。これにより、メモリ15aaがバス11
dに接続され、一方、現示データサブ格納部15bのメ
モリ15baがバス11cに接続される。この状態にお
いて、主制御部11abは、再び現示データサブ格納
15bへのデータ書込時と同様の動作を行ない、現示デ
ータマスタ格納部15aのメモリ15aaに対しデータ
の書込を行なう。現示データ制御部11aaは、単にバ
ス11c上に必要な制御信号を送出して、必要な現示デ
ータの読取を行なう。バス11cには、現示データサブ
格納部15bが結合されており、したがって、現示デー
タ制御部11aaは、この現示データマスタ格納部15
aへの現示データ書込時においても、何らその制御動作
を停止させることなく、メモリ15baに格納された現
示データに従って信号灯器の点滅制御を実行する(ステ
ップS4)。
【0051】現示データマスタ格納部15aの現示デー
タの書込が完了すると(ステップS5)、この書込完了
が、主制御部11abからインターフェイス11bを介
してパーソナルコンピュータへ知らされ、現示データの
書込が完了する。
【0052】この現示データ書込完了時においては、バ
ス11cには、現示データサブ格納部15bが接続され
ている。現示データマスタ格納部15aと現示データサ
ブ格納部15bには、同じ現示データが格納されてい
る。したがって、この現示データの現示データマスタ格
納部15aの書込完了後、切換器15abおよび15b
bの接続態様を切換えなくても、特に問題は生じない。
主制御部11abが、メモリ15aaおよび15baの
一方へのデータ書込完了時、切換器15abおよび15
bbの接続態様を変更するように構成されていればよ
い。主制御部11abのこの切換器15abおよび15
bbの切換制御信号を出力する部分にラッチ回路が設け
られていればよい。
【0053】また、現示データマスタ格納部15aへの
現示データの書込が完了すると、再び、主制御部11a
bは、現示データサブ格納部15bをバス11dに接続
し、現示データマスタ格納部15aをバス11cに接続
するように構成されてもよい。主制御部11abが、現
示データ変更を行なう動作以外非活性状態とされ、この
切換器15abおよび15bbに対する切換制御信号の
電圧レベルが所定の電圧レベルに固定される場合、その
固定される電圧レベルにより、現示データマスタ格納部
15aをバス11cに接続する。これにより、主制御部
11abは、起動時その初期状態は常に同じ状態とな
り、書換のための動作制御が容易となる。
【0054】以上のように、この発明の実施の形態1に
従えば、現示データを、電気的に書換可能な情報格納部
に格納するように構成しているため、現示データ変更
時、外部から現示データをダウンロードして現示データ
の書換をすることができ、保守用信号機を別に設け、こ
れを制御するなどのツールが不要となり、容易に現示デ
ータの変更を行なうことができる。また、現示データマ
スタ格納部および現示データサブ格納部を設けているた
め、一方への現示データ格納部への書込時他方の格納部
を用いて信号灯器の点滅制御を行なうことができ、した
がって、信号灯器を滅灯させることなく3色制御を行な
いながら現示データを交換することができ、現示データ
変更のための交通制御を行なう必要もなく、現示データ
交換操作が簡略化される。
【0055】[実施の形態2]図4は、この発明の実施
の形態2に従う交通信号制御機20の構成を概略的に示
すブロック図である。図4において、交通信号制御機2
0は、交通制御を行なうための信号制御部21と、この
信号制御部21からの灯器出力信号に従って、対応の交
通信号灯器の開閉を行なうための灯器出力を出力する灯
器開閉部22と、交通管制センターと信号制御部21と
の間での情報の送受を行なうための送受信部23を含
む。送受信部23は、実施の形態1に示す送受信部13
と同様の構成を備える。信号制御部21は、交通量の検
出などを行なうための感知器の出力信号および押ボタン
式交通信号機に設けられた押ボタン箱の操作スイッチの
押圧を感知する信号を入力し、またこの押ボタン箱に対
し、操作状況に応じて信号を出力する入出力部25と、
信号灯器の禁止された青−青組合せ情報を格納する青−
青組合せデータ格納部26と、灯器開閉部22からの灯
器出力に含まれる青色信号灯駆動信号を受け、これらの
受けた青色信号灯駆動信号が、青−青組合せデータ格納
部26に格納された組合せと一致するか否かを検出する
青−青出力検出部27を含む。
【0056】青−青組合せデータ格納部26は、電気的
に書換可能なたとえばフラッシュメモリで構成され、外
部のパーソナルコンピュータ28から、その青−青組合
せデータを変更することができる。この青−青組合せデ
ータ格納部26は、たとえば、青色信号灯制御信号の組
をアドレス信号として受け、対応のアドレス位置に、こ
の青色信号灯の状態の組合せが禁止されているか否かを
示すデータを格納する。青−青出力検出部27は、この
データに従って、この灯器開閉部22から与えられた灯
器出力が禁止された青−青組合せを含む場合には、異常
発生であると判断し、青信号切断信号を活性状態へ駆動
する。この青信号切断信号は、灯器開閉部22からの灯
器出力を受ける青信号切断部24へ与えられる。青信号
切断部24は青信号切断信号が活性状態のときには、こ
の灯器開閉部22からの灯器出力の状態にかかわらず、
すべての灯器の青色信号灯を滅灯状態へ強制的に設定す
る。
【0057】信号制御部21は、この青−青出力検出部
27において異常が検出された場合には、その図示しな
い閃光データ格納部に格納された閃光データに従って、
灯器開閉部22へ閃光制御信号を与える。灯器開閉部2
2は、この閃光制御信号に従って、各信号灯器に閃光動
作を行なわせる。
【0058】通常動作時においては、信号制御部21
は、送受信部23を介して交通管制センターから与えら
れる制御情報に従って、その内部に設けられた現示デー
タ格納部に格納された現示データに従って灯器出力信号
を生成して灯器開閉部22へ与え、交通制御を行なう。
このときまた信号制御部21は、入出力部25を介して
与えられる感知器の出力信号および現示状態を示す情報
を送受信部23を介して交通管制センターへ送出する。
したがって、通常動作時においては交通管制センターの
制御の下、信号灯器の点滅制御が行なわれる。
【0059】青−青出力検出部27は、常時この灯器開
閉部22からの灯器出力に含まれる青色信号灯駆動信号
を監視し、その状態の組合せが青−青組合せデータ格納
部26に格納された禁止された組合せを含んでいるか否
かを判定し、その該判定結果に従って青信号切断信号を
活性/非活性状態へ駆動する。禁止された青−青組合せ
が検出された場合には、青信号切断信号が活性化され、
青信号切断部24が、各交通信号灯器の青色信号灯を強
制的に滅灯状態に設定し、また灯器開閉部22が信号制
御部21の制御の下に、灯器それぞれに所定の色の信号
灯を点滅させる閃光動作を行なわせる。
【0060】交通状況の変化または道路構造の変更等に
より、青−青組合せを変更する必要が生じる。たとえ
ば、歩行者用信号灯器において、すべての信号灯器を同
時に青信号灯を点灯状態とする「スクランブル」制御が
許可される場合がある。このような場合、青−青組合せ
を変更する必要が生じる。また道路構造の変更の場合、
交通信号灯器の設置位置が異なる場合、また青−青組合
せを変更する必要が生じる。このような場合、青−青組
合せデータ格納部26は、その記憶内容が電気的に書換
可能であり、外部からパーソナルコンピュータ28を用
いてその青−青組合せデータを変更する。これにより、
従来のように、ダイオードマトリクスを手作業でプログ
ラムし直す構成に比べて、容易に青−青組合せデータの
変更を行なうことができる。
【0061】ここで、青−青組合せデータ格納部26の
格納データの更新時、青−青出力検出部27が、アクセ
スすることができなくなる。この場合、実施の形態1と
同様に、青−青組合せデータ格納部26は、マスタデー
タ格納部およびサブデータ格納部と2つを設け、それぞ
れ交互に青−青出力検出部27に接続し、この青−青出
力検出部27と切離されたデータ格納部に青−青組合せ
データを格納するように構成されてもよい。しかしなが
ら、青−青組合せのパターンの数は、交通信号灯器の数
の自乗で表わされるため、たとえば車両用および歩行者
用両者の信号灯器も含めて、20個の信号灯器が設けら
れている場合、この組合せのパターンの数は、20・2
0=400である。したがって、400ワードの書込を
行なう場合、数秒で完了するため、1つの現示状態維持
期間内においてこの青−青組合せデータ格納部の格納デ
ータの書換を完了することができ、実際の交通制御に対
し何ら悪影響を及ぼさない。
【0062】なお、青−青組合せデータ格納部26への
データの書込部の構成は、実施の形態1における構成と
同様の構成を用いることができる。すなわち、組合せデ
ータ変更制御部を起動し、この組合せデータ変更制御部
の制御の下に、パーソナルコンピュータ28から与えら
れた青−青組合せデータの書込を行なう。
【0063】以上のように、実施の形態2に従えば、青
−青組合せデータ変更時、何ら信号灯器を滅灯状態に強
制的に設定する必要がなく、交通信号制御機を作動状態
として青−青組合せデータの変更を行なうことができ
る。また、単にパーソナルコンピュータからデータのダ
ウンロードを行なうだけであり、保守用の信号機または
これを制御するための制御機を準備する必要がなく、信
号灯器の3色制御を行ないながら、青−青組合せデータ
を短時間で容易に更新することができる。
【0064】[実施の形態3]図5は、この発明の実施
の形態3に従う交通信号制御機30の全体の構成を概略
的に示すブロック図である。図5において、交通信号制
御機30は、交通信号灯器の点滅を制御するための信号
制御部31と、この信号制御部31からの灯器出力信号
に従って、交通信号灯器開閉信号(灯器出力)を出力す
る灯器開閉部32と、交通管制センターと信号制御部3
1の間で情報の送受を行なうための送受信部33を含
む。この送受信部33は、実施の形態1および2の送受
信部と同様の構成を備え、交通管制センターの制御の下
に、信号制御部31が、交通制御を行なう。この交通信
号制御機30は、さらに、青−青組合せ異常が発生した
ときに、灯器開閉部32からの灯器出力の状態にかかわ
らず、すべての交通信号灯器の青色信号灯を強制的に滅
灯状態に設定する青信号切断部34を含む。
【0065】信号制御部31は、灯器開閉部32からの
灯器出力に含まれる青色信号灯駆動信号を受け、その受
けた信号の状態の組合せが禁止された組合せであるか否
かを判定し、該判定結果を示す信号を出力する青−青出
力検出部35と、手動動作時、または異常発生時、閃光
動作する信号灯を指定する閃光灯色指定データを格納す
る閃光灯色データ格納部36と、外部に設けられた感知
器からの信号および押ボタン箱からの信号を入力すると
ともに、押ボタン箱に対し信号を出力する入出力部37
と、図示しない現示データ格納部に格納された現示デー
タおよび送受信部33を介して与えられる制御情報に従
って、灯器出力信号を生成する制御処理部31aを含
む。
【0066】この制御処理部31aは、閃光灯色データ
格納部36、および青−青出力検出部35に結合され
る。入出力部37も、またその経路は示さないが制御処
理部31aに結合される。閃光灯色データ格納部36
は、その記憶内容が電気的に書換可能であり、たとえば
フラッシュメモリにより構成され、データ変更時、外部
のパーソナルコンピュータ38により、その閃光灯色指
定データがダウンロードされる。パーソナルコンピュー
タ38は、またこの交通信号制御機に各種情報を設定す
るとともに、保守点検時において、テストデータを信号
制御部31に設定するとともに、このテスト結果を示す
データを、その表示画面上に表示する。
【0067】手動動作時または青−青組合せ異常または
この交通信号制御機における異常発生時においては、制
御処理部31aは、閃光灯色データ格納部36へアクセ
スし、各交通信号灯器の閃光灯色を示すデータを読出
し、灯器出力信号として灯器開閉部32へ与える。青−
青出力検出部35における青−青組合せ異常が検出され
た場合には、青信号切断信号が活性状態とされて、青信
号切断部34が、交通信号灯器の青色信号灯を強制的に
滅灯状態に設定する。
【0068】このとき、また、制御処理部31aは、青
−青出力検出部35からの異常検出に従って閃光灯色デ
ータ格納部36へアクセスし、各交通信号灯器の閃光灯
色を示すデータを読出し、灯器出力信号を生成して灯器
開閉部32へ与える。これにより、各交通信号灯器にお
いて、指定された色の信号灯の点滅が行なわれる。
【0069】閃光灯色は、この主道路および従道路によ
り、その色が指定され、交通事情または道路構造が変更
された場合、閃光灯色も更新される。この更新時におい
ては、パーソナルコンピュータ38からのダウンロード
により、閃光灯色データ格納部36の格納する閃光灯色
指定データの書換えが行なわれる。この閃光灯色格納部
36へのデータ書換時において異常が発生した場合、閃
光灯色を指定することができなくなることが考えられ
る。しかしながら、閃光灯色データは、各交通信号灯器
に対して一意的に定められ、その書込データ数は、たと
えば1ワード(日時に応じて変更される場合でも数十ワ
ード)であり極めて短い時間内で、閃光灯色指定データ
の書換えを行なうことができるため、この閃光灯色指定
データ書換時において、信号制御部31による3色制御
実行時において、1つの現示状態の維持期間内で閃光灯
色指定データの書換えを行なうことができる。したがっ
て、何ら交通信号灯器を滅灯状態へ強制的に設定する必
要がなく、また交通信号制御部31の電源を遮断する必
要もないため、余分の制御機器などのツールを必要とす
ることがなく、容易に閃光灯色指定データの書換えを行
なうことができる。
【0070】以上のように、この発明の実施の形態3に
従えば、異常発生時または手動動作時における交通信号
灯器の閃光灯色指定データを電気的に書換可能なメモリ
に格納するように構成しているため、容易にかつ短時間
で閃光灯色指定データの変更を行なうことができる。
【0071】[実施の形態4]図6は、この発明の実施
の形態4に従う交通信号制御機の要部の構成を示す図で
ある。図6においては、信号制御部の構成を示す。残り
の部分の構成は、実施の形態1から3の構成と同じであ
る。図6において、信号制御部1は、現示データを格納
する現示データマスタ格納部15aと、現示データを格
納する現示データサブ格納部15bと、手動動作時また
は異常発生時、閃光灯色を指定するデータを格納する閃
光灯色指定データ格納部36と、青−青組合せ異常とな
るパターンを格納する青−青組合せデータ格納部26
と、現示データマスタ格納部15aまたは現示データサ
ブ格納部15bに格納された現示データに従って、灯器
出力信号を生成する現示データ制御部1aと、これの格
納部15a、15b、26、および36の格納データの
書換えを行なうための主制御部1bと、図示しない経路
を介して与えられる青色信号灯駆動信号を受け、青−青
組合せデータ格納部26に格納された組合せが含まれて
いるか否かを検出する青−青組合せ検出部27を含む。
【0072】主制御部1bは、インターフェイス11b
を介してパーソナルコンピュータと情報の通信を行なう
ことができる。格納部15a、15b、26および36
は、それぞれ、電気的に書換可能なメモリで構成され、
データ書換時、パーソナルコンピュータからその格納デ
ータがダウンロードされる。このダウンロード時、主制
御部1bにより、対応の格納部に対するデータの書込が
実行される。
【0073】このデータ書換時、パーソナルコンピュー
タから主制御部1bに対しデータ書換を指示するコマン
ドが与えられる。主制御部1bは、このコマンドが与え
られると書換制御を起動する。起動された書換制御は、
次いでインターフェイス11bを介してパーソナルコン
ピュータから与えられるデータ識別情報に従って、指定
された格納部に対し、パーソナルコンピュータから与え
られるデータを順次書込む。この書換時、データの識別
としては、単に各格納部をバンク構成とし、これらのバ
ンクを示すアドレス信号がパーソナルコンピュータから
インターフェイス11bを介して与えられ、格納部識別
情報として用いられてもよい。
【0074】この図6に示す信号制御部1の構成は、実
質的に実施の形態1から3の構成を組合せたものと等価
である。現示データ、青−青組合せデータおよび閃光灯
色指定データをすべて電気的に書換可能にしているた
め、これらのデータ書換えを、何ら交通信号灯器の3色
制御を損なうことなく行なうことができる。特に、現示
データの変更時においては、同様に、青−青組合せデー
タおよび閃光灯色指定データの書換えも行なわれること
が多いため、このデータ変更に要する時間および手間を
大幅に低減することができる。
【0075】以上のように、現示データ、閃光灯色指定
データおよび青−青組合せデータをすべて電気的に書換
可能なように構成して、信号制御部内に設けているた
め、この信号制御部外部に、別の基板上に、ダイオード
などを用いて青−青組合せデータまたは閃光灯色指定デ
ータをプログラムする必要がなく、装置占有面積を大幅
に低減することができ、コンパクトな構成の交通信号制
御機を実現することができる。
【0076】
【発明の効果】以上のように、この発明に従えば、信号
灯器の制御データである現示データ、青−青組合せデー
タおよび閃光灯色指定データの少なくとも1つを、電気
的に書換可能にしているため、交通信号灯器を強制的に
滅灯状態に設定する必要がなく、また別の制御機器を利
用する必要もなく、単に外部からの情報機器端末である
パーソナルコンピュータを用いて必要なデータのダウン
ロードを行なうことができ、容易に交通制御に対する悪
影響を及ぼすことなくデータの書換えを行なうことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1に従う交通信号制御機
の全体の構成を概略的に示すブロック図である。
【図2】図1に示す信号制御部の要部の構成をより詳細
に示す図である。
【図3】図2に示す信号制御部における現示データ変更
動作を示すフローチャート図である。
【図4】この発明の実施の形態2に従う交通信号制御機
の全体の構成を概略的に示すブロック図である。
【図5】この発明の実施の形態3に従う交通信号制御機
の全体の構成を概略的に示すブロック図である。
【図6】この発明の実施の形態4に従う交通信号制御機
の要部の構成を概略的に示すブロック図である。
【図7】従来の交通信号制御機の全体の構成を概略的に
示すブロック図である。
【図8】図7に示す青−青出力検出部および青−青組合
せダイオードマトリクス部の構成を概略的に示す図であ
る。
【図9】この交通信号制御機が用いられる交差路の一例
を示す図である。
【図10】図9に示す交通信号機に対する青−青組合せ
ダイオードマトリクスおよび青−青検出部の具体的構成
の一例を示す図である。
【符号の説明】
1、10、20、30 信号制御部 1a 現示データ制御部 1b 主制御部 11a 制御処理部 15 現示データ格納部 15a 現示データマスタ格納部 15b 現示データサブ格納部 21 信号制御部 26 青−青組合せデータ格納部 27 青−青出力検出部 28 パーソナルコンピュータ 31 信号制御部 31a 制御処理部 35 青−青出力検出部 36 閃光灯色(指定)データ格納部 38 パーソナルコンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 城 崇人 大阪市此花区島屋一丁目1番3号 住友 電気工業株式会社 大阪製作所内 (72)発明者 松井 宏夫 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番 1号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 外山 雅一 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番 1号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 高山 一芳 滋賀県草津市西草津2丁目2−1 オム ロン株式会社 草津事業所内 (72)発明者 吉田 宏二 滋賀県草津市西草津2丁目2−1 オム ロン株式会社 草津事業所内 (56)参考文献 特開 平9−190598(JP,A) 実開 平1−120297(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08G 1/07 G08G 1/095 G08G 1/097

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交通信号灯器の信号灯の点滅を制御する
    ための交通信号制御機であって、 予め定められた動作モード時、前記交通信号灯器の信号
    灯の点滅を制御するためのデータを格納し、その記憶内
    容が電気的に書換可能な情報格納部を備え、前記情報格
    納部は、現示データを格納するためのマスタデータ格納
    部と、前記マスタデータ格納部と別に設けられかつ前記
    現示データを格納するためのサブデータ格納部とを備
    え、さらに予め定められた動作モード時、前記マスタデ
    ータ格納部および前記サブデータ格納部の一方に格納さ
    れた現示データに従って前記交通信号灯器の信号灯の点
    滅を制御するための制御部を備える、交通信号制御機。
  2. 【請求項2】 前記交通信号灯器は、複数個設けられ、
    前記情報格納部は、さらに、前記複数の交通信号灯器に
    対する禁止された青色灯表示指示の組合せを表わす青−
    青データを電気的に書換可能に格納する青−青データ
    納部を備え、 前記制御部は、さらに、 青色灯表示指示と前記青−青データ格納部に格納された
    青−青データとを比較し、前記青色灯表示指示が、禁止
    された組合せの信号灯器に対して与えられるとき前記複
    数の信号灯器の青色灯を滅灯する手段を含む、請求項
    載の交通信号制御機。
  3. 【請求項3】 前記情報格納部は、さらに、異常発生時
    に前記交通信号灯器の閃光動作を行なうべき交通信号灯
    を指定する閃光制御データを電気的に書換可能に格納
    るための閃光データ格納部を備え、 前記制御部は、前記異常発生時前記閃光データ格納部に
    格納された閃光制御データに従って対応の交通信号灯に
    閃光動作させる手段を含む、請求項1または2記載の交
    通信号制御機。
  4. 【請求項4】 交通信号灯器の信号灯の点滅を制御する
    ための交通信号制御機であって、 異常発生時に、前記交通信号灯器の閃光動作を行なうべ
    き交通信号灯を指定する閃光制御データを格納し、その
    記憶内容が電気的に書換可能な情報格納部、お よび 前記
    異常発生時、前記情報格納部に格納された閃光制御デー
    タに従って対応の交通信号灯に閃光動作させるための制
    御部を備え、 前記制御部は、前記異常発生時、前記交通
    信号灯器の交通信号灯の青色灯を滅灯させる手段を備
    え、 前記閃光制御データは前記交通信号灯の赤色灯および黄
    色灯の一方を指定するデータを含む、交通信号制御機。
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