JPH11298978A - 遠隔監視制御システム用の設定器 - Google Patents

遠隔監視制御システム用の設定器

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JPH11298978A
JPH11298978A JP10103107A JP10310798A JPH11298978A JP H11298978 A JPH11298978 A JP H11298978A JP 10103107 A JP10103107 A JP 10103107A JP 10310798 A JP10310798 A JP 10310798A JP H11298978 A JPH11298978 A JP H11298978A
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Takeshi Yatemata
猛 八手又
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    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
    • Y02B20/40Control techniques providing energy savings, e.g. smart controller or presence detection

Abstract

(57)【要約】 【課題】設定内容の確認を容易にして誤設定の発見を容
易にする。 【解決手段】関係データを設定する設定器34を設け
る。操作部13により負荷側の端末器のアドレスを指定
すると、液晶表示器25を備える表示部12に、指定さ
れたアドレスを使用しているパターン番号が表示部12
に表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、時分割多重伝送方
式により伝送信号を信号線に伝送し、この伝送信号を用
いてスイッチの操作による負荷制御を可能とした遠隔監
視制御システムに用いられ、スイッチと負荷との対応関
係を設定する遠隔監視制御システム用の設定器に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、図58に示す構成の遠隔監視
制御システムが知られている。この遠隔監視制御システ
ムでは、伝送制御装置30に接続された2線式の信号線
Lsに複数台ずつの操作端末器31および制御端末器3
2が分岐接続(マルチドロップ接続)される。図示例で
は、制御端末器32を1台だけ示しているが、実際には
複数台の制御端末器32が用いられる。また、図示例で
は操作端末器31として、個別スイッチ31a、パター
ンスイッチ31bが設けられ、さらに、後述するパター
ン設定器33も信号線Lsに接続されている。各操作端
末器31および各制御端末器32には、それぞれ個別の
アドレスが設定され、伝送制御装置30はそれらのアド
レスを用いて操作端末器31および制御端末器32を個
別に認識する。個別スイッチ31aとパターンスイッチ
31bとはそれぞれスイッチSa,Sbを備え、制御端末
器32には負荷Lが接続される。また、操作端末器31
には負荷Lの動作状態を確認するための発光ダイオード
よりなる確認灯(図示せず)が設けられている。
【0003】伝送制御装置30は信号線Lsに対して、
図59(a)に示すフォーマットの伝送信号Vsを送出
する。すなわち、信号送出開始を示す同期信号SY、伝
送信号Vsのモードを示すモードデータMD、操作端末
器31や制御端末器32を各別に呼び出すためのアドレ
スデータAD、負荷Lを制御する制御データCD、伝送
誤りを検出するためのチェックサムデータCS、操作端
末器31や制御端末器32からの返送信号(監視デー
タ)を受信するタイムスロットである信号返送期間WT
よりなる双極性(±24V)の時分割多重信号であり、
パルス幅変調によってデータが伝送されるようになって
いる(図59(b))。各操作端末器31および各制御
端末器32では、信号線Lsを介して受信した伝送信号
Vsにより伝送されたアドレスデータADがあらかじめ
設定されているアドレスに一致すると、伝送信号Vsか
ら制御データCDを取り込むとともに、伝送信号Vsの
信号返送期間WTに監視データを電流モード信号(信号
線Lsを適当な低インピーダンスを介して短絡すること
により送出される信号)として返送する。
【0004】伝送制御装置30から所望の操作端末器3
1や制御端末器32にデータを伝送する場合には、モー
ドデータMDを制御モードとし、操作端末器31または
制御端末器32のアドレスをアドレスデータADとする
伝送信号Vsを送出し、この伝送信号Vsを信号線Ls
に送出すれば、アドレスデータADに一致する操作端末
器31または制御端末器32が制御データCDを受け取
り、信号返送期間WTに監視データを返送する。伝送制
御装置30では送出した制御データCDと信号返送期間
WTに受信した監視データとの関係によって制御データ
CDが所望の操作端末器31または制御端末器32に伝
送されたことを確認する。制御端末器32は受け取った
制御データCDに従って負荷Lを制御するための負荷制
御信号を出力し、操作端末器31では受け取った制御デ
ータCDに従って負荷Lの動作確認表示を行なうための
監視信号を出力する。
【0005】一方、伝送制御装置30は通常時にはモー
ドデータMDをダミーモードとした伝送信号Vsを一定
時間間隔で送出しており(常時ポーリング)、操作端末
器31が伝送制御装置30に対して何らかの情報を伝送
しようとするときには、ダミーモードの伝送信号Vsの
同期信号SYに同期させて図59(c)のような割込信
号を発生させる。このとき、操作端末器31は割込フラ
グを設定して伝送制御装置30との以後の情報授受に備
える。伝送制御装置30では割込信号を受信すると、モ
ードデータMDを割込ポーリングモードとしかつアドレ
スデータADの上位の半数のビット(アドレスデータA
Dを8ビットとすれば上位4ビット)を順次増加させな
がら伝送信号を送出し、割込信号を発生した操作端末器
31では、割込ポーリングモードの伝送信号のアドレス
データADの上位4ビットが操作端末器31に設定され
ているアドレスの上位4ビットに一致するときに、信号
返送期間WTにアドレスの下位の半数のビットを伝送制
御装置30に返送する。このように、伝送制御装置30
は割込信号を発生した操作端末器31を16個ずつまと
めて探すので、比較的短い時間で操作端末器31を発見
することができる。
【0006】伝送制御装置30が割込信号を発生した操
作端末器31のアドレスを獲得すると、モードデータM
Dを監視モードとし、獲得したアドレスデータADを持
つ伝送信号を信号線Lsに送出するのであって、この伝
送信号に対して操作端末器31は伝送しようとする情報
を信号返送期間WTに返送するのである。最後に、伝送
制御装置30は割込信号を発生した操作端末器31に対
して割込リセットを指示する信号を送出し、操作端末器
31の割込フラグを解除する。以上のようにして、操作
端末器31から伝送制御装置30への情報伝送は、伝送
制御装置30から操作端末器31への4回の信号伝送
(ダミーモード、割込ポーリングモード、監視モード、
割込リセット)によって完了する。伝送制御装置30が
所望の制御端末器32の動作状態を知ろうとするときに
は、モードデータMDを監視データとした伝送信号を送
出するだけでよい。
【0007】上述の動作を簡単にまとめる。まず、スイ
ッチSa,Sbの操作により入力データが発生すると、
操作端末器31から入力データに対応した監視データを
伝送制御装置30に返送し、伝送制御装置30が制御端
末器32に制御データCDを伝送すると、制御端末器3
2は負荷制御信号を出力して負荷Lを制御する。ここ
で、制御端末器32には負荷監視入力が与えられ、負荷
監視入力に対応する監視データを伝送制御装置30に返
送し、返送された監視データを操作端末器31に伝送す
る。この伝送信号によって操作端末器31では監視信号
を出力する。監視出力は通常は確認灯の点灯・消灯に用
いられる。また、個別スイッチ31aは最大4回路のス
イッチSaを備え、制御端末器32は最大4回路の負荷
Lが制御可能であって、個別スイッチ31aおよび制御
端末器32には各スイッチSaや負荷Lを個別に認識す
るために2ビットの負荷番号が付加されている。以下で
は、上述した個別スイッチ31aないし制御端末器32
のアドレスをチャンネルと呼び、チャンネルと負荷番号
とをまとめてアドレスと呼ぶことにする。つまり、各ス
イッチSa,Sb、各負荷Lにはそれぞれ個別のアドレ
スが付与されている。また、互いに一対一に対応する個
別スイッチ31aと制御端末器32とを同チャンネルに
設定することにより対応関係をわかりやすくしてある
(実際にはチャンネル番号に合わせて操作側か制御側か
の区別もしてある。たとえば、アドレスデータのうちの
上位数ビットで操作側か制御側かの別を表し、下位数ビ
ットをチャンネルとして用いるのである)。
【0008】ところで、この種の遠隔監視制御システム
では、パターン操作Sbと負荷Lとのアドレスの対応関
係を伝送制御装置30で管理しているから、伝送制御装
置30において1回路のスイッチSbのアドレスに複数
回路の負荷Lのアドレスを関係データとして対応付けて
おけば、1回路のスイッチSbで複数回路の負荷Lを一
括して制御することが可能である。このような一括制御
にはグループ制御とパターン制御とがある。グループ制
御では複数の負荷を同じ制御状態に制御し、パターン制
御では複数の負荷をあらかじめ個々に設定した制御状態
に制御する。図示例ではスイッチSbを備えたパターン
スイッチ31bを示しているが、グループ制御用の端末
器であるグループスイッチは示していない。ただし、パ
ターン制御やグループ制御では、一括制御用に定められ
ている操作用アドレスを用いる点を除けば他の操作端末
器と同様のものである。
【0009】上述のように、パターン制御を行なうため
には伝送制御装置30においてパターンスイッチ31b
に設けたスイッチSbのアドレスに複数回路の負荷Lの
アドレスを対応付けて登録しておく必要があり、この種
の設定操作をパターン設定と称している。グループ制御
の場合も同様であるから、以下では、グループ制御を行
なう設定操作をグループ設定と呼ぶ。
【0010】遠隔監視制御システムは、負荷Lを制御す
る制御モードと、パターン設定やグループ設定を行なう
設定モードとの2つの動作モードを有している。つま
り、遠隔監視制御システムを動作させると、伝送制御装
置30は、まず通常の制御モードになり、ダミーモード
の伝送信号を信号線Lsに送出する。割込信号がなけれ
ば、そのままダミーモードによる伝送信号を繰り返して
発生する常時ポーリングを行なう。一方、割込信号があ
ると、操作端末器31を特定して操作端末器31からの
要求を取り込む。ここで、動作モードの変更が要求され
ていなければ、現状の動作モードを判別し、制御モード
であれば負荷Lを制御し、設定モードであればパターン
設定ないしグループ設定を行なう。また、動作モードの
変更が要求されているときには、要求内容に応じて動作
モードを変更する。
【0011】設定モードでパターン設定を行なうには、
所望のパターンスイッチ31bのスイッチSbを操作
し、次に、そのスイッチSbによる制御対象となる負荷
Lに対応付けられているスイッチSaを操作するのであ
る。ここに、各スイッチSaと負荷Lとの関係は先に設
定されていることが前提である。このような手順により
スイッチSa操作に応じた負荷Lの状態が伝送制御装置
30に関係データとして取り込まれ、1個のスイッチS
bに複数の負荷Lの状態が対応付けられるのである。グ
ループ設定もパターン設定とほぼ同様である。
【0012】一方、この種の遠隔監視制御システムで
は、操作端末器31の一種であるパターン設定器33を
用いることもある。パターン設定器33は、1台の装置
に複数台の操作端末器31を設けたものに相当し、多数
のスイッチSを備えている(図示例のものは64回路分
のスイッチSを備え、各スイッチSで4回路分ずつの操作
が可能となるようにスイッチで選択する構成になってい
る。したがって、256回路の操作が可能である)。各
スイッチSはアドレスを割り付けることによって、どの
スイッチとしても用いることができるようになってい
る。
【0013】パターン設定器33を用いるときには、パ
ターンスイッチとして割り付けたスイッチSを選択した
後に、個別スイッチとして割り付けたスイッチSの操作
によって各負荷Lの制御状態を設定して関係データを作
成し、この関係データを伝送制御装置30に転送する。
つまり、パターン設定器33を設置している場所で関係
データを作成することができるから、個別スイッチ31
aとパターンスイッチ31bとを用いてパターン設定を
行なう場合に比較すると、作業が簡単になる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで、個別スイッ
チ31aとパターンスイッチ31bとを用いてパターン
設定を行なうと、どのパターンスイッチ31bにどの負
荷Lが割り当てられているかは、各パターンスイッチ3
1bを操作して確認しなければ知ることができないもの
である。また、パターン設定器33を用いたとしても、
パターン設定やグループ設定の空きアドレスを探すに
は、すべてのアドレスの確認が必要であるから、空きア
ドレスを探すのに手間がかかる。さらに、制御端末器3
2に割り当てていないアドレスがパターン設定ないしグ
ループ設定で用いられていないか否かを確認するには、
各パターン設定や各グループ設定の内容を個別に調べる
必要があり、多くの手間がかかるものである。要する
に、誤設定の発見には非常に手間がかかるものである。
【0015】本発明は上記事由に鑑みて為されたもので
あり、その目的は、設定内容の確認を容易にして誤設定
の発見を容易にした遠隔監視制御システムを提供するこ
とにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、各ス
イッチと負荷とのアドレスの対応関係の組ごとに識別子
を付与して関係データを記憶する記憶手段と、各種情報
を表示可能な表示部と、処理内容を指示する操作部と、
操作部により負荷側の端末器のアドレスを指定すると記
憶手段に格納された関係データに照会して指定されたア
ドレスを使用している識別子を表示部に表示させる中央
処理装置とを備えるものである。
【0017】請求項2の発明は、各スイッチと負荷との
アドレスの対応関係の組ごとに識別子を付与して関係デ
ータを記憶する記憶手段と、各種情報を表示可能な表示
部と、処理内容を指示する操作部と、操作部からの指示
により記憶手段に格納された関係データに照会して利用
可能かつ未使用の識別子を表示部に表示させる中央処理
装置とを備えるものである。
【0018】請求項3の発明は、各スイッチと負荷との
アドレスの対応関係の組ごとに識別子を付与して関係デ
ータを記憶する記憶手段と、各種情報を表示可能な表示
部と、処理内容を指示する操作部と、操作部からの指示
により信号線に接続されている端末器のアドレスを獲得
するとともに獲得したアドレスを記憶手段に格納された
関係データに照合し、関係データ内で信号線に接続され
ていない端末器があるとそのアドレスを表示部に表示さ
せる中央処理装置とを備えるものである。
【0019】請求項4の発明は、各スイッチと負荷との
アドレスの対応関係の組ごとに識別子を付与して関係デ
ータを記憶する記憶手段と、各種情報を表示可能な表示
部と、処理内容を指示する操作部と、操作部からの指示
により信号線に接続されている端末器のアドレスを獲得
するとともに獲得したアドレスまたは使用可能であって
未使用なアドレスを表示部に表示させる中央処理装置と
を備えるものである。
【0020】請求項5の発明は、各スイッチと負荷との
アドレスの対応関係の組ごとに順序番号による識別子を
付与して関係データを記憶する記憶手段と、各種情報を
表示可能な表示部と、処理内容を指示する操作部と、関
係データを設定する際に操作部により識別子を指定する
と指定された識別子より小さくもっとも近い識別子に対
応付けられた負荷のアドレスのうち最小のアドレスから
表示部に表示させる中央処理装置とを備えるものであ
る。
【0021】請求項6の発明は、各スイッチと負荷との
アドレスの対応関係の組ごとに識別子を付与して関係デ
ータを記憶する記憶手段と、各種情報を表示可能な表示
部と、処理内容を指示する操作部と、関係データを確認
する際に操作部により指定した識別子に対応付けられた
負荷のアドレスのうち最小のアドレスから表示部に表示
させる中央処理装置とを備えるものである。
【0022】請求項7の発明は、各スイッチと負荷との
アドレスの対応関係の組ごとに識別子を付与して関係デ
ータを記憶する記憶手段と、各種情報を表示可能な表示
部と、処理内容を指示する操作部と、操作部からの指示
によりスイッチと負荷とのアドレスの対応関係の組に識
別子を付与した関係データを選択的に伝送制御装置に転
送させる中央処理装置とを備えるものである。
【0023】請求項8の発明は、各スイッチと負荷との
アドレスの対応関係の組ごとに識別子を付与して関係デ
ータを記憶する記憶手段と、各種情報を表示可能な表示
部と、処理内容を指示する操作部と、電源としての電池
と、操作部からの指示による作業開始時に電池容量を確
認し作業終了までの電池容量がないときにその旨を表示
器に表示させる中央処理装置とを備えるものである。
【0024】請求項9の発明は、各スイッチと負荷との
アドレスの対応関係の組ごとに識別子を付与して関係デ
ータを記憶する記憶手段と、各種情報を表示可能な表示
部と、処理内容を指示する操作部と、操作部からの指示
により伝送制御装置に設定された関係データと記憶手段
に格納された関係データとを比較して表示部に異同を表
示させる中央処理装置とを備えるものである。
【0025】なお、従来構成のパターン設定器33は6
4回路分のスイッチSを備えているものであるから、大
型かつ高価なものであって、しかも制御盤などに固定し
て使用するものであるから、小規模ないし中規模の遠隔
監視制御システム(つまり、操作端末器31および制御
端末器32の台数が比較的少ないシステム)に使用する
には適していないものであるが、以下に示す実施形態で
は、携帯可能なケースを用いた設定器を示しており、使
用場所の制限が少なく中小規模の遠隔監視制御システム
でも利用可能になるものである。とくに、可搬としたこ
とにより複数の遠隔監視制御システムに兼用することも
可能になっている。さらに、パターン設定器33では設
定内容が発光ダイオードよりなる表示灯の点灯・消灯の
状態で示されるだけであるから、パターン設定やグルー
プ設定の内容が所望のアドレスの範囲になっているか否
かがわかりにくいものであるが、以下に示す設定器34
は文字の表示により設定内容が容易にわかるようにして
ある。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明の設定器34は、図1に示
す外観形状を備える。この設定器34は、片手で持つこ
とができる程度の大きさに形成された扁平なケース11
を備え、ケース11の前面上部には液晶表示器よりなる
表示部12が設けられ、ケース11の前面下部には各種
操作を行なうための操作部13が設けられている。ま
た、ケース11の上面には後述する赤外線ワイヤレス信
号を透過させる窓部14が形成され、ケース11の側面
上部には信号線Lsへの接続端子15が設けられてい
る。表示部12や操作部13の具体的な構成および機能
は後述する。
【0027】ところで、設定器34のケース11には、
図4に示すように、マイクロコンピュータ(以下、マイ
コンと略称する)を主構成とする中央処理装置20が収
納され、中央処理装置20はROM21に格納されたシ
ステムプログラムにより動作するとともに、記憶手段と
してのRAM(EEPROMのような不揮発性メモリを
用いてもよい)22を作業領域として後述する各種作業
が行なえるようになっている。また、中央処理装置20
は、信号送受信回路23を介して接続端子15に接続さ
れており、信号送受信回路23は遠隔監視制御システム
の信号線Lsを介して設定器34と伝送制御装置30と
の間でデータを送受可能とするものである。図2に示す
ように設定器34を信号線Lsに接続する際には、図3
に示すように、ジャック型の接続端子15に着脱自在に
結合されるコネクタ16を一端部に備える接続線17を
用い、接続線17の他端を信号線Lsに電気的に接続す
ればよい。信号線Lsへの接続部としては、図3(a)
のようなワニ口クリップ18a、図3(b)のようなピ
ンプラグ18b、図3(c)のようなY型端子18cな
どを用いることができる。これらの接続線17は信号線
Lsのどの個所に接続するかに応じて適宜に選択され
る。
【0028】さらに、中央処理装置20には液晶ドライ
バ24を介して表示部12としての液晶表示器25が接
続され、さらに、液晶表示器25の背面側には発光ダイ
オードを光源として用いたバックライト26が配置され
る。操作部13は押操作の復帰力としてゴムの弾性を利
用したいわゆるラバースイッチを複数用いて構成され
る。また、赤外線ワイヤレス信号を投受光するワイヤレ
ス信号送受信回路27も中央処理装置20に接続されて
いる。この設定器34の電源には基本的には電池が用い
られるが、信号線Lsに接続しているときには信号線L
sを伝送されている伝送信号を整流し安定化することに
よって電源を得ることも可能になっている。電源供給の
機能は電源回路28により実現される。なお、外部記憶
装置(たとえばICカード)やプリンタのような周辺機
器を接続するために周辺装置接続用のドライバ29aお
よび周辺機器との間で授受されるデータを一時的に保持
するデータラッチ29bが設けられている。
【0029】一方、本実施形態で用いる操作端末器31
および制御端末器32は、伝送制御装置30との間のデ
ータの授受がマイコンを主構成とする端末処理部で行な
われ、アドレスや端末器の種別はEEPROMよりなる
データ記憶部に格納される構成を有する。また、赤外線
ワイヤレス信号を送受信するワイヤレス信号送受信部を
有し、データ記憶部に格納される情報の設定、修正、確
認には赤外線ワイヤレス信号を用いる。操作端末器31
には、個別スイッチ31a、パターンスイッチ31bの
ほか、グループ制御に用いるグループスイッチ、照明負
荷の調光を指示する調光スイッチ31c(図2参照)、
センサやスイッチが監視入力として接続される入力端末
器などの種別があり、また制御端末器32には、図2に
示すように、負荷と電源との間に挿入されるリレーを制
御するリレー端末器32a、照明負荷への供給電力を制
御して調光点灯させる調光端末器32cなどの種別があ
る。
【0030】これらの各種端末器は、端末処理部、デー
タ記憶部、ワイヤレス信号送受信部を共通構成としてお
り、各端末器の種別がデータ記憶部に格納されることに
よって、端末処理部は端末器の種別に応じた動作を行な
う。つまり、データ記憶部は一種のメモリスイッチない
しパラメータメモリとして機能し、その設定内容に応じ
て端末処理部の動作が規定されるのである。換言する
と、端末処理部は複数種類のプログラムモジュールを備
え、データ記憶部の設定内容に応じてどのプログラムモ
ジュールを用いるかが決定されるのである。データ記憶
部に設定可能な情報としては、端末器の種別のほか、負
荷をオンにする操作の後に一定時間だけ負荷をオンにす
る一時オン、負荷をオフにする操作から一定時間後に負
荷をオフにする遅れオフ、照明負荷のオンないしオフの
操作から照明負荷の光出力を徐々に増減させるフェード
の機能も設定可能であり、これらの機能では時間も合わ
せて設定可能になっている。
【0031】ところで、上述した表示部12は、図1に
示すように、中央部に液晶表示器25の画面が配置さ
れ、液晶表示器25の画面の上辺に沿って「パターン種
別」「アドレスNo」「ON/OFF」「タイマー」「調光」の
文字が左から順に表記され、左辺に沿って「モード」
「アドレス設定」「パターン設定」「初期」「特別」
「確認」の文字が上から順に表記され、下辺に沿って
「スイッチ」「入力T/U」「リレーT/U」「調光」「エラ
ー」「電池切れ」の文字が左から順に表記されている。
また、液晶表示器25において左辺および下辺に沿って
表記された文字のうち「モード」および「確認」を除い
て各文字に対応する部位には、それぞれマーカM(図5
参照)が設けられ、マーカMを反転表示(他の部分と表
示色が異なることを意味する)することによってどの内
容が選択されているかを示すようになっている。液晶表
示器25はドットマトリクス型の表示器であって、任意
の文字ないし図形を表示できるものを用いている。
【0032】ところで、操作部13には押操作される多
数のキーK11〜K18、K21〜K24、K31〜K34、K41,
K42が設けられている。これらのキーは基本的には4種
類に分けて配置される。キーK41は電源のオンオフを選
択するものであって、キーK42はバックライト26のオ
ンオフを選択する。設定器34の動作モードにはアドレ
ス設定モード、パターン・グループ設定モード、初期設
定モード、特別モードの4つのモードがあり、これらの
モードはキーK21〜K24の押操作により選択される。キ
ーK21はアドレス設定モード、キーK22はパターン・グ
ループ設定モード、キーK23は初期設定モード、キーK
24は特別モードに対応する。つまり、キーK21〜K24は
選択的に押操作される。
【0033】キーK21を操作してアドレス設定モードを
選択すると、赤外線ワイヤレス信号により各端末器のデ
ータ記憶部にアドレスや機能データを設定することがで
きるようになる。アドレス設定モードが選択されると、
図5に示すように、「アドレス設定」の文字に対応する
マーカMが反転表示される。また、従来の技術として説
明したように1台の端末器には4個の負荷番号があるか
ら、液晶表示器25の1画面には上下4行になった4ア
ドレス分の設定欄が表示される。また、設定欄は左右5
列であって、4行5列の桝目を有する。各桝目の内容を
変更するには、所望の桝目が反転表示された状態とすれ
ばよく、桝目を反転表示させるにはカーソルキーK14を
用いる。
【0034】カーソルキーK14は上下左右の4個の矢印
キーを備え、矢印キーを押操作すればその矢印キーの向
きに反転表示の位置が移動する。また、アドレス種別
(1列目の桝目)が個別であるときには、アドレスNo
(2列目の桝目)はチャンネル番号と負荷番号とをハイ
フンで結合した形で表示され、チャンネル番号と負荷番
号とが各別に反転表示される。つまり、カーソルキ−K
14により反転表示の位置を移動させる際にチャンネル番
号と負荷番号とは別々に反転表示になる。
【0035】アドレス種別は1列目の桝目が反転表示さ
れている状態でキーK21〜K24を押操作することによ
り、グループスイッチ、パターンスイッチ、個別スイッ
チ、調光スイッチの中から端末器種別を選択することが
できる。なお、1列目が反転表示されているときには、
ページキーK15の操作によっても端末器種別を変更する
ことができる。ページキーK15は上下2個設けられてお
り、上下のキーを操作すると端末器種別が順次表示され
る。
【0036】2列目の桝目内が反転表示されている状態
ではページキーK15を押操作することにより2列目の桝
目内に表示されている数値を変更することができる。た
とえば、チャンネル番号が反転表示されているときには
上下のページキーK15によりチャンネル番号を増減さ
せ、負荷番号が反転表示されているときには負荷番号を
増減させることができる。また、パターン種別がパター
ン(P)あるいはグループ(G)のときにはアドレスNo
が反転表示されている状態で、ページキーK15によって
関係データの識別子であるパターン番号やグループ番号
を変更することができる。さらに、アドレスNoの桝目が
反転表示されているときにアドレスクリアキーK12を押
操作すれば、アドレスを消去することができる。
【0037】3列目の桝目が反転表示されている状態で
は、負荷をオンにするかオフにするかをページキーK15
で選択することになるが、このような操作はパターン設
定やグループ設定のときのみ有効になる。また、4列目
の桝目が反転表示されているときには、ページキーK15
により一時オン、遅れオフの指定ができ、合わせてその
時間も選択される。つまり、一時オンでは30秒、1
分、5分、60分、120分の選択が可能であり、遅れ
オフでは30秒、1分、5分の選択が可能になってい
る。具体的には、一時オン30秒、一時オン1分……と
いうように、動作の種別と時間との組み合わせがページ
キーK15により順次選択される。5列目の桝目が反転表
示のときにはページキーK15により調光レベルが選択さ
れる。この桝目はパターン種別が調光であるときに有効
になるのであって、この設定がなされている操作端末器
31の操作部を操作してその操作部に対応付けられた照
明負荷をオンにすれば、照明負荷を指定した調光レベル
で点灯させることができる。なお、実行キーK16を用い
て1つの桝目の設定内容を確定でき、キャンセルキーK
17を用いて1つの桝目の設定内容を消去することができ
る。
【0038】上述のような操作によって1画面のアドレ
ス設定が終了した後に、アドレスや機能データを設定す
る対象となる端末器との間でのみ赤外線ワイヤレス信号
の授受が可能となるように、設定器34を端末器に近づ
けてキーK13を押操作すれば、ワイヤレス信号を端末器
に伝送して画面上の設定内容を端末器のデータ記憶部に
格納することができる。別の端末器の内容を設定する際
には、上述の操作を繰り返すことも可能であるが、順送
キーK18を押操作すれば、アドレス(チャンネル番号)
のみを順送りにして(1つ増加させて)同じ設定内容を
液晶表示器25の画面に表示させることができる。
【0039】ところで、アドレス設定モードにおいて、
設定器34を端末器に近づけた状態で確認キーK11を押
操作すれば、その端末器におけるデータ記憶部の設定内
容が読み出されて液晶表示器25の画面に表示される。
したがって、既設の遠隔監視制御システムの場合には、
確認キーK11によりデータ記憶部の内容を確認した後
に、アドレスや機能データを設定すればよい。このよう
な操作によって、すでに設定されている内容を利用する
ことも可能になる。
【0040】操作端末器31においてスイッチを備える
ものは、個別スイッチ,パターンスイッチ、グループス
イッチ、調光スイッチのいずれにも用いることが可能で
あるが、操作端末器31であっても外部スイッチやセン
サが接続されるものはスイッチを備える操作端末器31
とは区別しなければならない。また、当然ながらリレー
32aや調光制御端末器32cも区別しなければならな
い。アドレス設定モードではアドレス設定の対象となる
機器の種別を変更することも可能であって、機器種別を
変更する際には図6のようなウインドウW1が表示され
るがこの処理については詳述しない。なお、アドレスの
設定対象となっている機器種別は液晶表示器25の下辺
に沿って移動するマーカMの位置により示される。
【0041】上述のようにして各端末器にアドレスおよ
び機能データが設定された後には、パターン設定やグル
ープ設定が可能になる。つまり、キーK22によりパター
ン設定モードが選択されると、図7に示すような画面が
表示される。このとき、「パターン設定」の文字に対応
するマーカMが反転表示になる。この状態ではキーK31
またはキーK32の押操作によりグループ設定かパターン
設定かの別を選択することができる。あるいはまた、1
行1列の桝目が反転表示されている状態でページキーK1
5を操作してもグループ設定かパターン設定かの別を選
択することができる。さらに、グループ設定かパターン
設定かの別を実行キーK16により確定した後にページキ
ーK15を操作すればグループ番号やパターン番号を指定
することができる。図示例ではパターン番号が1である
状態を示しており、1行1列に「P1」が表示されてい
る。パターン設定の内容についてはRAM22に格納さ
れており、また、外部記憶装置が接続されているときに
は外部記憶装置に登録したものを読み出してRAM22
に置くこともできる。
【0042】グループ設定は各負荷の状態が等しくなる
ように一括制御する設定であって、パターン設定のよう
に各負荷の状態を個別に設定する場合の特例とも言える
から、以下ではパターン設定についてのみ説明する。パ
ターン設定モードになると、図7に示すように、1列目
にはパターン番号、フェードの有無、1台の端末器に接
続されている負荷を一括してオンないしオフにする指定
の有無が表示される。これらの指定は対応する桝目を反
転表示した状態でページキーK15を操作すれば内容を指
定することができる。フェードについては、フェードな
し、フェード3秒、フェード5秒、フェード1分の指定が
でき、負荷の一括オンオフについては一括なし、一括オ
ン,一括オフの指定ができる。2列目にはアドレスが表
示されるが、アドレスについてはチャンネル番号のみを
ページキーK15で指定することができる。さらに、3列
目〜5列目についてはアドレス設定と同様の設定が可能
である。
【0043】このように、パターン設定モードでは、端
末器1台分ずつの内容を設定することができる。図示例
では1台の端末器で複数の負荷番号に同じパターン番号
を与えた例を示しているが、複数台の端末器について同
じパターン番号を与える手順を採用しても、そのパター
ン番号に属する負荷を一括して制御することができる。
各端末器についてパターン設定を行なうと、設定内容は
RAM22に格納される。したがって、RAM22の内
容を参照すれば、各端末器にすでにパターン設定がなさ
れているか否かを知ることができる。そこで、1台の端
末器についてパターン設定を終了した後に順送キーK18
を操作して次チャンネルの端末器の選択を行なったとき
に、その端末器にすでにパターン設定がなされている
と、警告音(図2には示していないが設定器34には警
告音を発生するブザーが設けられる)が発生し、液晶表
示器25の画面には図8のように上書きしてもよいかど
うかの確認用のウインドウW2が表示される。ここで、
順送キーK18か実行キーK16を操作すれば上書きされ、
キャンセルキーK17が操作されるとこのチャンネルの内
容変更が中止される。パターン設定の終了には設定キー
K13を操作する。また、パターン設定モードでは、パタ
ーン番号を指定すると、指定したパターン番号よりも小
さくかつもっとも近いパターン番号に設定されているア
ドレスの最小値を液晶表示器25に表示する。つまり、
パターン設定において、連続するパターン番号に属する
端末器はアドレスの近いものが多いということが経験的
に知られているから、近いパターン番号に属する端末器
のアドレスを表示することによって、パターン設定の設
定作業が容易になるのである。本実施形態で用いる設定
器34は比較的小型であって液晶表示器25の画面も小
さいから、一度に表示できるアドレスの個数が比較的少
なくアドレスの選択に際しては画面送りが必要になる
が、上述のような表示形態を採用することにより、画面
送りの回数を低減することができる可能性が高くなるの
である。
【0044】さらに、パターン設定の内容を確認する場
合には、パターン番号を指定して確認キーK11を操作す
ると、指定したパターン番号に属する最小のアドレスか
ら液晶表示器25の画面に表示される。たとえば、パタ
ーン番号1のパターンに、属するアドレスの最小値が1
0チャンネルであり最大値が16チャンネルであるとす
れば、10チャンネルから画面に表示される。このこと
によっても、不要なチャンネル番号が画面に表示される
ことがなくなり、画面送りの回数を低減することができ
る。
【0045】上述の手順では、端末器ごとにパターン設
定を行なうが、連続するアドレスを持つ複数台の端末器
において負荷を同じ状態に設定するという作業も比較的
多いものである。そこで、パターン設定モードにおいて
特別キーK24を操作することにより図9に示すような一
括登録用の編集ウインドウW3を表示することもできる
ようにしてある。この編集ウインドウW3では、ページ
キーK15により連続するアドレスの先頭と末尾とを指定
し、かつ負荷の状態をオンにするかオフにするかを指定
すれば、指定した範囲のアドレスに対応する負荷は一括
して同じ状態に制御される。ここで、アドレスの先頭、
末尾、負荷の状態のどれを設定するかはカーソルキーK
14でフィールドを指定し、そのフィールドの内容はペー
ジキーK15で指定する。このような操作は以下でも同様
である。編集ウインドウW3でパターン設定を行なう
と、複数台の端末器の制御内容を一括して指定すること
ができるから、作業の手間が大幅に省略される。なお、
編集画面P2を終了させるには、キャンセルキーK17を
操作する。
【0046】キーK23を操作したときには、設定器34
の各種機能を設定する初期設定モードになり、マーカM
が「初期」の文字に対応する位置で反転表示される。初
期設定モードが選択されると、図10に示すように、操
作部13の操作に伴ってブザーを鳴動させるか否か(発
信音)、液晶表示器25の画面のコントラスト、伝送制
御装置(図示例では「伝送ユニット」と表示されてい
る)30の種別、初期特別設定の設定が可能になる。ブ
ザーの鳴動の有無はページキーK15により選択され、コ
ントラストは棒グラフ表示されていてページキーK15に
より段階が設定される。伝送制御装置30の種別が選択
可能になっているのは、伝送制御装置30に各種製品が
あり、パターン設定やグループ設定の内容を規定した関
係データを伝送制御装置30に転送する際の手順や伝送
信号の形態が異なるからである。具体的には伝送制御装
置30の型番がページキーK15により選択される。設定
用のフィールド間の移動にはカーソルキーK14を用い
る。
【0047】ただし、伝送制御装置30を変更する場合
には図11に示すように確認用のウインドウW4が表示
され、この状態で実行キーK16を操作すれば伝送制御装
置30の変更が有効になるようにしてある。また、ウイ
ンドウW4の表示状態でキャンセルキーK17を操作すれ
ば伝送制御装置30の変更を中止することができる。こ
こで、設定器34のRAM22に何らかの関係データが
残っている状態で伝送制御装置30を変更したときに
は、その関係データは対象とする遠隔監視制御システム
のものではない可能性もあるから、確認のために図12
に示すウインドウW5が表示され、ここで現状の関係デ
ータを選択した伝送制御装置30に対応するように変換
するのか(カーソルキーK14でYESを選択して実行キ
ーK16を操作する)、そのまま残すか(カーソルキーK
14でNOを選択して実行キーK16を操作する)、あるい
は現状の関係データを消去するか(カーソルキーK14で
消去を選択して実行キーK16を操作する)を選択する。
消去を選択した場合にはさらに消去してよいか否かの確
認画面が表示され(図示せず)、その画面で消去を確定
すると、RAM22の中の設定内容が消去される。
【0048】ところで、初期特別設定では、誤登録防止
モード、電源切断時間、接続端末数変化監視の3内容の
選択が可能であり、カーソルキーK14により初期特別設
定のフィールドを選択してページキーK15を操作すれ
ば、それぞれの内容に応じた図13〜図15に示すウイ
ンドウW6〜W8が表示される。図13に示した誤登録
防止モードのウインドウW6において実行キーK16を押
操作すれば端末器の存在するアドレスのみが表示される
ようになり、キャンセルキーK17を操作すればすべての
アドレスを表示することができるようになる。つまり、
誤登録防止モードが選択されていると、パターン設定や
グループ設定の際に、システムで未使用のアドレスをパ
ターン設定やグループ設定に含めるのを防止することが
できる。つまり、RAM22の設定内容を参照すること
によって、遠隔監視制御システムに存在しないアドレス
をパターン設定やグループ設定に含むのを防止すること
ができる。
【0049】電池切断時間が選択されると、図14に示
すウインドウW7が表示され、キーが操作されなくなっ
てから一定時間後に電源を遮断するか否かの選択(実行
キーK16とキャンセルキーK17とを用いる)が可能にな
り、遮断する場合にはその時間の設定が可能になる(ペ
ージキーK15を用いる)。
【0050】接続端末数変化監視が選択されると、図1
5に示すウインドウW8が表示され、信号線Lsに接続
される端末器の台数の変化を監視するか否かが選択され
る(実行キーK16とキャンセルキーK17とを用いる)が
可能になる。この機能では、端末器の状態をRAM22
に読み込み、RAM22上のデータに基づいて端末器の
台数に変化があると、追加ないし削除された端末器のア
ドレスを液晶表示器25に表示する。つまり、この機能
を用いると、端末器と信号線Lsとの接続が不安定な部
位などを発見しやすくなる。
【0051】キーK24を操作して特別モードを選択する
と、「特別」の文字の位置でマーカMが反転表示され
る。特別モードでは、図16に示す画面が表示され、デ
ータ転送、チェック、編集、設定状態の4モードをペー
ジキーK15の操作によって選択した後に実行キーK16を
操作することにより、各モードが選択される。
【0052】データ転送は、関係データの転送相手を、
伝送制御装置30とするか、プリンタあるいは外部記憶
装置としてのICカードとするかを選択するモードであ
って、ページキーK15による選択後に実行キーK16を操
作すれば転送相手を決定することができる(図16では
伝送制御装置30が選択されている)。ここで、読み込
みか書き出しか内容照合かの別をページキーK15で選択
すると図17のような画面が表示される(ただし、図1
7は書き込み(出力)を示している)。この画面におい
てキーK31,K32のいずれかを操作すれば、図18、図
19の画面が順次選択される。図18の画面で実行キー
K16を押操作すれば、すべての関係データが転送され、
図18の画面ではパターン番号の範囲を指定して実行キ
ーK16を押操作すれば、指定された範囲の関係データの
みが転送される。ここにおいて、転送される関係データ
は、設定内容が存在するもののみであり、未使用のパタ
ーン番号やグループ番号についてはデータを転送しない
ようにしてある。このことにより、不要なデータの転送
で信号線Lsが使用されるのを防止し、信号線Lsのト
ラフィックの増加を抑制することができる。パターン番
号の指定にはページキーK15が用いられる。要するに、
他の指定の場合と同様に、カーソルキーK14でフィール
ドを選択し、ページキーK15で入力値を指定するのであ
る。関係データの転送中に転送を中止したければ、キャ
ンセルキーK17を操作する。なお、伝送制御装置30が
転送相手であるときには、接続線17を用いて信号線L
sと接続しておくのは言うまでもない。
【0053】チェックは、遠隔監視制御システムの動作
状態を示すシステム状態表示、遠隔監視制御システムが
設定された関係データを用いて実際に動作するか否かの
動作確認、遠隔監視制御システムにおける未使用アドレ
スの表示、遠隔監視制御システムにおける各端末器のア
ドレスがパターン設定やグループ設定で使用されている
か否か(端末登録表示という)の機能を有している。し
たがって、チェックを行なうには、接続線17を介して
信号線Lsに接続していることが必要である。
【0054】システム状態表示では、図20の画面が表
示され、各チャンネルごとに各負荷番号の負荷のオンオ
フの状態が表示される。また、未使用チャンネルは
「−」で示される。この表示のためには、伝送制御装置
30が管理している負荷のオンオフに関するデータをR
AM22に読み込んで、RAM22の内容を監視すれば
よい。この機能を用いると、現場調整時には複数台の端
末器に同じアドレスを重複して設定してしまうようなト
ラブルを低減することができる。
【0055】動作確認は、設定器34を操作端末器に代
えて用いることにより、制御端末器にアドレスが適切に
設定されているか否かを確認するモードであって、動作
確認モードの選択後に、カーソルキーK14およびページ
キーK15を用いると、図21〜図23のような画面を表
示することができる。つまり、図21の画面を表示すれ
ばパターン制御が可能になり、図22の画面では調光制
御が可能になる。これらの画面を表示した状態で実行キ
ーK16を操作すれば、その画面に表示されているパター
ン番号(グループ番号)ないしアドレスが伝送制御装置
30の関係データと照合される。なお、パターン番号や
アドレスについてもカーソルキーK14およびページキー
K15の操作により選択することができる。
【0056】いま、図21に示したパターン制御の場合
で説明すれば、実行キーK16の操作により指定されたパ
ターン番号に対応するアドレスを照合する状態になり図
23のような画面が表示される。照合の結果、そのアド
レスの端末器が存在していれば、照合の終了後に「照
合」の文字が消えて図24の画面に移行するが、照合し
たアドレスが存在しなければ図25のようなウインドウ
W9により制御不能の旨が表示される。また、対応しな
いアドレスが表示される。さらに、対応しないアドレス
が複数存在するときには下向き三角形のマークNが表示
され、このマークNが表示されたときにはページキーK1
5の操作によって他のアドレスを順次表示させることが
できるようになっている。要するに、設定器34と伝送
制御装置30との関係データを照合することができる。
この機能を用いると、設定器34から伝送制御装置30
に転送した関係データが間違いなく伝送制御装置30に
設定されたことを確認することができる。
【0057】未使用アドレスを表示するように選択する
と、図26に示すような画面が表示される。この画面で
は未使用のアドレスを持つチャンネルおよび負荷番号が
表示される。未使用のアドレスを持つチャンネルは横並
びに表示され、各チャンネルごとに負荷番号が使用され
ているか否かが縦並びに表示される。また、使用中のア
ドレスには負荷のオンオフが表示される。この画面が図
20のシステム状態表示と異なる点は、システム状態表
示では遠隔監視制御システムで使用される全チャンネル
の情報が表示されるのに対して、図26の画面では未使
用アドレスを含むチャンネルの情報のみが表示される点
である。
【0058】端末登録表示が選択されると、図27に示
すように、所望の負荷のアドレスを入力する画面が表示
され、カーソルキーK14によりフィールドを選択した状
態でページキーでアドレスを選択した後に、実行キーK
16を操作すれば、選択したアドレスの負荷がパターン設
定ないしグループ設定で用いられているか否かを検索す
ることができる。検索結果は、図28のような画面で表
示され、そのアドレスを用いるパターン番号およびグル
ープ番号が一覧表示される。ここでは、アドレスが「1
2−3」である負荷を、パターン番号が1、2、3のパ
ターン設定とグループ番号が10、126のグループ設
定とで用いていることがわかる。この機能を用いること
により、パターン制御やグループ制御の際に不要な負荷
が動作しているときに、その負荷がどのパターンないし
グループに属しているかを容易に知ることでパターン設
定やグループ設定の内容を修正しやすくなる。
【0059】特別モードにおいて、編集が選択される
と、反転、コピー、消去、範囲指定入力が選択可能にな
る。これらの選択も上述した例と同様にページキーK15
により所望の項目を選択した状態で、実行キーK16を操
作すればよい。反転が選択されると、図29に示すよう
な画面になり、パターン設定ないしグループ設定で設定
されている負荷のオンオフの状態を反転させることが可
能になる。この画面ではカーソルキーK14によりパター
ン番号ないしグループ番号が表示されているフィールド
を選択した状態で、ページキーK15により所望のパター
ン番号ないしグループ番号を選択し、実行キーK16を操
作すればパターン設定ないしグループ設定における負荷
のオンオフの設定状態を反転させることができる。
【0060】コピーが選択されると、図30に示すよう
な画面になり、特定のパターン番号ないしグループ番号
の設定内容を他のパターン番号ないしグループ番号の設
定内容として複写することが可能になる。つまり、複写
元のパターン番号ないしグループ番号と、複写先のパタ
ーン番号ないしグループ番号とを指定して実行キーK16
を操作すれば、複写元から複写先に同一内容が複写され
る。ここに、パターン番号ないしグループ番号の選択に
はページキーK15を用いる。
【0061】消去が選択されると、図31に示すような
画面になり、RAM22に格納されている関係データの消
去が可能になる。消去の範囲は、全データ、全パター
ン、全グループのいずれかであって、ページキーK15を
用いていずれかを選択し、実行キーK16を操作すれば、
選択した範囲の関係データが消去される。
【0062】範囲指定入力は、所望範囲のアドレスのみ
をパターン設定ないしグループ設定の対象とするか、あ
るいはその範囲のアドレスをパターン設定ないしグルー
プ設定の対象外とするかを選択することができる。つま
り、範囲指定入力を選択すると、パターン番号ないしグ
ループ番号を選択する状態となり、パターン番号ないし
グループ番号が選択されるとアドレスの範囲を入力する
状態になる。ここで、アドレスの範囲を与えると、その
範囲の負荷をオンにするかオフにするかあるいは制御対
象外とするかの選択が可能になる。また、負荷の調光制
御が可能であるときには調光レベルの入力が可能にな
る。
【0063】特別モードにおける設定状態モードでは、
遠隔監視制御システムを負荷制御が行なわれる通常状態
とするか、関係データを伝送制御装置30に設定する設
定状態とするかを選択することができる。つまり、図3
2に示すようなウインドウW10が表示され、現在の状態
(通常状態か設定状態かの別)が示されるとともに、他
の状態に変化させるか否かの確認が行なわれる。ここ
で、ページキーK15により変更するか否かを選択し実行
キーK16を操作すれば、遠隔監視制御システムに対して
動作状態の変更の有無を指示することができる。動作状
態の変更は、通常の伝送信号を用いて伝送制御装置30
に指示を与えることにより実現される。
【0064】また、設定状態モードでは、パターン設定
やグループ設定において用いている番号を一覧表示する
こともできる。つまり、図33に示すように、パターン
番号ないしグループ番号が液晶表示器25の画面に8個
ずつ表示され、各番号が使用されているときには○印が
表示される。表示されているパターン番号やグループ番
号を変更する場合には、ページキーK15を操作する。こ
の機能によって、関係データが設定されているパターン
番号やグループ番号の内容を変更してしまうという誤操
作を低減することができる。なお、この機能はRAM2
2の内容を参照することによって実現することができ
る。
【0065】さらに、設定状態モードでは、各パターン
番号ないしグループ番号で用いているアドレスの設定状
態も表示することができる。つまり、図34に示すよう
に、液晶表示器25の画面には各パターン番号ないしグ
ループ番号ごとに各アドレスの設定内容が表示される。
図示例ではパターン番号が1であるスイッチに対して、
0チャンネルから3チャンネルまでの各負荷の設定内容
が示されている。この状態でページキーK15を操作すれ
ば、他のチャンネルの負荷の設定状態も表示される。な
お、「−」はそのアドレスが遠隔監視制御システムで使
用されていないことを示している。
【0066】ところで、上述した各機能のほか、本実施
形態における設定器34は、以下のような機能も備えて
いる。たとえば、電源投入時に信号線Lsに接続されて
いると、電源投入に際して伝送制御装置30の型番を確
認する機能がある。つまり、図35に示すようなウイン
ドウW11を表示して伝送信号を用いて伝送制御装置30
に対して型番を要求する信号を伝送し、この要求に対す
る伝送制御装置30からの応答に応じて伝送制御装置3
0の型番ないし種別を確認する。この処理を行なうの
は、設定器34と伝送制御装置30との間での関係デー
タの伝送手順として、負荷制御に用いる通常の伝送信号
を用いる場合や、伝送信号とは別形式の特別な信号を用
いる場合などがあり、伝送制御装置30に応じて伝送手
順が異なるからである。伝送制御装置30の種別を確認
したときに、設定器34における現状の種別と異なって
いると、図36に示すようなウインドウW12を表示し、
設定器34に設定されている伝送制御装置30の種別を
変更するか否かが確認される。ここで、ページキーK15
を用いて種別の変更の有無を選択し、実行キーK16を操
作すれば、伝送制御装置30の種別を変更するか否かを
決定することができる。
【0067】設定器34において液晶表示器25の下辺
に対応する部位には「電池切れ」の表記があり、液晶表
示器25にはこの表記に対応する部位に電池を示す図形
が表示され、その図形の中には電池の残量が示される
(3個の四角形が横一列に並び、電池の容量が大きいほ
ど反転表示される四角形の個数が多くなるようにして残
量を表示する)。ここで、特定の処理ができなくなる程
度に電池の容量が少なくなると、その処理の指示を行な
ったときに、図37に示すように、液晶表示器25に電
池交換を促すウインドウW13画面が表示される。たとえ
ば、関係データを伝送制御装置30に転送するには30
〜40分間の時間を要する場合があり、このような作業
中に電池の容量がなくなると作業が無駄になるから、あ
らかじめ警告することによって作業の無駄を防止するこ
とができる。さらに電池の容量が少なくなれば、何らか
の処理を行なうか否かにはかかわらず、図38のように
電池交換を促すウインドウW14が表示される。
【0068】ところで、各種機能の実行中にエラーが生
じると、液晶表示器25の画面にエラーの発生が表示さ
れる。図39は遠隔監視制御システムの信号線Lsに接
続した状態で行なう機能を実行しようとするときに、伝
送信号(図示例では伝送信号を「フル2線信号」と呼ん
でいる)が検出されない状態を示しており、このエラー
の内容を知りたいときには実行キーK16を操作する。ま
た、内容の確認をせず機能の実行を中止するときにはキ
ャンセルキーK17を操作する。実行キーK16を操作した
ときには、図40の画面が表示され、信号線Lsに接続
されていないか、伝送制御装置30が動作していないか
のいずれかの原因であることが示される。この画面にお
いて、さらに対策を知りたければ実行キーK16を操作
し、図41の画面を表示する。図40、図41の画面に
おいてキャンセルキーK17を操作すれば、前の画面に戻
ることができる。
【0069】図42は、制御ができない状態を示してお
り、この画面で実行キーK16を操作すれば、図43の画
面が表示されてエラーの原因が説明される。ここでは、
遠隔監視制御システムが設定状態であることが表示され
ている。さらに実行キーK16を操作すれば、図44に示
すように、この原因に対する処置の方法が示される。こ
の時点で、処置するか否かを実行キーK16ないしキャン
セルキーK17により選択することができる。実行キーK
16により処置の実行を選択すれば、図45のように設定
状態が解除され、キャンセルキーK17を操作すれば、前
画面に戻ることができる。
【0070】他のエラーについても同様であって、たと
えば、図46では伝送制御装置30にデータを入出力で
きない状態、図49では制御ができない状態、図52で
は伝送制御装置30との間で関係データを授受できない
状態をそれぞれ示している。また、各エラーが表示され
たときに、実行キーK16を操作すれば、図47、図5
0、図53に示すように、各エラーの詳細情報を表示す
ることができ、詳細情報が表示されたときに実行キーK
16を操作すれば、図48、図51、図54のように処置
を表示することができる。要するに、エラーが検出され
ると、エラーがあったことが表示され、必要に応じて詳
細や処置を表示して、比較的簡単なエラーであれば、画
面の指示によって処置することができる。
【0071】なお、設定器34には現場調整用の各種機
能を付加してあり、遠隔監視制御システムの制御動作を
確認したり、制御の履歴を記憶したりする機能を備えて
いる。たとえば、図55に示すように、「動作確認」か
「その他」かを選択し、次に図56のような「動作確認
表示項目」の画面が表示されたときに、伝送信号の制御
データを表示する「制御命令」、伝送信号のアドレスを
表示する「動作アドレス」、リレー端末器32aのリレ
ーの動作をトライの動作回数を「リトライ回数」を選択
する。動作の履歴は図57のように制御の履歴が一覧表
示され、ページキーK15を用いることで表示をスクロー
ルさせることができる。
【0072】
【発明の効果】請求項1の発明は、各スイッチと負荷と
のアドレスの対応関係の組ごとに識別子を付与して関係
データを記憶する記憶手段と、各種情報を表示可能な表
示部と、処理内容を指示する操作部と、操作部により負
荷側の端末器のアドレスを指定すると記憶手段に格納さ
れた関係データに照会して指定されたアドレスを使用し
ている識別子を表示部に表示させる中央処理装置とを備
えるものであり、たとえば、パターン制御やグループ制
御のような一括制御の際に、制御対象ではない負荷が動
作するようなときに、その負荷のアドレスを指定して識
別子(パターン番号やグループ番号)を得るようにすれ
ば、パターン設定ないしグループ設定における誤設定を
容易に発見することができる。つまり、パターン設定や
グループ設定での現場調整が容易になる。
【0073】請求項2の発明は、各スイッチと負荷との
アドレスの対応関係の組ごとに識別子を付与して関係デ
ータを記憶する記憶手段と、各種情報を表示可能な表示
部と、処理内容を指示する操作部と、操作部からの指示
により記憶手段に格納された関係データに照会して利用
可能かつ未使用の識別子を表示部に表示させる中央処理
装置とを備えるものであり、未使用の識別子を表示する
ことで、設定可能な識別子を容易に知ることができ、す
でに設定されている識別子の設定内容を変更してしまう
のを防止することができる。
【0074】請求項3の発明は、各スイッチと負荷との
アドレスの対応関係の組ごとに識別子を付与して関係デ
ータを記憶する記憶手段と、各種情報を表示可能な表示
部と、処理内容を指示する操作部と、操作部からの指示
により信号線に接続されている端末器のアドレスを獲得
するとともに獲得したアドレスを記憶手段に格納された
関係データに照合し、関係データ内で信号線に接続され
ていない端末器があるとそのアドレスを表示部に表示さ
せる中央処理装置とを備えるものであり、未使用のアド
レスに関係データを設定するという誤設定を防止するこ
とができる。
【0075】請求項4の発明は、各スイッチと負荷との
アドレスの対応関係の組ごとに識別子を付与して関係デ
ータを記憶する記憶手段と、各種情報を表示可能な表示
部と、処理内容を指示する操作部と、操作部からの指示
により信号線に接続されている端末器のアドレスを獲得
するとともに獲得したアドレスまたは使用可能であって
未使用なアドレスを表示部に表示させる中央処理装置と
を備えるものであり、端末器の台数を増加させる場合に
は、使用されている端末器のアドレスを知ることで、ア
ドレスを重複して設定するという誤設定を防止すること
ができる。
【0076】請求項5の発明は、各スイッチと負荷との
アドレスの対応関係の組ごとに順序番号による識別子を
付与して関係データを記憶する記憶手段と、各種情報を
表示可能な表示部と、処理内容を指示する操作部と、関
係データを設定する際に操作部により識別子を指定する
と指定された識別子より小さくもっとも近い識別子に対
応付けられた負荷のアドレスのうち最小のアドレスから
表示部に表示させる中央処理装置とを備えるものであ
り、連続した識別子に類似した関係データを設定しよう
とするときに、端末器の指定に要する時間を短縮するこ
とができ、比較的小さい画面の表示器を用いる場合でも
関係データを効率よく設定することができる。
【0077】請求項6の発明は、各スイッチと負荷との
アドレスの対応関係の組ごとに識別子を付与して関係デ
ータを記憶する記憶手段と、各種情報を表示可能な表示
部と、処理内容を指示する操作部と、関係データを確認
する際に操作部により指定した識別子に対応付けられた
負荷のアドレスのうち最小のアドレスから表示部に表示
させる中央処理装置とを備えるものであり、設定された
関係データを確認する際に、識別子に対応付けられてい
る最小のアドレスから表示が開始されるから、登録され
ていない端末器は表示されず端末器の確認に要する時間
を短縮することができる。なお、指定した識別子に対し
て端末器が登録されていなければ、最小のアドレスは0
チャンネルになる。このことにより、未使用の識別子を
容易に知ることができ、既設定の識別子に関係データを
誤設定する可能性を低減することができる。
【0078】請求項7の発明は、各スイッチと負荷との
アドレスの対応関係の組ごとに識別子を付与して関係デ
ータを記憶する記憶手段と、各種情報を表示可能な表示
部と、処理内容を指示する操作部と、操作部からの指示
によりスイッチと負荷とのアドレスの対応関係の組に識
別子を付与した関係データを選択的に伝送制御装置に転
送させる中央処理装置とを備えるものであり、不必要な
データを転送しないから、関係データを短時間で転送す
ることができる。
【0079】請求項8の発明は、各スイッチと負荷との
アドレスの対応関係の組ごとに識別子を付与して関係デ
ータを記憶する記憶手段と、各種情報を表示可能な表示
部と、処理内容を指示する操作部と、電源としての電池
と、操作部からの指示による作業開始時に電池容量を確
認し作業終了までの電池容量がないときにその旨を表示
器に表示させる中央処理装置とを備えるものであり、作
業中に電池切れが生じるおそれがあれば表示器によって
報知されるから、作業中の電池切れを防止することがで
きる。
【0080】請求項9の発明は、各スイッチと負荷との
アドレスの対応関係の組ごとに識別子を付与して関係デ
ータを記憶する記憶手段と、各種情報を表示可能な表示
部と、処理内容を指示する操作部と、操作部からの指示
により伝送制御装置に設定された関係データと記憶手段
に格納された関係データとを比較して表示部に異同を表
示させる中央処理装置とを備えるものであり、設定器に
設定された関係データと伝送制御装置に設定された関係
データとを比較することにより、同じ関係データが伝送
制御装置にすでに設定されているか否か、あるいは設定
器から転送した関係データが伝送制御装置に確実に設定
されたか否かなどの確認が容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示し、(a)は正面図、
(b)は側面図、(c)は平面図である。
【図2】同上の使用例を示す概略構成図である。
【図3】同上に用いる接続線の例を示す図である。
【図4】同上のブロック図である。
【図5】同上の動作説明図である。
【図6】同上の動作説明図である。
【図7】同上の動作説明図である。
【図8】同上の動作説明図である。
【図9】同上の動作説明図である。
【図10】同上の動作説明図である。
【図11】同上の動作説明図である。
【図12】同上の動作説明図である。
【図13】同上の動作説明図である。
【図14】同上の動作説明図である。
【図15】同上の動作説明図である。
【図16】同上の動作説明図である。
【図17】同上の動作説明図である。
【図18】同上の動作説明図である。
【図19】同上の動作説明図である。
【図20】同上の動作説明図である。
【図21】同上の動作説明図である。
【図22】同上の動作説明図である。
【図23】同上の動作説明図である。
【図24】同上の動作説明図である。
【図25】同上の動作説明図である。
【図26】同上の動作説明図である。
【図27】同上の動作説明図である。
【図28】同上の動作説明図である。
【図29】同上の動作説明図である。
【図30】同上の動作説明図である。
【図31】同上の動作説明図である。
【図32】同上の動作説明図である。
【図33】同上の動作説明図である。
【図34】同上の動作説明図である。
【図35】同上の動作説明図である。
【図36】同上の動作説明図である。
【図37】同上の動作説明図である。
【図38】同上の動作説明図である。
【図39】同上の動作説明図である。
【図40】同上の動作説明図である。
【図41】同上の動作説明図である。
【図42】同上の動作説明図である。
【図43】同上の動作説明図である。
【図44】同上の動作説明図である。
【図45】同上の動作説明図である。
【図46】同上の動作説明図である。
【図47】同上の動作説明図である。
【図48】同上の動作説明図である。
【図49】同上の動作説明図である。
【図50】同上の動作説明図である。
【図51】同上の動作説明図である。
【図52】同上の動作説明図である。
【図53】同上の動作説明図である。
【図54】同上の動作説明図である。
【図55】同上の動作説明図である。
【図56】同上の動作説明図である。
【図57】同上の動作説明図である。
【図58】従来の遠隔監視制御システムの構成例を示す
図である。
【図59】同上の動作説明図である。
【符号の説明】
L 負荷 Ls 信号線 S 操作部 Sa 操作部 Sb 操作部 12 表示部 13 操作部 20 中央処理装置 22 RAM 25 液晶表示器 30 伝送制御装置 31 操作端末器 31a 個別スイッチ 31b パターンスイッチ 31c 調光スイッチ 32a リレー端末器 32c 調光端末器 34 設定器

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれアドレスを備える複数台の端末
    器が信号線に分岐接続され、信号線に接続された伝送制
    御装置と前記各端末器との間で時分割多重伝送方式によ
    り伝送信号を授受するとともに、伝送制御装置に設定し
    た関係データにより規定されるアドレスの対応関係を用
    いて端末器間でデータを授受するようにし、端末器に設
    けたスイッチの操作に応じて他の端末器に接続した負荷
    を制御する遠隔監視制御システムに用いられ、1つのス
    イッチの操作により複数の負荷を制御する関係データを
    作成し信号線を介して伝送制御装置に関係データを設定
    する設定器であって、各スイッチと負荷とのアドレスの
    対応関係の組ごとに識別子を付与して関係データを記憶
    する記憶手段と、各種情報を表示可能な表示部と、処理
    内容を指示する操作部と、操作部により負荷側の端末器
    のアドレスを指定すると記憶手段に格納された関係デー
    タに照会して指定されたアドレスを使用している識別子
    を表示部に表示させる中央処理装置とを備えることを特
    徴とする遠隔監視制御システム用の設定器。
  2. 【請求項2】 それぞれアドレスを備える複数台の端末
    器が信号線に分岐接続され、信号線に接続された伝送制
    御装置と前記各端末器との間で時分割多重伝送方式によ
    り伝送信号を授受するとともに、伝送制御装置に設定し
    た関係データにより規定されるアドレスの対応関係を用
    いて端末器間でデータを授受するようにし、端末器に設
    けたスイッチの操作に応じて他の端末器に接続した負荷
    を制御する遠隔監視制御システムに用いられ、1つのス
    イッチの操作により複数の負荷を制御する関係データを
    作成し信号線を介して伝送制御装置に関係データを設定
    する設定器であって、各スイッチと負荷とのアドレスの
    対応関係の組ごとに識別子を付与して関係データを記憶
    する記憶手段と、各種情報を表示可能な表示部と、処理
    内容を指示する操作部と、操作部からの指示により記憶
    手段に格納された関係データに照会して利用可能かつ未
    使用の識別子を表示部に表示させる中央処理装置とを備
    えることを特徴とする遠隔監視制御システム用の設定
    器。
  3. 【請求項3】 それぞれアドレスを備える複数台の端末
    器が信号線に分岐接続され、信号線に接続された伝送制
    御装置と前記各端末器との間で時分割多重伝送方式によ
    り伝送信号を授受するとともに、伝送制御装置に設定し
    た関係データにより規定されるアドレスの対応関係を用
    いて端末器間でデータを授受するようにし、端末器に設
    けたスイッチの操作に応じて他の端末器に接続した負荷
    を制御する遠隔監視制御システムに用いられ、1つのス
    イッチの操作により複数の負荷を制御する関係データを
    作成し信号線を介して伝送制御装置に関係データを設定
    する設定器であって、各スイッチと負荷とのアドレスの
    対応関係の組ごとに識別子を付与して関係データを記憶
    する記憶手段と、各種情報を表示可能な表示部と、処理
    内容を指示する操作部と、操作部からの指示により信号
    線に接続されている端末器のアドレスを獲得するととも
    に獲得したアドレスを記憶手段に格納された関係データ
    に照合し、関係データ内で信号線に接続されていない端
    末器があるとそのアドレスを表示部に表示させる中央処
    理装置とを備えることを特徴とする遠隔監視制御システ
    ム用の設定器。
  4. 【請求項4】 それぞれアドレスを備える複数台の端末
    器が信号線に分岐接続され、信号線に接続された伝送制
    御装置と前記各端末器との間で時分割多重伝送方式によ
    り伝送信号を授受するとともに、伝送制御装置に設定し
    た関係データにより規定されるアドレスの対応関係を用
    いて端末器間でデータを授受するようにし、端末器に設
    けたスイッチの操作に応じて他の端末器に接続した負荷
    を制御する遠隔監視制御システムに用いられ、1つのス
    イッチの操作により複数の負荷を制御する関係データを
    作成し信号線を介して伝送制御装置に関係データを設定
    する設定器であって、各スイッチと負荷とのアドレスの
    対応関係の組ごとに識別子を付与して関係データを記憶
    する記憶手段と、各種情報を表示可能な表示部と、処理
    内容を指示する操作部と、操作部からの指示により信号
    線に接続されている端末器のアドレスを獲得するととも
    に獲得したアドレスまたは使用可能であって未使用なア
    ドレスを表示部に表示させる中央処理装置とを備えるこ
    とを特徴とする遠隔監視制御システム用の設定器。
  5. 【請求項5】 それぞれアドレスを備える複数台の端末
    器が信号線に分岐接続され、信号線に接続された伝送制
    御装置と前記各端末器との間で時分割多重伝送方式によ
    り伝送信号を授受するとともに、伝送制御装置に設定し
    た関係データにより規定されるアドレスの対応関係を用
    いて端末器間でデータを授受するようにし、端末器に設
    けたスイッチの操作に応じて他の端末器に接続した負荷
    を制御する遠隔監視制御システムに用いられ、1つのス
    イッチの操作により複数の負荷を制御する関係データを
    作成し信号線を介して伝送制御装置に関係データを設定
    する設定器であって、各スイッチと負荷とのアドレスの
    対応関係の組ごとに順序番号による識別子を付与して関
    係データを記憶する記憶手段と、各種情報を表示可能な
    表示部と、処理内容を指示する操作部と、関係データを
    設定する際に操作部により識別子を指定すると指定され
    た識別子より小さくもっとも近い識別子に対応付けられ
    た負荷のアドレスのうち最小のアドレスから表示部に表
    示させる中央処理装置とを備えることを特徴とする遠隔
    監視制御システム用の設定器。
  6. 【請求項6】 それぞれアドレスを備える複数台の端末
    器が信号線に分岐接続され、信号線に接続された伝送制
    御装置と前記各端末器との間で時分割多重伝送方式によ
    り伝送信号を授受するとともに、伝送制御装置に設定し
    た関係データにより規定されるアドレスの対応関係を用
    いて端末器間でデータを授受するようにし、端末器に設
    けたスイッチの操作に応じて他の端末器に接続した負荷
    を制御する遠隔監視制御システムに用いられ、1つのス
    イッチの操作により複数の負荷を制御する関係データを
    作成し信号線を介して伝送制御装置に関係データを設定
    する設定器であって、各スイッチと負荷とのアドレスの
    対応関係の組ごとに識別子を付与して関係データを記憶
    する記憶手段と、各種情報を表示可能な表示部と、処理
    内容を指示する操作部と、関係データを確認する際に操
    作部により指定した識別子に対応付けられた負荷のアド
    レスのうち最小のアドレスから表示部に表示させる中央
    処理装置とを備えることを特徴とする遠隔監視制御シス
    テム用の設定器。
  7. 【請求項7】 それぞれアドレスを備える複数台の端末
    器が信号線に分岐接続され、信号線に接続された伝送制
    御装置と前記各端末器との間で時分割多重伝送方式によ
    り伝送信号を授受するとともに、伝送制御装置に設定し
    た関係データにより規定されるアドレスの対応関係を用
    いて端末器間でデータを授受するようにし、端末器に設
    けたスイッチの操作に応じて他の端末器に接続した負荷
    を制御する遠隔監視制御システムに用いられ、1つのス
    イッチの操作により複数の負荷を制御する関係データを
    作成し信号線を介して伝送制御装置に関係データを設定
    する設定器であって、各スイッチと負荷とのアドレスの
    対応関係の組ごとに識別子を付与して関係データを記憶
    する記憶手段と、各種情報を表示可能な表示部と、処理
    内容を指示する操作部と、操作部からの指示によりスイ
    ッチと負荷とのアドレスの対応関係の組に識別子を付与
    した関係データを選択的に伝送制御装置に転送させる中
    央処理装置とを備えることを特徴とする遠隔監視制御シ
    ステム用の設定器。
  8. 【請求項8】 それぞれアドレスを備える複数台の端末
    器が信号線に分岐接続され、信号線に接続された伝送制
    御装置と前記各端末器との間で時分割多重伝送方式によ
    り伝送信号を授受するとともに、伝送制御装置に設定し
    た関係データにより規定されるアドレスの対応関係を用
    いて端末器間でデータを授受するようにし、端末器に設
    けたスイッチの操作に応じて他の端末器に接続した負荷
    を制御する遠隔監視制御システムに用いられ、1つのス
    イッチの操作により複数の負荷を制御する関係データを
    作成し信号線を介して伝送制御装置に関係データを設定
    する設定器であって、各スイッチと負荷とのアドレスの
    対応関係の組ごとに識別子を付与して関係データを記憶
    する記憶手段と、各種情報を表示可能な表示部と、処理
    内容を指示する操作部と、電源としての電池と、操作部
    からの指示による作業開始時に電池容量を確認し作業終
    了までの電池容量がないときにその旨を表示器に表示さ
    せる中央処理装置とを備えることを特徴とする遠隔監視
    制御システム用の設定器。
  9. 【請求項9】 それぞれアドレスを備える複数台の端末
    器が信号線に分岐接続され、信号線に接続された伝送制
    御装置と前記各端末器との間で時分割多重伝送方式によ
    り伝送信号を授受するとともに、伝送制御装置に設定し
    た関係データにより規定されるアドレスの対応関係を用
    いて端末器間でデータを授受するようにし、端末器に設
    けたスイッチの操作に応じて他の端末器に接続した負荷
    を制御する遠隔監視制御システムに用いられ、1つのス
    イッチの操作により複数の負荷を制御する関係データを
    作成し信号線を介して伝送制御装置に関係データを設定
    する設定器であって、各スイッチと負荷とのアドレスの
    対応関係の組ごとに識別子を付与して関係データを記憶
    する記憶手段と、各種情報を表示可能な表示部と、処理
    内容を指示する操作部と、操作部からの指示により伝送
    制御装置に設定された関係データと記憶手段に格納され
    た関係データとを比較して表示部に異同を表示させる中
    央処理装置とを備えることを特徴とする遠隔監視制御シ
    ステム用の設定器。
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