JP3021357B2 - ラップフィルム収納カートン - Google Patents

ラップフィルム収納カートン

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JP3021357B2
JP3021357B2 JP8200306A JP20030696A JP3021357B2 JP 3021357 B2 JP3021357 B2 JP 3021357B2 JP 8200306 A JP8200306 A JP 8200306A JP 20030696 A JP20030696 A JP 20030696A JP 3021357 B2 JP3021357 B2 JP 3021357B2
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    • B65H2701/10Handled articles or webs
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  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラップフィルムな
どのロール状に巻かれたフィルムを切断する切断手段
と、切断後のフィルム端の巻戻りを防止するフィルム保
持機能とを備えたラップフィルム収納カートンに関し、
特に、印刷によって簡便かつ迅速に形成することがで
き、しかもフィルム保持機能の温度非依存性が大幅に改
良されたフィルム保持部の改良技術に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従
来、ラップフィルム用カートンにおけるフィルム切断後
のフィルム端のカートン内への巻戻りを防止する代表的
な方法としては、たとえば、ラップフィルム収納用箱体
を構成している前板部表面に感圧粘着剤層を設け、その
前板部を覆う位置に糊付けされた側部掩蓋部の先端部を
剥がして除去、開封したときに、感圧粘着剤層が箱体表
面に露出するように構成し、その感圧粘着剤層により切
断後のフィルム端を保持させるようにする方法が知られ
ている。この方法においては、感圧粘着剤層はシール化
された当該感圧粘着剤層を前板部表面に貼着することに
よって形成される。
【0003】しかしながら、上述した従来の感圧粘着剤
を使用する方法の場合においては、粘着剤自体の粘着力
を適度に調整することが必ずしも容易ではなく、少しで
も粘着力が強すぎるとラップフィルムが強く粘着剤層に
接着し、フィルムを引き出す際にフィルム切れが生じ、
また、粘着剤塗布面には徐々にちりやほこり等が付着
し、そのためフィルム保持性が低下すると共に不衛生に
なる等の問題がある。
【0004】さらに、従来の粘着剤は、印刷適性ないし
塗工性が低く、これを収納カートン上に直接印刷ないし
塗工することが必ずしも容易ではないため、別途これを
一旦シール化し、このシール化された粘着剤層を収納カ
ートンの所定の位置に貼着する方法が通常とられてい
る。このような粘着剤層をシール化することは、製造工
程を繁雑化し、またコスト的にも不利である。
【0005】さらに、従来提案されている粘着剤(たと
えば、特開平6−270935号)は温度依存性におい
ても必ずしも十分満足のいくものではない。すなわち、
従来の粘着剤層は環境温度が35℃ないし40℃近傍も
しくはこれを超える温度範囲においてはフィルムとの粘
着力が極端に増大し剥離が困難になるという問題があ
る。
【0006】本発明は、上記のような粘着剤を用いてフ
ィルム保持部を構成する従来法の問題点に鑑みてなされ
たものであり、その目的とするところは、フィルム保持
部を印刷法によって形成することが可能であり、かつラ
ップフィルムに対する良好で温度依存性においても安定
な保持特性を有するとともに製造コストの低減化と製造
工程の簡易・迅速化が図られたラップフィルム収納カー
トンを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によるフィルム保
持部を有するラップフィルム収納カートンは、切断後の
ラップフィルム端のカートン内への巻戻りを防止するフ
ィルム保持部を、ラップフィルムに対して粘着性が良好
でフィルム保持性と温度非依存性の双方にすぐれる特定
の樹脂組成物の粘着層で構成し、更にその粘着層の形成
に当たっては、従来のようなシール化のプロセスを要せ
ず、また特別な硬化装置などを必要とせず、通常のグラ
ビア印刷機などにより粘着層を印刷によって形成し、乾
燥するという簡便かつ迅速な工程によって形成できるよ
うにすることによって、性能と生産性の双方をすぐれた
ものにした点に特徴を有する。
【0008】すなわち、本発明によるラップフィルム収
納カートンは、ロール状に巻かれたラップフィルムを収
納する長形のカートンであって、少なくとも該カートン
の長手方向に設けられた開口部からラップフィルムを引
き出して切断するための切断手段と、切断後のラップフ
ィルム端のカートン内への巻戻りを防止するためのフィ
ルム保持部とを備えたラップフィルム用カートンにおい
て、前記フィルム保持部が、ポリウレタン系プレポリマ
ーからなる硬化性粘着成分と非反応性アクリル樹脂から
なる粘着性制御成分とを含む組成物の硬化物からなる粘
着層からなることを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を好ましい実施態様
に基づいて詳細に説明する。本発明のラップフィルム収
納カートンにおいて、ラップフィルム端のカートン内へ
の巻戻りを防止するフィルム保持部には、ラップフィル
ムに対する密着性とその保持性の良好なポリウレタン系
樹脂を主成分とする粘着層を用いている。より詳しく
は、本発明におけるフィルム保持部は、基本的にポリウ
レタン系プレポリマーからなる硬化性粘着成分と非反応
性アクリル樹脂からなる粘着性制御成分とを含む組成物
の硬化物からなる粘着層からなることを特徴としてい
る。
【0010】すなわち、本発明における上記のポリウレ
タン系プレポリマーは、塗布後、架橋剤ないし硬化剤の
作用により乾燥した粘着層を形成するタイプのものでは
なく、溶剤成分の加熱乾燥により乾燥した粘着層を形成
することができるタイプのものを使用するものであり、
好ましくは後述する湿気硬化型ポリウレタン樹脂を用い
る。このため粘着層の形成においては、通常のグラビア
印刷機などにより容易かつ迅速にカートンのフィルム保
持部の表面に粘着層を形成することができ、しかも、フ
ィルム保持性と温度非依存性の双方にもすぐれるもので
ある。
【0011】粘着層の組成 (1)本発明のフィルム保持部の粘着層を構成する硬化
性粘着成分は、ポリウレタン系プレポリマーからなる。
本発明の好ましい態様においては、硬化性粘着成分を構
成するポリウレタン系プレポリマーは湿気硬化型ポリウ
レタン樹脂からなる。この場合の湿気硬化型ポリウレタ
ン樹脂とは、ポリオールとイソシアナートをNCO/O
H>1の条件でウレタン化して得られるプレポリマーで
あって、末端にイソシアナート基を有し、これらの塗布
後に空気中の湿気と反応して尿素結合を形成して硬化し
得るプレポリマーを意味するものとする。
【0012】本発明において、粘着層に使用するポリウ
レタン系樹脂としては、上記の内でも、構成成分中のポ
リオールの分子量が1000〜3000の範囲であり、
かつ、伸び率が20〜160%の範囲のものから選択す
ることが好ましい。
【0013】上記において、ポリオールの分子量が大き
く、伸び率が大きくなると、塗膜は軟質になると共にタ
ックを生じ、フィルムの粘着性が良くなる。逆に、ポリ
オールの分子量が小さく、伸び率が小さくなると、塗膜
は硬質になると共にタックが小さくなり、フィルムの粘
着性も低下する傾向がみられる。本発明におけるフィル
ム保持部の粘着層では、強いタックは必要でなく、むし
ろ軽いタックの方が好ましい。タックが強すぎると、塗
膜形成後ブロッキングを生じたり、ラップフィルムとの
粘着性が強くなりすぎるなど弊害を生じることがある。
従って、粘着層は表面が平滑で軽いタックを有する状態
が最適である。
【0014】さらに本発明においては、上記硬化性粘着
成分としては、2種類もしくはそれ以上の上記プレポリ
マーの混合系を用いることもできる。このようなプレポ
リマーの混合系としては、プレポリマー構成成分中のポ
リオールの分子量ならびに伸び率の異なる複数種類のプ
レポリマーの混合物からなることが好ましく、特に、プ
レポリマー構成成分中のポリオールの分子量が1000
〜3000の範囲であり、かつ、伸び率が20〜160
%の範囲のプレポリマーから選択されることが好まし
い。
【0015】さらに本発明においては、必要に応じて、
比較的硬質のポリウレタン系プレポリマーに可塑剤やエ
ラストマーなどを加えてもよく、例えばポリオールやポ
リオールとイソシアネートとの低付加反応のポリウレタ
ンなどを加えることによっても伸び率が増し、フィルム
との密着性が得られるため良好なフィルム保持性を付与
することができる。
【0016】(2)一方、本発明において粘着性制御成
分とは、自らは粘着性を発現させる成分ではないがポリ
ウレタン系プレポリマー硬化物の粘着特性をコントロー
ルする成分を意味する。このような粘着性制御成分とし
ては、非反応性アクリル系樹脂が好ましく用いられる。
この場合の非反応性アクリル系樹脂は、ウレタンが有す
る官能基と実質的に反応しないかあるいは反応性の小さ
いアクリル系樹脂を意味する。また、アクリル系樹脂は
広義に解されるべきであり、アクリル酸エステル基と他
の基とが組み合わされた重合単位を有する、いわゆるア
クリル系混合樹脂も包含する。
【0017】本発明はいかなる理論にも拘束されるもの
ではないが、上記の非反応性アクリル系樹脂が粘着性を
制御するメカニズムは以下のように考えることができ
る。通常、硬化性粘着成分としてのポリウレタン系プレ
ポリマーは、ウレタンの末端のイソシアナート基(−N
CO)が空気中の水分に由来する−OH基と反応して湿
式硬化すると考えられる。本発明者は、このようなポリ
ウレタン系プレポリマーの特性に鑑みて研究した結果、
ウレタンが有する官能基と実質的に反応しないかあるい
は反応性の小さいアクリル系樹脂をポリウレタン系プレ
ポリマーと共存させることによってウレタン樹脂塗膜の
タックを効果的にコントロールできることを見出した。
具体的には、−OH基の少ない非反応性アクリル系樹脂
を添加することによって、上記の効果を得ることができ
る。したがって、理論上は非反応性アクリル系樹脂とし
ては、ウレタンの末端のイソシアナート基と反応し得る
−OH基がないものが理想的ではある。しかし、印刷適
性を得るための相溶性を持たせるための成分を含有させ
る必要があることから、−OH基を有するアクリル系樹
脂成分を使用しなければならない場合があり、この場合
においては、その成分中の−OH基の含有量を制限する
ことが肝要となる。たとえば、メタクリル酸メチルの他
にスチレンならびにメタクリル酸ヒドロキシエチルを組
み合わて非反応性アクリル系樹脂を構成する場合におい
ては、メタクリル酸ヒドロキシエチル成分の−OH基の
量をたとえば2%程度以下にした重合単位からなるアク
リル系樹脂を粘着性制御成分として用いることが好まし
い。このような非反応性アクリル系樹脂を上記硬化性粘
着成分と組み合わせて用いることによって、タックを最
適状態に制御することができ、温度依存性を安定にする
とともに、良好な印刷適性を得ることができるものと考
えられる。
【0018】(3)本発明においては、硬化性粘着成分
/粘着性制御成分の比(固形分比)は、用いる成分の性
状・特性に応じて適宜選択され得るが、通常、45/5
5ないし50/50の範囲が好ましい。上記の配合範囲
に調製することによって、粘着層の粘着特性/剥離特性
を良好なものにすることができる。すなわち、本発明に
おいては、上記のような粘着性制御成分を用いているの
で粘着層のタックをコントロールしやすい点でもすぐれ
ている。
【0019】具体的には、本発明の粘着層の剥離強度を
7〜20g、好ましくは10〜15gの範囲にすること
が好ましい。この場合の剥離強度は、下記の条件で測定
した値を基準とする。
【0020】まず、ポリ塩化ビニリデンの長方形フィル
ム(25mm幅)を粘着層の表面に密着させて、フィルム
の一端を引張速度300mm/分の条件で垂直に引上げる
ときの重量(g)を測定値とする。
【0021】上述した態様によれば、得られた粘着層
は、剥離強度の温度依存性ならびに経時変化が小さく、
安定な粘着特性を有している点ですぐれている。特に、
40℃近傍ないしこれを超える環境温度条件においても
適切な粘着性を維持する上ですぐれている。また、上記
態様の粘着層は、硬化性粘着成分と粘着性制御成分とを
組み合わせて配合しているので、粘着層を形成するとき
のいわゆる溶剤離れがよく、塗工特性、印刷適性にすぐ
れているので、製造工程上も有利である。
【0022】粘着層の形成 以上のような組成物からなる粘着層は、通常、上述した
成分を有機溶剤で溶解したものに、必要に応じてレベリ
ング剤などの添加剤を加え、更に、グラビア印刷など適
用する塗布手段に適した粘度、蒸発速度になるように希
釈剤などで適宜調整して塗布液とし、これを塗布、乾燥
することにより容易に形成することができる。塗膜の硬
化はこの乾燥の過程で生じるが、本発明において「硬
化」とは、本発明が目的とする粘着特性が発現し得る範
囲における硬化を意味する。
【0023】また、乾燥時の粘着層の厚さは、2〜10
μm程度でよく、3〜6μmが塗布の作業性も良好で好
ましい。2μm以下の場合は、表面の平滑性が不充分で
ラップフィルムの保持性が低下しやすく、また、10μ
m以上は、ラップフィルムの保持性が更に向上すること
もなく、溶剤の乾燥に時間を要し、作業性、生産性が低
下するため好ましくない。
【0024】粘着層を設ける位置は、カートン本体から
ラップフィルムが引き出され、切断された後、ラップフ
ィルムがカートンに接触する面であればどこでもよく特
に限定はされない。只、一般的にはラップフィルムを切
断する際、カートン本体の前板部とこれに重なる側部掩
蓋部との間でラップフィルムを挟んで、外側から押さえ
ながら切断するため、ラップフィルムはカートンの前板
部に押しつけられ密着し易くなる。従って、フィルム保
持用の粘着層は、この前板部表面に設けることが好まし
い。また、この粘着層の大きさと形状は自由であり、ラ
ップフィルムの材質やカートン形状或いは切断具の取り
付け位置などによりフィルム保持性が安定するように自
由に決めてよい。
【0025】また、粘着層をカートンの所定位置に形成
するにあたっては、たとえば、カートン本体に直接塗布
形成することによって、粘着層の形成工程をカートン絵
柄印刷工程へのインライン化が可能となり、工程上有利
である。さらに、この方法以外にも、粘着層を塗布形成
した別体のシートをカートンの所定位置に貼着する方法
を採用することもできる。
【0026】本発明によるカートンに収納するラップフ
ィルムとしては、従来公知のラップフィルムが用いられ
得るが、特に、ポリ塩化ビニリデンフィルムが、上記粘
着層との組み合わせにおいて好適である。
【0027】ラップフィルム収納カートンの具体的形態 次に、本発明のラップフィルム収納カートンの具体的形
態について、添付図面を参照、実施例の図面を用いて更
に詳しく説明する。本発明のラップフィルム収納カート
ンにおいて、フィルム保持部となるポリウレタン系樹脂
の粘着層の形成部位は、カートンの形状、具体的にはフ
ィルムを切断する切断手段の形態および取り付け位置に
より異なり、適宜選択することができる。
【0028】図1〜図3に、フィルム切断手段の形態と
取り付け位置の異なるカートンの代表的な例を挙げ、そ
れぞれについて適切な粘着層の形成部位の例を示した。
この粘着層の形成部位は、ラップフィルムを切断する際
に、フィルムがカートン表面に強く押し付けられる位置
を含む領域もしくはその近辺の領域が好ましく、その結
果、フィルムを切断する操作により自然にフィルムが粘
着層に押しつけられて密着し、保持されるようになる。
【0029】図1は、本発明のラップフィルム収納カー
トンの第1の実施例を示す概略斜視図であり、開封した
時の状態を示している。尚、この形式のカートンの展開
図を図4に示し、各部の名称を記載したので、これを用
いて説明する。
【0030】また、図2、図3に示した形式のカートン
についても、この名称を流用して説明することとする。
【0031】図1のカートンにおいて、フィルム切断具
21は、カートンが組み立てられた時に、鋸刃状の切断
具21の刃先がカートンの底板部3(図4に指定)から
僅かに前方、即ち、前板部2側に突き出るように、底板
部3の表面に取り付けられている。そして、この形式の
場合、フィルムを保持する粘着層22は、カートンの前
板部2の表面の略図示した位置に設けることが好まし
い。この位置に設けることにより、引き出したラップフ
ィルムを切断する際、カートンの側部掩蓋部6と前板部
2との間に挟まれたラップフィルムを、側部掩蓋部6の
外側から、手で前板部2の表面に押しつけるように固定
して切断するため、ラップフィルムが粘着層に押しつけ
られ、よく密着するようになる。
【0032】尚、図1と同様に図2、図3に示したカー
トンは、それぞれの形式のカートンの開封後の状態を示
している。従って、側部掩蓋部6のフィルム切断具21
より先の部分(糊付け部)は、それぞれに設けた切り取
り線7(図4参照)により、開封に際して剥離、除去さ
れており表示されていない。
【0033】図2は、本発明のラップフィルム収納カー
トンの第2の実施例を示す概略斜視図である。このカー
トンの特徴は、図に示されているように鋸刃状のフィル
ム切断具21がV字形をしていることである。従って、
側部掩蓋部6には切断具21と同形のV字形の切り取り
線7を設け、その先の糊付け部を剥離し、除いた時に、
V字形の切断具21の刃先が僅かに突き出るようにする
ため、切断具21は側部掩蓋部6の裏面の、切り取り線
に掛かる位置に取り付けられる。そして、ラップフィル
ムの切断の際には、側部掩蓋部6のV字形の先端部に近
い位置でフィルムを押さえながら、フィルムの中心部か
ら両サイドに向かってフィルムを切断するものである。
従って、フィルム保持部の粘着層22は、図示したよう
に、カートンの前板部2の表面の中央やゝ上寄りの位置
に設けることが、フィルムを密着させ易い点で好まし
い。
【0034】図3は、本発明のラップフィルム収納カー
トンの第3の実施例を示す概略斜視図である。このカー
トンの鋸刃状のフィルム切断具21は、前記図2のカー
トンの場合とは異なりストレートなタイプであり、その
取り付け位置は、側部掩蓋部6に設けた直線状の切り取
り線7の先の糊付け部を剥離し、取り除いた際、刃先が
僅かに突き出るように、側部掩蓋部6の裏面に、切り取
り線に掛かるように取り付けられる。そして、フィルム
を保持する粘着層22は、図示したように、カートンの
前板部2の表面で、側部掩蓋部6とフィルム切断具21
によりフィルムが押さえられる位置に設けられる。
【0035】図4は、先に説明したように図1に示した
本発明のラップフィルム収納カートンの概略展開図であ
り、各部分の名称を記載したものである。
【0036】図5ならびに図6は、前板部2に形成され
た粘着層22の他の好ましい態様を示す平面図である。
このように、前板部2の幅方向に対して粘着層22の幅
を変化させた形態にすることによって、粘着層の材料自
体の特性とあいまって、フィルム保持性能を一層すぐれ
たものとすることができる。
【0037】
【実施例】以下、具体的な実施例(製造例)を挙げて本
発明をさらに詳細に説明する。実施例1 坪量450g/m2 のコートボール(板紙)をカートン
材料とし、グラビア輪転印刷打ち抜きのインライン装置
を使用して、所定の絵柄及びオーバープリントニスの印
刷とインラインでフィルム保持用粘着層22を、下記の
組成の塗布液を用いて、図2に示したカートンの位置に
乾燥時の膜厚が3μmとなるように塗布、乾燥して形成
すると共に、図2に示すカートンの抜き型を用いて打ち
抜き、カートンブランクを作成した。続いて、V字型の
鋸刃状の切断具21を同じく図2に示す位置に専用の装
置で取り付け、更に、サック貼り機で胴貼り〔前板部2
の表面とこれを覆う側部掩蓋部6の切り取り線7(図4
参照)の先の糊付け部の裏面とを長手方向に貼る〕を行
って実施例1のラップフィルム収納カートンを作成し
た。
【0038】フィルム保持用粘着層の塗布液としては、
下記の成分を用い、ポリウレタン系プレポリマーと非反
応性アクリル樹脂との配合比を適宜変化させて剥離強度
を測定した。
【0039】ポリウレタン系プレポリマー(ポリオー
ル分子量1500〜2000、伸び率160%)の溶液
(固形分50重量%) 非反応性アクリル樹脂溶液(固形分50重量%) 希釈溶剤 酢酸エチル 上記/の比率が55/45、50/50、45/5
5、40/60の溶液100重量部に対して、を30
重量部混合希釈したものを用いた。
【0040】剥離特性の測定は以下の条件で行った。ま
ず、ポリ塩化ビニリデンの長方形フィルム(25mm幅)
を粘着層の表面に貼着させて、フィルムの一端を引張速
度300mm/分の条件で垂直に引上げるときの重量
(g)を測定値とする。剥離試験の結果(常温)を以下
に示す。 剥離強度(g) ポリウレタン系プレポリマー/非反応性アクリル樹脂 最小〜最大 平均 No.1 55/45 13.2-23.0 18.56 No.2 50/50 11.0-15.0 12.08 No.3 45/55 7.0-9.4 8.44 No.4 40/60 5.2-7.0 5.76 以上のように、ポリウレタン系プレポリマーと非反応性
アクリル樹脂との配合比を調整することによって、剥離
特性/粘着特性を容易に良好な範囲にすることができ
る。
【0041】次に、上記のNo.1〜No.4について
剥離強度(g)の温度依存性、その経時変化についての
評価結果を以下に示す。 製造直後 1日後 常温 5℃ 40℃ 常温 5℃ 40℃ No.1 19 7 18 破壊 25 破壊 No.2 12 8 10 25 15 30 No.3 8 5 8 22 11 16 No.4 6 4 4 15 6 14
【0042】実施例2 実施例1と同様の方法によって、粘着層を形成し、剥離
試験を行った。ただし、この例においては、粘着層の塗
布液として、下記の成分を用い、ポリウレタン系プレポ
リマーと非反応性アクリル系樹脂との配合比、ポリウレ
タン系プレポリマー/非反応性アクリル系樹脂=50/
25(固形分比)の割合で調製した。
【0043】 ポリウレタン系プレポリマー(ポリオール分子量1500〜2000、伸び 率180%)の溶液(固形分50重量%) 100重量部 非反応性アクリル樹脂溶液(固形分25重量%) 100重量部 希釈溶剤 酢酸エチル 40重量部 剥離特性(剥離強度)の測定は以下の条件で行った。
【0044】粘着層の中央部を40mm幅にカットしてこ
れにポリ塩化ビニリデンの長方形フィルム(25mm幅)
を貼着し、密着させて、フィルムの一端を引張速度30
0mm/分の条件で垂直に引上げるときの重量(g)を測
定値とする。きる。
【0045】剥離強度(g)の温度依存性ならびにその
経時変化についての評価結果を以下に示す。一方、比較
のために、TSS KL−D2(エチレン酢酸ビニル共
重合体に対し塩化ビニルモノマーをグラフト重合させた
グラフト共重合体にアクリル樹脂が添加されたもの。特
開平6−270935号参照)を用いて粘着層を形成し
た場合の評価結果(比較例1)を以下に併記する。 貼着直後測定 貼着1日後測定 貼着5日後測定 常温 5℃ 40℃ 常温 5℃ 40℃ 常温 5℃ 40℃ 実施例1 20 10 20 25 18 24 28 20 26 実施例2 10 9 11 14 14 18 16 14 20比較例1 68 52 146 94 65 247 112 58 284
【0046】また、上記のようにして得た実施例および
比較例1のラップフィルム収納カートンに、ポリ塩化ビ
ニリデン系樹脂のラップフィルム、ポリ塩化ビニル系樹
脂のラップフィルム、ポリエチレン系樹脂のラップフィ
ルム、ポリメチルペンテン系樹脂のラップフィルムを、
それぞれ別々に充填包装した後、それらを開封し、ラッ
プフィルムの引出し、切断を1日3回、30日間繰り返
し、ラップフィルムの粘着層への粘着によるフィルム保
持性、再剥離性、および、それらの温度依存性ならびに
経時変化を評価した。
【0047】その結果は、実施例のラップフィルム収納
カートンでは、ポリエチレン系樹脂およびポリメチルペ
ンテン系樹脂のラップフィルムに対してはやゝ密着性が
軽い傾向がみられたのに対し、ポリ塩化ビニリデン系樹
脂およびポリ塩化ビニル系樹脂のラップフィルムに対し
ては全く問題がなく良好であり、その経時変化もなく良
好であった。
【0048】これに対して比較例のラップフィルム収納
カートンは、ポリ塩化ビニル系樹脂のラップフィルムに
対しては粘着層との密着性が弱く、また、その他のラッ
プフィルムに対しては粘着層との密着性が全くなく、フ
ィルム保持性が不充分であった。
【0049】
【発明の効果】本発明は、以上に説明したように構成さ
れているので、以下に記載するような効果を奏する。本
発明のラップフィルム収納カートンでは、フィルム端の
巻戻りを防止するフィルム保持部を、樹脂の粘着層で構
成しており、カートンの形状(板紙の使用面積)や使用
方法などは従来と同じでよく、余分なコストや操作を必
要としない。
【0050】そして、フィルムを保持する粘着層には、
粘着層用の塗布液を塗布し、その溶剤成分を加熱乾燥す
るだけで乾燥した塗膜を形成できる塗工性、印刷適性に
すぐれた組成物を使用しているため、粘着層を形成する
ために従来のようなシール化のプロセスを要せず、通常
のグラビア印刷機などにより容易かつ迅速に粘着層を形
成することができる。従って、絵柄の印刷とインライン
で加工することも可能で生産性がよく、製造が容易であ
り、コスト的にも有利である。
【0051】また、形成した粘着層は、ラップフィルム
との粘着特性にすぐれるとともに、剥離強度の温度依存
性ならびに経時変化が小さく、安定な粘着特性を有して
いる点でもすぐれている。
【0052】また、本発明による粘着層は硬化性粘着成
分と粘着性制御成分との組み合わせからなるので、粘着
層の粘着特性/剥離特性を良好なものにすることができ
る。たとえば、本発明においては、前述のような粘着性
制御成分を用いているので粘着層のタックをコントロー
ルしやすい点でもすぐれている。また、上述したよう
に、得られた粘着層は剥離強度の温度依存性ならびに経
時変化が小さく、安定な粘着特性を有している点ですぐ
れている。また、硬化性粘着成分と粘着性制御成分とを
組み合わせて配合しているので、粘着層を形成するとき
のいわゆる溶剤離れがよく、塗工特性にすぐれているの
で、製造工程上も有利である。
【0053】以上のように本発明によれば、安価で、生
産性と性能の双方にすぐれたフィルム保持部を有するラ
ップフィルム収納カートンを容易に提供できるという効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のラップフィルム収納カートンの第1の
実施例を示す概略斜視図。
【図2】本発明のラップフィルム収納カートンの第2の
実施例を示す概略斜視図。
【図3】本発明のラップフィルム収納カートンの第3の
実施例を示す概略斜視図。
【図4】図1に示した本発明のラップフィルム収納カー
トンの概略展開図。
【図5】カートン前板部に形成する粘着層の他の好まし
い態様を示す平面図。
【図6】カートン前板部に形成する粘着層の他の好まし
い態様を示す平面図。
【符号の説明】
1 ラップフィルム収納カートン 2 前板部 3 底板部 4 後板部 5 天部蓋板部 6 側部掩蓋部 7 切り取り線 21 フィルム切断具 22 粘着層(フィルム保持部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 5/00 - 5/72 B65D 25/00 - 25/52 C09D 175/04

Claims (17)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロール状に巻かれたラップフィルムを収納
    する長形のカートンであって、少なくとも該カートンの
    長手方向に設けられた開口部からラップフィルムを引き
    出して切断するための切断手段と、切断後のラップフィ
    ルム端のカートン内への巻戻りを防止するためのフィル
    ム保持部とを備えたラップフィルム用カートンにおい
    て、 前記フィルム保持部が、ポリウレタン系プレポリマーか
    らなる硬化性粘着成分と非反応性アクリル樹脂からなる
    粘着性制御成分とを含む組成物の硬化物からなる粘着層
    からなり、前記ポリウレタン系プレポリマーが、プレポ
    リマー構成成分中のポリオールの分子量が1000〜3
    000の範囲であり、かつ、伸び率が20〜160%の
    範囲のプレポリマーから選択されることを特徴とする、
    ラップフィルム収納カートン。
  2. 【請求項2】前記ポリウレタン系プレポリマーが、湿気
    硬化型ポリウレタン樹脂からなる、請求項1に記載の
    ップフィルム収納カートン。
  3. 【請求項3】前記湿気硬化型ポリウレタン樹脂が、ポリ
    オールとイソシアナートをNCO/OH>1の条件でウ
    レタン化して得られるプレポリマーであって、末端にイ
    ソシアナート基を有し、これらの塗布後に空気中の湿気
    と反応して尿素結合を形成して硬化し得るプレポリマー
    からなる、請求項2に記載のラップフィルム収納カート
    ン。
  4. 【請求項4】前記組成物がさらに硬化性エラストマーと
    を含有する請求項1に記載のラップフィルム収納カー
    トン。
  5. 【請求項5】ロール状に巻かれたラップフィルムを収納
    する長形のカートンであって、少なくとも該カートンの
    長手方向に設けられた開口部からラップフィルムを引き
    出して切断するための切断手段と、切断後のラップフィ
    ルム端のカートン内への巻戻りを防止するためのフィル
    ム保持部とを備えたラップフィルム用カートンにおい
    て、 前記フィルム保持部が、ポリウレタン系プレポリマーか
    らなる硬化性粘着成分と非反応性アクリル樹脂からなる
    粘着性制御成分とを含む組成物の硬化物からなる粘着層
    からなり、前記粘着性制御成分が、メタクリル酸メチ
    ル、スチレンならびにメタクリル酸ヒドロキシエチルの
    混合物からなることを特徴とする、ラップフィルム収納
    カートン。
  6. 【請求項6】前記メタクリル酸ヒドロキシエチル成分の
    OH基の量が2%以下である重合単位からなる、請求項
    5に記載のラップフィルム収納カートン。
  7. 【請求項7】カートンに収納する前記ラップフィルム
    が、ポリ塩化ビニリデンフィルムである、請求項1〜6
    のいずれか1項に記載のラップフィルム収納カートン。
  8. 【請求項8】前記ポリウレタン系プレポリマー含有組成
    物の硬化物からなる粘着層が、印刷法によって形成され
    たものである、請求項1〜8のいずれか1項に記載のラ
    ップフィルム収納カートン。
  9. 【請求項9】ロール状に巻かれたラップフィルムを収納
    する長形のカートンであって、少なくとも該カートンの
    長手方向に設けられた開口部からラップフィルムを引き
    出して切断するための切断手段と、切断後のラップフィ
    ルム端のカートン内への巻戻りを防止するためのフィル
    ム保持部とを備えたラップフィルム用カートンにおい
    て、 前記フィルム保持部が、ポリウレタン系プレポリマーか
    らなる硬化性粘着成分と非反応性アクリル樹脂からなる
    粘着性制御成分とを含む組成物の硬化物からなる粘着層
    からなり、 前記粘着層が、環境温度が常温および40℃の双方の場
    合において安定した粘着力を発現することを特徴とす
    る、ラップフィルム収納カートン。
  10. 【請求項10】前記粘着層が、環境温度が常温および4
    0℃の双方の場合において安定した粘着力を発現する、
    請求項1〜8のいずれか1項に記載のラップフィルム収
    納カートン。
  11. 【請求項11】ポリウレタン系プレポリマーからなる硬
    化性粘着成分と非反応性アクリル樹脂からなる粘着性制
    御成分とを含む組成物からなり、前記ポリウレタン系プ
    レポリマーが、プレポリマー構成成分中のポリオールの
    分子量が1000〜3000の範囲であり、かつ、伸び
    率が20〜160%の範囲のプレポリマーから選択され
    ることを特徴とする、粘着剤
  12. 【請求項12】前記ポリウレタン系プレポリマーが、湿
    気硬化型ポリウレタン樹脂からなる、請求項11に記載
    の粘着剤。
  13. 【請求項13】前記湿気硬化型ポリウレタン樹脂が、ポ
    リオールとイソシアナートをNCO/OH>1の条件で
    ウレタン化して得られるプレポリマーであって、末端に
    イソシアナート基を有し、これらの塗布後に空気中の湿
    気と反応して尿素結合を形成して硬化し得るプレポリマ
    ーからなる、請求項12に記載の粘着剤。
  14. 【請求項14】前記組成物がさらに硬化性エラストマー
    を含有する、請求項11に記載の粘着剤。
  15. 【請求項15】前記粘着性制御成分が、メタクリル酸メ
    チル、スチレンならびにメタクリル酸ヒドロキシエチル
    の混合物からなる、請求項11に記載の粘着剤。
  16. 【請求項16】前記メタクリル酸ヒドロキシエチル成分
    のOH基の量が2%以下である重合単位からなる、請求
    項15に記載の粘着剤。
  17. 【請求項17】硬化後の前記粘着剤の層が、環境温度が
    常温および40℃の双方の場合において安定した粘着力
    を有する、請求項11〜16のいずれか1項に記載の粘
    着剤。
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