JP3021299B2 - 3枚引き戸の連係構造 - Google Patents

3枚引き戸の連係構造

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JP3021299B2 JP6299005A JP29900594A JP3021299B2 JP 3021299 B2 JP3021299 B2 JP 3021299B2 JP 6299005 A JP6299005 A JP 6299005A JP 29900594 A JP29900594 A JP 29900594A JP 3021299 B2 JP3021299 B2 JP 3021299B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建屋の開口部に装着し
た枠体内に3枚の引き戸を重合状で摺動自在に納めてな
る3枚引き戸の連係構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、3枚の引き戸を重合状で摺動自
在に納める3枚引き戸にあっては、これら3枚の引き戸
のうちの中央側の引き戸以外のいずれか一方を固定して
固定側の引き戸とし、他方を摺動自在として操作側の引
き戸としており、この操作側の引き戸と中央側の引き戸
を連係させて、操作側の引き戸の摺動に伴って中央側の
引き戸が摺動するようにしている。このような3枚引き
戸においては設置される部屋の配置等の諸条件によって
右勝手か左勝手かが決定されるが、従来このような3枚
引き戸の連係構造は、左勝手用の3枚引き戸は浴室側の
引き戸を操作側として左側に配置すると共に、脱衣室側
の引き戸を右側に固定して構成されており、右勝手用の
3枚の引き戸は左勝手用とは逆に浴室側の引き戸を右側
に配置すると共に、脱衣室側の引き戸を左側に固定して
構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のこ
のような3枚引き戸の連係構造においては、左勝手用の
3枚引き戸と右勝手用の3枚引き戸とで浴室側や脱衣室
側の引き戸の配置を左右逆にしていたので、左勝手用と
右勝手用とではこれら逆にする引き戸と中間側の引き戸
との連係構造が異なり、左勝手用の3枚引き戸と右勝手
用の3枚の引き戸とを異なる構造で形成する必要がある
ため、形成工程が非常に効率の悪いものとなるという問
題があり、また多くの在庫を必要とするという問題があ
った。具体的には左勝手用の3枚引き戸においては操作
側の引き戸は左側に配置されているため、この操作側の
引き戸の右側部において中央側の引き戸との連係が行わ
れるが、右勝手用の3枚引き戸においては操作側の引き
戸は右側に配置されているため、この操作側の引き戸の
左側部において中央側の引き戸との連係が行われるの
で、左勝手用と右勝手用とを異なる連係構造で形成する
必要があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような従来の3枚の
引き戸の連係構造における問題点を解決するために請求
項1記載の本発明は、建屋の開口部に装着した枠体内に
左右の縦框と上下框とよりなる3枚の引き戸を重合状で
摺動自在に納めてなる3枚引き戸の連係構造において、
上記3枚の引き戸の左右の縦框のうちの全閉時に対向す
る縦框には、相互に係合する係合片を形成してなり、上
記3枚の引き戸のうちの中央以外の引き戸のいずれかを
操作側の引き戸とし、この操作側の引き戸の左右の縦框
のうちの係合片を形成しない縦框には、その見込方向に
直交する側面に、指掛け部と連係部とを相互別体に形成
してなり、上記連係部を、上記指掛け部に対して高さの
異なる位置に配置すると共に、上記指掛け部よりも中央
側の引き戸寄りに突出させて該引き戸に当接自在とし、
この中央側の引き戸を操作側の引き戸の摺動に伴って摺
動させてなることを特徴として構成されている。また請
求項2記載の本発明は、請求項1記載の本発明におい
て、上記引き戸を、上記枠体を構成する上枠につり下げ
支持されてなる吊り戸として形成し、上記操作側の引き
戸の縦框の連係部を、上記中央側の引き戸の上端近傍位
置に当接させることを特徴として構成されている。
【0005】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して詳細に説明する。図1は本実施例の縦断面図、図2
は全閉時における横断面図、図3は全開時における横断
面図である。これら各図において本実施例は、建屋の開
口部Cに装着した枠体1内に左右の縦框13、14と上
下框15、16とよりなる3枚の引き戸6,6を重合状
で摺動自在に納めてなる。
【0006】上記開口部Cは上記浴室Aと脱衣室Bとの
境界壁に開設した略方形状の空間部であり、この開口部
Cの内周面に左右の縦枠2,3と上下枠4,5とが固定
され、全体として上記枠体1の装着がなされている。こ
の枠体1内に納められる上記複数の引き戸6,6の各々
は、上記左右の縦框13,14と上下框15,16とよ
りなる戸枠内にアクリル等の透光部材よりな透光体32
を納めてなるものである。なお上記枠体1、引き戸6の
各框は、アルミニウムの押出し型材により成形される。
【0007】上記3枚の引き戸6,6の左右の縦框1
3、14のうちの全閉時に対向する縦框13、14に相
互に係合する係合片21を形成してなる。すなわち図2
に示すように、各引き戸6を開口部Cを閉鎖するように
配置した場合に各引き戸6の左右の縦框13、14が見
込方向に重合して対向することとなるが、このような対
向する左右の縦框13、14に係合片21が形成されて
いる。具体的には浴室A側の引き戸6Aの右の縦框14
Aの内側面には、その縦方向の略全長に渡り、横断面形
状をL字状とする係合片21Aが形成され、一方、上記
中央側の引き戸6Bの左の縦框13Bの上記係合片21
A側の内側面には上記係合片21Aと略対象形状の係合
片21Bが形成されており、図2に示す全閉状態におい
ては、係合片21Aと係合片21Bとが係脱自在に係合
している。また上記中央側の引き戸6Bの右の縦框14
Bの内側面にも係合片21Bが突設され、脱衣室B側の
引き戸6Cの左の縦框13Cの係合片21B側の内側面
にも係合片21Cが突設されている。
【0008】このように上記係合片21A、21B、2
1Cを形成することによって、各引き戸6を閉じる場合
に、各引き戸6相互の連係がなされる。例えば浴室A側
の引き戸6Aを摺動操作の操作対象となる操作側の引き
戸6Aとし、脱衣室B側の引き戸6Cを固定して固定側
の引き戸6Cとして、図3に示す全開状態から操作側の
引き戸6Aを摺動させた時には、係合片21Aが係合片
21Bに係合することによって、中央側の引き戸6Bも
摺動し、この中央側の引き戸6B自体を特に操作しなく
ても容易に摺動させることができる。また中央側の引き
戸6Bが図2に示す全閉位置まで移動した場合に、上記
係合片21Bと係合片21Cが係合することにより、中
央側の引き戸6Bが惰性で余計に移動しないようにされ
ている。
【0009】ここで、いずれの引き戸6を固定側とし、
あるいは操作側とするかは脱衣室Bに配置される出入口
(図示は省略)との位置関係等を考慮して任意に定めら
れるものであり(ただし中央側の引き戸6Bは操作側や
固定側とはされない)、上記とは逆に浴室A側の引き戸
6Aを固定側とし、脱衣室B側の引き戸6Cを操作側と
することも考えられるが、このような場合においても、
上記のように係止片21を形成したことにより各引き戸
6相互の連係が同様になされる。なお本実施例において
は、各係合片21を縦框13、14の縦の全長に渡って
設けることにより、この係合片21に十分な強度を持た
せると共に、浴室A側の湿気が脱衣室B側に流入しない
ようにしたが、強度さえ維持できれば全長に渡って設け
る必要はない。
【0010】上記操作側の引き戸6には、図2・3に示
すように、その左の縦框の13Aの見込方向(内外方
向)に直交する両側面に指掛け部22が設けられて摺動
操作自在とされている。なお指掛け部22は、本実施例
においては左の縦框の13Aに突設した取手にて形成し
ているが、左の縦框の13Aを切欠いて凹部として形成
してもよく、指を掛けて操作側の引き戸6Aを摺動させ
得るものであれば同様である。
【0011】一方、固定側の引き戸6はその一端面を上
記右の縦枠3に当接させると共に、他端面を上下の固定
具43、44に当接させることにより固定されている。
ここで上の固定具43とは、図7に示すように、上枠4
に取付けられるL字状の部材で、その上片43aを上記
上枠4にネジ止めされると共に、下片43bを固定側の
引き戸6Cの左の縦框13の溝内に挿通かつネジ止めさ
れている。また下の固定具44とは、図8・9に示すよ
うに、上記下枠5の下枠カバー12に取付けられる部材
で、その中間片44bを上記下枠カバー12に載置され
ると共に、その上片44aを固定側の引き戸6Cの左の
縦框13に当接されており、さらに上記中間片44bに
対してその中央より若干偏心させて垂設した下片44c
を上記下枠カバー12の案内溝19に納めると共に、中
間片44bを貫通するネジによりネジ止めるされてい
る。このネジは上記下片44cと案内溝19との間にネ
ジ込まれるもので、これにより下片44cと案内溝19
の側面部が若干ネジ切られている。
【0012】これまで説明したように、係合片21によ
って、図3に示す全開状態から操作側の引き戸6Aを摺
動させることにより中央側の引き戸6Bをも摺動させて
図2に示す全閉状態とすることができたが、この逆の全
閉状態から全開状態とするための連係構造について説明
する。図2〜4に示すように、操作側の引き戸6Aの左
右の縦框13A、14Aのうちの係合片21Aを形成し
ない縦框13Aには、見込方向(内外方向)に直交する
両側面のうち引き戸6B寄りの側面に、連係部20が形
成されている。この連係部20は図示から明らかなよう
に指掛け部2とは別体に形成されており、この連係部2
0を中央側の引き戸6Bに当接自在とし、この中央側の
引き戸6Bを操作側の引き戸6Aの摺動に伴って摺動さ
せてなる。上記連係部20は、図2・3に示すように、
操作側の引き戸6Aの指掛け部22を設けた縦框13A
の内側面に突設した押圧体30にて形成されており、該
押圧体30は、中央側の引き戸6Bの縦框13Bの端面
に当接自在とされている。
【0013】この押圧体30は、図2〜5に示すよう
に、上記縦框13Aと略同一幅を有するブロック状の部
材で、横断面形状を略三角状とした押圧本体30aを有
し、この一面に設けられた係止用突片(図示は省略)を
上記縦框13の内側面に設けられた係止孔13bに係止
させると共に、一端に突設された固定部30bを上記縦
框13に設けられた切欠き部13aを介して上記縦框1
3の一端面に当接させネジ止めされて、上記縦框13に
固定されている。また押圧体30は一端に框代用片30
cを設けられており、この押圧体30が上記縦框13に
固定された状態において、框代用片30cが縦框13の
切欠き部13aに配置されると共に、その上下に位置す
る縦框13の端片と略面一状となるようにされ、縦框1
3の端部の強度の維持や体裁の向上等が図られている。
なお押圧体30は上記縦框13と略同一幅として形成し
てなくともよく、この縦框13に取付けられた状態にお
いて、上記指掛け部22より中央側の引き戸6B側に突
出し得るものであれば効果は同様である。
【0014】この押圧体30は、図3に示すように、そ
の押圧本体30aの端面が上記指掛け部22よりも中間
側の引き戸6Bの方に位置するように、かつその端面が
見込方向に突出して中間側の引き戸6Bの左の縦框13
に当接自在となるようにされており、図2に示すような
全閉状態から操作側の引き戸6Aを摺動させた時に、上
記指掛け部22を中央側の引き戸6Bより出入口D側に
位置させつつ、中央側の引き戸6Bを操作側の引き戸6
Aの摺動に伴って摺動させることができる。この連係部
20の押圧体30は、図4から明らかなように、指掛け
部22に対して高さの異なる位置に配置されている。よ
り具体的には、本実施形態においては指掛け部22より
も上方位置に形成されており、中央側の引き戸6Bの上
端近傍位置に当接自在とされている。なお本実施例にお
いては、連係部20を上記のようなブロック状の押圧体
30にて形成したが、単に縦框13Aの内側面に突設し
た突出片にて形成してもよく、すなわち中央側の引き戸
6Bに当接自在とし、この中央側の引き戸6Bを操作側
の引き戸6Aの摺動に伴って摺動させるものであれば同
様の効果を奏する。
【0015】これまで説明したように、上記3枚の引き
戸6,6の左右の縦框13、14のうちの全閉時に対向
する縦框13、14に相互に係合する係合片21を形成
してなり、上記3枚の引き戸6,6のうち中央以外の引
き戸6,6のいずれかを操作側の引き戸6Aとし、この
操作側の引き戸6Aの左右の縦框13、14のうちの係
合片21を形成しない縦框13、14に連係部20を形
成してなり、上記連係部20を中央側の引き戸6Bに当
接自在とし、この中央側の引き戸6Bを操作側の引き戸
6Aの摺動に伴って摺動させてなるので、中央以外の2
枚の引き戸6,6を入換えることにより各引き戸6相互
の連係を維持しつつ左右の勝手が変更でき、仕様を統一
できて形成工程や在庫管理の効率化が図れる。例えば図
2・3のような配置において、操作側の引き戸6Aと固
定側の引き戸6Cを取外し、操作側の引き戸6Aを反転
させて脱衣室B側に取付けると共に、固定側の引き戸6
Cを反転させて浴室A側に取付けた場合には、やはり各
係止片21が相互に係脱自在となり、また操作側の引き
戸6Aの連係部20が操作側の引き戸6Aの摺動に伴っ
て中央側の引き戸6Bに当接自在とされ、この中央側の
引き戸6Bを連係摺動させてなり、各引き戸6相互の連
係を維持しつつ左右の勝手が変更される。
【0016】なお本実施例においては操作側の引き戸6
Aと固定側の引き戸6Cとを入換える例を示したが、戸
全体ではなく縦框13、14だけを入換えるようにして
も同様の効果を奏する。すなわち操作側の引き戸6Aの
左の縦框13Aと固定側の引き戸6の縦框14Cとをそ
れぞれ取外し自在とすると共に、互いに交換自在とし
て、勝手変更を行うようにしても、上記と同様に各引き
戸6相互の連係を維持しつつ左右の勝手が変更される。
【0017】またいずれかの引き戸6に通気パネル(図
示は省略)を設けるような場合において、この通気パネ
ルに通気の方向が定められている場合(例えば通気パネ
ルの見込方向の両側面のうち、一方の側面は常に浴室A
側に面していなければならず、他方の側面は常に脱衣室
B側に面していなければならないような場合)において
は、単に操作側の引き戸6Aと固定側の引き戸6Cとを
反転させて入換えただけでは通気パネルの通気の方向が
逆向きとなってしまうため、上記のように操作側の引き
戸6Aの左の縦框13Aと固定側の引き戸6Cの縦框1
4Cだけを入換え自在とする必要がある。また図3に示
すような全ての引き戸6,6をいずれか片方に寄せてで
きる出入口Dの長手方向の幅が勝手を変更しても同じに
なるようにしたい場合等には、操作側の引き戸6Aと固
定側の引き戸6Cとの長手方向の幅を同じとする必要が
あり、あるいは縦框13、14だけを入換えて勝手変更
するものであればこれら框の長手方向の幅を同じとする
必要がある。
【0018】次に各引き戸6と枠体1の上枠4との連係
構造について説明する。各引き戸6の上框15には,図
1・6に示すように、複数の引き戸車24,24が設け
られており、これら引き戸車24,24が上記枠体1の
上枠4に設けた案内レール10に納められることによ
り、各引き戸6が支持されている。上記案内レール10
は上記上枠4の略全長に渡って形成されるもので、この
上枠4の下面に垂設した垂下片34と該垂下片34の一
側面に突設した上下の水平片35,36とからなり、こ
れら上下の水平片35,36の間に上記吊り戸6の各吊
り戸車24が納められている。
【0019】上記上下の水平片35,36のうちの下水
平片36の先端には立上り片38が設けられており、こ
の立上り片38の高さより上水平片35と上枠4との距
離のほうが長くされて、上記吊り戸車24を案内レール
10に納める時に、この吊り戸車24が上枠4に突き当
たることなく立上り片38を乗り越え得るようにされて
いる。また上記上水平片35には、上記吊り戸車24の
数に対応して2つの切り欠き部37,37が開設されて
おり、各切欠き部37を介して各吊り戸車24が挿通自
在となるようにされている。
【0020】このように上記操作側の吊り戸6Aにおけ
る上枠4との連係構造と、上記固定側の吊り戸6Cにお
ける上枠4との連係構造は、見込方向に対して対象状と
されており、これら操作側の吊り戸6Aと上記固定側の
吊り戸6Cとの入換えが可能とされている。なお、この
ように各吊り戸6の吊り戸車24が切欠き部37を介し
て案内レール10に収納自在とされているので、枠体1
を開口部Cに装着した後でも各引き戸5は容易に取外し
できる。
【0021】次に各引き戸6と枠体1の下枠5との連係
構造について説明する。上記枠体1の下枠5の上面に
は、図1に示すように、長手方向に連続する凹部11が
形成されており、この凹部11には、下枠カバー12が
取外し自在に納められている。この下枠カバー12は上
記凹部11と略同一の幅及び長さを有して該凹部11の
略全面を覆うもので、その長手方向に沿って複数の案内
溝19,19が並設されており、該各案内溝19の内部
空間に上記引き戸6の下框16に垂設されたガイド片2
5が非接触状に納められている。
【0022】このように上記操作側の吊り戸6Aにおけ
る下枠5との連係構造と、上記固定側の吊り戸6Cにお
ける下枠5との連係構造とは、見込方向に対して対象状
とされており、これら操作側の吊り戸6Aと上記固定側
の吊り戸6Cとの入換えが可能とされている。なお、こ
のように下枠カバー12に複数の案内溝19,19を並
設して上記引き戸6の下端部を納めてなるので、この下
端部が案内溝19に納まることにより引き戸6自体を上
記下枠5よりはみ出すことのないようにでき、引き戸6
の安定的な摺動動作を維持できる。また浴室Aの湿気が
脱衣室Bに侵入するのを防ぐことができる。
【0023】
【発明の効果】上記したように本発明は、3枚の引き戸
の左右の縦框のうちの全閉時に対向する縦框に相互に係
合する係合片を形成してなり、上記3枚の引き戸のうち
の中央以外の引き戸のいずれかを操作側の引き戸とし、
この操作側の引き戸の左右の縦框のうちの係合片を形成
しない縦框に連係部を形成してなり、上記連係部を中央
側の引き戸に当接自在とし、この中央側の引き戸を操作
側の引き戸の摺動に伴って摺動させてなるので、中央以
外の2枚の引き戸を入換えることにより各引き戸相互の
連係を維持しつつ左右の勝手が変更でき、仕様を統一で
きて形成工程や在庫管理の効率化が図れるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における縦断面図である。
【図2】引き戸全閉状態における横断面図である。
【図3】引き戸全開状態における横断面図である。
【図4】図3の要部斜視図である。
【図5】図4の要部分解斜視図である。
【図6】引き戸上部の斜視図である。
【図7】固定側の引き戸の上部の斜視図である。
【図8】固定側の引き戸の下部の斜視図である。
【図9】図8の要部の縦断面図である。
【符号の説明】
A 浴室 B 脱衣室 C 開口部 D 出入口 1 枠体 2、3 左右の縦枠 4、5 上下の枠 6 引き戸 10 案内レール 12 下枠カバー 13 左の縦框 13a 係止孔 13b 切欠部 14 右の縦框 15、16 上下の框 19 案内溝 20 連係部 21 係合片 22 指掛け部 24 引き戸車 30 押圧体 30a 押圧本体 30b 固定部 30c 框代用片 32 透光体 33 支持片 34 垂下片 35、36 上下の水平片 37 切欠き部 38 立上げ片 43 上の固定具 43a 上片 43b 下片 44 下の固定具 44a 上片 44b 中間片 44c 下片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平3−90786(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E06B 3/46 E05F 17/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建屋の開口部に装着した枠体内に左右の
    縦框と上下框とよりなる3枚の引き戸を重合状で摺動自
    在に納めてなる下記要件を備えたことを特徴とする3枚
    引き戸の連係構造。 (イ)上記3枚の引き戸の左右の縦框のうちの全閉時に
    対向する縦框には、相互に係合する係合片を形成してな
    る。 (ロ)上記3枚の引き戸のうちの中央以外の引き戸のい
    ずれかを操作側の引き戸とし、この操作側の引き戸の左
    右の縦框のうちの係合片を形成しない縦框には、その見
    込方向に直交する側面に、指掛け部と連係部とを相互別
    体に形成してなる。 (ハ)上記連係部を、上記指掛け部に対して高さの異な
    る位置に配置すると共に、上記指掛け部よりも中央側の
    引き戸寄りに突出させて該引き戸に当接自在とし、この
    中央側の引き戸を操作側の引き戸の摺動に伴って摺動さ
    せてなる。
  2. 【請求項2】 上記引き戸を、上記枠体を構成する上枠
    につり下げ支持されてなる吊り戸として形成し、 上記操作側の引き戸の縦框の連係部を、上記中央側の引
    き戸の上端近傍位置に当接させることを特徴とする請求
    項1記載の3枚引き戸の連係構造。
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