JP3021083B2 - 調理器 - Google Patents

調理器

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JP3021083B2
JP3021083B2 JP3120861A JP12086191A JP3021083B2 JP 3021083 B2 JP3021083 B2 JP 3021083B2 JP 3120861 A JP3120861 A JP 3120861A JP 12086191 A JP12086191 A JP 12086191A JP 3021083 B2 JP3021083 B2 JP 3021083B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】[発明の目的]
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、加熱源により加熱室内
の被調理物を加熱調理するようにした調理器に関する。
【0003】
【従来の技術】調理器たる電子レンジとしては、例え
ば、ごはんをあたため調理する機能を備えたものがあ
る。この場合、ごはんの多,中及び少の如き量或いは常
温,冷蔵及び冷凍の如き保存状態によってごはんを所望
のあたたかさに加熱仕上げる調理時間は種々異なるもの
である。
【0004】このため、従来では、本体の前面部に付設
された操作部に、例えば、「常温ごはん少量」用,「常
温ごはん中量」用,「常温ごはん多量・冷蔵ごはん」用
及び「冷凍ごはん」用のキー等の如くごはんの量,保存
状態に対応して多数の調理メニューキーを設けて、これ
らを選択操作することにより加熱源たるマグネトロンの
動作時間(調理時間)を選択制御する構成としている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のように、操作部
に多数の調理メニューキーを設ける構成では、それだけ
操作部のキー配置が煩雑になって、使用者が目的とする
調理メニューキーを選択するのに時間がかかって操作性
に劣り、このため、選択操作ミスを生ずることも往々に
してあった。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、被調理物を加熱調理するための操作が
容易で操作性に優れ、操作ミスを極力防止することがで
き、しかも、操作部の構成も簡単になる調理器を提供す
るにある。
【0007】[発明の構成]
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の調理器は、加熱
源により加熱室内の被調理物を加熱調理するようにした
ものにおいて、前記加熱室内に発生するガスを検出する
ガスセンサを設け、調理開始時点から前記ガスセンサの
出力が最少ガス量を検出した値より所定割合だけ増加し
たガス量を検出した値になる時点までの時間を計測し、
予め複数のパターンに設定された定数のなかからその計
測時間に応じた定数を選択し、その選択された定数を基
に残り調理時間を演算して調理を実行させる制御手段を
設ける構成に特徴を有する。
【0009】
【作用】本発明の調理器によれば、被調理物の量,保存
状態によってその被調理物から発生するガスの発生状態
が異なってくるので、これを検出するガスセンサの出力
変化も種々異なってくるのであり、従って、調理開始時
点から前記ガスセンサの出力が最少ガス量を検出した値
より所定割合だけ増加したガス量を検出した値になる時
点までの時間を計測し、予め複数のパターンに設定され
た定数のなかからその計測時間に応じた定数を選択し
て、この定数を基に残り調理時間を演算すれば、被調理
物の量,保存状態に応じた調理時間が自動的に決定され
るようになる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を電子レンジに適用した一実施
例につき図面を参照しながら説明する。
【0011】先ず、図2において、ガスセンサ1は、図
示はしないが、加熱室の排気口部分に配設されていて、
その加熱室内のガス、即ち、加熱室内から排出されるガ
ス例えば水蒸気を検出するようになっている。そして、
その検出電圧Vは、検出するガス量即ち水蒸気量が多く
なるに従って小となるように設定されている。このガス
センサ1はA/D(アナログ−デジタル)変換器2を介
して制御手段たるマイクロコンピュータ3の入力ポート
に接続されている。
【0012】操作部4は、図示はしないが、前記加熱室
を内部に有する本体の前面部に付設されており、これに
は、複数の調理メニューキー,調理スタートキー及び
「弱め」,「標準」,「強め」の選択キー並びにその他
のキーが設けられている。そして、この操作部4は、マ
イクロコンピュータ3の複数の入力ポートに接続されて
いて、押圧操作されたキーに対応する信号をマイクロコ
ンピュータ3に与えるようになっている。
【0013】マイクロコンピュータ3は、その一つの出
力ポートが駆動回路5を介してファンモータ6に接続さ
れ、他の出力ポートが高電圧の駆動回路7を介して加熱
源たるマグネトロン8に接続されていて、後述する如く
動作するようになっている。この場合、マグネトロン8
は加熱室内に高周波(マイクロ波)を照射するようにな
っており、ファンモータ6はファンを回転させて加熱室
内に送風するようになっている。
【0014】次に、本実施例の作用について図1及び図
3乃至図5をも参照しながら説明する。
【0015】図1は、横軸に調理時間(秒)をとり、且
つ、縦軸にガスセンサ1の検出電圧Vの最大値Vmax を
「1」とした時の検出電圧Vの比(センサ出力比)をと
って示すもので、Laは「常温ごはん少量」,Lbは
「常温ごはん中量」,Lcは「常温ごはん多量・冷蔵ご
はん」,Ldは「冷凍ごはん少量」,Leは「冷凍ごは
ん中量」の場合の夫々変化特性であり、実験によって得
られたものである。
【0016】図5は、マイクロコンピュータ3のROM
に記憶された調理メニュー「ごはんあたため」の内容を
示したもので、定数α及びβは実験によって得られたも
のである。
【0017】而して、加熱室内にあたため調理を行なう
べき被調理物たるごはんが収納された後、操作部4にお
いて、「ごはんあたため」の調理メニューキーが押圧操
作され、「弱め」,「標準」若しくは「強め」の選択キ
ーのいずれかが選択押圧操作され、そして、調理スター
トキーが押圧操作されると、マイクロコンピュータ3
は、「あたため」の動作を開始(スタート)する。
【0018】マイクロコンピュータ3は、先ず、「クリ
ーニング」のサブルーチンS1となり、ここでは、出力
ポートからファンモータ駆動信号SFを出力して駆動回
路5を介してファンモータ6に通電し回転させるように
なり、ファンモータ6はファンを回転駆動して加熱室内
に送風するようになる。これにより、加熱室内の残存ガ
スが排出されるようになり、図1に示すように、ガスセ
ンサ1の検出電圧Vは最大値Vmax (図においてはセン
サ出力比「1」)に向かって上昇する。このようなクリ
ーニング動作が所定時間(例えば30秒)行なわれる
と、マイクロコンピュータ3は、次の「Vmax ←V」の
処理ステップS2に移行する。
【0019】マイクロコンピュータ3は、この処理ステ
ップS2では、ガスセンサ1の検出電圧Vを最大値Vma
x としてRAM(図示せず)に記憶させるようになり、
次いで、「調理開始」の出力ステップS2となり、出力
ポートからマグネトロン駆動信号SMを出力して駆動回
路7を介しマグネトロン8に通電して発振動作させるよ
うになり、マグネトロン8は加熱室内のごはんに高周波
(マイクロ波)を照射して加熱調理を開始する。この場
合、ファンモータ6も引続き回転されて、ファンは加熱
室内に送風を続行する。
【0020】更に、マイクロコンピュータ3は、「Tα
カウント開始」の処理ステップS4となり、ここで、時
間計測カウンタ(図示せず)にカウント動作を開始させ
る。従って、時間計測カウンタは計測時間Tαの計測を
開始することになる。
【0021】マイクロコンピュータ3は「V>Vmax 」
の判断ステップS5となり、ここでは、ガスセンサ1の
検出電圧Vが前述した最大値Vmaxより大か否かを判断
するもので、もし、「YES」(V>Vmax )と判断し
た時には「Vmax ←V,Δクリア」の処理ステップS6
となる。
【0022】即ち、サブルーチンS1によるクリーニン
グ動作により、通常であれば、加熱室内の残存ガスがほ
とんど排出されて最少ガス量となり、ガスセンサ1の検
出電圧Vは最大値Vmax を示すようになるものである
が、残存ガスが多量の場合には、ごはんの調理開始後も
残存ガスの排出が進行してガスセンサ1の検出電圧Vが
上昇することも考えられる。従って、マイクロコンピュ
ータ3は、処理ステップS6では、ガスセンサ1の検出
電圧Vを最大値Vmax としてRAMに書換え記憶させる
とともに、後述する如き演算変化率Δをクリアさせ、し
かる後、判断ステップS5に戻るようになる。
【0023】マイクロコンピュータ3は、ガスセンサ1
の検出電圧Vが最大値Vmax 以下になった場合には、判
断ステップS5で「NO」(V≦Vmax )と判断して
「Δ=(Vmax −V)/Vmax 」の処理ステップS7と
なり、ここでは、演算変化率Δの演算を行なう。即ち、
ガスセンサ1の検出電圧Vの最大値Vmax に対する変化
率を演算するのである。
【0024】マイクロコンピュータ3は、その後、「Δ
>α(0.05)」の判断ステップS8となり、ここで
は、演算変化率Δが図5で示すように予め設定された設
定変化率α(0.05に設定)よりも大であるか否かを
判断する。即ち、マイクロコンピュータ3は、加熱室内
のガス量が最少ガス量より所定割合(5%)を超えたガ
ス量になった否かを判断するのであるが、実質的にはガ
ス量が所定割合だけ増加したか否かを判断するようにな
る。そして、マイクロコンピュータ3は「NO」(Δ≦
α)と判断した時には判断ステップS5に戻るようにな
る。従って、マイクロコンピュータ3の時間計測カウン
タは、調理開始時からガスセンサ1の検出電圧Vが設
定変化率α(0.05)になる時点までの計測時間Tα
の計測を行なうことになる。
【0025】その後、マイクロコンピュータ3は、判断
ステップS8で「YES」(Δ>α)と判断した時に
は、「Tα記憶」の処理ステップS9となって、時間計
測カウンタの計測時間TαをRAMに記憶させるように
なり、「Tα<T1」,「Tα<T2」,「Tα<T
3」の判断ステップS10,S11,S12に順次移行
するようになる。
【0026】この場合、設定時間「T1」,「T2」及
び「T3」は、図5からも明らかなように、例えば、夫
々「71」秒,「86」秒及び「141」秒に設定され
ている。
【0027】従って、マイクロコンピュータ3は、図1
に示すように、「常温ごはん少量」の変化特性Laであ
った場合には、計測時間Tαが設定時間T1(「71」
秒)よりも小になることから、判断ステップS10で
「YES」と判断して「定数1」の処理ステップS13
となり、ここでは、図5に示す「定数1」のパターンを
選択して定数βの選択設定を行なう。即ち、定数βは、
前述の如く選択操作された選択キーが、「弱め」である
時には「0.1」,「標準」である時には「0.2」,
「強め」である時には「0.3」であり、その選択設定
された定数βはRAMに記憶される。
【0028】マイクロコンピュータ3は、次に、「Tβ
=β×Tα演算」の処理ステップS14となり、ここで
は、残り調理時間Tβの演算を行なうものである。即
ち、この場合には、Tβ=β×Tα=0.1Tα,Tβ
=β×Tα=0.2Tα若しくはTβ=β×Tα=0.
3Tαの演算を行なって、これを「残り調理時間カウン
タセット」の処理ステップS15で残り調理時間カウン
タにセットする。そして、マイクロコンピュータ3は、
「Tβカウント開始」の処理ステップS16に移行し
て、残り調理時間カウンタのカウント動作を開始させ
る。
【0029】その後、マイクロコンピュータ3は、「T
β終了」の判断ステップS17となり、ここでは、残り
調理時間カウンタのカウント動作が終了したか否かを判
断するもので、「NO」と判断した時にはこの判断ステ
ップS17を繰返す。そして、残り調理時間カウンタが
カウント動作を終了すると、マイクロコンピュータ3
は、判断ステップS17で「YES」と判断して「調理
終了」の出力ステップS18となり、ここでは、ファン
モータ駆動信号SF及びマグネトロン駆動信号SMの出
力を停止してファンモータ6及びマグネトロン8の動作
を停止させ、以て、調理終了(エンド)となる。
【0030】さて、マイクロコンピュータ3は、図1に
示すよに、「常温ごはん中量」の変化特性Lbであっ
た場合には、計測時間Tαが設定時間T1(「71」
秒)以上となることから、判断ステップS10で「N
O」と判断して次の「Tα<T2」の判断ステップS1
1に移行する。そして、この場合には、計測時間Tαが
設定時間T2(「86」秒)よりも小になることから、
マイクロコンピュータ3は、判断ステップS11で「Y
ES」と判断して「定数2」の処理ステップ19とな
る。
【0031】マイクロコンピュータ3は、この処理ステ
ップS19では、図5に示す「定数2」のパターンを選
択して定数βの選択設定を行なう。即ち、定数βは、選
択キーが、「弱め」である時には「0.3」,「標準」
である時には「0.4」,「強め」である時には「0.
5」であり、その選択設定された定数βはRAMに記憶
される。
【0032】マイクロコンピュータ3は、次に前述同様
に処理ステップS14となり、ここでは、Tβ=β×T
α=0.3Tα,Tβ=β×Tα=0.4Tα若しくは
Tβ=β×Tα=0.5Tαの演算を行なって、これを
処理ステップS15で残り調理時間カウンタにセットす
る。
【0033】以後は、マイクロコンピュータ3は、前述
したようにステップS16乃至S18を順次行なうよう
になる。
【0034】マイクロコンピュータ3は、図1に示すよ
うに、「常温ごはん多量・冷蔵ごはん」の変化特性Lc
であった場合には、計測時間Tαが設定時間T2(「8
6」秒)以上となることから、判断ステップS11で
「NO」と判断して次の「Tα<T3」の判断ステップ
S12に移行する。そして、この場合には、計測時間T
αが設定時間T3(「141」秒)よりも小になること
から、マイクロコンピュータ3は、判断ステップS12
で「YES」と判断して「定数3」の処理ステツプS2
0となる。
【0035】マイクロコンピュータ3は、この処理ステ
ップS20では、図5に示す「定数3」のパターンを選
択して定数βの選択設定を行なう。即ち、定数βは、選
択キーが、「弱め」である時には「0.3」,「標準」
である時には「0.4」,「強め」である時には「0.
5」であり、その選択設定されて定数βはRAMに記憶
される。
【0036】マイクロコンピュータ3は、次に「α←
0.07」の処理ステップS21となり、ここでは、R
AMに設定値αをα=0.07と書換え記憶させる。そ
の後、マイクロコンピュータ3は、「Δ=(Vmax −
V)/Vmax 」の処理ステップS22となり、ここで
は、処理ステップS7と同様に変化率Δの演算を行な
う。そして、マイクロコンピュータ3は、「Δ>α」の
判断ステップS23となり、ここでは、変化率Δが設定
値α=0.07よりも大か否かを判断し、「NO」の場
合には、処理ステップS22に戻り、「YES」の場合
には、処理ステップS14に移行する。
【0037】マイクロコンピュータ3は、処理ステップ
S14では、前述同様に、Tβ=β×Tα=0.3T
α,Tβ=β×Tα=0.4Tα若しくはTβ=β×T
α=0.5Tαの演算を行なって、これを処理ステップ
S15で残り調理時間カウンタにセットする。
【0038】以後は、マイクロコンピュータ3は、前述
したようにステップS16乃至S18を順次行なうよう
になる。
【0039】さて、マイクロコンピュータ3は、図1に
示すように、「冷凍ごはん少量」若しくは「冷凍ごはん
中量」の変化特性Ld若しくはLeであった場合には、
計測時間Tαが設定時間T3(「141」秒)以上とな
ることから、判断ステップS12で「NO」と判断して
「定数4」の処理ステップS24となる。
【0040】マイクロコンピュータ3は、この処理ステ
ップS24では、図5に示す「定数4」のパターンを選
択して定数βの選択設定を行なう。即ち、定数βは、選
択キーが、「弱め」である時には「0」,「標準」であ
る時には「0.1」,「強め」である時には「0.2」
であり、その選択設定された定数βはRAMに記憶され
る。
【0041】マイクロコンピュータ3は、次に「α←
0.1」の処理ステップS25となり、ここでは、RA
Mに設定値αをα=0.1と書換え記憶させる。その
後、マイクロコンピュータ3は、「Δ=(Vmax −V)
/Vmax 」の処理ステップS22となり、ここでは、処
理ステップS7と同様に変化率Δの演算を行なう。そし
て、マイクロコンピュータ3は、「Δ>α」の判断ステ
ップS23となり、ここでは、変化率Δが設定値α=
0.1よりも大か否かを判断し、「NO」の場合には、
処理ステップS22に戻り、「YES」の場合には、処
理ステップS14に移行する。
【0042】マイクロコンピュータ3は、処理ステップ
S14では、前述同様に、Tβ=β×Tα=0,Tβ=
β×Tα=0.1Tα若しくはTβ=β×Tα=0.2
Tαの演算を行なって、これを処理ステップS15で残
り調理時間カウンタにセットする。
【0043】以後は、マイクロコンピュータ3は、前述
したようにステップS16乃至S18を順次行なうよう
になる。
【0044】このように、本実施例によれば、調理開始
時点からガスセンサ1の出力変化率が最大値Vmax を基
準とする設定値α(0.05)になる時点までの時間T
αを測定して、この測定時間Tαに基づいて「定数1」
乃至「定数4」のパターンの何れかを選択して残り調理
時間Tβを演算するようにしたので、あたため調理すべ
きごはんの量,保存状態にかかわらず自動的に最適な加
熱調理時間を設定して実行することができる。
【0045】従って、操作部4に、従来とは異なり、各
種パターンに対応する調理メニューキーを設ける必要が
なくなって、操作部4の構成が容易になり、しかも、
「あたためごはん」の調理メニューキーを操作するだけ
でよいので、操作性に優れたものとなり、操作ミスも極
力防止することができる。
【0046】尚、本発明は上記し且つ図面に示す実施例
にのみ限定されるもではなく、例えば、電子レンジに限
らず、加熱源により加熱調理する調理器全般に適用し得
る等、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変形して実施し得
ることは勿論ある。
【0047】
【発明の効果】本発明の調理器は以上説明したように、
調理開始時点からガスセンサの出力が最少ガス量を検出
した値より所定割合だけ増加したガス量を検出した値に
なる時点までの時間を計測し、予め複数のパターンに設
定された定数のなかからその計測時間に応じた定数を選
択して、その定数を基に残り調理時間を演算して実行さ
せるようにしたので、被調理物の量,保存状態に関係な
く最適な調理時間を自動的に設定することができて、最
適な加熱調理を行なうことができ、従って、操作部に多
数の調理メニューキーを設ける必要がなくなって、操作
部の構成が簡単になり、操作ミスを極力防止することが
できるという優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すガスセンサの出力変化
比特性図
【図2】電気的構成を示すブロック図
【図3】作用説明用のフローチャートその1
【図4】フローチャートその2
【図5】定数を設定するための作用説明図
【符号の説明】
図面中、1はガスセンサ、3はマイクロコンピュータ
(制御手段)、4は操作部、6はファンモータ、8はマ
グネトロン(加熱源)を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱源により加熱室内の被調理物を加熱
    調理するようにしたものにおいて、 前記加熱室内に発生するガスを検出するガスセンサと、 調理開始時点から前記ガスセンサの出力が最少ガス量を
    検出した値より所定割合だけ増加したガス量を検出した
    値になる時点までの時間を計測し、予め複数のパターン
    に設定された定数のなかからその計測時間に応じた定数
    を選択し、その選択された定数を基に残り調理時間を演
    算して調理を実行させる制御手段とを具備してなる調理
    器。
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