JP2003074867A - 加熱調理装置 - Google Patents
加熱調理装置Info
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- JP2003074867A JP2003074867A JP2001262050A JP2001262050A JP2003074867A JP 2003074867 A JP2003074867 A JP 2003074867A JP 2001262050 A JP2001262050 A JP 2001262050A JP 2001262050 A JP2001262050 A JP 2001262050A JP 2003074867 A JP2003074867 A JP 2003074867A
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- Japan
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- heating
- cooked
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- cooking
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- Pending
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- Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
- Electric Ovens (AREA)
Abstract
態で自動加熱調理を行う。 【解決手段】 S1でメニューを選び、スタートボタン
を押すと、S2では、重量センサによってターンテーブ
ル上にセットされた被調理物の重量Mを量り、ΔV=a
M+b(a、bは定数)の式に従って電圧上昇値ΔVを
決定し、加熱調理を行う。S3の判別で、湿度センサの
電圧が初期電圧からΔV上昇したことを確認すると、S
4で、重量Mからt=cM(cは定数)の式に従って加
熱時間tを算出し、S5で更にt秒間継続して加熱を行
い、調理を終了する。
Description
物を電磁波により加熱する電子レンジ機能を備えた加熱
調理装置に関する。
りを判別するために、加熱庫内の湿度を検出する湿度検
出手段としての湿度センサが備えられ、この湿度センサ
を用いて自動加熱調理が可能となっている。即ち、加熱
庫内の湿度の増加を、湿度センサの初期電圧からの電圧
上昇値ΔVで監視し、このΔVが予め設定された所定の
値になった時に調理完了として加熱を終了するものであ
る。
定された電圧上昇値ΔVを調理終了の目安にすると、Δ
Vを比較的大きな値に設定せざるを得ず、そのために適
切なタイミングで加熱調理を終了できないおそれがあ
る。特に、連続して加熱調理を行うような場合で、調理
前から加熱庫内の湿度が高い状態であると、ΔVが所定
値に達するのが遅くなって加熱しすぎたり、ΔVが所定
値に達せずに調理が終了しなかったりしてしまう。
の湿度にかかわらず、電子レンジ調理の仕上がりを適切
に判別した自動加熱調理を行うことができる加熱調理装
置を提供することを目的としたものである。
に、請求項1に記載の発明は、被調理物の重量を検出す
る重量検出手段と、重量検出手段により得られる重量に
基づいて所定の変化量を被調理物ごとに決定する湿度変
化量演算手段とを備え、自動加熱調理を、湿度変化量演
算手段で得られる変化量に達するまで行う第1の加熱
と、その後補正時間設定手段によって被調理物ごとに決
定された補正時間で行う第2の加熱との組み合わせとし
たことを特徴とするものである。請求項2に記載の発明
は、請求項1の目的に加えて、被調理物に応じた適正な
補正時間を決定可能とするために、補正時間設定手段
を、被調理物の重量に基づいて決定する構成としたもの
である。請求項3に記載の発明は、請求項1の目的に加
えて、被調理物に応じた適正な補正時間を決定可能とす
るために、補正時間設定手段を、第1の加熱に要した時
間に基づいて決定する構成としたものである。
に基づいて説明する。 《形態1》図1は、加熱調理装置として、電子レンジ機
能とガスオーブン機能とを備えたコンビネーションレン
ジ1の縦断面説明図で、コンビネーションレンジ1は、
レンジ皿3を載せるターンテーブル4を下段に収納し、
図示しないバーナを収納した燃焼室を左右に隣接する略
立方体の加熱庫2を有し、加熱庫2の前面を開閉可能な
開閉扉5を備える。加熱庫2の後壁上部中央には、加熱
庫2内の混合熱気を器体外部へ排出する排気ダクト6が
連結され、排気ダクト6には、サーミスタ7と湿度セン
サ8とが、先端部を排気ダクト6内に突出させて設けら
れている。9は、図示しない導波管によって加熱庫2の
上面中央へ電磁波を発振するマグネトロン、10はコン
トローラで、コントローラ10は、加熱庫2の前面に設
けられた操作部11での指示に従い、サーミスタ7や湿
度センサ8からの出力信号を監視しつつ、バーナの燃焼
制御や、マグネトロン9及びターンテーブル4の動作制
御を行う。
検出手段としての重量センサ12が設けられて、被調理
物の重量をコントローラ10へ出力可能となっており、
コントローラ10は、湿度センサ8と重量センサ12と
からの検出信号に基づいて、電子レンジ機能での自動加
熱調理を実行する。以下、この自動加熱調理制御を図2
のフローチャートを用いて説明する。まず、S1で、操
作部11のスイッチによってメニューを選び(ここでは
ごはん・おかずの自動あたため)、スタートボタンを押
すと、S2では、重量センサ12によってターンテーブ
ル4上にセットされた被調理物の重量Mを量り、湿度変
化量演算手段として、ΔV=aM+bの式に従って、湿
度センサ8の電圧上昇値ΔVを決定すると共に、湿度セ
ンサ8によって庫内湿度(初期電圧Vo)を測定し、マ
グネトロン9の作動制御とターンテーブル4の回転制御
とを行って第1の加熱を行う。尚、a、bは、メニュー
ごとに予め設定された定数である。そして、S3の判別
で、湿度センサ8からの電圧が初期電圧VoからΔV上
昇したことを確認すると、S4で、補正時間設定手段と
して、重量Mからt=cM(cは定数)の式に従って補
正時間tを算出し、継続して更にt秒間第2の加熱を行
い(S5)、調理を終了する。この第2の加熱は、ΔV
を演算して行った第1の加熱のみでは加熱が不十分とな
るおそれがあることから、仕上がりに十分な加熱時間を
補充的に追加したものである。
12とコントローラ10での湿度変化量演算手段とによ
り、電圧上昇値ΔVを被調理物の重量Mに従って被調理
物ごとに決定し、得られたΔVを目安にして第1の加熱
を行うと共に、同じく重量Mによって得られる補正時間
で更に第2の加熱を行うという自動加熱調理を実行する
ことで、調理前の加熱庫2の湿度が高い場合でΔVの変
化量が少なくなるようなときでも、仕上がりのタイミン
グを予測して加熱調理を終了することができる。よっ
て、連続して自動加熱調理を行うような場合でも常に適
切な仕上がり状態で加熱調理が可能となる。更にここで
は、補正時間設定手段として、補正時間を被調理物の重
量Mを元に得る構成としているため、補正時間を被調理
物に応じた適正な時間で決定可能となっている。
る。尚、自動加熱調理制御以外のコンビネーションレン
ジ1の構造は形態1と同じであるので、重複する説明は
省略する。図3において、S1で、操作部11のスイッ
チによってメニューを選び(ここではゆで野菜・葉野菜
の自動調理)、スタートボタンを押すと、S2では、重
量センサ12によってターンテーブル4上にセットされ
た被調理物の重量Mを量り、湿度変化量演算手段とし
て、ΔV=aM+bの式に従って、湿度センサ8の電圧
上昇値ΔVを決定すると共に、湿度センサ8によって庫
内湿度(初期電圧Vo)を測定し、マグネトロン9の動
作とターンテーブル4の回転制御を行って第1の加熱を
行う。尚、a、bは、メニューごとに予め設定された定
数である。そして、S3の判別で、湿度センサ8の電圧
が初期電圧VoからΔV上昇したことを確認すると、S
4で、補正時間設定手段として、第1の加熱に要した時
間Tから、t=cT(cは定数)の式に従って補正時間
tを算出し、継続して更にt秒間第2の加熱を行い(S
5)、調理を終了する。
12とコントローラ10での湿度変化量演算手段によ
り、電圧上昇値ΔVを被調理物の重量Mによって被調理
物ごとに決定し、得られたΔVを目安にして第1の加熱
を行うと共に、第1の加熱に要した時間Tを元にして得
られる補正時間で更に第2の加熱を行うという自動加熱
調理を実行することで、調理前の加熱庫2の湿度が高い
場合でΔVの変化量が少なくなるようなときでも、仕上
がりのタイミングを予測して加熱調理を終了することが
できる。よって、連続して自動加熱調理を行うような場
合でも常に適切な仕上がり状態で加熱調理が可能とな
る。又、本形態2でも、補正時間設定手段として、補正
時間を第1の加熱に要した時間Tを元に得る構成として
いるため、補正時間を被調理物に応じた適正な時間で決
定可能となっている。
に限定するものではなく、被調理物の重量Mに基づいて
決定するものであれば、定数bをなくしたり等の変更は
可能である。又、補正時間設定手段も、上記形態1,2
のように被調理物の重量や最初の加熱時間を元にして決
定する他、被調理物の種類ごとに固定値とする等、適宜
変更可能である。勿論本発明は、コンビネーションレン
ジに限らず、電子レンジ機能のみを備えたものであって
も適用可能である。
量検出手段により得られる重量に基づいて、前記湿度変
化量演算手段によって湿度の変化量を被調理物ごとに決
定し、自動加熱調理を、得られた変化量に達するまで行
う第1の加熱と、その後補正時間設定手段により決定さ
れた補正時間で行う第2の加熱との組み合わせとしたこ
とで、調理前の加熱庫の湿度が高い場合で湿度の変化量
が少なくなるようなときでも、仕上がりのタイミングを
予測して加熱調理を終了することができる。よって、連
続して自動加熱調理を行うような場合でも常に適切な仕
上がり状態で加熱調理が可能となる。請求項2及び請求
項3に記載の発明によれば、請求項1の効果に加えて、
補正時間を被調理物に応じた適正な時間で決定可能とな
る。
る。
ある。
ある。
ターンテーブル、8・・湿度センサ、9・・マグネトロ
ン、10・・コントローラ、12・・重量センサ。
Claims (3)
- 【請求項1】 加熱庫内の被調理物を電磁波によって加
熱可能な電子レンジ機能と、前記加熱庫内の湿度を検出
する湿度検出手段とを備え、前記加熱庫内の湿度が所定
の変化量に達するまで前記被調理物の加熱を行う自動加
熱調理を可能とする加熱調理装置であって、 前記被調理物の重量を検出する重量検出手段と、前記重
量検出手段により得られる重量に基づいて前記所定の変
化量を前記被調理物ごとに決定する湿度変化量演算手段
とを備え、前記自動加熱調理を、前記湿度変化量演算手
段で得られる変化量に達するまで行う第1の加熱と、そ
の後補正時間設定手段によって前記被調理物ごとに決定
された補正時間で行う第2の加熱との組み合わせとした
ことを特徴とする加熱調理装置。 - 【請求項2】 補正時間設定手段が、被調理物の重量に
基づいて補正時間を決定するものである請求項1に記載
の加熱調理装置。 - 【請求項3】 補正時間設定手段が、第1の加熱に要し
た時間に基づいて補正時間を決定するものである請求項
1に記載の加熱調理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001262050A JP2003074867A (ja) | 2001-08-30 | 2001-08-30 | 加熱調理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001262050A JP2003074867A (ja) | 2001-08-30 | 2001-08-30 | 加熱調理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003074867A true JP2003074867A (ja) | 2003-03-12 |
Family
ID=19089003
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001262050A Pending JP2003074867A (ja) | 2001-08-30 | 2001-08-30 | 加熱調理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003074867A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS582529A (ja) * | 1981-06-29 | 1983-01-08 | Toshiba Corp | 調理器 |
JPS63105492A (ja) * | 1986-10-22 | 1988-05-10 | 松下電器産業株式会社 | 加熱装置 |
-
2001
- 2001-08-30 JP JP2001262050A patent/JP2003074867A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS582529A (ja) * | 1981-06-29 | 1983-01-08 | Toshiba Corp | 調理器 |
JPS63105492A (ja) * | 1986-10-22 | 1988-05-10 | 松下電器産業株式会社 | 加熱装置 |
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Legal Events
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