JP3020745U

JP3020745U - 預金通帳

Info

Publication number: JP3020745U
Application number: JP1995008412U
Authority: JP
Inventors: 哲雄山崎
Original assignee: 株式会社石川銀行
Priority date: 1995-07-18
Filing date: 1995-07-18
Publication date: 1996-02-06
Anticipated expiration: 2001-07-18

Abstract

(57)【要約】【課題】銀行のコンピュータシステムを通して月毎に
なされる、電話、電気、ガス、水道料金等の自動引落の
支払い項目の支払い金額が一目瞭然となり、通帳を増や
すことなく印字サービスを行える預金通帳とする。【解決手段】集計締切日欄４、自動引落項目欄５、自
動引落合計欄６の各見出しを同一頁に横一列に配置し、
その下方に各見出しの自動印字欄７をそれぞれ縦一列に
見開き２頁に渉り構成して成る自動引落月別集計表２を
預金通帳１内に設ける。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は預金通帳に関するものであり、詳しくは金融機関のコンピュータシステムを通して月毎になされる自動引落項目の月別集計表を預金通帳内に設けたものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来は電話、電気、ガス、水道、ＮＨＫ料金等の自動引落の特定の支払い項目について金融機関のコンピュータシステムを利用して行われ、顧客の普通預金通帳の支払金額欄に支払いのあった日毎に順次自動印字されていた。

【０００３】又、金融機関のコンピュータシステムを通して月毎になされる給与や年金等の特定の収入項目や電話、電気、ガス、水道料等の特定の支出項目についての入金や支出に対応する収入額、支出額や合計額等が自動で計算され記帳されるようにした預金通帳とは別の独立した自動記帳式家計簿は存在する。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

従来の普通預金通帳の支払金額欄に支払いのあった日毎に順次自動印字されるものは、普通預金の一般取引の記載事項と同一の欄に記載されるもので、月毎の特定の自動引落項目のみの合計金額は表示されない。

【０００５】又、預金通帳とは別の独立した自動記帳式家計簿は、自動印字するサービスは別冊となり、通帳が増え管理の煩わしさを伴うのである。又、総合口座自体を工夫しているものもあるが、手書きとなっている。

【０００６】上記点より本考案は、電話、電気、ガス、水道、ＮＨＫ料金等の自動引落しの支払い項目の月毎の支払い金額の合計が一目瞭然となり、通帳を増やすことなく、印字サービスを行うことのできる預金通帳を提供しようとするものである。

【０００７】

【課題を解決するための手段】

本考案は集計締切日欄、自動引落項目欄、自動引落合計欄の各見出しが同一頁に横一列に配置されているため自動引落項目が一目瞭然となる。又これ等の各見出しの支払い額を表示する自動印字欄が夫々縦一列に見開き２頁に渉り構成された自動引落月別集計表が通帳内に設けられているので、月毎の自動引落項目の夫々の支払い額と合計額が頁をめくることなく顧客は確認できると共に、月毎に比較検討し易い。

【０００８】又、金融機関側も機械的にも記帳が同一平面でできるため自動印字等の操作が容易となる。そして、これ等自動引落月別集計表は預金通帳内に設けられているため、通帳が増えることもなく管理も容易となる。

【０００９】

【考案の実施の形態】

以下、本考案の一実施例の形態を図面に基づき説明する。図１は本考案預金通帳の見開き２頁を示した正面図である。本考案預金通帳は、預金通帳１内に自動引落月別集計表２が設けられ、自動引落月別集計表２は中央の折曲部３より見開き２頁から構成されている。上方頁には自動引落月別集計表２の最上列左側より集計締切日欄４、自動引落項目欄５、自動引落合計欄６が横一列に印刷され、自動引落項目欄５は電気料欄５Ａ、電話料欄５Ｂ、ガス・水道欄５Ｃ、ＮＨＫ欄５Ｄ、その他欄５Ｅより成っている。

【００１０】又、集計締切日欄４、自動引落項目欄５、自動引落合計欄６の下方で縦一列に上方頁より下方頁に渉って見開き２頁に自動印字欄７が設けられている。そして、集計締切日欄４の自動印字欄７には各月の集計締切日が自動印字され、自動引落項目欄５の自動印字欄７には各項目の支払い額が自動印字され、自動引落合計欄６の自動印字欄７には自動引落項目欄５の各項目の支払い合計額が自動印字される。

【００１１】

【考案の効果】

本考案に依れば、預金通帳内に自動引落月別集計表が設けられているため、別の通帳が増えることがなく管理も容易である。そして、自動引落月別集計表は見開き２頁に渉り構成され、集計締切日欄、自動引落項目欄、自動引落合計欄の各見出しが横一列となっているため、月毎の自動引落項目の夫々の支払い額と合計額を顧客は頁をめくることなく容易に確認できると共に、月毎に自動引落項目欄の支払い額の変化や自動引落合計額を比較検討可能となる。又、金融機関側も機械的にも記帳が同一平面でできるため自動印字等の操作が容易である等、顧客、金融機関の双方の利便性を向上させた有用な考案である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案預金通帳の見開き２頁を示した正面図で
ある。

【符号の説明】

１預金通帳２自動引落月別集計表３折曲部４集計締切日欄５自動引落項目欄６自動引落合計欄７自動印字欄

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】集計締切日欄、自動引落項目欄、自動引
落合計欄の各見出しが同一頁に横一列に配置され、これ
等の各見出しの自動印字欄が夫々縦一列に見開き２頁に
渉り構成された自動引落月別集計表が通帳内に設けられ
ていることを特徴とする預金通帳。