JP3020624U - フローリング材の固定ねじ打込み機における打込み案内部材 - Google Patents

フローリング材の固定ねじ打込み機における打込み案内部材

Info

Publication number
JP3020624U
JP3020624U JP1995008124U JP812495U JP3020624U JP 3020624 U JP3020624 U JP 3020624U JP 1995008124 U JP1995008124 U JP 1995008124U JP 812495 U JP812495 U JP 812495U JP 3020624 U JP3020624 U JP 3020624U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flooring material
driving
ridge
guide member
fixed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1995008124U
Other languages
English (en)
Inventor
英一 名越
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Topura Co Ltd
Original Assignee
Topura Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Topura Co Ltd filed Critical Topura Co Ltd
Priority to JP1995008124U priority Critical patent/JP3020624U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3020624U publication Critical patent/JP3020624U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Floor Finish (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電動ドライバ工具によって床下地材へのフロ
ーリング材の固定を正確且つ効果的に行ない得るように
する。 【構成】 一方の端面13側の上下方向中間部に全長に
亘る凸条15を、他方の端面14側の上下方向中間部に
全長に亘って該凸条15に対応する凹条16を夫々に形
成した所要単位面積を占める単板状のフローリング材1
1を用い、床該当面に張設された床下地材17上に該フ
ローリング材11を敷込んだ上で、凸条15の基部に対
して斜め上方から所定間隔毎に止め釘18を打込んで固
定止着させる固定釘打込み器1における打込み案内部材
21であって、固定釘打込み器1の打出し端部に水平方
向で上下から止着される1組の止着部22a、22b
と、該1組の止着部22a、22b間を結合して前方へ
突出され、フローリング材11の凸条15の基部上方に
対応した形状を有すると共に、突出される先端中心部に
止め釘18の導出穴24を開穿した突出部23とを備え
て構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、フローリング材の固定ねじ打込み機における打込み案内部材に関し 、さらに詳しくは、フローリング張りの床構造において、該フローリング材をね じ等によって個々に固定する固定ねじ打込み機のための打込み案内部材に係るも のである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、この種のフローリング張りの床構造では、従来から、図1に見られる ように、表面を化粧仕上げして床面12とし、且つ端面側での一方の隣接する2 辺の端面13の上下方向中間部に全長に亘って凸条15を、他方の隣接する2辺 の端面14の上下方向中間部に全長に亘って該凸条15の断面形状に対応して受 け入れ可能な断面形状の凹条16を夫々に形成した合板製で所要単位面積を占め る単板状のフローリング(床板)材11を用い、図2に示す如く、建物の床該当 面に予め張設された床下地材17上に、先ず、前記フローリング材11の1枚を 敷込んだ上で、該フローリング材11の該当端面13に突出された凸条15の基 部に対し、斜め上方から所定間隔毎に止めねじ18をハンマー等で打込むことに よって該床下地材17に固定止着させ、引続き、該止着されたフローリング材1 1の凸条15に対しては、次の隣接して敷き込まれる他の1枚のフローリング材 11の凹条16を嵌挿係合させると共に、ここでもまた、同様に床下地材17上 に敷込んで固定止着させ、以下、同様の操作を繰り返して全体的なフローリング 張りを構成するのである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記した如く、従来のフローリング張り床構造においては、床下地材17に対 してフローリング材11を固定するために、ハンマー等で凸条15の基部斜め上 方から一々止めねじ18を打込むようにしているので、止着作業に手間取るばか りか、必ずしも正確な止着がなされないという好ましくない問題点がある。
【0004】 一方、従来においては、移送テープ上にねじを直立して1列状に保持させたね じ保持テープカートリッジを用い、電動ドライバのねじ打込み機に対して該ねじ 保持テープカートリッジを装着させた状態で、保持されているねじ釘を1本づつ 連続的に打込むようにした電動ドライバ工具が知られており、該電動ドライバ工 具を用いて前記床下地材17へのフローリング材11の固定を行なうことが考え られるのであるが、何分にもフローリング材11での固定止着位置として求めら れる部分が、比較的狭隘な凸条15の基部であること、また、該基部に対する止 めねじ18の打込み角度が、斜め上方からに特定されること等に制限されるため に、効果的な適用ができないものであった。
【0005】 本考案は、このような従来の問題点を解消するためになされたもので、その目 的とするところは、電動ドライバ工具によって床下地材へのフローリング材の固 定を正確且つ効果的に行ない得るようにした、この種のフローリング材の固定ね じ打込み機における打込み案内部材を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するために、本考案に係る請求項1に記載のフローリング材 の固定ねじ打込み機における打込み案内部材は、少なくとも一方の端面側の上下 方向中間部に全長に亘る凸条を、他方の端面側の上下方向中間部に全長に亘って 該凸条に対応する凹条を夫々に形成した所要単位面積を占める単板状のフローリ ング材を用い、床該当面に張設された床下地材上に該フローリング材を敷込んだ 上で、凸条の基部に対して斜め上方から所定間隔毎に止めねじを打込んで固定止 着させる固定ねじ打込み機における打込み案内部材であって、前記固定ねじ打込 み機の打出し端部に水平方向で上下から止着される1組の止着部と、該1組の止 着部間を結合して前方へ突出され、前記フローリング材の凸条基部上方に対応し た形状を有すると共に、突出される先端中心部に前記止めねじの導出穴を開穿し た突出部とを備えることを特徴とするものである。
【0007】 本考案に係る請求項2に記載のフローリング材の固定ねじ打込み機における打 込み案内部材は、前記請求項1に記載の打込み案内部材の構成において、前記突 出部の先端上部適所に、前記止めねじの打込み角度に対応する傾斜角度で上方へ 切り起こされて、前記凸条の基部側上方端面に当接可能な上部定規版部を形成し たことを特徴とするものである。
【0008】 本考案に係る請求項3に記載のフローリング材の固定ねじ打込み機における打 込み案内部材は、前記請求項1に記載の打込み案内部材の構成において、前記突 出部の先端下部適所に、前記止めねじの打込み角度に対応する傾斜角度で後方へ 切り延ばされて、前記凸条の上面に当接可能な下部定規版部を形成したことを特 徴とするものである。
【0009】 本考案に係る請求項4に記載のフローリング材の固定ねじ打込み機における打 込み案内部材は、前記請求項1に記載の打込み案内部材の構成において、前記突 出部の先端上部適所に、前記止めねじの打込み角度に対応する傾斜角度で上方へ 切り起こされて、前記凸条の基部側上方端面に当接可能な上部定規版部を形成し 、また、前記突出部の先端下部適所に、前記止めねじの打込み角度に対応する傾 斜角度で後方へ切り延ばされて、前記凸条の上面に当接可能な下部定規版部を形 成したことを特徴とするものである。
【0010】
【作用】
従って、本考案の請求項1に記載の打込み案内部材では、床下地材上に敷込ん だフローリング材の凸条基部に上方から所要の打込み角度で打込み案内部材の突 出部を当接させることで、固定ねじ打込み機によって打出される止めねじが、該 突出部の導出穴を通して前記フローリング材の凸条基部に所要角度で打込まれ、 結果的に、前記床下地材に対して該フローリング材を所期通りに固定止着し得る 。
【0011】 本考案の請求項2に記載の打込み案内部材では、前記請求項1に記載の打込み 案内部材の操作において、フローリング材の凸条基部に対し、上方から突出部を 突き当てることにより、該突出部の先端上部に形成された上部定規版部が、前記 凸条の基部側上方端面に当接されて所要の打込み角度を自動的に確保し得る。
【0012】 本考案の請求項3に記載の打込み案内部材では、前記請求項1に記載の打込み 案内部材の操作において、フローリング材の凸条基部に対し、上方から突出部を 突き当てることにより、該突出部の先端下部に形成された下部定規版部が、前記 凸条の上面に当接されて所要の打込み角度を自動的に確保し得る。
【0013】 本考案の請求項4に記載の打込み案内部材では、前記請求項1に記載の打込み 案内部材の操作において、フローリング材の凸条基部に対し、上方から突出部を 突き当てることにより、該突出部の先端上部に形成された上部定規版部が、前記 凸条の基部側上方端面に当接されると共に、前記突出部の先端下部に形成された 下部定規版部が、前記凸条の上面に当接されて所要の打込み角度を自動的に確保 し得る。
【0014】
【実施例】
以下、本考案に係るフローリング材の固定ねじ打込み機における打込み案内部 材の各別の実施例につき、図3ないし図10を参照して詳細に説明する。
【0015】 先ず、本考案の第1実施例を適用した打込み案内部材について述べる。
【0016】 第1実施例 図3は、本第1実施例を適用した打込み案内部材の概要構成を示す斜視図であ り、図4は、同上第1実施例の使用状態におけるA−A線部の断面図である。
【0017】 即ち、これらの図3、図4に示す第1実施例において、本打込み案内部材21 は、電動ドライバ工具としての固定ねじ打込み機1の打出し端部に対して、水平 方向で上下から止着される1組からなる上部、下部の各止着部22a、22bと 、該1組の各止着部22a、22b間を結合した態様で前方へ突出され、前記フ ローリング材11での凸条15の基部上方に対応した形状を有し、且つ突出され る先端中心部に前記止めねじ18の導出穴24を開穿した突出部23とで構成さ れている。そして、この場合、図4から明らかなように、前記固定ねじ打込み機 1に装着して所期通りに順送りされるねじ保持テープカートリッジ2は、保持し ている止めねじ18の先端が前記突出部23の導出穴24に臨ませられており、 該止めねじ18は、図示省略したねじ打出し機構によって導出穴24から前方へ 直進的に打ち出される。
【0018】 従って、前記構成による第1実施例の打込み案内部材21では、先にも述べた 如く、床下地材17上に敷込んだフローリング材11における凸条15の基部に 対して、上方から所要の打込み角度で打込み案内部材21の突出部23の先端を 当接させることにより、固定ねじ打込み機1によって打出される止めねじ18が 、該突出部23の導出穴24を通して前記フローリング材11の凸条15に対す る基部に所要角度で打込まれ、結果的に、前記床下地材17に対して該フローリ ング材11を所期通りに止着し得るのである。
【0019】 次に、本考案の第2実施例を適用した打込み案内部材について述べる。
【0020】 第2実施例 図5は、本第2実施例を適用した打込み案内部材の概要構成を示す斜視図であ り、図6は、同上第1実施例の使用状態におけるB−B線部の断面図である。本 第2実施例において、前記第1実施例と同一符号は同一または相当部分を示して いる。
【0021】 本第2実施例の場合には、前記第1実施例による構成において、前記突出部2 3の先端上部側の適所、ここでは、前記導出穴24の左右位置に対応して、前記 止めねじ18の打込み角度、例えば、60°に対応する傾斜角度で該突出部23 の上面側23aから上方へ所要程度の高さに切り起こされて、前記凸条15の基 部側上方端面13に当接可能にされる左右の各上部定規版部25、25を夫々に 形成したものである。
【0022】 従って、前記構成による第2実施例の打込み案内部材21では、前記第1実施 例の場合と同様に、フローリング材11での凸条15の基部に対して、上方から 突出部23の端部を単に突き当てるだけの操作により、該突出部23の先端上部 に切り起こし形成された各上部定規版部25、25の夫々が、前記凸条15の基 部側上方端面13に当接されて所要の打込み角度を自動的に確保し得るもので、 この状態のまま、固定ねじ打込み機1から止めねじ18を打出すことによって、 前記床下地材17に対してフローリング材11を所期通りに止着し得るのである 。
【0023】 次に、本考案の第3実施例を適用した打込み案内部材について述べる。
【0024】 第3実施例 図7は、本第3実施例を適用した打込み案内部材の概要構成を示す斜視図であ り、図8は、同上第3実施例の使用状態におけるC−C線部の断面図である。本 第3実施例において、前記第1実施例と同一符号は同一または相当部分を示して いる。
【0025】 本第3実施例の場合には、前記第1実施例による構成において、前記突出部2 3の先端下部側の適所、ここでは、水平方向の両端位置に対応して、前記止めね じ18の打込み角度としての、例えば、60°に対応する傾斜角度で該突出部2 3の下面側23bから後方へ所要程度の長さに切り延ばされて、前記凸条15の 上面15aに当接可能にされる左右の各下部定規版部26、26を夫々に形成し たものである。
【0026】 従って、前記構成による第3実施例の打込み案内部材21では、ここでもフロ ーリング材11での凸条15の基部に対して、上方から突出部23の端部を単に 突き当てるだけの操作により、該突出部23の先端下部に切り延ばし形成された 各下部定規版部26、26の夫々が、前記凸条15の上面15aに当接されて所 要の打込み角度を自動的に確保し得るもので、この状態のまま、固定ねじ打込み 機1から止めねじ18を打出すことによって、前記第1実施例の場合と同様に、 床下地材17に対してフローリング材11を所期通りに止着し得るのである。
【0027】 次に、本考案の第4実施例を適用した打込み案内部材について述べる。
【0028】 第4実施例 図9は、本第4実施例を適用した打込み案内部材の概要構成を示す斜視図であ り、図10は、同上第4実施例の使用状態におけるD−D線部の断面図である。 本第4実施例において、前記第1実施例、及び第2、第3の各実施例と同一符号 は同一または相当部分を示している。
【0029】 本第4実施例の場合には、前記第1実施例による構成において、前記第2、第 3の各実施例を合わせて適用したものである。即ち、一方では、前記第2実施例 の場合と同様に、前記突出部23の先端上部側での導出穴24の左右位置に対応 して、前記止めねじ18の打込み角度に対応する傾斜角度で該突出部23の上面 側23aから上方へ所要程度の高さに切り起こされて、前記凸条15の基部側上 方端面13に当接可能にされる左右の各上部定規版部25、25を夫々に形成す ると共に、また他方では、前記第3実施例の場合と同様に、前記突出部23の先 端下部側での水平方向の両端位置に対応して、前記止めねじ18の打込み角度に 対応する傾斜角度で該突出部23の下面側23bから後方へ所要程度の長さに切 り延ばされて、前記凸条15の上面15aに当接可能にされる左右の各下部定規 版部26、26を夫々に形成したものである。
【0030】 従って、前記構成による第4実施例の打込み案内部材21では、前記第2、第 3の各実施例を合わせた作用及び効果、つまり、前記突出部23の先端上部に形 成された各上部定規版部25、25が、前記凸条15の基部側上方端面13に当 接されると共に、前記突出部23の先端下部に形成された下部定規版部26、2 6が、前記凸条15の上面15aに当接されることで、傾斜角度が上下から規制 されて所要の打込み角度を自動的に確保し得が得られるのである。
【0031】
【考案の効果】
以上、各実施例によって詳述したように、本考案に係る請求項1の打込み案内 部材によれば、固定ねじ打込み機の打出し端部に水平方向で上下から止着される 1組の止着部と、該1組の止着部間を結合して前方へ突出され、フローリング材 の凸条基部上方に対応した形状を有すると共に、突出される先端中心部に止めね じの導出穴を開穿した突出部とを備えて構成したから、床下地材上に敷込んだフ ローリング材の凸条基部に上方から所要の打込み角度で打込み案内部材の突出部 を当接させることで、固定ねじ打込み機からの止めねじをフローリング材の凸条 基部に所要角度で正確に打込み得る利点があり、しかも、構成的にも極めて簡単 で容易且つ安価に実施できる等の実用上、優れた特長がある。
【0032】 本考案に係る請求項2の打込み案内部材によれば、請求項1に記載の打込み案 内部材の構成において、突出部の先端上部適所に、止めねじの打込み角度に対応 する傾斜角度で上方へ切り起こされて、凸条の基部側上方端面に当接可能な上部 定規版部を形成したから、フローリング材の凸条基部に対して上方から突出部を 突き当てるだけの簡単な操作により、該突出部の先端上部に形成された上部定規 版部が、凸条の基部側上方端面に当接されて所要の打込み角度を極めて容易且つ 自動的に確保することができる。
【0033】 本考案に係る請求項3の打込み案内部材によれば、請求項1に記載の打込み案 内部材の構成において、突出部の先端下部適所に、止めねじの打込み角度に対応 する傾斜角度で後方へ切り延ばされて、凸条の上面に当接可能な下部定規版部を 形成したから、同様に、フローリング材の凸条基部に対して上方から突出部を突 き当てるだけの簡単な操作により、該突出部の先端下部に形成された下部定規版 部が、凸条の上面に当接されて所要の打込み角度を極めて容易且つ自動的に確保 することができる。
【0034】 本考案に係る請求項4の打込み案内部材よれば、請求項1に記載の打込み案内 部材の構成において、突出部の先端上部適所に、止めねじの打込み角度に対応す る傾斜角度で上方へ切り起こされて、凸条の基部側上方端面に当接可能な上部定 規版部を形成すると共に、突出部の先端下部適所に、止めねじの打込み角度に対 応する傾斜角度で後方へ切り延ばされて、凸条の上面に当接可能な下部定規版部 を形成したから、ここでもまた、フローリング材の凸条基部に対して上方から突 出部を突き当てるだけの簡単な操作により、該突出部の先端上部に形成された上 部定規版部が、凸条の基部側上方端面に当接され、同時に、該突出部の先端下部 に形成された下部定規版部が、凸条の上面に当接されて、所要の打込み角度が上 下方向から正確に規制された状態で自動的に確保することができる。
【提出日】平成7年7月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】
一般に、この種のフローリング張りの床構造では、従来から、図1に見られる ように、表面を化粧仕上げして床面12とし、且つ端面側での一方の隣接する2 辺の端面13の上下方向中間部に全長に亘って凸条15を、他方の隣接する2辺 の端面14の上下方向中間部に全長に亘って該凸条15の断面形状に対応して受 け入れ可能な断面形状の凹条16を夫々に形成した合板製で所要単位面積を占め る単板状のフローリング(床板)材11を用い、図2に示す如く、建物の床該当 面に予め張設された床下地材17上に、先ず、前記フローリング材11の1枚を 敷込んだ上で、該フローリング材11の該当端面13に突出された凸条15の基 部に対し、斜め上方から所定間隔毎に止め釘18をハンマー等で打込むことによ って該床下地材17に固定止着させ、引続き、該止着されたフローリング材11 の凸条15に対しては、次の隣接して敷き込まれる他の1枚のフローリング材1 1の凹条16を嵌挿係合させると共に、ここでもまた、同様に床下地材17上に 敷込んで固定止着させ、以下、同様の操作を繰り返して全体的なフローリング張 りを構成するのである。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記した如く、従来のフローリング張り床構造においては、床下地材17に対 してフローリング材11を固定するために、ハンマー等で凸条15の基部斜め上 方から一々止め釘18を打込むようにしているので、止着作業に手間取るばかり か、必ずしも正確な止着がなされないという好ましくない問題点がある。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】 一方、従来においては、移送テープ上にねじを直立して1列状に保持させたね じ保持テープカートリッジを用い、電動ドライバのねじ打込み機に対して該ねじ 保持テープカートリッジを装着させた状態で、保持されているねじを1本づつ連 続的に打込むようにした電動ドライバ工具が知られており、該電動ドライバ工具 を用いて前記床下地材17へのフローリング材11の固定を行なうことが考えら れるのであるが、何分にもフローリング材11での固定止着位置として求められ る部分が、比較的狭隘な凸条15の基部であること、また、該基部に対する止め ねじ18の打込み角度が、斜め上方からに特定されること等に制限されるために 、効果的な適用ができないものであった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の固定止着対象となる単板状のフローリ
ング(床板)材の一例による概要を示す斜視図である。
【図2】同上フローリング(床板)材の床下地材上に固
定止着した状態を示す拡大断面図である。
【図3】本考案の第1実施例を適用した固定ねじ打込み
機における打込み案内部材の概要構成を示す斜視図であ
る。
【図4】同上第1実施例の使用状態におけるA−A線部
の断面図である。
【図5】本考案の第2実施例を適用した固定ねじ打込み
機における打込み案内部材の概要構成を示す斜視図であ
る。
【図6】同上第2実施例の使用状態におけるB−B線部
の断面図である。
【図7】本考案の第3実施例を適用した固定ねじ打込み
機における打込み案内部材の概要構成を示す斜視図であ
る。
【図8】同上第3実施例の使用状態におけるC−C線部
の断面図である。
【図9】本考案の第4実施例を適用した固定ねじ打込み
機における打込み案内部材の概要構成を示す斜視図であ
る。
【図10】同上第4実施例の使用状態におけるD−D線
部の断面図である。
【符号の説明】
1 固定ねじ打込み機 2 ねじ保持テープカートリッジ 11 フローリング(床板)材 12 床面 13 一方の隣接する2辺の端面 14 他方の隣接する2辺の端面 15 凸条 15a 凸条の上面 16 凹条 17 床下地材 18 止めねじ 21 打込み案内部材 22a、22b 1組からなる上部、下部の各止着部 23 突出部 23a、23b 突出部の上面側、下面側 24 導出穴 25、25 左右の各上部定規版部 26、26 左右の各下部定規版部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一方の端面側の上下方向中間
    部に全長に亘る凸条を、他方の端面側の上下方向中間部
    に全長に亘って該凸条に対応する凹条を夫々に形成した
    所要単位面積を占める単板状のフローリング材を用い、
    床該当面に張設された床下地材上に該フローリング材を
    敷込んだ上で、凸条の基部に対して斜め上方から所定間
    隔毎に止めねじを打込んで固定止着させる固定ねじ打込
    み機における打込み案内部材であって、 前記固定ねじ打込み機の打出し端部に水平方向で上下か
    ら止着される1組の止着部と、該1組の止着部間を結合
    して前方へ突出され、前記フローリング材の凸条基部上
    方に対応した形状を有すると共に、突出される先端中心
    部に前記止めねじの導出穴を開穿した突出部とを備える
    ことを特徴とするフローリング材の固定ねじ打込み機に
    おける打込み案内部材。
  2. 【請求項2】 前記突出部の先端上部適所に、前記止め
    ねじの打込み角度に対応する傾斜角度で上方へ切り起こ
    されて、前記凸条の基部側上方端面に当接可能な上部定
    規版部を形成したことを特徴とする請求項1に記載のフ
    ローリング材の固定ねじ打込み機における打込み案内部
    材。
  3. 【請求項3】 前記突出部の先端下部適所に、前記止め
    ねじの打込み角度に対応する傾斜角度で後方へ切り延ば
    されて、前記凸条の上面に当接可能な下部定規版部を形
    成したことを特徴とする請求項1に記載のフローリング
    材の固定ねじ打込み機における打込み案内部材。
  4. 【請求項4】 前記突出部の先端上部適所に、前記止め
    ねじの打込み角度に対応する傾斜角度で上方へ切り起こ
    されて、前記凸条の基部側上方端面に当接可能な上部定
    規版部を形成し、また、前記突出部の先端下部適所に、
    前記止めねじの打込み角度に対応する傾斜角度で後方へ
    切り延ばされて、前記凸条の上面に当接可能な下部定規
    版部を形成したことを特徴とする請求項1に記載のフロ
    ーリング材の固定ねじ打込み機における打込み案内部
    材。
JP1995008124U 1995-07-13 1995-07-13 フローリング材の固定ねじ打込み機における打込み案内部材 Expired - Lifetime JP3020624U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1995008124U JP3020624U (ja) 1995-07-13 1995-07-13 フローリング材の固定ねじ打込み機における打込み案内部材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1995008124U JP3020624U (ja) 1995-07-13 1995-07-13 フローリング材の固定ねじ打込み機における打込み案内部材

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3020624U true JP3020624U (ja) 1996-02-06

Family

ID=43155992

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1995008124U Expired - Lifetime JP3020624U (ja) 1995-07-13 1995-07-13 フローリング材の固定ねじ打込み機における打込み案内部材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3020624U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019206903A (ja) * 2018-05-29 2019-12-05 シンプソン ストロング タイ カンパニー インコーポレーテッド 締結具設置ツール、システムおよび方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019206903A (ja) * 2018-05-29 2019-12-05 シンプソン ストロング タイ カンパニー インコーポレーテッド 締結具設置ツール、システムおよび方法
JP7298982B2 (ja) 2018-05-29 2023-06-27 シンプソン ストロング タイ カンパニー インコーポレーテッド 締結具設置ツール、システムおよび方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5396710A (en) Carpentry building tool and method of using same
US3126928A (en) Figure
JP3504578B2 (ja) タイルカッター
US4126258A (en) Clamp nail driving tool
US5201449A (en) Pneumatically powered or combustion-powered fastener-driving tool useful with brick-faced siding
JP3020624U (ja) フローリング材の固定ねじ打込み機における打込み案内部材
JP2514558B2 (ja) 床 材
JP2007120180A (ja) 木質部材の接合用ガイド具及び接合構造
JP2504430Y2 (ja) 床 板
JP2010131282A (ja) レール式ラインカッター
JP5627884B2 (ja) 丸鋸ガイド装置
JPH0542253A (ja) 遊技機設置用島の構造
JPH024100Y2 (ja)
JP2757282B2 (ja) 床 板
US2761142A (en) Method for securing supporting spline strips
JP3076454B2 (ja) 平板屋根材の固定釘
JPH0737822Y2 (ja) 建具の縦かまちの平行出しに用いる墨出し工具
JPH07214478A (ja) 自動釘打機
JPH0110171Y2 (ja)
TWI672420B (zh) 磁磚整平輔具結構
JPH11319336A (ja) カッターナイフ
JPH0123771Y2 (ja)
JPH082263Y2 (ja) 溝形鋼への枠材の取付け構造
JP2504738Y2 (ja) 壁構造体
JP2002356979A (ja) 床材及びその継手構造