JP3020512U - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JP3020512U
JP3020512U JP1995008232U JP823295U JP3020512U JP 3020512 U JP3020512 U JP 3020512U JP 1995008232 U JP1995008232 U JP 1995008232U JP 823295 U JP823295 U JP 823295U JP 3020512 U JP3020512 U JP 3020512U
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game
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JP1995008232U
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Inventor
英理子 佐藤
正吾 巽
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太陽電子株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】可変入賞口に入る遊技球を、正確に検出する弾
球遊技機の提供。 【解決手段】アタッカー41には、前面に開放扉42を
備える。この扉は、ソレノイド43をオンすることによ
り落下する遊技球を受け止めるよう開放し、オフするこ
とにより閉鎖する。アタッカー内には、開放扉から約
1.5cm後方に、入賞する遊技球を遊技盤12の裏面
に取り込むための2つの遊技球取込口44及び45を設
け、遊技球取込口44を特定領域(所謂Vゾーン)とす
る。この2つの遊技球取込口44及び45に、各々、遊
技球検出センサ46及び47を装着する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する分野】
本考案は、可変入賞口を備えた弾球遊技機に関し、詳しくは可変入賞口に入賞 する遊技球を検出するものに係る。
【0002】
【従来の技術】
従来より、パチンコ遊技機等の弾球遊技機では、所定の条件が成立、例えば図 柄表示装置に「777」等の3桁同一の図柄が表示されると可変入賞装置として のアタッカーを開口する処理が実行されている。このアタッカーの開口は、遊技 球が所定個数(通常10個)入賞するか、又は所定時間(通常30秒未満)経過 すると終了させられる。開口中にアタッカー内の特定領域を遊技球が通過すると 、再度アタッカーは開口させられる。この動作は所定回数(通常16回)繰り返 される。そして、アタッカー内に入賞する遊技球の個数は、入賞する遊技球を樋 等により集合させてカウントする技術が一般的である。 ところが、このカウントするためのセンサを取り外したり、センサ取り付け位 置を下方にずらせば、遊技球が所定個数より多く入賞してしまうという不具合が 考えられた。 この課題を解決するものとして、特定領域を通過した遊技球が所定時間内に上 記カウントセンサにより検出されなければ異常とみなして処理する考案が為され ている。 該考案を示すものとしては、実公平4−2688号公報に示される「パチンコ ゲーム機用入賞球受口器」、特公平7−135号公報に示される「弾球遊技機」 、特開平7−31736号公報に示される「パチンコ遊技機」等が知られている 。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、猶、従来の技術には次ぎのような課題が考えられた。 即ち、特定領域を通過した遊技球がカウントセンサまでに至る時間は、集合樋 の形状によりまちまちであり、特定領域を通過した遊技球が所定時間内に上記カ ウントセンサにより検出されなければ異常とみなすための所定時間の設定が困難 であるという課題が考えられた。このため、可変入賞口内に入球する遊技球を正 確に検出する技術については、未だに改良の余地があった。 そこで、本出願人は、簡易な構成によりこの課題を解決するために次ぎのよう な考案を為したのである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案の弾球遊技機は、 所定の遊技条件が成立すると入賞口を拡大又は開口して遊技者にとって有利な 第1状態とし、該第1状態が所定時間経過又は所定個数の遊技球が入賞すると入 賞口を縮小又は閉鎖して遊技者にとって不利な第2状態とする可変入賞口を備え た弾球遊技機において、 上記可変入賞口内に、上記第1状態のとき外部から視認できる位置に設けられ た少なくとも2つの遊技球取り込口と、 該少なくとも2つの遊技球取り込口の各々に取り付けられた遊技球検出センサ と、 該少なくとも2つの遊技球検出センサにより各々検出される遊技球の個数の和 を計算する計算手段と、 該計算手段により計算される和が上記所定個数であるか否か判断する判定手段 と、 を備えて構成されたことを特徴とする。
【0005】
【考案の実施の形態】
上記構成を有する本考案の弾球遊技機は、 所定の遊技条件が成立すると可変入賞口を拡大又は開口し第1状態とするが、 これにより遊技球が可変入賞口内に流れ込む。流れ込んだ遊技球は入賞口内に設 けられた少なくとも2つの遊技球取り込口より遊技盤裏面に取り込まれる。この 取り込まれる遊技球は各々の遊技球取り込口に取り付けられた遊技球検出センサ により検出され、その和が計算手段により計算される。計算された和が所定個数 に至るか否かは判定手段により判断され、所定個数に至るとの肯定判断が為され たときには可変入賞口を縮小又は閉鎖し第2状態とする等の処理が為される。と ころが、可変入賞口内の少なくとも2つの遊技球取り込口は第1状態のとき外部 から視認できる位置に設けられ、各々の遊技球取り込口に遊技球検出センサが取 り付けられている。これにより、可変入賞口が第1状態のとき遊技球検出センサ も外部から視認できることになる。
【0006】
【具体例】
次に、本考案の弾球遊技機の好適な一具体例を説明する。 図1は本考案の遊技機としてのパチンコ機10の正面図であり、周知の遊技盤 12を備えている。 前面枠14の下方には、プラスチック製で、上受け皿16および下受け皿18 が一体的に設けられた皿部材20が配されている。さらに皿部材20には、上受 け皿16から供給される遊技球を遊技領域に発射するためのモータ(図示略)を 操作する発射ハンドル22および遊技球の発射を一時的に停止するためのストッ プスイッチ24が設置されている。
【0007】 図2に示すようにパチンコ機10の裏面側には、パチンコ機10の各部材を支 持すると共に遊技機設置島(以下、単に「島」という)に装着するための部材で もあるプラスチック製の本体枠26が配されており、上述の前面枠14および皿 部材20はヒンジを介して本体枠26と連結されている。この本体枠26には、 遊技盤12、役物の作動制御や遊技条件の変更等を実施するためのLSI等の電 気部品を組み込んだ遊技制御装置としての制御基盤28等を取り付けるためのセ ット板30が組み付けられている。 このセット板30の上部右側には、「島」の上部に設置された球供給路(図示 略)から供給される遊技球を遊技者に払い出すための賞球排出装置32が設けら れている。
【0008】 遊技盤12面上には、図1に示されるように、特定の入賞口35に遊技球が入 賞することにより所定時間表示図柄を変動する図柄表示装置40および大入賞口 としてのアタッカー41をはじめとして図示しない各種入賞口や障害釘が備えら れている。
【0009】 アタッカー41には、図3に示されるように、前面に開放扉42が備えられて いる。この開放扉42は、ソレノイド43をオンすることにより落下する遊技球 を受け止めるよう開放させられ、ソレノイド43をオフすることにより閉鎖させ られる。このアタッカー41内には、開放扉42より約1.5cm後方に、入賞 する遊技球を遊技盤12裏面に取り込むための2つの遊技球取込口44および4 5が設けられている。本具体例では、遊技球取込口44が特定領域(所謂Vゾー ン)とされる。この2つの遊技球取込口44および45には、各々、遊技球検出 センサ46および47が装着されている。
【0010】 制御基盤28は、図4に示すように、中央演算制御装置としてのCPU50a 、ROM50bおよびRAM50cを中心として、これらと外部入力回路50d および外部出力回路50eをバス50fにより相互に接続した論理演算回路とし て構成されている。 外部入力回路50dには、上述した発射ハンドル22に内蔵されたタッチスイ ッチ22a、上記遊技球検出スイッチ46及び47、その他の遊技球検出スイッ チ48が接続されている。尚、タッチスイッチ22aは、遊技者が発射ハンドル 22に触れているのを検出するためのものである。 外部出力回路50eには、上記図柄表示装置40、上記ソレノイド43をはじ めとして各種ランプ55、スピーカ56およびその他のソレノイド57が接続さ れている。
【0011】 上記構成により制御基盤28のCPU50aは、遊技盤12面上に発射された 遊技球が入賞口35に入賞すると、図柄表示装置40に表示される図柄の変動を 開始すると共に、そのときの大当り決定数値HNの値を読み込む作業を行う。大 当り決定数値HNは、本具体例では、定期的(約2ms)に+1され0〜224 の範囲の値を繰り返しとる数値として構成されている。そして、遊技球が入賞口 35に入賞するタイミングはランダムなので、大当り決定数値HNは、結果とし て乱数として作用する。 読み込まれた大当り決定数値HNが、「7」等の特定の数値の場合は所謂「大 当り」として図柄表示装置40の表示窓40a〜40cに3桁同一の図柄を表示 し、上記特定の数値でない場合は「外れ」として3桁同一でない図柄を表示する 作業を行う。この「外れ」の場合には、上述した作業を繰り返す。 一方、「大当り」の場合には、CPU50aは、外部出力回路50eを介して 上述したアタッカー41のソレノイド43をオンする。ソレノイド43がオンさ れると、開放扉42が開放させられ落下する遊技球を受け入れる。受け入れられ た遊技球は2つの遊技球取込口44又は45から遊技盤裏面に取り込まれるが、 取り込まれる遊技球は外部入力回路50dを介して遊技球検出センサ46又は4 7により検出される。CPU50aは、遊技球検出センサ46及び47により検 出される遊技球の個数の和を計算する作業を行う。この計算された和が10個に 至ると、CPU50aはソレノイド43をオフする。尚、計算された和が10個 未満であっても、ソレノイド43をオンしてから30秒経過すればソレノイド4 3はオフされる。 アタッカー41内に入賞した遊技球のうち1個でも特定領域としての遊技球取 込口44を通過すれば、再度開放扉42は開放させられる。このアタッカー41 の開放処理は、最高16回繰り返し実行される。ここで、本具体例では、遊技球 検出センサ46で遊技球の通過が検出されても遊技球検出センサ47での通過が 検出されなければ、エラー処理を実行する。
【0012】 以上、詳細に説明した本具体例の弾球遊技機によると、アタッカー41内の2 つの遊技球取込口44及び45は、開放扉42を開放状態にすると、外部から視 認できる位置に設けられている。これによりこの位置に装着される遊技球検出セ ンサ46及び47も外部から視認することができる。従って、従来のように特定 領域を通過した遊技球がその下方に設けられた遊技球検出センサで所定時間内に 検出されなければ遊技球検出スイッチの移動や取り外し等とする構成でなくとも 、簡易な構成により確実に遊技球検出スイッチの移動や取り外し等の不正処理を 見出すことができると共に、遊技球検出スイッチを視認することができることか ら、これらの不正を未然に防止することができるという極めて優れた効果を奏す る。 更に、本具体例では、アタッカー41の開放扉42の開放中に、特定領域を通 過する遊技球を遊技球検出センサ46で検出しても、遊技球検出スイッチ47で 1個でも検出しなければエラー処理を実行しているので、遊技球検出スイッチ4 7の断線を好適に発見することができ、意図的に断線させる不正処理を未然に防 止することができるという優れた効果も有している。
【0013】
【考案の効果】
本考案の弾球遊技機によると、遊技球検出手段が外部から視認することができ ることからこれらの移動や取り外しを未然に防止することができるという極めて 優れた効果を簡易な構成により確実に得ることができる。しかも、遊技球検出手 段が外部から視認することができる構成であることから、遊技球検出手段が可変 入賞装置の入賞口から近い距離に設けることになり入賞してから検出されるまで の時間的経過が少なく確実に所定個数の遊技球を検出することができるという効 果も有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を採用した弾球遊技機の1例を示す正面
図である。
【図2】弾球遊技機の裏面図である。
【図3】アタッカー41の構造を示す斜視図である。
【図4】制御基盤28を示すブロック図である。
【符号の説明】
10・・・パチンコ機、12・・・遊技盤、28・・・
制御基盤、35・・・入賞口、 40・・・図柄表示
装置、41・・・アタッカー、42・・・開放扉、43
・・・ソレノイド盤、44・・・遊技球取込口(特定領
域) 45・・・遊技球取込口、46・・・遊技球
検出センサ、 47・・・遊技球検出センサ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の遊技条件が成立すると入賞口を拡大
    又は開口して遊技者にとって有利な第1状態とし、該第
    1状態が所定時間経過又は所定個数の遊技球が入賞する
    と入賞口を縮小又は閉鎖して遊技者にとって不利な第2
    状態とする可変入賞口を備えた弾球遊技機において、 上記可変入賞口内に、上記第1状態のとき外部から視認
    できる位置に設けられた少なくとも2つの遊技球取り込
    口と、 該少なくとも2つの遊技球取り込口の各々に取り付けら
    れた遊技球検出センサと、 該少なくとも2つの遊技球検出センサにより各々検出さ
    れる遊技球の個数の和を計算する計算手段と、 該計算手段により計算される和が上記所定個数であるか
    否か判断する判定手段と、 を備えたことを特徴とする弾球遊技機。
JP1995008232U 1995-07-14 1995-07-14 弾球遊技機 Expired - Lifetime JP3020512U (ja)

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