JP3020482B1 - 還元鉄排出装置 - Google Patents

還元鉄排出装置

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JP3020482B1 JP10305328A JP30532898A JP3020482B1 JP 3020482 B1 JP3020482 B1 JP 3020482B1 JP 10305328 A JP10305328 A JP 10305328A JP 30532898 A JP30532898 A JP 30532898A JP 3020482 B1 JP3020482 B1 JP 3020482B1
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Abstract

【要約】 【課題】 冷却水路の構造が簡単で、冷却水漏れの恐れ
が少なく、しかも回転軸の羽根取付用ラグに分割羽根を
取付けるボルトの折損トラブルの発生を少なくし得る還
元鉄排出装置を提供する。 【解決手段】 軸部分だけを冷却水で冷却する構造が簡
単な冷却水路を持つ水冷回転軸3の螺旋羽根9の付設範
囲の外周に、高熱伝導率の不定型耐火物からなる被覆層
12を形成して、回転軸3の外周に突設された羽根取付
用ラグ3aと、この羽根取付用ラグ3aに分割羽根9a
を取付けるボルト10とナット11と螺旋羽根9の回転
軸3側の根本部分とを埋没させれば、ボルト10が高温
雰囲気と遮断されるのに加えて、被覆層12を通しての
冷却水による冷却効果でボルト10が高強度に維持され
るので、ボルト10の折損トラブル発生が少なくなり、
そして冷却水路の構造が簡単であるから冷却水漏れの恐
れも少なくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、還元鉄排出装置の
改善に関し、より詳しくは、水冷回転軸の外周に複数の
分割羽根を取付けるボルトの折損トラブルを少なくする
ことにより、長期にわたる連続使用を可能ならしめるよ
うにした還元鉄排出装置の技術分野に属するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】周知のとおり、移動床型の還元炉では、
還元鉄排出装置が組み込まれている。このような従来例
1に係る還元鉄排出装置は、最高1200℃もの高温雰
囲気中で回転されて還元鉄を炉外へ排出するものである
ため、この還元鉄排出装置の水冷回転軸は冷却水で冷却
され、また水冷回転軸の外周に螺旋状に取付けられた螺
旋羽根は耐熱素材で形成されると共に、熱膨張分を吸収
するために、水冷回転軸に突設されてなる羽根取付用ラ
グに分割羽根をボルトとナットとで複数個固定すること
により連続した螺旋羽根が形成されるように構成されて
いる。
【0003】以下、この従来例1に係る還元鉄排出装置
を、移動床型の還元炉の主要部を断面示したその概略断
面構成説明図の図3を参照しながら説明すると、符号2
0は移動床型の還元炉で、この還元炉20の炉床21の
上側には、図示しない駆動装置により回転される後述す
る還元鉄排出装置1が配設されている。この還元鉄排出
装置1は、上記還元炉20の上側を覆うフレーム2に設
けられた軸受箱2a,2aに軸受2bを介して両端部が
支持された中空部を有する筒状の水冷回転軸3と、螺旋
状の軌跡に合致するこの水冷回転軸3の外周に所定の間
隔で突設されてなる羽根取付用ラグ3aにボルト10と
ナット11とにより螺旋状になるように付設され、複数
の分割羽根9aが連続した螺旋羽根9とから構成されて
いる。
【0004】上記水冷回転軸3の中空部には、内部に冷
却水流水路4aを有し、一端側の端面に、この冷却水流
水路4a内に冷却水を供給する冷却水供給管5が突設さ
れてなる中子4が嵌挿されることにより、この中子4と
水冷回転軸3の中空部の内壁との間に、上記冷却水流水
路4aの反冷却水供給管5側から流出する冷却水が流れ
る冷却水戻り流水路6が形成されている。さらに、上記
冷却水供給管5には冷却水排水管7が外装されている。
つまり、上記冷却水戻り流水路6を流れて戻される水冷
回転軸3冷却後の冷却水は、冷却水排水管7と冷却水供
給管5との間に形成される冷却水排水路8を通ってこの
水冷回転軸3の外方へ排水されるように構成されてい
る。この水冷回転軸3の場合には、冷却水を流入する側
から排水させる流水路を有しているが、一端側から流入
した冷却水を他端側から排水するワンスルーの流水路を
有する構成の水冷回転軸もある。
【0005】上記のとおり、還元鉄排出装置1は最高1
200℃もの高温雰囲気中で回転されて還元鉄を炉外へ
排出するものである。従って、還元鉄排出装置1は稼働
中を通じて水冷されるのであるが、例えば螺旋羽根9、
ボルト10、ナット11は必ずしも十分に冷却されず高
温になってしまうのに加えて、材質劣化をも来す。その
ため、例えばSUS304、SUS310、SUS31
6等からなる耐熱材料製のボルトとナットとを使用する
ようにしてはいるが十分な高温強度が得られず、比較的
短期間(40日以内)の間に折損してしまう。従って、
その度に還元炉の運転を停止すると共に冷却してボルト
とナットとを交換しなければならないので、還元炉の連
続操業ができないという解決すべき課題があった。
【0006】このような実情に鑑み、ボルトの折損トラ
ブルを削減することにより、還元鉄排出装置の耐久性を
向上させるべく研究・開発が進められている。例えば、
USPatent4,636,127には、水冷回転軸
だけでなく羽根にまで冷却水を供給して冷却するように
した還元鉄排出装置(従来例2)が提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記US Paten
t4,636,127に開示されてなる従来例2に係る
還元鉄排出装置によれば、上記のとおり、冷却水により
水冷回転軸だけでなく羽根も冷却されるので、従来例1
よりも優れていると考えられる。しかしながら、この従
来例2に係る還元鉄排出装置では、従来例1に係る還元
鉄排出装置の冷却水路の構成に比較して複雑にならざる
を得ないので、製造コストに関して不利になるだけでな
く、冷却水漏れの危険性が大きくなるという解決すべき
課題の他、還元鉄排出装置の保全コストに関しても不利
になり、ランニングコストが嵩むという解決すべ課題が
ある。
【0008】また、水冷回転軸と羽根とが共に冷却、つ
まり全体が冷却体であるために炉床を過度に冷却するこ
ととなり、炉床が損傷を受ける恐れがあるという解決す
べき課題もあった。
【0009】従って、本発明の目的は、水冷回転軸だけ
を冷却する従来例1に係る構成を採用して冷却水漏れの
危険性の増大を回避し、しかも水冷回転軸の外周に分割
羽根を取付けるボルトの折損トラブルの発生頻度を少な
くすることを可能ならしめる還元鉄排出装置を提供する
ことである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1に係る還元鉄排出装置が採用した
手段の特徴とするところは、移動床型の還元炉に付設さ
れ、フレームにより回転可能に支持された水冷回転軸
と、この水冷回転軸の外周にボルトとナットとにより螺
旋状に沿うように付設され、複数の分割羽根が連続した
螺旋羽根とからなり、回転により還元炉内の還元鉄を炉
外へ排出する還元鉄排出装置において、前記ボルトとナ
ットとを不定型耐火物で被覆したところにある。
【0011】また、本発明の請求項2に係る還元鉄排出
装置が採用した手段の特徴とするところは、移動床型の
還元炉に付設され、フレームにより回転可能に支持され
た水冷回転軸と、この水冷回転軸の外周にボルトとナッ
トとにより螺旋状に沿うように付設され、複数の分割羽
根が連続した螺旋羽根とからなり、回転により還元炉内
の還元鉄を炉外へ排出する還元鉄排出装置において、前
記水冷回転軸の螺旋羽根の付設範囲の外周に、前記ボル
トとナットとが埋没するように不定型耐火物の被覆層を
形成させたところにある。
【0012】また、本発明の請求項3に係る還元鉄排出
装置が採用した手段の特徴とするところは、請求項1ま
たは2のうちの何れか一つの項に記載の還元鉄排出装置
において、前記不定型耐火物が、500℃にて13W/
m℃以上の熱伝導率を有してなるところにある。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態1に係
る還元鉄排出装置を、その主要部構成説明図の図1を参
照しながら説明する。但し、本実施の形態1に係る還元
鉄排出装置の主要構成は、上記従来例1に係るものと同
一であって、相違するところは、ボルトとナットとを不
定型耐火物で覆って高温雰囲気から遮蔽した点にあるか
ら、上記従来例1と同一のものならびに同一機能を有す
るものに同一符号を付して、主としてその相違する点に
ついての説明に止める。
【0014】図1は、本発明の実施の形態1に係る還元
鉄排出装置1の主要部である。即ち、この還元鉄排出装
置1は、水冷回転軸3に突設されてなる複数の羽根取付
用ラグ3aと、これら複数の羽根取付用ラグ3aに分割
羽根9aを連続するように取付けたボルト10およびナ
ット11と分割羽根9aの水冷回転軸3側の根本部分と
を、水冷回転軸3の螺旋羽根9の付設範囲の外周に形成
した後述する材質の不定型耐火物からなる被覆層12に
埋没させることによって、ボルト10およびナット11
が最高1200℃もの高温還元・腐食雰囲気〔(CO+
2 の還元雰囲気)+(Na、K、Cl系の腐食雰囲
気)〕に直接晒されるのを防止する構成としたものであ
る。
【0015】上記不定型耐火物は84Wt%の炭化珪素
を含有するもので、500℃において13.3W/m℃
の高熱伝導率を有するものである。
【0016】ところで、水冷回転軸3の外周を覆う炭化
珪素からなる被覆層12は、下記のような方法によって
形成させたものである。以下、この被覆層12の形成方
法を説明する。 (1) 水冷回転軸3の外周に設けられた羽根取付用ラグ3
aにボルト10とナット11とにより分割羽根9aを取
付ける。 (2) ナット11の弛み防止のためにボルト10にナット
11を溶接する。 (3) 水冷回転軸3を水平に支持すると共に、分割羽根9
a同士の端面が水平になるように保持し、下側の分割羽
根9aの側面にボイド管と呼ばれる10mm以上の厚さ
の紙管を沿わせて固定し、これと分割羽根9aの側面と
間の隙間に耐火物繊維を詰め込む。 (4) 不定型耐火物を流し込み、振動を加えながら固化さ
せる。 (5) 水冷回転軸3を180度回転させて上記(1) 〜(4)
の作業を行う。 このようにして水冷回転軸3の外周面に不定型耐火物層
を形成させた後に焼成したものである。
【0017】本実施の形態1に係る還元鉄排出装置1に
よれば、この還元鉄排出装置1の複数の羽根取付用ラグ
3aと、これら複数の羽根取付用ラグ3aに分割羽根9
aを連続するように取付けたボルト10およびナット1
1とは、被覆層12により最高1200℃の高温雰囲気
から遮断されるのに加えて、高熱伝導率の炭化珪素から
なる被覆層12を通しての、水冷回転軸3の中空部の内
壁と図示しない中子との間に形成された冷却水戻り流水
路を流れる冷却水によって冷却されるという効果もあ
る。
【0018】従って、従来例1に係る還元鉄排出装置の
ボルトよりも遙に高強度で維持され続けるので、従来例
1に係る還元鉄排出装置よりもボルト10の折損トラブ
ルの発生頻度が少なくなる。また、被覆層12によって
螺旋羽根9もそれなりに冷却されるので螺旋羽根9の寿
命の延長に効果がある。上記のとおり、被覆層12によ
って螺旋羽根9もそれなりに冷却されるが、水冷回転軸
と羽根とが共に冷却体である状来例2に係る還元鉄排出
装置のように、炉床21が過度に冷却されるような恐れ
がない。
【0019】因みに、本実施の形態1に係る還元鉄排出
装置1によれば、水冷回転軸3の外周に被覆層12を形
成させた後の稼働は1年以上経過しているが、現在のと
ころボルト10の折損トラブルは皆無である。さらに、
水冷回転軸3が50rpm〜100rpmもの高速度で
回転して還元鉄を炉外へ排出しているにもかかわらず、
耐摩耗性が優れていることもあって、被覆層12の外観
状況が良好であるためにボルト10の折損トラブル発生
の恐れが少なく、今後とも順調に稼働し得ると考えられ
る。 勿論、本実施の形態1に係る還元鉄排出装置1の
冷却水路の構成は従来例1と同様であって、上記従来例
2に係る還元鉄排出装置のように冷却水路の構成が複雑
でないから、製造コストに関して不利になるようなこと
がなく、また冷却水漏れの危険性が大きくなるというよ
うな恐れもない。
【0020】さらに、本実施の形態1に係る還元鉄排出
装置1によれば、上記のとおり、水冷回転軸3の外周に
被覆層12が形成されているので、還元炉の炉床21の
水冷回転軸3による過度の冷却が防止され、炉床12に
対する熱影響を少なくすることができるので、炉床21
へ与える温度偏差が少なく炉床剥離等のトラブルを減少
させることができるという効果が生じると共に、還元炉
をより高温で操業することを可能にし得るという効果も
派生してきた。
【0021】次に、本発明の実施の形態2に係る還元鉄
排出装置を、その主要部構成説明図の図2を参照しなが
ら、上記実施の形態1と同一のものならびに同一機能を
有するものに同一符号を付して説明する。但し、本実施
の形態2に係る還元鉄排出装置が上記実施の形態1に係
る還元鉄排出装置と相違するところは、被覆層の形状の
相違にあるから、その相違する点についてだけ以下に説
明する。
【0022】即ち、本実施の形態2に係る還元鉄排出装
置1は、螺旋羽根9の基端に沿って断面台形状の被覆部
12を形成することにより、水冷回転軸3に突設されて
なる複数の羽根取付用ラグ3aと、これら複数の羽根取
付用ラグ3aに分割羽根9aを連続するように取付けた
ボルト10とナット11と分割羽根9aの水冷回転軸3
側の根本部分とを埋没させる構成としたものである。
【0023】本実施の形態2に係る還元鉄排出装置1に
よれば、水冷回転軸3の螺旋羽根9の付設範囲の外周の
全域が被覆層で覆われてはいないが、複数の羽根取付用
ラグ3aと、これら複数の羽根取付用ラグ3aに分割羽
根9aを連続するように取付けたボルト10とナット1
1とは、被覆部12により最高1200℃の高温雰囲気
から遮断されるのに加えて、高熱伝導率の炭化珪素から
なる被覆部12を通しての、水冷回転軸3の中空部の内
壁と図示しない中子との間に形成された冷却水戻り流水
路を流れる冷却水による冷却効果もあるために、上記実
施の形態1に係る還元鉄排出装置と同効である。
【0024】ところで、以上では、被覆層12または被
覆部12を形成する不定型耐火物として高熱伝導率の炭
化珪素を用いた例を説明した。しかしながら、耐火物と
しては2〜3W/m℃以上の熱伝導率を有する一般的な
耐火物であれば、ボルトに与える熱影響を遮断すること
ができ、ホルトの折損トラブル発生防止に対して大きな
効果があり、複数の羽根取付用ラグ3aと、ボルト10
およびナット11とを高温雰囲気から遮断すると共に、
被覆層を通しての冷却水戻り流水路を流れる冷却水によ
る冷却効果も期待し得るため、ボルトの折損トラブルの
発生防止に対してそれなりの効果を期待することができ
るので、上記実施の形態によって不定型耐火物の材質が
限定されるものではない。
【0025】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の請求項1
に係る還元鉄排出装置ではボルトとナットとが不定型耐
火物で被覆されているので、不定型耐火物によりボルト
とナットとが高温雰囲気から遮断されるのに加えて、不
定型耐火物を通しての水冷回転軸を冷却する冷却水の冷
却効果があり、また本発明の請求項2に係る還元鉄排出
装置では水冷回転軸の螺旋羽根の付設範囲の外周に、前
記ボルトとナットとが埋没するように不定型耐火物の被
覆層が形成されているので、不定型耐火物の被覆層によ
りボルトとナットとが高温雰囲気から遮断されるのに加
えて、不定型被覆層を通しての水冷回転軸を冷却する冷
却水の冷却効果がある。
【0026】従って、請求項1または2に係る還元鉄排
出装置によれば、ボルトとナットとが高強度で保持され
続けるので、従来例1よりもボルトの折損トラブル発生
頻度が少なくなり、そして従来例2のように冷却水路の
構成が複雑でないから、製造コストに関して不利になる
ことがなく、また冷却水漏れの危険性が大きくなるとい
うような恐れがないという優れた効果がある。
【0027】また、本発明の請求項3に係る還元鉄排出
装置によれば、不定型耐火物が、500℃にて13W/
m℃以上の熱伝導率を有しているため、ボルトとナット
とが不定型耐火物を通してより効果的に冷却され、ボル
トとナットとがより高強度で保持され続けるので、請求
項1または2の場合よりもボルトの折損トラブル発生頻
度が少なくなるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る還元鉄排出装置の
主要部構成説明図である。
【図2】本発明の実施の形態2に係る還元鉄排出装置の
主要部構成説明図である。
【図3】従来例1に係り、移動床型の還元炉の主要部を
断面示した還元鉄排出装置の概略断面構成説明図であ
る。
【符号の説明】
1…還元鉄排出装置 2…フレーム,2a…軸受箱,2b…軸受 3…水冷回転軸,3a…羽根取付用ラグ 4…中子,4a…冷却水流水路 5…冷却水供給管 6…冷却水戻り流水路 7…冷却水排水管 8…冷却水排水路 9…螺旋羽根,9a…分割羽根 10…ボルト 11…ナット 12…被覆層または被覆部 20…還元炉 21…炉床
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C21B 13/10 F27B 9/00 - 9/40 F27D 3/08 B65G 33/00 - 33/38

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動床型の還元炉に付設され、フレーム
    により回転可能に支持された水冷回転軸と、この水冷回
    転軸の外周にボルトとナットとにより螺旋状に沿うよう
    に付設され、複数の分割羽根が連続した螺旋羽根とから
    なり、回転により還元炉内の還元鉄を炉外へ排出する還
    元鉄排出装置において、前記ボルトとナットとを不定型
    耐火物で被覆したことを特徴とする還元鉄排出装置。
  2. 【請求項2】 移動床型の還元炉に付設され、フレーム
    により回転可能に支持された水冷回転軸と、この水冷回
    転軸の外周にボルトとナットとにより螺旋状に沿うよう
    に付設され、複数の分割羽根が連続した螺旋羽根とから
    なり、回転により還元炉内の還元鉄を炉外へ排出する還
    元鉄排出装置において、前記水冷回転軸の螺旋羽根の付
    設範囲の外周に、前記ボルトとナットとが埋没するよう
    に不定型耐火物の被覆層を形成させたことを特徴とする
    還元鉄排出装置。
  3. 【請求項3】 前記不定型耐火物が、500℃にて13
    W/m℃以上の熱伝導率を有してなることを特徴とする
    請求項1または2のうちの何れか一つの項に記載の還元
    鉄排出装置。
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