JP3019636B2 - アースドリル - Google Patents

アースドリル

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JP3019636B2 JP4332522A JP33252292A JP3019636B2 JP 3019636 B2 JP3019636 B2 JP 3019636B2 JP 4332522 A JP4332522 A JP 4332522A JP 33252292 A JP33252292 A JP 33252292A JP 3019636 B2 JP3019636 B2 JP 3019636B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ケリーバに軸掘バケッ
トと拡底バケットが付け替え可能に取付けられ、ケリー
ドライブ装置の下部に、ホ−スリ−ルを搭載したリ−ル
テ−ブルを設けたアースドリルに関する。
【0002】
【従来の技術】アースドリルは、図8の側面図に示すよ
うに、本体50がブーム51を備えたクレーンにより構
成され、本体50に搭載されたウインチ52により巻取
り繰り出しされるワイヤロープ53により、角筒状ケリ
ーバまたは円筒の外周に縦に回転力付与のための突条を
形成したケリーバ25を支持し、該ケリーバ25を、フ
ロントフレーム54に取付けたケリードライブ装置1の
回転体の穴内に上下動自在にかつ相対回転不能に貫挿
し、該ケリーバ25の下端に掘削バケット56を取付
け、ケリーバ25をケリードライブ装置1により回転さ
せて掘削を行うものである。そして、縦穴掘削(軸掘)
は、まず、軸掘バケット56をケリーバ25に取り付け
てバケット径の縦穴を形成し、次に、バケットを軸掘バ
ケット56から拡底バケット(図示せず)に着け換えて
縦穴の底部の径を拡大して行う。
【0003】該拡底バケットは、拡底用の拡大翼を有
し、該拡大翼を開閉するための油圧シリンダおよび該拡
大翼の開閉量を測定し地上にケーブルを介して伝達する
ポテンショメ−タを備えている。従って、拡底掘削時に
は翼開閉用の油圧シリンダへ作動油を供給する必要があ
り、また、ポテンショメータの信号を本体50側に設け
た表示装置に伝達する必要がある。このため、ケリード
ライブ装置1の下部に、作動油、電気信号を非回転部
(外筒であるアウタハウジング)と回転部(内筒である
インナハウジング)との間で授受するセンタジョイント
6を取付け、そのインナハウジングの下部に、前記作動
油用油圧ホースを巻いたホースリール28とケーブルを
巻いたケーブルリール29を搭載したリールテーブル7
を取付け、ケリーバ25はそのリールテーブル7の中心
穴に通し、拡底掘削時にはリールテーブル7はケリーバ
25と共に回転するようにして油圧ホースやケーブルを
ケリーバ25と共に回転させてこれらのケリーバ25に
対する巻き付きを防止している。
【0004】このようなリールテーブル7は、重量物で
あるから、拡底時のみにケリードライブ装置1に取付け
るわけにはいかず、常時取付けられているものである
が、軸掘バケット56を使用する場合には、前記ホ−ス
およびケ−ブルは軸掘バケット56に接続する必要がな
いので、ホ−スリ−ル28およびケ−ブルリ−ル29に
それぞれ巻き上げられ収納された状態で作業が行われ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のも
のは、軸掘掘削時においても、リ−ルテ−ブル7を取付
けたセンタジョイント6のインナハウジングがケリ−バ
25と共に常に回転している構造のため、リ−ルテ−ブ
ル7を回転させる必要がない軸掘作業時にも該センタジ
ョイント6のインナハウジングが回転して、センタジョ
イント6のアウタハウジングとインナハウジングとの間
のシール材の寿命が短くなり、また、シ−ル部の摩擦に
より回転トルクが損失するという問題点があった。
【0006】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であり、センタジョイントのシ−ル材の寿命を長くし、
また、軸掘時の回転トルクの損失を少なくすることがで
きる構造のア−スドリルを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、アースドリルのフロント装置に設けたケ
リ−ドライブ装置のフレームまたは該フレームに組み付
けられる部材に、拡底掘削時に必要とされる少なくとも
油圧ホースを巻いたホースリールを搭載したリールテー
ブルを垂下状に設け、該リールテーブルと前記ケリード
ライブ装置との間に、拡底掘削時に必要とされる作動油
の授受を行うセンタジョイントを設け、該センタジョイ
ントは、前記フレーム側に取付けた非回転体であるアウ
タハウジングと、その中に回転自在に嵌合されかつ前記
リールテーブルを下部に取付けた筒形のインナハウジン
グとからなり、前記インナハウジング内に、前記ケリー
ドライブ装置により回転されるケリーバを貫挿してなる
アースドリルにおいて、前記インナハウジング内に前記
ケリーバを回転自在に貫挿し、前記センタジョイントの
上部に、前記ケリードライブ装置の回転力を前記インナ
ハウジングに伝達または非伝達として前記リールテーブ
ルをケリーバと共に回転するか否かを設定するクラッチ
装置を設けたことを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明において、クラッチ装置を投入状態にす
ると、センタジョイントのインナハウジングはケリーバ
と共回りし、釈放状態にするとインナハウジングは回転
しない。
【0009】
【実施例】図1は本発明によるア−スドリルの一実施例
の要部を示す一部断面正面図であり、1はケリ−ドライ
ブ装置であり、該ケリードライブ装置1はそのフレーム
2の縦枠2aに沿って軸掘時における押し下げ用油圧シ
リンダ(図示せず)によって昇降されるように取付けら
れている。4はケリ−バ25の垂直姿勢を維持するため
に前記フレーム2の下枠2bに設けられたガイド装置で
あり、該ガイド装置4は、図3の平面図にも示されてい
るように、筒状をなすアウタハウジング4aと、その中
に軸受4bを介して回転自在に嵌合され、かつケリーバ
25の外周に上下に設けた係合用突条25aを上下動自
在に嵌める縦溝4dを有するインナハウジング4cと、
インナハウジング4cの上面に固定して取付けられ、周
方向に配設された3個以上のガイドローラ4fを有する
ブラケット4eとからなり、インナハウジング4cは、
前記ブラケット4eの縦溝4dにケリーバ25の突条2
5aが嵌合されることにより、ケリーバ25と共に回転
する。
【0010】6は前述のセンタジョイントであり、該セ
ンタジョイントは、前記フレーム2の下部に支持フレー
ム2cにより支持して垂下状に取付けた外筒としてのア
ウタハウジング6aと、該アウタハウジング6a中に軸
受6bを介して回転自在に嵌合した内筒としてのインナ
ハウジング6cとからなる。インナハウジング6cの下
部には前記ホースリール28およびケーブルリール29
を搭載したリールテーブル7が取付けられる。
【0011】図2に示すように、該センタジョイント6
のアウタハウジング6aには半径方向に作動油を通す孔
6dと、内周面に形成した油溝6eとを有し、インナハ
ウジング6cには前記溝6eに連通し、かつ前記ホース
リール28に巻かれる油圧ホースにつながる縦の油路6
fを設け、両ハウジング間にシール材6gを介在させた
ものである。なおケーブルリール29の信号はリールテ
ーブル7上に載置した無線送信機からの信号を本体50
側受信機で受信し、本体50側で翼の拡大量を表示する
ようにしているが、センタジョイント6にブラシと接触
リングからなる有線式の信号伝送手段を用いてもよい。
【0012】前記インナハウジング6cの上部にはリン
グ6hを同芯に固定し、一方前記ガイド装置4のインナ
ハウジング4cの下部にもリング4gを同芯に固定し、
これらのリング6h、4g間に、両インナハウジング6
c、4cを相対回転自在に、かつ同芯をなすように結合
する軸受5を介在させている。また、インナハウジング
4gの回転をインナハウジング6cに伝達するクラッチ
装置3を設けている。
【0013】該クラッチ装置3は、図3の平面図および
図4の側面図(図2のZ矢視図)に示すように、前記リ
ング6hの上面に固定したブラケット3aにピン3bを
中心として傾動自在に取付けたレバー3cと、該レバー
3cの先端の下面に設けた係合ブロック3dと、該係合
ブロック3dが係合脱離自在に嵌まるように、前記イン
ナハウジング4cの下部のリング4gの外周に設けた係
合プレート3eと、前記レバー3cの尾端を押し上げて
前記係合ブロック3dが係合プレート3eの噛み合い部
3mに嵌まる方向に付勢する押しばね3fと、前記ケリ
ードライブ装置1のフレーム2の下枠2bに固着したブ
ラケット3gを介して下向に取付けられた単動シリンダ
3hと、該単動シリンダ3hのピストンロッドに連結さ
れ、かつ前記下枠2bに固設した保持筒3iに摺動自在
に嵌挿したロッド3jと、該ロッド3jを押し上げ方向
に付勢する押しばね3kとからなる。
【0014】そして、単動シリンダ3hに圧油を供給し
ていない状態においては、ロッド3jは押しばね3kに
より上げられており、前記レバー3cの尾端は押しばね
3fにより押し上げられるので、該レバー3cの前端は
下がり、係合ブロック3dは係合プレート3eの噛み合
い部3mに係合され、センタジョイント6のインナハウ
ジング6cはガイド装置4のインナハウジング4cと一
体に連動する状態となる。反対に、単動シリンダ3hに
圧油を供給した状態においては、ロッド3jは押しばね
3kに抗して押し下げられ、これによりロッド3jが前
記レバー3cの尾端を押しばね3fに抗して押し下げ、
係合ブロック3dは係合プレート3eの噛み合い部3m
から外れ、ガイド装置4のインナハウジング4cの回転
はセンタジョイント6のインナハウジング6cに伝達さ
れず、ケリーバ25が回転している状態でもインナハウ
ジング6cは回転しない。
【0015】次に、前記単動シリンダ3hを作動させる
回路について説明する。図5、図6は前記クラッチ切換
用の単動シリンダ3hの駆動油圧回路を、それぞれクラ
ッチ釈放状態、クラッチ投入状態で示す油圧回路図であ
る。図5、図6において、15は前記本体50に搭載さ
れた油圧ポンプ、16はホースリ−ル28巻き取り用ト
ルクモ−タ、17はトルクモ−タ16のモ−タトルクを
規制するリリ−フ弁、19は電磁操作式クラッチ切換
弁、20は前記単動シリンダ3h用のリリ−フ弁をそれ
ぞれ示し、トルクモータ16用リリーフ弁17の設定圧
はシリンダ3h用リリーフ弁20の設定圧より高く設定
されている。
【0016】図5は、クラッチ切換弁19のソレノイド
19aが励磁された状態を示し、油圧ポンプ15からの
圧油は切換弁19を経て単動シリンダ3hに供給されて
これを伸長させ、これにより、前述のように、クラッチ
釈放の状態となる。
【0017】一方、図6の状態は前記ソレノイド19a
が励磁されていない状態であり、油圧ポンプ15からの
圧油は切換弁19で遮断され、シリンダ3hのボア側の
油はばね3kによりタンクに戻され、シリンダ3hは収
縮するとともに、レバー3cの尾端はばね3fにより押
し上げられるので、クラッチ投入の状態となる。
【0018】この回路において、軸掘作業時にはクラッ
チ切換弁19のソレノイド19aへの通電をスイッチ
(図示せず)の操作でオフすることにより、アウタハウ
ジング6aは回転しない状態になり、アウタハウジング
6aとインナハウジング6cとの間のシ−ル材6gの寿
命を延ばすことができる。具体的には、従来は約1年毎
の交換期間を2〜3年に延長できる。また、アウタハウ
ジング6aとインナハウジング6cとの間のシ−ル部の
摩擦抵抗がなくなるため、ケリ−バ25の回転トルクを
0.3〜0.4t−m程度向上させることができる。
【0019】また、このような油圧回路は、トルクモー
タ16への油圧回路13から分岐した回路14を用いる
ことができるので、特別の油圧回路を別系統で設ける必
要がないという利点がある。
【0020】図5、図6に示した回路において、前記ク
ラッチ切換弁19の切換は、前述のように、独立に設け
たスイッチの操作でソレノイド19aへの通電を制御す
ることにより行うようにしてもよいが、図7のような回
路構成により、掘削段階によってクラッチ装置3の投
入、釈放を行えば、クラッチ切換のためのスイッチ操作
をわざわざ行う必要がない。図7において、19aは図
5、6で示した前記ソレノイド、33は前記本体50に
搭載したバッテリー、26は本体50に搭載したエンジ
ン、27はエンジン26の始動により閉じる接点、22
は拡底バケットを使用する場合に操作するスイッチであ
り、軸掘の場合には連動接触片22a、22bが中立状
態とされ、拡底掘削時には接触片22a、22bがそれ
ぞれ固定接点d、c側(バケットが4t−mのトルクを
要求するものである場合)、またはそれぞれ固定接点
c、b側(バケットが6t−mのトルクを要求するもの
である場合)に接続されるもので、接触片22a、22
bがそれぞれ固定接点d、c側に接続された場合には、
切換弁のソレノイド24が励磁されて油圧シリンダに供
給する油圧として4t−mの拡底バケットの翼開閉用油
圧シリンダの規模と必要とされる翼押し出し力に応じた
所定のシリーフ圧が設定され、接触片22a、22bが
それぞれ固定接点c、b側に接続された場合には、切換
弁のソレノイド24が励磁されず、翼開閉用油圧シリン
ダに供給する油圧として6t−mの拡底バケットの翼開
閉用シリンダの規模と必要とされる翼押し出し力に応じ
た所定のシリーフ圧が設定されるものである。21は前
記拡底スイッチ22が拡底時に操作された時に励磁され
るリレ−、21bはそのb接点である。
【0021】図7の回路の動作を説明すると、作業を開
始するためエンジン26を始動させるとスイッチ27が
閉じた状態になる。軸掘作業を開始する場合には、拡底
用スイッチ22が図示の中立位置にあり、リレ−21は
励磁されていないので、ソレノイド19aが励磁され、
図5の状態となり、クラッチ釈放の状態となるから、セ
ンタジョイント6のインナハウジング6cは回転しな
い。一方、バケットを拡底バケットに交換し、拡底作業
を行うため拡底用スイッチ22を操作すると、接触片2
2a、22bを固定接点b、cに接続され、リレ−21
に通電されるので、b接点21bが開き、ソレノイド1
9aへの通電が遮断され、図6のクラッチ投入状態とな
り、センタジョイント6のインナハウジング6cはケリ
ーバ25と共に回転する。
【0022】このように、エンジン始動と同時に自動的
にクラッチ釈放となる構成とすれば、エンジン始動の状
態では通常軸掘の状態になることから、軸掘作業開始時
にクラッチ釈放について何ら注意をする必要がないから
作業上の煩わしさがない。また、拡底スイッチを操作し
たときには、自動的にクラッチが投入されるので、クラ
ッチの操作忘れによるホースのケリーバへの絡みつきに
よる損傷を防止できる。
【0023】また、図7に示すように、入力装置として
のキーボード34からのバケット型式の入力により、演
算装置35でバケットを駆動すべきトルク(前記4t−
m、6t−m等)を判定し、リリーフ弁選別回路38を
作動させてケリードライブ装置1の作動設定圧を選定す
るリリーフ弁を選定する構成を採用した場合において、
バケット入力型式が拡底バケットに相当するものである
場合には、演算装置35の出力によりリレードライバ3
6を介してリレー37を付勢し、これにより、リレー3
7のa接点37aを閉じて前記リレー21を付勢するこ
ととすれば、バケット型式の演算装置35への入力のみ
でクラッチの投入ができ、リリーフ圧の設定とクラッチ
投入が確実かつ容易に行える。
【0024】上記実施例においては、ケリードライブ装
置1のフレーム2に設けたガイド装置4のインナハウジ
ング4cとセンタジョイント6のインナハウジング6c
との間にクラッチ装置3を設けることにより、ケリード
ライブ装置1の回転力をケリーバ25を介してインナハ
ウジング6cに伝達する例を示したが、ガイド装置4を
有しないものにおいては、ケリードライブ装置1の回転
体の回転力を前記インナハウジング6cにクラッチ装置
を介して直接伝達する構成としてもよい。また本発明
は、拡底翼の開き度合いを検出する手段がないかあるい
は電気以外の油圧式検出手段を用いた場合にも適用でき
る。
【0025】
【発明の効果】請求項1によれば、軸掘作業時にはセン
タジョイントのインナハウジングを非回転状態としてお
くことができるので、センタジョイントのシ−ル材の寿
命を延ばすことができる。また、軸掘作業時には、バケ
ット回転駆動力がセンタジョイントのインナハウジング
を回転させる動力に消費されることがないため、ケリ−
バの回転トルクを向上させることができる。
【0026】請求項2によれば、エンジン始動の状態で
は通常軸掘の状態になることから、軸掘作業開始時にク
ラッチ釈放操作を必要としない。
【0027】請求項3によれば、拡底スイッチを操作し
たときには、自動的にクラッチが投入されるので、クラ
ッチの操作忘れによるホースのケリーバへの絡みつきに
よる損傷を防止できる。
【0028】請求項4によれば、バケット型式を演算装
置に入力するだけで、自動的にクラッチが投入、釈放が
なされるので、クラッチの操作を特別に行う必要がなく
なる上、操作忘れによるホースのケリーバへの絡みつき
による損傷を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるア−スドリルの一実施例の要部を
一部断面で示す正面図である。
【図2】図1の部分拡大図である。
【図3】本実施例のクラッチの構成を示す平面図であ
る。
【図4】図2のZ矢視図である。
【図5】該実施例のクラッチ切換え用油圧回路をクラッ
チ釈放状態で示す図である。
【図6】該実施例のクラッチ切換え用油圧回路をクラッ
チ投入状態で示す図である。
【図7】該実施例のクラッチ切換用の電気回路図であ
る。
【図8】従来のアースドリルの一例を示す側面図であ
る。
【符号の説明】
1 ケリ−ドライブ装置 2 フレーム 3 クラッチ装置 4 ガイド装置 4a アウタハウジング 4c インナハウジング 5 軸受 6 センタジョイント 6a アウタハウジング 6c インナハウジング 7 リールテーブル 16 ホースリール用トルクモータ 19 クラッチ切換弁 19a ソレノイド 25 ケリ−バ 26 エンジン 27 スイッチ 28 ホースリール 29 ケーブルリール 34 入力装置 35 演算装置 36 リレードライバ 37 リレー 38 リリーフ弁選別回路 56 軸掘バケット

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アースドリルのフロント装置に設けたケリ
    −ドライブ装置のフレームまたは該フレームに組み付け
    られる部材に、拡底掘削時に必要とされる少なくとも油
    圧ホースを巻いたホースリールを搭載したリールテーブ
    ルを垂下状に設け、 該リールテーブルと前記ケリードライブ装置との間に、
    拡底掘削時に必要とされる作動油の授受を非回転部と回
    転部との間で行うセンタジョイントを設け、 該センタジョイントは、前記フレーム側に取付けた非回
    転体であるアウタハウジングと、その中に回転自在に嵌
    合されかつ前記リールテーブルを下部に取付けた筒形の
    インナハウジングとからなり、 前記インナハウジング内に、前記ケリードライブ装置に
    より回転されるケリーバを貫挿してなるアースドリルに
    おいて、 前記インナハウジング内に前記ケリーバを回転自在に貫
    挿し、 前記センタジョイントの上部に、前記ケリードライブ装
    置の回転力を前記インナハウジングに伝達または非伝達
    として前記リールテーブルをケリーバと共に回転するか
    否かを設定するクラッチ装置を設けたことを特徴とする
    アースドリル。
  2. 【請求項2】請求項1において、アースドリル本体に搭
    載されたエンジンの始動により作動するスイッチと、該
    スイッチが作動状態にある場合に前記クラッチ装置を釈
    放側に切換える回路とを有することを特徴とするア−ス
    ドリル。
  3. 【請求項3】請求項2において、拡底作業時に操作され
    る拡底用スイッチが操作状態にある時に前記クラッチ装
    置が投入側に切換わる回路を有することを特徴とするア
    −スドリル。
  4. 【請求項4】請求項1ないし3のいずれかにおいて、ケ
    リーバに取付けるバケット型式を入力する演算装置と、
    該演算装置に入力されるバケット型式が拡底バケットを
    表示するものである時に前記クラッチ装置を投入側に切
    換える回路とを有することを特徴とするア−スドリル。
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