JP3019553U - ロースター - Google Patents

ロースター

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JP3019553U
JP3019553U JP1995002236U JP223695U JP3019553U JP 3019553 U JP3019553 U JP 3019553U JP 1995002236 U JP1995002236 U JP 1995002236U JP 223695 U JP223695 U JP 223695U JP 3019553 U JP3019553 U JP 3019553U
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JP
Japan
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exhaust pipe
peripheral surface
roaster
suction port
reducer
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JP1995002236U
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English (en)
Inventor
富士男 竹安
Original Assignee
八千代機械株式会社
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  • Baking, Grill, Roasting (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は騒音や故障を生ずるおそれなく調理
食品の乾燥と味の劣化を防止することのできるロースタ
ーを提供することを目的とするものである。 【構成】 本考案はアウターとインナーの上部周面間に
エンドレスの周面間隙を設けるとともに、該アウター内
の中間部中心より前記インナーの中心を貫通して該イン
ナー上の高い位置に突出する排気パイプを設け、該排気
パイプの上端上にベルマウス構造のキャップと受け口金
具とからなる吸込口を設け、該排気パイプ内を静圧によ
り吸引することにより前記の周面間隙と吸込口間に該ア
ウター内より自然上昇する熱気を主流とするエアーカー
テンを形成するようにしたことを特徴とするロースター
にある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はロースター、詳しくは焼物等調理食品が外気に触れて乾燥して味の 劣化することを防止する設備を備えたロースターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のロースターには特開昭63−180021号公報がある。該公 報は下方からの加熱により調理する上方開放の調理部を有する調理台において、 調理部周りと調理部上方との間にエアーカーテンにより煙封じ空間を仕切るため の空気送給ファンと吸引ファンとからなるエアーカーテン装置を設けたことを記 載している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、ファンの回転によるエアーカーテンの形成は騒音を生じ、且つ 調理品より生ずる油汚れによって故障を生じやすく、またエアーカーテン用に送 給される温度の低い空気が調理食品を冷却させるいという課題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案はアウターとインナーの上部周面間にエンドレスの周面間隙を設けると ともに、該アウター内の中間部中心より前記インナーの中心を貫通して該インナ ー上の高い位置に突出する排気パイプを設け、該排気パイプの上端上にベルマウ ス構造のキャップと受け口金具とからなる吸込口を設け、該排気パイプ内を静圧 により吸引することにより前記の周面間隙と吸込口間に該アウター内より自然上 昇する熱気を主流とするエアーカーテンを形成するようにして、かかる課題を解 決しようとするものである。
【0005】
【作用】
本考案はアウターとインナーの上部周面間の周面間隙とインナーの中心上の吸 込口間にアウター内より自然上昇する熱気を主流とするエアーカーテンを形成す るようにしたので、騒音の発生と空気送給ファンの故障および調理食品の冷却を 招かずして調理食品の乾燥と味の劣化を防止することとなる。
【0006】
【実施例】
以下図面に基づいて実施例を説明する。
【0007】 金属板にて有底円筒形のアウター1を形成し、該アウター1内の上部に上広下 狭の短筒体形をしたインナー2を挿嵌する。3は間隔を置いて数点に設けた受け 金具であり、4はエンドレスの周面間隙、5は焼網でアウター1内の上端とほぼ 同一平面上に取外し自在にて載着する。6はインナー2の下端に設けた受皿で該 受皿6に外端を載せるようにしてセラミック炭7を配置し、セラミック炭7下に ガスバーナー8を設ける。9は水溜部で中央部分に下広円筒形のレジューサー10 を設け、レジューサー10の上端の外側に止環11aを設けて保護筒12を挿着し、内 側に止環11bを設けて排気パイプ13を抜取り自在にて挿着する。保護筒12と排気 パイプ13はインナー2と焼網5の中心を貫通している。排気パイプ13は焼網5よ りはるか高い位置に突出して、その上端には下広の曲面笠形状を呈していわゆる ベルマウス構造とするキャップ14と上広曲面形のベルマウス構造にして且つ内部 差渡しに縦置きの整流板15bを備えてベーン構造とする受け口金具15とからなる 吸込口16を嵌着している。なおキャップ14は整流板15bの中心上に植設した1本 の中心支柱17にて支えられている。
【0008】 アウター1内のレジューサー10下には油取りフィルター18を傾斜させて取付け 、下端中央に吸引ダクト19を接続する。なお、20はファイアーダンパー、21は水 溜部9と同一水位のアウター1外に設けた水供給タンク、22は透視可能な水位目 盛、23は水導管、24はテーブルの天板である。
【0009】 水供給タンク21に水を注水すると水導管23を経て水溜部9内に水が自動給水さ れ、その水位は透視可能な水位目盛22で確認することができる。
【0010】 ガスバーナー8にガスを供給して点火するとセラミック炭7が加熱して恰も木 炭が燃焼しているかのように赤熱化して遠赤外線を放射し、この遠赤外線により 焼網5を加熱するから、吸引ダクト19を吸引作動しておいて焼網5上で焼肉等の 調理をするのである。なおインナー2の下端に設ける受皿6を目皿(図示してい ない)にかえることによりセラミック炭7にかえて木炭を載せて使用することも できる。
【0011】 アウター1内の熱気は上端の周面間隙4から自然上昇して吸込口16より吸込ま れる流れを形成し、結局、周面間隙4より自然上昇する熱気を主流とするエアー カーテン25にて焼網5上を覆って著しく温度差のある外気を遮断するので、焼網 5上の調理食品は外気に触れることによって生ずる乾燥や味の劣化が防止される こととなる。
【0012】 なお吸込口16をベルマウス構造のキャップ14と受け口金具15とにて構成し、且 つキャップ14を1本の中心支柱17にて支持したので、熱気や煙の吸込みは整流を 維持して騒音を生ずることなくして且つ静圧を軽減することもできることとなる 。
【0013】 また排気パイプ13の下端に水溜部21に囲繞された下広曲面形のレジューサー10 を配置するようにしたので、排気パイプ13内を降下する排気は、水溜部21内の水 にて温度を奪われて冷却しながら、油取りフィルター18上に降下して油取りされ て、安全な低い温度のきれいな排気のみが吸引ダクト19より排気されることとな る。
【0014】
【考案の効果】
本考案は以上のようにしてアウターとインナー間の周面間隙より自然上昇する 熱気をインナー中心上の高い位置に設けた排気パイプの吸込口より吸引して、焼 網上の広い範囲を自然上昇する熱気を主流とするエアーカーテンにて覆うように したので、外部空気による焼網上の調理食品の乾燥と冷却による味の劣化を防止 することができるという効果を生ずる。
【0015】 吸込口をベルマウス構造のキャップとベルマウス構造で且つベーン構造の受け 口金具とにて形成し、さらにキャップを1本の中心支柱にて支えるようにしたの で、熱気の吸込みによって生じ勝ちな気流の乱れとそれに伴う騒音を解消し、吸 引のための静圧を軽減することができるという効果を生ずる。
【0016】 排気を下広曲面形のレジューサーにて拡散して油取りフィルターを通過するよ うにしたので、油取り能率を向上することができるという効果を生ずる。
【0017】 レジューサーの周囲に水溜部を設けて排気パイプ内の排気の温度を下げるよう にしたので、吸引ダクトの温度上昇を防止して安全性を向上することができると いう効果を生ずる。
【0018】 排気パイプのインナー貫通部分の外面に保護パイプを嵌挿したので、排気パイ プの加熱を防いで、排気パイプ内を通過する排気の温度上昇を防止することがで きるという効果を生ずる。
【0019】 排気パイプをレジューサーの上端部分にて分断して取外し自在としたので、排 気パイプを取外して容易に清掃することができるという効果を生ずる。
【0020】 吸込口を焼面から離れた高い位置に設けたので、火の粉等を吸込むおそれがな く、また万一火の粉を吸込んでも排気パイプが細くて管内風速が速いために即消 火されて火災の危険を防止することができ、さらにガスバーナーや木炭等の周囲 から燃焼用空気を奪うことがないので不完全燃焼を防止することができるという 効果を生ずる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の実施例を示す縦断正面図である。
【符号の説明】 1はアウター 2はインナー 3は受け金具 4は周面間隙 5は焼網 6は受皿 7はセラミック炭 8はガスバーナー 9は水溜部 10はレジューサー 11は止環 12は保護筒 13は排気パイプ 14はキャップ 15は挿口金具 15aは整流板 16は吸込口 17は中心支柱 18は油取りフィルター 19は吸引ダクト 20はファイアーダンパー 21は水供給タンク 22は水位目盛 23は水導管 24はテーブルの天板
【手続補正書】
【提出日】平成7年7月4日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アウターとインナーの上部周面間にエン
    ドレスの周面間隙を設けるとともに、該アウター内の中
    間部中心より前記インナーの中心を貫通して該インナー
    上の高い位置に突出する排気パイプを設け、該排気パイ
    プの上端上にベルマウス構造のキャップと受け口金具と
    からなる吸込口を設け、該排気パイプ内を静圧により吸
    引することにより前記の周面間隙と吸込口間に該アウタ
    ー内より自然上昇する熱気を主流とするエアーカーテン
    を形成するようにしたことを特徴とするロースター。
  2. 【請求項2】 排気パイプの下端に下広円筒形レジュー
    サーを設けて吸引した排気をアウター内の下方に向けて
    拡散するようにした請求項1記載のロースター。
  3. 【請求項3】 レジューサーの周囲に水溜部を設けて排
    気パイプ内の吸引排気の温度を低下させるようにした請
    求項1または2のいずれかに記載のロースター。
  4. 【請求項4】 排気パイプのインナー貫通部分の外面に
    保護パイプを嵌挿して排気パイプの加熱を防止するよう
    にした請求項1乃至3のいずれかに記載のロースター。
  5. 【請求項5】 排気パイプをレジューサーの上端部分に
    て取出し自在に分断した請求項1乃至4のいずれかに記
    載のロースター。
JP1995002236U 1995-02-28 1995-02-28 ロースター Expired - Lifetime JP3019553U (ja)

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JP1995002236U JP3019553U (ja) 1995-02-28 1995-02-28 ロースター

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