JP3019514B2 - 強制空冷エンジンのエンジンケース - Google Patents

強制空冷エンジンのエンジンケース

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JP3019514B2
JP3019514B2 JP3211127A JP21112791A JP3019514B2 JP 3019514 B2 JP3019514 B2 JP 3019514B2 JP 3211127 A JP3211127 A JP 3211127A JP 21112791 A JP21112791 A JP 21112791A JP 3019514 B2 JP3019514 B2 JP 3019514B2
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B2275/00Other engines, components or details, not provided for in other groups of this subclass
    • F02B2275/48Tumble motion in gas movement in cylinder
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Landscapes

  • Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、冷却ファンからの冷
却用空気の風下側に、オイルを貯留しかつブリーザ室が
形成されたスタータクラッチ室が配置され、このスター
タクラッチ室を構成するスタータクラッチケースの形状
を改良した強制空冷エンジンのエンジンケースに関す
る。
【0002】
【従来の技術】強制空冷エンジンは、クランクシャフト
を収容するクランクケースにシリンダが連設され、この
シリンダをカバーで覆い、クランクシャフトの先端に設
置された冷却ファンにてシリンダへ冷却用空気を導き、
このシリンダを強制的に冷却するものである。このよう
なエンジンには、クランクケースと冷却ファンとの間の
冷却用空気風下側に、スタータクラッチ機構を収容した
スタータクラッチ室が形成されたものがある。このスタ
ータクラッチ室にブリーザ室が形成され、かつ潤滑オイ
ルが貯留されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記強制空冷エンジン
を搭載した自動二輪車が転倒した場合、特に冷却ファン
側に転倒した場合には、クラッチ室内の潤滑オイルがブ
リーザ室へ流入し、クラッチ室から吹き出してしまうこ
とがある。
【0004】また、上記スタータクラッチ室を構成する
スタータクラッチケースの外形プロフィールは、冷却フ
ァンから送風された冷却用空気の導風効果を考慮して形
成されていないため、シリンダの冷却効率をより一層向
上させたものとは言えない。
【0005】この発明は、上記事情を考慮してなされた
ものであり、スタータクラッチ室内の潤滑オイルの流出
を防止し、かつシリンダの冷却効率を著しく向上させる
ことができる強制空冷エンジンのエンジンケースを提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、クランクシ
ャフトを収容するクランク室を形成したクランクケース
にカバーで覆われたシリンダが連設され、上記クランク
シャフト先端に上記シリンダへ冷却用空気を送る冷却フ
ァンが配設された強制空冷エンジンにおいて、上記冷却
ファンおよびクランク室間の冷却用空気風下側に、スタ
ータクラッチ機構を収容し潤滑オイルを貯留しブリーザ
室が形成されたスタータクラッチ室が配置され、このス
タータクラッチ室がクランクケースおよびスタータクラ
ッチケースにより構成され、このスタータクラッチケー
スには、シリンダ側部分の上面プロフィールが上記冷却
ファンの方向に突出して予備オイル室が形成されたもの
である。
【0007】
【作用】したがって、この発明に係る強制空冷エンジン
のエンジンケースによれば、スタータクラッチ室の予備
オイル室が、スタータクラッチケースの上面プロフィー
ルを冷却ファンの方向に突出して形成されたので、エン
ジンを搭載した自動二輪車の転倒時にスタータクラッチ
室内の潤滑オイルを予備オイル室に導くことができる。
このため、車両転倒時にスタータクラッチ室内の潤滑オ
イルがブリーザ室内へ流入して、スタータクラッチ室外
へ流出するのを防止できる。
【0008】さらに、上記予備オイル室がスタータクラ
ッチケースのシリンダ部分を冷却ファンの方向に突出さ
せることにより構成されたので、この予備オイル室の外
形が導風壁となり、冷却ファンから送風された冷却用空
気は上記予備オイル室の外形に沿ってシリンダへ積極的
に案内される。このため、シリンダの冷却効率を著しく
向上させることができる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。
【0010】図2はスクータ型自動二輪車を示す全体側
面図である。
【0011】このスクータ型自動二輪車は、ハンドル3
で操舵される前輪1と、エンジン4で駆動される後輪2
とが前後に配置され、ハンドル3とシート5との間が低
く湾入してステップボード6が敷かれ、シート5が収納
ボックス7を兼ねたリアボディ8上に載置され、このリ
アボディ8の下にエンジン4が配置されて構成される。
【0012】上記エンジン4は、後輪2と一体化された
ユニットスイング型エンジンであり、前下部の支持アー
ム9が車体フレーム10に上下方向に揺動自在に軸支さ
れ、後上部が緩衝ユニット11によって支持されて、緩
衝懸架される。
【0013】ユニットスイング型エンジン4は、略水平
に前傾するシリンダ12の後方に、図3および図4に示
すようにクランクケース13が連なり、このクランクケ
ース13の一側から後方へスイングケース14が連設さ
れ、このスイングケース14の後部に、クランクケース
13の直ぐ後方に位置する後輪2がリアアクスル15に
より軸支される。
【0014】スイングケース14は、縦割りにされたベ
ーシックケース14aとケースカバー14bとを合せて
構成される。このケースカバー14bに、冷却空気の導
入口16および導出口17が設置される。
【0015】スイングケース14内に、クランクシャフ
ト18およびドライブシャフト19が突設される。この
クランクシャフト18にドライブVプーリ20が軸装さ
れ、ドイラブシャフト19に管軸30が遊嵌され、この
管軸30にドリブンVプーリ21が軸装される。これら
のドライブVプーリ20とドリブンVプーリ21との間
にVベルト22が懸架されて、Vベルト自動変速機が一
次伝導系として装備される。符号23は管軸30とドラ
イブシャフト19との間に介装された遠心シュー式の発
進クラッチである。
【0016】ドライブシャフト19の他端は、独立した
ミッション室24に突入し、前記リアアクスル15との
間に二次伝導系としてギア変速機構25が装備される。
したがって、シリンダ12にて発生した動力は、クラン
クシャフト18からVベルト自動変速機および発進クラ
ッチ23を介してドライブシャフト19へ伝達され、ギ
ア変速機構25を経てリアアクスル15から後輪2へ伝
達される。
【0017】ドライブVプーリ20は、クランクシャフ
ト18に軸装されたドライブボス26に嵌合されてクラ
ンクシャフト18の軸方向に揺動自在なドライブ可動フ
ェース20aと、ドライブボス26および締付ナット2
7により挟持されてクランクシャフト18に固定された
ドライブ固定フェース20bと、を有して構成される。
【0018】ドライブ可動フェース20aの背面には、
クランクシャフト18に固定されたリアクッションプレ
ート28との間に遠心ローラ29が抱持される。クラン
クシャフト18の回転数が上昇すると、遠心ローラ29
に作用する遠心力が増大して、この遠心ローラ29がド
ライブ可動フェース20aを押圧し、ドライブ可動フェ
ース20aおよびドライブ固定フェース20b間に懸架
されたVベルト22の有効径を拡大し、高速レンジへシ
フトアップする。
【0019】一方、ドリブンVプーリ21は、トライブ
シャフト19の軸方向に摺動可能に管軸30に嵌装され
たドリブン可動フェース21aと、管軸30に固定され
たドリブン固定フェース21bとを有して構成される。
ドリブン可動フェース21aの背面にフェーススプリン
グ31が設置され、このフェーススプリング31はドリ
ブン可動フェース21aおよびドリブン固定フェース2
1b間に懸架されたVベルト22の有効径を拡大し、低
速レンジに押し戻すよう付勢している。
【0020】一方、クランクケース13には、スイング
ケース14と反対位置にスタータクラッチケース32が
固定されて、クランクケース13との間にスタータクラ
ッチ機構33(後述)を収容するスタータクラッチ室3
4が形成される。クランクシャフト18は、上記スター
タクラッチケース32を貫通して外方へ延び、その先端
部にフライホイールマグネットロータ35がマグネット
ナット36により固定される。フライホイールマグネッ
トロータ35の内側にステータ37が配設され、このス
テータ37はスタータクラッチケース32にボルト固定
される。上記フライホイールマグネットロータ35およ
びステータ37により、フライホイールマグネットが構
成される。
【0021】フライホイールマグネットロータ35の背
面には冷却ファン38が固定される。また、スタータク
ラッチケース32と、シリンダ12を覆うシリンダカバ
ー39との間にファンケース40がボルト固定され、こ
のファンケース40の外側にファンカウリング41が取
り付けられる。ファンケース40には空気取入口42が
形成され、冷却ファン38の回転により、この空気取入
口42から冷却用空気が導入されてシリンダ12等が冷
却される。
【0022】上記スタータクラッチ機構33は、スター
タモータ43の出力軸に形成されたスタータドライブギ
ア44の駆動力を、アイドルギア45を介してスタータ
ドリブンギア46へ伝え、ワンウェイクラッチ47およ
びクラッチブラケット48を介してクランクシャフト1
8へ伝達し、エンジンを始動するものである。クラッチ
ブラケット48は、クランクシャフト18にスプライン
結合される。
【0023】また、ワンウェイクラッチ47は、クラン
クシャフト18に回転自在に配設されてスタータドリブ
ンギア46に回転一体に結合されたクラッチインナレー
ス49と、クラッチブラケット48にボルト結合された
クラッチアウタレース50と、これらクラッチインナレ
ース49およびクラッチアウタレース50間の楔状空間
に配置されて、上記クラッチインナレース49およびク
ラッチアウタレース50に係止可能に付勢されたクラッ
チローラ51と、を有して構成される。
【0024】このワンウェイクラッチ47は、エンジン
始動時には、クラッチローラ51がクラッチインナレー
ス49およびクラッチアウタレース50に係止して、ス
タータドリブンギア46の回転をクラッチブラケット4
8へ伝達するが、エンジン始動後にはクラッチアウタレ
ース50がクラッチインナレース49よりも高速回転す
るので、クラッチローラ51がクラッチインナレース4
9およびクラッチアウタレース50から離脱して、これ
らの両クラッチレース49および50の連結が断たれ、
スタータモータ43の過回転を防止する。
【0025】さて、上記スタータクラッチ機構33を収
容するスタータクラッチ室34は、クランクシャフト1
8を収容するクランク室52、Vベルト自動変速機を収
容するVベルト室53、さらにはフライホイールマグネ
ットを収容するマグネット室54やミッション室24か
ら独立して構成される。さらに、スタータクラッチ室3
4は、クランク室52と冷却ファン38との間に配置さ
れ、この冷却ファンによって導かれる冷却用空気の風下
側に配置される。
【0026】また、上記クランク室52、Vベルト室5
3およびマグネット室54は半乾燥あるいは乾燥状態に
あるが、スタータクラッチ室34やミッション室24は
潤滑オイルが貯留して、湿式潤滑の状態にある。このう
ち、スタータクラッチ室34は、図5、図6および図7
に示すように、クランクケース13側プロフィールおよ
びスタータクラッチケース32側プロフィール共に、地
面側へ向って凸に形成されてオイル貯留部55が設けら
れ、少量の潤滑オイルにてオイルレベルが上昇するよう
構成される。
【0027】上記スタータクラッチ室34には、オイル
貯留部55と対向する位置にブリーザ室56が形成され
る。このブリーザ室56は、ブリーザ室クランクケース
側エレメント56a(図5)およびブリーザ室スタータ
クラッチケース側エレメント56b(図7)を重ね合せ
て構成される。ブリーザ室スタータクラッチケース側エ
レメント56bは、スタータクラッチケース32の上面
プロフィールが図6および図8に示すように膨出して、
膨出部57が形成されることにより構成される。また、
ブリーザ室クランクケース側エレメント56aには、図
5に示すようにブリーザホール58が形成されて、この
ブリーザホール58によりブリーザ室56がスタータク
ラッチ室34と連通状態に設けられる。上述のようなブ
リーザ室56により、スタータクラッチ室34内の圧力
変動等が解消される。
【0028】さらに、スタータクラッチ室34には、シ
リンダ12側に予備オイル室60が形成される。この予
備オイル室60は、オイル室クランクケース側エレメン
ト60a(図5)およびオイル室スタータクラッチケー
ス側エレメント60b(図7)を重ね合せて構成され
る。オイル室スタータクラッチケース側エレメント60
bは、図6および図9に示すように、スタータクラッチ
ケース32のシリンダ側上面プロフィールが突出して、
突出部61が形成されることにより構成される。オイル
室クランクケース側エレメント60aおよびオイル室ス
タータクラッチケース側エレメント60bはスタータク
ラッチ室34に連通状態に構成されて、予備オイル室6
0内でスタータクラッチ室34内の潤滑オイルを貯留し
得るよう設けられる。
【0029】また、オイル室スタータクラッチケース側
エレメント60bの突出部61は、図1に示すように、
クランクケース13およびシリンダ12の接合面59と
略一致した位置に形成される。さらに、この突出部61
は図3に示すように、クランクシャフト18の軸方向で
冷却ファン38の向きに突出して設けられる。したがっ
て、突出部61つまり予備オイル室60の外形は、冷却
ファン38にてシリンダ12方向へ導かれる冷却用空気
の導風壁として機能する。
【0030】上記実施例によれば、スタータクラッチ室
34に予備オイル室60が形成され、この予備オイル室
60は、スタータクラッチケース32の上面プロフィー
ルを冷却ファン38の向きに突出した突出部61を有し
て構成されたので、このエンジン4を搭載したスクータ
型自動二輪車の転倒時に、特に冷却ファン38側への車
両転倒時に、スタータクラッチ室34内の潤滑オイルを
予備オイル室60へ導き、この予備オイル室60内に貯
留することができる。このため、車両転倒時に、スター
タクラッチ室34内の潤滑オイルがブリーザホール58
を経てブリーザ室56内へ流入してスタータクラッチ室
34外へ吹き出すのを防止できる。
【0031】さらに、予備オイル室60を構成するオイ
ル室スタータクラッチケース側エレメント60bの突出
部61がシリンダ12側で、特にシリンダ12およびク
ランクケース13の接合面59と一致した位置に配置さ
れたので、この突出部61の外形が導風壁となる。この
ため、クランクシャフト18の矢印A方向(図1)の回
転に伴う冷却ファン38の回転によって、冷却用空気が
ファンケース40およびシリンダカバー39内へ導かれ
るが、この冷却空気は上記導風壁としての突出部61の
作用で、図1および図3の矢印Bに示すように、突出部
61の外形に沿って積極的にシリンダ12の方向へ案内
される。この結果、シリンダ12の冷却効率を著しく向
上させることができる。
【0032】また、オイル室スタータクラッチケース側
エレメント60bの突出部61が導風壁として設けら
れ、シリンダ12の冷却効率が著しく向上したので、冷
却ファン38やシリンダ12の冷却フィンを大型化した
り、専用の冷却空気案内板を設置する必要がなく、コス
トの上昇も回避できる。
【0033】また、オイル室スタータクラッチケース側
エレメント60bの突出部61が、フライホイールマグ
ネットロータ35上方のデッドスペースに配置されたの
で、このデッドスペースを有効に利用できると共に、エ
ンジンの整備性やスタータクラッチケース32の製造に
も支障がない。
【0034】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る強制空冷
エンジンのエンジンケースによれば、冷却ファンおよび
クランク室間の冷却用空気風下側に、スタータクラッチ
機構を収容し潤滑オイルを貯留しブリーザ室が形成され
たスタータクラッチ室が配置され、このスタータクラッ
チ室がクランクケースおよびスタータクラッチケースに
より構成され、このスタータクラッチケースには、シリ
ンダ側部分の上面プロフィールが上記冷却ファンの方向
に突出して予備オイル室が形成されたので、車両転倒時
にスタータクラッチ室内の潤滑オイルを予備オイル室に
貯留でき、このスタータクラッチ室内の潤滑オイルの流
出を防止できると共に、予備オイル室の外形が導風壁と
して機能し、冷却ファンによるシリンダの冷却効率を著
しく向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る強制空冷エンジンのエンジンケ
ースの一実施例を示し図3のI−I線に沿いフライホー
イルマグネットを除いて示す断面図。
【図2】図1の強制空冷エンジンが適用されたパワーユ
ニット型エンジンを搭載したスクータ型自動二輪車の全
体側面図。
【図3】図2のパワーユニット型エンジンの水平断面図
におけるM−M線右半図。
【図4】図2のパワーユニット型エンジンの水平断面図
におけるM−M線左半図。
【図5】図3のV−V線に沿いスタータクラッチ機構を
除いて示す断面図。
【図6】図1のスタータクラッチケースを示す正面図。
【図7】図6のスタータクラッチケースの裏面図。
【図8】図6のVIII−VIII線に沿う断面図。
【図9】図6のIX−IX線に沿う断面図。
【符号の説明】
12 シリンダ 13 クランクケース 18 クランクシャフト 32 スタータクラッチケース 33 スタータクラッチ機構 34 スタータクラッチ室 38 冷却ファン 39 シリンダカバー 40 ファンケース 42 空気取入口 55 オイル貯留部 56 ブリーザ室 59 シリンダとクランクケースとの接合面 60 予備オイル室 61 突出部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クランクシャフトを収容するクランク室
    を形成したクランクケースにカバーで覆われたシリンダ
    が連設され、上記クランクシャフト先端に上記シリンダ
    へ冷却用空気を送る冷却ファンが配設された強制空冷エ
    ンジンにおいて、上記冷却ファンおよびクランク室間の
    冷却用空気風下側に、スタータクラッチ機構を収容し潤
    滑オイルを貯留しブリーザ室が形成されたスタータクラ
    ッチ室が配置され、このスタータクラッチ室がクランク
    ケースおよびスタータクラッチケースにより構成され、
    このスタータクラッチケースには、シリンダ側部分の上
    面プロフィールが上記冷却ファンの方向に突出して予備
    オイル室が形成されたことを特徴とする強制空冷エンジ
    ンのエンジンケース。
  2. 【請求項2】 上記予備オイル室は、クランクケースと
    シリンダとの接合面にほぼ一致して形成された請求項1
    記載の強制空冷エンジンのエンジンケース。
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