JPH1182019A - 水冷エンジンのサーモスタット取付け構造 - Google Patents

水冷エンジンのサーモスタット取付け構造

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JPH1182019A
JPH1182019A JP9268078A JP26807897A JPH1182019A JP H1182019 A JPH1182019 A JP H1182019A JP 9268078 A JP9268078 A JP 9268078A JP 26807897 A JP26807897 A JP 26807897A JP H1182019 A JPH1182019 A JP H1182019A
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 シリンダヘッド129Hの吸気ポート1
31の近傍のウオータジャケット132にサーモスタッ
ト133を取付け、このサーモスタット133をインテ
ークマニホールド135で抑える。 【効果】 サーモスタットを収納するためのケースやリ
ッドが不要となる。従って、サーモスタットを取付ける
ための部品を削減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は水冷エンジンのサー
モスタット取付け構造、特に小型の水冷エンジンを搭載
する自動二輪車に好適なサーモスタット取付け構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】現在、ガソリンエンジンを駆動源とした
車両が主流であるが、排気ガスの発生を避けなければな
らない所等では電動機を駆動源とした電動車両が必要と
なる。電動車両では車体重量が増加し、走行距離が短い
などの理由から、エンジンと電動機との双方を備えたハ
イブリッド型車両の需要も増加している。
【0003】例えば、特開平8−175477号公報
「自動二輪車等のエンジンとモータの動力切換装置」は
ハイブリッド型自動二輪車に関する発明である。上記公
報のエンジン10は単純な空冷エンジンである。しか
し、自動二輪車では、種々の要求により水冷エンジンを
搭載するものもでてくる。水冷エンジンは、ラジエータ
やサーモスタットなどの冷却水系統が必要となる。
【0004】図11は従来の自動二輪車の冷却水系統の
一例を示す図であり、シリンダブロック201やシリン
ダヘッド202を冷却した後の温水は、黒矢印の如くサ
ーモスタット203を介してラジエータ204に至り、
ここで強制冷却されることで冷水となり、白抜き矢印の
如くエンジン200に向う。始動直後は、冷却水の水温
が低いためサーモスタット203が閉となってラジエー
タ204を介すること無く、冷却水をエンジン200に
循環供給し、エンジン200の温度上昇を促す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記例では、サーモス
タット203をケース205に納めてリッド206で蓋
をしなければならず、サーモスタット203に係る部品
点数が多くなる。自動二輪車ではパーツの取付けスペー
スに限りがあるため、部品点数の削減が望まれる上、ハ
イブリッド型エンジンにおいては極力パワーユニットの
軽量化、コンパクト化が要求される。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記要望を満たすために
請求項1は、水冷エンジンのシリンダヘッドにサーモス
タットを取付け、このサーモスタットをインテークマニ
ホールドでカバーしたことを特徴とする。サーモスタッ
トを直接シリンダヘッドに取付けるため従来のケースが
不要となり、インテークマニホールドでカバーするので
従来のリッドが不要となる。従って、サーモスタットを
取付けるための部品を削減することができる。
【0007】請求項2は、インテークマニホールドに導
水路を形成し、この導水路を介して吸気を暖める温水ラ
イザにサーモスタットの近傍から温水を導くようにした
ことを特徴とする。温水ライザで吸気を暖めることがで
きるので、エンジン効率を高めることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。図1は本発明に係る自動二輪車の側面図で
ある。自動二輪車1は、中央下部にバッテリ収納ボック
スを兼ねた箱状のメインフレーム2を配置し、このメイ
ンフレーム2の前部下部から前ピボット軸3を介して逆
U字形の前スイングアーム4を延出し、この前スイング
アーム4に前輪5を回転自在に取付け、一方、前記メイ
ンフレーム2の前部上部からヘッドパイプポスト7を斜
め上に延ばし、このヘッドパイプポスト7の先端にヘッ
ドパイプ8を固定し、このヘッドパイプ8にハンドルポ
スト9を回転可能に取付け、このハンドルポスト9の下
端にステアリングアーム11を取付け、このステアリン
グアーム11の先端(下端)を前輪5に取付けたナック
ル12に連結し、さらにはメインフレーム2の後部上部
に後ピボット軸13を介してパワーユニット15をスイ
ング可能に取付け、このパワーユニット15に後輪16
を取付け、図面上で後輪16の手前にリヤクッション1
7、後輪16の奥にエアクリーナ18、排気管19、マ
フラー21、テールパイプ22を配置し、車体を前から
後にフロントフェンダ25、フロントカバー26、フロ
ントハンドルカバー27、センタカウル28、リヤカウ
ル29、リヤフェンダ31で囲ったものである。
【0009】なお、30はステム軸、32はフロントブ
レーキディスク、33はキャリパ、34は樹脂スプリン
グ、35はフロントダンパー、36はレッグシールド、
37は乗員ステップ、38はサイドスタンド、39はメ
インスタンドである。図面上部において、41はホー
ン、42はフロントランプ、43はハンドルバー、44
はグリップ、45は導風ダクト、46はラジエータ、4
7はファン、48はシート、49はヘルメットボック
ス、51はヘルメット、52はテールランプ、55はパ
ワーユニットケースである。このパワーユニットケース
55は、左・右クランクケース55a,55b(奥の右
クランクケース55bは不図示)と変速機ケース55c
と電動機ケース55dと減速機ケース55eとからな
る。
【0010】図2は本発明のパワーユニットの側面断面
図である。パワーユニット15は、(後述の図8に示す
通りシリンダヘッドに吸・排気2本のカム軸を備える4
サイクルエンジンを備え、)パワーユニットケース55
内の下部にクランクシャフト56を配置し、このクラン
クシャフト56に平行に且つ上位にクラッチ軸57を配
置し、このクラッチ軸57の一端に変速機軸58,電動
機軸59を車体長手方向(車体前後方向)に配置したも
のであり、クラッチ軸57,変速機軸58及び電動機軸
59を直列に且つ、これらをクランクシャフト56に平
行に且つ上位に配置したことを特徴とする。
【0011】クラッチ軸57,変速機軸58及び電動機
軸59を車体前後方向に直列に配置したので、パワーユ
ニットケース55に作用する力の向きは単純になる。従
って、パワーユニットケース55の設計は容易となる。
具体的には、力が作用する方向には剛性を高め、作用せ
ぬ方向には剛性を下げることができ、全体としては作用
力が単純化された分だけ、パワーユニットケース55を
軽くすることができ、パワーユニットケース55のコン
パクト化も図れる。
【0012】なお、図中、75は遊星ギヤ減速機、76
はポテンショメータであり、後述する変速制御モータ9
5の回転角を検出する機器である。121はカム軸駆動
プーリ、78はプーリ121で駆動される水ポンプ、7
9はベルトカバー、図中央下の103aはオイルポンプ
ケースである。クラッチ軸57,変速機軸58及び電動
機軸59に係る各機器の詳細は別図で説明する。
【0013】図3は本発明のパワーユニットの平面断面
図であり、本図で機器の詳細及び駆動力の伝達形態を説
明する。クランクシャフト56のプライマリドライブギ
ヤ61で、クラッチ軸57に回転自在に取付けたプライ
マリドリブンギヤ62を駆動し、このプライマリドリブ
ンギヤ62でスタータ用一方向クラッチ(ワンウェイク
ラッチ)63のクラッチアウタ64及び遠心クラッチ6
7のクラッチインナ68をクラッチ軸57とは独立して
駆動し、遠心クラッチインナ68が所定回転数以上にな
ると遠心クラッチアウタ69を連れ回し、クラッチ軸5
7が回転し始める。なお、上記プライマリドライブギヤ
61は、せらしギヤ61aとスプリング61bとを備
え、打音を防止する構造にした。
【0014】変速機70はコーン式無断変速機であり詳
細な作用は別図で説明するが、変速機軸58→インナデ
ィスク71→コーン72→アウタカップ73の順で動力
を伝達する装置であり、ワンウェイクラッチ83を介し
て電動機軸59にその回転を伝達する。電動機80はコ
アレスモータであり、電動機軸59に永久磁石型ロータ
81を取付け、電動機ケース55dにステータコイル8
2を取付けたものである。従って、遠心クラッチ67が
「オン」になると、クラッチ軸57、変速機軸58、変
速機70、電動機軸59の順に駆動力が伝わり、多板式
トルクリミッタ84及び歯車減速機構85(小ギヤ86
→大ギヤ87→小ギヤ88→大ギヤ89からなる減速機
構)を介して車軸90を駆動するものである。
【0015】多板式トルクリミッタ84は電動機軸59
と共に回転するリミッタインナ84aと、ディスク84
b,84c(ディスク84bはリミットインナ84aに
付き、ディスク84cは次に示すリミットアウタ84d
に付ける。)と、リミッタアウタ84dと、スプリング
84eとからなり、小ギヤ86はリミットアウタ84d
と一体である。動力はリミッタインナ84→ディスク8
4b→ディスク84c→リミッタアウタ84d→小ギヤ
86の順に伝わるが、設定トルクを越える過大なトルク
が作用するとディスク84bとディスク84cとの間で
スリップして、機器を保護する。設定トルクはスプリン
グ84eで調整できる。
【0016】なお、スタータ用一方向クラッチアウタ6
4ははずみ車としての作用を発揮し、エンジンバランス
を取るためのバランスウエイト91を備え、スタータ用
一方向クラッチインナ65と組合わせることによりスタ
ータの回転を伝達する一方向クラッチ63となる。図示
せぬスタータでスタータドリブンギヤ93を廻すこと
で、スタータ用一方向クラッチインナ65及びスタータ
用一方向クラッチアウタ64を介して遠心クラッチイン
ナ68を廻しエンジンが始動してスタータ用一方向クラ
ッチアウタ64が高速になれば低速側のスタータ用一方
向クラッチインナ65と分離するものである。
【0017】図4及び図5は本発明のコーン式無断変速
機の構成図兼作用図である。図4において、コーン支軸
74の中心からインナディスク71までの距離(回転半
径)をR1、コーン支軸74の中心からアウタカップ7
3までの距離(回転半径)をR2とし、R1>R2とす
る。インナディスク71でコーンの大径(R1)部を廻
すためコーン72は低速で回転し、次にコーン72の小
径(R2)部でアウタカップ73を廻すためアウタカッ
プ73は低速で回転する。
【0018】なお、アウタカップ73から電動機軸59
への動力伝達はアウタカップ73の回転がワンウェイク
ラッチ83により、電動機軸59よりも速くなった場合
に動力が伝達される。また、70aはアウタカップ73
を回転に伴なって図左に押し出す作用をなすカムボール
であり、この押し出し作用によってアウタカップ73と
コーン72との間に接触圧を掛けることができる。70
b,70c,70dはオイルシールであり、オイルシー
ル70b,70cで変速機70内部に変速機オイルを溜
める密閉空間を形成し、オイルシール70dで図左のク
ランクケース55b側のオイルを遮断する。従って、ク
ランクケース内のオイルと、変速機オイルが混合する心
配はない。
【0019】図5において、コーン支軸74の中心から
インナディスク71までの距離(回転半径)をR3、コ
ーン支軸74の中心からアウタカップ73までの距離
(回転半径)をR4とし、R3<R4とする。インナデ
ィスク71でコーンの小径(R3)部を廻すためコーン
72は高速で回転し、次にコーン72の大径(R4)部
でアウタカップ73を廻すためアウタカップ73は高速
で回転する。この様にコーン72を移動することによ
り、変速機70は減速、等速、増速の作用を発揮する。
【0020】その為には、図4において変速制御モータ
95でギヤ96a,96b,96cを介して制御ギヤ9
7を廻す。この制御ギヤ97はボス部に台形雌ねじ部9
9を備えており、この台形雌ねじ部99はケース55側
に固定した台形雄ねじ部98に噛み合わせたものであ
り、台形雌ねじ部99の螺旋運動に伴なって制御ギヤ9
7は図左へ移動する。この移動によりコーン支軸74と
共にコーン72が図左に移動し、例えば図5の状態にな
る。
【0021】ここで重要なことは、台形雄・雌ねじ部9
8,99をアウタカップ73側ではなく、インナディス
ク71側に設けたことである。コーン72はアウタカッ
プ73の反作用で図左に押される。この結果、制御ギヤ
97に矢印の力が作用する。矢印は低速から高速へ
移動する方向に合致している。従って、本実施例の構造
にしたことにより、小さなトルクで高速側へシフトさせ
ることができ、変速制御モータ95の容量を下げること
も可能となる。
【0022】次に、潤滑系統の説明をする。図6は本発
明に係るエンジン潤滑系統の説明図であり、矢印はオイ
ルの流れである。パワーユニットケース55には下部に
下部オイルタンク101、上部に上部オイルタンク10
2を設け、クランクシャフト56の一端部(右端部)に
第1オイルポンプ103、第2オイルポンプ104及び
第3オイルポンプ105を同軸に配置し、先ず下部オイ
ルタンク101のオイルをストレーナ106及び第1油
路107を介して第1オイルポンプ103でくみ上げ、
第2油路108を介して上部オイルタンク102へ供給
する。次に、上部オイルタンク102のオイルは、第3
油路109を介して第2オイルポンプ104に至り、第
2オイルポンプ104で加圧されたオイルは第4油路1
11、フィルタ112、第5油路113を介してクラン
クシャフト56のメインジャーナル56a,56a、コ
ンロッド大端部56b、その他の部分(特に図示せぬ動
弁室)を潤滑した後に下部オイルタンク101に戻る。
112aはフィルタカバーである。
【0023】図7は本発明に係る変速機潤滑系統の説明
図であり、パワーユニットケース55の下部に別途設け
た変速機オイルタンク115から変速機オイルを第6油
路116を介して第3オイルポンプ105でくみ上げ、
第7油路117を介して変速機軸58へ送り、変速機軸
58内の油路118を通じてオイルを変速機70へ供給
する。オイルは図の矢印の如く変速機オイルタンク11
5に戻り、ストレーナ119を介して第3オイルポンプ
105にてくみ上げられる。
【0024】図8は本発明に係る動弁系駆動機構として
のカム軸駆動機構を示す、パワーユニットの正面図であ
る。右クランクケース55bと一体化したシリンダブロ
ック129Bの図右に左クランクケース55aを取付
け、クランクシャフト56の上位に電動機80を配置
し、シリンダブロック129Bの図左にシリンダヘッド
129Hを取付け、このシリンダヘッド129Hから延
ばした排気管19の先にマフラー21を取付け、また、
図左上奥のエアクリーナ18からキャブレタ129Cを
介してインテークマニホールド129Mをシリンダヘッ
ド129Hに繋いだことを示す。129Sはスタータモ
ータ取付用孔である。
【0025】そして、図ではベルトカバー79を外した
ことにより、パワーユニット15の正面には、カム軸駆
動プーリ121、ベルト122、吸気側カム軸プーリ1
23,排気側カム軸プーリ124及びテンショナ125
からなるカム軸駆動機構120を見ることができる。
【0026】図8から明らかなように、シリンダ軸12
6をほぼ水平(例えば地面に対して傾斜角α=+10
゜)にして車幅方向に寝かせて配置するので、低重心化
が図れるとともにシリンダ長さはその車幅内に納めるこ
とができ、設計の自由度は大きい。
【0027】図9は本発明に係るサーモスタットの取付
け図であり、シリンダヘッド129Hの吸気ポート13
1の近傍のウオータジャケット132にサーモスタット
133を取付け、このサーモスタット133をインテー
クマニホールド135で抑えたところのサーモスタット
の取付構造を示す。
【0028】図10は図9の10−10線断面図であ
り、シリンダヘッド129Hのウオータジャケット13
6を通って暖まった冷却水、即ち温水はサーモスタット
133を通って、インテークマニホールド135に一体
形成した出口137からラジエータに向う。
【0029】図9に戻って、サーモスタット133は一
定の温度までは閉じ、それ以上で開く弁である。水温が
低いときには、サーモスタット133の小孔138・・・
から入った水はインテークマニホールド135に形成し
た導水路139を通って、インテークマニホールド13
5外に出て、キャブレタ(図8のキャブレタ129C)
に一体的に設けた温水ライザ141に至り、始動直後の
キャブレタを暖めてキャブレタの性能を維持する。水温
が高くなれば、サーモスタット133が開くため、小孔
138・・・から入った水は出口137を介してラジエー
タに至る。Pはポンプである。
【0030】尚、本発明を適用する水冷エンジンは、自
動二輪車用水冷エンジンの他、小型四輪車用水冷エンジ
ン、汎用水冷エンジンであってもよい。
【0031】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1は、水冷エンジンのシリンダヘッドにサ
ーモスタットを取付け、このサーモスタットをインテー
クマニホールドでカバーしたので、サーモスタットを収
納するためのケースやリッドが不要となる。従って、サ
ーモスタットを取付けるための部品を削減することがで
きるとともに、ハイブリッド型エンジンにおいてはパワ
ーユニットの軽量化、コンパクト化が図れる。
【0032】請求項2によれば、温水ライザで吸気を暖
めることができるので、エンジン効率を高めることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動二輪車の側面図
【図2】本発明のパワーユニットの側面断面図
【図3】本発明のパワーユニットの平面断面図
【図4】本発明のコーン式無断変速機の構成図兼作用図
【図5】本発明のコーン式無断変速機の構成図兼作用図
【図6】本発明に係るエンジン潤滑系統の説明図
【図7】本発明に係る変速機潤滑系統の説明図
【図8】本発明に係る動弁系駆動機構としてのカム軸駆
動機構を示す、パワーユニットの正面図
【図9】本発明に係るサーモスタットの取付け図
【図10】図9の10−10線断面図
【図11】従来の自動二輪車の冷却水系統の一例を示す
【符号の説明】
1…自動二輪車、129H…シリンダヘッド、133…
サーモスタット、135…インテークマニホールド、1
39…導水路、141…温水ライザ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水冷エンジンのシリンダヘッドにサーモ
    スタットを取付け、このサーモスタットをインテークマ
    ニホールドでカバーしたことを特徴とする水冷エンジン
    のサーモスタット取付け構造。
  2. 【請求項2】 前記インテークマニホールドに導水路を
    形成し、この導水路を介して吸気を暖める温水ライザに
    サーモスタットの近傍から温水を導くようにしたことを
    特徴とする請求項1記載の水冷エンジンのサーモスタッ
    ト取付け構造。
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