JP3019127U - ベンダーの位置決め治具 - Google Patents

ベンダーの位置決め治具

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JP3019127U
JP3019127U JP1995006736U JP673695U JP3019127U JP 3019127 U JP3019127 U JP 3019127U JP 1995006736 U JP1995006736 U JP 1995006736U JP 673695 U JP673695 U JP 673695U JP 3019127 U JP3019127 U JP 3019127U
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jig
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JP1995006736U
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Inventor
賢三 大澤
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有限会社アート
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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ベンダーの固定金型2に設けられたベンド溝
16に極めて近接した位置でワークの位置決めを行って
も、可動金型3と干渉することのない治具を提供するこ
と。 【構成】 ベンダーに設けられたバックゲージ5の枠部
に着脱自在に嵌着される治具本体22を有し、その治具本
体22の一側にネジ軸付き締結ツマミ7を螺着貫通すると
共に、治具本体22の他側に薄板状の位置決め片部8を突
設形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は主として数値制御により、ワーク位置決め用バックゲージが一ストロ ーク毎に前後動可能なベンダーに関し、そのバックゲージの欠点を解消し且つ、 バックゲージに着脱できる位置決め治具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の数値制御可能なベンダーの位置決め体は、図7のように構成されていた 。 先ず、金型受け台10のベース1の裏面側の前後方向に案内溝24が形成され、そ れに第1ブロック17がガイドされると共に、その第1ブロック17が油圧装置の駆 動体21により制御装置を介して前後動自在に駆動される。そして、第1ブロック 17上に上下動自在に第2ブロック18が配置され、その第2ブロック18に突設され たレール19に第3ブロック20が固定金型2の長手方向に沿って移動自在に配置さ れる。さらにその第3ブロック20に矩形枠状の位置決め用バックゲージ5が俯仰 自在に取付けられている。そしてそのバックゲージ5の位置を変更することによ り、ワーク13の先端位置を所望の位置に設定していた。そして、その位置決め体 の先端面にワーク先端を突き当てて上下の金型によりワークの曲げ加工を行って いた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところがこのような矩形枠状の位置決め体は、ワーク13の先端縁に極めて接近 した位置を図の如く折り曲げようとすると、可動金型3の縁がバックゲージ5の 縁に衝接する場合がある。 またワークの先端縁部分で複数回順次折り曲げるときにも、その折り曲げの際 にワークの縁がバックゲージの端面に干渉する虞があった。 そこで本考案は、ワークの先端縁部の位置決めが可能であると共に、ワークの 2度曲げ加工その他を容易に行い得る、着脱自在な位置決め治具を提供すること を目的とし、その目的達成のために次の構成をとる。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案のベンダーの位置決め治具は、ベース1上に配置される固定金型2と、 その固定金型2に対向して上下動自在に配置される可動金型3と、 前記固定金型2に隣接し且つ三次元方向に移動自在に設けられた位置決めブロ ック4と、 そのブロック4に俯仰自在に前記固定金型2側に突設された矩形枠からなるバ ックゲージ5と、 を具備するベンダーにおいて、 前記バックゲージ5の前記矩形枠の一辺に着脱自在に嵌着される断面U字状ま たは断面箱状の嵌着部6を有する治具本体22と、 その本体22の一側を螺着貫通するネジ軸付き締結ツマミ7と、 前記本体22の他側に一体的に突設され、前記バックゲージ5の使用時における 重力方向の厚みに比べて著しく薄い薄板状に突設された位置決め片部8と、 を具備するものである。
【0005】 次に、請求項2記載の考案は上記構成に加えて、前記位置決め片部8の根元に 設けられた取付用ボルト孔9と、 そのボルト孔9にボルト14を介して着脱自在に締結固定され、ワーク13の側面 を位置決めするためにL字状に取付けられる側部位置決め部材11と、 を具備するものである。
【0006】
【作用】
本考案のベンダーの位置決め治具は、バックゲージ5の一辺に着脱自在に嵌着 されるものであるから、バックゲージ5のみでワークの位置決めを行うことがで きると共に、そのバックゲージ5に本考案の位置決め治具を着脱自在に締結固定 することにより、薄板状に突設された位置決め片部8の先端でワークを位置決め 、その位置決めに極めて近接したところでも、折り曲げが可能となる。即ち、可 動金型との干渉がない。 また、本治具に側部位置決め部材11を着脱自在に取付けることにより、ワーク 13の先端と側部とを図6の如く同時に位置決めすることが可能となる。 さらに、本治具の位置決め片部8の根元部に形成されたL字状部を利用するこ とにより、図5に示す如く比較的長いワーク13の先端縁を保持し、ワーク13が固 定金型2の前後で弛むことを防止できる。
【0007】
【実施例】
次に、図面に基づいて本考案のベンダーの位置決め治具の一実施例につき説明 する。 図1は本固定金型を取付けた状態を示すベンダーの要部立面図、図2は同斜視 略図、図3は図2の III− III矢視断面図、図4は本治具の斜視図、図5は本治 具の他の使用状態を示す立面図、図6は本治具のさらに他の使用状態を示す斜視 図である。 この実施例のベンダーの位置決め治具は、図3及び図4に示す如く、その中央 部が断面箱状の嵌着部6を有するブロック体からなり、その治具本体22の一側に ネジ軸付き締結ツマミ7が螺着貫通する。また、治具本体22の他側にはそれと一 体的に薄い位置決め片部8が断面L字状に突設されている。なお、治具本体22の 嵌着部6の幅は、後述するベンダーのバックゲージ5の枠幅よりも大きく形成さ れている。
【0008】 位置決め片部8の根元部上面には、少なくとも一対のボルト孔9がその長手方 向に離間して形成されている。このボルト孔9には、図6に示す如くボルト14を 介してバー材15の一端部が取付けられ、その他端部に側板23が締結ツマミ12を介 して適宜位置に固定され、側部位置決め部材11を構成するものである。 このようにしてなる本治具は図1〜図3に示す如く、嵌着部6をバックゲージ 5の前端部に嵌着して、締結ツマミ7を締結することにより、本治具を固定する ものである。このベンダーは、ベース1上に金型受け台10が取付けられると共に 、その金型受け台10上に固定金型2が着脱自在に取付けられ、固定金型2上方に 上下動自在に可動金型3が位置される。また、金型受け台10の裏面側のベース1 には案内溝24を有し、その案内溝24に第1ブロック17が駆動体21を介して前後動 自在に案内され、その駆動体21は制御装置を介して駆動される。次に第1ブロッ ク17上にはネジシャフト25が回動自在に立設され、そのネジシャフト25に第2ブ ロック18が上下動自在に螺着されている。
【0009】 第2ブロック18には、その前面側にレール19が突設され、そのレール19に第3 ブロック20が紙面に直角方向に移動自在に案内され、それらによりブロック4を 構成する。そして、ブロック4の前端面に枠型のバックゲージ5が俯仰自在に枢 着される。即ち、図2において実線の状態から矢印方向上方に回動して、それが 起立状態まで可動する。このようなバックゲージ5に、前記の如く本治具が着脱 自在に取付けられるものである。そして、第2ブロック18を上下動させ、さらに 第3ブロック20を左右動させると共に、第1ブロック17を図示しなない制御装置 を介して前後動させてブロック4を三次元方向の適宜位置に移動させる。そして 一例として、本治具の先端が固定金型2に近接した適宜位置に配置される。そし て、ワーク13の先端を位置決め片部8先端に当接させ、可動金型3と固定金型2 によりワーク13先端近傍を折り曲げ加工できるものである。 なお、ワーク13の側面をも位置決めしたいときには、図6の如く側部位置決め 部材11を取付ければよい。
【0010】
【考案の効果】
本考案のベンダーの位置決め治具は、ブロック4に設けられたバックゲージ5 の矩形枠の一辺に着脱自在に嵌着される嵌着部6と、その嵌着部6の一側を螺着 貫通する締結ツマミ7と、嵌着部6の他側に薄板状に突設された位置決め片部8 とを有するから、その着脱が容易でバックゲージ5のみを使用することも、嵌着 部6に加えて本位置決め治具を使用することも容易である。そして、本位置決め 治具を使用する場合には、位置決め片部8先端をベンド溝16の縁部近傍に配置さ せることにより、可動金型3に干渉することなく、ワーク13を先端縁ぎりぎりの ところまで折り曲げることが可能となる。 また、位置決め片部8の突出部のコーナーを利用して、そこにワーク13の先端 を図5の如く載置して位置決めすることにより、ワーク13が固定金型2の前後で 湾曲することを防止し、精度の高い位置決めが可能となり多用途の治具となる。 次に、請求項2記載の位置決め治具によれば、ワーク13の先端縁と共に一側部 を同時に位置決めすることが可能となり、取扱い易い治具となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本固定金型を取付けた状態を示すベンダーの要
部立面図。
【図2】同斜視略図。
【図3】図2の III− III矢視断面図。
【図4】本位置決め治具の斜視図。
【図5】本位置決め治具の他の使用状態を示す立面図。
【図6】本位置決め治具のさらに他の使用状態を示す斜
視図。
【図7】従来のベンダーの位置決め説明図。
【符号の説明】
1 ベース 2 固定金型 3 可動金型 4 ブロック 5 バックゲージ 6 嵌着部 7 締結ツマミ 8 位置決め片部 9 ボルト孔 10 金型受け台 11 側部位置決め部材 12 締結ツマミ 13 ワーク 14 ボルト 15 バー材 16 ベンド溝 17 第1ブロック 18 第2ブロック 19 レール 20 第3ブロック 21 駆動体 22 治具本体 23 側板 24 案内溝 25 ネジシャフト

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベース1上に配置される固定金型2と、 その固定金型2に対向して上下動自在に配置される可動
    金型3と、 前記固定金型2に隣接し且つ三次元方向に移動自在に設
    けられた位置決めブロック4と、 そのブロック4に俯仰自在に前記固定金型2側に突設さ
    れた矩形枠からなるバックゲージ5と、 を具備するベンダーにおいて、 前記バックゲージ5の前記矩形枠の一辺に着脱自在に嵌
    着される断面U字状または断面箱状の嵌着部6を有する
    治具本体22と、 その本体22の一側を螺着貫通するネジ軸付き締結ツマミ
    7と、 前記本体22の他側に一体的に突設され、前記バックゲー
    ジ5の使用時における重力方向の厚みに比べて著しく薄
    い薄板状に突設された位置決め片部8と、 を具備するベンダーの位置決め治具。
  2. 【請求項2】 ベース1上に配置される固定金型2と、 その固定金型2に対向して上下動自在に配置される可動
    金型3と、 前記固定金型2に隣接し且つ三次元方向に移動自在に設
    けられた位置決めブロック4と、 そのブロック4に俯仰自在に前記固定金型2側に突設さ
    れた矩形枠からなるバックゲージ5と、 を具備するベンダーにおいて、 前記バックゲージ5の前記矩形枠の一辺に着脱自在に嵌
    着される断面U字状または断面箱状の嵌着部6を有する
    治具本体22と、 その本体22の一側を螺着貫通するネジ軸付き締結ツマミ
    7と、 前記本体22の他側に一体的に突設され、前記バックゲー
    ジ5の使用時における重力方向の厚みに比べて著しく薄
    い薄板状に突設された位置決め片部8と、 前記位置決め片部8の根元に設けられた取付用ボルト孔
    9と、 そのボルト孔9にボルト14を介して着脱自在に締結固定
    され、ワーク13の側面を位置決めするためにL字状に取
    付けられる側部位置決め部材11と、 を具備するベンダーの位置決め治具。
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