JP3018419U - 接合具 - Google Patents

接合具

Info

Publication number
JP3018419U
JP3018419U JP1995005926U JP592695U JP3018419U JP 3018419 U JP3018419 U JP 3018419U JP 1995005926 U JP1995005926 U JP 1995005926U JP 592695 U JP592695 U JP 592695U JP 3018419 U JP3018419 U JP 3018419U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cotter
joining
piece
movable piece
horizontal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1995005926U
Other languages
English (en)
Inventor
笠 原 冨 士 男 小
Original Assignee
有限会社丸石産業
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 有限会社丸石産業 filed Critical 有限会社丸石産業
Priority to JP1995005926U priority Critical patent/JP3018419U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3018419U publication Critical patent/JP3018419U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/25Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ビニールハウスの枠材等に使用され、接合を
容易にすることができる。 【構成】 立接合部材12と横接合部材14とを相互に
連結させており、横接合部材は横固定片21と横可動片
22とからなり、一側は蝶番結合され、他側にはコッタ
24を用いた締付け具23を連設させた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ビニールハウスの枠材等に使用される接合具の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
ビニールハウスをはじめとする構築物の枠材に使用される接合具は、例えば、 共に管状からなる立材と横材とを直交して接合するようにされており、枠材の構 造によっては立材と斜材とを斜交して接合するようにされている。 共に管状からなる立材と横材とを直交して接合する接合具にあっては、立材を 挟持するための立接合部材と横材を挟持するための横接合部材とを締結手段をも って一体に締結するようにされている。 これらの立接合部材および横接合部材は、夫々、固定片及び可動片とからなり 、固定片と可動片との一側にはピン接手を備え、他側にはボルトを用いた締付け 具を連設させている。 上記可動片がピン接手の回りに回動されることにより、固定片とともに立材お よび横材の外面に夫々適合されて、ボルトを用いた締付け具の締付けによって、 立材及び横材を確実に挟持できるようになり、上述したように、立材と横材とを 直交して接合することとなり、枠材を形成させるようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このボルトを用いた締付け具を連設させた接合具では、ナットの締付けのため に作業時間の消費を増大させてしまうので、好ましくなく、また、ビニールハウ スの枠材などに利用される場合、締付け具が夫々の接合部材の表面より外方に突 出し、露出されるので、ビニールシートを破損させてしまう等の虞れがある。 本考案は、上述した従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、 ボルトを用いた締付け具の使用を制約することによって、締付けのための作業時 間の消費を低減させ、かつ、締付け具の突出によるビニールシートの破損などを 有効に防止できる接合具を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そこで本考案は、互いに交差する棒状材の交差部を接合する接合具であって、 該接合具は各棒状材を挟持する固定片と可動片とを有する一対の接合部材から構 成されており、一方の接合部材の固定片は他方の接合部材の固定片に連結され、 少なくとも一方の接合部材の固定片と可動片との各一側は蝶番結合され、各他側 にはコッタ挿入用孔が設けられ、該コッタ挿入用孔にコッタを挿入するようにし たことを特徴とする。 また、この接合具において、棒状材とコッタとをほぼ平行に配置する。 更に、また、この接合具において、コッタ挿入用孔が固定片と可動片との各板 状部に設けられ、コッタの前記コッタ挿入用孔との締結面が凹凸を有するように し、あるいは、コッタの頭部に突出部を設けるようにしてもよい。
【0005】
【作用】
このようにすれば、ボルトを用いた締付け具の使用を省き、あるいは、強度上 必要最小限の部分のみにして、コッタを用いた接合具により棒状材をその交差部 で挟持して強固に接合することができる。 また、コッタを棒状材と平行に配置することにより、接合具の表面より外方に 突出しなくなる。 コッタ挿入用孔を固定片と可動片との各板状部に設け、コッタのコッタ挿入用 孔との締結面に凹凸を有するようにれば、打ち込んだコッタの緩みが起こらない 。 コッタの頭部に突出部を設ければ、コッタを打ち込むとき突出部がストッパと なる。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1〜3は、本考案の接合具の一実施例を示す図である。 図1〜3において、10は接合具を示し、共に管状である立材(棒状材)11 と横材(棒状材)13とをその交差部で直交して接合する。この接合具10は立 接合部材(接合部材)12と横接合部材(接合部材)14とからなり、立接合部 材12は立材11を挟持し、横接合部材14は横材13を挟持するとともに、立 接合部材12の後述する立固定片15の接合部12aと横接合部材14の後述す る横固定片21の接合部14aとは、締結手段、例えばリベットなどにより相互 に締結され、直交方向を指向するように一体化されている。
【0007】 立接合部材12は共に湾曲した立固定片(固定片)15と立可動片(固定片) 16とからなり、夫々、U字状断面形状をもって成形加工されている。 上記弯曲は、立材11の外面に適合しうる形状を有しており、また、立固定片 15と立可動片16との一側には接手ピン20を連設させており、他側にはボル トを用いた締付け具17を連設させている。 締付け具17は、例えば目付頭ボルト18などを用いて、目付頭18aは立固 定片18の他端部のピン18bに装着されている。
【0008】 立可動片16の一側は接手ピン20に連設されて、他側は締付け具17である 目付頭ボルト18を嵌挿しうるスリット16aを形成させている。立可動片16 が接手ピン20(蝶番結合)の回りに矢印Aのように回動されて、その内面が立 材11の外面と適合されるようになるとともに、目付頭ボルト18がスリット1 6a内に嵌挿され、ナット19の締付けにより、立固定片15と立可動片16と で立材11を挟み込み、上記立接合部材12は立材11を確実に挟持しうるよう になる。 かくして、立接合部材12は立材11の方向に沿って作用する垂直力に対抗し て滑りなどを発生させることなく、立材11を確実に挟持しうる。
【0009】 横接合部材14は共に弯曲した横固定片(固定片)21と横可動片(固定片) 22とからなり、夫々、コ字状断面形状をもって成形加工されている。 上記弯曲は横材13の外面に適合しうる形状を有しており、また、横固定片2 1と横可動片22との一側には接手ピン26を連設させており、他側にはコッタ 24を用いた締付け具23を連設させている。 横固定片21と横可動片22との他側のコ字状断面の両端側に形成された板状 部には、それぞれコッタ挿入用孔25,25が設けられている。これらのコッタ 挿入用孔25,25は、コッタ24を打ち込むと、コッタ24の係合面がコッタ 挿入用孔25,25の側面を押して、横固定片21と横可動片22とを接手ピン 26の回りに回動し、横材13を間に挟持するような配置、寸法形状にしてある 。
【0010】 横可動片22が接手ピン26の回りに矢印Bのように回動されて、その内縁部 が横材13の外面と適合されるようになるとともに、コッタ24、例えば、締結 面が鋸歯形、波形等の凹凸を有するテーパコッタなどがコッタ挿入用孔25,2 5に貫挿され、打ち込まれて、コッタ24の打込みによる締付けにより、横固定 片21と横可動片22とで横材13を挟み込み、上記横接合部材14は横材13 を確実に挟持しうるようになる。 かくして、横接合部材14は横材13の方向に沿って作用する水平力に対抗し て滑りなどを発生させることなく横材13を確実に挟持しうる。そして、接合具 10は立材11と横材13とを直交して接合できるようになる。
【0011】 図3に示すごとく、横接合部材14が横材13を挟持した場合、コッタ24を 用いた締付け具23は横固定片21と横可動片22の他端の内方に位置され、コ ッタを横材13とほぼ平行に配設して締付けがなされるので、横接合部材14の 表面より外方に突出し、露出して締付けされることが回避できる。 このようにして、接合具10が立材11と横材13とを直交して接合し、例え ば、ビニールハウスの枠材などとして利用する場合、横接合部部材14の表面よ り外方に突出し、露出して締付けされていないので、この突出部がビニールシー トを破損させてしまうことなどが有効に防止できる。
【0012】 以上の実施例では、共に管状からなる立材と横材をと直交して接合する接合具 であって、接合具は立材を挟持するための立接合部材と横材を挟持するための横 接合部材とからなるとともに、夫々の接合部は締結手段をもって相互に締結させ ており、立接合部材は共に湾曲した立固定片と立可動片とからなるとともに、立 固定片と立可動片との一端にはピン接手を、他端にはボルトを用いた締付け具を 連設させ、横接合部材は共に湾曲した横固定片と横可動片とからなるとともに、 横固定片と横可動片との一端にはピン接手を、他端にはコッタを用いた締付け具 を連設させたことを特徴とする。 また、横接合部材が横材を挟持する際に、コッタを用いた締付け具は横固定片 と横可動片の他端の内方に位置させたことを特徴とするものである。
【0013】 上述の実施例では、コッタを用いた締付け具を横の棒状材の挟持にのみ用いた が、勿論、縦横両方の棒状材の挟持にコッタを用いることもできる。 コッタは締結面が鋸歯形、波形等の凹凸を有するテーパコッタを用いたが、更 に、コッタの頭部に打ち込み過ぎ防止用の突出部を設けるようにしてもよい。 コッタの頭部に突出部を設ける場合、頭部の形成するには、頭部に横穴を開け てピンを打ち込む、頭部を鉤状ないし鍔状にする等適宜の周知の手法を取ること ができる。
【0014】 接合の対象とする立材と横材は、管状のものに限らず、中実の棒状材、各種素 材の棒状材に用いることができ、また、立材と横材に限らず、斜め材その他適宜 の棒状材を対象とすることができる。 固定片と固定片との連結は、上述の実施例では、固定の連結としたが、用途に より、ピンジョイントで連結して互いに回動可能として、接合されるふたつの棒 状材の交差角が変化できるようにしてもよい。 固定片と可動片の形状も、棒状材をしっかり挟持する形状ならばよく、種々の 形状が考えられる。
【0015】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、ボルトを用いた締付け具の使用を省き 、あるいは、強度上必要最小限の部分のみにして、コッタを用いた接合具により 立材、横材等の棒状材をその交差部で挟持して強固に接合することができ、しか も、締付け、分解のための作業時間を大幅に低減させることができる。 また、コッタを用いた締付け具を棒状材と平行に配置することにより、接合具 の表面より外方に突出しなくなるので、ビニールシートの破損などを防止できる 等、多大な効果を奏する。 コッタ挿入用孔を固定片と可動片との各板状部に設け、コッタ挿入用孔とのコ ッタの係合面に凹凸を有するようにすれば、打ち込んだコッタの緩みが起こらず 、一層長期間の接合維持ができる。 コッタの頭部に突出部を設ければ、コッタを打ち込むとき突出部がストッパと なり、打ち込み過ぎを防止して作業性を向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す接合具の斜視図であ
る。
【図2】同接合具の分解説明図である。
【図3】同接合具の側面図である。
【符号の説明】
10 接合具 11 立材(棒状材) 12 立接合部材(接合部材) 13 横材(棒状材) 14 横接合部材(接合部材) 15 立固定片(固定片) 16 立可動片(可動片) 17 締付け具 20 接手ピン 21 横固定片(固定片) 22 横可動片(可動片) 23 締付け具 24 コッタ 26 接手ピン

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに交差する棒状材の交差部を接合す
    る接合具であって、該接合具は各棒状材を挟持する固定
    片と可動片とを有する一対の接合部材から構成されてお
    り、一方の接合部材の固定片は他方の接合部材の固定片
    に連結され、少なくとも一方の接合部材の固定片と可動
    片との各一側は蝶番結合され、各他側にはコッタ挿入用
    孔が設けられ、該コッタ挿入用孔にコッタを挿入するよ
    うにしたことを特徴とする接合具。
  2. 【請求項2】 棒状材とコッタとがほぼ平行に配置され
    たことを特徴とする請求項1に記載の接合具。
  3. 【請求項3】 コッタ挿入用孔が固定片と可動片との各
    板状部に設けられ、コッタの前記コッタ挿入用孔との係
    合面が凹凸を有することを特徴とする請求項1または2
    に記載の接合具。
  4. 【請求項4】 コッタの頭部に突出部を設けたことを特
    徴とする請求項1,2または3に記載の接合具。
JP1995005926U 1995-05-23 1995-05-23 接合具 Expired - Lifetime JP3018419U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1995005926U JP3018419U (ja) 1995-05-23 1995-05-23 接合具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1995005926U JP3018419U (ja) 1995-05-23 1995-05-23 接合具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3018419U true JP3018419U (ja) 1995-11-21

Family

ID=43153868

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1995005926U Expired - Lifetime JP3018419U (ja) 1995-05-23 1995-05-23 接合具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3018419U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105317118A (zh) * 2015-11-06 2016-02-10 天津吉展科技发展有限公司 一种具有内部锁定杆的温室大棚连接架
CN105332423A (zh) * 2015-11-11 2016-02-17 天津吉展科技发展有限公司 一种温室大棚钢结构连接件

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06337009A (ja) * 1993-05-28 1994-12-06 Masaharu Awano 交差パイプ結合金具
JPH0735118A (ja) * 1993-07-20 1995-02-03 Marusa:Kk パイプ連結具

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06337009A (ja) * 1993-05-28 1994-12-06 Masaharu Awano 交差パイプ結合金具
JPH0735118A (ja) * 1993-07-20 1995-02-03 Marusa:Kk パイプ連結具

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105317118A (zh) * 2015-11-06 2016-02-10 天津吉展科技发展有限公司 一种具有内部锁定杆的温室大棚连接架
CN105332423A (zh) * 2015-11-11 2016-02-17 天津吉展科技发展有限公司 一种温室大棚钢结构连接件

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3018419U (ja) 接合具
JPH01210576A (ja) 梁材の組立および接合方法
JP4074639B2 (ja) H型鉄骨のウェブ接続用スプライス板の仮止め用治具
JP2967977B2 (ja) 支柱と壁板の結合装置
JP2947512B2 (ja) 鉄骨建物の胴縁結合構造
JP2997920B2 (ja) 型枠パネル等の連結具
JP7043230B2 (ja) 木造建物用補強金物、およびその木造建物用補強金物を用いた木造建物
JP2924649B2 (ja) 工事用組立式足場
JP3530898B2 (ja) 木造部材の補強具
US4906127A (en) Structure clamp
JP2856630B2 (ja) 木質ユニット同士の接合部材
JPH0119691Y2 (ja)
JPS6114489Y2 (ja)
JPH075156Y2 (ja) 棒鋼材接合固定装置
JPH063057Y2 (ja) 屋根用雪止アングル装着金具
JPH0631046Y2 (ja) 鋼製型枠パネルの連結装置
JP2743311B2 (ja) 組立建造物ユニットの結合構造
JP3096324U (ja) 建築用ボルト
JPH0240192Y2 (ja)
JP3242078B2 (ja) 縦葺き屋根構造
JP3078501U (ja) 箱形緊結金具
JP2535460Y2 (ja) 連結装置
JP3020190U (ja) 木造建築物における木部材の連結金具
JP2023109627A (ja) 吊り下げ治具
US20060163444A1 (en) Connectors for concrete footer frames