JP3017734B1 - 竪型ロ―ラミルのロ―ラ位置調整装置 - Google Patents
竪型ロ―ラミルのロ―ラ位置調整装置Info
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Abstract
に、かつ短時間で行う。 【解決手段】 フランジ継手44によってローラ28に
連なる連結棒37と、油圧シリンダ33のピストン棒3
6とを同軸に連結し、フランジ継手44を構成する一対
の第1および第2フランジ45,46間にライナ53を
1または複数層着脱自在に介在させる。ライナ53は、
周方向に連なる複数の分割片から成る。ライナ53を着
脱することによってローラ28と油圧シリンダ33との
相対位置を可変に調整することが可能であり、ローラ2
8の位置調整を簡単に、かつ短時間で行うことができ
る。
Description
を粉砕する竪型ローラミルのローラ位置調整装置に関
し、特に粉砕用ローラと原料を乗載するテーブルとの隙
間を可変に調整する装置に関する。
ブルと、テーブル上方に配置されるローラとを備える粉
砕機であり、テーブル上に供給された被粉砕物をテーブ
ルとローラとの間で圧潰粉砕するように構成されてい
る。
の典型的なローラ位置調整装置1の概略構成を示す正面
断面図であり、図6は図5に示すローラ位置調整装置1
の周辺の概略構成を示す側面図である。竪型ローラミル
2は、油圧シリンダ3を備えている。油圧シリンダ3
は、ピストン棒4、ローラ位置調整装置1、連結棒5を
介してローラ6と連結されている。油圧シリンダ3のピ
ストン棒4を伸縮するとローラ6は上下動し、テーブル
7に近接離反する。したがって、ローラ6の最下端位置
は、油圧シリンダ3のピストンの最下端位置に対応す
る。
備える。フランジ継手9は上フランジ10と下フランジ
11とから成り、上および下フランジ10,11は複数
のねじ棒13とナット14とによって連結されている。
上フランジ10は連結棒5とねじ結合されており、下フ
ランジ11はピストン棒4とねじ結合されている。連結
棒5およびピストン棒4には、ロックナット15が装着
されている。
位置にきたときにテーブル7と接触しないようにたとえ
ばローラ6とテーブル7との隙間を5mm残すように連
結棒5に対する上フランジ10のねじ込み量またはピス
トン棒4に対する下フランジ11のねじ込み量を調整す
ることによって行われる。また、ねじ結合部の緩み止め
は油圧シリンダ3によってピストン棒4および連結棒5
に引張力を付与し、その状態でロックナット15を締付
けることによって行われる。これによって、除荷後、上
および下フランジ10,11と対応するロックナット1
5との間には軸線方向に圧縮力が作用し、運転中の振動
によるねじ結合部の緩みが防止される。
2の運転が開始される。運転中、ローラ6およびテーブ
ル7には摩耗が発生する。摩耗によってローラ6とテー
ブル7との隙間が大きくなると、ローラとテーブルとの
間に噛込まれた原料を充分圧壊できなくなって粉砕能力
が次第に低下する。したがって、摩耗量が大きくなると
ローラ位置の再調整が行われる。この再調整は、油圧シ
リンダ3によってピストン棒4および連結棒5に引張力
を付与してロックナット15を緩め、その後図6に示す
ように油圧シリンダ3および連結棒5をワイヤ16で吊
金具17に係合して転倒防止対策を施し、上および下フ
ランジ10,11からねじ棒13を全数抜取り、上およ
び下フランジ10,11のどちから一方を所要の距離だ
けさらにねじ込んでローラ6とテーブル7との隙間を短
くする調整を行い、ねじ棒13を全数再セットしてナッ
ト14を締付け、再度前述のように引張力を付与してロ
ックナット15を締付けることによって行われる。
非常に狭い作業環境の悪い場所で、人力によってかなり
長いねじ棒13(たとえば、長さ600mm)を全数
(たとえば12本)抜取らなければならないこと、非常
に重い上または下フランジ10,11(たとえば重量1
00kg)を回してねじ込まなければならないこと、か
なり大きいロックナット15(たとえばねじ径175m
m)を締付けたり緩めたりしなければならないこと、油
圧シリンダ3および連結棒5の転倒防止対策を施さねば
ならないことなどの問題がある。すなわち、作業性が悪
く、長い作業時間と多大な動力を要するという問題があ
る。また、この間ミルを停止する必要があるので、生産
性が低下するという問題がある。
ロックナット15との間には圧縮力が付与されているの
で、たとえば連結棒5が折損すると油圧シリンダ3によ
って圧縮力を相殺する引張力を付与することができなく
なり、結果としてロックナット15を緩めることができ
なくなる。この場合、ロックナット15を外すにはガス
カットなどを行う必要があり、メンテナンスに多大な労
力を要するという問題がある。
には竪型ローラミルのローラ位置調整装置としてターン
バックルを適用し、ピストン棒の端部と連結棒の端部と
に相互に逆向きのおねじを刻設し、これらにナットを螺
合させる構成が開示されている。この先行技術では、タ
ーンバックのナットを回転させてピストン棒および連結
棒を同時に逆方向に移動させるように構成されているの
で、ナットを回転させるのに大きな力が必要であり、設
備が大形化すると作業環境の悪い場所で人力でローラ位
置を調整することが困難であるという問題がある。
ラの位置調整を作業環境の悪い場所でも簡単に、かつ短
時間で行うことが可能であり、運転休止時間を短くする
ことができる竪型ローラミルのローラ位置調整装置を提
供することである。
りに回転駆動されるテーブル上に向けてローラを油圧シ
リンダによって加圧する竪型ローラミルのローラ位置調
整装置において、ローラに連結される第1棒と、油圧シ
リンダに取付けられる第2棒と、第1および第2棒を同
軸に連結するフランジ継手と、フランジ継手を構成する
一対のフランジ間に介在され、第1および第2棒の軸線
まわりの周方向に分割され、かつ前記軸線に対して近接
離反する方向に着脱可能であるライナとを含むことを特
徴とする竪型ローラミルのローラ位置調整装置である。
向に分割されたライナが介在され、分割されたライナは
第1および第2棒の軸線に対して近接および離反する方
向に着脱可能であるので、フランジ間に介在されている
分割されたライナを着脱することによってフランジ間の
隙間を容易に調整することができる。これによって、各
フランジに接続されている第1および第2棒を介して油
圧シリンダとローラとの相対位置を可変に調整すること
ができるので、ローラとテーブルとの隙間調整を作業環
境の悪い場所でも簡単に、かつ短時間で行うことができ
る。
ブルおよびローラの摩耗に応じてライナを一対のフラン
ジ間から取外すとき、テーブルとそのテーブルに対向す
るローラとの隙間が予め定める値以上に保たれるように
設定されることを特徴とする。
に選ばれているので、テーブルおよびローラの摩耗によ
ってローラとテーブルとの隙間が増大して許容上限値に
達し、前記隙間を減少するためにライナが取外されると
きでも、前記隙間の過度の減少が回避され、前記隙間が
予め定める値以上に保たれる。これによって、ローラと
テーブルとの接触が回避されるので、ローラおよびテー
ブルの破損を防止することができる。
フランジには、第1および第2棒の軸線方向に突出する
突起が形成され、他方のフランジには前記突起を前記軸
線方向に挿脱可能な凹所が形成され、嵌合可能な前記軸
線方向長さは一対のフランジ間に介在されるライナの厚
みを超える値であることを特徴とする。
方のフランジには、突起および凹所がそれぞれ形成さ
れ、突起は凹所に挿脱可能であり、かつ嵌合長さはライ
ナの厚みを超える値であるので、第1および第2棒の軸
線を同軸に保ったままフランジ間の連結を緩め、かつ分
割されたライナを着脱することができる。したがって、
ローラ位置調整時に油圧シリンダおよび第1棒は転倒す
ることなく相互の位置関係を保持することができ、従来
技術のような転倒防止対策が不要となる。
は、第1および第2棒の軸線と同軸に形成されることを
特徴とする。
線は第1および第2棒の軸線と同軸であるので、突起を
凹所に容易に嵌合することができる。
前記フランジ継手の一方および他方のフランジとは、第
1および第2棒の端部に刻設されたおねじと各フランジ
に刻設されためねじとによって着脱自在にそれぞれねじ
結合されることを特徴とする。
一方および他方のフランジとは着脱自在にそれぞれねじ
結合されているので、破損しても容易に交換することが
可能であり、メンテナンス性を向上することができる。
また、ローラとテーブルとの摩耗量がライナの厚みを超
えるときでも、従来技術と同様にねじ込み量の調整によ
ってローラ位置の調整を行うことができる。
記フランジ継手の一方および他方のフランジとは、第1
および第2棒の軸線方向に延びるキーによって第1棒の
軸線まわりにおける相互の角変位を阻止されることを特
徴とする。
一方および他方のフランジとはキーによって相互の角変
位を阻止されるので、簡単な構成で確実に第1および第
2棒と一方および他方のフランジとのねじ結合部の緩み
を防止することができる。
ンジには、第1および第2棒の軸線まわりに周方向に間
隔をあけて配設された複数のねじ棒が着脱自在に挿通さ
れ、各ねじ棒にはナットが着脱可能に螺合されることを
特徴とする。
ランジは周方向に間隔をあけて配設された複数のねじ棒
とナットとによって連結されているので、第1および第
2棒を同軸に、かつ強固に連結することができ、油圧シ
リンダによってローラを確実に移動変位させることがで
きる。また運転中に振動が生じてもフランジ間の位置ず
れを防止することができる。
なる複数の分割片から成り、かつ分割片を組合わせた状
態で大略的に円環状の形状を有しており、各分割片に
は、第1および第2棒の軸線を通る一半径線に平行で、
かつ半径方向内方に開いた複数の切欠が形成され、各切
欠にはねじ棒が挿通可能であることを特徴とする。
1および第2棒の軸線を通る一半径線に平行で、かつ半
径方向内方に開いた複数の切欠が形成され、各切欠には
ねじ棒が挿通可能であるので、一対のフランジに複数の
ねじ棒が挿通されていてもフランジ間の各分割片を容易
に着脱することができる。
角は、180°未満であることを特徴とする。
角は180°未満であるので、フランジ間の各分割片を
容易に着脱することができる。
分割されることを特徴とする。
分割されるので、部品を共通化することができる。
ある竪型ローラミル21のローラ位置調整装置23の概
略構成を示す正面断面図であり、図2は図1の切断面線
II−IIから見た断面図であり、図3は竪型ローラミ
ル21の概略構成を示す正面図である。
回転駆動されるテーブル24を備える。テーブル24は
ハウジング25内に設けられ、電動機26によって減速
機27を介して回転駆動される。テーブル24の上面に
はテーブルライナ31が設けられている。テーブル24
およびテーブルライナ31の上方には、複数のローラ2
8が周方向に間隔をあけて配置される。ローラ28は、
テーブル24の半径方向に延びる回転軸線28aを有
し、ローラアーム29の遊端部に回転自在に支持され
る。ローラアーム29の基端部は、スタンド22にロー
ラアーム軸受とアーム軸30を介して角変位可能に取付
けられる。
3が設けられる。油圧シリンダ33は複動シリンダであ
り、クレビスピン34を介してスタンド22の下部に設
けられたブラケット35に角変位自在に連結される。油
圧シリンダ33には、第2棒であるピストン棒36が取
付けられる。油圧シリンダ33のピストン棒36の遊端
部は、上方のローラ位置調整装置23を介して第1棒で
ある連結棒37の下端部に連結され、連結棒37の上端
部はクレビス38を介してクレビスピン39によってロ
ーラアーム29の遊端部に角変位自在に連結される。ク
レビスピン39の軸線は、アーム軸30の軸線に平行で
あり、ローラ28の回転軸線28aに垂直である。第1
および第2棒である連結棒37およびピストン棒36
は、中実であってもよく、筒状であってもよい。
ト40から回転駆動されているテーブル24上に供給さ
れ、ローラ28とテーブル24との間、正確にはローラ
28とテーブルライナ31との間で圧潰粉砕される。粉
砕された被粉砕物は、テーブル24の半径方向外方に移
動し、受台41に収納され、出口シュート42から取出
される。運転中、油圧シリンダ33はローラ28をテー
ブル24上に向けて加圧する。
被粉砕物が介在されなくなったとき、油圧シリンダ33
のピストンは最下端位置に達し、ローラ28も同時に最
下端位置に到達する。このローラ28の最下端位置は、
後述のようにローラ28とテーブルライナ31との間
に、予め定める値たとえば5mm以上の隙間が形成され
るようにローラ位置調整装置23によって調整される。
これによって、ローラ28とテーブルライナ31との接
触が回避され、ローラ28およびテーブルライナ31の
破損が防止される。
4を備える。フランジ継手44は、一対のフランジを含
んで構成され、一方のフランジである第1フランジ45
と他方のフランジである第2フランジ46とを含む。第
1および第2フランジ45,46には、軸線方向に延び
る貫通孔がそれぞれ形成され、各貫通孔にはめねじが刻
設されている。第1フランジ45の軸線とその貫通孔の
軸線とは同軸であり、第2フランジ46の軸線とその貫
通孔との軸線とは同軸である。
棒37の下端部に刻設されたおねじと第1フランジ45
に刻設されためねじとによって着脱自在に同軸にねじ結
合されており、第2フランジ46とピストン棒36とは
ピストン棒36の遊端部に刻設されたおねじと第2フラ
ンジ46に刻設されためねじとによって着脱自在に同軸
にねじ結合されている。したがって、ピストン棒36、
連結棒37、第1および第2フランジ45,46の少な
くとも一つに破損が生じても取外して容易に交換するこ
とができ、メンテナンス性を向上することができる。
棒37およびねじ棒36とのねじ結合部には、連結棒3
7およびピストン棒36の軸線方向に延びるキー51
a,51bが設けられている。キー51a,51bは連
結棒37およびピストン棒36の軸線まわりにおける第
1および第2フランジ45,46と連結棒37およびピ
ストン棒36との相互の角変位を阻止する。したがっ
て、キー51a,51bによってねじ結合部の緩みを確
実に防止することができ、従来技術で必要としたロック
ナットが不要となる。
端部には、軸線方向外方に突出する突起47が形成され
ており、第2フランジ46の第1フランジ45側上端部
には軸線方向内方にくぼんだ凹所48が形成されてい
る。突起47は、たとえば環状突起であり、凹所48
は、たとえば円柱状凹所である。突起47および凹所4
8の形状は他の形状であってもよい。突起47の軸線と
第1フランジ45および連結棒37の軸線とは同軸であ
り、凹所48の軸線と第2フランジ46およびピストン
棒36の軸線とは同軸である。凹所48の直径は突起4
7の外径よりも僅かに大きく形成されており、突起47
および凹所48の嵌合可能な軸線方向長さは、第1およ
び第2フランジ45,46間に介在される後述のライナ
53の厚みを超える値に形成されている。これによっ
て、突起47を凹所48に容易に、かつ挿脱自在に嵌合
することができ、第1および第2フランジ45,46を
同軸に結合することができる。したがって、ピストン棒
36と連結棒37とをフランジ継手44を介して同軸に
連結することができる。以後、これらの共通軸線を参照
符49で表す。
径方向外方には、前記軸線49まわりに周方向に等間隔
をあけて複数(本実施の形態では12)の挿通孔50が
形成されている。また第2フランジ46の前記凹所48
よりも半径方向外方には、第1フランジ45と同様に同
数の挿通孔50が対応する位置に形成されている。
ライナ53が1または複数層(本実施の形態では3)装
着されている。ライナ53は、前記軸線49まわりの周
方向に連なる複数(本実施の形態では3)の分割片53
a,53b,53cから成り、各分割片を組合わせた状
態で大略的に円環状の形状を有する。各分割片53a〜
53cは、前記軸線49に垂直な平面内に存在し、前記
突起47の外周面を外囲するように配置される。各分割
片53a〜53cは、周方向に等分割され、その分割面
である周方向端面56a,56b,56cは、前記軸線
49を含む異なる平面内にそれぞれ存在する。各分割片
53a〜53cの周方向両端面のなす角度θは、前記軸
線49に垂直な平面において各分割片53a〜53cの
各周方向端面を通る半径線のなす角度、すなわち中心角
と一致するので、以後この角度を各分割片53a〜53
cの中心角θと呼ぶ。各分割片53a〜53cの中心角
θは180°未満に設定される。本実施の形態では、中
心角θは120°である。
ように前記軸線49を通る一半径線(本実施の形態では
中心角θの二等分線54)に平行で、かつ半径方向内方
に開いた複数(本実施の形態では4)の切欠55が形成
されている。図4には分割片53aの構成が示されてい
るけれども、他の分割片53b,53cの構成も全く同
一である。前記切欠55の半径方向外方側先端部は半円
形に形成されており、その半円切欠部55aの半径方向
内方側には平行切欠部55bが形成されている。半円切
欠部55aは前記軸線49まわりの周方向に等間隔をあ
けて形成されている。前記半円切欠部55aの半径方向
および周方向位置は、前記第1および第2フランジ4
5,46の挿通孔50の半径方向および周方向位置と対
応している。前記平行切欠部55bの前記二等分線54
に垂直な方向の間隔L1は、前記挿通孔50の直径とほ
ぼ同一に形成されている。前記一半径線は中心角θの二
等分線54に限定されるものではなく、自由に設定する
ことができる。ライナ53の厚みについては後述する。
じ棒57とナット58とによって連結されている。ねじ
棒57は、軸線方向に細長く延びる棒状体であり、その
両端部におねじ57aが刻設されている。ねじ棒はボル
ト頭を有し、一端部におねじが刻設されていてもよい。
ねじ棒57の直径は、前記第1および第2フランジ4
5,46の挿通孔50の直径および切欠55の間隔L1
よりも小さい。したがって、ねじ棒57は前記挿通孔5
0および切欠55に容易に挿通することができる。
は、第1フランジ45の突起47を第2フランジ46の
凹所48に嵌合し、ねじ棒57を前記各挿通孔50に挿
通し、ねじ棒57の両端部のおねじ57aにナット58
を取付け、この状態でライナ53の分割片53a〜53
cを第1および第2フランジ45,46間に各フランジ
の半径方向外方から内方に向けて差込んで装着し、その
後、ナット58を締付けてねじ棒57の両端部のおねじ
57aとナット,58とを着脱可能に螺合させることに
よって行われる。ナット58は、緩み防止のために二重
に装着されている。
5,46は複数(本実施の形態では12)のねじ棒57
およびナット58によって連結されるので、ピストン棒
36と連結棒37とを同軸に、かつ強固に連結すること
ができる。したがって、油圧シリンダ33によってロー
ラ28を確実に移動変位させることができる。また運転
中に振動が生じても第1および第2フランジ45,46
間の位置ずれを防止することができる。
a〜53cの中心角θは180°未満であり、各分割片
53a〜53cにはねじ棒57を挿通可能な切欠55が
中心角θの二等分線54に平行に形成されている。した
がって、ねじ棒57を前記挿通孔50に挿通した状態で
各分割片53a〜53cを前記軸線50に向かって外方
から差込み、前記切欠55の半円切欠部55aにねじ棒
57が収まるように各分割片53a〜53cを装着する
ことができる。この結果、ライナ53の装着作業を容易
に、かつ短時間で行うことができる。またライナ53は
等分割され、各分割片53a〜53cは同一形状同一寸
法であるので、部品を共通化することができる。
31およびローラ28の摩耗に応じてライナ53を第1
および第2フランジ45,46間から取外すとき、テー
ブルライナ31とそれに対向するローラ28との隙間が
予め定める値以上に保たれるように設定される。さらに
詳しく具体的に述べると、運転中テーブルライナ31お
よびローラ28の摩耗によってローラ28とテーブルラ
イナ31との隙間が増大して許容上限値(たとえば20
mm)に達すると、ライナ53が取外されて前記隙間の
減少が図られる。このとき、ライナ53の厚みが過大で
あると前記隙間が過度に減少し、前記隙間の予め定める
値である下限値(たとえば5mm)を下まわるおそれが
ある。したがって、前記ライナ53の厚みは前記隙間の
許容上限値と下限値との差(=15mm)以下の値、た
とえば10mmに設定される。これによって、前記隙間
は常に予め定める下限値以上の値に保たれるので、前述
のようにローラ28とテーブルライナ31との接触が回
避され、ローラ28およびテーブルライナ31の破損が
防止される。
位置調整、換言すればローラ28とテーブルライナ31
との隙間調整は次のようにして行われる。 (1)運転中、ローラ28とテーブルライナ31との隙
間が許容上限値に達すると、運転を停止し、油圧シリン
ダ33を駆動してローラ28を上方に押上げる。 (2)ローラ28とテーブルライナ31との間に適正厚
み(たとえば30mm)のスペーサを挿入する。 (3)油圧シリンダ33の作動油を排出してローラ28
を自重で下降させ、スペーサに当接させる。これによっ
て、ローラ28をスペーサで支持する。 (4)第1および第2フランジ45,46に挿通されて
いるねじ棒57のナット58を全数、人力によって緩め
る。前述のように、ねじ棒57の両端にナット58が装
着されているので、上下どちらからでもナット58を緩
めることができ、効率的に作業を行うことができる。 (5)ライナ53の分割片53a〜53cを一層分、第
1および第2フランジ45,46間から取外す。各分割
片53a〜53cは前述のような構成を有しているの
で、ライナ53の分割片53a〜53cの取外しは、前
記ライナ53の装着の場合と同様にねじ棒57を前記挿
通孔50に挿通した状態で第1および第2フランジ4
5,46間から外方に取出すことが可能である。したが
って、ライナ53の取外し作業を容易に、かつ短時間で
行うことができる。 (6)ねじ棒57のナット58を全数、人力によって締
付ける。前記(4)のナットを緩めるときと同様、上下
どちらからでもナット58を締付けることができるの
で、効率的に作業を行うことができる。 (7)油圧シリンダ33を駆動してローラ28を上方に
押上げ、スペーサを取除く。
調整は、ローラ28とテーブルライナ31との隙間が許
容上限値に達することに繰返して行われる。ライナ53
による隙間調整は第1および第2フランジ45,46間
に介在するライナ53がすべて取外されるとできなくな
る。しかしながら、本実施の形態では前述のように第1
および第2フランジ45,46と連結棒37およびピス
トン棒36とがそれぞれ着脱自在にねじ結合されている
ので、この場合でも従来技術である図5〜6に関連して
説明したようにねじ込み量の調整によって隙間調整を行
うことができる。ねじ込み量の調整によって隙間調整を
行う場合、第1フランジ45と連結棒37とのねじ結合
部に設けられているキー51aの着脱が行われる。前述
のようにキー51aは軸線方向に延在して設けられてい
るので、ねじ込み量の調整によってねじ結合部に軸線方
向のずれが生じても支障なく取付けることができ、第1
フランジ45と連結棒37との相互の角変位を阻止する
ことができる。ねじ結合部の緩み防止手段としてキー5
1aに代わってピンを用いてもよい。しかしながら、こ
の場合、ねじ結合部に軸線方向のずれが生じるとピン止
めができなくなるので、ねじ込み量の調整によって前記
隙間調整を行うことができない。
47は前記第2フランジ46の凹所48に嵌合されてい
る。したがって、ピストン棒36および連結棒37の軸
線を同軸に保ったまま隙間調整を行うことができる。こ
の結果、隙間調整中油圧シリンダ33および連結棒37
は転倒することなく相互の位置関係を保持することがで
き、従来技術のような転倒防止対策が不要となる。
よび第2フランジ45,46間の連結を緩め、第1およ
び第2フランジ45,46間に介在しているライナ53
の分割片53a〜53cを着脱することによってローラ
位置調整を容易に行うことができる。したがって、一対
のフランジの分解とピストン棒および連結棒の転倒防止
対策とが必要である従来技術に比べて、非常に狭い作業
環境の悪い場所でも、ローラ位置調整を簡単に、かつ短
時間で行うことができる。この結果、竪型ローラミルの
運転休止時間を短くすることができる。
ナ53の厚みは1回の取外しでローラ28とテーブルラ
イナ31との隙間が予め定める値以上に保たれるように
適正な値に設定されているけれども、ライナ53の厚み
を制約しないで自由に設定するようにしてもよい。この
場合、前記隙間の確保は、ライナ53の複数回の出入れ
によって行われる。また第1および第2フランジ45,
46の突起47および凹所48の軸線は、ピストン棒3
6および連結棒37の軸線と同軸に形成されているけれ
ども、同軸でなくてもよい。この場合、ピストン棒36
および連結棒37の中心からずれた位置で突起47と凹
所48とが嵌合される。また前記突起47および凹所4
8を設けないで、他の構成、たとえば複数のピンとピン
孔とによってピストン棒36および連結棒37の軸線を
同軸になるように構成してもよい。また連結棒37およ
びピストン棒36と第1および第2フランジ45,46
とはそれぞれねじ結合されているけれども、他の結合方
法、たとえば溶接によって接合するように構成してもよ
い。
は複数のねじ棒57およびナット58によって連結され
ているけれども、この構成に限定されるものではなく、
他の構成、たとえば油圧チャックなどによって連結して
もよい。また第1および第2フランジ45,46と連結
棒37およびピストン棒36とのねじ結合部には緩み防
止手段としてキー51a,51bが設けられているけれ
ども、他の緩み防止手段を設けてもよい。また前記ライ
ナ53は、各分割片53a〜53cを組合わせた状態で
大略的に円環状の形状になるように形成されているけれ
ども、ねじ棒57を装着したまま着脱できる形状であれ
ば他の形状、たとえば細長い平板状の形状であってもよ
い。また前記ライナ53は、周方向に等分割されている
けれども、等分割でなくてもよい。
れば、一対のフランジ間に周方向に分割されたライナが
介在され、分割されたライナは着脱可能であるので、ロ
ーラとテーブルとの隙間調整を作業環境の悪い場所でも
簡単に、かつ短時間で行うことができる。したがって、
竪型ローラミルの運転休止時間を短くすることができ
る。
ライナの厚みが適正に選ばれているので、ライナが取外
されるときでも、前記隙間の過度の減少が回避され、前
記隙間が予め定める値以上に保たれる。これによって、
ローラとテーブルとの接触が回避されるので、ローラお
よびテーブルの破損を防止することができる。
のフランジおよび他方のフランジには、突起および凹所
がそれぞれ形成され、突起は凹所に挿脱可能であるの
で、第1および第2棒の軸線を同軸に保ったまま分割さ
れたライナを着脱することができる。したがって油圧シ
リンダおよび第1棒は転倒することなく相互の位置関係
を保持することができ、従来技術のような転倒防止対策
が不要となる。
突起および凹所の軸線は第1および第2棒の軸線と同軸
であるので、突起を凹所に容易に嵌合することができ
る。
第1および第2棒と一方および他方のフランジとはねじ
結合されているので、破損しても容易に交換することが
可能であり、メンテナンス性を向上することができる。
第1および第2棒と一方および他方のフランジとは、キ
ーによって相互の角変位を阻止されるので、簡単な構成
で確実に第1および第2棒と一方および他方のフランジ
とのねじ結合部の緩みを防止することができ、従来技術
のロックナットが不要となる。
および他方のフランジは複数のねじ棒とナットとによっ
て連結されているので、第1および第2棒を同軸にかつ
強固に連結することができ、運転中に振動が生じてもフ
ランジ間の位置ずれを防止することができる。
ナの各分割片には第1および第2棒の軸線を通る一半径
線に平行で、半径方向内方に開いた複数の切欠が形成さ
れ、各切欠にはねじ棒が挿通可能であるので、一対のフ
ランジに複数のねじ棒が挿通されていてもフランジ間の
各分割片を容易に着脱することができる。
ナの各分割片の中心角は180°未満であるので、フラ
ンジ間の各分割片を容易に着脱することができる。
記ライナは周方向に等分割されるので、部品を共通化す
ることができる。
1のローラ位置調整装置23の概略構成を示す正面断面
図である。
る。
ある。
簡略化して示す平面図である。
ーラ位置調整装置1の概略構成を示す正面断面図であ
る。
構成を示す側面図である。
Claims (10)
- 【請求項1】 鉛直軸線まわりに回転駆動されるテーブ
ル上に向けてローラを油圧シリンダによって加圧する竪
型ローラミルのローラ位置調整装置において、ローラに
連結される第1棒と、 油圧シリンダに取付けられる第2棒と、 第1および第2棒を同軸に連結するフランジ継手と、 フランジ継手を構成する一対のフランジ間に介在され、
第1および第2棒の軸線まわりの周方向に分割され、か
つ前記軸線に対して近接離反する方向に着脱可能である
ライナとを含むことを特徴とする竪型ローラミルのロー
ラ位置調整装置。 - 【請求項2】 前記ライナの厚みは、テーブルおよびロ
ーラの摩耗に応じてライナを一対のフランジ間から取外
すとき、テーブルとそのテーブルに対向するローラとの
隙間が予め定める値以上に保たれるように設定されるこ
とを特徴とする請求項1記載の竪型ローラミルのローラ
位置調整装置。 - 【請求項3】 前記フランジ継手の一方のフランジに
は、第1および第2棒の軸線方向に突出する突起が形成
され、他方のフランジには前記突起を前記軸線方向に挿
脱可能な凹所が形成され、嵌合可能な前記軸線方向長さ
は一対のフランジ間に介在されるライナの厚みを超える
値であることを特徴とする請求項1または2記載の竪型
ローラミルのローラ位置調整装置。 - 【請求項4】 前記突起および凹所の軸線は、第1およ
び第2棒の軸線と同軸に形成されることを特徴とする請
求項3記載の竪型ローラミルのローラ位置調整装置。 - 【請求項5】 前記第1および第2棒と、前記フランジ
継手の一方および他方のフランジとは、第1および第2
棒の端部に刻設されたおねじと各フランジに刻設された
めねじとによって着脱自在にそれぞれねじ結合されるこ
とを特徴とする請求項3または4記載の竪型ローラミル
のローラ位置調整装置。 - 【請求項6】 前記第1および第2棒と前記フランジ継
手の一方および他方のフランジとは、第1および第2棒
の軸線方向に延びるキーによって第1棒の軸線まわりに
おける相互の角変位を阻止されることを特徴とする請求
項3〜5のいずれかに記載の竪型ローラミルのローラ位
置調整装置。 - 【請求項7】 前記一方および他方のフランジには、第
1および第2棒の軸線まわりに周方向に間隔をあけて配
設された複数のねじ棒が着脱自在に挿通され、各ねじ棒
にはナットが着脱可能に螺合されることを特徴とする請
求項3〜6のいずれかに記載の竪型ローラミルのローラ
位置調整装置。 - 【請求項8】 前記ライナは、周方向に連なる複数の分
割片から成り、かつ分割片を組合わせた状態で大略的に
円環状の形状を有しており、 各分割片には、第1および第2棒の軸線を通る一半径線
に平行で、かつ半径方向内方に開いた複数の切欠が形成
され、 各切欠にはねじ棒が挿通可能であることを特徴とする請
求項7記載の竪型ローラミルのローラ位置調整装置。 - 【請求項9】 前記ライナの各分割片の中心角は、18
0°未満であることを特徴とする請求項8記載の竪型ロ
ーラミルのローラ位置調整装置。 - 【請求項10】 前記ライナは、周方向に等分割される
ことを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の竪型
ローラミルのローラ位置調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11143978A JP3017734B1 (ja) | 1999-05-24 | 1999-05-24 | 竪型ロ―ラミルのロ―ラ位置調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11143978A JP3017734B1 (ja) | 1999-05-24 | 1999-05-24 | 竪型ロ―ラミルのロ―ラ位置調整装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3017734B1 true JP3017734B1 (ja) | 2000-03-13 |
JP2000325806A JP2000325806A (ja) | 2000-11-28 |
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ID=15351483
Family Applications (1)
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JP11143978A Expired - Fee Related JP3017734B1 (ja) | 1999-05-24 | 1999-05-24 | 竪型ロ―ラミルのロ―ラ位置調整装置 |
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Families Citing this family (2)
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---|---|---|---|---|
JP6469343B2 (ja) * | 2013-12-13 | 2019-02-13 | 三菱日立パワーシステムズ株式会社 | 固体燃料粉砕装置および固体燃料粉砕装置の製造方法 |
JP6713430B2 (ja) * | 2017-03-30 | 2020-06-24 | Jx金属株式会社 | 竪型粉砕装置の操業方法 |
-
1999
- 1999-05-24 JP JP11143978A patent/JP3017734B1/ja not_active Expired - Fee Related
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