JP3689044B2 - 竪型ローラミル - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、竪型ローラミルに関して特に竪型ローラミル上に押圧される粉砕ローラを支持するアームと、ローラ加圧用油圧シリンダに連結される連結棒との取付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
典型的な先行技術は、たとえば本件出願人による特許3,007,864である。図10は、この先行技術の断面図である。竪型ローラミルのテーブル上に押圧される粉砕ローラは、アーム1に回転自在に支持され、このアーム1には、水平軸線まわりに角変位可能とされ、ローラ加圧用油圧シリンダに連結された連結棒2の一端部3がクレビス形式で球面すべり軸受4を介して取付けられる。この軸受4によって、粉砕ローラとアーム1との三次元の微揺動が共用される。球面すべり軸受4の外輪5は、アーム1に設けられ、内輪6には連結棒2の一端部3に設けられる支軸7が挿通する。
【0003】
図10に示される球面すべり軸受4を有するアーム1と連結棒2の一端部3との取付け構造は、定期的に保守点検される必要があり、その際、支軸7が図10の軸線方向に沿って抜き取られる。
【0004】
図11は、図10に示される取付け構造における支軸7を抜き取るためのメンテナンス方法を示す断面図である。治具本体9を連結棒2の一端部3に着脱可能に固定し、抜き取り用ねじ棒11の一端部を、支軸7に刻切されためねじ12に螺合して取外し可能に固定する。ねじ棒11には、治具本体9の外方で、ナット部材13を螺合し、このナット部材13を回転することによって支軸7をその軸線方向に図11の左方に矢符14の方向に引張り、支軸7を抜き取る。
【0005】
図12は、図11に示される支軸7を抜き取るときの状態を示す拡大断面図である。球面すべり軸受4の外輪5は、凹球面15を有し、内輪6は、この凹球面15にすべり接触する凸球面16を有する。支軸7に抜き取りのために矢符14の方向に引張り力が作用すると、凹球面15と凸球面16とのくさび作用によって内輪6には半径方向内方に向う矢符17で示されるくさび力が作用する。したがって内輪6の内面が支軸7の外周面に押付けられる。このようなくさび作用によって、内輪6を挿通する支軸7を抜き取る作業が困難になる。また内輪6の内周面と支軸7の外周面との間に被粉砕物である、たとえばセメントクリンカなどが噛込み、このことによってもまた支軸7の抜き取りが困難になる。
【0006】
先行技術では、支軸7の抜き取りが困難になった場合、支軸7を、大量のドライアイスを用いて冷却し、支軸7の外径を縮小し、これによって支軸7の抜き取りを可能にする。このような作業は多くの動力を必要とする。他の先行技術では、支軸7をガス溶断し、このような先行技術では、支軸7を再使用することはできなくなってしまう。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、竪型ローラミルのテーブル上に押圧される粉砕ローラを支持するためのアームと、ローラ加圧用油圧シリンダが引張る連結棒の一端部との取付け構造のメンテナンスを容易にすることができるようにした竪型ローラミルを提供することであり、さらにそのメンテナンス用治具を提供し、またメンテナンス用治具を用いる竪型ローラミルのメンテナンス方法を提供することである。
【0008】
本発明の他の目的は、第1部材と第2部材とを球面すべり軸受を介して連結する構造のメンテナンスの容易性を図った連結装置を提供し、その連結装置のメンテナンスのために用いられるメンテナンス用治具を提供し、さらにそのメンテナンス用治具を用いたメンテナンス方法を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の本発明は、鉛直軸線まわりに回転駆動されるテーブルと、
テーブル上の被粉砕物を、テーブルとの間で粉砕する粉砕ローラと、
水平軸線まわりに角変位可能に設けられ、粉砕ローラを回転自在に支持するアームと、
アームに、球面すべり軸受を介して、クレビス形式で一端部が連結される連結棒と、
連結棒を引張って粉砕ローラをテーブル上に加圧するローラ加圧用油圧シリンダとを含む竪型ローラミルにおいて、
(a)球面すべり軸受は、アームに設けられる外輪と、外輪と球面で接触する内輪とを有し、
(b)支軸であって、
内輪を挿通して内輪を支持する内輪支持部と、
この内輪支持部に関して支軸の軸線方向両側にそれぞれ延び、内輪支持部の外径以下の外径を有する支持端部とを有する支軸と、
(c)一対の支持カバー部材であって、各支持カバー部材は、
支軸の支持端部を囲み、内輪の軸線方向端面に当接する位置決め用端部を有し、連結棒の前記一端部を挿通する位置決め保持部と、
位置決め保持部の内輪とは反対側の端部に連なり、連結棒の前記一端部の外側部に固定される取付け部とを有し、
少なくとも一方の支持カバー部材の取付け部は、連結棒の前記一端部の外側部に、取外し可能である支持カバー部材とを含むことを特徴とする竪型ローラミルである。
【0010】
本発明に従えば、テーブルが鉛直軸線まわりに回転駆動され、アームに支持された粉砕ローラが、そのアームに連結される連結棒を介してローラ加圧用油圧シリンダによって引張られることによって、粉砕ローラがテーブルに向けて押圧され、セメントクリンカなどの被粉砕物がテーブルと粉砕ローラとの間で圧砕される。球面すべり軸受けの外輪および内輪のいずれか一方は、凹球面であり、いずれか他方は、凸球面であり、これら凹球面と凸球面とがすべり接触する。これによって被粉砕物圧砕時において、粉砕ローラは、3次元の微揺動を許容することができる。
【0011】
球面すべり軸受の外輪はアームに設けられる。支軸の内輪支持部は、内輪を挿通して支持し、この支軸の軸線方向両側の支持端部は、連結棒のクレビス形式の一端部を挿通し、一対の各支持カバー部材の位置決め保持部を介して支持される。位置決め保持部は、内輪の軸線方向端面に当接して内輪円が軸線方向に変位することを防いで位置決めする。
【0012】
支持カバー部材の取付け部は、連結棒の前記一端部の外側部に固定され、少なくとも一方の取付け部は、連結棒の前記一端部の外側部に、取外し可能である。
【0013】
取外し可能な前記一方の支持カバー部材を連結棒の前記一端部から取外し、支軸を、その取外した前記一方の支持カバー部材側から抜き取る。このとき、球面すべり軸受の内輪が支軸の抜き取り方向に変位しないように、たとえば後述のメンテナンス用治具の抜き取り保持部を用いて内輪の軸線方向の変位を阻止する。これによって先行技術に関連して前述したくさび作用が発揮されず、内輪から支軸を円滑に抜き取ることができるようになる。
【0014】
支持カバー部材には、被粉砕物が、球面すべり軸受に入込むことを防ぎ、このことによってもまた、支軸の抜き取りが容易になる。
【0015】
請求項2記載の本発明は、前記取外し可能な一方の支持カバー部材によって囲まれる一方の前記支持端部の端面に、取外し用めねじが刻設されることを特徴とする。
【0016】
請求項3記載の本発明は、他方の支持カバー部材によって囲まれる他方の支持端部の端面に、支持端部固定用めねじが刻設され、
支持端部固定用めねじに、その支持端部固定用めねじが刻設された他方の支持端部を囲む他方の支持カバー部材の取付け部を挿通する支持端部固定用ボルトが、取外し可能に螺合して、
前記他方の支持端部と前記他方の取付け部とが固定されることを特徴とする。
【0017】
請求項4記載の本発明は、取外し用めねじと、
支持端部固定用めねじとは、
支軸の軸線上に、軸線をそれぞれ有し、前記支持端部固定用ボルトが、螺合可能であることを特徴とする。
【0018】
支軸には、少なくとも取外し可能な一方の支持カバー部材によって囲まれる支持端部の端面に、取外し用めねじが刻設され、これによって後述のメンテナンス用治具の抜き取り用ねじ棒の一端部との取外し可能な固定が容易である。他方の支持端部には、支持端部固定用めねじが刻設され、竪型ローラミルの運転時、ボルトによって他方の支持カバー部材が取外し可能に固定される。これらの取外し用めねじと支持端部固定用めねじとは、前記支持端部固定用ボルトが螺合可能とされ、すなわち取外し用めねじと支持端部固定用めねじとはそのねじの構成を同一形状とし、これによって支持端部固定用ボルトと抜き取り用ねじ棒との取付け/取外し作業が簡素化される。
【0019】
請求項5記載の本発明は、前記竪型ローラミルのメンテナンス用治具であって、
(a)治具本体であって、
前記一方の支持カバー部材が配置される連結棒の前記一端部に着脱可能に固定され、
前記一方の支持端部を、内輪支持部が内輪から支軸の軸線方向に抜き取られた状態で、前記一方の支持端部を収納する収納空間を有する治具本体と、
(b)治具本体に固定され、前記一方の支持端部を囲み、内輪の軸線方向端面に当接する遊端部を有する抜き取り保持部と、
(c)一端部は取外し用めねじに取外し可能に螺合する抜き取り用ねじ棒と、
(d)ナット部材であって、
ねじ棒にそのねじ棒の他端部寄りで螺合し、
ねじ棒の軸線方向に沿う支軸側への治具本体との相対的な変位が阻止されて回転可能に設けられるナット部材とを含むことを特徴とする竪型ローラミルのメンテナンス用治具である。
【0020】
請求項6記載の本発明は、抜き取り用ねじ棒の前記他端部には、スパナ掛合部が形成され、
ナット部材にも、スパナ掛合部が形成されることを特徴とする。
【0021】
請求項7記載の本発明は、前記メンテナンス用治具を準備し、
前記一方の支持カバー部材を取外し、
治具本体を、連結棒の前記一端部に固定するとともに、前記抜き取り保持部の遊端部を内輪の軸線方向の端面に対向させ、
ねじ棒の一端部を、取外し用めねじに螺合し、
ねじ棒に螺合したナット部材を回転して、治具本体によってねじ棒の軸線方向の反力を受けながら、前記抜き取り保持部の遊端部が内輪の軸線方向の端面に当接した状態で、ねじ棒とともに支軸を、抜き取ることを特徴とする竪型ローラミルのメンテナンス方法である。
【0022】
本発明に従えば、支軸を抜き取るメンテナンス作業を開始するにあたり先ず、前記一方の支持カバー部材を取外し、治具本体に固定されている抜き取り保持部を、取外した前記一方の支持カバー部材の位置決め保持部が存在していた空間に挿入し、抜き取り保持部の遊端部を、内輪の軸線方向端面に対向させた状態とし、治具本体、したがって抜き取り保持部を、連結棒の前記一端部に取外し可能に固定する。ねじ棒の一端部は、支軸の前記一方の支持端部の端面に形成された取外し用めねじに取外し可能に螺合して取付ける。そこで、ねじ棒にナット部材を螺合してナット部材を回転し、治具本体によってねじ棒の反力を受け、これによってねじ棒とともに支軸を、抜き取る。このとき抜き取り保持部の遊端部は、内輪の軸線方向の端面に当接した状態に保たれるので、内輪が、支軸の抜き取り時に、その抜き取り方向に変位することはない。したがって先行技術に関連して述べたくさび作用が生じることはなく、支軸を円滑に抜き取ることができる。
【0023】
請求項8記載の本発明は、第1部材と、クレビス形式の第2部材とが、球面すべり軸受を介して連結され、
(a)球面すべり軸受は、第1部材に設けられる外輪と、外輪と球面で接触する内輪とを有し、
(b)支軸であって、
内輪を挿通して内輪を支持する内輪支持部と、
この内輪支持部に関して支軸の軸線方向両側にそれぞれ延び、内輪支持部の外径以下の外径を有する支持端部とを有する支軸と、
(c)一対の支持カバー部材であって、各支持カバー部材は、
支軸の支持端部を囲み、内輪の軸線方向端面に当接する位置決め用端部を有し、第2部材を挿通する位置決め保持部と、
位置決め保持部の内輪とは反対側の端部に連なり、第2部材の外側部に固定される取付け部とを有し、
少なくとも一方の支持カバー部材の取付け部は、第2部材の外側部に、取外し可能である支持カバー部材とを含むことを特徴とする連結装置である。
【0024】
請求項9記載の本発明は、前記連結装置のメンテナンス用治具であって、
(a)治具本体であって、
前記一方の支持カバー部材が配置される第2部材に着脱可能に固定され、
前記一方の支持端部を、内輪支持部が内輪から支軸の軸線方向に抜き取られた状態で、前記一方の支持端部を収納する収納空間を有する治具本体と、
(b)治具本体に固定され、前記一方の支持端部を囲み、内輪の軸線方向端面に当接する遊端部を有する抜き取り保持部と、
(c)一端部は取外し用めねじに取外し可能に螺合する抜き取り用ねじ棒と、
(d)ナット部材であって、
ねじ棒にそのねじ棒の他端部寄りで螺合し、
ねじ棒の軸線方向に沿う支軸側への治具本体との相対的な変位が阻止されて回転可能に設けられるナット部材とを含むことを特徴とする連結装置のメンテナンス用治具である。
【0025】
請求項10記載の本発明は、前記メンテナンス用治具を準備し、
前記一方の支持カバー部材を取外し、
治具本体を、第2部材に固定するとともに、前記抜き取り保持部の遊端部を内輪の軸線方向の端面に対向させ、
ねじ棒の一端部を、取外し用めねじに螺合し、
ねじ棒に螺合したナット部材を回転して、治具本体によってねじ棒の軸線方向の反力を受けながら、前記抜き取り保持部の遊端部が内輪の軸線方向の端面に当接した状態で、ねじ棒とともに支軸を、抜き取ることを特徴とする連結装置のメンテナンス方法である。
【0026】
本発明に従えば、竪型ローラミルのそのほかの部分において、さらに竪型ローラミル以外の多くの技術分野において、本発明を実施することができる。第1部材は、たとえば前述の竪型ローラミルにおけるアームであってもよく、第2部材は、たとえば前述の竪型ローラミルの連結棒の一端部であってもよい。こうして第1部材と第2部材とを球面すべり軸受を介して連結する装置において、支軸の抜き取りを容易に確実に行うことが可能になり、メンテナンスが容易になる。
【0027】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施の一形態の一部の連結構造21を示す断面図である。この連結構造21は、竪型ローラミル22に含まれる。
【0028】
図2は、竪型ローラミル22の一部を切欠いて示す断面図である。ハウジング23内で鉛直軸線24まわりに回転駆動されるテーブル25には、セメントクリンカなどの被粉砕物26が供給シュート27から供給され、粉砕ローラ28との間で粉砕され、粉砕された被粉砕物26は、テーブル25とハウジング23との隙間から排出シュート29を経て排出される。テーブル25は、モータ31によって減速機32を介して回転駆動される。
【0029】
粉砕ローラ28は、回転自在にアーム33に支持される。このアーム33は、水平軸線を有するアーム軸34によって支持体35に角変位可能に設けられる。アーム33には、連結構造21によって連結棒36の一端部37が連結される。連結棒36の他端部は、ローラ加圧用油圧シリンダ38によって引張られ、これによって粉砕ローラ28はテーブル25上に加圧される。ローラ加圧用油圧シリンダ38は、シリンダ軸39によって固定位置に連結される。
【0030】
図3は、アーム33付近の構成を拡大して示す図である。粉砕ローラ28は、アーム33に取付けられたローラ軸41に回転自在に支持される。
【0031】
図4は、図2における竪型ローラミル22の左方から見た簡略化した図である。アーム33には、ローラ軸41に関して左右対称に、一対の連結構造21によって各連結棒36の一端部37が、前述のように連結される。これらの各連結棒36の他端部は、一対のローラ加圧用油圧シリンダ38によってそれぞれ引張られる。
【0032】
再び図1を参照して、アーム33に連結構造21によって連結される連結棒36の一端部37は、クレビス形式で構成され、個別的に参照符37a,37bで示される。アーム33には球面すべり軸受42によって支軸43が3次元で微揺動可能に支持される。支軸43の軸線は、参照符44で示される。
【0033】
球面すべり軸受42は、アーム33に設けられる外輪45と、支軸43に支持される内輪46とを有する。外輪45は、アーム33の突部47と、ボルト48によって取付けられる取付け片49とによって、軸線44方向の変位が阻止されて固定される。外輪45には、凹球面51が形成され、内輪46の凸球面52がすべり面接触する。
【0034】
支軸43は、内輪46を挿通する内輪支持部53と、この内輪支持部53に関して支軸43の軸線44方向両側にそれぞれ延びる一対の支持端部54a,54b(総括的に参照符54で示すことがある)とを有する。支持端部54は、内輪支持部53の外径以下の外径を有する。
【0035】
支軸43の各支持端部54a,54bに関連して一対の支持カバー部材56,57が設けられる。各支持カバー部材56,57は、位置決め保持部58,59と、取付け部61,62とを有する。位置決め保持部58,59は、支持端部54a,54bをそれぞれ囲む円筒状に形成され、内輪46の軸線方向端面63,64に対向して当接することができる位置決め用端部65,66を有する。これらの位置決め保持部58,59は、連結棒36の一端部37a,37bをそれぞれ挿通して支持される。
【0036】
取付け部61,62は、位置決め保持部58,59の内輪46とは反対側(図1の左方および図1の右方)の端部に連なり、円板状に形成され、支持端部54a,54bを塞ぎ、セメントクリンカなどの被粉砕物が球面すべり軸受42に入り込むことを防ぐ。取付け部61,62の外向き鍔は、取外し可能なボルト67,68によって前記一端部54a,54bの外側部に固定される。これによって少なくとも一方の支持カバー部材56は、連結棒36の一端部37aの外側部に、取外し可能である。
【0037】
取外し可能な一方の支持カバー部材56によって囲まれる一方の支持端部54aの端面に臨んで、取外し用めねじ69が刻設される。他方の支持カバー部材57によって囲まれる他方の支持端部54bの端面に臨んで、支持端部固定用めねじ71が刻設される。この支持端部固定用めねじ71は、取外し用めねじ69と同一形状を有し、軸線44上に軸線を有する。支持端部固定用ボルト72は、支持端部固定用めねじ71に、支持カバー部材57の取付け部62に形成された遊通孔73を挿通し、取外し可能に螺合する。この支持端部固定用ボルト72は、本件竪型ローラミル22の運転時、支持端部54bと取付け部62、したがって支持カバー部材57とが固定される。取外し用めねじ69にも、支持端部固定用ボルト72が螺合可能である。
【0038】
図5は、支軸43を球面すべり軸受42の内輪46から抜き取る作業を説明するためのメンテナンス用治具74を示す断面図である。メンテナンス用治具74は基本的に、治具本体75と、この治具本体75に固定される抜き取り保持部76と、抜き取り用ねじ棒77と、ナット部材78とを含む。
【0039】
図6は、メンテナンス用治具74の分解斜視図である。治具本体75の円板状取付け部材79には、複数のボルト81が挿通し、連結棒36の一端部37aの外側部に臨むねじ孔82に取外し可能に螺合し、これによって治具本体75が一端部37aに着脱可能に固定される。この治具本体75は、一方の支持端部54aを内輪支持部53が内輪46から支軸43の軸線44方向に図1および図5の左方に抜き取られた状態で、一方の支持端部54aを収納する収納空間83を有する棒状体84を有する。この棒状体84は、取付け部材79に固定され、リブ85によって補強される。
【0040】
抜き取り保持部76は、治具本体74の取付け部材79に棒状体84とは反対側(図5および図6の右方)に延びて固定される。この抜き取り保持部76は、図1に示される支持カバー部材56が取外された状態で、一方の支持端部54aを囲んで挿入される。抜き取り保持部76は、直円筒状に形成される。この抜き取り保持部76の遊端部87は、メンテナンス用治具74がボルト81によって連結棒36の一端部37aに固定された状態で、内輪46の軸線44方向端面63に対向して当接することができる。
【0041】
抜き取り用ねじ棒77の一端部88は、取外し用めねじ69に取外し可能に螺合することができる。この抜き取り用ねじ棒77は、支軸43の軸線44と同一直線状に軸線を有し、治具本体75に形成された遊通孔89を緩やかに挿通し、その他端部寄りでナット部材78に螺合する。ナット部材78は、治具本体75の棒状84の外面に当接し、治具本体75との軸線44方向の相対的な変位が阻止されて回転可能である。抜き取り用ねじ棒77の他端部には、スパナ掛合部92が形成される。ナット部材78にもまた、スパナ掛合部が形成される。したがってねじ棒77のスパナ掛合部92に、作業者はスパナ93を掛合することができ、またナット部材78のスパナ掛合部にスパナ94を掛合することができる。
【0042】
図7は、メンテナンス用治具74の抜き取り保持部76の遊端部87が内輪46の端面63に当接している状態を示す拡大断面図である。
【0043】
図8は、連結構造21のメンテナンス作業の手順を示すフローチャートである。竪型ローラミル22の運転を停止した状態で先ず、ステップs1において一方の支持カバー部材56のボルト67を連結棒36の一端部37aから取外す。このとき他方の支持カバー部材57と支持端部54bとを固定する支持端部固定用ボルト72も取外す。
【0044】
次にステップs2において前記一方の支持カバー部材56を取外す。ステップs3では、メンテナンス用治具74の治具本体75および抜き取り保持部76を、ボルト81によって連結棒36の一端部37aに取外し可能に固定する。ステップs4では、ねじ棒77を、メンテナンス用治具74の遊通孔89に挿入する。ステップs5では、ねじ棒77の一端部88を、支持端部54aの取外し用めねじ69に螺合してスパナ93を用いて取付ける。ステップs6では、図6に示されるスパナ94を用い、ナット78を回転し、このとき治具本体75の棒状体84によって、ねじ棒77の軸線方向の反力を受ける。こうしてナット78を回転操作することによって、抜き取り保持部76の遊端部87が内輪46の端面63に当接して内輪46の軸線方向の変位が阻止された状態で、支軸43が図5の参照符95で示されるように、棒状体84の収納空間83内に引張り出されて収納される。こうして支軸43の内輪支持部53が内輪46の内周面から抜き取られる。
【0045】
図9は、本発明の実施の他の形態のメンテナンス用治具98を構成する治具本体96と抜き取り用保持部97とを示す斜視図である。この実施の形態は、前述の実施の形態に類似し、対応する部分には同一の参照符を付す。この実施の形態では、抜き取り用保持部97は、支持端部54aを半径方向外方で囲み、周方向に分断されて軸線44に沿って細長く延びる。このような構成もまた、本発明の精神に含まれる。
【0046】
【発明の効果】
本発明によれば、テーブル上に押圧される粉砕ローラを支持するアームを、ローラ加圧用油圧シリンダによって引張られる連結棒へのクレビス形式の一端部に、球面すべり軸受を介して連結して粉砕ローラとアームとの三次元の微揺動を許容し、この球面すべり軸受の内輪を挿通する支軸を、その支軸の抜き取り時、内輪が抜き取り方向に変位することを阻止することによって、円滑に支軸の抜き取り作業を行うことができる。これによって支軸は、抜き取り作業時、損傷することがなく、再使用することができる。またこのような支軸の抜き取り作業に用いられるメンテナンス用治具は比較的簡単な構成を有し、そのメンテナンス方法の実施における作業性が良好である。
【0047】
さらに本発明は、竪型ローラミルだけでなく、そのほかの多くの分野において、第1部材と第2部材とを球面すべり軸受で連結する構成に関連して、広範囲に実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の一部の連結構造21を示す断面図である。
【図2】竪型ローラミル22の一部を切欠いて示す断面図である。
【図3】アーム33付近の構成を拡大して示す図である。
【図4】図2における竪型ローラミル22の左方から見た簡略化した図である。
【図5】支軸43を球面すべり軸受42の内輪46から抜き取る作業を説明するためのメンテナンス用治具74を示す断面図である。
【図6】メンテナンス用治具74の分解斜視図である。
【図7】メンテナンス用治具74の抜き取り保持部76の遊端部87が内輪46の端面63に当接している状態を示す拡大断面図である。
【図8】連結構造21のメンテナンス作業の手順を示すフローチャートである。
【図9】本発明の実施の他の形態のメンテナンス用治具98を構成する治具本体96と抜き取り用保持部97とを示す斜視図である。
【図10】先行技術の断面図である。
【図11】図10に示される取付け構造における支軸7を抜き取るためのメンテナンス方法を示す断面図である。
【図12】図11に示される支軸7を抜き取るときの状態を示す拡大断面図である。
【符号の説明】
21 連結構造
22 竪型ローラミル
24 鉛直軸線
25 テーブル
26 被粉砕物
28 粉砕ローラ
33 アーム
36 連結棒
37,37a,37b 一端部
38 ローラ加圧用油圧シリンダ
42 球面すべり軸受
43 支軸
44 軸線
45 外輪
46 内輪
53 内輪支持部
54,54a,54b 支持端部
56,57 支持カバー部材
58,59 位置決め保持部
61,62 取付け部
65,66 位置決め用端部
69 取外し用めねじ
71 支持端部固定用めねじ
72 支持端部固定用ボルト
74,98 メンテナンス用治具
75,96 治具本体
76,97 抜き取り保持部
77 抜き取り用ねじ棒
78 ナット部材
82 ねじ孔
83 収納空間
92 スパナ掛合部

Claims (10)

  1. 鉛直軸線まわりに回転駆動されるテーブルと、
    テーブル上の被粉砕物を、テーブルとの間で粉砕する粉砕ローラと、
    水平軸線まわりに角変位可能に設けられ、粉砕ローラを回転自在に支持するアームと、
    アームに、球面すべり軸受を介して、クレビス形式で一端部が連結される連結棒と、
    連結棒を引張って粉砕ローラをテーブル上に加圧するローラ加圧用油圧シリンダとを含む竪型ローラミルにおいて、
    (a)球面すべり軸受は、アームに設けられる外輪と、外輪と球面で接触する内輪とを有し、
    (b)支軸であって、
    内輪を挿通して内輪を支持する内輪支持部と、
    この内輪支持部に関して支軸の軸線方向両側にそれぞれ延び、内輪支持部の外径以下の外径を有する支持端部とを有する支軸と、
    (c)一対の支持カバー部材であって、各支持カバー部材は、
    支軸の支持端部を囲み、内輪の軸線方向端面に当接する位置決め用端部を有し、連結棒の前記一端部を挿通する位置決め保持部と、
    位置決め保持部の内輪とは反対側の端部に連なり、連結棒の前記一端部の外側部に固定される取付け部とを有し、
    少なくとも一方の支持カバー部材の取付け部は、連結棒の前記一端部の外側部に、取外し可能である支持カバー部材とを含むことを特徴とする竪型ローラミル。
  2. 前記取外し可能な一方の支持カバー部材によって囲まれる一方の前記支持端部の端面に、取外し用めねじが刻設されることを特徴とする請求項1記載の竪型ローラミル。
  3. 他方の支持カバー部材によって囲まれる他方の支持端部の端面に、支持端部固定用めねじが刻設され、
    支持端部固定用めねじに、その支持端部固定用めねじが刻設された他方の支持端部を囲む他方の支持カバー部材の取付け部を挿通する支持端部固定用ボルトが、取外し可能に螺合して、
    前記他方の支持端部と前記他方の取付け部とが固定されることを特徴とする請求項2記載の竪型ローラミル。
  4. 取外し用めねじと、
    支持端部固定用めねじとは、
    支軸の軸線上に、軸線をそれぞれ有し、前記支持端部固定用ボルトが、螺合可能であることを特徴とする請求項3記載の竪型ローラミル。
  5. 請求項2〜4のうちの1つに記載された竪型ローラミルのメンテナンス用治具であって、
    (a)治具本体であって、
    前記一方の支持カバー部材が配置される連結棒の前記一端部に着脱可能に固定され、
    前記一方の支持端部を、内輪支持部が内輪から支軸の軸線方向に抜き取られた状態で、前記一方の支持端部を収納する収納空間を有する治具本体と、
    (b)治具本体に固定され、前記一方の支持端部を囲み、内輪の軸線方向端面に当接する遊端部を有する抜き取り保持部と、
    (c)一端部は取外し用めねじに取外し可能に螺合する抜き取り用ねじ棒と、
    (d)ナット部材であって、
    ねじ棒にそのねじ棒の他端部寄りで螺合し、
    ねじ棒の軸線方向に沿う支軸側への治具本体との相対的な変位が阻止されて回転可能に設けられるナット部材とを含むことを特徴とする竪型ローラミルのメンテナンス用治具。
  6. 抜き取り用ねじ棒の前記他端部には、スパナ掛合部が形成され、
    ナット部材にも、スパナ掛合部が形成されることを特徴とする請求項5記載の竪型ローラミルのメンテナンス用治具。
  7. 請求項5または6のメンテナンス用治具を準備し、
    前記一方の支持カバー部材を取外し、
    治具本体を、連結棒の前記一端部に固定するとともに、前記抜き取り保持部の遊端部を内輪の軸線方向の端面に対向させ、
    ねじ棒の一端部を、取外し用めねじに螺合し、
    ねじ棒に螺合したナット部材を回転して、治具本体によってねじ棒の軸線方向の反力を受けながら、前記抜き取り保持部の遊端部が内輪の軸線方向の端面に当接した状態で、ねじ棒とともに支軸を、抜き取ることを特徴とする竪型ローラミルのメンテナンス方法。
  8. 第1部材と、クレビス形式の第2部材とが、球面すべり軸受を介して連結され、
    (a)球面すべり軸受は、第1部材に設けられる外輪と、外輪と球面で接触する内輪とを有し、
    (b)支軸であって、
    内輪を挿通して内輪を支持する内輪支持部と、
    この内輪支持部に関して支軸の軸線方向両側にそれぞれ延び、内輪支持部の外径以下の外径を有する支持端部とを有する支軸と、
    (c)一対の支持カバー部材であって、各支持カバー部材は、
    支軸の支持端部を囲み、内輪の軸線方向端面に当接する位置決め用端部を有し、第2部材を挿通する位置決め保持部と、
    位置決め保持部の内輪とは反対側の端部に連なり、第2部材の外側部に固定される取付け部とを有し、
    少なくとも一方の支持カバー部材の取付け部は、第2部材の外側部に、取外し可能である支持カバー部材とを含むことを特徴とする連結装置。
  9. 請求項8に記載された連結装置のメンテナンス用治具であって、
    (a)治具本体であって、
    前記一方の支持カバー部材が配置される第2部材に着脱可能に固定され、
    前記一方の支持端部を、内輪支持部が内輪から支軸の軸線方向に抜き取られた状態で、前記一方の支持端部を収納する収納空間を有する治具本体と、
    (b)治具本体に固定され、前記一方の支持端部を囲み、内輪の軸線方向端面に当接する遊端部を有する抜き取り保持部と、
    (c)一端部は取外し用めねじに取外し可能に螺合する抜き取り用ねじ棒と、
    (d)ナット部材であって、
    ねじ棒にそのねじ棒の他端部寄りで螺合し、
    ねじ棒の軸線方向に沿う支軸側への治具本体との相対的な変位が阻止されて回転可能に設けられるナット部材とを含むことを特徴とする連結装置のメンテナンス用治具。
  10. 請求項9のメンテナンス用治具を準備し、
    前記一方の支持カバー部材を取外し、
    治具本体を、第2部材に固定するとともに、前記抜き取り保持部の遊端部を内輪の軸線方向の端面に対向させ、
    ねじ棒の一端部を、取外し用めねじに螺合し、
    ねじ棒に螺合したナット部材を回転して、治具本体によってねじ棒の軸線方向の反力を受けながら、前記抜き取り保持部の遊端部が内輪の軸線方向の端面に当接した状態で、ねじ棒とともに支軸を、抜き取ることを特徴とする連結装置のメンテナンス方法。
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