JP3017449U - 携帯用液体容器の栓装置 - Google Patents

携帯用液体容器の栓装置

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JP3017449U
JP3017449U JP1995005003U JP500395U JP3017449U JP 3017449 U JP3017449 U JP 3017449U JP 1995005003 U JP1995005003 U JP 1995005003U JP 500395 U JP500395 U JP 500395U JP 3017449 U JP3017449 U JP 3017449U
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JP
Japan
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valve
closing operation
valve closing
liquid container
portable liquid
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Application number
JP1995005003U
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Inventor
久雄 高波
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パール金属株式会社
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  • Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】容器体本体の栓穴に装着する開閉弁機構を内装
した栓装置に於いて、開弁状態でのコップ体装着を使用
者に知らせると共に、閉弁操作部が不用意に動作しない
保護部を備えた安全な栓装置を提供する。 【構成】弁機構部4に、開弁時に栓体上面へ突出する閉
弁操作部45と、開弁操作部の周囲箇所に単独では動作
せず且つ開弁操作部より突出している保護部46を設け
てなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、水筒や、断熱構造若しくは二重構造とした保温容器等の携帯用液体 容器に使用する栓装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
携帯用液体容器に使用される栓装置は、種々の構造のものが知られているが、 基本的には、内部に液体流路及び前記流路の開閉をなす弁機構部を設けたもので 、容器本体の栓穴に装着するようにしている。 そして栓装置の弁機構部としては、栓体の上面に開弁操作部と閉弁操作部が設 けられ、特に閉弁操作部は、開弁時に栓体の上面に突出させて閉弁操作に便利な ようにしてなるものが知られている(実公平2−20976号)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記のような栓装置に於いて、閉弁操作部が、開弁時に栓体の上部に突出する と、閉弁操作が便利である利点があるが、開弁時には常に閉弁操作部が突出状態 を維持するので、コップへ内部液体を注ぎ込んででいる時など不用意に閉弁操作 部材に触れると、閉弁してしまうことがある。 そこで本考案は、閉弁操作部が突出状態でも閉弁操作部が不用意に動作しない ように保護部を備えた栓装置を提案したものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る栓装置は、内部に流路及び前記流路の開閉をなす弁機構部を設け て、容器体の上部に開口した栓穴に装着する携帯用液体容器の栓装置に於いて、 特に栓体の弁機構部に、開弁操作部と、開弁時栓体上面へ突出する閉弁操作部と 、単独では動作せずに閉弁操作部の動作に伴ってのみ動作し、前記閉弁操作部以 上に上方に突出し且つ前記閉弁操作部の周囲箇所に設けた保護部とを備えたこと を特徴とするものである。
【0005】
【作用】
栓装置は携帯用液体容器の栓孔に装着して使用するもので、開弁操作部を操作 して流路を開口して内部液体の取り出し(飲料コップへの注ぎ入れ)、この開弁 状態では、閉弁操作部が栓体の上面に突出し、閉弁操作部の押圧動作でで閉弁操 作が的確に実施され、而もその周囲部分(全周囲若しくは一部周囲)には自ら単 独では動作しない保護部がより以上突出するので、閉弁操作部が保護部によって 保護され、不用意な操作による閉弁動作が阻止される。
【0006】
【実施例】
次に本考案の実施例ついて説明する。 実施例に示した栓装置は、本体1と、装着部2と、流路部3と、弁機構部4と からなり、本体1は装着しようとする容器体Aの栓孔に密嵌できる形態とし、容 器体Aの栓穴外周に設けた栓体螺合部aへの装着部2を付設してなる。流路部3 は、本体1の下部に形成した弁口31と、本体1の上部に設けた注ぎ口32と、 弁口31と注ぎ口32とを連通する流路33からなる。また弁機構部4は、前記 の弁口31の開閉を行うもので、弁口31の直接の開閉をなす弁体41と、弁体 41を閉塞方向に付勢する発条42と、弁体41を一方側で下圧するシーソー体 43と、前記シーソー体43の一方側を下圧可能に上下方向への移動にのみ規制 して設けた開弁操作部44と、シーソー体43の他方側と細窓クランク機構で連 結すると共に、前記閉弁操作部44と同様に上下方向移動のみに規制して設けた 閉弁操作部45及び保護部46とからなる。特に閉弁操作部45と保護部46と の関係は、閉弁操作部45の外周部分を囲むように保護部46を設け、且つ保護 部46は常に閉弁操作部45よりその上端が上方に突出するように設けたもので あり、而もシーソー体45との連結は、シーソー体43の他方側に横突設した連 結軸431を、閉弁操作部45及び保護部46の下方に設けた連結細窓451, 461に貫通遊挿してなるもので、特に保護部46の細窓461は、シーソー体 43の回動軸側部分に、少なくとも連結軸431が入り込むことができ大きさに して上方へ抉れている(上方抉れ部462)L字状に形成しているものである。
【0007】 而して容器体Aの栓穴に前記栓装置を装着し、栓装置全体を被冠するコップ体 Bを更に装着して使用するもので、容器体Aに携帯飲料を収納し、飲む時にコッ プ体Bを外し、開弁操作部44を操作して弁口31を開口して注ぎ口32よりコ ップ体Bに内部飲料を注ぎ入れ、飲用に供するものである。
【0008】 即ち開弁操作部44を下圧すると、シーソー体43が回動し、弁体41を発条 42の付勢力に抗して下方移動させて弁口31を開口する。同時にシーソー体4 3の他方側が上方へ移動するので、閉弁操作部45及び保護部46も連結軸43 1と細窓451,461との連結で上方移動し、更に連結軸431が上方抉り部 462に入り込み、シーソー体43の回動を阻止するロック状態となり開弁状態 が維持される。そして閉弁時は、栓本体1の上面に突出した閉弁操作部45を下 圧することで、シーソー体43を回動(前記のロック状態の解除により発条42 の付勢力で自然閉弁する)して閉弁する。また保護部46は単独で下圧しても、 連結軸431が上方抉り部462に嵌り込んでいるため、その下方移動が阻止さ れ、また保護部46は閉弁操作部の外周部分に、閉弁操作部45よりも上方に突 出しているものであるから、閉弁操作部45を保護部46で防護している形態と なり、不用意に閉弁操作部を操作するような事態を防止している。
【0009】 更にコップ体Bの容器体Aへの螺合装着に際して、特に前記弁機構部4の保護 部46との関係において、保護部46が開弁状態で栓本体1の上面に突出してい て、コップ体Bが容器体Aに螺合できないようにしておくと、開弁状態でコップ 体Cを容器本体Aに装着しようとしても、保護部43の突出のためコップ体Bの 螺合装着が阻止されるので、開弁状態のまま誤ってコップ体Bを装着することが 防止される。
【0010】 尚本考案は、弁機構部におけるその操作部材の動作制限構造を要旨とするもの であり、弁口並びに弁体の具体的構造等は、任意に定めることができるものであ る。
【0011】
【考案の効果】
以上のように本考案は、容器体の栓穴に装着する開閉弁機構を内装した栓装置 で、特に弁機構部に、開弁時に栓体上面へ突出する閉弁操作部と、開弁操作部の 周囲箇所に単独では動作せず且つ開弁操作部より突出している保護部とを設けた もので、開弁時に閉弁操作部を保護して不用意な操作を阻止し、また誤って開弁 状態のままでのコップ体の装着を阻止できるようにして、より安全に使用できる 栓装置を提供したものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の使用状態を示す全体斜視図
(閉弁状態)。
【図2】同使用状態を示す全体斜視図(開弁状態)。
【図3】同断面図(閉弁状態)。
【図4】同断面図(開弁状態)。
【図5】同弁機構部の動作説明図(閉弁状態)。
【図6】同弁機構部の動作説明図(閉弁状態から開弁滋
養体への移行途中)。
【図7】同弁機構部の動作説明図(開弁状態)。
【符号の説明】
1 本体 2 装着部 3 流路部 31 弁口 32 注ぎ口 33 流路 4 弁機構部 41 弁体 42 発条 43 シーソー体 431 連結軸 44 開弁操作部 45 閉弁操作部 451 連結細窓 46 保護部 461 連結細窓 462 上方抉り部 A 容器体 C コップ体

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に流路及び前記流路の開閉をなす弁
    機構部を設けて、容器部の上部に開口した栓穴に装着す
    る携帯用液体容器の栓装置に於いて、栓体の弁機構部
    に、開弁操作部と、開弁時栓体上面へ突出する閉弁操作
    部と、単独では動作せずに閉弁操作部の動作に伴っての
    み動作し、前記閉弁操作部以上に上方に突出し且つ前記
    閉弁操作部の周囲箇所に設けた保護部とを備えたことを
    特徴とする携帯用液体容器の栓装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の携帯用液体容器の栓装置
    に於いて、弁機構部の流路開閉を上下動をなす弁体で行
    うと共に、前記弁体に閉塞方向へ付勢する発条を付設
    し、弁体の上下動を制御するシーソー体を内装し、開弁
    操作部を前記シーソー体の一方側の下圧を可能に設け、
    閉弁操作部及び保護部を上下移動のみに規制せしめて設
    けると共に、両者の下部に横細窓を形成して、シーソー
    体の他方側に横突設した連結軸を前記横細窓に遊挿貫通
    せしめ、シーソー体と閉弁操作部及び保護部とを連結
    し、且つ保護部の横細窓は、シーソー体の回動軸側部分
    が少なくとも連結軸が侵入可能な大きさで上方に抉れて
    いるL状に形成したことを特徴とする携帯用液体容器の
    栓装置。
JP1995005003U 1995-04-26 1995-04-26 携帯用液体容器の栓装置 Expired - Lifetime JP3017449U (ja)

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