JP3173973U - 飲料容器の栓体 - Google Patents

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Abstract

【課題】開閉操作が簡単で、意図しない状況で蓋が簡単に開くことがない安全性に優れた飲料容器の栓体を提供する。
【解決手段】容器本体CBに装着される口栓部材10と口栓部材10に開閉可能に取り付けられた蓋部材20と蓋部材20を開閉させる開閉手段30と蓋部材20を閉状態にロックするロック手段40とを備える。また、開閉手段30は、口栓部材10に設けられた係止爪32を有する係止部材31と蓋部材20を閉じることによって係止爪32に係合して蓋部材20を全閉位置に位置決めする、係止爪32に対する係合を解除可能に蓋部材20に取り付けられた開閉操作部材33とを有する。ロック手段40は、スライド可能に口栓部材10に取り付けられた、上方に突出する突起42を有するロック操作部材41と蓋部材20を閉じた状態でロック位置にスライドさせたロック操作部材41の突起42に係合する、開閉操作部材33に形成された係合部42とを有している。
【選択図】図6

Description

この考案は、携帯用魔法瓶や水筒等の携帯用飲料容器に採用されている、容器本体に装着される口栓部材にヒンジを介して蓋部材が開閉可能に取り付けられた、直飲みタイプの飲料容器の栓体に関する。
この種の栓体としては、例えば、特開2006−158729号公報に開示されたものがある。この栓体は、ボトル本体に装着される肩部材と、この肩部材の後部にヒンジを介して片開き可能に取り付けられた片開き蓋と、この片開き蓋を閉じ位置にロックし、かつロックを解除できるようにしたロック機構とを備えており、ロック機構は、片開き蓋を閉じ位置にロックするロック部材と、ロック部材のロック、ロック解除の動作方向とは異なった方向の予備操作とロック解除動作の方向のロック部材を伴っての本操作との連続操作でロック部材によるロックを解除するロック解除部材とを備えている。
特開2006−158729号公報
従って、この栓体は、ロックを解除するためにロック解除部材を下方側に引き下げる予備操作を行った後、続いて、そのロック解除部材と共にロック部材をヒンジ側に押し込む本操作を連続的に行うことで、片開き蓋を開くことができるので、こういった栓体が装着された飲料容器は、その携帯中に、ロック解除部材に上述した2方向の力が作用すると、片開き蓋が簡単に開いてしまい、ボトル本体に収容された液体飲料がこぼれてしまうといったおそれがある。
そこで、この考案の課題は、開閉操作が簡単で、しかも、意図しない状況で蓋が簡単に開くことがない安全性に優れた飲料容器の栓体を提供することにある。
上記の課題を解決するため、請求項1に係る考案は、容器本体に装着される口栓部材と、前記口栓部材にヒンジを介して開閉可能に取り付けられた蓋部材と、前記蓋部材を開閉させる開閉手段と、前記蓋部材を閉状態にロックするロック手段とを備え、前記開閉手段は、前記口栓部材に設けられた係止部と、前記蓋部材を閉じることによって前記係止部に係合して前記蓋部材を全閉位置に位置決めする、前記係止部に対する係合を解除可能に前記蓋部材に取り付けられた開閉操作部材とを有し、前記ロック手段は、ロック位置とロック解除位置との間で横方向にスライド可能に前記口栓部材に取り付けられた、上方に突出する突起を有するロック操作部材と、前記蓋部材を閉じた状態でロック位置にスライドさせた前記ロック操作部材の前記突起に係合して前記開閉操作部材による前記係止部に対する係合解除操作を不能とする、前記開閉操作部材に形成された係合部とを有していることを特徴とする飲料容器の栓体を提供するものである。
また、請求項2に係る考案は、容器本体に装着される口栓部材と、前記口栓部材にヒンジを介して開閉可能に取り付けられた蓋部材と、前記蓋部材を開閉させる開閉手段と、前記蓋部材を閉状態にロックするロック手段とを備え、前記開閉手段は、前記蓋部材に設けられた係止部と、前記蓋部材を閉じることによって前記係止部に係合して前記蓋部材を全閉位置に位置決めする、前記係止部に対する係合を解除可能に前記口栓部材に取り付けられた開閉操作部材とを有し、前記ロック手段は、ロック位置とロック解除位置との間で横方向にスライド可能に前記蓋部材に取り付けられた、下方に突出する突起を有するロック操作部材と、前記蓋部材を閉じた状態でロック位置にスライドさせた前記ロック操作部材の前記突起に係合して前記開閉操作部材による前記係止部に対する係合解除操作を不能とする、前記開閉操作部材に形成された係合部とを有していることを特徴とする飲料容器の栓体を提供するものである。
また、請求項3に係る考案は、請求項1または2に係る考案の飲料容器の栓体において、前記口栓部材には、上方に突出した筒状の口部が形成されており、前記蓋部材には、閉じたときに前記口部の開口端を閉塞するパッキンが設けられていることを特徴としている。
また、請求項4に係る考案は、請求項1または2に係る考案の飲料容器の栓体において、前記口栓部材には、上方に突出した有底筒状の口部が形成されており、前記口部の底壁には、容器本体に収容された液体内容物を注出するための注出孔が形成されていると共にその注出孔よりも前記ヒンジ側に空気孔が形成されており、前記蓋部材には、閉じたときに前記口部内に入り込む内栓が形成されており、前記内栓には、蓋部材を閉じたときに、前記注出孔及び空気孔を閉塞するパッキンが設けられていることを特徴としている。
以上のように、請求項1に係る考案の飲料容器の栓体において、閉状態にロックされた蓋部材を開くには、口栓部材に取り付けられたロック操作部材を横方向にロック位置からロック解除位置までスライドさせることによって、開閉操作部材の係合部に対するロック操作部材の突起の係合を解除した後、そのロック操作部材の上側に位置している、蓋部材に取り付けられた開閉操作部材を操作すればよいので、蓋部材の開閉操作が簡単であり、しかも、ロック操作部材と開閉操作部材とを個別に異なる方向に操作しないと、蓋部材が開かないので、こういった栓体が装着された飲料容器を携帯しても、意図しない状況で蓋部材が開いて液体飲料がこぼれてしまうおそれがなくなる。
また、請求項2に係る考案の飲料容器の栓体において、閉状態にロックされた蓋部材を開くには、蓋部材に取り付けられたロック操作部材をロック位置からロック解除位置まで横方向にスライドさせることによって、開閉操作部材の係合部に対するロック操作部材の突起の係合を解除した後、そのロック操作部材の下側に位置している、口栓部材に取り付けられた開閉操作部材を操作すればよいので、蓋部材の開閉操作が簡単であり、しかも、ロック操作部材と開閉操作部材とを個別に異なる方向に操作しないと、蓋部材が開かないので、こういった栓体が装着された飲料容器を携帯しても、意図しない状況で蓋部材が開いて液体飲料がこぼれてしまうおそれがなくなる。
また、請求項3に係る考案の飲料容器の栓体や請求項4に係る考案の飲料容器の栓体では、上方に突出した筒状の口部が口栓部材に形成されているので、蓋部材を開いて口部に口を付けて容器本体内の飲料を直接飲むことができ、使い勝手がよい。
(a)はこの考案に係る栓体の一実施形態が容器本体に装着された飲料容器を示す正面図、(b)は同上の飲料容器を示す側面図である。 同上の栓体を示す斜視図である。 同上の栓体における蓋部材を開いた状態を示す斜視図である。 同上の栓体における蓋部材を開いた状態を示す平面図である。 同上の栓体を示す分解斜視図である。 同上の栓体を示す断面図である。 同上の栓体における蓋部材を開いた状態を示す断面図である。 同上の栓体における蓋部材の開操作を説明するための断面図である。 (a)は同上の栓体を構成しているロック手段を示す斜視図、(b)は同上のロック手段を示す分解斜視図である。 (a)はロック手段のロック状態を示す説明図、(b)は同上のロック手段のロック解除状態を示す説明図である。 他の実施形態である栓体を示す斜視図である。 同上の栓体における蓋部材を開いた状態を示す斜視図である。 同上の栓体を示す分解斜視図である。 同上の栓体を示す断面図である。 同上の栓体における蓋部材を開いた状態を示す断面図である。 同上の栓体における蓋部材の開操作を説明するための断面図である。 (a)はロック手段のロック状態を示す斜視図、(b)は同上のロック手段のロック解除状態を示す斜視図である。
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。図1(a)、(b)は、この考案に係る栓体1が容器本体CBに装着された飲料容器を示している。
前記栓体1は、図2〜図4に示すように、容器本体CBに装着される口栓部材10と、この口栓部材10にヒンジ1aを介して開閉可能に取り付けられた蓋部材20と、この蓋部材20を開閉させる開閉手段30と、蓋部材20を閉状態にロックするロック手段40とを備えており、蓋部材20はヒンジ1a部分に取り付けられた一対のねじりバネ1bによって、常時、開方向に付勢されている。
前記口栓部材10は、図2〜図6に示すように、容器本体CBの小径の口部に螺合される円筒状のベース部材11と、このベース部材11に嵌着された、上方に突出する有底筒状の口部材12と、ベース部材11と口部材12との間に配設され、容器本体CBの口部上端が嵌合するリング状のパッキン16とから構成されており、口部材12の底壁13には、その前面側に容器本体CB内の液体飲料を注出するための注出孔14が形成されていると共に、底壁13の中央部よりも僅かに後方側に空気孔15が形成されている。
前記蓋部材20は、図2〜図6に示すように、円形状の天板の周縁部に周壁が連設された蓋本体21と、この蓋本体21の天板の内面に固着された、蓋部材20を閉じたときに口栓部材10の口部材12内に入り込む閉塞部22とを備えており、この閉塞部22の底面には、蓋部材20を閉じたときに口部材12の底壁13に形成された注出孔14及び空気孔15を密閉するパッキン23、24が取り付けられている。
前記開閉手段30は、口栓部材10におけるベース部材11の前面側に突出する区画壁11aによって上部を除く三方が囲われた収容部に固着された、上端部に係止爪32を有する係止部材31と、ベース部材11の区画壁11aに対応するように、蓋部材20における蓋本体21の周壁の前面側に突出する区画壁21aによって下部を除く三方が囲われた収容部内で、区画壁21aに揺動自在に軸支された、係止部材31の係止爪32に係合可能な係合凹部34を下部に有する開閉操作部材33と、ベース部材11の収容部と開閉操作部材33との間に配設された、開閉操作部材33における揺動軸35よりも上側部分を外側(前方側)に付勢するコイルバネ36とを備えており、開閉操作部材33は、その係合凹部34が形成された下部が蓋本体21の下方側に張り出している。
従って、図7に示すように、蓋部材20を開いた状態から蓋部材20を閉じると、蓋部材20に取り付けた開閉操作部材33の係合凹部34よりも下端側が、口栓部材10に固定された係止部材31の係止爪32に接触することによって、開閉操作部材33の下端部が外側に押し広げられながら係止爪32を乗り越えて係合凹部34が係止爪32に係合し、これによって蓋部材20が全閉位置に位置決めされるようになっている(図6参照)。
また、蓋部材20が全閉位置に位置決めされた状態で、図8に示すように、コイルバネ36の付勢力に抗して開閉操作部材33の上部を押し込むと、係止爪32に対する係合凹部34の係合が解除されるので、蓋部材20の前端部を少し持ち上げるだけで、ねじりバネ1bの付勢力によって、蓋部材20が全開位置まで開くようになっている(図7参照)。
前記ロック手段40は、図2〜図6及び図9に示すように、ロック位置とロック解除位置との間で横方向にスライド可能に、係止部材31の前面側の下半部に取り付けられた、上方に突出する突起42を有するロック操作部材41と、蓋部材20を全閉にした状態、即ち、開閉操作部材33の係合凹部34が係止部材31の係止爪32に係合した状態で、図9(a)、(b)に示すように、ロック操作部材41の突起42に係合可能な、開閉操作部材33の下端部に形成された係合部43とを備えており、図10(a)に示すように、ロック操作部材41をロック位置にスライドさせると、突起42が開閉操作部材33の係合部43に係合して開閉操作部材33の揺動が規制され、同図(b)に示すように、ロック操作部材41をロック解除位置にスライドさせると、係合部43に対する突起42の係合が解除され、開閉操作部材33の揺動、即ち、開閉操作が許容されるようになっている。
以上のように、この栓体1において、閉状態にロックされた蓋部材を開くには、口栓部材10に取り付けられたロック操作部材41を横方向にロック位置からロック解除位置までスライドさせることによって、開閉操作部材33の係合部43に対するロック操作部材41の突起42の係合を解除した後、そのロック操作部材41の上側に位置している、蓋部材20に取り付けられた開閉操作部材33を操作すればよいので、蓋部材20の開閉操作が簡単であり、しかも、ロック操作部材41と開閉操作部材33とを個別に異なる方向に操作しないと、蓋部材20が開かないので、こういった栓体1が装着された飲料容器を携帯しても、意図しない状況で蓋部材20が開いて液体飲料がこぼれてしまうおそれがなくなる。
また、この栓体1は、口栓部材10が上方に突出する有底筒状の口部材12を有しているので、蓋部材20を開いて口部材12に口を付けて容器本体CB内の飲料を直接飲むことができ、使い勝手がよい。特に、口部材12の底壁13には、注出孔14と共に空気孔15が形成されているので、容器本体CB内の飲料を注出孔14から円滑に注出させることができる。
図11〜図17は他の実施形態を示している。この栓体2は、図11〜図13に示すように、容器本体に装着される口栓部材50と、この口栓部材50にヒンジ2aを介して開閉可能に取り付けられた蓋部材60と、この蓋部材60を開閉させる開閉手段70と、蓋部材60を閉状態にロックするロック手段80とを備えており、蓋部材60はヒンジ2a部分に取り付けられた一対のねじりバネ2bによって、常時、開方向に付勢されている。
前記口栓部材50は、図11〜図14に示すように、容器本体cbの小径の口部に螺合されるベース部材51と、このベース部材51の内部に嵌着され、容器本体cbの口部上端が嵌合するリング状のパッキン53とから構成されており、ベース部材51は、前方側で立ち上がる、飲み口としても機能する筒状の注出口部52を有している。
前記蓋部材60は、図11〜図14に示すように、天部を部分的に窪ませることによって下方側に突出させた閉塞部62を有する蓋本体61と、この蓋本体61における窪ませた部分を覆うカバー部材63と、蓋本体61の閉塞部62の下面に取り付けられたパッキン64とを備えており、蓋部材60を閉じたときにパッキン64が口栓部材50の注出口部52を密閉するようになっている。
前記開閉手段70は、蓋部材60における蓋本体61の周壁の前面側に突出する左右一対の区画壁61aによって挟まれた収容部の下端部に形成された係止爪71と、蓋本体61の区画壁61aに対応するように、口栓部材50におけるベース部材51の前面側に突出する区画壁51aによって上部を除く三方が囲われた収容部内で、区画壁51aに揺動自在に軸支された、係止爪71に係合可能な係合凹部73を上部に有する開閉操作部材72と、ベース部材51の収容部と開閉操作部材72との間に配設された、開閉操作部材72における揺動軸74よりも下側部分を外側(前方側)に付勢するコイルバネ75とを備えており、開閉操作部材72は、その係合凹部73が形成された上部がベース部材51の上方側に張り出している。なお、蓋本体61に形成された左右一対の区画壁61aによって挟まれた領域の上半部は、カバー部材63によって覆われている。
従って、図15に示すように、蓋部材60を開いた状態から蓋部材60を閉じると、口栓部材50に取り付けた開閉操作部材72の係合凹部73よりも上端側が、蓋部材60に形成された係止爪71に接触することによって、開閉操作部材72の上端部が外側に押し広げられながら係止爪71を乗り越えて係合凹部73が係止爪71に係合し、これによって蓋部材60が全閉位置に位置決めされるようになっている(図14参照)。
また、蓋部材60が全閉位置に位置決めされた状態で、図16に示すように、コイルバネ75の付勢力に抗して開閉操作部材72の下部を押し込むと、係止爪71に対する係合凹部73の係合が解除されるので、蓋部材60の前端部を少し持ち上げるだけで、ねじりバネ2bの付勢力によって、蓋部材60が全開位置まで開くようになっている(図15参照)。
前記ロック手段80は、図11〜図14及び図17(a)、(b)に示すように、ロック位置とロック解除位置との間で横方向にスライド可能に、蓋本体61の左右一対の区画壁61aによって挟まれた収容部における係止爪71の上側に取り付けられた、下方に突出する突起82を有するロック操作部材81と、蓋部材60を全閉にした状態、即ち、開閉操作部材72の係合凹部73が係止爪71に係合した状態で、ロック操作部材81の突起82に係合可能な、開閉操作部材72の上端部に形成された係合部83とを備えており、図17(a)に示すように、ロック操作部材81をロック位置にスライドさせると、突起82が開閉操作部材72の係合部83に係合して開閉操作部材72の揺動が規制され、同図(b)に示すように、ロック操作部材81をロック解除位置にスライドさせると、係合部83に対する突起82の係合が解除され、開閉操作部材72の揺動、即ち、開閉操作が許容されるようになっている。
以上のように、この栓体2において、閉状態にロックされた蓋部材60を開くには、蓋部材60に取り付けられたロック操作部材81を横方向にロック位置からロック解除位置までスライドさせることによって、開閉操作部材72の係合部83に対するロック操作部材81の突起82の係合を解除した後、そのロック操作部材81の下側に位置している、口栓部材50に取り付けられた開閉操作部材72を操作すればよいので、蓋部材60の開閉操作が簡単であり、しかも、ロック操作部材81と開閉操作部材72とを個別に異なる方向に操作しないと、蓋部材60が開かないので、こういった栓体2が装着された飲料容器を携帯しても、意図しない状況で蓋部材60が開いて液体飲料がこぼれてしまうおそれがなくなる。
この栓体2も、上述した栓体1と同様に、口栓部材50が上方に立ち上がる筒状の注出口部52を有しているので、蓋部材60を開いて注出口部52に口を付けて容器本体cb内の飲料を直接飲むことができ、使い勝手がよい。
本考案は、携帯用魔法瓶や水筒等の携帯用飲料容器等の飲料容器の栓体として利用することができる。
1、2 栓体
1a、2a ヒンジ
1b、2b ねじりバネ
10、50 口栓部材
11、51 ベース部材
11a、51a 区画壁
12 口部材
52 注出口部
13 底壁
14 注出孔
15 空気孔
16、53 パッキン
20、60 蓋部材
21、61 蓋本体
21a、61a 区画壁
22、62 閉塞部
63 カバー部材
23、24、64 パッキン
30、70 開閉手段
31 係止部材
32、71 係止爪(係止部)
33、72 開閉操作部材
34、73 係合凹部
35、74 揺動軸
36、75 コイルバネ
40、80 ロック手段
41、81 ロック操作部材
42、82 突起
43、83 係合部

Claims (4)

  1. 容器本体に装着される口栓部材と、
    前記口栓部材にヒンジを介して開閉可能に取り付けられた蓋部材と、
    前記蓋部材を開閉させる開閉手段と、
    前記蓋部材を閉状態にロックするロック手段とを備え、
    前記開閉手段は、前記口栓部材に設けられた係止部と、前記蓋部材を閉じることによって前記係止部に係合して前記蓋部材を全閉位置に位置決めする、前記係止部に対する係合を解除可能に前記蓋部材に取り付けられた開閉操作部材とを有し、
    前記ロック手段は、ロック位置とロック解除位置との間で横方向にスライド可能に前記口栓部材に取り付けられた、上方に突出する突起を有するロック操作部材と、前記蓋部材を閉じた状態でロック位置にスライドさせた前記ロック操作部材の前記突起に係合して前記開閉操作部材による前記係止部に対する係合解除操作を不能とする、前記開閉操作部材に形成された係合部とを有していることを特徴とする飲料容器の栓体。
  2. 容器本体に装着される口栓部材と、
    前記口栓部材にヒンジを介して開閉可能に取り付けられた蓋部材と、
    前記蓋部材を開閉させる開閉手段と、
    前記蓋部材を閉状態にロックするロック手段とを備え、
    前記開閉手段は、前記蓋部材に設けられた係止部と、前記蓋部材を閉じることによって前記係止部に係合して前記蓋部材を全閉位置に位置決めする、前記係止部に対する係合を解除可能に前記口栓部材に取り付けられた開閉操作部材とを有し、
    前記ロック手段は、ロック位置とロック解除位置との間で横方向にスライド可能に前記蓋部材に取り付けられた、下方に突出する突起を有するロック操作部材と、前記蓋部材を閉じた状態でロック位置にスライドさせた前記ロック操作部材の前記突起に係合して前記開閉操作部材による前記係止部に対する係合解除操作を不能とする、前記開閉操作部材に形成された係合部とを有していることを特徴とする飲料容器の栓体。
  3. 前記口栓部材には、上方に突出した筒状の口部が形成されており、
    前記蓋部材には、閉じたときに前記口部の開口端を閉塞するパッキンが設けられている請求項1または2に記載の飲料容器の栓体。
  4. 前記口栓部材には、上方に突出した有底筒状の口部が形成されており、
    前記口部の底壁には、容器本体に収容された液体内容物を注出するための注出孔が形成されていると共にその注出孔よりも前記ヒンジ側に空気孔が形成されており、
    前記蓋部材には、閉じたときに前記口部内に入り込む内栓が形成されており、
    前記内栓には、蓋部材を閉じたときに、前記注出孔及び空気孔を閉塞するパッキンが設けられている請求項1または2に記載の飲料容器の栓体。
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