JP3016665U - 吊り下げ具 - Google Patents

吊り下げ具

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JP3016665U JP1995002919U JP291995U JP3016665U JP 3016665 U JP3016665 U JP 3016665U JP 1995002919 U JP1995002919 U JP 1995002919U JP 291995 U JP291995 U JP 291995U JP 3016665 U JP3016665 U JP 3016665U
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suspending
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武二雄 佐々木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 横幅の長い吊り鉢等であっても、安定して
吊るすことができる。 【構成】 所定幅の輪郭をもつ第1アーム21を壁2
の天面6に沿って延長し、第1アーム21の一端に一側
壁8に沿って延長される第1挟着片22を設け、他端に
連結軸24a,24bを設け、第2アーム25を枢着
し、第2アーム25の一端に第2挟着片26を設け、第
3アーム27を設け、第3挟着片28を設け、固定手段
38,39を設け、第1吊り下げ体29および第2吊り
下げ体30を設け、第1フック部32および第2フック
部36を設けた吊り下げ具20にある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、プレートの縁に物品を吊り下げる吊り下げ具に係り、特に塀やフェ ンス等に植木鉢または花瓶を吊り下げることができる吊り下げ具に関する。
【0002】
【従来の技術】
植木鉢または花瓶等を、塀やフェンスに吊り下げる吊り下げ具に関する出願は 、本願出願人が先に出願を済ませた実願平7−203号に開示したものがある。
【0003】 以下、図3および図4を参照して、この吊り下げ具1に関して説明する。吊り 下げ具1は、被吊り下げ物としての塀2に装着されている。吊り下げ具1は、第 1アーム3、第2アーム4、第3アーム5を備えている。
【0004】 第1アーム3は、塀2の天面6に沿って延長して設けられ、一端には第1挟着 片7が設けられている。ここで、第1アーム3と第2挟着片7とは互いの端部が 直角に連結され、L字形状を成して一体に形成されており、例えば金属板をプレ ス成形することにより折り曲げられ形成されたものである。
【0005】 また、第1挟着片7は使用時において、塀2の一側壁8に沿って下側に延長さ れるように位置するが、この使用状態において、第1挟着片7の下端側には被吊 り下げ物としての壁掛け鉢9を吊り下げるためのフック10が設けられている。 このフック10は、例えばJ形状に折曲されて、図4に示すように壁掛け鉢9ま たは、花瓶等を吊り下げることができるようになっている。
【0006】 一方、第1アーム3の他端には連結軸11が使用状態の上方に向かって延長さ れている。ここで、第1アーム3の連結軸11は、基端部が第1アーム3に一体 に設けられており、先端側にボルトが形成されている。つまり、植え込みボルト の状態に形成されている。
【0007】 このように形成された連結軸11には、第2アーム4の他端が連結されている 。第2アーム4も第1アーム3同様に天面6に沿って延長されており、一端側に は第2挟着片12が設けられている。第2アーム4と第2挟着片12とは互いの 端部が直角に連結され、L字形状を成して一体に形成されており、例えば金属板 をプレス成形することにより折り曲げられ形成されたものである。
【0008】 また、第2挟着片12は使用時において、塀2の他側壁13に沿って下方に延 長され、第1挟着片7と対峙するように位置する。
【0009】 そして、第2アーム4の連結軸11に連結される他端部には、連結孔14が穿 設されている。この連結孔14は、連結軸11が貫通される上下方向の孔である 。
【0010】 さらに、連結軸11には、第3アーム5の他端が連結されている。第3アーム 5も第1アーム3同様に天面6に沿って延長されており、一端側には第3挟着片 15が設けられている。第3アーム5と第3挟着片15とは互いの端部が直角に 連結され、L字形状を成して一体に形成されており、例えば金属板をプレス成形 することにより折り曲げられ形成されたものである。
【0011】 また、第3挟着片15は使用時において、塀2の他側壁13に沿って下側に延 長され、第1挟着片7と対峙するように位置する。
【0012】 そして、第3アーム5の連結軸11に連結される他端部には、連結孔16が穿 設されている。この連結孔16は連結軸11が貫通される上下方向の孔である。
【0013】 連結軸11は、第2および第3アーム4,5の連結孔14,16を貫通して延 長され、突出した先端部に蝶ねじ17が螺合されている。ここで、連結軸11の 先端側に形成されたボルト部分と、蝶ねじ17とにより固定手段が形成されてい る。
【0014】 以上説明したように構成された吊り下げ具1は、第1アーム3に対して第2お よび第3アーム4,5が互いの開き角度を調節することができる。つまり、第2 および第3アーム4,5を図3の矢印で示すように、連結軸11を中心に回動操 作し、塀2の厚さ寸法Tに対応させ、第1〜第3挟着片7,12,15により塀 2を挟持する。そして、蝶ねじ17による締め付けにより、第1〜第3アーム3 ,〜5の開き角度を互いに固定し、塀2への固定を完了する。
【0015】 吊り下げ具1を取り外す場合には、蝶ねじ17を緩め、第1〜第3アーム3, 〜5の互いの固定を解除して取り外すことができる。
【0016】 このように、吊り下げ具1は、厚さ寸法Tの異なる塀2に対応して取り付ける ことができる。
【0017】
【考案が解決しようとする課題】
本考案出願人が先に出願した実願平7−203号に記載の吊り下げ金具1は、 横に長い壁掛けの吊り鉢9を安定して吊り下げることが困難であった。
【0018】 本考案は、このような課題に着目してなされたものであり、横幅寸法の長い吊 り鉢等であっても、幅方向の複数ヶ所で、鉢を吊るし、安定させることができる 吊り下げ具を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、第1アームを被取り付け物の天面に沿って延長し、第1ア ームの一端に第1挟着片を設けて被取り付け物の一側壁に沿って下方に延長し、 被吊り下げ物を吊り下げるフックを第1挟着片の下端側に設け、第1アームの他 端に連結軸を設け、連結軸に他端が枢着された第2アームを被取り付け物の天面 に沿って延長し、第2アームの一端に第2挟着片を設け被取り付け物の他側壁に 沿って下方に延長し、連結軸に他端が枢着された第3アームを被取り付け物の天 面に沿って延長し、第3アームの一端に第3挟着片を設け被取り付け物の他側壁 に沿って延長した吊り下げ具にある。
【0020】 請求項2の考案は、所定幅の輪郭をもって形成した第1アームを被取り付け物 の天面に沿って延長し、第1アームの一端に被取り付け物の一側壁に沿って延長 される第1挟着片を設け、第1アームの他端に連結軸を設け、連結軸に被取り付 け物の天面に沿って延長される第2アームの他端を枢着し、第2アームの一端に 被取り付け物の他側壁に沿って下方に延長される第2挟着片を設け、連結軸に他 端が枢着され被取り付け物の天面に沿って延長される第3アームを設け、第3ア ームの一端に被取り付け物の他側壁に沿って下方に延長される第3挟着片を設け 、第1アーム、第2アームおよび第3アームの互いの開き角度を解除および固定 する固定手段を設け、第1挟着片の下端側の幅方向の縁部側に第1吊り下げ体お よび第2吊り下げ体を設け、第1吊り下げ体および第2吊り下げ体の自由端に被 吊り下げ物を吊り下げる第1フック部および第2フック部を設けた吊り下げ具に ある。
【0021】 請求項3の考案は、所定幅の輪郭をもって形成した第1アームを被取り付け物 の天面に沿って延長し、第1アームの一端に被取り付け物の一側壁に沿って延長 される第1挟着片を設け、第1アームの他端に連結軸を設け、連結軸に被取り付 け物の天面に沿って延長される第2アームの他端を枢着し、第2アームの一端に 被取り付け物の他側壁に沿って下方に延長される第2挟着片を設け、連結軸に他 端が枢着され被取り付け物の天面に沿って延長される第3アームを設け、第3ア ームの一端に被取り付け物の他側壁に沿って下方に延長される第3挟着片を設け 、第1アーム、第2アームおよび第3アームの互いの開き角度を解除および固定 する固定手段を設け、第1挟着片の下端側の幅方向の縁部側に第1吊り下げ体お よび第2吊り下げ体を設け、第1吊り下げ体および第2吊り下げ体の自由端に被 吊り下げ物を吊り下げる第1フック部および第2フック部を設けた吊り下げ具に おいて、連結軸を第1アームの幅方向の縁部側に離間して設けた第1連結軸およ び第2連結軸から構成し、第1連結軸には第2アームを枢着し、第2連結軸には 第3アームを枢着し、第1連結軸および第2連結軸のそれぞれに第1固定手段お よび第2固定手段を設けた吊り下げ具。
【0022】 請求項4の考案は、所定幅の輪郭をもって形成した第1アームを被取り付け物 の天面に沿って延長し、第1アームの一端に被取り付け物の一側壁に沿って延長 される第1挟着片を設け、第1アームの他端に連結軸を設け、連結軸に被取り付 け物の天面に沿って延長される第2アームの他端を枢着し、第2アームの一端に 被取り付け物の他側壁に沿って下方に延長される第2挟着片を設け、連結軸に他 端が枢着され被取り付け物の天面に沿って延長される第3アームを設け、第3ア ームの一端に被取り付け物の他側壁に沿って下方に延長される第3挟着片を設け 、第1アーム、第2アームおよび第3アームの互いの開き角度を解除および固定 する固定手段を設け、第1挟着片の下端側の幅方向の縁部側に第1吊り下げ体お よび第2吊り下げ体を設け、第1吊り下げ体および第2吊り下げ体の自由端に被 吊り下げ物を吊り下げる第1フック部および第2フック部を設けた吊り下げ具に おいて、第1挟着片の幅方向の中央部に第3フックを設けた吊り下げ部にある。
【0023】 請求項5の考案は、所定幅の輪郭をもって形成した第1アームを被取り付け物 の天面に沿って延長し、第1アームの一端に被取り付け物の一側壁に沿って延長 される第1挟着片を設け、第1アームの他端に連結軸を設け、連結軸に被取り付 け物の天面に沿って延長される第2アームの他端を枢着し、第2アームの一端に 被取り付け物の他側壁に沿って下方に延長される第2挟着片を設け、連結軸に他 端が枢着され被取り付け物の天面に沿って延長される第3アームを設け、第3ア ームの一端に被取り付け物の他側壁に沿って下方に延長される第3挟着片を設け 、第1アーム、第2アームおよび第3アームの互いの開き角度を解除および固定 する固定手段を設け、第1挟着片の下端側の幅方向の縁部側に第1吊り下げ体お よび第2吊り下げ体を設け、第1吊り下げ体および第2吊り下げ体の自由端に被 吊り下げ物を吊り下げる第1フック部および第2フック部を設けた吊り下げ具に おいて、第1吊り下げ体および第2吊り下げ体をそれぞれ棒状に形成し、第1挟 着片に対して回動自在かつ着脱自在に連結されている。
【0024】
【作用】
請求項1の考案によれば、第1アーム、第2アームおよび第3アームを、互い に回動させ、第1挟着片、第2挟着片および第3挟着片で被取り付け物に挟着状 態で装着することができ、フックに被吊り下げ物を吊り下げることができる。
【0025】 請求項2の考案によれば、第1アームは所定幅の輪郭をもって形成されており 、所定幅を大きくとることにより、挟着状態でのがたつきを減少できる。また、 第1挟着片の所定幅方向の縁部に第1吊り下げ体および第2吊り下げ体を連結し たことにより、幅寸法の大きな被吊り下げ物の左右で第1フック部および第2フ ック部を係合でき、安定した吊り下げが可能となる。
【0026】 請求項3の考案によれば、第1連結軸に第1アームを枢着し、第2連結軸に第 2アームを枢着し、それぞれを第1固定手段および第2固定手段で固定すること により、挟着状態を強固に保持することができる。
【0027】 請求項4の考案によれば、第1挟着片の幅方向の中央部に第3フック部を設け たので、中央に一つの吊り下げ部を備えた被吊り下げ物も吊り下げることができ る。
【0028】 請求項5の考案によれば、第1および第2吊り下げ体を回動することで被吊り 下げ体の横幅寸法の変化に対応できる。また、第1および第2吊り下げ体を取外 し、第3フックを使って被吊り下げ物を一点で吊り下げることができる。
【0029】
【実施例】
以下、本考案における一実施例を図1および図2を参照して説明する。
【0030】 図1に示される吊り下げ具20は、被取付け物としての塀2の天面6に沿って 延長された第1アーム21を備え、第1アーム21の一端に設けられて塀2の一 側壁8に沿って下方に延長され係合する第1挟着片22を備えている。
【0031】 また、第1挟着片22の下端側には被吊り下げ物としての壁掛け鉢9を下げる フック23が設けられている。
【0032】 さらに、第1アーム21の他端には連結軸24が立設されている。そして、連 結軸24には塀2の天面6に沿って延長された第2アーム25の他端が枢着され ている。第2アーム25の一端には塀2の他側壁13に沿って延長され係合する 第2挟着片26が設けられている。
【0033】 また、連結軸24には塀2の天面6に沿って延長される第3アーム27の他端 が枢着されている。そして、第3アーム27の一端には塀2の他側壁13に沿っ て下方に延長された第3挟着片28が設けられている。
【0034】 つまり、第1アーム21と第2アーム25および第3アーム27とが所定の角 度に回動調節され、第1挟着片22と第2挟着片26および第3挟着片28によ って前記塀2を挟持するごとく固定できるようになっている。
【0035】 以上のように構成された吊り下げ具20を利用することにより、壁2に対して 特別の加工を施すこと無く壁掛け鉢9を確実に吊り下げることができる。
【0036】 ここで、第1アーム21および第1挟着片22とは、例えば、ともに一枚の金 属プレートを途中から折り曲げて形成されており、所定幅Wの寸法をもって形成 されている。この所定幅寸法Wとは、例えば10cm〜20cmである。なお、 所定幅Wは、特に限定されず、幅が広いほど、吊り下げ具20の塀2への固定状 態が安定するものである。
【0037】 さらに、第1挟着片22の下端側の幅方向の縁部側には第1吊り下げ体29お よび第2吊り下げ体30が連結されている。第1吊り下げ体29は、針金を折曲 することにより形成されており、基端部31は環状に形成され、先端側はフック 形状に折り曲げられて第1フック部32が形成されている。
【0038】 そして、第1挟着片22の正面視で左側の下隅部分に取付け孔33が穿設され て、この取付け孔33に第1吊り下げ体29の基端部31が着脱自在に連結され ている。つまり、基端部31は第1挟着片22に対して、回動自在に連結され、 かつ着脱自在に取り付けられている。
【0039】 また、第1挟着片22の正面視で右側の下隅部分に取付け孔34が穿設されて 、この取付け孔34に第1吊り下げ体29と同様に形成された第2吊り下げ体3 0の基端部35が着脱自在に連結されている。この第2吊り下げ体30は、針金 を折曲することにより環状に形成された基端部35と、先端がフックを形成する ように形成された第2フック部36とを備えている。そして、基端部35は第1 挟着片22の取付け孔34に対して回動自在に連結され、かつ着脱自在に取り付 けられている。
【0040】 このように設けられた第1および第2吊り下げ体29,30は基端部31,3 5がそれぞれ回動自在に連結されているので、図2に示されるように、横長な壁 掛け鉢9の左右の吊り掛け孔9aに対応させて吊り下げることができる。
【0041】 つまり、第1および第2吊り下げ体29,30の開き角度を壁掛け鉢9の吊り 掛け鉢9の吊り掛け孔9aに対応させることができる。
【0042】 また、第1挟着片22の下側中央部に第3フック部37が設けられている。こ の第3フック部37は、第1挟着片22に固着された側面視でL字状を成して形 成されている。
【0043】 このように構成されることで、横長の壁掛け鉢9を吊り下げる場合には、第1 吊り下げ体29および第2吊り下げ体30を使用し、通常の壁掛け鉢9の場合に は、第3フック部37のみを使用することができる。なお、第3フック部37を 使用する場合には第1および第2吊り下げ体19,30を取り外すことができる 。
【0044】 一方、第1アーム21の他端には、第1アームの幅方向の縁部側に互いに離間 して配置された第1連結軸24aおよび第2連結軸24bが立設されている。
【0045】 第1連結軸24aは、第1アーム21の平面視で左側に立設されており、先端 側には雄ねじが形成されている。そして、この第1連結軸24aには、第2アー ム25の他端が枢着されており、さらに先端側からは、第1固定手段としての第 1蝶ねじ38が螺合されている。
【0046】 また、第2連結軸24bは、第1アーム21の平面視で右側に立設されており 、先端側には雄ねじが形成されている。そして、この第2連結軸24bには、第 3アーム27の他端が枢着されており、さらに先端側からは、第2固定手段とし ての第2蝶ねじ39が螺合されている。
【0047】 第1蝶ねじ38および第2蝶ねじ39をそれぞれ、締め付けることにより、第 1アーム21に対して第2および第3アーム25,27の開き角度を固定するこ とができる。
【0048】 以上説明したように構成された吊り下げ部20によれば、第1アーム21の幅 寸法Wが広く設定されているので、塀2に対して挿着した場合の安定を増し、壁 掛け鉢9を吊り下げた場合のガタツキ等を防止することができる。
【0049】 なお、本考案は、前記一実施例にのみ限定されない。例えば、前記一実施例で は、第1固定手段および第2固定手段は第1蝶ねじ38および第2蝶ねじ39で あったが、これにのみ限定されるものではない。例えば、第1および第2連結軸 24a,24bは、金属製の円柱であり、これに対して第2および第3アーム2 5,27が、しまりばめ、状態で嵌合しており、開き角度の調節に際しては、こ の嵌合固定力に抗して回動操作することができるようになっているものであって も同等の効果を奏することができる。
【0050】
【考案の効果】
請求項1の考案によれば、第1から第3アームにより被取り付け物の縁部に挟 持固定することができ、フック部分に被吊り下げ物を吊り下げることができる。 これにより、被取り付け物に特別に加工をすることなく、確実に吊り下げができ る。
【0051】 請求項2の考案によれば、第1および第2吊り下げ体に横長の被吊り下げ物を 吊り下げることができるので、被吊り下げ物が横方向に長い形状であっても、安 定した吊り下げが可能となる。
【0052】 請求項3の考案によれば、第2アームおよび第3アームは所定幅寸法の第1ア ームの幅方向の縁側にそれぞれ独立して枢着されているので、挟持する幅が広く なり、さらに安定した挟着固定が可能となる。
【0053】 請求項4の考案によれば、第3フック部を第1アームの幅方向の中央部に設け たので、横長形状の被吊り下げ物の他に、通常の一点での吊り下げにも対応でき るようになった。
【0054】 請求項5の考案によれば、第1および第2吊り下げ体は、棒状に形成され、回 動可能かつ着脱可能に設けられたので、被吊り下げ物の横幅寸法の変化に対応す ることができる。また、第1および第2吊り下げ体を使用しない場合には取り外 すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の吊り下げ具の斜視図である。
【図2】図1の吊り下げ具の使用状態を示す斜視図であ
る。
【図3】本出願人が先に出願した吊り下げ具を示す斜視
図である。
【図4】図3の吊り下げ具の使用状態を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
2 壁(被取り付け物) 6 天面 8 一側壁 9 壁掛け鉢(被吊り下げ物) 13 他側壁 20 吊り下げ具 21 第1アーム 22 第1挟着片 23 フック 24 連結軸 25 第2アーム 26 第2挟着片 27 第3アーム 28 第3挟着片 29 第1吊り下げ体 30 第2吊り下げ体 31 基端部 32 第1フック部 33 取付け孔 34 取付け孔 35 基端部 36 第2フック部 37 第3フック部 38 第1蝶ねじ38(第1固定手段) 39 第2蝶ねじ39(第2固定手段)

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】被取り付け物の天面に沿って延長された第
    1アームと、第1アームの一端に設けられて被取り付け
    物の一側壁に沿って下方に延長され係合する第1挟着片
    と、第1挟着片の下端側に設けられて被吊り下げ物を吊
    り下げるフックと、第1アームの他端に設けられた連結
    軸と、連結軸に他端が枢着され被取り付け物の天面に沿
    って延長された第2アームと、第2アームの一端に設け
    られて被取り付け物の他側壁に沿って下方に延長され係
    合する第2挟着片と、連結軸に他端が枢着され被取り付
    け物の天面に沿って延長された第3アームと、第3アー
    ムの一端に設けられて被取り付け物の他側壁に沿って下
    方に延長され係合する第3挟着片と、を具備することを
    特徴とする吊り下げ具。
  2. 【請求項2】所定幅の輪郭をもって形成され、被取り付
    け物の天面に沿って延長された第1アームと、第1アー
    ムの一端に設けられて被取り付け物の一側壁に沿って下
    方に延長され、一側壁に対して所定幅の輪郭をもって係
    合する第1挟着片と、第1アームの他端に設けられた連
    結軸と、連結軸に他端が枢着され被取り付け物の天面に
    沿って延長された第2アームと、第2アームの一端に設
    けられて被取り付け物の他側壁に沿って下方に延長され
    係合する第2挟着片と、連結軸に他端が枢着され被取り
    付け物の天面に沿って延長された第3アームと、第3ア
    ームの一端に設けられて被取り付け物の他側壁に沿って
    下方に延長され係合する第3挟着片と、連結軸を中心と
    する第1アーム、第2アームおよび第3アームの互いの
    開き角度を解除可能に固定する固定手段と、所定長さを
    もって形成され、第1挟着片の下端側の幅方向の縁部側
    にそれぞれ連結された第1吊り下げ体および第2吊り下
    げ体と、第1吊り下げ体および第2吊り下げ体の自由端
    に設けられ被吊り下げ物を吊り下げる第1フック部およ
    び第2フック部と、を具備することを特徴とする吊り下
    げ具。
  3. 【請求項3】第1アームの他端に設けられた連結軸は、
    第1アームの幅方向の縁部側に有って、互いに離間して
    配置された第1連結軸および第2連結軸であり、第1連
    結軸には第2アームが枢着され、第2連結軸には第3ア
    ームが枢着され、第1連結軸および第2連結軸のそれぞ
    れに第1固定手段および第2固定手段を備えたことを特
    徴とする請求項2に記載の吊り下げ具。
  4. 【請求項4】第1挟着片の幅方向の中央部には第3フッ
    ク部を備えていることを特徴とする請求項2または請求
    項3に記載の吊り下げ具。
  5. 【請求項5】第1吊り下げ体および第2吊り下げ体はそ
    れぞれが棒状に形成され第1挟着片に対して回動自在か
    つ着脱自在に連結されていることを特徴とする請求項4
    に記載の吊り下げ具。
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