JPH071861U - 額などの掛け具 - Google Patents

額などの掛け具

Info

Publication number
JPH071861U
JPH071861U JP3893293U JP3893293U JPH071861U JP H071861 U JPH071861 U JP H071861U JP 3893293 U JP3893293 U JP 3893293U JP 3893293 U JP3893293 U JP 3893293U JP H071861 U JPH071861 U JP H071861U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
forehead
support
cord
string
wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3893293U
Other languages
English (en)
Inventor
義富 田村
Original Assignee
義富 田村
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 義富 田村 filed Critical 義富 田村
Priority to JP3893293U priority Critical patent/JPH071861U/ja
Publication of JPH071861U publication Critical patent/JPH071861U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mirrors, Picture Frames, Photograph Stands, And Related Fastening Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 掛け具により、額などが壁に見映えよく、簡
単に掛けられるとともに、取り外した後の壁に残る掛け
具の痕跡を最小限に止める。 【構成】 この額などの掛け具10は、下方に額1を支
持する支持部16と、上方に延びる紐吊部15とが、ほ
ぼ逆Y字状に形成された細長い板状、または棒状の額支
持具11と、壁に固定される吊具12と、額の両側辺に
固定される少なくとも2個の紐止具13と、紐14とか
ら構成され、前記額支持具11の支持部16の股間19
を、前記吊具12に掛着するとともに、該額支持具11
の紐吊部15の溝17を通して、該紐吊部15と前記額
1の前記紐止具13との間を前記紐14にて懸吊する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、絵画、写真または賞状の額などを、建築物の壁面に掛けるための掛 け具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の額などの掛け具は、日本建築の和室の鴨居の上や、部屋の壁面 などに使用されている。図4は、既に公知である額の掛け具の使用例を示す側面 から見た説明図で、図4(A)は、額1を和室の鴨居2の上に載せ、額の左右両 側辺の裏側で、下辺から2/3〜4/5位の位置に固定した紐止具3に紐4の一 方を結び、他端をもう一方の紐止具3に結び、壁5にねじ込んで固定した吊具6 に、前記紐4の中央部を吊り、額1を掛けていた。
【0003】 図4(B)は、鴨居2に鴨居掛け具7を2個左右に配置し、該鴨居掛け具7に 額1を置いて、図4(A)と同様に、紐4と吊具6により壁5に額1を掛けてい た。また図4(C)は、壁5に額受具8を左右2個ねじ込んで固定し、該額受具 8に額1を置いて、前記同様に壁5に該額1を掛けていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、鴨居2がなく、しかも壁5が木造合板などの薄いボード張りの額掛 条件の悪い部屋では、壁5に前記額1を掛けるには図4(C)に示すような使用 例以外は考えられなかった。この場合、1枚の額1に対して、図4(C)と同様 に少なくとも2個の額受具8と1個の吊具6を壁5に固定する必要があり、かつ 薄いボード張りの壁5に対してこれらを固定するため、金具止めも必要であっ た。
【0005】 従って、絵画や写真の展示室などのように、壁に多数の額を掛けたり、その位 置を変更したりするときは、多くの労力を要し、かつ前記額受具や吊具の取り外 した後に、多数の見苦しい痕跡を前記壁に残すという問題点があった。
【0006】 本考案はかかる点に鑑みなされたもので、その目的は前記問題点を解消し、前 記従来の使用例に比較して、壁に額などを見映えよく、簡単に掛けられるととも に、前記額金具を取り外した後、該壁面に残る掛け金具類の痕跡を最小限に止め る額などの掛け具を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するための本考案の構成は、下方に所定角開いた2本の細長い 板状体、または棒状体で、それぞれの下端が、額状体の下辺を支持するように、 ほぼコ字状に形成された支持部と、上方に延びる1本の細長い板状体、または棒 状体で、壁側面に吊紐が挿入されるように溝が設けられた紐吊部とが、ほぼ逆Y 字状に一体に形成された額支持具と、壁面に固定される吊具と、前記額状体の両 側辺付近に固定された少なくとも2個の紐止具と、紐とから構成される。
【0008】 そして、前記額支持具の支持部の股間を、壁面に固定された前記吊具に掛着す るとともに、該額支持具の紐吊部に設けられた溝を通して、該紐吊部と前記紐止 具との間を、前記紐にて懸吊することを特徴とする。
【0009】
【実施例】
以下、図面に基づいて本考案の好適な実施例を例示的に詳しく説明する。 図1は、本考案の額などの掛け具の実施例を示す説明図である。同図において 、1は額、5は壁、10は額1の壁5への掛け具であり、該掛け具10は、額支 持具11と、吊具12と、2個の紐止具13と、紐14とから構成される。
【0010】 図2及び図3は、前記額支持具11の正面図及びその側面図を示す。図2及び 図3において、前記額支持具11は、細長い、例えば金属製の板状材を、折り曲 げて互いに重ね合わせ、該折り曲げ部分が開かないようにリベット止めした紐吊 部15と、該リベット止めしたところから下方に、例えば60°開いて形成され た2本の板状材16a、16bが形成する支持部16とからなる。
【0011】 前記紐吊部15は、上方に延びた前記折り曲げ部分の壁5側に、前記紐14を 懸けるための溝17が設けられている。 前記支持部16は、下方に所定角開いた2本の板状材16a、16bのそれぞ れの下端に、前記額1の下辺を支持するように、前方にほぼコ字状に支持端18 a、18bが形成されている。そして、前記紐吊部15と前記支持部16とが、 ほぼ逆Y字状に形成されている。
【0012】 前記吊具12は、例えばL字状に形成され、壁5へねじ込んで固定する前記額 支持具11を掛着するための金具であり、前記紐吊具13は、前記額1の左右両 側辺に固定された環を有する少なくとも2個(本実施例では2個)の金具であ る。
【0013】 次いで、前記額1を前記壁5に掛けるには、まず前記壁5に前記吊具12をほ ぼ水平にねじ込んで、該壁5に固定する。次に、前記額支持具11の支持部16 の股間19を前記吊具12に掛着するとともに、該支持部16の2個の支持端 18a、18bに前記額1の下辺を載置する。そして前記額支持具11の紐吊部 15の溝17を通して、前記額1の左右両側辺に固定されたそれぞれの紐止具 13、13の環の間に、前記紐14で互いに懸吊するとともに、壁5に対する額 1の取付け角を前記紐14の長さを調整して所要の取付け角に調整する。
【0014】 本実施例によれば、前記額支持具11に前記額1を掛けたまま外し、任意に他 の壁に固定された他の前記吊具12に掛け替えることができる。なお、本考案の 掛け具は鏡にも適用される。
【0015】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案の額などの掛け具によれば、下方に額 状体を支持する支持部と、上方に延びる紐吊部とがほぼ逆Y字状に形成された細 長い板状、または棒状の額支持具と、壁に固定される吊具と、額状体の両側辺に 固定される少なくとも2個の紐止具と、紐とから構成され、前記額支持具の支持 部の股間を、壁に固定された前記吊具に掛着するとともに、該額支持具の紐吊部 の溝を通して、該紐吊部と前記額の前記紐止具との間を前記紐にて懸吊するの で、壁に額などを見映えよく、簡単に掛けられるとともに、前記額状体及び掛け 具を取り外した後、該壁面に残る掛け具の痕跡を1箇所のみに止めることができ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の額掛け具の一実施例を側面より示す説
明図である。
【図2】額支持具11の正面図である。
【図3】額支持具11の側面図である。
【図4】従来の額掛け具を示す説明図で、図4(A)は
その一例を示す説明図、図4(B)は、他の一例を示す
説明図、図4(C)は更に他の一例を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 額 5 壁 10 掛け具 11 額支持具 12 吊具 13 紐止具 14 紐 15 紐吊部 16 支持部 16a、16b 板状材 17 溝 18a、18b 支持端 19 股間

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下方に所定角開いた2本の細長い板状
    体、または棒状体で、それぞれの下端が、額状体の下辺
    を支持するように、ほぼコ字状に形成された支持部と、
    上方に延びる1本の細長い板状体、または棒状体で、壁
    側面に吊紐が挿入されるように溝が設けられた紐吊部と
    が、ほぼ逆Y字状に一体に形成された額支持具と、壁面
    に固定される吊具と、前記額状体の両側辺付近に固定さ
    れた少なくとも2個の紐止具と、紐とから構成され、 前記額支持具の支持部の股間を、壁面に固定された前記
    吊具に掛着するとともに、該額支持具の紐吊部に設けら
    れた溝を通して、該紐吊部と前記紐止具との間を、前記
    紐にて懸吊することを特徴とする額などの掛け具。
JP3893293U 1993-06-10 1993-06-10 額などの掛け具 Pending JPH071861U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3893293U JPH071861U (ja) 1993-06-10 1993-06-10 額などの掛け具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3893293U JPH071861U (ja) 1993-06-10 1993-06-10 額などの掛け具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH071861U true JPH071861U (ja) 1995-01-13

Family

ID=12539009

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3893293U Pending JPH071861U (ja) 1993-06-10 1993-06-10 額などの掛け具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH071861U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02144562U (ja) * 1989-05-08 1990-12-07
JP5480436B1 (ja) * 2013-08-19 2014-04-23 上野 泰明 額縁固定具

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02144562U (ja) * 1989-05-08 1990-12-07
JP5480436B1 (ja) * 2013-08-19 2014-04-23 上野 泰明 額縁固定具

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4775129A (en) Wall hanger
US5318174A (en) Textile hanger
AU2016265285A1 (en) Hanger and method
US4561617A (en) Support device for displaying objects
JPH071861U (ja) 額などの掛け具
US5443238A (en) Framed picture hanger system
JP3045307U (ja) 額縁吊り具
JPS6035690Y2 (ja) 天井枠装置
JPS5830030Y2 (ja) ハンガ−
JP2503389Y2 (ja) 被塗装物の吊下げ構造
JPS6227636Y2 (ja)
JP3059685U (ja) 壁掛け用吊り下げ具
JP3764189B2 (ja) 絵画等の吊り下げ装置
JPS6144701Y2 (ja)
JP3026401U (ja) 和風天井構造
US1817600A (en) Hanger for elongated articles
CN205251369U (zh) 毛巾架
JP3042701U (ja) 額縁掛け金具
JP2003041694A (ja) 保持部材の取り付け構造、および、ボルト
JP3038271U (ja) 植木鉢の釣り下げ具
JP3020690U (ja) 額縁止め具
JPS6038924Y2 (ja) シヨ−ケ−スにおける棚吊り支持装置
JP3115158U (ja) 物品安定吊り下げ具
JP3069397U (ja) 簡易吊下具
JPH0743309U (ja) 額縁支持具