JP3016655B2 - 偏向ヨーク - Google Patents
偏向ヨークInfo
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- JP3016655B2 JP3016655B2 JP4083972A JP8397292A JP3016655B2 JP 3016655 B2 JP3016655 B2 JP 3016655B2 JP 4083972 A JP4083972 A JP 4083972A JP 8397292 A JP8397292 A JP 8397292A JP 3016655 B2 JP3016655 B2 JP 3016655B2
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- Japan
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- bobbin
- diameter end
- coil
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- deflection yoke
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は偏向ヨーク,特にディス
プレイモニタあるいはカラーテレビジョンなどの陰極線
管に用いられる偏向ヨークに関する。
プレイモニタあるいはカラーテレビジョンなどの陰極線
管に用いられる偏向ヨークに関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の偏向ヨーク、例えば、特
開昭63−86218号公報に記載された偏向ヨークで
あって、水平偏向コイルが巻線されるラッパ状の一体ボ
ビンを垂直偏向コイルが巻線されたリング状の一体コア
に挿入して形成される偏向ヨークの分解図である。
開昭63−86218号公報に記載された偏向ヨークで
あって、水平偏向コイルが巻線されるラッパ状の一体ボ
ビンを垂直偏向コイルが巻線されたリング状の一体コア
に挿入して形成される偏向ヨークの分解図である。
【0003】図において、従来の偏向ヨークは、水平偏
向コイルを巻線するための水平コイルボビン11を、垂
直偏向コイルを巻線するための垂直コイルボビン12に
挿入して形成されている。そして、垂直コイルボビン1
2は、その両端に大口径端部側フック13と、小口径端
部側フック14を備え、胴体部にはリング状で一体型の
磁気コア15を備えている。また、水平コイルボビン1
1は、その片端に大口径端部側フック16を備え、小口
径端部側には縦溝17を備えている。
向コイルを巻線するための水平コイルボビン11を、垂
直偏向コイルを巻線するための垂直コイルボビン12に
挿入して形成されている。そして、垂直コイルボビン1
2は、その両端に大口径端部側フック13と、小口径端
部側フック14を備え、胴体部にはリング状で一体型の
磁気コア15を備えている。また、水平コイルボビン1
1は、その片端に大口径端部側フック16を備え、小口
径端部側には縦溝17を備えている。
【0004】図6は、図5に示す水平コイルボビン11
を垂直コイルボビン12に挿入して組み立てた後の、上
記従来の偏向ヨークの断面図である。
を垂直コイルボビン12に挿入して組み立てた後の、上
記従来の偏向ヨークの断面図である。
【0005】図において、前記ラッパ状の水平コイルボ
ビン11は、リング状の一体コアを備える垂直コイルボ
ビン12に挿入されて偏向ヨークを形成しており、水平
コイルボビン11には水平偏向コイル18が、垂直コイ
ルボビン12には垂直偏向コイル19が巻線されてい
る。このような従来の偏向ヨークの組立方法は次の通り
である。
ビン11は、リング状の一体コアを備える垂直コイルボ
ビン12に挿入されて偏向ヨークを形成しており、水平
コイルボビン11には水平偏向コイル18が、垂直コイ
ルボビン12には垂直偏向コイル19が巻線されてい
る。このような従来の偏向ヨークの組立方法は次の通り
である。
【0006】まず、垂直偏向コイル19は、エナメル線
を垂直コイルボビン12の大口径端部側フック13、及
び小口径端部側フック14に順に引っかけながら、磁気
コア15の内面に所望の磁界分布を作る鞍型を形成する
ように巻線される。一方、水平偏向コイル18は、垂直
偏向コイル19と同様にエナメル線を水平コイルボビン
11の大口径端部側フック16、及び小口径端部側の縦
溝17に順に引っかけながら、内面に所望の磁界分布を
作る鞍型を形成するように巻線される。
を垂直コイルボビン12の大口径端部側フック13、及
び小口径端部側フック14に順に引っかけながら、磁気
コア15の内面に所望の磁界分布を作る鞍型を形成する
ように巻線される。一方、水平偏向コイル18は、垂直
偏向コイル19と同様にエナメル線を水平コイルボビン
11の大口径端部側フック16、及び小口径端部側の縦
溝17に順に引っかけながら、内面に所望の磁界分布を
作る鞍型を形成するように巻線される。
【0007】それぞれ巻線が完了すると、水平コイルボ
ビン11は垂直コイルボビン12の大口径端部側から小
口径端部側へ一方向に挿入された後、固定され、組立が
完了する。このように一体ボビンや一体コアを用いれ
ば、分割されたボビンやコアを用いる場合に比べて部品
点数が少なく、一方向組立が可能となり組立が容易にな
るという長所を有している。
ビン11は垂直コイルボビン12の大口径端部側から小
口径端部側へ一方向に挿入された後、固定され、組立が
完了する。このように一体ボビンや一体コアを用いれ
ば、分割されたボビンやコアを用いる場合に比べて部品
点数が少なく、一方向組立が可能となり組立が容易にな
るという長所を有している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の偏向ヨ
ークは上述のように構成されていたので、エナメル線の
巻線時には、エナメル線は水平コイルボビンの小口径端
部に設けられた縦溝を通して水平コイルボビンの外周を
巻くように引っかけられていた。そのため水平偏向コイ
ルは、水平コイルボビンの小口径端部側で半径方向に折
れ曲がり外側に膨らむことになる。従って、もし両方の
コイルがそれぞれ巻線された後に、一体の水平コイルボ
ビンを一体の磁気コアに挿入して組み立てようとする
と、磁気コアないし垂直偏向コイルの内径は半径方向に
膨らんだ水平偏向コイルの外径より大きくなくては挿入
できなかった。
ークは上述のように構成されていたので、エナメル線の
巻線時には、エナメル線は水平コイルボビンの小口径端
部に設けられた縦溝を通して水平コイルボビンの外周を
巻くように引っかけられていた。そのため水平偏向コイ
ルは、水平コイルボビンの小口径端部側で半径方向に折
れ曲がり外側に膨らむことになる。従って、もし両方の
コイルがそれぞれ巻線された後に、一体の水平コイルボ
ビンを一体の磁気コアに挿入して組み立てようとする
と、磁気コアないし垂直偏向コイルの内径は半径方向に
膨らんだ水平偏向コイルの外径より大きくなくては挿入
できなかった。
【0009】このように磁気コアないし垂直偏向コイル
の内径が膨らむと、必然的にその膨らんだ分だけ水平偏
向コイルのテーパ部分と磁気コアとの隙間が大きくな
り、偏向感度が悪くならざるを得ない。この欠点は特に
高精細なディスプレイモニタ等においては、発熱が大き
くなり製品の信頼性を損ない出力損失を大きくするとい
う問題を引き起こし、製品機能を実現する上において問
題となっていた。
の内径が膨らむと、必然的にその膨らんだ分だけ水平偏
向コイルのテーパ部分と磁気コアとの隙間が大きくな
り、偏向感度が悪くならざるを得ない。この欠点は特に
高精細なディスプレイモニタ等においては、発熱が大き
くなり製品の信頼性を損ない出力損失を大きくするとい
う問題を引き起こし、製品機能を実現する上において問
題となっていた。
【0010】また、この問題を避けるために従来の偏向
ヨークにおいて水平偏向コイルのテーパ部分と磁気コア
との隙間を小さく構成しようとすると、予め磁気コアに
ついてだけ先に巻線した後、これに水平コイルボビンを
挿入し、最後にこの組立品に巻線するという製造方法を
取る必要があり、従来はこのような製造方法が提案され
ていた。しかし、この方法では偏向ヨークの組立順序が
規制されるので、組立ライン構築上の自由度が少なくな
るだけでなく、組立後に水平コイルボビンや磁気コアの
不良が発見されこれを交換する必要が生じた場合、水平
偏向コイルが膨らんでいるのでこれをばらしてからでな
いとボビンを分解できず、大変な手間がかかっていた。
このように従来の偏向ヨークの構成では効率的な生産を
行うのが難しいという問題点があった。
ヨークにおいて水平偏向コイルのテーパ部分と磁気コア
との隙間を小さく構成しようとすると、予め磁気コアに
ついてだけ先に巻線した後、これに水平コイルボビンを
挿入し、最後にこの組立品に巻線するという製造方法を
取る必要があり、従来はこのような製造方法が提案され
ていた。しかし、この方法では偏向ヨークの組立順序が
規制されるので、組立ライン構築上の自由度が少なくな
るだけでなく、組立後に水平コイルボビンや磁気コアの
不良が発見されこれを交換する必要が生じた場合、水平
偏向コイルが膨らんでいるのでこれをばらしてからでな
いとボビンを分解できず、大変な手間がかかっていた。
このように従来の偏向ヨークの構成では効率的な生産を
行うのが難しいという問題点があった。
【0011】本発明は上記のような問題点を解消するた
めになされたもので,一体ボビンと一体コアを用いて偏
向感度を良好に保つと同時に効率よく生産できる偏向ヨ
ークを得ることを目的としている。
めになされたもので,一体ボビンと一体コアを用いて偏
向感度を良好に保つと同時に効率よく生産できる偏向ヨ
ークを得ることを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る偏向ヨークは、水平偏向コイルを巻線
するための複数の小口径端部側巻線フック及び大口径端
部側巻線フックが配設されたラッパ状の一体ボビンを、
垂直偏向コイルが巻線されたリング状の一体コアに挿入
して形成される偏向ヨークにおいて、前記一体ボビン
は、小口径端に向かうに連れ径が大きくならないラッパ
状に形成されており、前記水平偏向コイルは、前記各小
口径端部側巻線フックを前記一体ボビンの小口径端部近
傍の内壁に配設することによって前記一体ボビンの小口
径端部側において前記一体ボビン内で巻線されるもので
ある。
に、本発明に係る偏向ヨークは、水平偏向コイルを巻線
するための複数の小口径端部側巻線フック及び大口径端
部側巻線フックが配設されたラッパ状の一体ボビンを、
垂直偏向コイルが巻線されたリング状の一体コアに挿入
して形成される偏向ヨークにおいて、前記一体ボビン
は、小口径端に向かうに連れ径が大きくならないラッパ
状に形成されており、前記水平偏向コイルは、前記各小
口径端部側巻線フックを前記一体ボビンの小口径端部近
傍の内壁に配設することによって前記一体ボビンの小口
径端部側において前記一体ボビン内で巻線されるもので
ある。
【0013】また、前記小口径端部側巻線フックを前記
一体ボビンの軸方向に段差を付けて配設したものであ
る。
一体ボビンの軸方向に段差を付けて配設したものであ
る。
【0014】
【作用】従って、本発明の偏向ヨークによれば、一体ボ
ビンを小口径端部の内壁から内側に複数の巻線フックを
備えるように構成しているので、水平偏向コイルはこの
巻線フックを境に軸方向には伸びても水平コイルボビン
の外径より半径方向には膨らむことがなくなる。また、
一体ボビンの小口径端部の内壁から内側に複数の巻線フ
ックを軸方向に段差を付けて構成しているため、水平偏
向コイルの渡り線部は巻線フックの段差によりいくつか
の束に分かれて配置されることになるので、一束のエナ
メル線の本数を少なくすることができる。
ビンを小口径端部の内壁から内側に複数の巻線フックを
備えるように構成しているので、水平偏向コイルはこの
巻線フックを境に軸方向には伸びても水平コイルボビン
の外径より半径方向には膨らむことがなくなる。また、
一体ボビンの小口径端部の内壁から内側に複数の巻線フ
ックを軸方向に段差を付けて構成しているため、水平偏
向コイルの渡り線部は巻線フックの段差によりいくつか
の束に分かれて配置されることになるので、一束のエナ
メル線の本数を少なくすることができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図に基づいて
説明する。図1は本実施例に係る偏向ヨークの水平コイ
ルボビンを示す外観図である。
説明する。図1は本実施例に係る偏向ヨークの水平コイ
ルボビンを示す外観図である。
【0016】図1において、本実施例の水平コイルボビ
ン20は、小口径端部の内壁から内側に向けて巻線フッ
ク21が取り付けられており、また従来の偏向ヨークと
同様に大口径端部側フック16を有している。
ン20は、小口径端部の内壁から内側に向けて巻線フッ
ク21が取り付けられており、また従来の偏向ヨークと
同様に大口径端部側フック16を有している。
【0017】図2は、図1に示す本実施例の水平コイル
ボビン20を挿入して形成した偏向ヨークの組立後の断
面図であり、その組立方法は従来の偏向ヨークの場合と
ほぼ同様に行われる。
ボビン20を挿入して形成した偏向ヨークの組立後の断
面図であり、その組立方法は従来の偏向ヨークの場合と
ほぼ同様に行われる。
【0018】図に示すように、水平偏向コイル18は水
平コイルボビン20の外径から外側に膨らむことなく、
巻線フック21に引っかけられて巻線されるので、従来
の偏向ヨークに比べて水平偏向コイル18のテーパ部分
と磁気コアとの隙間を小さくするように構成できる。
平コイルボビン20の外径から外側に膨らむことなく、
巻線フック21に引っかけられて巻線されるので、従来
の偏向ヨークに比べて水平偏向コイル18のテーパ部分
と磁気コアとの隙間を小さくするように構成できる。
【0019】また、図3、及び図4は、本発明の第2の
実施例に関するもので、図3は、上記第1の実施例の巻
線フック21を軸方向に段差を付けるように備えた偏向
ヨークの水平コイルボビン22の外観図であり、図4は
水平偏向コイル18が巻線された水平コイルボビン22
を示す外観図である。図に示すように、水平偏向コイル
18の渡り線部は巻線フック21に段差が付いているた
めにいくつかの束に分かれて配置されている。これによ
り一束を構成するエナメル線の本数を少なくできること
がわかる。
実施例に関するもので、図3は、上記第1の実施例の巻
線フック21を軸方向に段差を付けるように備えた偏向
ヨークの水平コイルボビン22の外観図であり、図4は
水平偏向コイル18が巻線された水平コイルボビン22
を示す外観図である。図に示すように、水平偏向コイル
18の渡り線部は巻線フック21に段差が付いているた
めにいくつかの束に分かれて配置されている。これによ
り一束を構成するエナメル線の本数を少なくできること
がわかる。
【0020】なお、上記実施例の偏向ヨークでは、垂直
偏向コイルが鞍型(サドル型)の場合について説明した
が、トロイダル型の場合であってもよい。また、上記実
施例の偏向ヨークでは、巻線フックをL字型のものとし
て説明したが、小口径端部の内壁から内側に備えられて
いればこれに限られるものではない。
偏向コイルが鞍型(サドル型)の場合について説明した
が、トロイダル型の場合であってもよい。また、上記実
施例の偏向ヨークでは、巻線フックをL字型のものとし
て説明したが、小口径端部の内壁から内側に備えられて
いればこれに限られるものではない。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の偏向ヨー
クによれば、一体ボビンの小口径端部の内壁から内側に
複数の巻線フックを備えて、巻線される水平偏向コイル
はこの巻線フックを境に軸方向には伸びても水平コイル
ボビンの外径より半径方向には膨らむことがないように
構成したので、水平偏向コイルが巻線されるラッパ状の
一体ボビンを垂直偏向コイルが巻線されたリング状の一
体コアに挿入して形成される偏向ヨークであっても、水
平偏向コイルのテーパ部分と磁気コアとの隙間を小さく
でき、偏向感度を良好に保つことができるという効果が
ある。そのため、高精細なディスプレイモニタ等におい
ても発熱を抑えることができ、製品の信頼性を向上でき
るという効果もある。
クによれば、一体ボビンの小口径端部の内壁から内側に
複数の巻線フックを備えて、巻線される水平偏向コイル
はこの巻線フックを境に軸方向には伸びても水平コイル
ボビンの外径より半径方向には膨らむことがないように
構成したので、水平偏向コイルが巻線されるラッパ状の
一体ボビンを垂直偏向コイルが巻線されたリング状の一
体コアに挿入して形成される偏向ヨークであっても、水
平偏向コイルのテーパ部分と磁気コアとの隙間を小さく
でき、偏向感度を良好に保つことができるという効果が
ある。そのため、高精細なディスプレイモニタ等におい
ても発熱を抑えることができ、製品の信頼性を向上でき
るという効果もある。
【0022】また、同時に磁気コアと水平コイルボビン
はその巻線の順序を特に制限なく組み立てることができ
るので、組立ライン構築上の制限が少なく、不良部品の
分解・交換が容易になるという点で効率のよい生産が可
能となる。
はその巻線の順序を特に制限なく組み立てることができ
るので、組立ライン構築上の制限が少なく、不良部品の
分解・交換が容易になるという点で効率のよい生産が可
能となる。
【0023】さらに、一体ボビンの小口径端部の内壁か
ら内側に複数の巻線フックを軸方向に段差を付けるよう
に備えて、水平偏向コイルの渡り線部はその段差により
いくつかの束に分けて配置できるように構成したので、
一束のエナメル線の本数を少なくすることができ、1本
1本のエナメル線を比較的容易に位置決めできる。これ
によりコイル毎の磁界分布が再現性よく形成されること
になり、高品質な偏向ヨークが得られるという効果があ
る。
ら内側に複数の巻線フックを軸方向に段差を付けるよう
に備えて、水平偏向コイルの渡り線部はその段差により
いくつかの束に分けて配置できるように構成したので、
一束のエナメル線の本数を少なくすることができ、1本
1本のエナメル線を比較的容易に位置決めできる。これ
によりコイル毎の磁界分布が再現性よく形成されること
になり、高品質な偏向ヨークが得られるという効果があ
る。
【図1】本実施例に係る偏向ヨークの水平コイルボビン
の外観図である。
の外観図である。
【図2】図1に示す本実施例の偏向ヨークの組立後の断
面図である。
面図である。
【図3】巻線フックを軸方向に段差を付けるように備え
た本実施例の第2の偏向ヨークの水平コイルボビンの外
観図である。
た本実施例の第2の偏向ヨークの水平コイルボビンの外
観図である。
【図4】図3に示す第2の偏向ヨークの水平コイルボビ
ンに水平偏向コイルを巻線した状態を示す外観図であ
る。
ンに水平偏向コイルを巻線した状態を示す外観図であ
る。
【図5】従来の偏向ヨークの分解図である。
【図6】組み立てられた上記従来の偏向ヨークの断面図
である。
である。
11,20,22 水平コイルボビン 12 垂直コイルボビン 13 大口径端部側フック 14 小口径端部側フック 15 磁気コア 16 大口径端部側フック 17 縦溝 18 水平偏向コイル 19 垂直偏向コイル 21 巻線フック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西野 浩章 京都府長岡京市馬場図所1番地 三菱電 機株式会社 京都製作所内 (56)参考文献 特開 昭63−86218(JP,A) 特開 平4−115443(JP,A) 特開 平4−329246(JP,A) 特開 平4−292839(JP,A) 特開 平6−203769(JP,A) 実開 昭51−134325(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01J 29/70 - 29/82
Claims (2)
- 【請求項1】 水平偏向コイルを巻線するための複数の
小口径端部側巻線フック及び大口径端部側巻線フックが
配設されたラッパ状の一体ボビンを、垂直偏向コイルが
巻線されたリング状の一体コアに挿入して形成される偏
向ヨークにおいて、前記一体ボビンは、小口径端に向かうに連れ径が大きく
ならないラッパ状に形成されており、 前記水平偏向コイルは、前記各小口径端部側巻線フック
を前記一体ボビンの小口径端部近傍の内壁に配設するこ
とによって前記一体ボビンの小口径端部側において前記
一体ボビン内で巻線される ことを特徴とする偏向ヨー
ク。 - 【請求項2】 前記小口径端部側巻線フックを前記一体
ボビンの軸方向に段差を付けて配設したことを特徴とす
る請求項1記載の偏向ヨーク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4083972A JP3016655B2 (ja) | 1992-04-06 | 1992-04-06 | 偏向ヨーク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4083972A JP3016655B2 (ja) | 1992-04-06 | 1992-04-06 | 偏向ヨーク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05290757A JPH05290757A (ja) | 1993-11-05 |
JP3016655B2 true JP3016655B2 (ja) | 2000-03-06 |
Family
ID=13817459
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4083972A Expired - Fee Related JP3016655B2 (ja) | 1992-04-06 | 1992-04-06 | 偏向ヨーク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3016655B2 (ja) |
-
1992
- 1992-04-06 JP JP4083972A patent/JP3016655B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05290757A (ja) | 1993-11-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |