JP3016265U - 自動車取り付け用ケース - Google Patents

自動車取り付け用ケース

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Publication number
JP3016265U
JP3016265U JP1995002439U JP243995U JP3016265U JP 3016265 U JP3016265 U JP 3016265U JP 1995002439 U JP1995002439 U JP 1995002439U JP 243995 U JP243995 U JP 243995U JP 3016265 U JP3016265 U JP 3016265U
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JP
Japan
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container
upper frame
vehicle
mounting case
case
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Expired - Lifetime
Application number
JP1995002439U
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English (en)
Inventor
宏次 宮武
Original Assignee
有限会社ジーン
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 水で濡れた物や、油等で汚れた物も、車内を
濡らしたり、汚したりすることなく収納できるようにす
るケースを提供すること。 【構成】 この考案の自動車取り付け用ケースは、自動
車の車体底部に取り付けられるようにしたケースであっ
て、容器1を上部フレーム2に開閉自在に設けて成るも
のである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、自動車に備え付けて使用される、適宜の物を収納するためのケー スに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車に何か物を収納する場合には、助手席前方のボックス等、車内に 設けられたスペースを利用していた。
【0003】 しかし、水で濡れた物や、油等で汚れた物を収納する場合は、車内を濡らした り、汚したりするおそれがあった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
そこで、この考案は、水で濡れた物や、油等で汚れた物も、車内を濡らしたり 、汚したりすることなく収納できるようにするケースを提供することを課題とす る。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、この考案は次のような技術的手段を講じている。
【0006】 この考案の自動車取り付け用ケースは、自動車の車体底部に取り付けられるよ うにしたケースであって、容器を上部フレームに開閉自在に設けて成るものであ る。
【0007】 上部フレームを、その上部にパネルを取り付け、蓋状としてもよい。 上部フレームの前面及び容器の前面に、互いの係止具を設けてもよい。
【0008】 容器をその左右側部の鍔部を支持するスライドレールを介して設けてもよい。 スライドレールの一端部を上部フレームに回動可能に連結してもよい。
【0009】 上部フレームの前面に、閉じているときの容器に当接する容器のスライド防止 用のストッパーを設けてもよい。
【0010】 そして、自動車のシャーシの内側の左右側部に支持されたステーに上部フレー ムを固定することにより取り付けられるようにしてもよい。
【0011】
【作用】
上述の手段を採用した結果、この考案は次のような作用を有する。
【0012】 この考案の自動車取り付け用ケースは、自動車の車体と地面との間隔を有効に 利用して車体に取り付けることができ、車外に適宜の物を収容するスペースを設 けることができる。
【0013】 容器をその左右側部の鍔部を支持するスライドレールを介して設ければ、容器 を車体の外側にスライドさせることができる。
【0014】 しかも、スライドレールの一端部を上部フレームに回動可能に連結すれば、ス ライドレールを下方に傾けて容器をスライドさせることができる。
【0015】
【実施例】
以下、この考案の構成を実施例として示した図面を参照して説明する。
【0016】 この考案の自動車取り付け用ケースは、自動車の車体底部に取り付けられるよ うにしたケースであって、容器1を上部フレーム2に開閉自在に設けて成るもの である。
【0017】 図1は、この考案の実施例の自動車取り付け用ケースを底側から見た場合の図 である。このケースは、容器1、上部フレーム2、左右側部のスライドレール3 から成る。
【0018】 容器1は、グラスファイバーで作製されており、その上部には、ステンレス製 の鍔部4が設けられている。容器1の中には、工具や布巾、洗剤等、車内を汚す おそれのある物や、普段は車内では使用しない物、その他適宜の物を入れておく ことができる。
【0019】 図2は、このケースの容器1を開け、手前側にスライドさせた状態を示す図で ある。
【0020】 上部フレーム2は、ステンレスで作製されており、その上部にはパネル5が取 り付けられ、蓋状になっている。従って、容器1には上部からごみ類が入り込ん だりしない。
【0021】 スライドレール3は、ステンレスやアルミニウム等で作製されており、容器1 の左右鍔部4aを支持し、また、前記左右鍔部4aがスライドするようになっている 。さらに、スライドレール3の一端部は上部フレーム2に回動可能に連結されて おり、図2に示すように、上部フレーム2と容器1とが開閉自在になっている。
【0022】 上部フレーム2の前面には、四角片状の金具であるストッパー6が垂設されて おり、上部フレーム2と容器1が閉じているときには、容器1の前面の鍔部4bに 当接して、容器1が勝手にスライドしないようになっている。
【0023】 さらに、上部フレーム2の側面とスライドレール3とは、ワイヤー7でつなが れ、上部フレーム2とスライドレール3とが一定以上の角度に開かないようにさ れている。
【0024】 また、上部フレーム2と、容器1の鍔部4の各前面には、互いの係止具8が複 数個設けられており、車体が走行中に揺れたりしても、上部フレーム2と容器1 が閉じた状態に保たれるようになっている。図示しないが、係止具8を鍵で解除 する必要があるものとすれば、盗難を防止することができる。
【0025】 このケースを車体底部に取り付けるには、まず、図3に示すように、3本のス テンレス製のステー9を左右のブラケット10に固定する。各ステー9には、両端 付近にボルト穴が設けられており、このボルト穴を利用してブラケット10にボル ト12で固定する。各ステー9には、前記各ボルト穴の内側にも別のボルト穴13が 設けられている。
【0026】 次に、図4に示すように、自動車後部のシャーシの内側の左右側部14に、ブラ ケット10をボルトで固定することにより、ステー9が支持されるようにする。
【0027】 そして、各ステー9の前記ボルト穴13と、容器1の上部フレーム2の左右側部 に設けられたボルト穴15を利用して、図5、図6に示すように、ステー9に上部 フレーム2を固定することにより取り付けが完了する。
【0028】 以上の通り、このケースは、車体にボルトによって簡単に取り付けることが可 能である。
【0029】 このケースは、ステンレスやグラスファイバーを材料として作製されているた め、水がかかっても錆びることがない。
【0030】 次に、このケースの使用方法について説明する。 使用者は、まず、上部フレーム2と容器1の鍔部4との係止具8を解除する。 そして、スライドレール3を下方に回動させる。そして、容器1の左右側の鍔部 4aをスライドレール3でスライドさせながら手前側に引き出す。容器1は、下方 に傾いたスライドレール3に沿ってスライドするので、後部バンパーに引っ掛か らず、スムーズに引き出すことができる。
【0031】 すると、図6に示すように、容器1の開口部が車体の外側にあらわれ、容易に 物を出し入れすることができる。なお、容器1は完全に引き出された状態にしな くともよく、途中まで引き出した状態で物の出し入れを行ってもよい。
【0032】 ケースを元の状態に戻すには、前述とは逆の作業を行えばよい。
【0033】
【考案の効果】
この考案の自動車取り付け用ケースは、上述のような構成を有しており、自動 車の車体と地面との間のスペースを有効に利用して、車外に水で濡れた物や、油 等で汚れた物等適宜の物を収容するためのスペースを設けることができる。
【0034】 また、容器をその左右側部の鍔部を支持するスライドレールを介して設ければ 、容器を車体の外側に引き出すことができるので、物の出し入れを容易に行うこ とが可能である。
【0035】 スライドレールの一端部を上部フレームに回動可能に連結すれば、スライドレ ールを下方に傾けて容器をスライドさせることができるので、容器は、後部バン パー等に引っ掛からず、スムーズに引き出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の自動車取り付け用ケースを底側から
見た場合の斜視図。
【図2】この考案の自動車取り付け用ケースを開いて上
部側から見た場合の斜視図。
【図3】この考案の自動車取り付け用ケースを車体底部
に取り付けるためのステーの斜視図。
【図4】この考案の自動車取り付け用ケースを取り付け
る前の車体底部の状態を示す斜視図。
【図5】この考案の自動車取り付け用ケースを車体底部
に取り付けた状態を示す一部断面図。
【図6】この考案の自動車取り付け用ケースを車体底部
に取り付けた状態を示す斜視図。
【図7】この考案の自動車取り付け用ケースを車体底部
に取り付け、容器を車体の外側にスライドさせた状態を
示す斜視図。
【符号の説明】
1 容器 2 上部フレーム

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の車体底部に取り付けられるよう
    にしたケースであって、容器を上部フレームに開閉自在
    に設けて成ることを特徴とする自動車取り付け用ケー
    ス。
  2. 【請求項2】 上部フレームを、その上部にパネルを取
    り付け、蓋状とした請求項1記載の自動車取り付け用ケ
    ース。
  3. 【請求項3】 上部フレームの前面及び容器の前面に、
    互いの係止具を設けた請求項1又は2記載の自動車取り
    付け用ケース。
  4. 【請求項4】 容器をその左右側部の鍔部を支持するス
    ライドレールを介して設けた請求項1、2又は3記載の
    自動車取り付け用ケース。
  5. 【請求項5】 スライドレールの一端部を上部フレーム
    に回動可能に連結した請求項4記載の自動車取り付け用
    ケース。
  6. 【請求項6】 上部フレームの前面に、閉じているとき
    の容器に当接する容器のスライド防止用のストッパーを
    設けた請求項4又は5記載の自動車取り付け用ケース。
  7. 【請求項7】 自動車のシャーシの内側の左右側部に支
    持されたステーに上部フレームを固定することにより取
    り付けられるようにした請求項1、2、3、4、5又は
    6記載の自動車取り付け用ケース。
JP1995002439U 1995-03-28 1995-03-28 自動車取り付け用ケース Expired - Lifetime JP3016265U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001322501A (ja) * 2000-05-16 2001-11-20 Mazda Motor Corp 車両の後部荷室構造

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