JP3016172U - プラテン軸の簡易支持機構 - Google Patents

プラテン軸の簡易支持機構

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JP3016172U
JP3016172U JP1995003869U JP386995U JP3016172U JP 3016172 U JP3016172 U JP 3016172U JP 1995003869 U JP1995003869 U JP 1995003869U JP 386995 U JP386995 U JP 386995U JP 3016172 U JP3016172 U JP 3016172U
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JP
Japan
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shaft
mounting frame
platen
drive shaft
bearing
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JP1995003869U
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Inventor
将人 宝代
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Sato Corp
Sato Holdings Corp
Phoenix Co Ltd
Original Assignee
Sato Corp
Sato Holdings Corp
Phoenix Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プラテン軸を、タイミングプーリやベアリン
グ等の関連部材が装着されている一個のユニット装置体
の状態で、駆動軸取付け枠に対して簡単に着脱操作がで
きるようにする。 【構成】 操作レバー18が突設され、かつ上縁が段落
状の係合縁19に形成されている抑止板17を、駆動軸
取付け枠12の側面に沿って上下方向へ摺動可能であっ
て、該駆動軸取付け枠に常時は上昇位置に保持されるよ
うに取付ける一方、駆動軸取付け枠12にプラテン軸1
1の一方の取付け軸11a側が支持される円弧状の切欠
きによる軸受部24を設けて、この軸受部24に支持さ
れる取付け軸11aのベアリング13aに抑止板17の
係合縁19を該抑止板17の上昇位置で係合させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、サーマルプリントヘッドを使用しているプリンター(印字装置)に おけるプラテン軸の簡易支持機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
図3及び図4に示すように、従来のプラテン軸の支持機構においてプラテンロ ーラ1を駆動軸取付け枠2に取付ける場合は、プラテンローラ1の一端部に設け られている取付け軸1aを駆動軸取付け枠2の一方の孔2aに一旦通し、プラテ ンローラ1の他端部に設けられている取付け軸1bを駆動軸取付け枠2の他方の 孔(図示せず)に挿着されているベアリング3b(図上で右側)に通して、次ぎ に、プラテンローラ1の取付け軸1aにベアリング3a(図上で左側)を挿着す る。
【0003】 そして、ベアリング3aの脱落防止のために、該ベアリング3aを平ワッシャ 付きのネジ4で押さえてプラテンローラ1を支持し、その後で、プラテンローラ 1を駆動するタイミングプーリ5を止めネジ6によりプラテンローラ1の取付け 軸1aに固定する。この状態で、サーマルプリントヘッド(図示せず)がプラテ ンローラ1を押す印字圧力と回転駆動に耐えられる構造になっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
このような支持機構では、プリンターの設置場所で修理技術者がプラテンロー ラ表面の摩耗やひび割れ等の発生による交換作業を行なう場合において、プラテ ンローラの取付け軸に取付けられているタイミングプーリとベアリングを取外し た後で駆動軸取付け枠の孔からプラテンローラの取付け軸を抜き取る必要がある ため、プリンタの機器内部での分解取外し作業や組付け作業に大きな手間がかか り、その解決策が望まれていた。
【0005】 本考案はかかる問題を解決したものであって、その目的は、プリンターの機器 設置場所で分解作業や組付け作業を行なう上に至極便利であるように、プラテン 軸をタイミングプーリやベアリング等が装着されている一個のユニット装置体の 状態で取外したり組付けたりすることができるプラテン軸の簡易支持機構を提供 することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の特徴とするプラテン軸の簡易支持機構は 操作レバー片が突設され、かつ上縁が段落状の係合縁に形成されている抑止板を 、駆動軸取付け枠の側面に沿って上下方向へ摺動可能であって、該駆動軸取付け 枠に常時は上昇位置に保持されるように取付ける一方、駆動軸取付け枠にプラテ ン軸の一方の取付け軸側が支持される円弧状の切欠きによる軸受部を設けて、こ の軸受部に支持される上記取付け軸のベアリングに上記抑止板の係合縁を該抑止 板の上昇位置で係合させて成るものである。
【0007】 そして、本考案では抑止板を戻しバネの付勢下に置いて常時は上昇位置に保持 し、プラテン軸の支持状態が確定するように実施する。
【0008】
【作用】
操作レバーを押し下げるように操作することで、抑止板によるプラテン軸支持 のロックが外され、タイミングプーリ等が組付けられているプラテン軸を分解せ ずに一個のユニット装置体の状態で交換作業ができる。
【0009】
【実施例】
以下に、本考案の実施例を図1及び図2を参照しながら説明する。11はプラ テン軸、12はプランテ軸を支持する駆動軸取付け枠であり、プラテン軸11の 両端には取付け軸11a,11bが設けられている。そして、プランテン軸11 は一方の取付け軸11a側にベアリング13a(図上で左側)とタイミングプー リ14がスペーサ15を介在させて装着されている。16は取付け軸11aにタ イミングプーリ14を固定する止めネジである。
【0010】 一方、駆動軸取付け枠12には、その側面に沿って上下方向へ摺動可能に抑止 板17が取付けられており、この抑止板17には指先で操作可能な操作レバー1 8が突設されていると共に、抑止板17の上縁は段落状の係合縁19に形成され ている。また、抑止板17には上下方向の長孔17aが設けられ、この長孔17 aに挿通した案内ネジ21を駆動取付け枠12にネジ込み、この駆動取付け枠1 2と抑止板17との間に戻しバネ22を掛け渡し、抑止板17が戻しバネ22の 作用で常時は上昇位置に保持される仕組になっている。
【0011】 即ち、抑止板17の下部には折曲がった掛止め片17bが設けられ、この掛止 め片17bは駆動取付け枠12に穿設されている窓穴12aを通して該駆動取付 け枠12の内側に突出し、その駆動取付け枠12の内側に取付けられている掛止 めピン23との間に戻しバネ22が掛け渡されている。
【0012】 また、駆動取付け枠12の縁角部分に円弧状の切欠きによる軸受部24が設け られ、この軸受部24に前記したプラテン軸11の取付け軸11aをベアリング 13aの部分で支持させ、また、他方の取付け軸11bは従来の支持機構と同様 に他方のベアリング13b(図上で右側)に装着して支持する。そして、戻しバ ネ22の作用で上昇位置に保持されている抑止板17の係合縁19をベアリング 13aに係合させて支持し、プラテン軸11が軸受部24とベアリング13bか ら外れないように構成されている。
【0013】 このように、抑止板17がプラテン軸11のベアリング13aを支持している 状態では、タイミングプーリ14に掛けらているタイミングベルト25が所要の 駆動機構(図示せず)を介して張られているため、軸受部24からの脱落が防止 され、印字圧力と回転駆動にも耐えることができる。
【0014】 次ぎに、図2によりプラテン軸11の取外しについて説明すると、先ず、タイ ミングプーリ14のタイミングベルト25を外側にずらしながら外し、次いで、 指先で操作レバー18を操作して抑止板17を戻しバネ22に抗して押し下げる 。次ぎに、ベアリング13aを抑止板17の係合縁19から解放した状態で、軸 受部24からベアリング13aを図上で手前側に浮かせながらプラテン軸11の 取付け軸11bをベアリング13bから抜き取るようにすれば、タイミングプー リ14等が装着されているままプラテン軸11を状態を取外すことができる。そ して、操作レバー18から指先を離す。
【0015】
【考案の効果】
本考案は上記の如くであって、抑止板を押し下げることでプラテン軸を簡単に 着脱できるため、タイミングプーリ等の装着部材を分離して着脱しなけばならな い従来の支持機構と比較して、修理交換時間を大幅に短縮できることは勿論、プ ラテン軸はタイミングプーリやベアリング等が装着された一個のユニット装置体 として駆動軸取付け枠に組付けできるため、プリンター組立てに要する作業時間 を短縮する上にも有効であって、プラテン軸のユニット化は在庫管理の面でも至 極便利となる等、本考案の実用的価値は多大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す斜視図である。
【図2】図1に示すものを分解し、一部を切欠いて示す
斜視図である。
【図3】従来のプラテン軸の支持機構を示す斜視図であ
る。
【図4】図3に示すものを分解して示す斜視図である。
【符号の説明】
11はプラテン軸 11aは取付け軸 12は駆動軸取付け枠 13aはベアリング 17は抑止板 17aは長孔 18は操作レバー 19は係合縁 21は案内ネジ 22は戻しバネ 24は軸受部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作レバーが突設され、かつ上縁が段落
    状の係合縁に形成されている抑止板を、駆動軸取付け枠
    の側面に沿って上下方向へ摺動可能であって、該駆動軸
    取付け枠に常時は上昇位置に保持されるように取付ける
    一方、駆動軸取付け枠にプラテン軸の一方の取付け軸側
    が支持される円弧状の切欠きによる軸受部を設けて、こ
    の軸受部に支持される上記取付け軸のベアリングに上記
    抑止板の係合縁を該抑止板の上昇位置で係合させて成る
    ことを特徴とするプラテン軸の簡易支持機構。
  2. 【請求項2】 抑止板は、常時は上昇位置に保持される
    ように、戻しバネの作用下に置かれている請求項1記載
    のプラテン軸の簡易支持機構。
JP1995003869U 1995-03-23 1995-03-23 プラテン軸の簡易支持機構 Expired - Lifetime JP3016172U (ja)

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ID=43151708

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7878322B2 (en) 2005-12-29 2011-02-01 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Structure for supporting pulley holder, and pulley holder
WO2016006572A1 (ja) * 2014-07-07 2016-01-14 富士通コンポーネント株式会社 プリンタ装置
JPWO2019064910A1 (ja) * 2017-09-28 2020-10-15 アルプスアルパイン株式会社 サーマルプリンタ

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US10967653B2 (en) 2017-09-28 2021-04-06 Alps Alpine Co., Ltd. Thermal printer

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