JP2939904B2 - 自動押捺装置 - Google Patents

自動押捺装置

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JP2939904B2
JP2939904B2 JP8469697A JP8469697A JP2939904B2 JP 2939904 B2 JP2939904 B2 JP 2939904B2 JP 8469697 A JP8469697 A JP 8469697A JP 8469697 A JP8469697 A JP 8469697A JP 2939904 B2 JP2939904 B2 JP 2939904B2
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英樹 畔柳
敏明 阿部
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動押捺装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動押捺装置としては、例えば、
(1)特公平2−30871号公報、(2)特開平3−
86578号公報、(3)特開平6−227109号公
報にかかる各発明を挙げることができる。
【0003】しかし、前記(1)の発明は、上下動すべ
くした掴持片の動作が横方向へのスライド式であるため
に動作がスムーズにいかない欠点があり、前記(2)の
発明は、モータの回転軸に連動する押印装置であるが、
その押捺の確実性に不安があり、前記(3)の発明は、
制御回路をもつ複雑な機構から成る装置でコスト高にな
るものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、従
来装置の欠点を一掃することを目的とし、押捺対象物の
厚さに関係なく常に円滑に正確な印字作用を行うことが
できる構造簡潔な押捺装置を提供することを目的とする
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、基台の左右両
側部に立設したフレーム板の内側上部に設置したスタン
パー取付台に取付けたスタンパー支持板の後側板部に垂
直形長孔を設け、前記スタンパー支持板の前側部に弾機
を介装してスタンパー支持板と連結する作動板に「く」
形長孔を設け、前記スタンパー支持板の後側部に設けた
リンクの上端部に設けた作動軸を前記両長孔に挿通し、
前記リンクの下端後側部に設けた連杆をクランクの上端
部に枢着し、このクランクの下端部にモータの回転軸を
連結し、このモータ回転軸の回転により前記作動軸を上
下作動せしめて対象物に押捺を行うように成るものであ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明装置の不使用時の状態は図
5に示しているが、この静止状態時には、クランクとリ
ンクはいずれもまだ垂直状態にあるから、スタンパー支
持板の後側板部に設けた垂直形長孔とその前側にある作
動板に設けた「く」形長孔との間に挿通している作動軸
は、いずれの長孔においても上限に位置しているし、ま
たこの作動軸の最初の位置は、前記作動板とスタンパー
支持板との間に介装した弾機に弾機賦勢されて不動であ
る。
【0007】この装置を使用するために、スタンパーの
押捺面に所望の印判を用意するとともにスタンパーをス
タンパー取付台に取付けた後、電源スイッチを入れモー
タを駆動する。すると、図6に示すように、モータ軸の
回転によってクランクを時計方向に回動する。このクラ
ンクは、上端部に枢支する連杆を介してリンクの下端部
を同一方向に引き下げるから、リンクの下端部は時計方
向に回動し、作動軸に伝動する。しかし、この最初の段
階では、作動軸はまだ前記両長孔の上限に固定された状
態にあり、また弾機による弾性賦勢を受けているため、
このままの状態でスタンパー支持板と作動板とは、両側
部の支軸をガイドに下方移動を始める。
【0008】さらに、クランクが回動して水平方向に位
置すると、その連杆がリンクを同一方向に引き下げる
が、作動軸はまだ前記両長孔の上限に挟まれたままの固
定状態にある。しかし、このままの状態でスタンパー支
持板と作動板とは、両側支軸をガイドにさらに下方移動
し、スタンパーは基台上面板上の被押捺物に接触する。
(図7参照)
【0009】さらにクランクが回動すると、スタンパー
は被押捺物に接しているから、スタンパー支持板と作動
板は下動できず、作動軸が作動板の「く」形長孔の上側
曲折部に沿って作動板を時計方向に回動させながら下方
移動する。この時、作動板は弾機による弾性賦勢に抗し
て回動するため、作動板の回動支点に加圧力をかけるよ
うになる。(図8参照)
【0010】この加圧力を強制的にスタンパーに伝動す
ることにより、被押捺物に接しているスタンパーを加圧
し、押捺することになる。
【0011】作動軸が「く」形長孔の上側曲折孔部の下
限に達したとき、即ち、「く」形長孔の下側孔部とスタ
ンパー支持板の垂直長孔が一致すると、作動板の回動は
停止し、加圧力は解除されることになる。
【0012】モータ軸の半回転後は、モータ軸の次の半
回転によってクランクも次の回動を行うから、これによ
りリンク上の作動軸は再び「く」形長孔の曲折孔部の上
限方向に戻ろうとし、最初の静止状態(図5)に戻るよ
うになる。
【0013】図9乃至図11は、比較的厚い被押捺物に
対する場合の押捺作用を示したものである。
【0014】スタンパーが被押捺物に接触し、作動板の
回動が開始し、スタンパーに加圧力が作用して被押圧物
に押捺するようになる。その後、作動軸が作動板の
「く」形長孔の曲折孔部の下限に達して、その下側孔部
とスタンパー支持板の垂直長孔とが垂直方向に一致する
ようになり、加圧力は解除される。(図9参照)
【0015】モータ軸のそれ以上の回転により、作動軸
は前記両長孔を下動する。その時には、加圧力が解除さ
れた状態にあるため、スタンパーには加圧力は加わら
ず、作動軸は下動するのみである。(図10参照)
【0016】モータ軸が半回転したときは、作動軸は前
記両長孔の垂直部の下限に達しているが、直ちにモータ
軸は後半の回転状態になるから、作動軸は両長孔の垂直
部の上方に戻ろうとする。(図11参照)
【0017】
【実施例】1は基台で、この基台の上面部は前後に段差
2をもって高位の前側板部3と低位の後側部4から成る
が、前記上面部は段差のない同一高さにしてもよい。
【0018】5,5は、前記基台1の左右両側部に設置
した側フレーム板で、この側フレーム板は前記後側部4
上に固定する後位部6と空間部を形成して前側方に延び
る前位部7から成る。
【0019】8は前記両側フレーム板5,5の後位部6
の後端部間に被套する後フレーム板である。
【0020】9は前記両側フレーム板5,5の前位部7
の後側部寄りに架設した取付板で、この取付板にはモー
タ10の取付部11が固定し、モータ軸12は前記取付
板9の通孔13から前方部に出る。
【0021】14は前記取付板9の前側部に併設したガ
イド板で、このガイド板は前記モータ取付部11と取付
板9と一体に取付くように成り、その通孔15には前記
モータ軸12が前方に延びる。
【0022】16,16,16,16は前記ガイド板1
4の上下左右側部に前方へ水平に設けた取付片で、この
取付片には支軸17,17が上下間に架設する。
【0023】18は前記ガイド板14の前側上部に取付
けた取付具で、この取付具にはリミットスイッチ19が
取付く。このリミットスイッチには後記クランク20が
接離するようになり、このリミットスイッチにクランク
20が接したときモータ10のスイッチが切れ、モータ
の回転が停止するようになる。
【0024】20はクランクで、このクランクの下端部
には前記モータ軸12が取付くように成る。
【0025】21はリンクで、このリンクの下端後部に
設けた連杆22は前記クランク20の上端部に枢着す
る。
【0026】23は前記リンク21の上端前部に設けた
作動軸で、この作動軸はスタンパー支持板24の後側板
部25の垂直形長孔26及び後記作動板の「く」形長孔
32に挿通するように成る。
【0027】27,27,27,27は前記スタンパー
支持板24の後側板部25の上下端部に設けた取付片
で、この取付片には前記支軸17,17が嵌挿して前記
ガイド板14に取付くように成る。
【0028】28は前記スタンパー支持板24の下方部
の所定のスタンパー29上に設置したスタンパー取付台
で、このスタンパー取付台の中央部には弾機30を介装
して前記スタンパー支持板24を設置する。
【0029】31は前記スタンパー支持板24の後側板
部25の垂直長孔26位置の前側部に設けた作動板で、
この作動板には前記垂直長孔26に合致する位置に
「く」字形に曲折した長孔32を設ける。この「く」形
長孔32と前記垂直長孔26との間には、前記リンク2
1上端部の作動軸23が挿通する。
【0030】33は前記作動板31の「く」形長孔32
の下方部に設けた通孔で、この通孔と前記スタンパー支
持板24の垂直長孔26の下方部に設けた螺孔34との
間に螺子35をスリーブ36を介して連結し軸支する。
前記両板31,24を連結するこの螺子35は、作動板
31が左右に作動する支点となる。
【0031】37は、前記作動板31の一側上部に設け
た突片で、この突片と前記作動板の内側に設けた取付片
38との間には螺子39を螺装する。
【0032】40は前記作動板31の取付片38と前記
スタンパー支持板24の内側上部に設けた取付片41と
の間に介装した弾機で、この弾機は作動板31を常時反
時計方向に弾性賦勢している。
【0033】42は前記モータ10部の下方部におい
て、前記取付板9の下端部と後フレーム板8の下端部と
の間に取付けた連結板である。
【0034】aは薄物の被押捺物、bは厚物の被押捺物
である。
【0035】
【発明の効果】本発明の自動押捺装置は、モータ軸の回
転力によってクランク作用によりスタンパー支持部と作
動板の上下作動をスムーズに行い、これによって確実に
押捺することができ、その被押捺物の厚さに関係なく作
業をすることができるようになり、また全体の構造は比
較的簡潔にまとまり、コスト安価に提供することができ
るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体の組立前の斜視図
【図2】全体の組立後の斜視図
【図3】全体の平面図
【図4】全体の側断面図
【図5】全体の正面図
【図6】薄物への押捺作用を示した正面図
【図7】薄物への押捺作用を示した正面図
【図8】薄物への押捺作用を示した正面図
【図9】厚物への押捺作用を示した正面図
【図10】厚物への押捺作用を示した正面図
【図11】厚物への押捺作用を示した正面図
【符号の説明】
1 基台 5,5 側フレーム板 9 取付板 10 モータ 12 モータ軸 14 ガイド板 17,17 支軸 20 クランク 21 リンク 22 連杆 23 作動軸 24 スタンパー支持板 25 後側板部 26 垂直形長孔 28 スタンパー取付台 31 作動板 32 「く」形長孔 35 支点螺子 38 取付片 40 弾機 41 取付片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41K 3/00 - 3/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台の左右両側部に立設したフレーム板
    の内側上部に設置したスタンパー取付台に取付けたスタ
    ンパー支持板の後側板部に垂直形長孔を設け、前記スタ
    ンパー支持板の前側部に弾機を介装してスタンパー支持
    板と連結する作動板に「く」形長孔を設け、前記スタン
    パー支持板の後側部に設けたリンクの上端部に設けた作
    動軸を前記両長孔に挿通し、前記リンクの下端後側部に
    設けた連杆をクランクの上端部に枢着し、このクランク
    の下端部にモータの回転軸を連結し、このモータ回転軸
    の回転により前記作動軸を上下作動せしめて被押捺物に
    押捺を行うように成る自動押捺装置。
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CN107116918B (zh) * 2017-05-18 2019-03-22 上海理工大学 一种办公自动盖章装置
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