JP3015853U - ボールリンク - Google Patents

ボールリンク

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Publication number
JP3015853U
JP3015853U JP1995003104U JP310495U JP3015853U JP 3015853 U JP3015853 U JP 3015853U JP 1995003104 U JP1995003104 U JP 1995003104U JP 310495 U JP310495 U JP 310495U JP 3015853 U JP3015853 U JP 3015853U
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JP
Japan
Prior art keywords
hole
ball
connecting portion
engaging piece
ball link
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1995003104U
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English (en)
Inventor
忠夫 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JAPAN REMOTE CONTROL CO.,LTD.
Original Assignee
JAPAN REMOTE CONTROL CO.,LTD.
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 模型ヘリコプター等のリンケージとして用い
られるボールリンクにおいて、ジョイントボールとの連
結を確実にすること。 【構成】 ロッド接続部11と連結部12を有するボー
ルリンク10において、ボールリンクの貫通孔14の縁
に略環状の係合片15を設ける。係合片15は貫通孔1
4と同一の曲面を有する係合片であり、その周囲には切
欠き16a〜16hを形成しておく。こうすれば貫通孔
14にジョイントボールを挿入したときにジョイントボ
ールが確実に保持され、脱落を防止することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は模型用のヘリコプター等に用いられるボールリンク(ユニバーサルジ ョイント)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来模型用ヘリコプターにおいては、サーボからの動力をロッドを介して舵を 制御するために多数のリンケージ部品が用いられている。このリンケージ部品の 主要な構成要素としてボールリンクがある。ボールリンク1は図2に示すように 樹脂製の円柱状のロッド接続部2と中心に貫通孔を有する連結部3とが一体とな ったものであり、サーボとメインロータヘッドやテールロータヘッド等との間に 多数用いられている。ボールリンクはジョイントボールに嵌め込んで用いるため 、ロッドをかなりの角度揺動させることができ、広い面積で加重を受けることが できる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかるにこのような従来のボールリンクは連結部3の貫通孔4の断面が円弧状 に形成されており、その内部にジョイントボール5を嵌め込んで連結している。 そして取り外すときには専用のペンチを用いて取り外していた。しかるにロッド の長さ等を調整するためにはボールリンクをジョイントボールから取り外す必要 がある。そのため何回も着脱を繰り返せば連結部の貫通孔が大きくなり、エンジ ンの振動等により外れてしまう可能性がある。万一飛行中にリンケージが外れた 場合には、ヘリコプターをコントロールすることができなくなり、墜落させてし まうという欠点があった。
【0004】 本考案はこのような従来の問題点に鑑みてなされたものであって、着脱が容易 でしかもジョイントボールから外れ難いボールリンクを提供することを目的とす る。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は長手方向の軸に沿ってねじ溝を有するロッド接続部と、ロッド接続部 と一体に形成され、断面が球の中央部を含む円弧状の貫通孔を有する連結部と、 を具備するボールリンクであって、連結部の貫通孔の周囲を取り囲み、貫通孔の 内側の断面と同一の球面を有する環状の係合片を設け、該係合片に少なくとも1 つの切欠きを形成したことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】
このような特徴を有する本考案によれば、ボールリンクのロッド接続部にねじ ロッドを取付け、連結部の貫通孔にジョイントボールを接続する際には係合片を わずかに湾曲させてジョイントボールに連結することができる。そしてジョイン トボールを貫通孔内に保持した後は係合片が設けられているため、ボールリンク がジョイントボールから脱落する可能性を極めて少なくできることとなる。
【0007】
【実施例】
図1(a)は本考案の一実施例によるボールリンクの正面図、(b)はその側 面図、(c)は断面図である。本図に示すように本実施例のボールリンク10は 円筒形のロッド接続部11と一定の厚みを有する略楕円形の連結部12から成り 立っている。ロッド接続部11はその長手方向の軸に沿って中心に開口が形成さ れ、ねじが切られており、このねじ溝13に図示しないねじロッドが接続される 。ロッド接続部11はその円筒面の外周にねじを切ったものとしてもよい。又連 結部12は貫通孔14を有しており、この内面は球面とするため、断面が図1( c)に示すように円弧状に形成される。この球面はボールリンク10に連結され るジョイントボール5の直径に対応した球形を有するものである。さて本実施例 では図示のように連結部の開口の周辺に係合片15を設ける。この係合片15は 連結部の貫通孔14の外周部にほぼ環状に形成されており、図示のように90° 毎に切欠き16a〜16hが設けられ、一方の面に係合片15a〜15d、その 裏面にも同様に係合片15e〜15hが形成されている。この係合片の幅は例え ば 0.2mm〜0.3mm とし、その内側表面は貫通孔14の曲面と同一の曲面を形成す るように構成されている。この係合片の切込みはボールリンクが柔軟な樹脂製、 例えばナイロン製の場合には1か所又は2か所とし、固いポリアセタール樹脂製 の場合には例えば4か所形成しておくものとする。このような切込みは金型から ボールリンクを引き出すためにも必要となる。
【0008】 このような係合片15a〜15hを貫通孔14の周囲に形成することにより、 貫通孔14にジョイントボール5を押し付けると、切欠き16a〜16hにより 係合片15a〜15dが外向きに湾曲して貫通孔14に保持することができる。 そして一旦貫通孔14に挿入すると、脱落の可能性が極めて少なくなり、振動等 によってもリンケージが外れることがなく、ヘリコプターの安全性を向上させる ことができる。尚このようなボールリンクは模型用ヘリコプターだけでなく、飛 行機や車両等にも用いることができることはいうまでもない。
【0009】
【考案の効果】
以上詳細に説明したように本考案によれば、ボールリンクの貫通孔にジョイン トボールを保持した後は係合片によりジョイントボールが確実に保持されること となるため、振動が加わった場合にも脱落する可能性が極めて少なくなり、ヘリ コプター等の安全性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例によるボールリンクの正面
図、側面図及び断面図である。
【図2】従来のボールリンクの一例を示す正面図及び側
面図である。
【符号の説明】
10 ボールリンク 11 ロッド接続部 12 連結部 13 ねじ溝 15a〜15h 係合片 16a〜16h 切欠き

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向の軸に沿ってねじ溝を有するロ
    ッド接続部と、 前記ロッド接続部と一体に形成され、断面が球の中央部
    を含む円弧状の貫通孔を有する連結部と、を具備するボ
    ールリンクにおいて、 前記連結部の貫通孔の周囲を取り囲み、前記貫通孔の内
    側の断面と同一の球面を有する環状の係合片を設け、該
    係合片に少なくとも1つの切欠きを形成したことを特徴
    とするボールリンク。
JP1995003104U 1995-03-15 1995-03-15 ボールリンク Expired - Lifetime JP3015853U (ja)

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