JP3015676U - 地中配線用管路ブロック及び地中配線用管路 - Google Patents

地中配線用管路ブロック及び地中配線用管路

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JP3015676U
JP3015676U JP1995002786U JP278695U JP3015676U JP 3015676 U JP3015676 U JP 3015676U JP 1995002786 U JP1995002786 U JP 1995002786U JP 278695 U JP278695 U JP 278695U JP 3015676 U JP3015676 U JP 3015676U
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JP1995002786U
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Inventor
明宏 河野
Original Assignee
千葉窯業株式会社
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  • Laying Of Electric Cables Or Lines Outside (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 各種の線材を個別に配線することにより、作
業性が良好で、ショートしたりノイズが発生しないよう
にした。 【構成】 横長なブロック体2の上部に、上面と左右の
端縁とが外部に開放する配線用溝部3を複数本平行に形
成してなる地中配線用管路ブロック1と、前記管路ブロ
ック1を上下に重合させて連結した管路11である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、地中に電線、電話線、有線放送用線等の情報線材を埋設状に配線す るための地中配線用管路ブロック、及びその管路ブロックを使用した地中配線用 管路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
周知のように、地中に電線等の情報線材を配線する場合、例えば100メート ル程度の間隔でマンホールを縦方向に設置し、前記マンホール間に、定尺でコン クリート製の角筒状管路を横方向にして連続させながら設け、前記管路の内部に 設けてある上下数段の棚部に情報線材を載置して支持するのである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
したがって、管路の内部には複数本の種類が異なった情報線材が一括して配線 されているので、各種のトラブルが発生する。例えば、高圧の電線と低圧の電線 若しくは電話線が接触状に配線されていると、高圧電線を流れる電流が低圧電線 や電話線に作用してノイズが発生したりショートする原因になることがあり、ま た地中配線用の管路を設置した後に電線や電話線を保守、点検する場合には、他 の線材が保守、点検作業を阻害することがある。しかも、管路内の線材を引き抜 いたり新たに挿通作業する場合に、他の線材も移動したり滑ることにより損傷さ せることがある。したがって、地中の管路の内部においては各線材が仕切り壁等 により独立し、保守点検や時の作業性を阻害したり、ショート等の危険が発生す るのを防止する必要がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記に鑑み提案されたもので、横長なブロック体の上部に、上面と左 右の端縁とが外部に開放する配線用溝部を複数本平行に形成してなる地中配線用 管路ブロック、及び前記管路ブロックを利用した地中配線用管路に関するもので ある。
【0005】
【作用】
本考案によれば、管路を構成するブロック体の上部に、配線用溝部を複数本平 行に形成し、各溝部に個別に配線するようにしたものであるから、各種の情報用 線材が接近することによるトラブルを解消することができるばかりでなく、保守 ・管理においても各情報用線材を個別に処理することができ、従来の欠点を確実 に解消することができる。
【0006】
【実施例】
以下に本考案を図面の実施例に基づいて詳細に説明する。
【0007】 図1、2は管路ブロック1の平面図及び一部を欠截した正面図を示すもので、 前記ブロック1は、コンクリートからなる横長なブロック体2の上部に、上面と 左右の端縁とが外部に開放する直線状の配線用溝部3を、複数本平行になるよう に形成した構成である。
【0008】 図面の実施例によれば、ブロック1は、横幅が1.5メートル、高さが16セ ンチメートル、奥行きが52センチメートル程度の寸法で、上部には直径が12 センチメートル程度の馬蹄形状の配線用溝部3が3本平行に形成されている。
【0009】 そして、図面の実施例では各配線用溝部3の内面には、長さ方向に対し直交す る方向に狭い間隔で山部4及び谷部5が並列状に形成され、全体として波部6と なっている。前記波部6は、溝部3の内部に配線したり引き抜く場合の摩擦抵抗 を軽減させるものである。
【0010】 そして、前記ブロック1の一端部には薄肉状に突出する雄部7を設けるととも に、他端部には前記雄部7が嵌合する雌部8を設ける。また、前記ブロック1の 上面に浅い窪み部9を形成するとともに、下面に前記窪み部9に嵌合する隆出部 10を設けて、ブロック1を上下に重合させた場合にずれ動くのを防止するのが 望ましい。
【0011】 前記した管路ブロック1を使用して管路11を構築するには、地中にマンホー ル12を、例えば100メートル程度の間隔で設置し、隣り合うマンホール12 間に、多数の管路ブロック1を雄部7と雌部8とを嵌合させながら順に連結する とともに、上下方向に重合させて設置し、必要であれば雄部7と雌部8との間、 及び上下の管路ブロック1間にモルタルを塗って強固に連結する。
【0012】 このようにすると、下側の管路ブロック1の各溝部3は上側に設置した管路ブ ロック1により閉塞されることになるが、最上段に位置する管路ブロック1の各 溝部3は閉塞されない。したがって、最上段に位置する管路ブロック1の上面に は、必要であれば図5に示すように取り出し用ブロック13を設置して蓋材14 で閉塞し、取り出し用ブロック13を設置しない場合には図4に示すように蓋材 14のみで閉塞する。
【0013】 前記取り出し用ブロック13は、各溝部3に配線される線材をマンホール12 の内部で分岐し、分岐した線材をブロック13に通して地上の建築物にまで配線 するためのものである。したがって、マンホール12間において線材を地上にま で配線する必要がなければ取り出し用ブロック13を設置する必要がないが、マ ンホール間の途中で線材を取り出す必要があれば、取り出し用ブロック13を設 置することになる。
【0014】 前記により多数の管路ブロック1を連結して上下に重合させることにより地中 に管路11を構築すると、各管路ブロック1の配線用溝部3が独立するので、各 溝部3内に情報線材を個別に挿通し、各マンホール12の内部で分岐させ、地上 の建築物等に配線するのである。
【0015】 以上本考案を図面の実施例に基づいて説明したが、本考案は前記実施例に限定 されるものではなく、実用新案登録請求の範囲に記載の構成を変更しない限りど のようにでも実施することができる。
【0016】
【考案の効果】
以上要するに、本考案によれば、横長なブロック体の上部に、上面と左右の端 縁とが外部に開放する配線用溝部を複数本平行に形成してなる地中配線用管路ブ ロックと、前記管路ブロックを上下に重合させて連結した管路に関するものであ る。したがって、管路の内部に配線される各種の線材が個別に溝部に収納される ので、各線材が接触状となってショートしたりノイズが発生することがない。ま た、各線材を保守点検したり交換する場合には、独立して引き抜いたり挿通する ことができるため、作業性が著しく良好なばかりでなく短時間で作業することが でき、実用的価値の高いものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】管路ブロックの平面図である。
【図2】管路ブロックの一部を欠截した状態の正面図で
ある。
【図3】管路ブロックの一部の斜視図である。
【図4】管路ブロックを上下に重合した状態の端面図で
ある。
【図5】管路の概略斜視図である。
【符号の説明】
1 管路ブロック 2 ブロック体 3 配線用溝部 4 山部 5 谷部 6 波部 7 雄部 8 雌部 9 窪み部 10 隆出部 11 管路 12 マンホール 13 取り出し用ブロック 14 蓋材

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横長なブロック体に、上面と左右の端縁
    とが外部に開放する配線用溝部を複数本平行に形成して
    なる地中配線用管路ブロック。
  2. 【請求項2】 配線用溝部の内面には、摩擦抵抗を軽減
    させるため、長さ方向に対し直交する方向に狭い間隔で
    山部及び谷部が並列状に形成されている請求項1に記載
    の地中配線用管路ブロック。
  3. 【請求項3】 地中に構築したマンホール間に、ブロッ
    ク体に上面と左右の端縁とが開放する配線用溝部を複数
    本平行に形成した管路ブロックを上下に重合させて設置
    し、最上段の管路ブロックの各配線用溝部を閉塞してな
    る地中配線用管路。
  4. 【請求項4】 地中に構築したマンホール間に、ブロッ
    ク体に上面と左右の端縁とが開放する配線用溝部を複数
    本平行に形成した管路ブロックを上下に重合させて設置
    し、最上段の管路ブロックの上面部に取り出し用ブロッ
    クを設置してなる地中配線用管路。
  5. 【請求項5】 配線用溝部の内面には、摩擦抵抗を軽減
    させるため、長さ方向に対し直交する方向に狭い間隔で
    山部及び谷部が並列状に形成されている請求項3又は4
    のいずれかの項に記載の地中配線用管路。
JP1995002786U 1995-03-10 1995-03-10 地中配線用管路ブロック及び地中配線用管路 Expired - Lifetime JP3015676U (ja)

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