JP3015157B2 - 回転センサ内蔵スタータ - Google Patents

回転センサ内蔵スタータ

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JP3015157B2
JP3015157B2 JP3204201A JP20420191A JP3015157B2 JP 3015157 B2 JP3015157 B2 JP 3015157B2 JP 3204201 A JP3204201 A JP 3204201A JP 20420191 A JP20420191 A JP 20420191A JP 3015157 B2 JP3015157 B2 JP 3015157B2
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茂 栗山
憲一 中村
利和 宇佐美
正之 志塚
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車用エンジンの回転
を検出する回転センサに係わり、特にエンジンを始動す
るスタータの本体に磁気式回転センサを一体に取付けた
回転センサ内蔵スタータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車用エンジンの磁気式回転セ
ンサは、例えば特開平1−321368号公報に記載の
ように、回転板の歯部に対面してセンサ本体を配置し、
センサ本体を、永久磁石と、この永久磁石に磁気的に接
続され、先端が回転板の歯部に近接して配置されるコア
部材(鉄心)と、コア部材に巻回された検出コイルとで
構成している。この場合、普通、センサ本体はエンジン
ブロックに固定される。また、センサ本体の永久磁石及
びコア部材と、コア部材の先端が対面する回転板の歯部
及び回転板とは磁気開回路を形成する。
【0003】また、スタータに回転センサを取付けた構
造としては、実開昭57−15978号公報及び実開昭
60−156458号公報に記載のものがある。実開昭
57−15978号公報に記載の回転センサは、エンジ
ンの回転を検出するものでなく、ピニオンの回転とリン
グギアの回転をそれぞれ検出して両者の噛合い状態を検
出するためのものである。また、回転センサの取付け方
については具体的に言及されていない。一方、実開昭6
0−156458号公報に記載の回転センサはエンジン
の回転を検出するものであるが、電磁式でなく、電磁波
又は超音波を発射する投射器と、その電磁波又は超音波
を受信する受信器とからなる方式を採用している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
自動車用エンジンの磁気式回転センサは、普通、センサ
本体をエンジンブロックに固定しており、このため、セ
ンサ本体の取付けのためエンジンブロックを加工する必
要があり、かつオイル漏れを防止する工夫も必要があ
る。また、センサ本体をエンジンブロックに取り付ける
ための工数が必要となり、取付け後の調整も必要とな
る。さらに、従来の磁気式回転センサは磁気閉回路を形
成する構成なので、スタータを始動するときにスタータ
コイルからの漏洩磁束の影響を受け易く、回転センサが
誤検出をする恐れがあるという問題があった。
【0005】また、実開昭60−156458号公報に
記載の回転センサは、電磁波又は超音波を送受信する方
式であるため、投射器及び受信器の設置位置が制約さ
れ、実用的でないという問題があった。
【0006】本発明の目的は、磁気式回転センサをスタ
ータに一体に取付ける構造とすることにより、エンジン
ブロックの加工を不要にすると共に、スタータコイルか
らの漏洩磁束の影響を受けにくい、高精度の回転センサ
内蔵スタータを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の回転センサ内蔵スタータは、自動車用エン
ジンの出力軸に直結されたリングギアを回転させてエン
ジンを始動するスタータと、スタータに一体に取り付け
られ、エンジンの回転を検出する電磁式回転センサとを
有し、電磁式回転センサは、リングギアの異なる歯部に
それぞれ所定のエアギャップで対面するよう形成された
第1及び第2のポールピースと、第1のポールピースに
磁気的に接続された第1の鉄心と、第1の鉄心と第2の
ポールピースとの間に介在する永久磁石と、鉄心に巻か
れた第1の検出コイルとで構成された第1の回転検出手
段を備え、第1及び第2のポールピース、第1の鉄心及
び永久磁石、第1及び第2のポールピースに対面するリ
ングギアの歯部及びそのリングギヤで磁気閉回路を形成
する構成としたものである。
【0008】好ましくは、上記電磁式回転センサは、前
記第2のポールピース及び永久磁石と、リングギアの外
周側部に突設した磁性突片と、磁性突片に所定のエアギ
ャップで対面するよう形成された第3のポールピース
と、第3のポールピースと前記永久磁石の間に介在する
第2の鉄心と、第2の鉄心に巻かれた第2の検出コイル
とで構成された第2の回転検出手段をさらに備え、第2
及び第3のポールピース、第2の鉄心及び永久磁石、第
3及び第2のポールピースに対面する磁性突片及びリン
グギアの歯部とそのリングギヤとで磁気閉回路を形成す
る。
【0009】また、好ましくは、上記第1及び第2のポ
ールピース及び第3のポールピースは、リングギアの歯
部及び磁性突片に対して径方向のエアギャップで対面す
るよう形成されている。
【0010】また、好ましくは、上記電磁式回転センサ
は、第1及び第2の鉄心と永久磁石を磁気的に接続する
湾曲ヨークをさらに備え、電磁式回転センサは、湾曲ヨ
ークがリングギアに噛み合うピニオンを取囲むようにス
タータの端面に取付けられている。
【0011】
【作用】電磁式回転センサをスタータに一体に取り付け
ることにより、スタータの取付け位置とリングギアの位
置関係は予め決められていることから、スタータの適正
な位置に電磁式回転センサを取り付ければ、スタータを
エンジンに取付けると同時に回転センサも取付けること
ができる。したがって、エンジンブロックの加工が不要
となり、またエンジンブロックに回転センサを取付ける
手数が不要となる。
【0012】また、電磁式回転センサの第1の回転検出
手段を、第1及び第2のポールピース、第1の鉄心及び
永久磁石、第1及び第2のポールピースに対面するリン
グギアの歯部及びそのリングギヤで磁気閉回路を形成す
る構成とすることにより、外部からの漏洩磁束があって
も、信号としての磁束変化を大きくでき、S/N比を大
きくできる。したがって、精度の良いエンジン回転数の
検出が可能となる。第2の回転検出手段を、第2及び第
3のポールピース、第2の鉄心及び永久磁石、第2及び
第3のポールピースに対面するリングギアの歯部と磁性
突片及びそのリングギヤで磁気閉回路を形成する構成と
した場合も同様である。
【0013】また、第1の回転検出手段の第1及び第2
のポールピースをリングギアの異なる歯部に対面させる
ことによりクランク角度を検出することができ、第2の
回転検出手段の第3及び第2のポールピースをリングギ
アの歯部と磁性突片に対面させることにより上死点を検
出することができ、両者を併用することにより上死点か
らのクランク角度を検出することができる。
【0014】また、リングギアは軸方向に寸法のばらつ
きがあり、その回転に際してリングギア側面がの振れが
比較的大きいのに対して、径方向の寸法のばらつきは小
さく、径方向の振れは少ない。したがって、第1及び第
2のポールピース及び第3のポールピースをリングギア
の歯部及び磁性突片に対して軸方向のエアギャップで対
面させた場合は、そのギャップ寸法を大きくとる必要が
あり、その結果磁束変化を大きくできないが、径方向の
エアギャップで対面させることにより、そのギャップ寸
法を小さくでき、磁束変化を大きくできる。つまりS/
N比を大きくすることができる。
【0015】第1及び第2の鉄心と永久磁石を湾曲ヨー
クを介して磁気的に接続し、電磁式回転センサを、この
湾曲ヨークがスタータピニオンを取囲むようにスタータ
端面に取付けることにより、スタータとリングギアとの
間に残されている少ないスペースを有効利用して、電磁
式回転センサをスタータに容易に取付けることが可能と
なる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図7により
説明する。図1において、スタータ1は、モータ2、マ
グネットスイッチ3、モータ2のトルクを増大するリダ
クション部4、ピニオン5、ピニオン5をリングギア9
に噛み込ませるピニオン噛み込み機構部6よりなる。
(+)端子7から電源が供給されると、マグネットスイ
ッチ3を介してモータ2が通電し、取付ブラケット8を
介して(−)側電源(シャーシ)に電流が流れる。モー
タ2の回転は、ピニオン5を回転させ、ピニオン5がリ
ングギア9に噛み合うことでリングギア9を回転させ
る。リングギア9の回転によりエンジンが始動する。
【0017】スタータ1の取付ブラケット8は、図2に
示すように、ボルト穴8aを有する取付フランジ8b
と、インローの嵌合部8cと、端面8dとを有し、イン
ローの嵌合い部8cを図示しないエンジンブロックの対
応する嵌合部に挿入し、ボルト穴8aにボルトを通して
固定することにより、スタータ1はエンジンブロックに
取付けられる。端面8dはピニオン5を取囲む円環状を
しており、この端面8dに同様に環状をした磁気式回転
センサ30の樹脂製のケース31がネジ32で固定され
ている。
【0018】回転センサ30は、リングギア9の歯部に
対応した信号を出力する第1の回転検出器33と、リン
グギア9の1つの歯部側面に突設した磁性突片34に対
応した信号を出力する第2の回転検出器35との組み合
わせからなっている。
【0019】第1及び第2の回転検出器33,35から
出力された信号は、図4に示すように、エンジン制御ユ
ニット13の入出力回路(I/O)13aに入力され
る。また、エンジン吸入空気量やエンジン温度などを検
出するセンサ類14が設けられ、これらセンサ類14か
らの信号は同じようにエンジン制御ユニット13の入出
力回路(I/O)13aに入力される。
【0020】バッテリ15の電源がキースイッチ16に
より各電気部品に接続されると、エンジン制御ユニット
13は、入出力回路(I/O)13aからの入力信号を
マイコン(CPU)13bにインプットして処理し、燃
料噴射弁17のインジェクションコイル20の通電を行
い、燃料を噴射する。さらに点火コイル18の1次コイ
ルの電流を遮断し、点火プラグ19に火花を発生させ、
エンジンの爆発行程を行う。
【0021】このマイコン(CPU)13bでの処理内
容の概略を図5にフローチャートで示す。ステップ10
1,102で、上記のように空気流量の検出及びエンジ
ン回転の検出を行った後、ステップ103で燃料噴射弁
17による燃料噴射量を算出する。この算出は燃料噴射
の終了時期を上死点(TDC)からのクランク角度で算
定することにより行なう。次いで、ステップ104でイ
ンジェクションコイル20の通電時間を決定し、手順1
03で算定したクランク角度で燃料噴射が終了するよう
インジェクションコイル20の通電を行う。また、ステ
ップ105で点火時期を算定する。この算定も上死点か
らのクランク角度で算出する。そして、手順106でそ
のクランク角度で点火を行なうよう、点火コイル18の
1次コイルの電流を遮断する。
【0022】上記のように、燃料噴射の終了時期及び点
火時期共に上死点からのクランク角度で制御しており、
このため手順102のエンジン回転の検出では、第1の
回転検出器33からの信号と第2の回転検出器35から
の信号とによりエンジン回転を上死点からのクランク角
度として検出する。即ち、クランク角度は第1回転検
出手段33によるリングギア9の歯部検出信号で、上死
点は第2の回転検出器35による磁性突片34の検出信
号で得られる。
【0023】次に、図6及び図7により第1及び第2の
回転検出器33,35の詳細を説明する。
【0024】図6において、第1の回転検出器33は、
リングギア9の異なる歯部9a,9bにそれぞれ径方向
の所定のエアギャップ40a,40bで対面するよう形
成された第1及び第2のポールピース41,42と、第
1のポールピース41に磁気的に接続された第1の鉄心
43と、第2のポールピース42に磁気的に接続された
永久磁石44と、第1の鉄心43と永久磁石44とを磁
気的に接続するヨーク45と、第1の鉄心43上のボビ
ン46aに巻かれた第1の検出コイル46とを備え、第
1のポールピース41、第1の鉄心43、ヨーク45、
永久磁石44、第2のポールピース42、第2のポール
ピース42に対面するリングギアの歯部9b、リングギ
ヤ9、及び第1のポールピース41に対面するリングギ
アの歯部9aで磁気閉回路を形成する構成となってい
る。歯部9a,9bが第1及び第2のポールピース4
1,42に対面する図示の位置では磁気抵抗が小さく、
隣接歯部間の溝が第1及び第2のポールピース41,4
2に対面する位置では磁気抵抗が増大する。したがっ
て、歯部9a,9bが回転するにつれて、磁気抵抗が変
化し、磁束が変化する。この磁束変化が第1の検出コイ
ル46により電圧として検出される。また、ヨーク45
は図2及び図3に示す用にピニオン5を取囲むよう湾曲
した形状をしている。
【0025】また、第2の回転検出器35は、図7に示
すように、リングギア9の外周側部に突設した磁性突片
34に径方向の所定のエアギャップ40cで対面するよ
う形成された第3のポールピース50と、第3のポール
ピース50とヨーク45の間に介在し、両者に磁気的に
接続された第2の鉄心51と、第2の鉄心51上のボビ
ン52aに巻かれた第2の検出コイル52とを備え、第
3のポールピース50、第2の鉄心51、ヨーク45、
永久磁石44、第2のポールピース42、第2のポール
ピース42に対面するリングギアの歯部9b、リングギ
ヤ9、及び第3のポールピース50が対面する磁性突片
34で磁気閉回路を形成する構成となっている。磁性突
片34が第3のポールピース50に対面する図示の位置
では磁気抵抗が小さく、磁性突片34が第3のポールピ
ース50に対面しなくなると磁気抵抗が増大する。これ
により、リングギア9が回転すると磁気抵抗が変化し、
磁束が変化する。この磁束変化が第2の検出コイル52
により電圧として検出される。
【0026】本実施例は、以上のように構成してあるこ
とから、次の作用効果が得られる。まず、回転センサ3
0をスタータ1の取付ブラケット端面8dに一体に取り
付ける構成としたので、スタータ1をエンジンに取付け
ると同時に回転センサ30も取付けられる。したがっ
て、エンジンブロックの加工が不要となり、また回転セ
ンサ30をエンジンブロックに取り付ける工数が不要と
なる。
【0027】また、回転センサ30の第1及び第2の回
転検出手段33,35を磁気閉回路を形成する構成とし
たので、外部からの漏洩磁束があっても、信号としての
磁束変化を大きくでき、S/N比を大きくできる。した
がって、精度の良いエンジン回転の検出が可能となる。
【0028】また、リングギア9は軸方向に寸法のばら
つきがあり、その回転に際してリングギア側面がの振れ
が比較的大きいのに対して、径方向の寸法のばらつきは
小さく、径方向の振れは少ない。したがって、もし、第
1及び第2のポールピース41,42及び第3のポール
ピース50をリングギア9の歯部及び磁性突片に対して
軸方向のエアギャップを介して対面させた場合は、その
ギャップ寸法を大きくとる必要があり、磁束変化を大き
くできない。本実施例では、上記のように第1及び第2
のポールピース41,42及び第3のポールピース50
をリングギア9の歯部9a,9b及び磁性突片34に対
して径方向のエアギャップ40a,40b,40cを介
して対面させるので、ギャップ寸法を小さくでき、磁束
変化を大きくできる。したがって、この点からもS/N
比の大きな精度の良いエンジン回転の検出が可能とな
る。
【0029】また、本実施例では、1つの回転センサ3
0に第1及び第2の回転検出器33,35を組込み、第
1の回転検出器33でクランク角度を検出し、第2の回
転検出器35で上死点を検出するので、上死点からのク
ランク角度を容易に検出することができる。
【0030】さらに、第1及び第2の鉄心43,51と
永久磁石44を湾曲ヨーク45を介して磁気的に接続し
たので、回転センサ30を、この湾曲ヨーク45がスタ
ータピニオン5を取囲むようにスタータ1の取付ブラケ
ット端面8dに取付けることができ、スタータ1とリン
グギア9との間に残されている少ないスペースを有効利
用して、回転センサ30をスタータ1に容易に取付ける
ことができる。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、回転センサをスタータ
に一体に取り付けるので、回転センサの取り付けが容易
となると共に、エンジンブロックの加工が不要となる。
【0032】また、磁気閉回路を形成するので、漏洩磁
束の影響を少なくし、精度の良いエンジン回転の検出が
可能となる。
【0033】ポールピースとリングギアの歯部又は磁性
突片とを径方向のエアギャップで対面させるので、ギャ
ップ寸法を小さくでき、この点からも精度の良いエンジ
ン回転の検出が可能となる。
【0034】また、1つの回転センサにクランク角度を
検出する第1の回転検出手段と、上死点を検出す第2の
回転検出手段を組込むので、上死点からのクランク角度
を容易に検出することができる。
【0035】更に、第1及び第2の鉄心と永久磁石を湾
曲ヨークを介して磁気的に接続するので、スタータとリ
ングギアとの間に残されている少ないスペースを有効利
用して、回転センサをスタータに容易に取付けることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による回転センサ内蔵スター
タの部分断面側面図である。
【図2】図1のII−II方向から見た正面図であり、
図1の回転センサ部は、図示の明瞭性のため、図2のI
−I方向から見た図としている。
【図3】回転センサの正面図である。
【図4】図1に示す回転センサからの信号によりエンジ
ン制御を行なうシステム全体を示す図である。
【図5】図4に示すシステムにより行なうエンジン制御
のソフトのフローチャートである。
【図6】回転センサに組み込まれた第1の回転検出器の
構成図である。
【図7】回転センサに組み込まれた第2の回転検出器の
構成図である。
【符号の説明】
1 スタータ 8 取付ブラケット 8d 端面 9 リングギア 9a,9b 歯部 30 回転センサ 33 第1の回転検出器 34 磁性突片 35 第2の回転検出器 40a,40b,40c エアギャップ 41 第1のポールピース 42 第2のポールピース 43 第1の鉄心 44 永久磁石 45 ヨーク 46 検出コイル 50 第3のポールピース 51 第2の鉄心 52 検出コイル
フロントページの続き (72)発明者 志塚 正之 茨城県勝田市大字高場2520番地 株式会 社 日立製作所 佐和工場内 (72)発明者 弓山 茂 茨城県勝田市大字高場2520番地 株式会 社 日立製作所 佐和工場内 (56)参考文献 特開 平1−321368(JP,A) 実開 昭60−156458(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02D 35/00 362 F02N 15/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車用エンジンの出力軸に直結された
    リングギアを回転させてエンジンを始動するスタータ
    と、前記スタータに一体に取り付けられ、前記エンジン
    の回転を検出する電磁式回転センサとを有し、前記電磁
    式回転センサは、前記リングギアの異なる歯部にそれぞ
    れ所定のエアギャップで対面するよう形成された第1及
    び第2のポールピースと、前記第1のポールピースに磁
    気的に接続された第1の鉄心と、前記第1の鉄心と前記
    第2のポールピースとの間に介在する永久磁石と、前記
    鉄心に巻かれた第1の検出コイルとで構成される第1の
    回転検出手段を備え、前記第1及び第2のポールピー
    ス、第1の鉄心及び永久磁石、第1及び第2のポールピ
    ースに対面するリングギアの歯部及びそのリングギヤで
    磁気閉回路を形成することを特徴とする回転センサ内蔵
    スタータ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の回転センサ内蔵スタータ
    において、前記第1及び第2のポールピースは、前記リ
    ングギアの歯部に対して径方向のエアギャップで対面す
    るよう形成されていることを特徴とする回転センサ内蔵
    スタータ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の回転センサ内蔵スタータ
    において、前記電磁式回転センサは、前記第2のポール
    ピース及び永久磁石と、前記リングギアの外周側部に突
    設した磁性突片と、前記磁性突片に所定のエアギャップ
    で対面するよう形成された第3のポールピースと、前記
    第3のポールピースと前記永久磁石の間に介在する第2
    の鉄心と、前記第2の鉄心に巻かれた第2の検出コイル
    とで構成される第2の回転検出手段を備え、前記第2及
    び第3のポールピース、第2の鉄心及び永久磁石、第3
    及び第2のポールピースに対面する磁性突片及びリング
    ギアの歯部とそのリングギヤとで磁気閉回路を形成する
    ことを特徴とする回転センサ内蔵スタータ。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の回転センサ内蔵スタータ
    において、前記第1及び第2のポールピースと第3のポ
    ールピースは、前記リングギアの歯部及び磁性突片に対
    して径方向のエアギャップで対面するよう形成されてい
    ることを特徴とする回転センサ内蔵スタータ。
  5. 【請求項5】 請求項1又は3記載の回転センサ内蔵ス
    タータにおいて、前記電磁式回転センサは、前記第1及
    び第2の鉄心と前記永久磁石を磁気的に接続する湾曲ヨ
    ークをさらに備え、該電磁式回転センサは、前記湾曲ヨ
    ークが前記リングギアに噛み合うピニオンを取囲むよう
    に前記スタータの端面に取付けられていることを特徴と
    する回転センサ内蔵スタータ。
  6. 【請求項6】 自動車用エンジンの出力軸に直結された
    リングギアを回転させてエンジンを始動するスタータ
    と、前記スタータに一体に取り付けられ、前記エンジン
    の回転を検出する電磁式回転センサとを有し、前記回転
    センサは、前記リングギアの外周側部に突設した磁性突
    片と、前記磁性突片及び前記リングギアの歯部にそれぞ
    れ所定のギャップで対面するよう形成された第1及び第
    2のポールピースと、前記第1のポールピースに磁気的
    に接続された鉄心と、前記鉄心と第2のポールピースの
    間に介在する永久磁石と、前記鉄心に巻かれた検出コイ
    ルとで構成される回転検出手段を備え、前記第1及び第
    2のポールピース、鉄心及び永久磁石、第1及び第2の
    ポールピースに対面する磁性突片及びリングギアの歯部
    とそのリングギヤで磁気閉回路を形成することを特徴と
    する回転センサ内蔵スタータ。
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