JP3015098U - 坐臥自在マット - Google Patents

坐臥自在マット

Info

Publication number
JP3015098U
JP3015098U JP1995001908U JP190895U JP3015098U JP 3015098 U JP3015098 U JP 3015098U JP 1995001908 U JP1995001908 U JP 1995001908U JP 190895 U JP190895 U JP 190895U JP 3015098 U JP3015098 U JP 3015098U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chamber
mat
fluid
cock
chambers
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1995001908U
Other languages
English (en)
Inventor
徳己 中野
己美穂 中野
Original Assignee
徳己 中野
己美穂 中野
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 徳己 中野, 己美穂 中野 filed Critical 徳己 中野
Priority to JP1995001908U priority Critical patent/JP3015098U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3015098U publication Critical patent/JP3015098U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Invalid Beds And Related Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ベッドでの起き伏しや寝返りを自分自身の力
で行うことが困難な人に好適な、軽量で安価な坐臥自在
マットを提供する。 【構成】 本考案による坐臥自在マットは、通気性がな
い袋体からなり、袋体の内部が、上面からみて、水平方
向において少なくとも合計4個の室A、B、C、Dに互
いに気密に分割され、外部から各室への流体の送り込み
及び各室から外部への流体の排出ために、各室毎に開閉
自在なコック12、13、22を備えたパイプ10、2
0が設けられる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、坐臥自在マット、特に、老人または身体に障害を持つ人が、寝返 りまたは坐臥できる、簡便なマットに関する。
【0002】
【従来の技術】
ベッドでの起き伏しや寝返りを自分自身の力で行うことが困難な人は、かつて は、他人の手を借りて、これらの動作を行っていた。今では、このような方々の ために、手回し式のハンドルが付いた機械式ベッドまたは電動式のベッドが、登 場している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
これら機械式または電動式のベッドは、大変便利なものであるが、スチール製 で重いことに加えて価格が高いという問題がある。
【0004】 本考案の目的は、ベッドでの起き伏しや寝返りを自分自身の力で行うことが困 難な人に好適な、軽量で安価な坐臥自在マットを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、本考案による坐臥自在マットは、通気性がない袋体 からなり、袋体の内部が、上面からみて、水平方向において少なくとも合計4個 の室に互いに気密に分割され、外部から各室への流体の送り込み及び各室から外 部への流体の排出ために、各室毎に開閉自在なコックを備えたパイプが設けられ ることを特徴とする。
【0006】 マット内を分割する室の数は、4個に限定されず、室の個数を増やせば、より 細かい高低調節ができる。
【0007】
【作用】
パイプを通じて、任意の室に空気などの流体を送り込みまたは任意の室から流 体を排出して、必要な箇所に位置する室を膨張または収縮させることのより、マ ット面に高低を作り出せる。
【0008】
【実施例】
次に、添付図面を参照しながら、本考案のマットの好ましい1実施例を説明す る。
【0009】 図1から明らかなように、本考案のマットは、空気が漏らない、通気性のない 材料を用いて袋状に形成され、上面から見て方形をしている。
【0010】 マット内部は、図上上半分の左右及び下半分の左右に、それぞれ1個づつの室 A、B、C、Dに分割され、各室同士は、気密に分離されている。
【0011】 マット内部には、図上右下の室Dから左下の室Cを経て左上の室Aまでのびる パイプ10と、右下の室Dから右上の室Bまでのびるパイプ20とが挿入される 。
【0012】 パイプ10の一端は、室Dの箇所で、マットの外部空間と外コック11を介し て開閉自在に連通し、他端は、室A内と内コック12を介して連通する。パイプ 10は、その途中に内コック13を備え、この内コック13を介して、図上左下 の室Cと開閉自在に連通する。このため、内コック12を開にすることによって 室Aの膨張を、また、内コック13を開にすることによって室Cの膨張を、パイ プ10を通じてのマット外部からの流体の導入により行える。一方、パイプ20 の一端は、室Dの箇所で、マットの外部空間と外コック21を介して開閉自在に 連通し、他端は、室B内と内コック22を介して連通する。さらに、室Dは、外 コック31を介して、内部とマット外部空間とが、開閉自在に連通する。このた め、内コック22を開にすることによって室Bの膨張を、また、外コック31を 開にすることによって室Dの膨張を、マット外部からの流体の導入により行える (室Bの膨張は、パイプ20を通じて行われる)。外コック11、21、31と 内コック12、13、22は、マット外部から開閉操作ができるように設けられ る。
【0013】 このように、本考案のマットは、複数個の室に分離されるので、各室毎に十分 な膨張が行えるように、生地は、余裕をもった大きさで使用される必要がある。
【0014】 本考案のマットは、このような構造を有しているため、外コック11、21、 31に流体供給及び排出用のポンプを適宜接続して、所望の室に流体を送り込み または所望の室から流体を排出することによって、マットの各部に高低の変化を つけることができる。たとえば、室Aを膨らます場合、内コック12を開にして 、外コック11から流体を導入する。このとき、室Cも膨張させたいなら、内コ ック13も開にする。また、室Bの箇所を高くしたいならば、内コック22を開 にして、外コック21から流体を導入する。室Dの膨張は、外コック31を開に することにより行う。各室からの排出も同様である。
【0015】 外コックと内コックの開閉動作を適宜行うことにより、所望の室を膨張させて 、マット面に高低を作り出せる。
【0016】 今、自力で起きあがったり寝返りがうてない人がマット上で図1の上方に頭を 置いて寝ているとする。この人をマット上で座らせるには、外コック11と内コ ック12とを開にして、パイプ10を通じて流体を室Aに送り込む。同じく、外 コック21と内コック22とを開にして、パイプ20を通じて流体を室Bに導き 入れる。すると、流体の送り込みに伴って、マットの上半分が持ち上がり、マッ ト上に寝ている人の体が、徐々に起き上がって行く。図2に、室A及びBの双方 が膨張してマット上のこれらの位置が持ち上がった状態を示す。
【0017】 一方、マット上に寝ている人に寝返りをうたせるには、外コック21及び31 と、内コック22とを開にして、室B及び室Dを膨張させる。ついで、反対に、 室A及びCを膨張させるには、室B及びDから流体を排出しつつまたは排出後、 外コック11と内コック12及び13とを開にして、流体を室A及び室Bに流入 させる。こうして、マットに右半分が持ち上がり、マットの左半分よりも高くな ることにより、マット上に寝ている人に寝返りをしてもらうことができる。
【0018】 図示の実施例では、外コックを3個設けてあるが、パイプ10及び20に取り 付けた外コック11及び21は、1個にまとめてもよい。
【0019】
【考案の効果】
以上詳述したように、本考案による坐臥自在マットを、たとえば、ベッド上に 敷いて、マット内の任意の箇所の室への流体導入または任意の箇所の室からの流 体排出によって、マット面上に高い所と低い所とを形成できるため、マット上に 伏臥している者が、人力に頼らず、寝返り座臥が可能となる。また、本考案の坐 臥自在マットは、従来の機械式または電気式のベッドに比べ、安価であり、しか も、流体力を用いるため、体の移動がソフトであり、安全性もきわめて高いこと は明かである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるマットの1実施例を示す概略平面
図である。
【図2】図1に示したマットの図上上半分の箇所の高さ
を高くした状態をした概略平面図である。
【図3】図1に示したマットの図上右半分の箇所の高さ
を高くした状態をした概略平面図である。
【符号の説明】
10、20 パイプ 11、21、31 外コック 12、13、22 内コック A、B、C、D 室

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通気性がない袋体からなり、袋体の内部
    が、上面からみて、水平方向において少なくとも合計4
    個の室(A、B、C、D)に互いに気密に分割され、外
    部から各室への流体の送り込み及び各室から外部への流
    体の排出ために、各室毎に開閉自在なコック(12、1
    3、22)を備えたパイプ(10、20)が設けられ
    る、坐臥自在マット。
JP1995001908U 1995-02-20 1995-02-20 坐臥自在マット Expired - Lifetime JP3015098U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1995001908U JP3015098U (ja) 1995-02-20 1995-02-20 坐臥自在マット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1995001908U JP3015098U (ja) 1995-02-20 1995-02-20 坐臥自在マット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3015098U true JP3015098U (ja) 1995-08-29

Family

ID=43150677

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1995001908U Expired - Lifetime JP3015098U (ja) 1995-02-20 1995-02-20 坐臥自在マット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3015098U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5560057A (en) Turning air mattress
CN103565624A (zh) 防压疮坐垫
US4905329A (en) Inflatable support for aiding a patient to rise from a seated position
JPH04503461A (ja) マットレスの用をする補助装置
CN103565165A (zh) 自动调压的防压疮坐垫
JP6055580B2 (ja) 体位変換用マットレス
KR200400454Y1 (ko) 욕창방지 좌우가변 에어매트리스
JP2014018671A (ja) 圧力調整可能な床ずれ防止クッション
JP2005507297A (ja) 痛みを軽減するための医療機器
JP6458209B1 (ja) 多分割したエアー袋で構成された介護用多機能マット。
JP3015098U (ja) 坐臥自在マット
CN202858524U (zh) 自动调压的具有分区气囊的防压疮坐垫
KR102126359B1 (ko) 욕창방지형 마사지 방석
CN201618053U (zh) 一种翻身枕垫
CN111568726A (zh) 一种两用床垫
JP2001104400A (ja) 介護支援寝台及びその寝台用マット
JP2001149395A (ja) 楔形エアバッグシステム
JPH0350906Y2 (ja)
JP2001170116A (ja) 体位維持装置
CN216091154U (zh) 一种卧床患者扶坐器
CN215132067U (zh) 一种医疗护理垫
CN215460827U (zh) 一种医用多功能输液座椅
JP2007037886A (ja) 起床補助具
JP3143901U (ja) エアーマットを用いた臥床の寝返り装置
JPH032272Y2 (ja)