JP2007037886A - 起床補助具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来の起床補助具では、上体を起こすための歯車等を含む機械部分を起床補助具本体に直接取り付ける必要があるために、機械部分の突起物で病人の動きが制限されたり、介護作業の邪魔になっていた。
【解決手段】 病床の周囲に機械等の突起物を用いない起床補助具を実現するために、エア−バッグの膨張力を病人の上体を起こす動力に利用し、背もたれ板を用いない時にエア−バッグの揺れで生ずる病人の上体の動揺を防止するために、主エア−バッグ前面の左右両側に凸状に突出する上体保持用エア−バッグを先に膨張させるので、病人の上体は安定した状態で起床できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、病人、身障者、寝たきり老人等、介護を必要とする人(以下単に、「病人」という。)の起床や就寝を補助するために、敷蒲団等やベット上に乗せて使用出来る起床補助具に関する。
病人が、ベットから起きあがるのを補助するための装置としては、起倒可能な構造としてベットに装着された背もたれ板を、電動や手動で起倒可能にした起床補助具がある。
又、簡易型の起床補助具は、病人等の上体を支持する背もたれ板(金属等硬質材料の枠にシ−トを張った物)と、当該背もたれ板の一端に設けた回転支持軸によって接続された背もたれ板支持具と、背もたれ板と背もたれ板支持具間の角度保持具で構成され、背もたれ板を人力等で起倒させる器具がある。
特開平10−057193号公報
以上に述べた従来の起床補助具では、簡易型の起床補助具でも、背もたれ板を支持する背もたれ支持板とそれに接続する回転軸、並びに背もたれ板を起倒させるための機械的な装置が必要であるため、背もたれ支持板や回転軸、それに起倒装置が、病人の就寝姿勢の自由をなくしたり、介護をする人の作業の邪魔になったりする事もあり、装置の価格も高価で、問題を有していた。
本発明は、このような従来の起床補助具が有していた問題を解決しようとするものであり、病床になじまない歯車等で構成された機械を使用せず、柔らかな雰囲気の病床を保ちながら起床の補助を実現しようとするものである。
本発明は上記の目的を達成するために、床に上に重量の大きな機械を一切使用せず、エア−バッグ外嚢と、当該外嚢に収容するエア−バッグ内嚢から構成されるエア−バッグに空気を注入する空気パイプだけを病床に置いて、床と離して置いた送風機のスイッチ16を操作する事でエア−バッグを膨張させて、病人の上体を起こす動作をするものである。
又、エア−バッグで病人の上体を起こす時、エア−バッグの膨張で病人の上体が不安定になるのを防止するために、病人の両脇の外側部分の上体保持用エア−バッグが先行して膨張し病人の上体を挟む機構とすることで、病人の上体の両脇を先に保持して、主エア−バッグの膨張で上体が起こされる時に病人の上体が横に揺れるのを防止するものである。
上述したように本発明の起床補助具は、通気性の外嚢と気密性の内嚢で構成した、主エア−バッグ並びに上体保持用エア−バッグ、更には膝下エア−バッグ等すべて軟質材料で構成しているので、柔らかいエア−バッグに空気を注入するだけで、起床の補助を行う事が出来るため、病人や看護をする人の行動に制限を加える物がなく、歯車や突起物のある機械の使用に比較して、病人やその回りの人を和らげる効果がある。
又、病床からはみ出す器具が殆どないので、和室の畳に敷かれた敷蒲団の上にも違和感なく使用できる効果がある。
以下、本発明の実施形態を図1〜図5に基づいて説明する。
図において、1は主エア−バッグで、その膨張圧力で上体を起こす機能を果たすものであり、2は上体保持エア−バッグで、主エア−バッグ1の前部の左右にそれぞれ一個、左右で2個が固定されており、それの膨張によって病人4の上体が左右に動揺するのを防止する機能を果たすものであり、エア−バッグを膨張させるための、送風機7からの空気パイプ8は、左右の上体保持用エア−バッグ2に接続されており、先ず上体保持用エア−バッグ2に空気が圧入されると、その上体保持用エア−バッグ2と通気穴11で連結されている主エア−バッグ1は、その上に乗った病人4の上体で加圧されているために上体保持用エア−バッグ2の膨張が先行して、上体の保持がなされた後に主エア−バツグ1が膨張して、病人の上体を起こす事になる。尚、上体保持用エア−バッグ2の膨張力を更に高めて、上体を強く保持した後に主エア−バッグ1を膨張させる必要があれば、通気穴11に圧力調整弁を用いて、上体保持用エア−バッグ2が指定圧力に達した後に、主エア−バッグ1の加圧が始まる様に構成する事も可能である。
主エア−バッグ1の膨張で起床を補助する時に、病人が前に押し出されるのを止めるために、膝下エア−バッグ3を主エア−バッグ1の下端から伸びる接続シ−トと通気穴11で結合して病人の膝下に設置したもので、病人の体が前にずれるのを防ぐストッパ−機能を果たすものである。
起床補助具の設置は、図2に示す様に、敷布団5の上で枕6の上に設置する事も可能である。
エア−バッグの膨張時の形態を保持するために、図4に示す様に、通気性で伸縮性がなく予め定めた形状を維持できる外嚢9と、その内部に気密性で伸縮性の内嚢10を組み合わせてエア−バッグを構成している。又、主エア−バッグ1の膨張時の揺れを縮小する手段として、主エア−バッグ1の外嚢9内に納める内嚢10を、相互に通気穴で連結した多数の隔壁を設けた構造、又は、多数の小エア−バッグを通気穴で連結し、且つ互いに結合させた構造として揺れの縮小を計る事もできる。
背もたれ板12を利用する起床補助具の動力としてエア−バッグを利用する場合は、図5に示す様に、背もたれ板12の下方の背もたれ板支持具13に主エア−バッグ1の一部を固定して、主エア−バッグ1の膨張時に主エア−バック1の位置ずれを防止する手段を講じて、主エア−バッグ1を加圧して膨張させれば、主エア−バッグ1の膨張力で背もたれ板12を起こし、病人の起床を補助できる。
尚、起床した病人の上体を再度寝せる時は、膨張したエア−バッグを収縮させる排気弁15を操作して、エア−バッグ内の空気圧力をゆっくり下げれば、病人をゆるやかに寝かせる事ができる。
本発明の起床補助具で上体を起こした状態を示す側面図である。 本発明の起床補助具を体の下に設置した状態を示す側面図である。 本発明の起床用具の平面図である。 図3のAーA断面図で、エア−バッグの内部を示す。 本発明のエア−バッグによる上体支持板上げを側面図で示す。
符号の説明
1 主エア−バッグ
2 上体保持用エア−バッグ
3 膝下エア−バッグ
4 人体
5 敷蒲団
6 枕
7 送風機
8 空気パイプ
9 外嚢
10 内嚢
11 通気穴
12 背もたれ板
13 背もたれ板支持具
14 背もたれ板回転軸
15 排気弁
16 送風機のスイッチ

Claims (3)

  1. 床に横たわる病人の上体を起こす動力として、エア−バッグの膨張力を直接又は間接的に利用した機構を特徴とする起床補助具。
  2. 主エア−バッグの膨張力で上体を起こす起床補助具において、主エア−バッグ前面の中央部分を除く両側のそれぞれに、凸状に突出する上体保持用エア−バッグを設け、エア−バッグの膨張時に上体保持用エア−バッグから膨張を進行させ、エア−バッグ上に横たわる病人の上体を、横から保持する事を特徴とする起床補助具。
  3. エア−バッグの膨張力を、起床補助具の背もたれ板を介して病人の上体部分に加えることで、病人の上体を起こす機構を特徴とする起床補助具。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018534119A (ja) * 2015-11-20 2018-11-22 デビッド イー ティー ガーマン コンセプツ リミテッドDavid E.T. Garman Concepts Limited 患者取扱装置及び方法
JP2020103970A (ja) * 2020-04-01 2020-07-09 パラマウントベッド株式会社 マットレス及び制御方法

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