JP3014900U - 自動車の後輪のダブルタイヤを使用している車輪に、タイヤとタイヤの間に挟まった石や、土等を簡単に取り除く装置。 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】 自動車の後輪がダブルタイヤを使用している
車輪に、タイヤとタイヤの間に挟まった、石や土を、自
動的に取り除く、器具に関する。 【構成】 自動車の運転台１１の中に操作レバー１を取
り付け、それよりワイヤー７で鉄の棒２とのあいだを連
結し、鉄の棒２は、ブラケット１３に取り付け、ブラケ
ット１３はタイヤ３，４とタイヤ５，６との間の真上と
なる車体１２に取り付ける。

Description

【考案の詳細な説明】

【００１】

【産業上の分野】

この考案は、工事現場や、砂利道（林道）等で、自動車の後輪のタイヤとタイ ヤの間に石や、土等が挟まったのを簡単に取り除くことに関することである。

【０００２】

【従来の技術】

従来は、工事現場や、砂利道（林道）等で、自動車の後輪のタイヤとタイヤの 間に石や、土等が挟まったときは、石はハンマーで叩いて割って取るため、割れ た掛けらが目に入ったり、又はワイヤを掛けて取ると、取れた瞬間に飛んできて 、非常に危険である。 挟まった石や、土を取らずに舗装道路を走りますと、遠心力で土や石が飛び散 り、他の交通機関等に危険を及ぼすことになります。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は、工事現場や、砂利道（林道）等を走るダブルタイヤの自動車に取り 付けて、人手のいらぬように自動化して、安全で、効率よく、石や土等を取り除 く器具を開発しようとするものである。

【００４】

【作用】

本考案は、その欠点を取り除くためになされたもので、これを図で説明すれば 、運転手が運転台（１１）の中で、操作レバー（１）を、引き上げることにより 、連結しているワイヤ（７）より、鉄の棒（２）の先端がタイヤ（３、４）（５ 、６）の間をとおって、斜めに下がりタイヤホイールにあたるまでさげて、タイ ヤを前の方向に回転させますと、鉄の棒（２”）はタイヤホイール（９、１０） の上を、スベリ、挟まった石（８）が（１４）のように、上におしあげられて取 り除かれます。 取り除かれた後は、運転手が操作レバー（１）を下げることにより、鉄の棒（ ２）の先端が引きあげられて、通常の走行となりますので、運転手は、運転台か らの操作であるため簡単で安全である。

【００５】

【問題を解決する手段】

運転手が運転台より（１）レバーを引きあげる事によりワイヤ（７）により鉄 の棒（２）が下がりホイル（９、１０）との間にあたるまでさがりタイヤ（３） （４）（５）（６）が前の方向に回転することにより、取り除くものである。

【００６】

【実施例】

以下本案の実施例として説明する。 運転台（１１）の中に操作レバーを取り付け、それにワイヤ（７）を取り付けそ のワイヤ（７）を車体（１２）に取り付けている鉄の棒（２）と連結する。

【００７】

【考案の効果】

本案は、以上の構造でこれを使用するときは、タイヤ（３、４）（５、６）の 間に石や土等が挟まったとき、運転手が運転台に取り付けてあるレバー（１）を 引きあげますと、ワイヤ（７）から鉄の棒を動かし、その鉄の棒（２）でタイヤ （３、４）（５、６）に挾まった石（８）や土等を自動的に石（１４）のように はずれていく仕組みであり、安全でかつ人手の省力化ができる。 （１） 操作レバー （２） 鉄の棒 （２”） 鉄の棒 （３） タイヤ （４） タイヤ （５） タイヤ （６） タイヤ （７） ワイヤ （８） 石 （９） ホイル （１０） ホイル （１１） 運転台 （１２） 車体 （１３） ブラケット （１４） 石 （１５） ダブル、タイヤ、ホイル締め付けボルト

【図面の簡単な説明】

【図１】横面図

【図２】平面図

【図３】正面図

【図４】後面図

【図５】本考案の

【図２】の、７、１３、１４、１０、２、３、８、４、
９、の一部拡大した、平面図である。

【図６】本考案の

【図１】の、７、１３、２’’８、９、３、１５、を一
部拡大した側面図である。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 自動車の運転手が、運転台からの操作により、鉄の棒ま
   たはそれに変わる棒にて、タイヤとタイヤの間に挟まっ
   た石や土等を、自動車を前進させながら取り除く装置で
   ある。