JP3014874U - 屋根裏換気扇 - Google Patents

屋根裏換気扇

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JP3014874U
JP3014874U JP1995001818U JP181895U JP3014874U JP 3014874 U JP3014874 U JP 3014874U JP 1995001818 U JP1995001818 U JP 1995001818U JP 181895 U JP181895 U JP 181895U JP 3014874 U JP3014874 U JP 3014874U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 大きな騒音を招来することなく、屋根裏を確
実に換気する。 【構成】 屋根裏外壁の換気口に取付けられるベントキ
ャップと、屋根裏内に配設される小型の排気ファン21
とを排気倍力ダクト22で接続する。排気倍力ダクト2
0はファン径とほぼ同一の内径を有するとともに、少な
くとも内周面に排気ファン21からベントキャップ20
に向かうファン回転方向と同一方向の螺旋状をなすガイ
ドを形成し、排気ファン21からのエアーを螺旋状に旋
回させつつベントキャップに案内させるようにする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は屋根裏換気扇に関し、特に夏期等において屋根裏の熱気を排気して 快適に居住できるようにした換気扇に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近の家屋は密閉性がよく、保温効果が高いので、冬期には室内暖房の効果が 高く、快適な生活ができる。他方、夏期には屋根瓦が直射日光に曝されて高温と なり、その熱気が輻射されて屋根裏も高温となるが、家屋の密閉性が高いが故に 、屋根裏の熱気が外部に逃げにくく、下方の部屋に伝わって室温が上昇して蒸し 暑くなりやすい。
【0003】 そこで、屋根裏の外壁に換気口を開けて換気ファンを取付け、屋根裏の熱気 を排気するようにした屋根裏換気扇(特開昭54ー68010号公報、特開昭6 3ー282435号公報、特開昭63ー282436号公報、実開昭62ー36 341号公報、実開昭63ー46735号公報、等参照)、屋根に換気口を開 けて蓋で雨水の侵入を阻止する一方、換気口と換気ファンをダクトで連結し、屋 根裏の熱気を排気するようにした屋根裏換気扇(実開昭62ー36348号公報 参照)、が提案されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来の屋根裏換気扇は換気ファンからの熱気をそのまま外部に排気す る方式であったので、屋根裏の熱気を十分に排気するためには大型の換気ファン を必要とし、換気ファンの大きな音が下方の部屋にも伝わって騒音が大きいとい う問題があった。
【0005】 この考案は、かかる問題点に鑑み、大きな騒音を招来することなく、屋根裏を 確実に換気できるようにした屋根裏換気扇を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そこで、本考案に係る屋根裏換気扇は、屋根裏の熱気を外部に排気する屋根裏 換気扇において、屋根裏の外壁に形成された換気口に取付けられるベントキャッ プと、屋根裏内に配設される小型の排気ファンと、ベントキャップと排気ファン とを接続可能に設けられ、排気ファンのファン径とほぼ同一の内径を有するとと もに、少なくとも内周面に排気ファンからベントキャップに向かうファン回転方 向と同一方向の螺旋状をなすガイドが形成され、排気ファンからのエアーを螺旋 状に旋回させつつベントキャップに案内する円筒状の排気倍力ダクトとを備えた ことを特徴とする。
【0007】 排気倍力ダクトは排気ファンの送風力を保持し増加できるようにすることが肝 要である。そこで、排気倍力ダクトの内径を排気ファンのファン径とほぼ同一と し、少なくとも内周面に排気ファンからベントキャップに向かうファン回転方向 と同一方向の螺旋状をなすガイドを形成する。なお、排気倍力ダクトはその内径 が排気ファンのファン径とほぼ同一内径であれば外径については特に限定されな い。また、少なくとも内周面にガイドを形成すればよく、ガイドは溝であっても よく、突条であってもよく、さらには下記実施例に示すように蛇腹状としてもよ い。
【0008】 屋根裏換気扇は自動運転できるのがよい。そこで、屋根裏の温度を検出する温 度センサーと、排気ファンの作動開始温度を設定しうる機能を有し、温度センサ ーの信号を受けて排気ファンを作動・停止させるコントローラとを備えるのがよ い。
【0009】 屋根裏下方の部屋では天井側に熱気が溜まりやすい。そこで、天井に室内換気 口を形成し、排気ファンを室内換気口からの熱気を吸引しうる位置に設置すると 、下方部屋の熱気を排気ファンで排気できるで好ましい。
【0010】
【作用及び考案の効果】
排気ファンを作動させると、屋根裏の熱気は排気ファンによってファン回転方 向に少し回転されながら排気倍力ダクトに送り出される。排気倍力ダクトは排気 ファンのファン径とほぼ同一の内径とし、少なくとも内周面には螺旋状のガイド が形成されているので、排気ファンからの送風はガイドによって渦巻き状となっ てベントキャップに向けて進み、排気ファンからの後続の送風は排気倍力ダクト 内の渦巻き状の送風によって引っ張られ、屋根裏の熱気はベントキャップから勢 いよく排気される。
【0011】 その結果、小型で騒音の小さい排気ファンでもって屋根裏の熱気を確実に排気 でき、従来の換気扇のように騒音が問題となることはなく、下方の部屋の居住性 を向上できる。
【0012】
【実施例】
以下、本考案を図面に示す具体例に基づいて詳細に説明する。図1ないし図3 は本考案の一実施例による屋根裏換気扇を示す。図において、屋根裏換気扇はベ ントキャップ20、排気ファン21、排気倍力ダクト22、サーミスタ23及び コントローラ24の組合せで構成される。
【0013】 ベントキャップ20には外壁11に形成される換気口13に挿入可能な筒状取 付部200が形成され、排気ファン21には音の静かな小型の排気ファンが使用 されている。排気倍力ダクト22は排気ファン21のファン径とほぼ同一の内径 を有する蛇腹円筒状に形成されてベントキャップ20の筒状取付部200及び排 気ファン21のファン穴210とに接続可能に設けられ、排気ファン21の蛇腹 は螺旋状をなし、その螺旋状がファン回転方向にて排気ファン21からベントキ ャップ20に向かうようにベントキャプ20及び排気ファン21に接続される。
【0014】 温度センサー23には例えばサーミスタが使用され、屋根裏10の適当な箇所 に取付けられて屋根裏10の温度を検出するようになっている。コントローラ2 4は摘み240によって排気ファン21の作動開始温度を設定可能であり、温度 センサー23の信号を受けて排気ファン21への通電・停止を制御しうるように なっている。
【0015】 通常、木造家屋では屋根15と天井12と外壁11とで屋根裏10が構成され 、又外壁11は屋外側の壁110と室内側の壁111との2層構造をなしている 。屋根裏換気扇を設置する場合、屋根裏10の外壁11、好ましくは西側又は南 側の外壁11に換気口13をあけるが、外壁11が2層の場合には屋外壁110 及び室内壁111の各々に換気口130、131を形成し、そこにベントキャッ プ20の筒状取付部200を挿入する一方、排気ファン21は適当な金具、例え ば取付ネジを用いて屋根裏10内の内壁111に固定する。
【0016】 この排気ファン21のファン穴210には排気倍力ダクト22の一端を挿入す るとともに、他端はベントキャプ20の筒状取付部200に外嵌する。2層構造 をなす外壁11の屋外側の壁110と室内側の壁111の間隔が大きい場合には 換気口13に排気倍力ダクト22を挿入し、その両端開口にベントキャップ20 及び排気ファン21を接続してもよい。
【0017】 また、屋根裏10の適当な箇所、例えば温度上昇が最も激しいと考えられる箇 所に適当な金具等を用いて温度センサー23を取付け、又室内16の壁111に 取付穴112をあけてコントローラ24を取付け、室内16で屋根裏換気扇を操 作できるようする。さらに、天井12の排気ファン21の近傍には室内換気口1 4を形成しておく。
【0018】 夏期等において、屋根裏10の温度が上昇してコントローラ24の設定温度以 上になると、排気ファン21が作動し(図3の矢印B参照)、屋根裏10内の熱 いエアーが吸引されて少しファン回転方向に回転されつつ排気倍力ダクト22に 送り出される(図3の矢印C参照)。排気倍力ダクト22は排気ファン21のフ ァン径とほぼ同一の内径を有し、しかも螺旋状の蛇腹としているので、排気ファ ンから送り出された熱いエアーは排気倍力ダクト22によってファン回転方向へ の送り出し力を維持しつつ渦巻き状となり(図3の矢印A参照)、後続の熱いエ アーは排気倍力ダクト22内の渦巻き状の送風によって引っ張られ、屋根裏10 の熱気は勢いよく排気倍力ダクト22及びベントキャップ20を経て外部に排出 される。
【0019】 同時に、室内16内の熱くなったエアーは天井12近くにあり、室内換気口1 4から排気ファン21に吸引されて外部に排出される。その結果、屋根裏10の 熱気が排気され、下方の部屋16への輻射がなく、しかも下方の部屋16の熱気 も屋根裏換気扇で排気されるので、下方の部屋16を快適な室温にできる。
【0020】 しかも、排気ファン21は小型で騒音が小さいので、室内16内に騒音が響く ことはない。極めて快適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例による屋根裏換気扇の取付
け状態を示す概略図である。
【図2】 上記換気扇を示す分解斜視図である。
【図3】 上記換気扇の作用を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
10 屋根裏 11 外壁 12 天井 13 換気口 14 室内換気口 20 ベントキャップ 21 排気ファン 22 排気倍力ダクト 23 温度センサー 24 コントローラ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋根裏の熱気を外部に排気する屋根裏換
    気扇において、屋根裏10の外壁11に形成された換気
    口13に取付けられるベントキャップ20と、屋根裏1
    0内に配設される小型の排気ファン21と、ベントキャ
    ップ20と排気ファン21とを接続可能に設けられ、排
    気ファン21のファン径とほぼ同一の内径を有するとと
    もに、少なくとも内周面に排気ファン21からベントキ
    ャップ20に向かうファン回転方向と同一方向の螺旋状
    をなすガイドが形成され、排気ファン21からのエアー
    を螺旋状に旋回させつつベントキャップ20に案内する
    円筒状の排気倍力ダクト22とを備えたことを特徴とす
    る屋根裏換気扇。
  2. 【請求項2】 屋根裏10の温度を検出する温度センサ
    ー23と、排気ファン21の作動開始温度を設定しうる
    機能を有し、温度センサー23の信号を受けて排気ファ
    ン21を作動・停止させるコントローラ24とを備えた
    請求項1記載の屋根裏換気扇。
  3. 【請求項3】 排気ファン21は、天井12に形成され
    る室内換気口14からの熱気を吸引しうる位置に設置さ
    れる請求項1記載の屋根裏換気扇。
JP1995001818U 1995-02-17 1995-02-17 屋根裏換気扇 Expired - Lifetime JP3014874U (ja)

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