JP3014700B2 - クリールスタンドへの糸パッケージ供給方法 - Google Patents

クリールスタンドへの糸パッケージ供給方法

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JP3014700B2
JP3014700B2 JP1176629A JP17662989A JP3014700B2 JP 3014700 B2 JP3014700 B2 JP 3014700B2 JP 1176629 A JP1176629 A JP 1176629A JP 17662989 A JP17662989 A JP 17662989A JP 3014700 B2 JP3014700 B2 JP 3014700B2
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JP
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stand
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真樹 宮本
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KAJI SEISAKUSYO CO., LTD
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は原糸を巻着した糸パッケージ(チーズ、ボビ
ン、パーン等)をクリールスタンドのペグへ吊り掛ける
ための一連の方法に関するものである。
〔従来の技術〕 従来はクリールスタンドのペグへ直接人手により1個
づつ糸パッケージを吊り掛けるか、或はクリールローダ
ーのホルダーに数個づつ支持させ、クリールローダーに
よりクリールスタンドへ数個単位で吊り掛けていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来、糸パッケージを人手によりクリールスタンドの
ペグ或はクリールローダーのホルダーに支持させていた
が、これらの作業は女子や高齢者が多く、手首の病気に
なる者も続出し、作業能率が非常に悪かったのである。
上記欠点を解消するため本発明は、人手によらず糸パ
ッケージを自動的にクリールスタンドへ供給するように
したものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため本発明方法は、パレット上よ
り取り上げた糸パッケージを半転装置の回動板に吊り掛
け、該回動板を半転しクリールローダーに設けた上下方
向及び前後方向に移動する支持腕を前進させてクリール
ローダーに糸パッケージを受け取らせ、クリールスタン
ドに沿い移動する前記クリールローダーにより受け取っ
た糸パッケージを前記支持腕を前進させてクリールスタ
ンドに吊り掛けることを特徴とするものである。
〔作用〕
次に本発明方法の作用を説明すれば、バランサー或は
ロボットにてパレット上に載置されている糸パッケージ
を、1個づつ半転装置の回動板のペグに吊り掛けるが、
回動板はバランサー或はロボット側に傾斜した状態で停
止しているため、直立状態に比べ高い位置まで糸パッケ
ージを掛けなくて済み、ペグの高さと奥行きとのバラン
スがよく、バランサー或はロボットの使用を容易にする
ことができる。
而して、ペグに糸パッケージを吊り掛けた後、回動板
を半転し直立状態でクリールローダー側へ対向させれ
ば、クリールローダーに設けた上下方向及び前後方向に
移動する支持腕が前進し、ペグに吊り掛けられている糸
パッケージの芯部に支持腕を挿通し、支持腕を僅かに上
昇して糸パッケージを受けた後、支持腕が後退する。
糸パッケージを受けた取ったクリールローダーはレー
ルを走行し、クリールスタンドの前で糸パッケージを吊
り掛けた支持腕を前進し、クリールスタンドのペグに糸
パッケージの芯部を挿通し、支持腕を僅かに下降して糸
パッケージをクリールスタンドのペグに吊り掛け、支持
腕を後退して一連の工程を終えるのである。
〔実施例〕
以下本発明方法の実施例を図面に基づき説明すれば、
図中(1)はリフター(2)上に設けたパレットであ
り、該パレット(1)上に糸パッケージ(3)が数段に
載置されている。
(4)はバランサーであり、パレット(1)上の糸パ
ッケージ(3)を掴み半転装置へ運ぶものである。
半転装置は数個のペグ(5)を設けた回動板(6)が
装置本体(A)の側板(7)に回動可能に軸(8)にて
取り付けられている。
軸(8)の一端にはウォームギヤ(9)が取り付けら
れ、前記側板(7)に取り付けたモーター(10)の軸
(11)に取り付けたウォームギヤ(12)に噛合し回動す
る。
回動板(6)はバランサー(4)側に向き傾斜して待
機し、バランサー(4)により糸パッケージ(3)をペ
グ(5)に吊り掛けられた後、半転し直立した状態で停
止し、クリールローダー(B)の糸パッケージ(3)の
受け取りに備えるのである。
クリールローダー(B)は半転装置より糸パッケージ
(3)を受け取り、上下及び前後方向に移動する支持腕
(13)を設けたホルダー(14)を有する。
支持腕(13)は糸パッケージ(3)が載置されるよう
間隔を設けて櫛歯状に並列して形成され、前記回動板
(6)のペグ(5)の段数に対応した段に形成されてい
る。
(15)はクリールローダー本体(B)の側枠(16)に
設けた上下方向に往復動する昇降チェーンであり、該昇
降チェーン(15)は一端を昇降板(17)の上部に、又他
端を昇降板(17)の下部に固定し、昇降板(17)を上下
方向に昇降させる。
昇降板(17)には前後方向に往復動する移送チェーン
(18)が設けられ、該移送チェーン(18)に前記ホルダ
ー(14)の基端が取り付けられている。従って、ホルダ
ー(14)は移送チェーン(18)により前後動すると共
に、昇降板(17)により上下動するものである。
(19)は昇降板(17)の前後方向に設けた案内レール
で、ホルダー(14)に設けたスライドメタル(20)が摺
動可能に嵌合している。
(21)は移送チェーン(18)の駆動モーター、(22)
は昇降チェーン(15)の駆動モーター、(23)はクリー
ルローダー(B)の走行レール、(C)はクリールスタ
ンド、(24)はクリールスタンドのペグである。
〔発明の効果〕
本発明によれば、パレット上の糸パッケージをクリー
ルスタンドに吊り掛けるまでの一連の作業工程に於い
て、人手により糸パッケージを持つことはなく、全て自
動化したものであって、従来のように作業者は重い糸パ
ッケージを高所に運ぶ必要もなく、安全で作業能率も一
段と向上し得たもので有用な発明である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法の実施例を示した平面図、第2図は
同上の正面図、第3図は同上の一部側面図、第4図は同
上の一部平面図である。 符 号 (1)はパレット (3)は糸パッケージ (6)は回動板 (A)は半転装置 (B)はクリールローダー (C)はクリールスタンド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D02H 1/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パレット上より取り上げた糸パッケージを
    半転装置の回動板に吊り掛け、該回動板を半転しクリー
    ルローダーに設けた上下方向及び前後方向に移動する支
    持腕を前進させてクリールローダーに糸パッケージを受
    け取らせ、クリールスタンドに沿い移動する前記クリー
    ルローダーにより受け取った糸パッケージを前記支持腕
    を前進させてクリールスタンドに吊り掛けることを特徴
    とするクリールスタンドへの糸パッケージ供給方法。
JP1176629A 1989-07-07 1989-07-07 クリールスタンドへの糸パッケージ供給方法 Expired - Lifetime JP3014700B2 (ja)

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