JP3013856B2 - ファイルの世代自動選択処理装置 - Google Patents

ファイルの世代自動選択処理装置

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JP3013856B2
JP3013856B2 JP63292107A JP29210788A JP3013856B2 JP 3013856 B2 JP3013856 B2 JP 3013856B2 JP 63292107 A JP63292107 A JP 63292107A JP 29210788 A JP29210788 A JP 29210788A JP 3013856 B2 JP3013856 B2 JP 3013856B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 世代管理されたファイルを使用するデータ処理システ
ムにおいて,1つの処理単位の中で,同一世代のファイル
を使用することを保証するファイルの世代自動選択処理
装置に関し, 利用者がファイルの世代を意識しなくても,自動的に
矛盾が生じない世代のファイル媒体を使用できるように
することを目的とし, 各ファイルの世代ごとに,そのファイルの世代が有効
となる有効化時刻を記憶する世代別有効化時刻記憶手段
と,利用者が要求する処理を実行するシステムの処理単
位ごとに,その処理単位の起動時刻を利用開始時刻とし
て,その処理単位を管理する制御表に設定する利用開始
時刻設定手段と,上記処理単位におけるファイルの使用
要求に対して,上記利用開始時刻以前であって最新の有
効化時刻を持つファイルの世代を選択する世代選択処理
手段とを備えるように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は,世代管理されたファイルを使用するデータ
処理システムにおいて,1つの処理単位の中で,同一世代
のファイルを使用することを保証するファイルの世代自
動選択処理装置に関する。
コンピュータにより各種のデータを処理するデータ処
理システムでは,現在使用しているプログラムやデータ
を修正しなければならないことがある。このような場合
に,一度修正したプログラムやデータを元に戻すことが
必要になることもあるので,修正後のファイルだけでな
く,修正前のファイルについてもシステムに残し,ファ
イルの世代を管理することが行われている。この世代管
理を,利用者にできるだけ負担を与えないで実現する手
段が望まれている。
〔従来の技術〕
世代管理しているファイルに対して,修正を適用する
と,新しい別の世代が創成される。世代管理しているフ
ァイルを使用するときに,ファイル名のみを指定した場
合には,従来の世代の選択論理では,通常,そのファイ
ルの最新世代を選択するようになっている。
世代が創成された後で,古い世代を使用するときに
は,ファイルの使用者が,使用したい世代を明示的に指
定することにより,最新世代ではなく,古い世代を選択
できるようになっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
以上のように,世代管理をしているファイルに対し
て,オペレーティング・システム(OS)が提供する機能
のデータを格納する場合,修正を適用した時点で,新し
い世代が創成される。システムの利用者が,そのファイ
ルを使用すると,従来方式によれば,世代管理による選
択管理によって,新しく創成された世代のファイルが選
択される。
もし,利用者が,システムの利用を開始してから終了
するまでの間に,システム管理者等が別の処理単位でフ
ァイルに修正を適用してしまうと,その修正を適用した
ファイルについて,利用者がファイルのオープンやクロ
ーズを繰り返しながら使用している場合に,その処理単
位の途中で,古い世代のファイルから,新しい世代のフ
ァイルに切り換わることになり,追加された新しい世代
と古い世代との間に矛盾が生じてしまうことがある。
これを回避し,一連の処理の間に同一世代のファイル
を使用するためには,利用者が処理の開始時における最
新世代を調べ,明示的にその世代番号を指定して,ファ
イルを使用しなければならないので,利用者の負担が極
めて大きいという問題がある。
本発明は上記問題点の解決を図り,利用者がファイル
の世代を意識しなくても,自動的に矛盾が生じない世代
のファイルを使用できるようにすることを目的としてい
る。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明の構成例を示す。
第1図において,10は利用者端末,11はCPUおよびメモ
リなどからなる処理装置,12はセションを開設し起動す
るセション起動部,13はシステムの利用開始時刻を設定
する利用開始時刻設定部,14は利用者が要求するシステ
ムの処理単位であるセション,15は現在の時刻を知らせ
るシステム時計,16はセション14を管理するためのセシ
ョン制御表,17はファイルに対するアクセス制御を行う
ファイル管理部,18は世代ごとに有効化時刻を設定する
有効化時刻設定部,19は世代を選択する世代選択処理部,
20は磁気ディスク装置等の外部記憶装置,21は世代別に
設定された有効化時刻を記憶する世代別有効化時刻記憶
部,22は世代管理されるファイルを表す。
本発明では,ファイル22が作成または更新され,その
世代が創成されると,有効化時刻設定部18により,例え
ばファイル管理簿に設けられた世代別有効化時刻記憶部
21に,その世代が有効となる時刻が格納される。
利用者端末10から,ログインコマンドによる処理要求
があると,セション起動部12は,セション制御表16を作
成し,セション14を起動する。このとき,利用開始時刻
設定部13により,システム時計15から読み込んだ現在の
時刻を,セション制御表16内に利用開始時刻として設定
する。
セション14で動作するプログラムが,ファイル管理部
17に,世代管理をしているファイルの使用を要求する
と,世代選択処理部19が起動される。
世代選択処理部19は,要求されたファイルの世代が明
示的に指定されていない場合,セション14の起動時刻で
ある利用開始時刻と,世代別有効化時刻記憶部21に記憶
されているファイルの世代別有効化時刻とを比較し,利
用開始時刻以前における最新の有効化時刻を持つファイ
ルの世代を選択し,そのファイル22を割り当てる。
〔作用〕
システムの利用開始時刻は,各セション14に対して一
意に定まるので,以後,そのセション14による処理を継
続している間は,各ファイル22の世代ごとの利用開始時
刻以前における最新の有効化時刻を持つものも一意に定
まる。従って,セション14による処理継続中に,使用し
ているファイル22の別世代が創成されても,その有効化
時刻は利用開始時刻以後となり,世代選択処理部19によ
っては,その新しい世代が選択されることはない。
これにより,1つのセション14に対して,同一世代のフ
ァイル22の使用を保証することが可能になる。
〔実施例〕
第2図は本発明の一実施例に係る世代管理の例,第3
図は本発明の一実施例処理説明図を示す。
本実施例では,第2図(イ)に示すように,各ファイ
ル22の管理情報をファイル管理簿30に格納し,管理して
いる。
ファイル管理簿30は,第2図(ロ)に示すように,各
ファイルごとに,ファイル名,ファイル編成やレコード
長やエクステント情報等のファイル属性,世代管理され
ている場合にその世代番号および本発明に係る世代の有
効化時刻情報を記憶するようになっている。
この例では,ファイルAは,第2図(ハ)に示すよう
に,世代1と世代2がある。この世代1を創成した時刻
は,第2図(ロ)に示すファイル管理簿30から,1988年
7月14日の22時であり,世代2を創成した時刻は,1988
年7月15日の12時40分であることがわかる。ファイルB
については,世代管理が行われていないことがわかり,
ファイルCについては,3世代についての管理が行われて
いることがわかる。
第2図に示す例では,ファイル管理簿30内に世代別の
有効化時刻を記憶するようにしているが,これをファイ
ル22内の世代管理領域に記憶するようにしてもよい。ま
た,ファイル管理簿30において,1つのエントリを世代ご
とに割り当てる構造とし,ファイル名に世代情報を付加
して,各世代を独立に管理するようにすることも可能で
ある。
第3図(イ)は,セション14がファイルAを使用する
ときの処理フローを示している。
利用者が,ログインコマンド等により,セション14の
開設を要求し,システムの利用を開始したとき,スケジ
ューラである第1図に示すセション起動部12により,利
用者の動作環境として,利用開始時刻が設定される。
セション14上で動作する利用者プログラム等が,ファ
イルAを使用するために,ファイルAのオープンをファ
イル管理部17に要求すると,ファイル管理部17は,第3
図(イ)に示す処理〜を実行する。
まず,オープン要求に係るファイル名により,第2
図に示すファイル管理簿30を検索する。
ファイル管理簿30において,そのファイル名のエン
トリが見つかったならば,そのファイルが世代管理され
ているかどうかを調べる。世代管理されていない場合,
従来と同様なオープン処理を実行する。
世代管理されているならば,要求元であるセション
14の利用開始時刻を参照し,その利用開始時刻以前で最
も新しい有効化時刻を持つファイルの世代を,アクセス
対象として選択する。
以後,選択されたファイルの世代について,ファイ
ルアクセスのための従来と同様な準備処理を行い,その
処理が終了したならば要求元へ制御を戻す。
各ファイルの世代に対する有効化時刻の設定は,例え
ば第3図(ロ)に示すように行われる。
(a) ファイルの作成または更新要求に対して,要求
されたファイルを作成または更新する。その作成または
更新結果を新しい世代とする。
(b) その世代を創成した現時刻を,新しい世代の有
効化時刻として,ファイル管理簿30またはファイル内の
世代管理領域に設定する。
この有効化時刻についても,世代創成時の時刻を自動
的に設定することにより,操作ミスなどを防ぐことがで
きる。より高度な使用に供するために,世代創成時に,
利用者がその有効化時刻を指定して,設定することがで
きるようにしてもよい。
次に,具体的な世代の選択例について説明する。
例えば,第2図に示すように,ファイルAの世代1
は,「1988−07−14 22:00」に創成され,その後,ファ
イルAに対して,「1988−07−15 12:40」に修正が適用
され,新しい世代2が創成されたとする。また,利用者
は,「1988−07−15 12:34」にセション14の開設を要求
し,ファイルAのオープン,READ,クラーズを繰り返すプ
ログラムを起動したとする。
利用者が,システムの利用を開始したときに,その利
用者の動作環境として,「1988−07−15 12:34」の利用
開始時刻が設定される。その後,利用者は,ファイルA
を使用するプログラムを起動するが,「1988−07−15 1
2:40」までは,世代が1つしかないので,ファイルAの
世代1が使用対象となる。
このセション開設中に,システム管理者等が,ファイ
ルAに対して修正を適用すると,修正の適用によって,
ファイルAに世代2が創成される。
利用者の起動したプログラムが,「1988−07−15 12:
40」以降に,ファイルAのオープンを要求すると,ファ
イル管理部17は,ファイル管理簿30を参照し,ファイル
Aが世代管理されているかどうかを判定する。
ファイルAは世代管理されているので,利用者の動作
環境から,利用者開始時刻を取り出し,ファイルAの世
代別有効化時刻から,利用者がシステムの利用を開始し
た時刻に存在していた世代,この例では「1988−07−15
12:34」に創成されていた世代1を自動選択する。
そして,このファイルAの世代1をオープンし,利用
者が起動したプログラムと結合する。
〔発明の効果〕
以上説明したように,本発明によれば,利用開始時刻
と,世代別の有効化時刻とをもとに,最適なファイルの
世代が自動的に選択されるので,その利用者が,システ
ムの利用を開始してから終了するまで,世代を意識せず
に,同一世代のファイルを使用することを保証できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成例, 第2図は本発明の一実施例に係る世代管理の例, 第3図は本発明の一実施例処理説明図を示す。 図中,10は利用者端末,11は処理装置,12はセション起動
部,13は利用開始時刻設定部,14はセション,15はシステ
ム時計,16はセション制御表,17はファイル管理部,18は
有効化時刻設定部,19は世代選択処理部,20は外部記憶装
置,21は世代別有効化時刻記憶部,22はファイルを表す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】世代管理されたファイルを使用するデータ
    処理システムにおいて, 各ファイルの世代ごとに,そのファイルの世代が有効と
    なる有効化時刻を記憶する世代別有効化時刻記憶手段
    (21)と, 利用者が要求する処理を実行するシステムの処理単位ご
    とに,その処理単位の起動時刻を利用開始時刻として,
    その処理単位を管理する制御表に設定する利用開始時刻
    設定手段(13)と, 上記処理単位におけるファイルの使用要求に対して,上
    記利用開始時刻以前であって最新の有効化時刻を持つフ
    ァイルの世代を選択する世代選択処理手段(19)とを備
    えたことを特徴とするファイルの世代自動選択処理装
    置。
JP63292107A 1988-11-18 1988-11-18 ファイルの世代自動選択処理装置 Expired - Lifetime JP3013856B2 (ja)

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