JP3013825B2 - 情報端末装置、入出力制御方法及び記録媒体 - Google Patents

情報端末装置、入出力制御方法及び記録媒体

Info

Publication number
JP3013825B2
JP3013825B2 JP9331730A JP33173097A JP3013825B2 JP 3013825 B2 JP3013825 B2 JP 3013825B2 JP 9331730 A JP9331730 A JP 9331730A JP 33173097 A JP33173097 A JP 33173097A JP 3013825 B2 JP3013825 B2 JP 3013825B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
input
power consumption
output
output device
battery
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP9331730A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11167440A (ja
Inventor
英人 山方
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP9331730A priority Critical patent/JP3013825B2/ja
Priority to US09/204,381 priority patent/US6609072B1/en
Priority to EP98250420A priority patent/EP0921458B1/en
Priority to DE69840560T priority patent/DE69840560D1/de
Publication of JPH11167440A publication Critical patent/JPH11167440A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3013825B2 publication Critical patent/JP3013825B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/26Power supply means, e.g. regulation thereof
    • G06F1/32Means for saving power
    • G06F1/3203Power management, i.e. event-based initiation of a power-saving mode
    • G06F1/3234Power saving characterised by the action undertaken
    • G06F1/329Power saving characterised by the action undertaken by task scheduling
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/26Power supply means, e.g. regulation thereof
    • G06F1/32Means for saving power
    • G06F1/3203Power management, i.e. event-based initiation of a power-saving mode
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報端末装置、入
出力制御方法及び記録媒体に関し、特に電池駆動される
情報端末装置において電池残量が所定値以下となった場
合の入出力の制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】携帯端末装置は、一般に、電池駆動され
ている。この電池の残量が少なくなると、通信などの入
出力動作が安定して行われなくなり、入出力されるデー
タに誤りが生じる恐れがある。そこで、このような電池
残量が少ないときに携帯端末装置の通信機能を停止し、
電池残量の不足によって通信が失敗することを避けるた
めの技術が、特開平6−67766号公報に開示されて
いる。
【0003】図9は、上記従来例の携帯端末装置の機能
構成を示す機能ブロック図である。この携帯端末装置で
は、判定手段65は、電池残量検出手段63が検出した
電池61の残量と予測手段64が予測した通信手段62
による通信に必要な電池容量と比較し、通信に必要な電
池残量があるかどうかを判定する。その結果、通信に必
要な電池残量がある場合には、判定手段65は通信手段
62に通信を許容し、通信に必要な電池残量がない場合
には、通信手段62による通信を禁止する。通信を禁止
した場合には、判定手段65は、機能抑制手段67によ
って他の機能を抑制させ、抑制された部分の消費電力か
ら通信に必要な電池容量を改めて判定する。これによ
り、電力の不足による通信の失敗を避けるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これに対し、モデムな
どの通信手段には通信速度を変更できるものがあり、こ
の通信速度の変更によって消費電力が変わる場合があ
る。しかしながら、上記従来例では、通信速度の変更に
よる消費電力の変化は考慮されていなかった。従って、
上記従来例では、通信速度を変更した場合に、予測手段
64の設定、つまり携帯端末装置のオペレーティングシ
ステムに変更を加えなければならなかった。
【0005】また、携帯端末装置では、PCMCIAモ
デムのように交換可能で、それぞれに消費電力も異なる
通信手段もある。しかしながら、上記従来例では、この
ようにモデムを交換した場合のことは、考慮されていな
かった。従って、上記従来例では、通信手段の交換によ
り、予測手段64の設定、つまり携帯端末装置のオペレ
ーティングシステムに変更を加えなければなければなら
なかった。
【0006】また、上記の携帯端末装置では、単一の通
信手段の動作を制御する場合のみを考慮しているが、1
つの携帯端末装置に、モデムの他、LANカードや赤外
線モデムなど複数の通信手段が用いられる場合がある。
しかしながら、上記従来例では、このように他の通信手
段が追加された場合のことは考慮されていなかった。仮
に、通信手段の追加の度に、それに対応して予測手段6
4を加えることもこともできるが、この場合もやはりオ
ペレーティングシステムに変更を加えなければならなか
った。
【0007】さらに、電力の低下により動作が不安定と
なり、データの品位に問題が生じる場合は、通信手段以
外の他の入出力手段においても生じうる。しかしなが
ら、上記従来例では、通信手段以外の入出力手段のこと
は全く考慮されていなかった。
【0008】本発明は、上記従来技術の問題点を解消す
るためになされたものであり、設定による入出力装置の
消費電力の変化、入出力装置の変更或いは追加に対し
て、オペレーティングシステムに変更を加えることな
く、電池容量の不足による入出力装置の動作の不安定化
を避けることができる情報端末装置、入出力制御方法及
びこの入出力制御方法を実現するためのプログラムを記
憶したコンピュータ読み取り可能か記録媒体を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の観点にかかる情報端末装置は、電池
駆動され、入出力装置を有する情報端末装置であって、
前記電池の残量を計測する電池残量計測手段と、前記入
出力装置を動作させると共に、前記入出力装置を動作さ
せたときの前記入出力装置の消費電力を記憶する駆動手
段と、所定のタイミングで起動され、前記駆動手段に記
憶されている消費電力を読み出し、該読み出した消費電
力を入出力装置に関する情報と対応付けて登録する消費
電力登録手段と、前記入出力装置へのデータの入出力の
要求があったときに、前記電池残量計測手段が計測した
前記電池の残量の範囲内で該入出力の要求に対応する入
出力装置を動作させてデータの入出力を完了することが
できるかどうかを、前記消費電力登録手段に登録されて
いる消費電力に基づいて判定する判定手段と、前記判定
手段が、前記要求されたデータの入出力を完了できる
判定したときに、前記駆動手段を駆動させ、前記入出力
装置に前記要求されたデータの入出力を行わせる入出力
許可手段と、を備えることを特徴とする。
【0010】上記情報端末装置では、前記判定手段によ
ってデータの入出力が完了できると判定されたときに、
前記許可手段によって前記入出力装置によるデータの入
出力が許可される。このため、前記電池の残量が十分で
ないとき、不安定な動作状態でデータの入出力が行われ
ることがない。しかも、上記情報端末装置では、所定の
タイミングで、前記駆動手段に記憶されている前記入出
力装置の消費電力が前記消費電力登録手段に登録され
る。そして、この登録された消費電力に従って、前記判
定手段での判定が行われる。このため、入出力装置の変
更または追加の場合にも、変更または追加された入出力
装置に対応する駆動手段さえ変更または追加すれば、
の部分に変更を加える必要がない。
【0011】なお、消費電力登録手段を起動する所定の
タイミングとしては、例えば、データの入出力が要求さ
れたときや、情報端末装置の電源を立ち上げたときなど
を適用することができる。
【0012】上記情報端末装置において、前記入出力装
置は、前記駆動手段の設定により消費電力が変わるもの
であってもよい。この場合、前記駆動手段は、設定毎の
前記入出力装置の消費電力を記憶するものとすることが
できる。また、前記情報端末装置は、前記判定手段が前
記要求されたデータの入出力を完了できないと判定した
ときに、前記駆動手段の設定を変更する設定変更手段
と、前記設定変更手段による変更後の設定に対応する前
記駆動手段に記憶されている消費電力を読み出し、該読
み出した消費電力を入出力装置に関する情報と対応付け
て前記消費電力登録手段に登録する再登録手段とをさら
に備えるものとすることができる。
【0013】この場合、前記設定変更手段により前記駆
動手段の設定を変更することによって、前記再登録手段
により変更後の設定に対応する消費電力が再登録され、
再登録された消費電力に従って前記入出力装置を動作さ
せることができるので、前記入出力装置に可能な限り必
要な動作を行わせることができる。しかも、この場合
も、駆動手段以外の他の手段に変更を加える必要がな
い。
【0014】上記目的を達成するため、本発明の第2の
観点にかかる情報端末装置は、電池駆動され、入出力装
置を有する情報端末装置であって、前記電池の残量を計
測する電池残量計測手段と、前記入出力装置を動作させ
る駆動手段と、前記駆動手段が前記入出力装置を動作さ
せたときの消費電力を計測する消費電力計測手段と、前
記消費電力計測手段が計測した消費電力を入出力装置に
関する情報と対応付けて登録する消費電力登録手段と、
前記入出力装置へのデータの入出力の要求があったとき
に、前記電池残量計測手段が計測した前記電池の残量の
範囲内で該入出力の要求に対応する入出力装置を動作さ
せてデータの入出力を完了することができるかどうか
を、前記消費電力登録手段に登録されている消費電力に
基づいて判定する判定手段と、前記判定手段が、前記要
求されたデータの入出力を完了できると判定したとき
に、前記駆動手段を駆動させ、前記入出力装置に前記要
求されたデータの入出力を行わせる入出力許可手段と、
を備えることを特徴とする。
【0015】上記情報端末装置では、前記判定手段によ
ってデータの入出力を完了できないと判定されたとき
に、前記許可手段によって前記入出力装置によるデータ
の入出力が許可される。このため、前記電池の残量が十
分でないとき、不安定な動作状態でデータの入出力が行
われることがない。しかも、上記情報端末装置では、前
記消費電力計測手段によって計測された前記入出力装置
の消費電力が前記消費電力登録手段に登録される。従っ
て、前記入出力装置の2回目以降の使用の場合は、この
登録された消費電力に従って、前記判定手段での判定が
行われる。このため、前記駆動手段に対応する前記入出
力装置の消費電力を記憶しておかなくても、上記第1の
観点にかかる情報端末装置と同様の効果を得ることがで
きる。しかも、入出力装置の変更または追加の場合に、
変更または追加された入出力装置に対応する駆動手段さ
え変更または追加すれば、他の部分に変更を加える必要
がない。
【0016】上記第1、第2の観点にかかる情報端末装
置において、前記判定手段は、前記入出力の要求された
データの入出力を完了するために必要となる時間を算出
する完了時間算出手段と、前記電池残量計測手段が計測
した前記電池の残量の範囲内で前記消費電力登録手段に
登録された消費電力で前記入出力装置を継続して動作さ
せることが可能な時間を算出する動作可能時間算出手段
と、前記完了時間算出手段が算出した時間と前記動作可
能時間算出手段が算出した時間とを比較する比較手段
と、を備えるものとすることができる。
【0017】上記目的を達成するため、本発明の第3の
観点にかかる入出力制御方法は、電池駆動され、対応す
る入出力装置の消費電力が記憶されているドライバによ
って駆動される入出力装置を制御する入出力制御方法で
あって、所定のタイミングで起動され、前記ドライバに
記憶されている消費電力を読み出し、該読み出した消費
電力を入出力装置に関する情報と対応付けて登録する消
費電力登録ステップと、前記入出力装置へのデータの入
出力の要求があったときに、前記電池の残量を計測する
電池残量計測ステップと、前記電池残量計測ステップで
計測された前記電池の残量の範囲内で前記入出力の要求
に対応する入出力装置を動作させてデータの入出力を完
了することができるかどうかを、前記消費電力登録手段
に登録されている消費電力に基づいて判定する判定ステ
ップと、前記判定ステップで前記要求されたデータの入
出力を完了できると判定されたときに、前記ドライバを
駆動させて、前記入出力装置に前記要求されたデータの
入出力を行わせる許可ステップと、を含むことを特徴と
する。
【0018】上記入出力制御方法において、前記入出力
装置は、前記ドライバの設定により消費電力が変わるも
のとし、前記ドライバは、設定毎の前記入出力装置の消
費電力を記憶するものとしてもよい。この場合、上記
出力制御方法は、さらに、前記判定ステップで前記要求
されたデータの入出力を完了できないと判定されたとき
に、前記ドライバの設定を変更する設定変更ステップ
と、前記設定変更ステップで変更された設定に対応する
前記ドライバに記憶された消費電力を読み出し、該読み
出した消費電力を入出力装置に関する情報と対応付けて
前記登録ステップで登録された消費電力に替えて再登録
する消費電力再登録ステップと、含むものとすることが
できる。
【0019】上記目的を達成するため、本発明の第4の
観点にかかる入出力制御方法は、電池駆動され、ドライ
バによって駆動される入出力装置を制御する入出力制御
方法であって、前記ドライバが前記入出力装置を動作さ
せたときの消費電力を計測する消費電力計測ステップ
と、前記消費電力計測ステップで計測された消費電力を
入出力装置に関する情報と対応付けて登録する消費電力
登録ステップと、前記入出力装置へのデータの入出力の
要求があったときに、前記電池の残量を計測する電池残
量計測ステップと、前記電池残量計測ステップで計測さ
れた前記電池の残量の範囲内で前記入出力の要求に対応
する入出力装置を動作させてデータの入出力を完了する
ことができるかどうかを、前記消費電力登録手段に登録
されている消費電力に基づいて判定する判定ステップ
と、前記判定ステップで前記要求されたデータの入出力
を完了できると判定されたときに、前記ドライバを駆動
させて、前記入出力装置に前記要求されたデータの入出
力を行わせる許可ステップと、を含むことを特徴とす
る。
【0020】上記目的を達成するため、本発明の第5の
観点にかかる記録媒体は、電池駆動され、対応する入出
力装置の消費電力が記憶されているドライバによって駆
動される入出力装置を制御する入出力制御方法を実現す
るためのプログラムを記憶する記録媒体であって、所定
のタイミングで起動され、前記ドライバに記憶されてい
る消費電力を読み出し、該読み出した消費電力を入出力
装置に関する情報と対応付けて登録する消費電力登録ス
テップと、前記入出力装置へのデータの入出力の要求が
あったときに、前記電池の残量を計測する電池残量計測
ステップと、前記電池残量計測ステップで計測された前
記電池の残量の範囲内で前記入出力の要求に対応する入
出力装置を動作させてデータの入出力を完了することが
できるかどうかを、前記消費電力登録手段に登録されて
いる消費電力に基づいて判定する判定ステップと、前記
判定ステップで前記要求されたデータの入出力を完了で
きると判定されたときに、前記ドライバを駆動させて、
前記入出力装置に前記要求されたデータの入出力を行わ
せる許可ステップと、を実現するプログラムを記録する
ことを特徴とする。
【0021】上記記録媒体において、前記入出力装置
は、前記ドライバの設定により消費電力が変わるものと
し、前記ドライバは、設定毎の前記入出力装置の消費電
力を記憶するものとしてもよい。この場合、上記記録媒
体は、さらに、前記判定ステップで前記要求されたデー
タの入出力を完了できないと判定されたときに、前記ド
ライバの設定を変更する設定変更ステップと、前記設定
変更ステップで変更された設定に対応する前記ドライバ
に記憶された消費電力を読み出し、該読み出した消費電
力を入出力装置に関する情報と対応付けて前記登録ステ
ップで登録された消費電力に替えて再登録する消費電力
再登録ステップと、を実現するプログラムをさらに記録
するものとすることができる。
【0022】上記目的を達成するため、本発明の第6の
観点にかかる記録媒体は、電池駆動され、ドライバによ
って駆動される入出力装置を制御する入出力制御方法を
実現するためのプログラムを記憶する記録媒体であっ
て、前記ドライバが前記入出力装置を動作させたときの
消費電力を計測する消費電力計測ステップと、前記消費
電力計測ステップで計測された消費電力を入出力装置に
関する情報と対応付けて登録する消費電力登録ステップ
と、前記入出力装置へのデータの入出力の要求があった
ときに、前記電池の残量を計測する電池残量計測ステッ
プと、前記電池残量計測ステップで計測された前記電池
残量の範囲内で前記入出力の要求に対応する入出力装
置を動作させてデータの入出力を完了することができる
かどうかを、前記消費電力登録手段に登録されている消
費電力に基づいて判定する判定ステップと、前記判定ス
テップで前記要求されたデータの入出力を完了できる
判定されたときに、前記ドライバを駆動させて、前記入
出力装置に前記要求されたデータの入出力を行わせる許
可ステップと、を実現するプログラムを記録することを
特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の実施の形態について説明する。
【0024】図1は、この実施の形態にかかる携帯端末
装置の回路構成を示すブロック図である。図示するよう
に、この携帯端末装置は、CPU11と、ROM12
と、RAM13と、電池14と、入出力ハードウェア1
5a〜15cと、スイッチ16a〜16cと、電池残量
計測器(DET)17とから構成されている。CPU1
1、ROM12、RAM13、入出力ハードウェア15
a〜15c、スイッチ16a〜16c、及び電池残量計
測器17は、バス10を介して互いに接続されている。
【0025】CPU11は、ROM12に格納された後
述するフローチャートに示すプログラムなどの処理プロ
グラムを実行する。これらのプログラムがCPU11に
よって実行することによって、この携帯端末装置におい
て後述する機能が実現される。CPU11は、また、内
部にタイマ11aを有し、このタイマから所定時間間隔
で要求される割り込みに従って、後述する電池残量確認
の処理を行う。
【0026】ROM12は、CPU11の処理プログラ
ム及びこの処理プログラム中で使用されるデータを格納
している。ROM12に格納されているプログラムに
は、後述するオペレーティングシステム(ここでは、広
義のオペレーティングシステムを意味し、後述するドラ
イバを含む)のプログラムやアプリケーションプログラ
ムがある。ROM12は、フラッシュメモリなどの不揮
発性のメモリであり、この携帯端末装置の電源をオフし
てもデータが保持される。
【0027】RAM13は、半導体メモリによって構成
される揮発性のメモリであり、CPU11のワークエリ
アとして使用される。なお、この携帯端末装置におい
て、ROM12とRAM13とには、それぞれ異なるア
ドレスが割り付けられている。CPU11は、ROM1
2から処理プログラムを直接読み出して実行しても、R
OM12に格納された処理プログラムをRAM13に転
送した後、RAM13から読み出して実行してもよい。
もっとも、後述するドライバなどの設定変更があるプロ
グラムについては、必ずROM12からRAM13に転
送されて実行される。
【0028】電池14は、入出力ハードウェア15a〜
15cを初めとする、この携帯端末の各部に電力を供給
する。なお、電池14は、乾電池、バッテリーパック方
式のもの、この携帯端末装置に充電池などいずれでもよ
い。電池14は、また、この携帯端末装置に外付けされ
るものであってもよい。
【0029】入出力ハードウェア15a〜15cは、図
1では3個のみ示されているが、その数は任意である。
入出力ハードウェア15a〜15cとしては、例えば、
文字または数字を入力するためのキーボード、CPU1
1の処理結果を表示するための液晶表示装置、液晶表示
装置の前面に設けられたタッチパネル、フロッピーディ
スクにデータの読み書きを行うためのディスク装置、L
ANを介して当該LANに接続された他のコンピュータ
とデータの授受を行うためのLANカード、或いは電話
回線を介して他のコンピュータとデータの授受を行うた
めのモデムなどがある。なお、入出力ハードウェア15
a〜15cには、後述するように設定値によって消費電
力が変化するものとそうでないものとがある。
【0030】スイッチ16a〜16cは、それぞれ入出
力ハードウェア15a〜15cに対応して設けられてお
り、電池14からの電力の供給をオン/オフする。な
お、スイッチ16a〜16cは、FETなどのハードウ
ェアスイッチによるものでも、対応する入出力ハードウ
ェア15a〜15cを駆動するための後述するドライバ
の機能を停止させるソフトウェアスイッチによるもので
もよい。
【0031】電池残量計測器17は、電池14の残量を
計測する。
【0032】図2は、CPU11がROM12に格納さ
れた処理プログラムを実行することによって実現され
る、この携帯端末装置の機能を示す機能ブロック図であ
る。図示するように、この携帯端末装置の機能は、オペ
レーティングシステム20と、ドライバ21a〜21c
と、アプリケーションプログラム22a〜22cと、入
出力ハードウェア15a〜15cと、電池残量計測装置
17と、機能テーブル31、リンク情報32及び消費電
力値テーブル33が書き込まれているワークエリア30
とから構成される。
【0033】オペレーティングシステム20は、アプリ
ケーションプログラム22a〜22cからの要求に基づ
いて後述する入出力機能を実行し、また、CPU11の
内部に設けられたタイマ11aからの割り込みに基づい
て後述する電池残量確認の処理を実行する。オペレーテ
ィングシステム20は、これらの処理を実行するとき
に、リンク情報32或いは消費電力値テーブル33への
読み書きを行う。オペレーティングシステム20は、入
出力機能の実行時に、アプリケーションプログラム22
a〜22cからの指示による設定値或いはオペレーティ
ングシステム20が有するデフォルト値により消費電力
値テーブル33へ消費電力値を書き込む。
【0034】ドライバ(デバイスドライバ)21a〜2
1cは、それぞれ対応する入出力ハードウェア15a〜
15cを制御し、入出力動作を行わせる。ドライバ21
a〜21cのアドレス構造は、オペレーティングシステ
ム20によって設定される設定値によって、対応する入
出力ハードウェア15a〜15cの消費電力が変化する
場合があるかそうでないかによって異なる。
【0035】ドライバ21a〜21cは、設定値によっ
て対応する入出力ハードウェア15a〜15cの消費電
力が変化しない場合には、図3(a)に示すように、ド
ライバヘッダ情報41と、ドライバ本体42と、消費電
力値ヘッダ情報43と、消費電力値データ44とから構
成されている。
【0036】ドライバ21a〜21cは、設定値によっ
て対応する入出力ハードウェア15a〜15cの消費電
力が変化する場合には、図3(b)に示すように、ドラ
イバヘッダ情報41と、ドライバ本体42と、消費電力
値ヘッダ情報43と、複数の消費電力値データ44a〜
44nとから構成されている。
【0037】ドライバヘッダ情報41は、ドライバ本体
42の開始アドレスやドライバの属性に関する情報を含
んでいる。ドライバ本体42は、対応する入出力ハード
ウェア15a〜15cを制御するためのプログラムであ
る。消費電力値ヘッダ情報43は、対応する入出力ハー
ドウェア15a〜15cがもつ消費電力値が単一か複数
かの区別や、複数の場合には設定値と消費電力値データ
との対応関係に関する情報を含む。消費電力データ4
4、44a〜44nは、対応する入出力ハードウェアの
消費電力に関する情報であり、図3(b)での消費電力
データ44a〜44nは、それぞれ設定値に対応する情
報である。
【0038】図2の機能ブロック図に戻って説明を続け
ると、アプリケーションプログラム22a〜22cは、
例えば、ワードプロセッサ、表計算、データベース、ス
ケジュール管理、或いは通信などの機能を実現するため
のプログラムであり、オペレーティングシステム20の
制御の下、実行される。
【0039】ワークエリア30は、前述したようにRA
M12内に設けられている。ワークエリア30に書き込
まれる機能テーブル31は、オペレーティングシステム
20が有する入出力機能を列挙して記憶している。
【0040】消費電力値テーブル33は、入出力ハード
ウェア15a〜15cのそれぞれに対応する消費電力値
が書き込まれている。設定値によって入出力ハードウェ
ア15a〜15cの消費電力が変化しない場合には、対
応するドライバ21a〜21cの消費電力値データ44
が消費電力値テーブル33に書き込まれる。設定値によ
って入出力ハードウェア15a〜15cの消費電力が変
化する場合には、対応するドライバ21a〜21cの消
費電力値データのうちの設定値に対応するものが書き込
まれる。
【0041】リンク情報32は、機能テーブル31に書
き込まれているオペレーティングシステム20の入出力
機能が、入出力ハードウェア15a〜15cのうちのい
ずれを使用して実現されるかを示すものである。なお、
リンク情報32には、それぞれ優先順位が設定されてお
り、後述するリンク情報32の解除のときには、優先順
位の低いものから解除される。
【0042】以下、この実施の形態の携帯端末装置にお
ける動作について説明する。まず、この携帯端末装置の
電源の立ち上げ時、ブートプログラムを経てオペレーテ
ィングシステム20が起動される。オペレーティングシ
ステム20は、機能テーブル31にオペレーティングシ
ステム20が実現する入出力機能を登録し、また、デフ
ォルトの設定値に基づいてドライバ21a〜21cから
消費電力値データ44、44a〜44nを読み出し、消
費電力値テーブル33に登録する。そして、機能テーブ
ル31に登録された各機能と、消費電力値テーブル33
に登録されたハードウェア15a〜15cの消費電力値
に対して、リンク情報32を設定する。
【0043】この後、この携帯端末装置のユーザからの
指定によって、アプリケーションプログラム22a〜2
2cが実行される。
【0044】次に、ユーザからの指定によって実行され
ているアプリケーションプログラム22a〜22cによ
るデータの入出力が要求されたとする。このとき、当該
アプリケーションプログラムは、機能テーブル31に記
憶されている要求に対応するオペレーティングシステム
20の機能によって実行されるドライバ11a〜11c
の設定値と、入出力するデータの量をパラメータとして
オペレーティングシステム20に渡す。そして、渡され
たパラメータに基づいて、オペレーティングシステム2
0の機能である図4のフローチャートに示す「入出力制
御の実行」の処理が行われる。
【0045】図4のフローチャートの処理が開始する
と、CPU11は、まず、後述する「ドライバの初期
化」のサブルーチンに処理を移し、当該機能に対応する
ドライバ21a〜21cを初期化する(ステップS1
1)。この「ドライバの初期化」の処理によって、ドラ
イバの設定値に対応する消費電力値が消費電力値テーブ
ル33に登録される。
【0046】「ドライバの初期化」のサブルーチンの処
理を終了すると、CPU11は、メインルーチンの処理
に戻り、アプリケーションプログラム21a〜21cが
要求した、機能テーブル31に登録されている機能から
のリンク情報32を取得する(ステップS12)。そし
て、CPU11は、当該機能に対してリンク情報32が
設定されているかどうかを判定する(ステップS1
3)。
【0047】ステップS13で当該機能に対してリンク
情報32が設定されていないと判定されたときは、後述
するステップS24のエラー処理に進む。ステップS1
3で当該機能に対してリンク情報32が設定されている
と判定されたときは、CPU11は、設定されているリ
ンク情報32から消費電力値テーブル33中の消費電力
値のアドレスを取得し(ステップS14)、取得したア
ドレスに基づいて消費電力値を読み出す(ステップS1
5)。
【0048】次に、CPU11は、電池残量計測器17
が計測した電池14の残量を取得し(ステップS1
6)、取得した電池14の残量で対応する入出力ハード
ウェア15a〜15cが継続的に安定して動作すること
ができる継続動作可能時間を予測する(ステップS1
7)。さらにCPU11は、パラメータとして渡された
ドライバの設定値と入出力するデータの量とから入出力
機能に完了するのに必要とされる機能完了時間を算出す
る(ステップS18)。CPU11は、ステップS17
で予測した継続動作可能時間とステップS18で算出し
た機能完了時間とを比較し、継続動作可能時間が機能完
了時間以上であるかどうかを判定する(ステップS1
9)。
【0049】ステップS19で継続動作可能時間が機能
完了時間以上であると判定されたときは、後述するステ
ップS20の処理に進む。ステップS19で継続動作可
能時間が機能完了時間未満であると判定されたときは、
CPU11は、当該機能により入出力ハードウェア15
a〜15cを動作させるためのドライバの設定値を変え
ることができるかどうかを判定する(ステップS2
1)。
【0050】ステップS21でドライバの設定値を変え
ることができないと判定されたときは、後述するステッ
プS24のエラー処理に進む。ステップS21でドライ
バの設定値を変えることができると判定されたときは、
CPU11は、対応する入出力ハードウェア15a〜1
5cの消費電力をより少なくすることのできる設定値が
あるかどうかを判定する(ステップS22)。
【0051】ステップS22で消費電力をより少なくす
ることのできる設定値がないと判定されたときは、後述
するステップS24のエラー処理に進む。ステップS2
2で消費電力をより少なくすることのできる設定値があ
ると判定されたときは、CPU11は、後述する「ドラ
イバの設定変更」のサブルーチンに処理を移し、当該機
能に対応するドライバ21a〜21cの設定変更を行う
(ステップS23)。この「ドライバの設定変更」の処
理によって、消費電力が一段階少ない消費電力値が消費
電力値テーブル33に登録される。
【0052】「ドライバの設定変更」のサブルーチンの
処理を終了すると、CPU11は、メインルーチンの処
理に戻り、さらに、ステップS14の処理に戻って、新
たに消費電力値テーブル33に登録された消費電力値に
従って、同様の処理が続けられる。
【0053】ステップS20では、当該機能を安定して
実行するのに十分な電池14の残量がある場合なので、
CPU11は、ドライバ本体42のプログラムを実行し
て対応する入出力ハードウェア15a〜15cを動作さ
せる。これにより、対応する入出力ハードウェア15a
〜15cは、アプリケーションプログラム22a〜22
cから要求されたデータの入出力を行う。そして、この
フローチャートの処理を終了する。
【0054】ステップS24では、当該機能を安定して
実行するのに十分な電池14の残量がない場合なので、
CPU11は、アプリケーションプログラム21a〜2
1cから要求されたデータの入出力を拒否する旨の情報
をパラメータとしてアプリケーションプログラムに返
し、また、その旨を表示やアラームによってユーザ通知
するエラー処理を行う。そして、このフローチャートの
処理を終了する。
【0055】また、この携帯端末装置においては、タイ
マ11aから所定時間間隔で割り込みが発生し、この割
り込みに従って、オペレーティングシステム20の機能
である図5のフローチャートに示す「電池残量確認」の
処理が行われる。
【0056】図5のフローチャートの処理が開始する
と、CPU11は、電池残量計測器17が計測した電池
14の残量を取得する(ステップS31)。次に、CP
U11は、機能テーブル31からリンク情報32によっ
てリンクされている消費電力値テーブル33中の消費電
力値を順次取得し、ステップS11で取得した電池14
の残量で対応する入出力ハードウェア15a〜15cが
継続的に安定して動作することができる継続動作可能時
間を予測する(ステップS32)。そして、CPU11
は、ステップS32で予測した継続動作可能時間がすべ
て所定値以上であるかどうかを判定する(ステップS3
3)。なお、この所定値は、対応する入出力ハードウェ
ア15a〜15c毎に別々の値としてもよい。
【0057】ステップS33で継続動作可能時間がすべ
て所定値以上とならない、すなわち予測した継続動作可
能時間のうち1つでも所定値以上とならないものがある
場合には、CPU11は、機能テーブル31と消費電力
値テーブル33との間にリンク情報32が設定されてい
ないかどうかを判定する(ステップS34)。
【0058】ステップS34でリンク情報が設定されて
いると判定されたときは、CPU11は、いずれかの入
出力ハードウェア15a〜15cを動作させるためのド
ライバの設定値を変えることができるかどうかを判定す
る(ステップS35)。
【0059】ステップS35でドライバの設定値を変え
ることができないと判定されたときは、後述するステッ
プS38の処理に進む。ステップS35でドライバの設
定値を変えることができると判定されたときは、CPU
11は、対応する入出力ハードウェア15a〜15cの
消費電力をより少なくすることのできる設定値があるか
どうかを判定する(ステップS36)。
【0060】ステップS36で消費電力をより少なくす
ることのできる設定値がないと判定されたときは、後述
するステップS38の処理に進む。ステップS36で消
費電力をより少なくすることのできる設定値があると判
定されたときは、CPU11は、後述する「ドライバの
設定変更」のサブルーチンに処理を移し、当該機能に対
応するドライバ21a〜21cの設定変更を行う(ステ
ップS37)。この「ドライバの設定変更」の処理によ
って、消費電力が一段階少ない消費電力値が消費電力値
テーブル33に登録される。
【0061】「ドライバの設定変更」のサブルーチンの
処理を終了すると、CPU11は、メインルーチンの処
理に戻り、さらに、ステップS32の処理に戻って、新
たに消費電力値テーブル33に登録された消費電力値に
従って、同様の処理が続けられる。
【0062】ステップS38では、CPU11は、設定
されているリンク情報32のうち、優先順位が最下位で
あるものを解除する。そして、ステップS32の処理に
戻って、新たなリンク情報の設定に従って、同様の処理
が続けられる。
【0063】また、ステップS34でリンク情報が設定
されていないと判定されたときは、電池14の残量が不
足していることの表示を行い、またはこれに加えてアラ
ームを発して、電池14の残量の不足をユーザに警告す
る(ステップS39)。そして、このフローチャートの
処理を終了する。一方、ステップS33で継続動作可能
時間がすべて所定値以上となると判定されたときは、そ
のままこのフローチャートの処理を終了する。
【0064】上記ステップS11の「ドライバの初期
化」のサブルーチンの処理について、図6のフローチャ
ートを参照して説明する。処理が開始すると、CPU1
1は、対応するドライバ21a〜21cの消費電力値ヘ
ッダ情報43を読み出す(ステップS41)。CPU1
1は、読み出した消費電力値ヘッダ情報41から、消費
電力値が設定値によって変化するかどうかを判定する
(ステップS42)。
【0065】ステップS42で消費電力値が設定値によ
って変化しないと判定された場合は、CPU11は、消
費電力値データ44を読み出す(ステップS43)。そ
して、ステップS45の処理に進む。ステップS42で
消費電力値が設定値によって変化すると判定された場合
は、CPU11は、消費電力値ヘッダ情報43を参照し
て、消費電力値データ44a〜44nのうち設定値に対
応するものを読み出す(ステップS44)。そして、ス
テップS45の処理に進む。
【0066】ステップS45では、CPU11は、ステ
ップS43またはステップS45で読み出した消費電力
値データを、消費電力値テーブル33の対応するアドレ
スに登録する。そして、CPU11は、さらにドライバ
本体42の初期化などのその他の初期化処理を行い(ス
テップS46)、メインルーチンに復帰する。
【0067】上記ステップS23及びステップS38の
「ドライバの設定変更」のサブルーチンの処理につい
て、図7のフローチャートを参照して説明する。処理が
開始すると、CPU11は、対応するドライバ21a〜
21cの消費電力値ヘッダ情報43を読み出す(ステッ
プS51)。CPU11は、読み出した消費電力値ヘッ
ダ情報41から、消費電力値が設定値によって変化する
かどうかを判定する(ステップS52)。
【0068】ステップS52で消費電力値が設定値によ
って変化しないと判定された場合は、ステップS55の
処理に進む。ステップS52で消費電力値が設定値によ
って変化すると判定された場合は、CPU11は、消費
電力値ヘッダ情報43を参照して、消費電力値データ4
4a〜44nのうち設定値に対応するものを読み出す
(ステップS54)。さらに、CPU11は、ステップ
S53で読み出した消費電力値データを、消費電力値テ
ーブル33の対応するアドレスに登録する(ステップS
54)。そして、ステップS55の処理に進む。
【0069】ステップS55では、CPU11は、ドラ
イバ本体42の設定を変更するための処理を行う。そし
て、このフローチャートの処理を終了する。
【0070】以上説明したように、この実施の形態の携
帯端末装置では、リンク情報32の設定や設定値の変更
によっても入出力ハードウェア15a〜15cを継続的
に安定して動作させるために、電池14の残量が十分に
ないときは、アプリケーションプログラム21a〜21
cからの要求による入出力機能を実行しない(ステップ
S42)。このため、電池14の残量が十分でないとき
の入出力ハードウェア15a〜15cの不安定動作を防
ぐことができる。
【0071】また、この実施の形態の携帯端末装置で
は、タイマ11aからの割り込みに従って実行される
「電池残量確認」の処理により、優先順位の低いものか
らリンク情報32を解除しているので、電池14の残量
が十分でなくなったときの消費電力を低減させることが
できる。
【0072】また、この実施の形態の携帯端末装置で
は、オペレーティングシステム20の機能により消費電
力値テーブル33への登録及びリンク情報32の設定を
行い、オペレーティングシステム20は、この消費電力
値テーブル33への登録内容及び設定されたリンク情報
32に基づいて、入出力制御をする。このため、入出力
ハードウェアが変更または追加された場合でも、対応す
るドライバの追加をすれば、オペレーティングシステム
20を変更することなく対応することが可能となる。
【0073】また、この実施の形態の携帯端末装置で
は、入出力ハードウェア15a〜15cの消費電力が設
定値によって変化する場合に、当初の設定値では入出力
ハードウェア15a〜15cを継続して安定して動作さ
せるのに十分な電池14の残量がない場合でも、設定値
を変えることによって入出力ハードウェア15a〜15
cを動作させることができる。このため、可能な限り必
要な入出力動作を行わせることができる。
【0074】上記の実施の形態では、消費電力値テーブ
ル33に登録する入出力ハードウェア15a〜15cの
消費電力値は、それぞれ対応するドライバ21a〜21
cに消費電力値データ44、44a〜44nとして書き
込まれたものであった。これに対して、図8に示すよう
に、図1の構成に消費電力計測器18を追加し、この消
費電力計測器18で実際に計測した消費電力値を消費電
力値テーブル33に登録してもよい。これにより、ドラ
イバ21a〜21cに予め消費電力値テーブルが書き込
まれていない場合、部品の特性のばらつきによる消費電
力のばらつき、或いはドライバ21a〜21cへの登録
後に発表された新型の互換部品(PCカードモデムな
ど)にも対応することが可能となる。
【0075】上記の実施の形態では、図5のフローチャ
ートに示した処理は、CPU11内部のタイマ11aか
らの割り込みに従って、実行されていた。このフローチ
ャートの処理は、さらに、携帯端末装置の電源を立ち上
げたときにも実行されるものとしてもよい。
【0076】上記の実施の形態では、携帯端末装置全体
が電池14から供給される電力によって駆動される場合
について説明した。しかしながら、本発明は、入出力ハ
ードウェアのみが電池駆動される場合についても適用す
ることができる。この場合は、電池残量計測手段を電池
駆動される入出力ハードウェアに対応して設け、要求さ
れた入出力の機能が電池駆動される入出力ハードウェア
を利用するものであるとき、上記と同様の処理を行えば
よい。
【0077】上記の実施の形態では、本発明を携帯端末
装置に適用した場合について説明した。しかしながら、
本発明は、電池駆動によって(電力会社から供給される
商用電源との併用であってもよい)、入出力ハードウェ
アを駆動するあらゆる形態の情報端末装置に適用するこ
とができる。
【0078】上記の実施の形態では、本発明の機能を実
現するためのオペレーティングシステム20及びドライ
バ21a〜21cのプログラムは、ROM12に格納さ
れていた。しかしながら、こららのプログラムは、フロ
ッピーディスクやCD−ROMに格納して提供し、例え
ば、携帯端末装置内に設けられたハードディスクなどに
インストールしてもよい。或いは、携帯端末に着脱可能
に構成されたROMカードなどに格納して提供してもよ
い。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電池の残量が十分でないとき、不安定な動作状態でデー
タの入出力が行われることがない。しかも、入出力装置
の変更や追加があった場合にも、変更または追加された
入出力装置に対応する駆動手段(ドライバ)以外の部分
に変更を加える必要がない。
【0080】また、入出力装置の消費電力が駆動手段
(ドライバ)の設定により変わるものである場合、より
消費電力の低い方に駆動手段(ドライバ)の設定を変え
ることによって、入出力装置に可能な限り必要な動作を
行わせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる携帯端末装置の回
路構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態にかかる携帯端末装置の機
能構成を示す機能ブロック図である。
【図3】(a)、(b)は、図1のドライバのアドレス
構造を示す図であり、(a)は対応する入出力ハードウ
ェアの消費電力値が単一の場合を、(b)は対応する入
出力ハードウェアの消費電力値が設定により変更できる
場合のものを示す。
【図4】本発明の実施の形態の携帯端末装置における入
出力機能の実行の処理を示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施の形態の携帯端末装置における電
池残量確認の処理を示すフローチャートである。
【図6】ドライバ初期化のサブルーチンにおける処理を
示すフローチャートである。
【図7】ドライバの設定変更のサブルーチンにおける処
理を示すフローチャートである。
【図8】本発明の実施の形態の変形にかかる携帯端末装
置の回路構成を示すブロック図である。
【図9】従来例にかかる携帯端末装置の機能構成を示す
機能ブロック図である。
【符号の説明】
10 バス 11 CPU 11a タイマ 12 ROM 13 RAM 14 電池 15a〜15c 入出力ハードウェア 16a〜16c スイッチ 17 電池残量計測器(DET) 18 消費電力計測器 20 オペレーティングシステム 21a〜21c ドライバ 22a〜22c アプリケーションプログラム 30 ワークエリア 31 機能テーブル 32 リンク情報 33 消費電力値テーブル 41 ドライバヘッダ情報 42 ドライバ本体 43 消費電力値ヘッダ情報 44、44a〜44n 消費電力値データ

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電池駆動され、入出力装置を有する情報端
    末装置であって、 前記電池の残量を計測する電池残量計測手段と、 前記入出力装置を動作させると共に、前記入出力装置を
    動作させたときの前記入出力装置の消費電力を記憶する
    駆動手段と、 所定のタイミングで起動され、前記駆動手段に記憶され
    ている消費電力を読み出し、該読み出した消費電力を入
    出力装置に関する情報と対応付けて登録する消費電力登
    録手段と、 前記入出力装置へのデータの入出力の要求があったとき
    に、前記電池残量計測手段が計測した前記電池の残量の
    範囲内で該入出力の要求に対応する入出力装置を動作さ
    せてデータの入出力を完了することができるかどうか
    を、前記消費電力登録手段に登録されている消費電力に
    基づいて判定する判定手段と、 前記判定手段が、前記要求されたデータの入出力を完了
    できると判定したときに、前記駆動手段を駆動させ、前
    記入出力装置に前記要求されたデータの入出力を行わせ
    る入出力許可手段と、を備えることを特徴とする情報端
    末装置。
  2. 【請求項2】前記入出力装置は、前記駆動手段の設定に
    より消費電力が変わるものであり、 前記駆動手段は、設定毎の前記入出力装置の消費電力を
    記憶し、 前記情報端末装置は、 前記判定手段が前記要求されたデータの入出力を完了で
    きないと判定したときに、前記駆動手段の設定を変更す
    る設定変更手段と、前記設定変更手段による変更後の設
    定に対応する前記駆動手段に記憶されている消費電力を
    読み出し、該読み出した消費電力を入出力装置に関する
    情報と対応付けて前記消費電力登録手段に登録する再登
    録手段とをさらに備えることを特徴とする請求項1に記
    載の情報端末装置。
  3. 【請求項3】前記判定手段は、前記入出力の要求された
    データの入出力を完了するために必要となる時間を算出
    する完了時間算出手段と、前記電池残量計測手段が計測
    した前記電池の残量の範囲内で前記消費電力登録手段に
    登録された消費電力で前記入出力装置を継続して動作さ
    せることが可能な時間を算出する動作可能時間算出手段
    と、前記完了時間算出手段が算出した時間と前記動作可
    能時間算出手段が算出した時間とを比較する比較手段
    と、を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の
    情報端末装置。
  4. 【請求項4】電池駆動され、対応する入出力装置の消費
    電力が記憶されているドライバによって駆動される入出
    力装置を制御する入出力制御方法であって、 所定のタイミングで起動され、前記ドライバに記憶され
    ている消費電力を読み出し、該読み出した消費電力を入
    出力装置に関する情報と対応付けて登録する消費電力登
    録ステップと、 前記入出力装置へのデータの入出力の要求があったとき
    に、前記電池の残量を計測する電池残量計測ステップ
    と、 前記電池残量計測ステップで計測された前記電池の残量
    の範囲内で前記入出力の要求に対応する入出力装置を動
    作させてデータの入出力を完了することができるかどう
    かを、前記消費電力登録手段に登録されている消費電力
    に基づいて判定する判定ステップと、 前記判定ステップで前記要求されたデータの入出力を完
    了できると判定されたときに、前記ドライバを駆動させ
    て、前記入出力装置に前記要求されたデータの入出力を
    行わせる許可ステップと、を含むことを特徴とする入出
    力制御方法。
  5. 【請求項5】前記入出力装置は、前記ドライバの設定に
    より消費電力が変わるものであり、 前記ドライバは、設定毎の前記入出力装置の消費電力を
    記憶し、 前記入出力制御方法は、 前記判定ステップで前記要求されたデータの入出力を完
    了できないと判定されたときに、前記ドライバの設定を
    変更する設定変更ステップと、前記設定変更ステップで
    変更された設定に対応する前記ドライバに記憶された消
    費電力を読み出し、該読み出した消費電力を入出力装置
    に関する情報と対応付けて前記登録ステップで登録され
    た消費電力に替えて再登録する消費電力再登録ステップ
    と、をさらに含むことを特徴とする請求項4に記載の入
    出力制御方法。
  6. 【請求項6】電池駆動され、対応する入出力装置の消費
    電力が記憶されているドライバによって駆動される入出
    力装置を制御する入出力制御方法を実現するためのプロ
    グラムを記憶する記録媒体であって、 所定のタイミングで起動され、前記ドライバに記憶され
    ている消費電力を読み出し、該読み出した消費電力を入
    出力装置に関する情報と対応付けて登録する消費電力登
    録ステップと、 前記入出力装置へのデータの入出力の要求があったとき
    に、前記電池の残量を計測する電池残量計測ステップ
    と、 前記電池残量計測ステップで計測された前記電池の残量
    の範囲内で前記入出力の要求に対応する入出力装置を動
    作させてデータの入出力を完了することができるかどう
    かを、前記消費電力登録手段に登録されている消費電力
    に基づいて判定する判定ステップと、 前記判定ステップで前記要求されたデータの入出力を完
    了できると判定されたときに、前記ドライバを駆動させ
    て、前記入出力装置に前記要求されたデータの入出力を
    行わせる許可ステップと、を実現するプログラムを記録
    することを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録
    媒体。
  7. 【請求項7】前記入出力装置は、前記ドライバの設定に
    より消費電力が変わるものであり、 前記ドライバは、設定毎の前記入出力装置の消費電力を
    記憶し、 前記コンピュータ読み取り可能な記録媒体は、 前記判定ステップで前記要求されたデータの入出力を完
    了できないと判定されたときに、前記ドライバの設定を
    変更する設定変更ステップと、前記設定変更ステップで
    変更された設定に対応する前記ドライバに記憶された消
    費電力を読み出し、該読み出した消費電力を入出力装置
    に関する情報と対応付けて前記登録ステップで登録され
    た消費電力に替えて再登録する消費電力再登録ステップ
    と、を実現するプログラムをさらに記録することを特徴
    とする請求項6に記載のコンピュータ読み取り可能な記
    録媒体。
JP9331730A 1997-02-12 1997-12-02 情報端末装置、入出力制御方法及び記録媒体 Expired - Fee Related JP3013825B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9331730A JP3013825B2 (ja) 1997-12-02 1997-12-02 情報端末装置、入出力制御方法及び記録媒体
US09/204,381 US6609072B1 (en) 1997-02-12 1998-12-02 Information terminal device, input/output control method and storing medium
EP98250420A EP0921458B1 (en) 1997-12-02 1998-12-02 Information terminal device with power control means
DE69840560T DE69840560D1 (de) 1997-12-02 1998-12-02 Informationsgerät mit Leistungssteuerung

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9331730A JP3013825B2 (ja) 1997-12-02 1997-12-02 情報端末装置、入出力制御方法及び記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11167440A JPH11167440A (ja) 1999-06-22
JP3013825B2 true JP3013825B2 (ja) 2000-02-28

Family

ID=18246967

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9331730A Expired - Fee Related JP3013825B2 (ja) 1997-02-12 1997-12-02 情報端末装置、入出力制御方法及び記録媒体

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6609072B1 (ja)
EP (1) EP0921458B1 (ja)
JP (1) JP3013825B2 (ja)
DE (1) DE69840560D1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20160036472A (ko) 2015-07-10 2016-04-04 한성철강공업 주식회사 스테인리스 클래드 강판과 그 제조방법
KR20170007217A (ko) 2016-11-17 2017-01-18 한성피앤에스(주) 스테인리스 클래드 강판과 그 제조방법
KR20170040769A (ko) 2015-10-05 2017-04-13 한성피앤에스(주) 재료의 접합방법 및 이를 이용한 재료의 접합체

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1096360B1 (en) * 1999-10-25 2004-09-22 Texas Instruments Incorporated Intelligent power management for distributed processing systems
US7050959B1 (en) 1999-12-23 2006-05-23 Intel Corporation Dynamic thermal management for integrated circuits
JP4378847B2 (ja) * 2000-05-26 2009-12-09 ソニー株式会社 電子装置を使用する機器
JP4380032B2 (ja) * 2000-07-19 2009-12-09 ソニー株式会社 情報処理システム及び情報処理方法、並びに記憶媒体
US6938174B2 (en) * 2000-10-06 2005-08-30 International Business Machines Corporation Method and system with adaptive data transfer policy based on a power state of a computing device
US7269746B1 (en) * 2000-11-27 2007-09-11 Hewlett-Packard Development Company L.P. Method of transmitting identification data from an option pack to a main unit before the option pack is fully powered
US6834353B2 (en) * 2001-10-22 2004-12-21 International Business Machines Corporation Method and apparatus for reducing power consumption of a processing integrated circuit
US20040215912A1 (en) * 2003-04-24 2004-10-28 George Vergis Method and apparatus to establish, report and adjust system memory usage
KR100664123B1 (ko) * 2004-05-06 2007-01-04 엘지전자 주식회사 휴대단말기의 전원 운용장치 및 방법
US20060279256A1 (en) * 2005-06-10 2006-12-14 Media Lab Power management system for multi-function battery-operated device
KR100698314B1 (ko) * 2005-10-19 2007-03-22 엘지전자 주식회사 촬영 기능을 갖는 이동통신단말기 및 이를 이용한 방법
US7600139B2 (en) * 2006-03-23 2009-10-06 Sony Ericsson Mobile Communications Ab Dynamic battery advisor
US7913100B2 (en) * 2007-09-29 2011-03-22 Intel Corporation Opportunistic initiation of data traffic
CN102193615A (zh) * 2010-03-11 2011-09-21 纬创资通股份有限公司 电源管理方法、电源管理装置及便携式计算机系统
JP6113538B2 (ja) * 2012-03-23 2017-04-12 株式会社東芝 制御装置、制御方法、プログラムおよび半導体装置
JP6036284B2 (ja) * 2012-12-27 2016-11-30 富士通株式会社 情報処理装置及びプログラム

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB8817364D0 (en) * 1988-07-21 1988-08-24 Opalport Electronics Ltd Battery monitoring system
JPH02278319A (ja) 1989-04-19 1990-11-14 Fujitsu Ltd バッテリ残量検出装置
US5345392A (en) * 1991-01-25 1994-09-06 International Business Machines Corporation Battery charge monitor for a personal computer
JPH04283675A (ja) 1991-03-12 1992-10-08 Sharp Corp 電子機器における電池残量表示装置
WO1993007557A1 (en) * 1991-10-02 1993-04-15 Kabushiki Kaisha Toshiba Electronic appliance automatically controlling electric power consumed by components in response to operation time inputted by user
US5423045A (en) * 1992-04-15 1995-06-06 International Business Machines Corporation System for distributed power management in portable computers
JPH05307431A (ja) 1992-04-30 1993-11-19 Sanyo Electric Co Ltd 電力制御システム
JPH0667766A (ja) * 1992-08-21 1994-03-11 Fujitsu Ltd 携帯端末装置
US5459671A (en) * 1993-02-19 1995-10-17 Advanced Micro Devices, Inc. Programmable battery controller
US5560022A (en) * 1994-07-19 1996-09-24 Intel Corporation Power management coordinator system and interface
US5633573A (en) * 1994-11-10 1997-05-27 Duracell, Inc. Battery pack having a processor controlled battery operating system

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20160036472A (ko) 2015-07-10 2016-04-04 한성철강공업 주식회사 스테인리스 클래드 강판과 그 제조방법
KR20170040769A (ko) 2015-10-05 2017-04-13 한성피앤에스(주) 재료의 접합방법 및 이를 이용한 재료의 접합체
KR20170007217A (ko) 2016-11-17 2017-01-18 한성피앤에스(주) 스테인리스 클래드 강판과 그 제조방법

Also Published As

Publication number Publication date
US6609072B1 (en) 2003-08-19
EP0921458A3 (en) 2003-04-09
EP0921458B1 (en) 2009-02-18
DE69840560D1 (de) 2009-04-02
EP0921458A2 (en) 1999-06-09
JPH11167440A (ja) 1999-06-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3013825B2 (ja) 情報端末装置、入出力制御方法及び記録媒体
JP4380986B2 (ja) クロック制御装置及びその記録媒体
KR950033774A (ko) 정보 처리 장치, 그 처리 방법 및 전원 제어 방법
US6442699B1 (en) Power control method and apparatus therefor
JP2000357024A (ja) 情報処理システム及びその制御方法、タスク割当て制御方法及び制御装置、並びにプログラム提供媒体
JPH08503566A (ja) コンピュータ装置の電力消費を自動的に減少させる方法
JPH086681A (ja) 省電力制御システム
JPH1173378A (ja) 半導体ディスク装置の寿命算出方法
US5297286A (en) Popup control system for portable computer having setup function and popup function
US20040263122A1 (en) Electronic apparatus and power control method
JPH08314588A (ja) 情報処理装置
JP2001034370A (ja) 省電力制御装置、省電力制御方法及びコンピュータシステム
JP2014115703A (ja) データ処理装置
JP4030408B2 (ja) 動作周波数制御システムおよび方法
JPH11289677A (ja) バッテリ駆動残時間予測システム
JP3239753B2 (ja) ネットワーク制御方法及び制御サーバー装置
JPH11327706A (ja) デ―タ処理装置
US5428739A (en) Display control system for setting gray scale levels using popup menu
JPH10187620A (ja) 情報処理装置、電池パックおよび電池パックの電池残量算出方法
JP2001089942A (ja) 繊維機械の運転制御装置
JP3245856B2 (ja) 携帯情報端末及び表示電力制御方法
JP2001075810A (ja) コンピュータシステム、拡張ボードおよびコンピュータシステムにおける拡張ボードの機能更新方法
JP2635628B2 (ja) 表示制御装置
JP3024719B2 (ja) プログラマブルコントローラの演算処理方法
JP3143496B2 (ja) 電子機器及び電子機器の制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071217

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081217

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091217

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091217

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101217

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101217

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111217

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111217

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121217

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121217

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131217

Year of fee payment: 14

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees