JP3239753B2 - ネットワーク制御方法及び制御サーバー装置 - Google Patents

ネットワーク制御方法及び制御サーバー装置

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JP3239753B2
JP3239753B2 JP11937496A JP11937496A JP3239753B2 JP 3239753 B2 JP3239753 B2 JP 3239753B2 JP 11937496 A JP11937496 A JP 11937496A JP 11937496 A JP11937496 A JP 11937496A JP 3239753 B2 JP3239753 B2 JP 3239753B2
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

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  • Computer And Data Communications (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信回線を介して
互いに接続されたクライアント装置とサーバー装置の制
御方法を規定するネットワーク制御方法及び該方法の制
御を実行する制御サーバー装置に係り、詳細には、実際
の運用時間と通信回線の状態を動的に検知することによ
り、省エネルギー化を図ると共に、適切な情報通信によ
り回線飽和時の通信不能状態を回避することを可能とし
たネットワーク制御方法及び制御サーバー装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、エネルギー問題がクローズアップ
され、情報機器においても一定の時間の経過後に消費電
力を低減させる機能を持つ情報機器が増えている。
【0003】しかし、ネットワーク等の通信手段により
接続されたサーバー機器においては、クライアント機器
からの要求に応じて応答しなければならないために、一
般的に無停電電源を接続することを前提とし、常に電源
を投入する必要があった。このため、サーバー機器が使
用されていない時でも電力が消費され、消費電力が増大
するという問題があった。
【0004】そこで、上記問題を解決するために、特開
平3−100970号公報では、ネットワークからサー
バー機器の電源を投入する技術が開示されている。この
技術は、ファイル装置及び印刷装置によりサービスを提
供するサーバー機器と、このサーバーに対してサービス
を要求する複数のクライアント機器とを、ローカルエリ
アネットワークに接続したマルチコンピュータシステム
において、サーバー機器が、クライアント機器からファ
イル又は印刷要求があると、予め記憶されたサーバーの
自己アドレスと、クライアント機器から送られてきた相
手アドレスとが一致した時にサーバー電源に電源投入信
号を送って自動的に電源投入する、というものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に開示された技術では、ネットワークからの電源投入
からサーバー機器が稼働可能になる時間までは、結局、
クライアント機器の要求に対処できないため回線上の通
信パケットが多い場合には、通信不能な状態に陥る可能
性がある、という問題が生じる。なお、パケットとは、
通信用のデジタルデータなどを一定長に区切って宛先、
制御情報などを付加した情報をいう。
【0006】また、通常の電力消費状態から消費電力を
低減させる状態(以下、省エネルギーモード)に移行す
るまでの時間が、サーバー機器の稼働状態に関わらず、
常に一定の時間経過後でしか省エネルギーモードには移
行できず、このため、該モードを有効に活用できない、
という問題が生じる。
【0007】さらに、近年の省エネルギーモードは、デ
ィスプレイ、ハードディスク、メモリ、CPU動作クロ
ック等を組み合わせて省電力を実現しているが、これら
の機器の復帰時間に差がある場合にも省エネルギーモー
ドを有効に活用できない。
【0008】本発明は上記事実を考慮し、実際の運用時
間と回線の状態を動的に検知することにより、常に最適
な状態でサーバー機器の省電力を実現すると共に、サー
バー機器の省エネルギーモードからの応答制御サーバー
がクライアント機器に通知することにより回線飽和時の
通信不能状態を回避することを可能としたネットワーク
制御方法及び制御サーバー装置を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、所定のジョブに関する要求を含
む通信情報を通信回線を介して送信する1以上のクライ
アント装置と、前記通信回線を介して受信した情報に基
づいて、複数の省エネルギーモードのいずれかで前記所
定のジョブを実行する1以上のサーバー装置と、を制御
するネットワーク制御方法において、前記クライアント
装置から送信された通信情報を受信し、該通信情報に基
づいて前記サーバー装置を制御するための通信制御情報
を送信する制御サーバー装置を設けると共に、前記制御
サーバー装置は、予め用意された稼働時間毎の前記サー
バー装置への所定のジョブに関する要求数を含む稼働情
報に基づいて、現時点において予測される前記サーバー
装置への要求数を示す予測稼働情報を作成し、前記予測
稼働情報と、予め用意された前記サーバー装置の省エネ
ルギーモードを判定するための省エネルギーモード判定
情報とに基づいて、現時点において前記サーバー装置に
指定するべき省エネルギーモードを決定し、前記決定さ
れた省エネルギーモードを指定する情報を含む通信制御
情報を前記サーバー装置に送信することを特徴とする。
【0010】請求項1の発明では、所定のジョブに関す
る要求を送信するクライアント装置と、該要求に従って
所定のジョブを実行するサーバー装置との間に、両装置
を制御するための制御サーバー装置を介在させる。そし
て、制御サーバー装置は、予め用意された稼働時間毎の
前記サーバー装置への所定のジョブに関する要求数を含
む稼働情報に基づいて、現時点において予測される前記
サーバー装置への要求数を示す予測稼働情報を作成す
る。なお、上記稼働情報は、例えば各サーバー装置にお
ける年月日、稼働時間毎に要求される要求数から構成さ
れており、上記予測稼働情報は同一時刻帯にあるこの要
求数の平均値として作成される。また、この作成時に予
め稼働情報の月度/曜日/休日等が所定の条件を満たし
たもののみを対象にして平均値を算出しても良い。次
に、作成された予測稼働情報と、予め用意された前記サ
ーバー装置の省エネルギーモードを判定するための省エ
ネルギーモード判定情報とに基づいて、現時点において
サーバー装置に指定するべき省エネルギーモードを決定
し、決定された省エネルギーモードを指定する情報を含
む通信制御情報をサーバー装置に送信する。この通信制
御情報を受信したサーバー装置は、指定された省エネル
ギーモードを実行する。以上のように、各サーバー装置
への当該時間帯の要求数を予測し、この予測された要求
数に応じた省エネルギーモードを動的に指定することに
より、当該装置の条件に応じたサーバー装置の省エネル
ギーモードが常に実現できる。
【0011】また、請求項2の発明は、所定のジョブに
関する要求を含む通信情報を通信回線を介して送信する
1以上のクライアント装置と、前記通信回線を介して受
信した情報に基づいて、複数の省エネルギーモードのい
ずれかで前記所定のジョブを実行する1以上のサーバー
装置と、を通信回線を介して制御する制御サーバー装置
において、稼働時間毎の前記サーバー装置への所定のジ
ョブに関する要求数を含む稼働情報を記憶する第1の記
憶手段と、前記第1の記憶手段に記憶された前記稼働情
報に基づいて、現時点において予測される前記サーバー
装置への要求数を示す予測稼働情報を作成する作成手段
と、前記サーバー装置の省エネルギーモードを判定する
ための省エネルギーモード判定情報を記憶する第2の記
憶手段と、前記作成手段により作成された前記予測稼働
情報と、前記第2の記憶手段に記憶された省エネルギー
モード判定情報とに基づいて、現時点において前記サー
バー装置に指定するべき省エネルギーモードを決定する
モード決定手段と、前記決定された省エネルギーモード
を指定する情報を前記サーバー装置に送信するモード送
信手段と、を備えたことを特徴とする。
【0012】請求項2の発明では、制御サーバー装置
は、第1の記憶手段に記憶された稼働時間毎の前記サー
バー装置への所定のジョブに関する要求数を含む稼働情
報に基づいて、作成手段が現時点において予測される前
記サーバー装置への要求数を示す予測稼働情報を作成す
る。次に、作成された予測稼働情報と、第2の記憶手段
に記憶されたサーバー装置の省エネルギーモードを判定
するための省エネルギーモード判定情報とに基づいて、
モード決定手段が現時点においてサーバー装置に指定す
るべき省エネルギーモードを決定する。そして、モード
送信手段が、決定された省エネルギーモードを指定する
情報を含む通信制御情報をサーバー装置に送信する。な
お、この通信制御情報を受信したサーバー装置は、指定
された省エネルギーモードを実行する。以上のように、
各サーバー装置への当該時間帯の要求数を予測し、この
予測された要求数に応じた省エネルギーモードを動的に
指定することにより、当該装置の条件に応じたサーバー
装置の省エネルギーモードが常に実現できる。
【0013】請求項3の発明は、請求項2の発明が、前
記クライアント装置から要求を受けた対応サーバー装置
が稼働中で有るか否かを判定する判定手段と、前記判定
手段により前記対応サーバー装置が稼働中でないと判定
された場合、省エネルギーモードから動作可能な状態ま
で復帰するまでの時間を示す遅延情報を前記クライアン
ト装置に送信する遅延情報送信手段と、前記遅延情報送
信手段により前記遅延情報が送信された場合、前記対応
サーバー装置に稼働要求を送信する稼働要求送信手段
と、前記判定手段により前記対応サーバー装置が稼働中
と判定された場合、前記対応サーバー装置に前記クライ
アント装置からの要求を送信する要求送信手段と、をさ
らに備えたことを特徴とする。
【0014】請求項3の発明では、例えば、モード送信
手段が決定された省エネルギーモードを指定する情報を
含む通信制御情報をサーバー装置に送信した際などに、
判定手段がクライアント装置から要求を受けた対応サー
バー装置が稼働中で有るか否かを判定する。遅延情報送
信手段が、判定手段により対応サーバー装置が稼働中で
ないと判定された場合、省エネルギーモードから動作可
能な状態まで復帰するまでの時間を示す遅延情報をクラ
イアント装置に送信する。これに対し、判定手段により
対応サーバー装置が稼働中と判定された場合、要求送信
手段がこの対応サーバー装置にクライアント装置からの
要求を送信する。なお、遅延情報を受信したクライアン
ト装置は、例えば該情報に基づいて対応サーバー装置へ
の要求のタイミング等を決定することができる。これに
より、当該装置の条件に応じたサーバー装置の省エネル
ギーモードが常に実現できると共に、回線飽和時の通信
不能状態を回避することができる。
【0015】請求項4の発明は、請求項3の発明が、各
々のサーバー装置毎に前記クライアント装置からの要求
数と該要求があった時間帯とをサーバー要求数として記
録する記録手段と、前記要求送信手段により要求が送信
された場合、前記作成手段により作成された予測稼働情
報と前記記録手段により記録された前記サーバー要求数
とに基づいて前記稼働情報を更新する更新手段と、をさ
らに備え、前記モード決定手段は、前記更新手段により
更新された稼働情報に基づいて対応サーバー装置に指定
するべき省エネルギーモードを再判定すると共に、前記
モード送信手段は、前記モード再判定手段により再判定
された省エネルギーモードを指定する情報を前記対応サ
ーバー装置に送信することを特徴とする。
【0016】請求項4の発明では、記録手段が、各々の
サーバー装置毎にクライアント装置からの要求数と該要
求があった時間帯とをサーバー要求数として記録する。
次に、更新手段が、要求送信手段により要求が送信され
た場合、作成手段により作成された予測稼働情報と記録
手段により記録されたサーバー要求数とに基づいて稼働
情報を更新する。すなわち、一刻と変化する要求数に基
づいて新たに稼働情報を更新していく。そして、モード
決定手段が、更新手段により更新された稼働情報に基づ
いて対応サーバー装置に指定するべき省エネルギーモー
ドを再判定すると共に、モード送信手段は、モード再判
定手段により再判定された省エネルギーモードを指定す
る情報を対応サーバー装置に送信する。このように更新
された稼働情報に基づいて省エネルギーモードを決定す
るため、さらに適した状態でサーバー装置の省エネルギ
ーモードが実現できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0018】本発明の実施の形態に係る通信ネットワー
クの概略的なシステム構成を図1に示す。
【0019】図1に示すように、本実施の形態に係る通
信ネットワークは、ネットワークを制御する制御サーバ
ー装置10、1つ以上のサーバー装置12、及び1つ以
上のクライアント装置14が各々通信回線16に接続さ
れた状態で構成されている。
【0020】従来のサーバー装置12は、通常ではクラ
イアント装置14の操作卓(図3−54参照)からの指
示による要求に基づいて、クライアント装置14からサ
ーバー装置12に接続された印刷装置(図4−72)へ
の出力、クライアント装置14からの指示によるサーバ
ー装置A3を使用した計算機能の実行等の動作を行って
いた。
【0021】これに対し、本発明の実施の形態では、上
記処理に加えて、クライアント装置14からのサーバー
装置12への要求を制御サーバー装置10が受信し、必
要に応じてサーバー装置12への要求の転送と、クライ
アント装置14に対する応答を行う。但し、サーバー装
置12の動作時にはクライアント装置14への応答情報
は直接クライアント装置14に転送する。
【0022】次に、制御サーバー装置10の内部構成を
図2に示す。図2に示すように、制御サーバー装置10
は、所定のプログラムに基づいて装置全体を管理・制御
するためのCPU18と、該CPUの作業域として用い
られるRAM20と、上記所定のプログラムが格納され
ているROM22と、オペレータの入力手段としての操
作卓26からの入力信号をCPU18に伝達させる際の
インターフェイスを制御する操作卓制御装置24と、通
信回線16を介して他のサーバー装置やクライアント装
置との通信を制御するための通信制御装置38と、を含
んで構成されており、各々がシステムバス17に接続さ
れている。
【0023】また、システムバス17には、外部記憶装
置との情報の入出力を制御する外部記憶装置制御部30
が接続されている。そして、この制御部B6には、各々
のサーバー装置12の現在までの特定時間帯の稼働情報
と、これらの情報から生成した現在の省エネルギーモー
ドを決定するためにこの時間帯に割り当てられた稼働情
報予測からなるサーバー稼働情報32が記録された外部
記憶装置と、各サーバー装置12のサーバー状態の情報
からなるサーバー状態情報34が記録された外部記憶装
置と、が接続されており、これらの情報の読み出しが可
能となっている。
【0024】さらに、システムバス17には、各クライ
アント装置14からの要求を目的のサーバー装置12に
転送するためのサーバーアドレス情報28が記憶された
メモリと、各サーバー装置12の単位時間に処理可能な
クライアントからの要求数(以下「パケット数」とい
う)に対応する各省エネルギーモードの関係によりサー
バー装置に最適な省エネルギーモードを設定するための
省電力モード判定情報36が記憶されたメモリと、が接
続されている。
【0025】また、システムバス17には、単位時間当
たりの各クライアント装置14から特定のサーバー装置
への送信パケット数を記録するサーバーパケット数カウ
ンタ40が接続されている。
【0026】ここで、上述したサーバー状態情報34の
データ構成例を図5に示す。図5のサーバー状態情報3
4は、各々のサーバー装置12毎に、当該装置における
通信回線16上のサーバーアドレスと、使用される省エ
ネルギー状態のモードと、省エネルギーモードから通常
の電力消費状態に戻るまでの復帰時間とを各々示してい
る。
【0027】サーバー稼働情報32のデータ構成例を図
6に示す。図6のサーバー稼働情報32は、各々のサー
バー装置12毎に、当該装置における通信回線16上の
サーバーアドレスと、予測稼働情報格納情報と、稼働情
報格納情報とを各々示している。
【0028】図6で示した予測稼働情報格納情報の一例
として稼働情報1.1の内容を図7に示す。図7に示す
ように、稼働情報1.1は、当該サーバー装置の稼働時
間毎(0:00、1:00、2:00、3:00、4:00) のパケット数の
予測値(1600000 、17800 、500 、300 、0)として各々
表されている。
【0029】また、図6で示した稼働情報格納情報の一
例として稼働情報2.1の内容を図8に示す。図8に示
すように、稼働情報2.1は年月日毎の稼働計画及び稼
働情報格納情報とからなる。
【0030】また、稼働情報格納情報の一例としての稼
働情報2.1.1の内容を図9に示す。図9に示すよう
に、稼働情報2.1.1は、当該サーバー装置の稼働時
間毎(0:00、1:00、2:00、3:00、4:00) のパケット数
(1600000 、17800 、500 、300 、0)として各々表され
ている。この情報は、図7の情報と比較して各時刻毎の
パケット数がたまたま同一となっているが、図7が予測
値であるのに対し、図9の情報は、実際の稼働計画に基
づき定められた値である点で意味が異なっている。
【0031】また、省電力モード判定情報36のデータ
構成例を図10に示す。図10に示すように、この判定
情報は、各々のサーバー装置12毎に、当該装置におけ
る通信回線16上のサーバーアドレスと、使用される省
エネルギー状態のモード4、3、2、1毎の上限値と、
省エネルギーモードから通常の電力消費状態に戻るまで
の復帰時間とを各々示している。
【0032】ここで、上限値とは、各モードを使用した
場合に、特定時間(ここでは、予測稼働情報の更新から
次の予測稼働情報の更新までの時間などのような一定の
時間で例えば1時間単位といった時間)の間での処理可
能なパケット処理数の上限を示す。例えば、復帰時間と
して3分かかる省エネルギーモードがある場合には、1
パケット毎に省エネルギーモードに移行した場合に処理
可能な最大パケット数は、1時間のうちに、60÷3=
20パケットだけとなる。これ以上のパケットは、次の
1時間のうちに処理を行わなければならないが、このよ
うな積み残しパケットがたまれば、クライアントの処理
できないパケットが生じることとなり、この処理限界を
示す値として上限値が設定される。
【0033】また、サーバーアドレス情報28のデータ
構成例を図12に示す。図12に示すように、この情報
は、各サーバー装置12を通信回線16で特定し、通信
接続するために必要となるサーバーアドレスから構成さ
れる。
【0034】次に、クライアント装置14の構成を図3
に示す。図3に示すように、クライアント装置14は、
所定のプログラムに基づいてクライアント装置全体を管
理・制御するためのCPU42と、該CPUの作業域と
して用いられるRAM44と、上記所定のプログラムが
格納されているROM46と、オペレータの入力手段と
しての操作卓54からの入力信号をCPU42に伝達さ
せる際のインターフェイスを制御する操作卓制御装置5
2と、通信回線16を介して他のサーバー装置やクライ
アント装置との通信を制御するための通信制御装置50
と、を含んで構成されており、各々がシステムバス41
に接続されている。
【0035】また、クライアント装置14のシステムバ
ス41には、時間測定用のタイマー48が接続されてい
る。CPUは、通信回線16を介して受信された制御サ
ーバー装置10からの通信遅延情報に基づいて次のパケ
ット送出開始時間を決定すると共に、タイマー48によ
って決定されたパケット送出開始時間を測定する。
【0036】次に、サーバー装置12の構成を図4に示
す。図4に示すように、サーバー装置12は、所定のプ
ログラムに基づいてサーバー装置全体を管理・制御する
ためのCPU56と、該CPUの作業域として用いられ
るRAM58と、上記所定のプログラム及び省エネルギ
ーモードを実施するためのプログラムが格納されている
ROM60と、外部記憶装置66とのデータのリード・
ライト等を制御するための外部記憶装置制御部64と、
印刷装置70へのデータ、印字命令等の入力を制御する
ための印刷装置制御部68と、通信回線16を介して他
のサーバー装置やクライアント装置との通信を制御する
ための通信制御装置76と、を含んで構成されており、
各々がシステムバス55に接続されている。なお、外部
記憶装置66は、例えば1又は2以上の磁気ディスク装
置等で構成することができ、印刷装置70は、1又は2
以上のプリンタ等の印字装置で構成することができる。
【0037】また、CPU56には、特定の周波数で時
間をカウントするクロック62が接続されており、CP
U56は、このクロック62のカウント値に同期して各
種の制御を行う。
【0038】また、システムバス55には、このサーバ
ー装置12のエネルギー状態を制御することにより省エ
ネルギーモードを実施する省エネルギー制御装置74が
接続されている。この省エネルギー制御装置74には、
上述したRAM58、ROM60、及びクロック62が
接続されており、ROM60に記憶されている省エネル
ギー用のプログラムに従い、RAM58を作業域として
使用すると共にクロック62のカウント値に同期して省
エネルギーのための制御を行う。
【0039】また、省エネルギー制御装置74には、本
装置の現在の省エネルギー状態とクライアント装置側か
ら指定を受けた省エネルギー状態の情報からなる省エネ
ルギー状態情報72が記憶されたメモリが接続されてお
り、上記省エネルギー制御は、この情報を基に行われ
る。
【0040】さらに、省エネルギー制御装置74と通信
制御装置76には、本サーバー装置の電源とは独立に電
源を供給するための省エネルギー制御装置用電源78が
接続されている。この電源によって、省エネルギー制御
装置74と通信制御装置76は、サーバー装置12の状
態に関わらず常に動作可能な状態にある。
【0041】次に、本実施の形態に係る制御サーバー装
置10の概略動作を図13のフローチャートを用いて説
明する。
【0042】図13に示すように、まず、制御サーバー
装置10は、サーバーパケット数カウンタ40の値をす
べて0に初期化しておく(ステップ100)。
【0043】次に、サーバー稼働予測情報を作成する
(ステップ102)。この予測情報は、例えば次のよう
な手順で作成される。すなわち、サーバー稼働情報32
(図6参照)から各サーバー装置の稼働情報(図8参
照)を読み出し、同一時刻帯にあるサーバー装置毎のパ
ケット数(図9参照)を読み出し、これらのパケット数
の平均値を算出し、該平均値をサーバー稼働情報32と
して設定する(図7参照)。なお、パケット数の平均値
を算出する際に、予め稼働情報の月度/曜日/休日等が
所定の条件を満たしたもののみを対象にして平均値を算
出しても良い。
【0044】次に、ステップ102で作成した予測稼働
情報における現在の稼働時間帯の情報と省電力モード判
定情報36(図10参照)とを比較し、各サーバー装置
12に指定するべき省エネルギーモードを決定する(ス
テップ104)。すなわち、後述するように、現在の稼
働時間(稼働時刻)の予測稼働情報から処理可能なパケ
ット数を求め、各サーバー装置の各モードにおける上限
値及び復帰時間を基に、求められたパケット数を処理す
る上で適したモードに変更する。
【0045】次に、ステップ104で決定された各サー
バー装置毎の省エネルギーモードを対応する各サーバー
装置に送信すると共に、サーバー状態情報34(図5参
照)を更新する(ステップ106)。なお、各サーバー
装置は受信した省エネルギーモードを実行する。
【0046】次に、クライアント装置14からのパケッ
ト要求(パケットの情報に基づくサーバー装置における
印字等の制御要求)があるか否かを判定する(ステップ
108)。パケット要求があった場合(ステップ108
肯定判定)、パケット要求を満足させるためのパケット
処理を実行し(ステップ110)、ステップ108に戻
り、上記判定から同様の処理を繰り返す。なお、パケッ
ト処理の詳細に関しては、後述する。
【0047】これに対し、クライアント装置14からの
パケット要求が無いと判定された場合(ステップ108
否定判定)、パケット要求が無かった時間T0 が一定時
間T 1 を経過したか否かを判定する(ステップ11
2)。パケット要求が無かった時間T0 が一定時間T1
を経過した場合には(ステップ112肯定判定)、サー
バー稼働情報32等を更新し(ステップ114)、再び
ステップ108に戻り、当該判定から同様の処理を繰り
返す。
【0048】パケット要求が無かった時間T0 が一定時
間T1 を経過していない場合には(ステップ112否定
判定)、操作卓26等から処理終了の要求を受信してい
るか否かを判定する(ステップ116)。終了要求を受
信していない場合(ステップ116否定判定)、再びス
テップ108に戻り、当該判定から同様の処理を繰り返
し、終了要求を受信している場合には(ステップ116
肯定判定)、このフローチャートにおける処理を終了す
る。
【0049】なお、ステップ104における省エネルギ
ーモードの変更処理は、図18のフローチャートに従っ
て行われる。このフローチャートでは、1つのサーバー
装置のモード変更のみを示す。
【0050】図18に示すように、まず、予測稼働情報
が更新される時間まで処理すべきパケット数Pn を次式
に基づいて計算する(ステップ200)。
【0051】Pn = 現在パケット数/経過時間 ×
予測稼働情報更新までの時間 次に、省エネルギーモードkを設定する(ステップ20
2)。ここで、kは省電力モード判定情報36において
示された各モード番号に相当し、最初は現在の省エネル
ギーモード番号が設定される。
【0052】次に、モードkの上限値を省電力モード判
定情報36から読み出す(ステップ204;図10参
照)。なお、この上限値は、対応するサーバー装置のサ
ーバーアドレスに対応した値である。
【0053】次に、Pn が、ステップ204で読み出さ
れたモードkの上限値より大きいか否かを判定する(ス
テップ206)。
【0054】Pn がモードkの上限値より大きい場合
(ステップ206肯定判定)、省エネルギーモードkを
変更する(ステップ208)。すなわち、設定されたモ
ードでは、処理すべきパケット数が、処理可能なパケッ
ト処理数を上回っているので、次に指定すべきモード番
号にkの設定を変更する。
【0055】次に、変更されたモードkについて、復帰
時間を読み出す(ステップ210)。なお、この復帰時
間は、対応するサーバー装置のサーバーアドレスに対応
した値である。
【0056】次に、モードkの復帰時間が0であるか否
かを判定する(ステップ212)。この復帰時間が0で
ない場合(ステップ212否定判定)、ステップ204
に戻り、変更されたモードkについて同様の処理を繰り
返す。
【0057】モードkの復帰時間が0である場合(ステ
ップ212肯定判定)、省エネルギーモードをこの変更
後のモードkに確定し(ステップ214)、モード変更
処理を終了する。
【0058】一方、Pn がモードkの上限値以下の場合
(ステップ206否定判定)、省エネルギーモードkを
確定し(ステップ212)、モード変更処理を終了す
る。
【0059】以上のような処理により、処理すべきパケ
ット数以上の上限値を持つモードか、或いは復帰時間が
0のモードかのいずれかが選択され、現在のパケット処
理に適した省エネルギーモードに変更される。
【0060】次に、図13のステップ110におけるパ
ケット処理について図14のフローチャートを用いて詳
細に説明する。
【0061】図14に示すように、本パケット処理で
は、まず、クライアント装置14から指定されたアドレ
スを実際のサーバー装置12のアドレスと対応付けを行
うことにより、いずれのサーバー装置に接続するかを決
定する(ステップ120)。なお、ステップ120で接
続されることが決定されたサーバー装置を以下では対応
サーバー装置という。
【0062】次に、対応サーバー装置のサーバー状態情
報34を判定し、対応サーバー装置の稼働状態を判断す
る(ステップ122)。そして、対応サーバー装置の稼
働状態の判断に基づいて、当該装置が稼働中であるか否
かを判定する(ステップ124)。
【0063】ステップ124の判定の結果、当該装置が
稼働中でない場合(ステップ124否定判定)、サーバ
ー稼働情報に基づいて対応サーバー装置が起動するまで
の遅延時間を算出し、該遅延時間をパケット要求を送出
したクライアント装置14に送信する(ステップ12
6)。遅延時間を送信した後、対応サーバー装置に稼働
要求を送信し(ステップ128)、当該パケット処理を
終了する。
【0064】これに対し、ステップ124の判定の結
果、当該装置が稼働中の場合(ステップ124肯定判
定)、対応サーバー装置に、クライアントからのパケッ
トを送信し(ステップ130)、サーバー稼働情報32
を更新する(ステップ132)。
【0065】ここで、ステップ132のサーバー稼働情
報32の更新は、例えば次のようにして実行される。す
なわち、サーバーパケット数カウンタ40にクライアン
ト装置からの要求パケット数1を加算することにより新
サーバーパケット数カウンタCとし、処理開始から現在
までの経過時間tから次式に示す式により経過時間後の
予測パケット数P1 を再計算する。
【0066】 P1 =新サーバーパケット数C×(経過時間t/単位時間t0 ) ・・・・(1) 但し、単位時間t0 とは、予測パケット数を更新する際
の時間的単位をいい、例えば、本実施の形態では、1:0
0、2:00、3:00、......の稼働時間毎に管理しているの
で単位時間とは1時間を指す。例えば、1:00〜2:00まで
の間に500パケットを処理する予定で30分間に30
0パケットを処理している場合には、(1)式により、
最終的に600パケットを処理することを予測する。
【0067】また、(1)式により求められた経過時間
後の予測パケット数P1 が所定のしきい値S(例えば
1)以上の場合では、サーバー稼働情報32の予測パケ
ット数(図7参照)を、次式に従って再計算し、再計算
された新予測パケット数Pn をサーバー稼働情報32に
再設定する。
【0068】 新予測パケット数Pn =サーバーパケット数C×(単位時間t0 /経過時間t ) ・・・・(2) これに対し、(1)式により求められた経過時間後の予
測パケット数P1 が所定のしきい値S(例えば1)未満
の場合、 新予測パケット数Pn =旧予測パケット数Pold ・・・・(3) とし、予測パケット数の更新を行わない。なお、上記の
経過時間後の予測パケット数のしきい値S(上記例では
1)は、1が最低の値であり、1より大きい値とするこ
とによりパケットの送信密度が分散されている場合には
有効であるが、大きすぎれば動的な判定が有効になる期
間が遅くなる。
【0069】次に、ステップ132で算出した新予測パ
ケット数Pn と、省エネルギーモード判定情報(図10
参照)とを比較し、対応サーバー装置に転送する省エネ
ルギーモードを決定する(ステップ134)。
【0070】そして、ステップ134で決定された省エ
ネルギーモードを対応サーバー装置に送信し(ステップ
136)、パケット処理を終了する。この時、サーバー
状態情報34に記録されているモードを、対応サーバー
装置に送信した省エネルギーモードに更新する。
【0071】なお、上記のようにサーバーパケット数カ
ウンタ40により各サーバー装置に要求されたパケット
数が加算されていくので、例えば図11に示すように、
各サーバー装置毎にパケット数が更新されていく。
【0072】次に、図13のステップ114におけるサ
ーバー稼働状況情報更新の詳細な処理を図15のフロー
チャートに示す。
【0073】図15に示すように、サーバー稼働状況情
報更新処理では、まず、サーバーパケット数カウンタB
11の情報をサーバー稼働情報32に保存し(ステップ
140)、サーバーパケット数カウンタB11の情報を
すべて0で初期化する(ステップ142)。
【0074】次に、図13のステップ104、106と
同様に、サーバー装置12の省エネルギーモードを決定
し(ステップ144)、サーバー装置12に対して決定
された省エネルギーモードへの変更を要求すべく省エネ
ルギーモード情報を送信し(ステップ146)、本更新
処理を終了する。
【0075】以上が制御サーバー装置10の処理である
が、次に、クライアント装置14の処理を図16のフロ
ーチャートを用いて説明する。
【0076】図16に示すように、まず、クライアント
装置14は、オペレータが操作卓54等により情報を入
力すると(ステップ150)、当該入力情報に転送パケ
ットが有るか否かを判定する(ステップ152)。
【0077】そして、転送パケットが入力情報に有ると
判定した場合(ステップ152肯定判定)、当該転送パ
ケットを制御サーバー装置10に送信するための手続き
を実行する(ステップ154)。
【0078】ここで、制御サーバー装置側から本クライ
アント装置へ遅延要求(図14のステップ126)が有
るか否かを判定する(ステップ156)。遅延要求が無
い場合(ステップ156否定判定)、ステップ150に
戻り操作卓54からの入力情報を待機する。
【0079】一方、制御サーバー装置側から遅延要求が
有った場合(ステップ156肯定判定)、タイマーを設
定し遅延モードに移行する(ステップ158)。そし
て、ステップ154に戻り、同様の処理を遅延要求が無
くなるまで継続する。
【0080】また、転送パケットが入力情報に無いと判
定した場合(ステップ152否定判定)、送信処理を実
行しないで本処理を終了する。
【0081】上記処理では、遅延要求が有った場合に
は、転送パケットの入力待ちを回避するので、回線飽和
時の通信不能状態を防止する上で有効な措置となる。
【0082】以上がクライアント装置14の処理である
が、次に、サーバー装置12の処理を図17のフローチ
ャートを用いて説明する。
【0083】図17に示すように、まず、サーバー装置
12は、通信回線16を介して情報を受信すると(ステ
ップ160)、当該受信情報に転送パケットが有るか否
かを判定する(ステップ162)。
【0084】そして、転送パケットが受信情報に有ると
判定した場合(ステップ162肯定判定)、当該転送パ
ケットの内容を判断し(ステップ164)、省エネルギ
ーモードを要求しているか否かを判定する(ステップ1
66)。
【0085】省エネルギーモードを要求していないと判
定した場合(ステップ166否定判定)、当該転送パケ
ットの内容に基づくパケット処理を実行し(ステップ1
68)、再びステップ160に戻り、情報が受信される
まで待機する。
【0086】これに対し、省エネルギーモードを要求し
ていると判定した場合(ステップ166肯定判定)、省
エネルギーモード要求の内容を省エネルギー状態情報7
2に記録する(ステップ170)。そして、本サーバー
装置における動作状況を判定し(ステップ172)、動
作状況の判定結果から本サーバー装置がパケット処理の
実行中であるか否かを判定する(ステップ174)。パ
ケット処理中の場合(ステップ174肯定判定)、ステ
ップ160に戻り、情報が受信されるまで待機する。
【0087】パケット処理中でない場合(ステップ17
4否定判定)、記録されている省エネルギーモード要求
の内容を判定する(ステップ176)。そして、要求さ
れた省エネルギーモードが現在のモードと変更になるか
否かを判定し(ステップ178)、変更が無い場合には
(ステップ174否定判定)、そのままステップ160
に戻り、情報が受信されるまで待機する。一方、省エネ
ルギーモードに変更が有る場合には(ステップ174肯
定判定)、本サーバー装置の省エネルギー制御装置74
が現在の省エネルギーモードを要求されたモードに変更
し(ステップ180)、該モードにおける処理を実行す
る。そして、再びステップ160に戻り、情報が受信さ
れるまで待機する。
【0088】上記処理により、サーバー装置において、
要求された省エネルギーモードへの変更が行われる。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1及び請求
項2の発明によれば、各サーバー装置への当該時間帯の
要求数を予測し、この予測された要求数に応じた省エネ
ルギーモードを動的に指定することにより、当該装置の
条件に応じたサーバー装置の省エネルギーモードが常に
実現できる、という効果が得られる。
【0090】また、請求項3の発明によれば、対応サー
バー装置が稼働中でないと判定された場合、省エネルギ
ーモードから動作可能な状態まで復帰するまでの時間を
示す遅延情報をクライアント装置に送信するようにした
ので、回線飽和時の通信不能状態を回避することができ
る、というさらなる効果が得られる。
【0091】さらに、請求項4の発明によれば、各々の
サーバー装置毎にクライアント装置からの要求数と該要
求があった時間帯とをサーバー要求数として記録し、予
測稼働情報と記録手段により記録されたサーバー要求数
とに基づいて稼働情報を更新し、更新された稼働情報に
基づいて対応サーバー装置に指定するべき省エネルギー
モードを再判定するようにしたので、さらに適した状態
でサーバー装置の省エネルギーモードが実現できる、と
いう効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る制御サーバー装置、
クライアント装置、及びサーバー装置の通信回線への接
続態様を示す図である。
【図2】本実施の形態に係る制御サーバー装置の構成を
示す図である。
【図3】本実施の形態に係るクライアント装置の構成を
示す図である。
【図4】本実施の形態に係るサーバー装置の構成を示す
図である。
【図5】本実施の形態に係る制御サーバー装置が有する
サーバー状態情報の例を示す図である。
【図6】本実施の形態に係る制御サーバー装置が有する
サーバー稼働情報の例を示す図である。
【図7】サーバー稼働情報の予測稼働情報における稼働
時間とパケット数との関係を示す図である。
【図8】サーバー稼働情報における稼働情報の詳細な内
容を示す図である。
【図9】サーバー稼働情報の稼働情報における稼働時間
とパケット数との関係を示す図である。
【図10】本実施の形態に係る制御サーバー装置が有す
る省電力モード判定情報の例を示す図である。
【図11】本実施の形態に係る制御サーバー装置が有す
るサーバーパケット数カウンタ情報の例を示す図であ
る。
【図12】本実施の形態に係る制御サーバー装置が有す
るサーバーアドレス情報の例を示す図である。
【図13】本実施の形態に係る制御サーバー装置の概略
処理を示すフローチャートである。
【図14】本実施の形態に係る制御サーバー装置のパケ
ット処理の流れを示すフローチャートである。
【図15】本実施の形態に係る制御サーバー装置のサー
バー稼働状況更新処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【図16】本実施の形態に係るクライアント装置の概略
処理の流れを示すフローチャートである。
【図17】本実施の形態に係るサーバー装置の概略処理
の流れを示すフローチャートである。
【図18】省エネルギーモード変更処理の流れを示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
18 CPU 28 サーバーアドレス情報 32 サーバー稼働情報 34 サーバー状態情報 36 省電力モード判定情報 38 通信制御装置 40 サーバーパケット数カウンタ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 1/26 G06F 1/32 G06F 13/00 357

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のジョブに関する要求を含む通信情
    報を通信回線を介して送信する1以上のクライアント装
    置と、 前記通信回線を介して受信した情報に基づいて、複数の
    省エネルギーモードのいずれかで前記所定のジョブを実
    行する1以上のサーバー装置と、を制御するネットワー
    ク制御方法において、 前記クライアント装置から送信された通信情報を受信
    し、該通信情報に基づいて前記サーバー装置を制御する
    ための通信制御情報を送信する制御サーバー装置を設け
    ると共に、 前記制御サーバー装置は、 予め用意された稼働時間毎の前記サーバー装置への所定
    のジョブに関する要求数を含む稼働情報に基づいて、現
    時点において予測される前記サーバー装置への要求数を
    示す予測稼働情報を作成し、 前記予測稼働情報と、予め用意された前記サーバー装置
    の省エネルギーモードを判定するための省エネルギーモ
    ード判定情報とに基づいて、現時点において前記サーバ
    ー装置に指定するべき省エネルギーモードを決定し、 前記決定された省エネルギーモードを指定する情報を含
    む通信制御情報を前記サーバー装置に送信することを特
    徴とするネットワーク制御方法。
  2. 【請求項2】 所定のジョブに関する要求を含む通信情
    報を通信回線を介して送信する1以上のクライアント装
    置と、 前記通信回線を介して受信した情報に基づいて、複数の
    省エネルギーモードのいずれかで前記所定のジョブを実
    行する1以上のサーバー装置と、 を通信回線を介して制御する制御サーバー装置におい
    て、 稼働時間毎の前記サーバー装置への所定のジョブに関す
    る要求数を含む稼働情報を記憶する第1の記憶手段と、 前記第1の記憶手段に記憶された前記稼働情報に基づい
    て、現時点において予測される前記サーバー装置への要
    求数を示す予測稼働情報を作成する作成手段と、 前記サーバー装置の省エネルギーモードを判定するため
    の省エネルギーモード判定情報を記憶する第2の記憶手
    段と、 前記作成手段により作成された前記予測稼働情報と、前
    記第2の記憶手段に記憶された省エネルギーモード判定
    情報とに基づいて、現時点において前記サーバー装置に
    指定するべき省エネルギーモードを決定するモード決定
    手段と、 前記決定された省エネルギーモードを指定する情報を前
    記サーバー装置に送信するモード送信手段と、 を備えたことを特徴とする制御サーバー装置。
  3. 【請求項3】 前記クライアント装置から要求を受けた
    対応サーバー装置が稼働中で有るか否かを判定する判定
    手段と、 前記判定手段により前記対応サーバー装置が稼働中でな
    いと判定された場合、省エネルギーモードから動作可能
    な状態まで復帰するまでの時間を示す遅延情報を前記ク
    ライアント装置に送信する遅延情報送信手段と、 前記遅延情報送信手段により前記遅延情報が送信された
    場合、前記対応サーバー装置に稼働要求を送信する稼働
    要求送信手段と、 前記判定手段により前記対応サーバー装置が稼働中と判
    定された場合、前記対応サーバー装置に前記クライアン
    ト装置からの要求を送信する要求送信手段と、 をさらに備えたことを特徴とする請求項2の制御サーバ
    ー装置。
  4. 【請求項4】 各々のサーバー装置毎に前記クライアン
    ト装置からの要求数と該要求があった時間帯とをサーバ
    ー要求数として記録する記録手段と、 前記要求送信手段により要求が送信された場合、前記作
    成手段により作成された予測稼働情報と前記記録手段に
    より記録された前記サーバー要求数とに基づいて前記稼
    働情報を更新する更新手段と、 をさらに備え、 前記モード決定手段は、前記更新手段により更新された
    稼働情報に基づいて対応サーバー装置に指定するべき省
    エネルギーモードを再判定すると共に、 前記モード送信手段は、前記モード再判定手段により再
    判定された省エネルギーモードを指定する情報を前記対
    応サーバー装置に送信することを特徴とする請求項3の
    制御サーバー装置。
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